Today's humming♪

2015年11月 7日 (土)

Close to you

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2週間ぶりのプール。

今日も朝からよく晴れた。

自転車に乗って走りはじめたら自然と『Close to you』が頭に流れはじめて、

すぐにそれは清水翠の声になった。いつか聴いた翠さんのClose to you、

よかったなあ。この曲、ギターの馬場さんとやるのはもちろん鉄板だけど、

ピアノの田中信正さんとやってもいいかもよ。キャットテイルみたいに小粋

でお茶目でファンダメンタルな曲になるかもしれない。およそロジカルとは

いえない感覚主義者のふたりの感覚はとっても繊細で鋭く、型にはまらな

いところはどこか共通性を感じるもので、そのふたりをブッキングした上町

63のマスターの感覚も鋭いとしかいいようがない。私の中ではすでに絵と

してあるから、これは実現するかもしれないなあ ・・・・・・


 Why do birds suddenly appear

 Every time you are near?

 Just like me, they long to be

 Close to you


上の写真はすっかりひらいてグリーンアイが見えたフェアビアンカ。

そして下は陽にかがやくセルリアたち。

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2014年4月14日 (月)

OH MY LOVE

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Oh my love for the first time in my love

my eyes wide open

Oh my love for the first time in my love

my eyes can see


I see the wind,

Oh I see the trees

Everything is clear in my heart

I see the clouds,

Oh I see the sky

Everything is clear in our world


Oh my love for the first time in my love

my eyes wide open

Oh my lover for the first time in my love

my mind can feel


I feel sorrow,

Oh I feel dreams

Everything is clear in my heart

I feel life,

Oh I feel love

Everything is clear in our world


( Lyrics & Music By John Lennon )


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死ぬほどお腹が空いてお昼を買いに外に出ると、空にはおいしそうな白い雲

ぷかぷか、大気はどこまでも爽やかで気持ちいい。

帰りは帰りで、ぽかぽか暖かい陽射しにくるまれて歩きながら目線の先に見

えるのは、青空に揺れる生まれたばかりの淡い新緑。

視界はどこまでもクリアではっきりしてる。

と思ったら、ふっとこのメロディが上ってきて、歌いながら帰った。

頼りなく儚くピュアでイノセントで、でもこんな瞬間はたしかに真実で、いまの

この季節にぴったりのジョンの歌。

音楽好きなのに、「ビートルズなんかぜんぜん好きじゃない」なんて人とはやっ

ぱり友達にはなれそうにないな。

みどりちゃん、HAPPY BIRTHDAY!!!

こころから愛してるぜー

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2014年3月22日 (土)

雲の行方

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Sky, so vast is the sky

With faraway clouds just wandering by

Where do they go?

Oh, I don’t know, don’t know


(『Dindi』バースより。曲:トム・ジョビン/英語歌詞:レイ・ギルバート)

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彼女をはじめて見たときのことはよくおぼえてる。

泳ぎ終わった後のジャグジーで、見慣れない顔だなと思って「今日はじめて来た

んですか?」と尋ねると、彼女は今日で2回めだといった。腰が痛くて一日じゅう

ベッドから起き上がれないので、医者に行ったら水泳をすすめられたので来たと

いうことだった。その話しぶりからして私は彼女は腰が悪いだけじゃなくてちょっ

とウツも入ってるんじゃないかな、と思った。細い身体に子どもみたいに小さな頭

ベリーショートの髪の彼女はエミューみたいな愛くるしい顔をした女性だった。

次に会ったのがそれからどれくらい後のことだったかおぼえてないけど、彼女の

変わりようといったらもう劇的を通り越してまるで別人だった。気がつくと更衣室

にはいつも輝くばかりの笑顔で誰彼かまわず話しかけては賑やかに喋る彼女の

姿があった。そこにははじめて会ったときの、憂鬱そうな顔でうつむいてジャグジ

ーに入っていた彼女の面影は微塵もなかった。

つくづくスポーツの力って、スイミングの力ってすごい、と思った。

大げさじゃなく、寝たきりだった彼女の人生を180度変えてしまったんだから。

身体の調子がよくなったことで見事にスイミングにハマった彼女はそれから週

に6日、どれだけ通っても定額制の『ALL』というコースに編入して毎日のように

プールに通い、あっという間に私を追い越して最上級クラスに行ってしまった。

いま、60代半ばの彼女はいう。

「どう考えても、いまみたいにやれるのはあと5年だと思うのよ。だから、できる

うちに行けるとこまで行っときたいの。いずれ、どうやったっていまみたいには

できなくなるときが来るんだから」と。

彼女のいうことは正しい。

いまの自分の気力と体力あっての立ち位置で5年先10年先のことを考えてい

たら、いつかとんでもなく想定外の未来を迎えることになる。先にいって「あのと

きもっとやっておけばよかった」と後悔しないようにいま思いきりやっておきたい

というのはすごくコンシャスな考え方だと思うから。

クラブに来ている人たち(とくに女性たち)は老いも若きも泳ぎがうまくなることに

対してすごく熱心で飽くなき探求心を持っているけれど、そんなわけで泳ぎ終わ

った後のジャグジーは彼女たちのお喋りでかまびすしい。クラブにいる間じゅう、

彼女たちは泳ぎについて喧々諤々の会話を続ける。(まあ、私も含めて。)

掻き手の入水ポイントだとかキャッチのときの手の角度とかキックのタイミング

だとか目線の位置だとか etc,etc ・・・・・・

泳ぎがうまくなるということにはどうやらきりがないみたいで、私よりはるかに泳

げる人でさえ自分の泳ぎのまずさをいつも嘆いてるけど、今日のジャグジーで

ミセス・エミューがおもむろにいった。

「でも、やめたら絶対にだめよ。やめてしまったら私たち、もう絶対に競泳水着なん

て着ないわよ!」

私たち、ね。

 I think so.

それから家に帰って、やっぱり相変わらずスイミングにハマっている友達とメール

のやりとりをしていて、返ってきた返事を読みながらふと空に浮かぶ雲を見ていて

口の端に上ってきたのがこの歌、『Dindi』だった。

若くて、才能もあって、チャーミングで、彼女と話してるだけで楽しくて、それなりに

男の子にもモテたお転婆な女の子が、人生いろいろあって、気づいたらいつの間

にか人生の終幕を考えるような歳になってる。もちろん、それがあっという間だった

なんていわないけれど、でもそのことに素直に驚いてしまう。

いったい、いつの間に?!

そしてこれもやっぱりもちろん、ミセス・エミューのように何も考えないより考えたほ

うがいいに決まってるんだけど、でも年齢や一般論で自分に制限をつけないほうが

いいんじゃない? とも思う。

何はともかく、深刻になりすぎないこと。

ゆううつにならないことよ。

どうせどこに飛んでゆくかわからない雲なら、陽気に飛んでいよう。

いまがどうでも明日がどうでも3日間はサンバを踊り狂うブラジル人みたいにね。


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2014年3月12日 (水)

虹の袂/GIRL AT HER VOLCANO

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虹の袂


毎晩あなたは行ったこともないところに

  出かけていく夢を見ていたもの

あなたが密かに囁く願いでできた翼に乗って

あの頃は毎晩 月もあなたも

決して悲しみがないとわかっているところへ

突き進んでいけた


いまや夢のひとつひとつを運ぶ翼をくれるのは

  ウィスキー

それに月はあなたのものじゃない

だけどあなたの心はいまでも夢を持ち続けてると

  私は信じてる

そうよ私はいわれてきたの

老けないようにしろって

いったん壊された心は

持ち直したらもっと強くなるものよ


悲しみのせいで歌うのをやめてはだめ

ダーリン あなたには折れた翼があるだけ

さあ 私の虹につかまるのよ

私の虹につかまった

私の虹に頼るのよ


(RAINBOW SLEEVES/Song by Tom Waits/対訳 沼崎敦子)

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キッチンで洗いものをしていると、脈絡なく次々といろんな曲が口をついて出て

それを次から次へと口笛で吹くのが私の日常。ときどき憶えている歌詞の部分

を歌ったり、わからないところはいいかげんにスキャットしたり、たまにリズムに

あわせて手近なものを叩いたりして。そうやってるうちにたまに無性にその元の

音源が聴きたくなって、エプロンで手を拭いてCDラックに駆け寄る。

今日は昼間に是安則克さんの『Lush Life』を試聴したりしたせいかな。

突然これが聴きたくなった。

1曲目にラッシュ・ライフが入ってるリッキー・リーの古いアルバム。

大好きなの。

リッキー・リー・ジョーンズも、ときどき聴きたくなる人だなあ。

ちょっと鼻にかかったルーズな英語の発音。

ラフにくだけた不良っぽさと胸に迫ってくる痛いほど切実な歌が微妙なブレンドで

すごくユニークな彼女だけの音楽を作ってる。で、泣ける。(私がこういう場合たい

てい、ほんとに泣いてる。)

ピアノもすごい。まるで歌ってる本人が弾いてるみたいにぴたっと歌に寄り添って。

まるでリッキー・リーの感情の機微、ニュアンスまでも知り尽くしているように。

これが歌伴ってもんだよと私は思う。

そして時を越えてなんど聴いてもやっぱりこれは私の宝物だと思うのです。

それから何気なく歌詞カードを読んで驚いた。(たぶん毎回驚かされてる。)

訳詩のあまりのすごさに。

それで今日は英語の歌詞じゃなくて訳詩。

聴きたかったラッシュ・ライフもいいんだけど、でも今夜はこれにしよう。

なぜって私の知らないあいだに小さな小鳥が音も立てずに玄関の前に置いてった

オレンジ色したハチミツからの連想がこれだから。

リッキー・リーの歌を聴くならだんぜん夜だね。

とくにこのアルバムはね。

そして、こんな夜は私は自分が酒飲みじゃなくてよかったってつくづく思うのよ。

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GIRL AT HER VOLCANO/RICKIE LEE JONES

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2013年10月28日 (月)

Alfie

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What's is all about Alfie?

Is it just for the moment we live?

What's it all about when you sort it out , Alfie?

Are we meant to take more than give

Or are we meant to be kind?


And if only fools are kind, Alfie

Then I guess it is wise to be cruel

And if life belongs only to the strong, Alfie

What will you lend on an golden rule?


As sure as I believe there's a heaven above, Alfie

I know there's something much more

Something even-non believers can believe in


I believe in love, Alfie

Without true love we just exist, Alfie

Untill you find the love you've missed you're nothing, Alfie


When you walk let your heart lead the way

And you'll find love any day, Alfie, Alfie, Alfie 


(Music by Burt F. Bacharach / words by Hal David )

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その友達には本人がほとんど気づいてないにもかかわらず、ある種スピリチ

ュアルな勘があって、ときどき絶妙なタイミングで私にメールをくれたり、何か

いったりすることで私はそれを強く感じることがある。

昨日、彼女は私の帰り際に唐突に「光の教会というのがあってね、そこに行

きたいの」といった。

私はすぐにピンときて「それって誰だっけな、有名な建築家の代表的な作品

だよね」というと、彼女はiPhoneの画像を見ながら「安藤忠雄」といった。

そう、安藤忠雄。

昔、 田村正和と木村拓哉と宮沢りえの共演で話題をよんだ『協奏曲』ってい

うドラマがあって、田村正和が演った有名建築家のモデルがたぶん安藤忠

雄だったと思うよ。私はそのドラマの中でしか光の教会は見たことないけど、

というと彼女は何も知らなかったみたいで、そうなんだ、といった。

彼女はいつもそんな風。

無意識に何のつながりもなかった点と点をふいにつなげてみせる。

私が17のときからつきあっている親友はよりにもよって私の結婚記念日が

誕生日で、ゆえに忘れようにも忘れられない。彼は私と違ってお金持ちだか

ら私が何をプレゼントしたところで期待したようなリアクションは返ってこない

けれど、今年は考えに考えて彼のBirthday Eveにろうそく灯して家族と食卓

を囲めるように、花屋の彼女に頼んでキャンドルアレンジを送ってもらったの

だった。はたしてその効果のほどはどうだったかわからないけど、でも彼女

のつくる花は何もわからなくてもじわじわと効くからきっと ・・・・・・

それとは別に、このあいだから私は直さんにアルフィーをやってもらえない

かなと思っていて、YouTubeで探したなかで1番よかったのがDave Koz。

この曲、ドラマ『協奏曲』のテーマソングだった。

いまでもバネッサ・ウィリアムズが歌ったシングルCDが手もとにある。

曲と歌詞がぴったり合った、バカラックの名曲。

英語苦手な私が英語で歌える数少ない1曲。

親友は財力も権力も、というより、ステイタスもあるし神さまも信じてるけど、

この歌詞の中にある大事な探し物はまだ見つからないみたいだ。

でもそれもいつかきっと ・・・・・・


 YouTube   →  Alfie / Dave Koz 


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2013年9月30日 (月)

Bluesette / 思いのままの行動力

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Blusette


Poor little, sad little blue bluesette
Dont you cry, dont you fret,
You can bet one lucky day you'll waken,
and your blues will be foresaken,
Some lucky day lovely love will come your way.

If there is love in your heart to share,
Dear Bluesette don't despair
Some blue boy is waiting just like you'
To find a someone to be true to,
Two loving arms you can nestle in to stay.

Get set, Bluesette,
True love is coming,
Your lonely heart soon will be humming.

Pretty little Blusette,
Musn't be a mourner,
Have you heard the news yet,
Love's 'round the corner.
Love wrapped in rainbows and tied with pink ribbons
To make your next springtime
Your gold weding ring time. so dry your eyes, don't you cry don't you
fret, goody good times are coming bluesette!

(Song by Toots Thielemans / Lyrics by Norman Gimbel)

私が憧れるのは『思いのままの行動力』です。

文字通り、何かを直観したら、それをそのまま行動に移せるような。

たとえば朝起きて「海に行きたい」と思ったら、手近なトートバッグに荷物詰めて

いますぐ家を出て電車に飛び乗れるような。

そうとまではいわなくても、いま、ほんとにいま、伝えたいことがあったとしたら、

すぐメールか電話かできるのでもいい。

そんなことくらいすぐにできそうなものだけど(実際、できるときはできるものだ

けど)、現実にはそれより先にやらなければならないことに次から次へと追わ

れて後回しにしているうちに、そのときの気持ちが新鮮じゃなくなってしまう。

伝えたかった言葉がいつのまにか四散している、なんてことがよくある。

直観にしたがって思いのままに行動できれば、頭も、からだも研ぎ澄まされて、

たぶん人生そのものが大きく変わっていくんじゃないかと思うのだけれど・・・・・・

秋空の高いところで夏がきらきらと手を振ってるような陽射しが熱い日、私は海

に行きたい。麗しのみどりちゃんと。

そして、ビーチを散歩しながらブルーゼットを歌ってもらうんだ。

本物の波の音をバックに。

うひゃあー! 想像するだけでスペシャル。

このあいだ深夜に深海バーでぶくぶくしながら気づいた。

わたしと彼女の共通点は『緑』なんだって。

わたしの母は田んぼに青々と揺れる生き生きした緑の苗を見てわたしの名前

をつけたのだけれど、彼女の名前は水辺に住む美しい羽根を持った小鳥の名。

羽のように軽やかなスキャットを歌う彼女にぴったりだと思う。

Bluesetteは『SONGBIRD』の7曲め。

私はこれを口笛で吹くのが得意です。


Songbird

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2013年2月 1日 (金)

All The Things You Are

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You are the promised kiss of  springtime

That makes the lonely winter seem long

You are the breathless hush of  evening

That trembles on the brink of a lovely song


You are the angel glow that lights a star

The dearest things I know are what you are


Someday my happy arms will hold you

And some day I'll know that moment divine

When all the things you are,are mine


(Oscar Hammerstein II / Jerome Kern)

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2月になった。

2という数字はバランスがよくてすごく安定感がある。

その癖いまにも飛び立ちそうな軽やかさがある。

まるで静かな湖面に、重力さえも感じさせずに浮かんでるスワンみたいに。

そして2は1人では生きられない。

君とデュエットしたいな。

私を驚かそうとしてドアの前で後ろ手に花束を隠してる。

いつか夢に出てきた、まだ見ぬシルエットの君と。


  You tube         All the things you are / Ivan Lins

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2012年10月20日 (土)

それが君なんだ!/This Is What You Are

Mario_biondi

Take me up and let me down

Hold me when I'm sad

Take my eyes to look around

Take my ears to listen to the stars

This is what you are

Knock me down,knock me out

Make me feel shy

But when you hold me in your arms

I can just foget the tears I cried

This is what you are

This is what you are

Write your number on my wall

It's all you gotta do

Carve your shadow on my soul

Even when you break my heart in two

This is what you are

This is what you are

Sha-la-la

Take me up and let me down

Hold me when I'm sad

Take my eyes to look around

Take my ears to listen to the stars

This is what you are

Knock me down,knock me out

Make me feel shy

But when you hold me in your arms

I can just foget tears I cried

This is what you are

This is what you are

This is what you are Sha-la-la


( written by Alessandoro Magnonini and Mario Ranno )

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ついに来ましたね! マリオ・ビオンディ。

私、このひと大好きなんだ!

今日ブルーノートで演る2ステージ、行きたいなあ!

今回は最初から行けないと思いつつその気もなしにブルーノートのスケジュール見た

んだけれど、マリオ・ビオンディの声が流れてきたとたん、ドキドキしちゃった。

シチリア生まれのイタリア人で、2メートルを超える長身にスキンヘッド、その歌声は

まるで疾走するライオン!

・・・・・・ といったらマリちゃんが、「重量感がありながら軽さもあるのね」といった。

まさにそのとおり! 豪快にして軽妙洒脱、そしてエレガント。

こんなにスケールが大きくて爽快で、ダンサブルで、しかもメロウなバリトン・ヴォイス、

いままで聴いたことない。

最近、陰と陽でいえば陰のミュージシャンばかりが多いと思うなか、この人は完璧に

陽の気、シチリアの太陽みたいな人だと思う。

今年の夏の初め、なかなか夏らしい天気にならずにグズグズした冴えない天気が続

いた日々、気分をアッパーにしたいときはマリオ・ビオンディの『HANDFUL of SOUL』

を聴いた。マリオはいつでもどんな日でも私をアッパーにしてくれた。1曲めのサンバ

から。私は生粋の日本人だけど、やっぱりサンバがないと生きてけないよね、なんて

思ったものだ。残りの人生を踊りながら生きていけたらどんなにいいだろう。(と、本

気で思う。)家の中でマリオの真似してふっとい声で「ネバー・ダイ~♪ (never die)」

なんて歌ったりしてね。

今年の夏も死ぬ人がいっぱいいたから。

そしてマリオ・ビオンディの出世作となったこの曲。


   YouTube   →   This Is What You Are


英語がだめな私でもわかる、シンプルでかわいい歌詞。

これをあのデカイ男が太い声で軽やかに歌うんですよ。疾走感たっぷりに。

もうたまらない。めちゃくちゃカッコイイ!

そしてその声は、まるで太陽が射してくるみたいに温かい。

もちろんスケーマだからバックバンド、サウンドもいうことなしのカッコよさ。

ピアノ、ドラムス、最高。

愛の告白はいつだってこの歌詞みたいにシンプルでストレートに限る。

恋愛においては私、面倒なのは嫌いです。

もう人生もそう長くないしね。

「それが君なんだ!」

なんて最高の殺し文句。

・・・・・・ それはまぁ、いいとして。さて。どうしたもんかなあ ・・・・・・ (u_u。)

イタリアではもう大きなホールをいっぱいにするほどの国民的歌手だというマリオ・ビ

オンディのここ数日のライヴ・スケジュールは、ブルーノート東京のホームページをご

参照のこと。


  MARIO BIONDI LIVE at BLUE NOTE TOKYO


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2012年5月 6日 (日)

Rosemary,Teatree

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Rosemary,Teatree

花が咲き 風が薫る

花も風も 夢のよう


Rosemariy,Teatree

君が去り ぼくも消える

なにもかもが 幻


静かに尽きる 燃える思い

目覚めの雫 生きるあかし

It's a good day to die, it's a good day to die

この香り 愛しい日 窓辺に花


Rosemary,Teatree

部屋に残る 面影も

消えてゆく 夢のよう


Rosemary,Teatree

花が咲き 風が薫る

なにもかもが 幻


命の後に 残る香り

涙の雫 生きるあかし

It's a good day to die, it's a good day to die

憶えてる 愛しい日 空には雲


( Music by Haruomi Hosono )

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昔、働いていたショップでは精油も扱っていたから、精油のことはそのとき多少勉強し

た。そのとき買ったアロマセラピーの本を最近、久しぶりに開いてみたら、ひととおり

必要なことは書いてあって、これってまだ使えるなと思ったところ。

数年前の誕生日にアロマディフューザーをもらってからは精油はときどき焚いていた

けれど、去年あたりから毎朝、焚くようになった。そのせいか今年の春は息子も私も

いつもより花粉症が軽かったようだ。1番のお気に入りはローズマリー。目が覚めて

頭がはっきりするから。ティートリーもたまに使う。それからベルガモット、ローズウッド

フランキンセンス、ラヴェンダー、ネロリ、などなど ・・・・・・

そして精油といえば、いつでも精油の香りであふれているのがコトリ花店。

店の雰囲気、花の精気とともに店に一歩入った途端に別世界に行った気がするのは

精油の香りのせいもあると思う。店の中にあったものはすべて、花を包んでくれたワッ

クスペーパー1枚まで精油の、コトリ花店の香りになっている。

そして先日買った『HoSoNoVa』に入っていたこの曲、Rosemary,Teatree。

最近のお気に入り。

『It's a good day to die』はネイティブ・インディアンの言葉だそうです。

その意味するところはとても深い。細野さんもこんな言葉をさらりといえる年になってし

まったってことなのかな。

上の写真は昨日のコトリ花店で。

このグリーンのバラはたぶん原種のバラだけど、名前はわからない。

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すっかり咲いたトキンバラ。

でもバラと名はついていても、実はこれ木イチゴの仲間だそうです。

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それから昨日買ってきた白のライラックとリューカデンドロン。

ライラックを見るとつい買ってしまうのだけれど、実際ライラックを仕入れるとあっという

間に売り切れてしまうのだとか。それはライラックがすごくフレッシュな生き生きした印

象の花で、それを見ていると見ている人までそのフレッシュなパワーをもらえそうな気

がするからじゃないかなあ、と私は思うのだけれど、どうでしょう?

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荒れ荒れの天気だった冴えないゴールデン・ウィークも今日で終わり。

徐々にこころもからだもいつもの通常モードに切り替えないとですね。

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2012年5月 3日 (木)

青い鳥

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凍てつくような風が

きみの名を吠える

切りの荒地にひとり

瞬く炎を胸にして


ずぶ濡れで

なにもない空をにらみ

そばにいた奇跡の

青い鳥が飛び去った


悲しくもここにいて

生きてゆけるのさ

きみが望んで決めたこと

ぼくも望んで明日を待つよ


もういちど愛を

見つけられたとしても

我慢をできるかな

青い鳥はどこにもいない


凍てつくような風が

きみの名を吠える

孤独な深い霧に

飲みこまれた夜


雨を浴びながら

星のない空をにらむ

運命を知ってる


青い鳥なぜ飛び去った

何処にいるのさ いま

黙ってないで なにか答えて


Lyrics by C R Bridges・ Leon Russel・ 田島貴男 / Music by Leon Russel )

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先週の日曜、いつものように家族で遅い朝ごはんを食べていたら、息子が「ん?」とい

う顔をしていちばん最初に気がついた。ラジオから流れる田島貴男の歌。そして「すご

くいい曲だな!」という。「うん、いい曲だね!」といって、その曲が流れるあいだだけラ

ジオのボリュームを高くして聴いた。うちはみんないい耳してる。

田島貴男って何よりこの声、歌い方が圧倒的だし、実にげんなりするような今のジャ

パニーズ・ポップスにあって数少ない日本が誇れるシンガーだよ! なんて話した。

そのときはあんまり聴いたことがない曲だったからてっきり新曲かと思ったりしたのだ

けれど、そうじゃなかった、このアルバムに入ってる曲だった。レオン・ラッセルの曲

のカヴァー。歌詞は田島貴男。今日あらためて聴いてみたらこの歌、歌詞もすごくいい

んだよね。深い。私がとくに深いと思うのは「もういちど愛を見つけられたとしても/我慢

をできるかな/青い鳥はどこにもいない」ってところ。いまだから、この年になったから

わかる深さっちゅー感じですが、いまでもずっと続いてる人って青い鳥がいなくてもこ

の「我慢ができた」人たちだと思うので。


4月は自分のからだの不調とともに何かがすごく危うい感じの変な月だったけど、5月

になってそれも終わったものと思っていた。でもまだ完全には終わっていないのかもし

れない。先日のことに次いで、昨夜のSOSの電話。

いまは誰もが危ういところで生きているのか、そういう時代なのかそれとも子どもばか

りじゃなくて大人も脆弱になったのか。みんなちゃんと生きてくれよと思う。

今朝ラジオを聴きながらお昼ごはんを食べていたら矢野顕子が出てきて、「これから

のそして今の生活で、とくに衣食住でこだわっていることは何ですか?」という質問に

答えて、衣食住でとくにこだわっていることはないけど、もし自分がこだわっていること

があるとしたら、それはあらゆる意味において健全さを保って生きることだ、といって

いて、私が昨夜SOSの電話に応えて一生懸命に相手にいおうとしていたことはこれだ

と思った。健全とか健康とかって言葉を口にするとやたらと反発する人がいるけど、

健全であることや健康であることと芸術における毒とを一緒にしないでくれよ、と思う。

全ての芸術から毒を抜いたら物凄くつまんないものになることくらい、私だって知って

る。そうじゃなくて、表現者である人がどうしようもなく病んでしまったら、どうやって人

にいいエネルギーを伝えていけるの? 表現したいというそのエネルギーそのものさ

え弱くなってしまうじゃない、って話なのだ。もし大事な人やものがあって、やりたいこ

とがあって、そのために健全で健康でありたいと思うなら、それと反対の方向へ自分

を引っぱるようなエネルギーはことごとく捨てちゃったほうがいいと思うんだけどね。

毒っていうのは限りなく魅惑的でおいしいものなんだけど、どうしてもそれを欲するなら

少々毒を食らっても平気なくらい体力・精神力・バランス感覚を身につけなさい、と思

う。(もちろん、自分にもいう。)

今朝、息子とそんな話をしていたら、「みんながお母さんみたいに強いわけじゃないか

ら」といわれたのだけれど、それこそみんなして「あなたは器用だから」とか「あなたは

強いから」なんて、そんな簡単な言葉で片づけないで、と思う。私だってできるようにそ

れ相応に努力してるのだし、人知れず泣いて暮らした日々だってあるんだから。


矢野顕子がいう「健全」って言葉がすごくわかって共感した日。

青い鳥が飛び去って悲しくても人は生きてゆけるのよ。

生きていかなくちゃいけないのよ。

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