Today's humming♪

2009年10月17日 (土)

ニューヨーク・コンフィデンシャル

Piano_nightly_2

午後のNew York

グレイのフラノは

季節はずれの 男の服


君と別れて 気づかいもしない

そこらの本屋のぞいて 帰るだけ


君が好きだった Egg Benedictine

なじみの店にも 行きづらい


といって 旅にも 出たくはない

君のいる このNew York  離れられない


君はNew York

ベイジュのスーツ着て

フランス語なまりが しゃれてた


新しい恋に 人生を乗せて

ちょっと大人ぶって 振る舞うだろう


君の癖だった ケセラセラ

女の科白は ほろ苦い


時間が まだ早い パブで飲むには

君のいる このNew York  たそがれ時

君のいる このNew York


( 作詞:安井かずみ 作曲:加藤和彦 )

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今年は厭な年だ。

これまでにたくさんの人が死んだ。

それも、自分にとっては数少ない好きな人、憧れの対象である人たちが。

今日、ある人へのメールに、『人が社会で何を砦として生きているのかは個々に違うと

しても、最終的にそういうものを全部失ってしまったときでも、自分さえ信頼できたら人

は自殺しないですむと思うんです』と書こうとしていて、書きかけのメールをそのままに

自転車の鍵をとって出かけようとしたとき、息子がふいに「加藤和彦って知ってる?」

と聞いた。「もちろん知ってるよ。昔レコード持ってた。自分で買った数少ない邦楽のレ

コードの1枚。今ここにはないけど。どうして?」

「死んだ。首つり自殺して」

「嘘 ・・・・・・! いつ!」

「今朝。軽井沢のホテルで」

「信じられない。ショック!・・・ 」

そう言って出かけるのも忘れて、その場に座りこんでしまった。

ものすごくショックだった。信じられなかった。

加藤和彦といったら安井かずみとともにその昔、一世を風靡した人だ。憧れだった。

何が憧れって、そのお洒落な生き方そのもの、ライフスタイルそのものが。

当時(ちょうど自分が今の息子と同じ年くらいだったころ)、雑誌のインタビューか何か

で結婚生活について聞かれた安井かずみが、2人は同じマンションの部屋に住んで

いるんだけれどそれぞれ鍵のかかる部屋を持っていて、いつもは別々に過ごしていて

顔もあわせないんだけれど、たまに観葉植物だらけのリビングでばったり会ったりする

と「やあ!」なんて言って一緒にお茶をしたりするの、なんてことを言っていて、なんて

浮世離れした結婚生活なんだろう! とミーハーにも大いに私を憧れさせた。

もともと結婚願望があまりなくて、圧倒的に1人でいる時間が必要な私にとっては理

想的な結婚生活に思えたし、そういう私と一緒にいようなどと思う人は、やっぱり同じ

ような質の人じゃないかと思えたからだ。その話はたぶん当時いろんな人にしたと思

う。そんな生活がしたいと。まぁ、いま思えば実に馬鹿げてるけど。

でも今だってそんな生活ができるものなら、それにこしたことはないんじゃないかと思う

自分もいて。それに(もう年十年も聞いていない)今だって、その当時買ったレコードの

中の歌を歌えるというのに。その人が死んでしまうなんて。それもよりにもよって自殺

だなんて。しかも軽井沢のホテルで。あまりにもハマりすぎる ・・・・・・。

そのとき、昔のレコードはないけどこの曲を作った人だよ、といってかけたのがこの曲

ニューヨーク・コンフィデンシャル。

矢野顕子がピアノ1本で切々と漂々と弾き語るこの歌は、明るく透明な午後に、1人だ

けモノクロームに失われた存在としてもぬけの殻のようになった男の姿がリアルに浮

かびあがって、それはそのまま加藤和彦そのものみたいで、沁みた。

そしてこの矢野顕子のアルバム『Piano Nightly』は、まだ下の子が保育園に通ってい

るころ、毎日にこにこ懸命に生きてはいたけれど、まだまだいろんなことがつらくて悲

しくて悲しくてしかたなかったころによく聴いていたアルバムで、いま聴いても涙なしに

は聴けないアルバム。

今日久しぶりにこれを聴きながらキッチンで洗いものをしていて、思いきり泣きました。

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2009年5月25日 (月)

Hachimitsu_2

小さな声で 僕を呼ぶ闇へと 手を伸ばす

静かで 長い夜

慣らされていた 置き去りの時から

這い上がり 無邪気に 微笑んだ 君に会うもう一度


強がるポーズが よく似てた二人は

弾き合い その後 引き合った

生まれた頃と 変わらない心で

触ったら すべてが 消えそうな 君を見つめていた


やがて 君は鳥になる ボロボロの約束 胸に抱いて

悲しいこともある だけど 夢は続く 目をふせないで

舞い降りる 夜明けまで


やがて 君は鳥になる ボロボロの約束 胸に抱いて

風に揺れる愛 優しい日の思い出 かみしめながら

つぎはぎの ミラージュ 大切な約束 胸に抱いて

悲しいこともある だけど夢は続く 目をふせないで

舞い降りる 夜明けまで


( Words & Music by 草野正宗 )

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なんだか急にハチミツ付きのバタートーストが食べたくなって、夕飯の買い物ついでに

ハチミツを買って、夜道を『ハチミツ』を歌いながら帰る。

家に帰って『ハチミツ』(CD)をかけた。

最近なぜか1日をほとんど無音で過ごす私だけれど、夕飯の支度のときには音楽は

必須。聴き慣れた・歌い慣れた曲ばかりだけど、この頃の草野マサムネの言葉って

完璧だ。どうしようもなく青春してて、まるで蛍の一瞬の輝きを捕らえたみたいで・・・

鮮やかに頭の中の架空の映像が立ち上る。

自分でも意外だけれど、このアルバムの中では『Y』が好きだ。とても暗い曲。そして

儚い曲。自分の中のどうしようもなくセンチメンタルな部分が引きずり出される曲 ・・・

若いときよく君は年齢不詳だと言われた。年の離れた大人たちに。

妙に老成してるかと思いきや、いきなり子供みたいで、と。

それを愛してくれる人がいる間はよかったけれど、それもない今いい歳をしてこの曲

を聴くたび泣く自分はどうしたものだろう。相変わらず未成熟な半分を抱えて?

途方に暮れて見上げた空には月もなくて、ひと匙すくって口に入れたハチミツはただ

甘いばかりで。

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2009年1月20日 (火)

ZIGZAG

Blue_cloud

定規でひいた直線のようにキレイに

きみの時間は進んだりしないね

折れ曲がって渦巻いてこんがらがってる


もしもチャンスがもう一回巡ってきたときの日のために

いまは気持ちやらからだやら いつも手入れして

準備をしている


ジ、ジ、ジ、ジグザグに旅をしている


ぼくにやれることなら知れてると

風があざけり笑って吹いた

たくさん回り道をしてやるつもりさ


もしもチャンスがもう一回巡ってきたときの日のために

しっかり起き上がって立って 泥を払いのけ

前に出ていくよ


暗闇の底に眠る智慧

魔物の住み処に宝がある


ジ、ジ、ジ、ジグザグの旅が続く


もしもチャンスがもう一回巡ってきたときの日のために

いまはただ脇目もふらずに やりかけたことを

最後までやるのさ


手をのばしても 星にとどかない

思いめぐらして 手をさぐるよ


もしもチャンスがもう一回きたときのために

手が付くことから始める


( Words & Music by Takao Tajima 『東京飛行』より )

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Sちゃんと私の今と未来のために。

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2008年10月21日 (火)

不思議

08cosmos_y

目と目で通じあえる 食べたい物とか

いま好きな色は 緑色 雨上がり

絵になるスマイルが 僕にふりそそぐ

痛みを忘れた そよ風に だまされて


何なんだ?恋のフシギ 生きた証

シャレたとこはまるで無いけれど

君で飛べる 君を飛ばす

はぐれ鳥追いかけていく


貝のなか閉じこもる ことに命がけ

そんな日々が割れて まぶしかった 次の頁

ああベイビー!恋のフシギ さらにセットミーフリー

過ぎていったモロモロはもういいよ

わざとよける 不意にぶつかる

濡れた道を走っていく


何なんだ?恋のフシギ 恋はブキミ

憧れてた場所じゃないけれど

君で飛べる 君を飛ばす

はぐれ鳥追いかけていく

恋のフシギ さらにセットミーフリー

過ぎていったモロモロはもういいよ

わざとよける 不意にぶつかる

濡れた道を走っていく


(スピッツ/『不思議』/作詞作曲:草野正宗)

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もし電話がこなかったらあの絵はあきらめるつもりだった。

でも不意に電話がきて、自分が電話口で赤面するってことを思い出した。

上昇する体温。

心はなんてオートマチックなんだろう。

人はいつだって頭で考えるより先に、細胞レベルで必要なものがわかってるんだよ。

ほんとにそう思う。

その直感と感覚を大事にして生きなきゃね。

次なる不思議に向けて。自分を研ぎ澄まして。

08cosmos_y1

08cosmos_y2

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2008年8月31日 (日)

夏が終る

08natsukusa

あせたような 薄い青空

とうすみとんぼが とんでゆく

ききょう かるがや おみなえし

あざみ ゆうすげ われもこう


なぞのような 人の裏切り

白いよろい戸が 閉じられる

あげは くわがた くまんばち

おけら あしなが きりぎりす


一人たどる 夜の山道

どこへ帰るのか あてどない

いてざ オリオン 海王星

スピカ こぐまざ カシオペア


(矢野顕子『Super Folk Song』より『夏が終る』作詞:谷川俊太郎)

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天は怒っているようだ。

人智を遥かに超えた自然の力を怖れよ、太古の祈りを思い出せ、と。

人がすっかり自然に対する畏怖を忘れて我がもの面をしているから。

一昨日の豪雨と雷はほんとに凄かった。

一晩中雷が鳴り響き、ときどき瞬間的に厚いガラスが割れるような鋭い音と、

閃光の後にやってくる落雷の物凄い轟きと地響き。

生まれてこの方初めて経験するケタ外れの雷に、心底恐怖を覚えた一夜だ

った。私は一睡もできないまま、また例の『しんぱい』ってヤツが大きな黒い

綿菓子みたいに頭にかぶさってきて、精神的にも苛まれた。

そこで思い出したのが先日見たポニョの中のリサの台詞だ。

「宗助も元気だしな、リサと同じにポニョもきっと元気だよ!」

家っていう少しも磐石じゃない小さな砦の中で自分よりも非力な子どもなん

てものを守っていると、時々そうやって前に進んでいかなきゃならない時が

あるよなぁ、と思う。言ってることに根拠があろうとなかろうと。

家の外に出てしまった人間にはわかるまい。

私にとって人の裏切りってのはいつも謎だ。人は謎だらけ。

それでも、今は永遠に閉じられているみたいに見える扉がいつか開いて、

懐かしい住人が顔を出し、今までわからなかったことがわかって、お互い

に理解しあえる日がくるのかなぁ、と思ってみる。

自然の脅威は私に自分のもっとも弱いところを嫌っていうほど見せつけて、

知らんぷりして去って行った。


 S、夏が終るね。君も、君のボロアパートも無事かい?


8月最後の日は朝から晴れた。

青空に白い入道雲がもくもく浮かんで、久しぶりの洗濯日和。

でも夕方からまた大雨だ。

私の愛する夏の驟雨とは大違い。

写真はまだ盛夏の頃、私の大好きな、夏草。

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2008年5月 2日 (金)

Guard

Guard

ガードを解いて

何ができるのか試してみよう

詩人のように歌おうか

それとも 大声で叫んでみようか


人の言葉に僕はすっかりドライになった

僕の言葉はきっと君を泣かせてしまう


ちゃんとした言葉を口にして

イジイジするのは止めにして

鳥のように歌うんだ

ありったけの声で


とりあえず君の考えはしまっておいて

今度は僕が話す番 逃げてもムダだよ


君の行動と君の言動が一致するわけないし

真意を汲みとってよ

みんなを楽しませようとしてばかりいちゃだめなんだ

魔法を解くんだ 祈りの泉にたどり着き

魔法を解かなくちゃ 自分の殻の鍵なんか捨てて


欲しくてたまらないけど なくたって平気かも

自分ちの裏庭でじっとして

決してそこから出ないんだ


人になんて言われても

今度は僕が話す番 逃げてもムダだよ


(『Guard』Words & Music by Xavier Boyer / 対訳:藤野治美)

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いまの自分の心境にぴったりな歌をみつけた。

これをA氏にあげよう。

たぶん見てないだろうし、ちょっとした思いつきのほか大した意味もな

いけど。

そして去年の夏になんとなく撮って、捨てずにいた写真をつけた。

これはもしかしたら私の心の原風景と言えるかもしれない。

どこまでも続く線路、その上で揺らめいている陽炎、

草ぼーぼーの夏の原。

今日、外は5月の雨だけれど。

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2008年3月12日 (水)

(優しい気持ちで)Little Girl Blue

Rickie_lee_jones_2

まだ子供だった頃 世界はもっともっと幼くて

メリー・ゴーランドのように愉快に思えた

張りめぐらされたサーカスの天井にたくさんの星飾りたち

大好きな舞台の上でまたたいていた

でもいつしか世界も年老いて

キラキラしたときめきはどこかに消えてしまったの


座って、指折り数えてみて あなたに何ができる?

年をとった少女、子供の時代は終っちゃった

さあ座って、その小さな指で数えてみて

ついてない、悲劇の少女よ


座って、指折り数えてみて ふりかかる雨粒の数を

もうわかったの、

現実はこの落ちてくる雨粒ぐらいでしかないってこと


なすすべはないわ あきらめなさい

希望はどんどんちっぽけになってきたじゃない

ああ誰か、せめて優しくって素敵な男の子にでも

めぐり逢わせてくれないものかしら?

この悲劇の少女に


(Words & Music by John Bettis / Steven Porcaro 訳:土岐麻子)

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今朝、この歌をとても優しい気持ちで聴きながら、何気なく歌詞カー

ドを見て泣き出しそうになってしまった。ちょうど新しいカメラが届いて

(まだ荷物を開封できてもいないのに)トワイライトタイムのメリーゴー

ランドの写真を撮りにいきたいとか考えていたのとシンクロしちゃった

せいもあるかもしれないけれど。私は今日、体調が絶不調なせいで

どうやら感情が揺れやすくなっているのだった。

でも間違ってもらっちゃ困るけど、私はこの歌詞に自分を投影したわ

けじゃない。私は自分を悲劇のヒロインだなんて思ったことはないし、

だいいち私はこんなにペシミスティックじゃないもの。

いまや同士とも言える私のふるい男友達は、「あなたと私は人よりち

ょっとユニークな人生を歩んでるだけ」って言う。そう、ちょっと、ね。

でも『離婚』という事実だけを見れば、それだって今の世の中ではど

こにでもあるごくありふれたこと。それより私がこの歌を聴いて思い出

していたのはリッキー・リーのことなんだ。この歌はほんとに彼女に似

合うと思う。彼女が歌ったらきっともっと泣ける歌になるだろう。実際ど

こかで歌っていたっけかな?

私が彼女の歌を生で聴いたのはもう大昔のことだ。

その頃私は妊娠していて、ちょうど安定期に入ったところで、相手の

両親が住む北海道に行って帰って来たその日の夕方かなんかにコ

ンサートに出かけたのだ。新宿厚生年金会館。

そのときすでに一児の母になっていたリッキー・リーは、すっかり太っ

てかつてのスレンダーな美女の面影はなく、でも相変わらずボヘミア

ンな雰囲気で、重そうな身体をダフダフさせながらステージの上で飛

び跳ねていた。コンサートのパンフレットには、彼女がツアーに連れ

て歩いてる小さな愛娘が、楽屋の鏡の前でおしゃまな顔をしている

写真が載っていて、横にはしあわせそうに笑うリッキー・リーがいた。

それは、それまで幾度となくヘヴィなハートブレイクを繰り返しては精

神的な危機に落ちることもあった彼女が、初めて得た心底安心でき

る温かい巣のように思えたのだけれど。

その後しばらくしてリッキー・リーが離婚したことは知っていたけれど

数年前、フィガロ誌だったか『世界を魅了したミューズたち』みたいな

タイトルの特集号に載った彼女の写真を見てショックを受けた。すっ

かり痩せて、ストイックなまでに余分なものが削り落とされた彼女の

顔は、過酷な生活をしたネイティブ・インディアンみたいに酷薄な雰

囲気を漂わせていたからだ。そこにはかつてのコケティッシュな軽々

しさもなかった。そして私はそこに女がひとりで生きることの現実の

厳しさを見てしまったのだった。女が年をとるってこういうことなのよ。

もちろんリッキー・リーだって自分を悲劇のヒロインだなんて思っちゃ

いないだろうし、浮き沈みの激しいアメリカの音楽シーンをデビュー

からずっと第一線で生き抜いてきた人なのだから、とても強い人な

のだと思う。今になってさえ彼女のデビュー・アルバムを宝物のよう

に思っている人はいっぱいいるだろうし、それが証拠に東京のコット

ンクラブのチケットはすぐにソールド・アウトになってしまうくらいだし。

でも、この歌詞のなかにいる女の子はきっとどんな女の人の中にも

いて、特にちょっとへたばっているようなときには顔を出すんじゃない

かと思う。私はだからこの歌を、まだ若くてかわいくて甘々した希望

にあふれた土岐麻子の優しい声で聴きながら、頭の中でもっとエモ

ーショナルで痛切にリアルなリッキー・リー・ジョーンズの声に置き換

えて聴いているのだ。

A_long_time_ago_2 

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2007年11月26日 (月)

よくあるはなし

November_sky

そう、ただのよくあるはなし ただ一瞬の熱狂

単に、気まぐれなベルが鳴っただけ それだけのこと


そう、ただのよくある夜に

もろい翼で月を目指したおとぎばなし それだけのこと


ふたりが世界をつくり始めたころに

もしも少しでも”世界の終わり”を考えていたなら

この恋は冷めるには熱すぎると思ったはず


さよなら、親愛なる人よ

気まぐれなベルが鳴ればいいのに

最高に楽しかった、でも、ただのよくあるはなし

(Words & Music by Cole Porter / 対訳:土岐麻子)


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コール・ポーターっていう人はとっても粋な人だと思う。

これはこのあいだ友人が持って来た土岐麻子のCDに入ってた曲。

この詞の感じはよくわかる。

宝物だと思って大事にしていたものが、ただの石ころだとわかった

瞬間。あれほど空しいものってないもの。

気持ちよく晴れた10月のある朝、彼女に電話をすると、

彼女はものすごくテンションの低い声で出てきて,、妙にぎこちなく、

あまりに不自然なので、ははぁ~近くに彼氏でもいるのか、と思って

後でそう言ってメールで謝ると、そうではなくて、

少し前に彼氏と別れたんだと言う。

今はまだそのことについて話すと駄目になりそうだから、

落ち着いたら、そうきちさんには話そうと思ってた。

いまは軽い(と、自分では思ってる)鬱と闘ってる毎日。

なんて言うのだ。やれやれ。実に馬鹿げた夢だったけど、ちょっと長

かったから、それは辛かろうね。

それからしばらく経った頃、彼女をライブに誘ってみた。

そこは暗くてインティメートな場所だから、きっといつもの私たちのよう

にくつろげるでしょう。

彼女はまだとてもこの歌を歌えるような状態じゃないだろうけど、でも

彼女もヴォーカリストなら、そんな恋も肥やしにして、いつかこんな風

に軽やかに歌えるようになって欲しいと思う。若かった頃みたいに。

そのライブは明日。

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2007年9月22日 (土)

Dear Prudenceの幻想

Beatles Beatles_01

Dear Prudence,won't you come out to play

Dear Prudence,greet the brand new day

The sun is up,the sky is blue

It's beautiful and so are you

Dear Prudence won't you come out to play ?


Dear Prudence open up your eyes

Dear Prudence see the sunny skies

The wind is low the birds will sing

That you are part of everything

Dear Prudence won't you open up your eyes ?


Look around round

Look around round round

Look around


Dear Prudence let me see you smile

Dear Prudence like a little child

The clouds will be a daisy chain

So let me see you somile again

Dear Prudence won't you let me see you smile ?


(Lennon/McCartney)

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Dear Prudence のイントロが流れ始めるのと同時に、フィルムが回り

始める。カメラが左から右に追っているのはレンガ造りの塀。どこか

の高校の塀らしい。終礼の鐘が鳴って、正門から子供たちが出てく

る。口々に何か言って手を振り、別れていく子供たち。そのなかに自

転車の2人乗りをして走ってくる男の子と女の子がいる。タータンチェ

ックミニスカートをはいた女の子は片手で男の子の腰につかまって、

レイヤードの長い髪をなびかせている・・・

昔からこんな始まりで映画が撮りたいなと思ってた。

Dear Prudence を聴くたびに頭に浮かぶ幻想・・・

このところ真夏日が復活して、私はまたタンクトップにデニムに下駄

にラフィアの帽子、というスタイルでプールに行く。世間じゃ、いったい

いつまで暑いのと文句を言ってるだろうけど私は平気だ。日に焼けた

むき出しの腕にあたる太陽が気持ちいい。

    陽は高く 空は青い

    とても美しい日だ

    雲はまるで雛菊の首飾り

私はいつまでもこんなスタイルでいたいけど、いつまでできるだろう。

つまりこの「いつまで」は年齢的なことだ。スイミングクラブに行けば

私より上の世代だって似たようなものだから、まだOKかもしれない

けれど。もし日本で駄目な歳になったら、1年中こんなスタイルでいら

れるもっと暖かい国に行こうか。それともそれも飽きるのかな。

今年は初夏からラフィアの帽子が大活躍した。

お陰ですっかり帽子がサマになるようになった。

ただし、サマになっているのは帽子をかぶっているときだけ。

脱ぐとウェイビーヘアがぺしゃんこになるのはどうにかならないもの

かしらね。

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2007年8月20日 (月)

ESTATE(夏のうた)

Natsu_no_kioku

失ったキスのように熱い

忘れたい愛に満ちている(私の心が)


毎日 私たちを温めた太陽

素晴らしい夕焼けを描いた

いま太陽はすさまじく灼けつく

冬はまた戻る

すべてのバラの花びらも落ちる

雪はすべてを覆い隠す

そうすれば多分少し平和が戻るだろう


その香水をそれぞれの花に分け与えた

私たちに愛を創ってくれた夏

私を苦しみで死なせるために


( Bruno Martino - Bruno Brighetti )


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ちょうどホームに着いた電車に乗り込むと、午後の電車は空いていて

座れた。外は灼熱の暑さだったけれど、電車に乗って窓から外を眺

めると、そこには夏の強い陽に照らされた、紛れもなくこの季節だけ

の美しさがあった。いつもそれは私を、夢の中で見た路地に迷い込ん

だような気持ちにさせる。いつか見た景色のようであってひどく懐かし

く、それでいて届かない。夢の中で懐かしい誰かの背中を追いかけ

ているようだ。私は彼の笑い方を知っている。私はもう一度それを見

たいと切望するが、でも彼は絶対に私に振り向かない。なぜなら全て

は失われた時間のなかにあるから。永遠の背中。

それから窓外の流れる景色は唐突に私に幾つかの記憶を思い出さ

せて私を苦しくさせた。いったい夏という季節には思い出がありすぎ

るのだ。とりわけ胸が苦しくなるような思い出が。そして私はいつまで

も夏の死骸のようなそれを手放せないでいる。

ESTATE(エスターテ)は夏。

夏の陽射しが強ければ強いほど、その影は深く、濃い。

ESTATEは、その影のような歌。

ため息とともに消えてゆく季節。

ESTATE。

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2007年8月13日 (月)

遥か

Haruka

夏の色に憧れてた フツウの毎日

流されたり 逆らったり 続く細い道


君とめぐり会って もう一度サナギになった

嘘と本当の狭間で 消えかけた僕が


思い出からツギハギした 悲しいダイアリー

カギもかけず 旅立つのは 少し怖いけど


丘の上に立って 大きく息を吸い込んで

いま 心から言えるよ ニオイそうな I Love you


すぐに飛べそうな気がした背中

夢から醒めない翼


時の余白 塗り潰した あくびの後で

「幸せ」とか野暮な言葉 胸に抱いたままで


崩れそうな未来を 裸足で駆け抜けるような

そんな裏ワザも無いけど 明日にはきっと・・・


僕らそれぞれ 仰ぎ見る空

夢から醒めない翼


飛べそうな気がした背中

夢から醒めない翼


それぞれ仰ぎ見る空

夢から醒めない翼


遠い 遠い 遥かな場所へ


(スピッツ/『遥か』/作詞作曲:草野正宗)

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朝のキッチンで食器を洗いながら自然に口から出てきたのは久しぶ

りのスピッツだった。

薄い胸に壊れやすいデリケートな夢と大いなる野生を抱いた20歳の

若者も、バンド結成から20年。今年40を迎えた。信じられない。

昨日クリス・ペプラーがいいこと言ってたな。

彼らにはいつまでたっても変わらない青い部分があるって。

青いって痛くて苦い。

それこそが若さの証拠。

私が好きなのは正宗のバツグンの言語感覚と、強靭なリズム隊にの

っかった鮮烈な彼の声。いつまでも背中をぞくぞくさせてほしい。

誰かと出会ってもういちどサナギになれるのは素敵なことだ。

遥かな夏空が私を呼ぶ。

私にもう一度メタモルフォーシスのチャンスを与えてくれないか?

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2007年7月28日 (土)

あの夏の花火

2007hanabi_02

遠くから 胸震わす 音が響いてくる

蒸し暑い 闇の向こうが焼けている

閃光が呼び覚ました あの夏の花火を

川風が運んだ 火薬の匂いを


人であふれる堤防 はぐれないように

間近で見た10号玉 まばたきを忘れた


今頃 あなたも どこかで 思い出してるの?

あの日のこと


友達にひやかされた もう夏の初めには

2人して 鼻と頬だけ 焼けていた


川に落ちる花びらが 消えてく間際に

立てる音がせつなくて 目をそらせなかった


今頃 あなたも 誰かと 今年の花火を見てるの?

散ってく季節を 一緒に生きて行ける人 見つけた?


残る煙り かすむ大三角

主役うばわれた 8月の星座


今頃 あなたも どこかで 思い出してるの?

あの夏の花火を


今年も綺麗ね あの日と同じように 輝く花達


今頃 あなたも どこかで 散ってく季節を生きてる

今頃 誰かと


(Dreams Come True『あの夏の花火』Lyriced by Miwa Yoshida)

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2007年5月20日 (日)

明日の風

07baby01

哀しい夢で寝不足の僕がいる 鏡の中

失くした言葉 思い出せずに朝は過ぎてゆく


優しさの意味 はきちがえて

いくつもの季節をやりすごしてた


ありったけのこの声を届けて欲しい君のとこへ

悲しみを残したまま僕らは次の場所へもう踏み出してる

明日に向かう風が街を通り過ぎて

少しずつ変わってけばいい

いつの日かこの痛みが眠りにつけばいい


あれからいろんなこと考えてみたけど 僕なりに

憧れだけで生きていくほどもう無邪気でいられない


刻みつづける 時の中で

それぞれの願いがふるえている


ありったけの君の声を聞かせて欲しい今すぐに

ずっと先を見つめてても今はまだ思い出と呼べそうにないから


ありったけのこの声を届けて欲しい君のとこへ

悲しみを残したまま僕らは次の場所へもう踏み出してる

振り返ればあの道から

あの日の2人が僕らを見送ってる


(『明日の風』作詞・作曲:山崎まさよし)

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本日、気持ちの良い晴天なり。

今朝は住宅の規定清掃の日で、朝から2時間近く黙々と草むしり。

思わず北村太郎の『梅雨まで』という詩を思い出してしまった。

「これからの季節は雑草がすごくてやりきれないので、除草剤を撒く

ことにしました。ついては1人1500円徴収します」という手紙がポス

トに入っていた昨日。この階段にも犬を飼っているお宅が2軒もある

し、1階は病人の老人がいるというのに、これでいいのだろうかと思

いつつも、日曜に仕事が入ってしまったりして毎回掃除に参加できて

いるわけではないことを思うと、私ひとりが異論を唱えることもできず

黙ってお金の入った封筒をポストに入れた。最近、風の強い日が多

かったから、風でもあったら薬剤散布は危険だろうと思っていたら今

日は風もなく絶好の薬剤散布日和だ。

今日は朝から陽射しも暑くて、地面にかがんで根っこごと草をむしっ

ていると、すぐに汗が出てくる。1階のおばあちゃんが育てていた背

の丈ほどもある立派なバラは、おばあちゃんが面倒をみられなくなっ

て刈り取られてしまった。もともと今は剪定の時期じゃないけれど、剪

定というよりほぼ伐採。太くて棘だらけのハイブリッドティーの枝が無

残に山盛りになったのをビニール袋に詰めるときに指に怪我をした。

こんなことならもう根っこごと引き抜いてさよならしてしまった方がいい

のじゃないかと思う。ちゃんと持ち上がらないくらいの大きなビニール

袋いっぱいの草と枝を運んでやっと終了。部屋に帰るなりバスルー

ムに飛び込んだ。着ていたものもぜんぶ洗濯機に。洗いざらしの麻

のパンツと白いTシャツに着替え、青い空の下、午後の心地よい風

に揺れる遠くの緑を見ていたら、久しぶりに山崎まさよしが聴きたく

なった。いつかラジオから流れてきた『One more time,One more

chance』が聴きたくて買ったベスト・アルバムの『BLUE PERIOD』。

いまの季節に彼の音楽はとても合っているようだ。いつも山崎まさよ

しの歌を聴いていると、なんてデリケートなやつなんだろうって思う。

もう自分と似たような人間と生活を共にするのは(大変だから)やめ

ようと思うけれど、かといってこういう部分が全然無い人間とはやれ

ないとも思う。彼は傷つきながらそれを歌にして歌って生きてゆく。性

懲りもなく人を好きになって。窓から見える向かいの建物の屋上に生

えてる雑草だって、明日の風に揺られているのさ。そういえばもう町

にはツバメが飛び始めた。

写真はベビー・フォーラックス。

いったい花が咲くまでに何十回木酢液で拭いたかわからない。うどん

粉とアブラムシを日々交互にやっつけて。

咲いてしまえば子供みたいに天真爛漫な花。

Yamazaki_masayoshi_001_2

Yamazaki_masayoshi_3 BLUE PERIOD

まさよしちゃんの1995年の

デビューから2005年まで

の10年間のシングル・ベス

ト集(2枚組)

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2007年4月21日 (土)

BONITA / 美しいひと

07tutu

What can I say to you Bonita

What magic words would capture you

Like a soft and evasive mist you are Bonita

You fly away when love is new

What do you ask of me Bonita

What part do you want me to play

Shall I be the clown for you Bonita

I will be anything you say

Bonita

Don't run away Bonita

Bonita

Don't be afraid to fall in love with me

I love you

I tell you , I love you Bonita

If you love me life will be beautiful

Bonita

**************************************************

物思いに耽る君。

あまりに無防備で危うい君。ピンクのTシャツ。

バラに短くも最も美しい時間があるように、人の人生にもそんな

時間があるとしたら、君もぼくももうその時間を使い果たしてしま

ったんだろうか。

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2007年2月19日 (月)

ハチミツ

Honey_02

ひとりむなしく ビスケットのしけってる日々を経て

出逢った君が初めての 心さらけだせる


素敵な恋人 ハチミツとかしてゆく

こごえる仔犬を あたためて

懐かしい遊びが蘇るのは

灯りの場所まで 綱渡りしたから


ガラクタばかり ピーコートのポケットにしのばせ

意地っ張り シャイな女の子 僕をにらみつける


おかしな恋人 ハチミツとかしてゆく

蝶々結びを ほどくように

めずらしい宝石が拾えないなら

二人のかけらで 間に合わせてしまえ


素敵な恋人 ハチミツとかしてゆく

灯りの場所まで 綱渡りしたから

(スピッツ/ 『ハチミツ』)

***************************************************

いきなりスピッツの歌でなんのことやらと思われたと思うけれど、昨

日の夕方、宅配便が届いたのです。袋を開けると、こんなかわいい

小さな包みが。

Honey_01

なんと大阪に住むブロガー、『凛のホニャラカな毎日』の凛さんが、C

Dのお礼とお誕生日にとハチミツを送ってくださったのでした。外側の

バラ柄の袋は凛さん御用達の高島屋の袋!(私なら伊勢丹ね。)

そしてこの箱に入っていたのが珈琲の白い花から採れたハチミツと

アカシアのハチミツ。で、思わずスピッツのこの歌を歌ってしまった私

です。今日さっそくお礼の電話をしたら、さすが関西人。電話に出る

なり元気な声!「ラベイユにはすごーくたくさんの種類のハチミツがあ

って、選ぶの楽しかったわよ」なーんておっしゃる。初めて話すとは思

えない気さくさで、しばし楽しくお喋りしたのでした。

ラベイユのHPを覗いたら、かわいい名前のついたほんとにたくさんの

ハチミツがラインナップされていました。 → www.labeille.jp

この色とりどりのハチミツの瓶をショップで見たらきれいでしょうね。

さて、ハチミツの効能は ・・・・・・

あまりに多すぎて書ききれないほどだけれど、要約すると、疲労回復

老化防止、脳の活性化促進、腸の調子を整える、咳止め効果、貧血

の改善、胃の調子を整える、乳幼児の発育に効果、血圧を調整する

効果、創傷への効果、眼の視力と疲労回復、美容効果 ・・・

おお、いいことづくめではないか!

さっそく明日の朝食にいただきましょう。

凛さん、どうもありがとう!

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2006年12月11日 (月)

もしも雪なら

Christmas_tree_03

今まで大人のつもりでいた

この恋をするまでは

どうにもならない こんな気持ち

わたしのどこに隠れてたんだろう


会いたい人には会えない


何気ないわたしのひとことに 笑ってくれた時に

もうすきだった だめだった

”ズキン”って音が 聞こえた気がした


会いたい人に会いたいと言えないクリスマス


大人の方が恋はせつない

はじめからかなわないことの方が多い

誰にも言えない 友達にだってこの想いは言えない


クリスマスが急にきらいになる


あなたはすでに誰かのもので

ふざけるか他愛ない電話以外は

思い出も増えていかない増えるはずもない


会いたい人には ぜったい会えないクリスマス


大人の方が恋はせつない

はじめからかなわないことの方が多い

誰にも言えない 友達にだってこの想いは言えない


クリスマスが急に嫌いになる


キラキラ輝く街 みんな奇跡願う聖夜


大人の方が恋は ずっとせつない

はじめからかなわないことの方が多い

誰にも言えない 好きな気持ちは何も変わりないのに


クリスマスが嫌いになるほど


けっきょく雨はみぞれまじり 苦笑いするしかなく

もしも雪なら 雪になったら

あきらめないって ひそかに賭けてた

この想いはもうこのまま 溶けて消えてくだけ


(DREAMS COME TRUE/作詞:吉田美和/中村正人)

*************************************************** 

私の目は彼女みたいに離れてないし、口も彼女みたいに大きくない

から、特にルックスが似ているわけではないと思うのだけれど、よく

ドリカムの吉田美和に似ていると言われた。

折りしも当時はドリカム全盛のときで、飛ぶ鳥落とすような勢いの彼

女には、何ひとつできないことは無さそうに見えたから、私の性格の

最もポジティブで良いところだけを抽出して凝縮したら彼女みたいに

なるかな、なんて思っていた。

でもその吉田美和も、人生のアップダウンと共に苦しんだりネガティ

ブになったりして、普通の女の子の部分を見せた。目の前で大事な

人が壊れてゆくのを見ているのは、さぞかしつらかったろうと思う。

月日の経つのがあまりに早いので、去年のことだったかおととしのこ

とだったか忘れてしまったけれど、しばらく低迷していた吉田美和が

久しぶりにスカっと晴れやかで生き生きしたハッピー・ソングを歌って

復活したと思ったら、ほどなくして彼女の結婚宣言が報じられた。

7歳年下の男の子だったかな。入籍無しの事実婚というやつ。実に

彼女らしく、久しぶりに見た彼女は驚くほどきれいになって輝いてい

た。それが今年はこんなに哀しいクリスマス・ソングだ。創作がすべ

て実生活とイコールなんて思わないけど、どうしたの? って思う。


春頃から思っていた。今年の誕生日にはセーターを編もうと。

私と同じで毛糸のチクチクが駄目な人だから、上質の毛糸で。

男物の大きなセーターを編むのはとっても大変だから、編まなくてよく

なったのはラッキーかもしれない。

いつもの年のように、今日から1年、それからずっと、あなたの健康と

しあわせを祈ります。

あまりにも身勝手で冷酷な、今日生まれの誰かさん。Adieu !

Christmas_tree_02

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2006年12月 8日 (金)

A LOVE SONG

Rendez

Just looking in your heart.

All my life I'm serching for you. my sweet baby

I've got good good good feelin' I know good lovin'. mama

Just looking in your heart.

All my life I'm serching for you. my sweet baby

You set my soul on your open sea.

I love the way you make me feel so good.


Lay your body down. Let me sing lullaby you.

Let's spend the night together.

Cuz you make my heart is so free.

Oh darlin' Everytime I look at you I got to do wonders.

I don't care what you say my baby.

Love is stronger than pride.

Cuz I'm so love with you. Honey

Let's start smiling at the errors of our past.

We are more than just lovers.

                                            *

Lay your body down. Let me sing lullaby you.

Control me + Feel me

Oh darlin' You are free to take the best part of me.

Even if you leave me ,I'll make you see my life.

Don't throw the best of our times away.

Cuz you make my heart is so free.

We are more than just lovers.

****************************************************

Music / MASAKI MORI , YOSHIE NAKANO

Lyrics / YOSHIE NAKANO

Arranged by DETERMINATIONS

とっても読みずらい歌詞カードで、間違えてなければいいんだけれど・・・

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2006年10月11日 (水)

Time After Time

Duchesse_de_brabant_01jpg

Time after time

I said myself that I'm

So lucky to be lovin' you

So lucky to be

The one you run to see

In the evening when the day

through


I only know

That I know

The passing years will show

You've kept my love

So young, so new


And time after time

You'll hear me say that I'm

So lucky to be lovin' you


(Jule Styne / Sammy Cahn)

****************************************************

今日に日付が変わった後でポスティングを終えて、キッチンで食器を

洗っていたら、何故か突然『Time After Time』が聴きたくなって、CD

をかけた。1人のいいところは夜中の1時半に音楽が聴きたくなって

CDをかけても、珈琲をたてても、誰にもなんにも言われないところ。

逆に言えば、いいところはそれくらいだけど。

今はもういい歳になったミュージシャン達の憧れだったフランク・シナト

ラの、代表曲のひとつである『Time After Time』。私が良く知ってい

るのはチェット・ベイカーの歌ったのだけれど、今はもう私の手もとに

はない。私は貧乏人の癖して、気に入った人には気前良くなんでも

あげちゃうから、いつかライブの帰りにJが「ああ、無性にチェット・ベ

イカーが聴きたい!」と言ったときにあげてしまったんだ。いま、私の

ところにあるのはイヴァン・リンスの歌う『Time After Time』。

彼の歌うこの曲は、なんというか、とっても甘い。嘘じゃない幸福感に

満ちていて、彼の呼吸で部屋の空気が暖められてゆくようだ ・・・

きっと妻ヴァレリアのことでも思いながら歌っているんでしょう。

   君を愛する僕は なんてラッキーなんだろう

   一日が終る夕暮れ時に 

   君が急ぎ足で会いに来るのは この僕なんだ

   歳月を経て見えてくる

   君への想いは変わらない

   いつまでも新鮮なまま

こんな風に言ってもらえる女性こそ、私はラッキーだと思うわ。

しあわせな1曲。

歳月を経て愛されるバラと共に。

Sakurakagami

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2006年10月 6日 (金)

ブルーにならないで

Rainyday_2_2 

Don't Be Blue


Don't be blue you ain't got far to go.

You see better when you're movin' slow.

   Don't get locked into your sadness:

   Cop a bluff... 

   Strut your stuff.


If you stumble just be tonque-in-cheek.

Love is always just like hide-and-seek.


Antony and Cleopatra did it too...

So don't, Just don't be blue.


    If this high-speed hassle gets you down

    Remember,

    Everyone is lost until they're found.


Don't be blue the sun is bound to shine.

After winter comes the summertime.


   Don't get locked into your sadness:

   Cop a bluff...

   Strut your stuff.


If you stumble just be tonque-in-cheek.

Love is always just like hide-and-seek.

Romeo and Juliet did it too

So don't, no don't be blue, just don't be blue.


( Written by Michael Franks )

****************************************************

今でもときどきラジオからマイケル・フランクスの古い歌が流れ出すと

懐かしく耳を傾けてしまう。これは昔、大好きだった歌だ。

ちょっとブルーなとき、自分を励ますためにこの歌を歌ってみる。口笛

で吹く。頭のスピーカーに流す。街を歩きながら。

すると思わず足取りも軽快になって、今日みたいな雨の日だって苦じ

ゃなくなってしまう。少しは。誰かにジロジロ見られたって平気。

昨日、土砂降りの街の中を歩いていたら、この歌が口をついて出た。

女の人はいつもゆったりしてるほうが素敵に決まってる。でもそれは

男だって同じじゃないの? ん、違うな。いつも大人の余裕でゆったり

かまえてる人が、ちょっと慌てたり、妙に真摯な態度だったりすると、

私は愛しさが増してしまう。まあ、そんな個人的な趣味は別として。 

  ブルーにならないで

  恋なんていつもかくれんぼの様なものなんだから

  ロミオとジュリエットだってそうだったのさ

なんていう詩もとてもかわいらしい。

そうね。外がひどい雨でも、メールのレスポンスが少々(とても)遅く

ても、ブルーになるのはやめましょう。冬の次は夏なんだから ・・・

****************************************************

『Don't be blue』はこのCDの5曲目に入ってる。

『Sleeping Gypsy』。マイケル・フランクスの初期の名作。

ここではラリー・カールトンもウィルトン・フェルダーもジョー・サンプルも

デヴィッド・サンボーンもいっぺんに聴ける。

いま私がこれだけブラジル音楽に惹かれるルーツはここか、と思う。

ちょっといまブルーかな、というときに聴いてみることをお勧めします。

思いっきり気取って、小粋に街を歩きたくなるかも。

Sleeping_gypsy_1

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2006年10月 3日 (火)

PRAYER

Prayer_1

夕暮れの光が溶けて消えないうちに

あなたの名前を呼んでみる

ゆれうごく街 ひとりたたずんでいる時

あなたのことを 思ってる


時を越え 空を越え たどりつくから

降りつもる悲しみに 負けることなく


私の目が閉じられてゆく時が来ても

あなたの声も 指先も 心も

愛に包まれているように


時を越え 空を越え たどりつくから

降りつもる悲しみに 負けることなく


祈ることだけ

今 強く願うことだけ

あなたが 今日も 明日も いつまでも

愛に包まれているように


(作詞・歌:矢野顕子 / 作曲:Pat Metheny )

***************************************************

人が人にしてあげられることなんて、ほんのわずかしかないとして

誰かのために祈ることは、とても自然なことだと思う。

遠く離れた人を思うとき、もう自分はなす術を持たないと思うとき、

人は宗教のあるなしに関係なく祈る。

いま、きれいごとでもなんでもなく心底思う。

あなたが、今日も明日も元気で、しあわせでありますように。


この曲は、昨日ご紹介した矢野顕子の『Super Folk Song』の

ラストに入っている曲。

いつ聴いても穏やかな優しい気持ちになれる。

矢野顕子のこの曲のコメントにはこんな風に書いてある。

 ある日PAT METHENY と電話で話していた時、

 「ねえ、ぜひきいてほしい曲があるんだ。だって君の歌をきいて

 いたらできた歌なんだもん。」

 というので私にくれたのがこの曲。

 スタジオのスピーカーからとうとうと流れてきたこのメロディをきく

 と同時に、私の身体中の骨が溶け出したかのように思えました。

 あぁ幸せ。

まさに歌い手冥利!

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2006年9月27日 (水)

新しい恋

Atarashii_koi

新しい恋をしたら 新しい靴を履こう

新しい服を買って 新しい歌をきっと歌おう

僕の上着はボロボロだ

君の下着はピカピカだ


新しい恋をしたら 新しい人になろう

新しい夢を抱いて 新しい花をきっと咲かせよう

君のロン毛は長すぎだ

街の景色はバカすぎだ


起きても起きても朝 寝ても覚めても流行歌

やさぐれ気分で今日も 誰を抱きしめようかな

君はどこに 君はどこに


新しい恋をしたら 新しいことをしよう

新しいペンを買って 新しい言葉、君に届けよう

僕の日記はバレバレだ

君は昨日の夢の中


起きても起きても朝 ユメかウツツか警報機

やさぐれ気分で今日も 下り電車を眺めてる


生きても生きても空 たどりつけない君の部屋

バックれた気分で今日も 昨日の上着はおってる

君はどこに 夢の果てに


(『新しい恋』 作詞:町田康/作曲・歌:井上陽水)

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いつだったかの夜、ふいに『新しい恋』という言葉が頭をよぎったと思

ったら、次の朝ラジオからこの曲が流れて、目が覚めるようだった。

この歌詞、聴いていて笑ってしまうくらい、うまい。

私のディスクもいっぱいだ。

私も新しい服を着て、新しい人になって、新しい言葉を届けたい。

そして新しい夢を抱いて、新しいことをしたい。外は冷たい9月の雨だ

けれど、たった一言で心があったかくなるような人と。

君はどこに?


上は我が家の新しい花。デュシェス・ド・ブラボン。

明日は今日の低気圧から一転、高気圧になって良い天気になるそう

だ。私の心も高気圧になれ!

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2006年8月29日 (火)

Not Found

Not_found

僕はつい 見えもしないものに頼って逃げる

君はすぐ 形で示してほしいとごねる


矛盾しあったいくつものことが 正しさを主張しているよ

愛するって奥が深いんだなあ


ああ、どこまで行けば わかりあえるのだろう?

歌や詩になれない この感情と苦悩

君に触れていたい 痛みすらともない歯がゆくとも

切なくとも 微笑を 微笑を


愛という素敵な嘘で騙してほしい


自分だって思ってた人格(ひと)が また違う顔を見せるよ

ねえ、それって君のせいかなあ


あと どれくらいすれば忘れられるんだろう?

過去の自分に向けた この後悔と憎悪

君に触れていたい 優しい胸の上で

あのおぼつかない子守唄を もう一度 もう一度


昨日 探し当てた場所に

今日もジャンプしてみるけれど

なぜか Not Found 今日は Not Found


ジェットコースターみたいに浮き沈み


ああ、どこまで行けばたどり着けるのだろう?

目の前に積まれた この絶望と希望

君に触れていたい 痛みすらともない歯がゆくとも

切なくとも 微笑を 微笑を

もう一度 微笑を


(作詞作曲:桜井和寿/Mr.Children)

****************************************************

この歌がラジオから頻繁に流れていたとき、私はこれってまるで自分

の歌みたいだなと思った。そうしたらすぐに友人のMから「あの歌って

君みたい。桜井和寿の歌って苦しくて」と言われて、ああ、まいったな

他人から見てもやっぱりそうなのかと思ったんだ。

いったい私はこの歌を何度キッチンで歌ったことでしょう。

私のキィはあんまり高くないから、男の桜井くんの作る歌には合って

いて、これはけっこううまく歌える。いい歌ってみんなそうだけれど、

桜井くんの作る歌にはカタルシスがあって、思い切り歌うとけっこう

すっきりするのです。

私の関係者の皆さま、今夜、私がこんなことを書くからといって心配

しないでください。あたしは今は落ち込んでない。

ただ愛するって奥が深いんだなあと、しみじみ思ってる夜更けです。

M、今日、帰って来た? おかえり。

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2006年8月25日 (金)

Love Dance

Matisse_dance_2   

From too much talk to silent touches

Sweet touches

We turned our hearts to love then try it

First time romance

There in the quiet

Love learns to dance.


We loved, we slept, we left the lights on

The night's gone

And mornin' finds us caught in life's most

Sensible trance

Turn up the quiet

Love wants to dance.


Old souls find new life

In hearts that are listenin' like ours

And old dreams find young wings

In silence , in silence.


From too much talk to lovin' touches

Love touches

When pure emotion takes the moment

We take a chance

Turn up the quiet

Love wants to dance.


Turn up the quiet

Love wants to dance

Love wants a dance

Love wants to dance.


***********************************************

イヴァン・リンスのCDを聴いていたら、『Love Dance』の歌詞が

とても良いので、また書きたくなってしまった。

特にサビの部分のここが好きだ。


   Old souls find new life

   In hearts that are listenin' like ours

   And old dreams find young wings

   In silence , in silence.

   鼓動するふたりの心のなか

   年老いた魂が 新たな生を得る

   古い夢が 若い翼を得る

   静かに、静かに


なんて名曲なんだろう。泣ける。

ここでお聴かせできないのが残念なほどだ。

愛が踊りたがっている、って、うまい言い方だな。

これをなんとか清水翠に歌わせる方法はないものか。

上はマティスの『ダンス』。

私はこれを間近に見たときから、うちのダイニング・テーブルの前の

殺風景な白い壁に飾りたいと思ってる。

心を解き放って、心の波動を上げてくれそうなダンス。

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2006年8月19日 (土)

A Perfect Sky

Perfect_sky


    君の胸で泣かない

    君に胸焦がさない

    私は完璧な空を探しているの

    私は完璧な空を探しているのよ


****************************************************

街に行くと男の子にぶらさがって歩いてるような女の子が多いから、

ボニー・ピンクの歌うこの歌のフレーズが心地よかった。

若い頃は男の子なんてまわりにいっぱいいたし、失恋してもすぐに立

ち直ったっけな。私は恋人を作るより友達になるほうが得意だったけ

ど、男の子に羨ましがられるような潔さで、全然執着しなかった。

それというのも若くて残酷だったのと、人の縁について今ほど考えて

なかったせいだ。とかげのシッポみたいに、切れてもまたすぐに生え

てくるみたいに思ってたんだ。

今日は気持ちの良い美しい夏日。

私は思うさま太陽に抱かれてプールに向かった。

空は青空に入道雲がもくもく出て、完璧な夏空。

夏の終わりになってやっとこんな空になるなんて。

地上にはうなだれかけたひまわりに混じって輝くばかりのひまわり。

私もあなたと完璧な空が見たいなあ!

Kagayaku_himawari

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2006年8月 7日 (月)

晴男

Hare_1

ささいなできごとでいつも High and low

いくつになっても 誰かと背比べしちゃうね


考えてみたら単純な問題でもなぜか遠回り

コロンブスでも なかなかうまくいかないね


心配ないさ 君らしさなんて

ほっといたって ひとりでにあふれだす


僕らはいつだって同じ空を見ているのさ

そしてずっとこの先も青い夢を描いていくのさ

泣いたり笑ったりしながら


東京に生まれて阪神を愛してても それはそれでいい

こだわることもたまには大切なのね


そのままでいいさ イメージの世界はいつでもボーダレス


どこにも境目の無い空の下で出会ったのさ

そしてずっとこの先も同じ空を見てゆくのさ

つまずいてみたりしながら


Let's make everybody get together

C'omon now, we're better together


僕らはいつだって同じ空を見ているのさ

そしてずっとこの先も青い夢を描いていくのさ


どこにも境目の無い空の下で出会ったのさ

ぞしてずっとこの先も同じ空を見てゆくのさ


(『晴男』/作詞作曲:山崎将義)

****************************************************

誕生日から今日で6ヶ月。

子供たちの夏休みも残り3週間強。

今日からスッパリ生活パターンを変えることにした。

イレギュラーは別として、できるだけ早寝早起きをすること。

それから朝陽を浴びること。

3日坊主になる可能性も大だけれど、続けることができたなら、3ヵ月

後には何かが変わっているだろう。(ちなみに例のアボカドジュース

はアボカドが手に入らなかったとき以外ずっと続けています。私が朝

起きて最初に口にするのは水かアボカドジュース。ちなみに1回バナ

ナを切らしてアボカドとレモンだけで作ったら、アボカド苦手な私には

まずくて飲めなかった!)

それから子供が私の言うことを聞いて何かするのも今年あたりが最

後かと思うので、夏休みの間だけ七田眞の教材(CD)を使って朝の

数分間、イメージトレーニングをすることにした。


先日、眠れないまま朝起きたら、ラジオから山崎まさよしの『晴男』が

流れてきた。

確かに私達、どこにも境目の無い空の下で出会って、この先もずっ

と、この同じ空を見てゆくのよね。

ハレ、っていい言葉だ。

今日も東京の空は青空です。

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2006年7月18日 (火)

SOMEDAY

Tokyo_tower_5   

街のうたが聞こえてきて

真夜中に恋を抱きしめた

あの頃

踊り続けていた

夜のフラッシュライト浴びながら

時の流れも感じないまま

窓辺にもたれて夢のひとつひとつを

消してゆくのはつらいけど

若すぎてなんだかわからなかったことが

リアルに感じてしまうこの頃さ

Happiness & Rest

約束してくれた君

だからもう一度あきらめないで

まごころがつかめるその時まで

SOMEDAY

この胸にSOMEDAY

ちかうよSOMEDAY

信じる心いつまでも

SOMEDAY


「手遅れ」と言われても

口笛で答えていたあの頃

誰にも従わず

傷の手当もせずに ただ

時の流れに身をゆだねて

いつかは誰でも愛の謎が解けて

ひとりきりじゃいられなくなる

Oh ! ダーリン

こんな気持ちに揺れてしまうのは

君のせいかもしれないんだぜ

Happiness & Rest

約束してくれた君

だからもう一度あきらめないで

まごころがつかめるその時まで


SOMEDAY

この胸にSOMEDAY

ちかうよSOMEDAY

信じる心いつまでも

SOMEDAY


いつかは誰でも愛の謎が解けて

ひとりきりじゃいられなくなる

ステキなことはステキだと

無邪気に笑える心が好きさ


”SOMEDAY” 佐野元春

****************************************************

いつかラジオを聴きながらメールの返事を書いていて、突然この曲が

流れてきたときには思わず手が止まってしまった。

佐野元春の『SOMEDAY』って、やっぱりこんなにいい曲だったんだと

あらためて実感してしまった朝。確かに昔オンタイムで彼のこの歌を

聴いているはずなのに、いつの間にかこの曲は私のなかでは矢野

顕子のカバーの方が記憶の中心になってしまっていたらしい。

『SOMEDAY』を聴くと、若いときの痛さをリアルに思い出す。

不器用でデリケートでええ格好しいで純粋で、輝いていた残酷な時

代。佐野元春も永遠の少年みたいだ。

歳をとって大人になると、人は強くなるかわりに若い頃の繊細さや

敏捷さや感受性を失くして、厚顔になったり鈍感になったりするもの

らしいけど、私は全然そうならない。全くならない。断じてならない。

なるもんか。だから時々、痛い思いもするけれど、ずっと捨てずに

持っていよう、弱さも繊細さも。心に『SOMEDAY』を抱いて。

もういちどあきらめずに。

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2006年4月17日 (月)

ALL THE THINGS YOU ARE

Love

You are the promised kiss of springtime

That makes the lonely winter seem long

You are the breathless hush of evening

That trembles on the brink of a lovely song


You are the angel glow that lights a star

The dearest things I know are what you are


Someday my happy arms will hold you

And some day I'll know that moment divine

When all the things you are,are mine


(Jerome Kern / Oscar HammersteinⅡ)

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食卓に赤いバラが1本だけ欲しくて、久しぶりに花屋に行った。

小さな花屋の良いところは、たった1本のバラを買うにも、全部の中

から好きなのを選ばせてくれるところ。

いちばん形の整った開きかけのつぼみを選んだ。

赤いバラも特別な花だ。どうしてもこの花じゃないと駄目なときがあ

る。たった一輪でも、この花にしかない特別な力を持ってるから。

バラは私にとっては愛、幸せの象徴みたいなもの。

人は幸せでも不幸せでも花が必要になる。

昨日、ひとつの歌がしあわせに私を満たしていた。

それをなんて言ったらいいのかな。英語は得意じゃないけど、日本

語で言うのも照れる感じ。

とりあえず今日、旅立つ人へ。Take care !

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2006年4月 1日 (土)

春の歌

Haru

重い足でぬかるむ道を来た トゲのある藪をかき分けて来た
食べられそうな全てを食べた

長いトンネルをくぐり抜けたとき 見慣れない色に包まれていった
実はまだ始まったとこだった

「どうでもいい」とか そんな言葉で汚れた
心 いま放て

春の歌 愛と希望より前に響く
聞こえるか? 遠い空に映る君にも

平気な顔でかなり無理してたこと
叫びたいのに懸命に微笑んだこと
朝の光にさらされていく

忘れかけた 本当は忘れたくない
君の名をなぞる

春の歌 愛も希望もつくりはじめる
遮るな どこまでも続くこの道を

歩いていくよ サルのままで孤り
幻じゃなく 歩いていく

春の歌 愛と希望より前に響く
聞こえるか? 遠い空に映る君にも

春の歌 愛も希望もつくりはじめる
遮るな どこまでも続くこの道を

(スピッツ/作詞作曲:草野正宗『春の歌』)

Haru_01
****************************************************

デビュー15周年を迎えたスピッツだけど、多少の音の変遷はあるも

のの基本的にはほとんど変わってない。

草野正宗のスタンスも詩の新鮮さも歌い方も、驚くべきことにルック

スさえそれほど変わっていない。それで飽きられたかというと全然そ

んなことはなく、彼らを支持する層はティーンエイジャーから団塊の

上の世代までと実に幅広い。相変わらず薄い胸に内なる野生を秘

めたデリケートにして骨太なこの少年のような草野正宗は、女の子

が瞬く間に駆け抜ける一過性の光のなかで輝き続ける。

彼の声と同時に、それこそが稀有な存在。

彼らには明日、壊れてしまってもおかしくない危うさと同時に、春が

来ればきまって同じ場所に芽を出す雑草のような逞しさがある。

私が撮りたかったのは桜と青空と、そこに浮かぶ一片の白い雲だ。

春なのにブルーな君に、届け! 春の歌。

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2006年2月28日 (火)

Smile

flower

Smile
Tho'  your heart is aching
Smile
Even tho' it's breaking

When there are clouds in the sky
You'll get by if you smile through your fear and sorrow
Smile and maybe tommorrow
You'll see the sun come shining thru for you

Light up you face with gladness
Hide every trace of sadness
Altho' a tear may be ever so near
That's the time you must keep trying
Smile
What's the use of crying
You'll find that life is still worthwhile
If you just smile

****************************************************

2月も今日で終わり。

2月は自分の誕生月ながら、自分の誕生日に母がガンの手術で入

院したり、息子が塾に行く途中に交通事故に遭ったり、父が雪道で

転んで骨折したりと、毎年のように良くないことがあって、私にとって

は要注意の月。今年はそんなことがなかっただけ良かったし、それ

にもっと言えば、良いことだってあったんだから、今年はいつもとは

違う2月になったと思うけど、でも昨日、心底悲しくなってしまうことが

あって、夕方、夕飯の買い物にも行かずに、しばらくこの曲をリピート

して聴いていた。

たとえばいま、何かと私を悩ませる息子が、大人になって立派とは

言えないまでもどうにか自分の道を歩み始めれば、あるいは私の仕

事がうまくいって、もっと経済状態が良くなれば、つまりいま私を煩わ

せている諸事情が全部なくなってしまえばそれで安楽な人生になれ

るのかといったら、きっとそんなことはなくて、また私は別の問題を抱

えていることだろう。だって、人生ってそういうものだから。

今はまだ今日になったばかりの夜中だけれど、朝になればまた陽が

射してきて、子供たちは元気に学校にゆく。

私は今日は大事な仕事のプレゼンがあるから、シャツにアイロンを

かけて、靴を磨いて、それから元気を出さないといけない。

昨日はツイてない風が吹いてたようだったけど、今日は今日の風が

吹く。

HPやブログを開くと音が鳴るのは嫌いだけれど、今夜ばかりは音楽

付きでアップしたい気分。この歌、『Smile』を知ってる人は歌ってみて

ください。そんなに難しい歌じゃないから。

2月最後の今日。 あなたも良い一日を! Smile で。

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2006年2月14日 (火)

My Funny Valentine

chocolate

私のおかしなヴァレンタイン

私のかわいくて笑えるヴァレンタイン

あなたは私を心から微笑ませてくれる

あなたのルックスって笑っちゃうし

ちっともフォトジェニックじゃないけど

それでもあなたは私のお気に入りのアートなの

あなたの姿はギリシャ人に劣るかしら

あなたの口もとはちょっと貧弱かしら

私に話しかけようとして口を開くとき

ベイビー、あなたってスマートかしら

ベイビー、私のために髪の毛1本だって変えたりしないで

もし私を愛してるのじゃなかったら

ずっとそのままでいてね

わたしのおかしな恋人

毎日が私のヴァレンタイン・デイ

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ヴァレンタインといったらすぐに思い浮かぶのが、このジャズの

スタンダード・ナンバー、『My Funny Valentine』。

チェット・ベイカーがちょっとアンニュイに歌ってるのもいいけれど、

私はリッキー・リー・ジョーンズが歌ってるのが好きです。

ピアノ1本で歌う彼女の My Funny Valentine はより切実で切なく、

いつ聴いても、何度聴いても泣けてしまう。

私のこの曲に対するイメージを大きく変えてしまったかも。

これは1983年に発表された『GIRL AT HER VOLCANO』という、

当時10インチ盤のかわいいサイズで発売されたアルバムに入っ

ていて、当時から私の超愛聴盤だったにもかかわらず、友人に貸

したまま戻ってこなくなってしまったいわくつきのレコード。

いまはCDとなって私のライブラリのなかにあります。

リッキー・リーの思い入れのあるフェイバリット・ソングで構成された

このジャジーなアルバムは、私にとってはもう宝物のようなもの。

ノスタルジーにしてサウダージ。

今夜は飲めないアルコールでも用意して、独りでゆっくり聴こうか

な。私のまわりにはボルケーノ(活火山)を身内に抱いてるような

激しい女が多くて、私はそこまでじゃないだろうと自分では思うの

だけれど、果たしてどうでしょう。

ともあれ、全ての人に HAPPY VALENTINE ! !

rickie_lee_jones

rickie_lee_jones_001

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My Present

my_present

僕がもらったプレゼント

ちょっと振ってみてもいい?

それとも点検したら壊れてしまうのかな

ほどいたリボンを結び直せるだろうか

もし包まれていたのが君だったら


僕がもらったプレゼント

ユリシーズじゃないといいな

ハーシーのキスチョコもお断り

だってずっとお預けだったから

僕が欲しいお菓子は

チョコより甘い君の愛


今日はクリスマス・イブ

子供たちも満足して眠った

ようやくふたりきり

子供っぽいかもしれないけれど

僕は決めたよ

今すぐプレゼントを開けるんだ


僕がもらったプレゼント

パジャマでなくてよかった

ちゃんとわかっていたんだね

僕にぴったり合っている

いちばん欲しかったものは

君なのさ


(Michael Franks『Watching the Snow』より『My present』)

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20代の頃、恋人へのプレゼントに、自分の身体にリボンを巻いて

プレゼントする、とふざける女友達に、

「誰がもらうか、そんなもの。却下。返品だね」

なんて言って笑ったことがあったけれど、これはまさにそんな歌。

これはバレンタインの歌じゃなくてクリスマスの歌だけど、今日に

ぴったりじゃないかな。

このCDをリリースしたとき、1944年生まれのマイケル・フランクス

は59歳。59歳にして、こんな歌詞が書けるマイケルって素敵だ。

その年齢で自分のパートナーにこんなことが言える男性が、いったい

日本にどれだけいるだろう? ・・・ かなり希少でしょうね。

いい歳になっても男の人にこんな風に言われる女の人は幸せね。

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2006年1月31日 (火)

Watching the Snow

watching_the_snow

ふたりで1枚のキルトをかぶり

こうして雪を見ていると

凍った雨が落ちてこないかと期待する

宙を舞う結晶と乾いた薪

部屋の中で雪を眺める君

そのからだは炎に照らされ

まるでフェルメールの絵画のようだ


玉虫色に輝く白い掛け布団

その下で眠る草原は

なんとも美しい

楓と針葉樹の枝は

まるでフロストの詩のように

雪に埋もれている


僕の密かな楽しみは

君もよく知っているように

こうして大きな窓から

外の雪を眺めること


門は閉めたし犬の散歩も終った

ステレオから流れるセロニアス・モンクのピアノ

部屋の中で雪を眺める

どこか懐かしい薄暮

やがて夜が訪れ

お湯が沸いたとポットが知らせる


もっとたくさん降りますように

こんなに満ち足りた気分になれるから

部屋から雪を眺めていると

(Michael Franks 『 Watching the Snow 』)

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追記:あんまりかわいい詩なので、先日撮った雪の写真とともに。

地方の方、東京は今日は雪じゃありません。念のため(^-^)

フィンランドに住んでいるLehto さんの日常はさしずめこんな感じ

かなあ ・・・

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2006年1月25日 (水)

けもの道

fuyunoaozora

東京の日の出 すごいキレイだな

きのうの濁りもどこへやら

さえない話に 感動しまくり

なんで? 飛びそうだ


あきらめないで それは未来へ

かすかに残る けもの道

すべての意味を 作り始める

あまりに青い空の下

もう二度と君を離さない


細胞 全部に与えられた

鬼の力を集めよう

可愛いつもりの 醜いかたまり

まだ これから


怖がらないで 闇の向こうへ

手を伸ばす前のまわり道

すべての意味を 作り始める

あまりに青い空の下

もう二度と君を離さない


なんで? 飛びそうだ


あきらめないで それは未来へ

かすかに残る けもの道

すべての意味を作り始める

あまりに青い空の下

もう二度と君を離さない


フレ フレ フレ

フレ フレ フレ

(スピッツ『三日月ロック』より『けもの道』)

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私はなんだかんだ言って東京っ子なので東京が大好きだけれど、

その中でも1番くらい好きなものに東京の冬の青空がある。

そして冬の朝の抜けるように青い空を見ると、かならず聴きたく

なるのがこの歌。

草野正宗。すごい才能! なんちゅう言語感覚!

私は自分の息子が草野正宗みたいな男の子にならないかと思っ

ていたが、うちの息子に嫌われたと言って、いい歳して

「私は草野正宗みたいな男には嫌われるんだ」

と、マジでショックを受けていた親友のマリコのかわゆらしさ。

(しかし、うちの息子がなぜ草野正宗なんだ?)

私はいくつになってもそんなセンシティブな友人に囲まれていて

ラッキーだ。厚顔も体裁取り繕うのも社交辞令もまっぴらごめん。

まだまだ寒い日が続くけど、寒くてなかなかエンジンかからない

あなたのための応援歌。 

今日も一日 フレ! フレ! フレ!

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2006年1月22日 (日)

雪の華

yukinohana

今年 最初の雪の華を

ふたり よりそって

眺めているこの時間に

しあわせが あふれだす

甘えとか弱さじゃない

ただ君とずっと

このまま一緒にいたい

素直にそう思える


この街に降り積もってく

真っ白な雪の華

ふたりの胸にそっと思い出を描くよ

これからも君とずっと

****************************************************

上記は中島美嘉の歌う『雪の華』の歌詞の一部。

ハナ、という字のことで言うなら、私は華より花のほうが好きだ。

北村太郎の詩集に、ボードレールの 『悪の華』 ならぬ 『悪の花』

というのがあって、北村太郎もきっと華より花のほうが好きだったの

ではないかと思われる。

中島美嘉も、『雪の華』も知らない、という人には申し訳ないけれど、

この歌は彼女にとても似合っていると思う。

雪景色の街の、モノトーンの雰囲気が。

けっこう好きな歌だ。

今日も昨日に引き続き、雪で一変した町の風景を。

yukinohana_03

yukinohana_01

yukinohana_02

番外編:ちび雪だるまくん

yukidaruma

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2005年10月12日 (水)

A Time For Love (歌詞)

summersky

A time for summer skies
For humming birds and butterfries
For tender words that hormonize with love

A time for climbing hills
For leaning out of windowsills
Admiring the daffodils above
A time for holding hands together
A time for rainbow colored weather
A time of make believe that we've been dreaming of

As time goes drifting by
Time willow bends and so do I
But oh my frends , whatever sky above
I've known a time for spring
A time for fall
But best of all
A time for love


(Paul Francis Webster / Johnny Mandel )

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昨日、翠さんから『A Time For Love』の歌詞をもらいました。

英単語を追いながら、朝からぼんやりしています。

歌詞を覚えたら、夜中の独りのキッチンで歌うのによさそうです。

私のとても個人的な、覚書と追憶のために。

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今日、東京はやっといま空が晴れてきました。

部屋の中にいても太陽の暖かさを感じます。

今日はこれから大量の洗濯物と、窓を全部開け放って部屋の

掃除と、それから仕事をしないと。

ぼんやりしてられない。

下のCDは、この『A Time For Love 』が入った清水翠さんのCD。

私はこの曲を歌っているほかのヴォーカリストを知らないのだけ

れど、他にも誰か歌っているのだろうか。

これは、横浜の素敵なレンガの建物の中にあって、ライブ・ハウス

から海が見える 『Motion Blue』 でのライブ音源。

ピアノは高田ひろこ女史。

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お問い合わせは nyx studio へ 

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2005年10月 6日 (木)

私たちにできること

cafe

いつも私と恋をして
あなたがいかに大人か知らないけれど 
私がそばにいないときは
淋しくなって不安とか覚えてよ
ふたりにはまだ足りてない時間があるの 早く気づいて
言葉にも隙間を埋めるパワーがあるの ちゃんと聴かせて
アイシテル とか言って 恥ずかしい言葉を並べて
ありふれた世界をふたりして築きましょう

いつも私に恋をして
ふたりがいかに馴れ合いを見せようとも 
私がそばにいないことを
悲しみと知り 涙とか流してよ

私にはまだ話さない秘密があるの もっと気にして
あなたには知らないふりしてあげてることもあるのよ
我儘を言ってふたりは傷つけあうから
無関心な言葉じゃ心が慰められない

いつも私のそばにいて
あなたといたら 心までとろけそうよ
あなたも私がいないときはツライと言って
不満とか並べてよ
いつも ふたりでいようよ いつもふたりでいてよね

いつかあなたと確かめたい ふたりの愛が「形あるもの」であると
あなたのそばにいられること幸せです、と互い伝えあえる日々を
いつか ふたり つくろうよ
いつも ふたりでいようよ
手に手を 瞳を見ていてよ


(安藤裕子 作詞作曲/私たちにできること)

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このあいだからTVで流れるコマーシャルソングでずっと気になって

るのがあって、さっき J-Wave で流れたのでさっそく誰の曲か調べ

たら、安藤裕子の『淋しがりやの言葉たち』でした。どこかユーミン

を髣髴とさせる歌い方。なんとなく心に引っかかっていたのよね。

それで詩の中身も知りたいと思って検索したら、違う曲の歌詞が目

をひきました。『私たちにできること』。

この歌詞読んで、ここまでじゃないものの、これってまるで誰かさん

の心なんじゃないのと思ったらなんだか可笑しくて、全文引用しちゃ

いました。この内容で『私たちにできること』というタイトルは、かなり

男への押し付けで強引なんじゃないのと思わなくもないが、でも女に

は確かにこういう可愛い(?)傲慢さもあるからね。

大なり小なり、女心ってみんなこんなものかなあ ・・・

ん? 私はそうじゃない?

あっ そう ・・・

ちなみに『女心と秋の空』っていう言葉のもともとのところは、本当は

『男心と秋の空』、だそうです。妙に納得。

東京はやっと陰鬱な曇り空から一転、青空が見えてきました ・・・

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2005年9月16日 (金)

胸の振子

yanagi_01

柳につばめは あなたにわたし

胸の振子が鳴る鳴る

朝から今日も

何も言わずに 二人きりで

空を眺めりゃ なにか燃えて

柳につばめは あなたにわたし

胸の振子が鳴る鳴る

朝から今日も



煙草のけむりも もつれるおもい

胸の振子がつぶやく

やさしきその名

君の明るい 笑顔浮かべ

暗いこの世の つらさ忘れ

煙草のけむりも もつれるおもい

胸の振子がつぶやく

やさしきその名



(『胸の振子』 詞:サトウハチロー 曲:服部良一)

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おととい school-t さんとのコメントのやりとりで『振子』と書いたら、

この曲のことを思い出しました。

Ann Sally は個人的にはその発声法とか歌い方とか、あまり好きな

ジャズ・ヴォーカリストではないけれど、この曲がラジオから流れて

きたときはいっぺんで心をつかまれました。

私にとっては、母が若い頃に台所で歌っていた記憶のある、懐かし

い曲だったんです。詞も曲も、古き佳き日本の香りがする名曲。

まさにノスタルジーそのものです。

このCDを買ったときすでにBOSEは使えなくなっていたから、

昨日初めてちゃんと聴いたのですが、やっぱりすごくよかった。

このCDはこの1曲だけでいいや、と思いました。

私の母は台所でこの歌を歌いながら、何を想っていたのやら。

ann_sally

Ann Sally / Brand-New Orleans

彼女もアメリカのハリケーンの被害を心から哀しむ一人でしょう。

今年、ニューオリンズでレコーディングしたCDをリリースしたばかりだもの。

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2005年9月14日 (水)

名前で呼ぶ

morninglight

When the world will see the light

At the beginning of the day

You will hear me call your name

Cause I love you more than light

And it will always be this way

As long as I believe in life

(Eric Clapton"Reptile"より"Believe In Life")

***********************************************

そのとき私は少し落ち込んでいたのかも知れないけれど、久しぶり

に子供と街へ出たついでに気まぐれに寄ったヴァージン・レコードで

突然エリック・クラプトンのこの曲が流れ始めた途端、なんとも言え

ない幸せな気持ちになった。

自分の人生が自分の責任である以上、それがどんなことになろうと

自業自得というものかもしれないけれど、さんざん人生の辛酸を

舐め、まだ幼い愛息を事故で亡くすような、人生最悪の時を乗り越

えてこんな心境に至ったとしたら、それは素晴らしいことじゃないか。

歌詞について思ったことを言うと、人を呼ぶとき、人から呼ばれると

き、その呼び方・呼ばれ方はけっこう大事だと思う。

私には20年来の親友の男友達がいるが、今やほとんどセミ家族とも

いうべき彼を、私は長年、他人行儀に名字にさん付けで呼んでいた。

彼にしたって今さら私を名前やニックネームで呼んだりするのは、こっ

ぱずかしいと言っていたのだけれど。それがいつしか名前で呼び合う

ようになって、私たちの関係は前より親密になった。依然、友達であ

ることに全く変わりはないし、この先も(たぶん死ぬまで)それは変わ

らないだろうと思うけど。

私には変な癖があって、何かしながら頭の中で人の名前を呼ぶこと

がある。主に女友達の名を呼ぶことが多いけれど、基本的には男も

女も関係なく呼ぶ。ただ単にそうすることで落ち着くとか、心が愛情で

いっぱいになるからとか、そんなことなのだけれど、少しは何かを飛

ばしてるのかもしれない。たまに呼んだ相手からタイミング良く電話

がかかってきたりして、”あ、通じた”、と思ったりする。

クラプトンの幸せは今も続行中で、彼の新しい曲の内容は、”まったく

60過ぎて子育てするのは疲れるぜ”という愚痴ソングらしいけど、

愚痴を言いながら、”あー、なんて俺は幸せなんだ”ということらしい。

やれやれ・・・

朝、目が覚めて近くに名前を呼ぶ相手がいるのは幸せだ。

愛する人に名前を呼ばれながら目覚めるのも。

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2005年8月28日 (日)

夏の終わり

natsukusa_03

水芭蕉揺れる畦道 肩並べ夢を紡いだ
流れゆくときに 笹舟を浮かべ
焼け落ちた夏の恋唄 忘れじの人は泡沫
空は夕暮れ

途方に暮れたまま降り止まぬ雨の中
貴方を待っていた 人影のない駅で

夏の終わり
夏の終わりは ただ貴方に会いたくなるの
いつかと同じ風 吹き抜けるから

追憶は人の心の 傷口に深く染み入り
霞立つ野辺に 夏草は茂り
あれからどれだけの時が 徒に過ぎただろう
せせらぎのように

誰かが言いかけた 言葉寄せ集めても
誰もが忘れゆく 夏の日は帰らない

夏の祈り
夏の祈りは 妙なる蛍火の調べ
風が揺らした 風鈴の響き

夏の終わり
夏の終わりには ただ貴方に会いたくなるの
いつかと同じ風 吹き抜けるから

夏の終わり
夏の終わりには ただ貴方に会いたくなるの
いつかと同じ風 吹き抜けるから

(全文引用:森山直太郎『夏の終わり』)

*************************************************

夏の終わりになると必ず聴きたくなる森山直太郎の『夏の終わり』。

若くしてこの豊富な語彙、クラシカルな言語感覚。

生まれ育った音楽的環境もさることながら、そうとうにたくさんの本を

読んだのでしょう。

本日の夏草2点め。

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