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2017年7月15日 (土)

夏のごちそう

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今日、昼過ぎ、プールに向かって自転車をこいでたら、青空にビルの白い壁、眩しくそよぐ緑が目に入って、ああ、またこの季節が来たんだ! と思った。
リネンのワンピースを風に翻しながらペダルを強くこいで。
陽に曝される素足。
今日のプールも厳しいコーチで散々だった。
でも今日もプールに行けたことがすべて。

プールから帰ってとうもろこしをゆでた。
子どもの頃、わたしはとうもろこしが大好きだった。
いまみたいに家にクーラーもなかった子どもの頃、母がゆでた熱々のとうもろこしを食べるのは、それこそ夏のごちそうだった。
でもうちの子はそんなにとうもろこしが好きじゃない。
食べるの面倒くさい、とかいって。
いまはもっとおいしいものがたくさんあるから。

わたしのとうもろこし好きは母譲りなんだと思う。
あのひとはおよそアウトドア派じゃなかったから真夏のドライブなんかも実は行くの嫌なんだけど、ただひとつ、田舎を走ると畑のある通りのあちこちで売ってる採れたてとうもろこしだけが目当てで、よくドライブに行ったもんだった。
夏に海水浴に行くのはサザエの壺焼きとはまぐり焼きが目当て。
つまり、母がよく言ってた『欲と二人連れ』ってやつ。
でも、そのおかげで季節の味覚はその情景と共にわたしの中にしっかり刻まれた。
それは一生、失せることはない。
たぶん、いまの日本に足りないのはそういう感覚だね。

とうもろこしをゆでる。
せっかくだからおいしいゆでかたを調べたら、皮をむいてヒゲを取ったとうもろこしを鍋に入れてひたひたの水を入れる → 水が沸騰したら3分ゆでて火を止める → 塩を1リットルあたり大さじ2くらい入れたら4分待つ、とありました。
そのとおりにやってみたら、おお、うまい、うまい!
思わず買ってきたお昼のパンより先に食べちゃった。
これぞ夏のごちそう。

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2017年7月13日 (木)

真夏の梅ジャム

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昨日はめずらしく家にひとりでいて、もう4時をまわったころにお昼を買いに出たら、外はありえない暑さだった。
大気がまるで温泉!
つまり、人間はその温泉の中を着衣で移動しているようなのだ。
まだ梅雨も明けてないのになんてことだろう。
それもそうだ。昨日は2度も熱中症警報が出たくらいなんだもの。
そんな日はもう危険だから年寄りは外に出なきゃいいのにと思うけど、町の中はどこもかしこも杖をついて歩く老人だらけ。
思わず父のことを思った。
帰り道では学校帰りらしき小学生の女の子がふたり、顔をまっかに上気させて歩いてるのとすれちがったけど、顔を上気させてるのになんだか涼しげで、子供って炎天下でもなんてきれいなんだろう! と思った。

それから夕方、このあいだ梅シロップを漬けた後の梅でジャムをつくった。
瓶から出した梅の実は、まだふっくらしたのもあったけど、ほとんどはしわくちゃ。
その梅の実を鍋に入れてひたひたに水を注ぎ、アクをとりながらしばらくゆでて冷ましておき、やわらかくなった梅を包丁で果肉だけこそげとる。梅の実は2キロもあるからけっこうな作業で、うんざりしかけたところで玄関のチャイムが鳴った。
出ると宅配便で、佐川急便のユニフォームを着て立っていたのはくたびれたおじいさん。
ここは4階だから、赤い顔してふうふういって汗をぬぐってる。
あんまりかわいそうだから、冷たい梅ソーダをささっとつくって出してあげると、礼をいって一気に飲み干し、「ふー! 生き返りました!」って。それをニコニコしながら「梅パワーで元気になるよー」と言いながら見ているわたしは、まるで下町のオバチャンのようだ。
この国は老人と子供に過酷な国だと思う。
ほんとによくないね。

さて、梅ジャムづくりのつづき。
梅の果肉をぜんぶこそげ落としたら、フードプロセッサーに入れて、あるていどなめらかになるまで撹拌し、それをボウルに入れてキッチンスケールで重さを量る。果肉の重量の30%ほどの洗双糖を量って、鍋にペースト状の梅と、冷蔵庫にボルヴィックがあったからそれをカップ2入れて木べらでかき混ぜながら煮て、砂糖を3回くらいに分けて入れてさらに煮詰め、味見をして最後に家にあったラム酒もちょっと入れて仕上げた。
できあがったときはちょうどよかったんだけど、今朝あけてみたら梅ジャムというよりは梅あん、といったところ。梅はペクチンが強いから、フードプロセッサーで撹拌するのをもうちょっと手前でやめたほうがよかったかもしれない。
でもヨーグルトに入れたらおいしかった。
夏の疲労回復に。

そして朝は何はなくても野菜サラダ。
今日も朝からすっごく暑い。

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2017年7月 8日 (土)

梅シロップできた *

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今日のプールは駆けつけ3杯、じゃなくてアップ50を4本。
最後の最後まで容赦ないコーチでヘロヘロになったけど、今日は水がつめたくて気持ちよかった。
家に帰って、できあがった梅シロップを炭酸で割って1杯。
甘酸っぱさがしゅわしゅわっと駆け抜けて、疲れも吹っ飛ぶよう。
今日も外はものすごくあっつい。
最高気温34度。
夕方、オレンジムーンストーンみたいな14番めの月。
明日は山羊座の満月。

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2017年7月 1日 (土)

ヤロウの花が咲いた *

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昨日はお昼を食べすぎちゃって夜になってもお腹がすかず、それ以上に湿度にやられて疲れはてちゃって、夜は夕飯も食べずに滅多にないこと11時半には布団に入った。それですぐ熟睡できたらよかったけれど、布団に入ったら入ったでこんどはなかなか寝つけず、あっちを向いたりこっちを向いたりすること数時間 ・・・・・・

でも食べずに寝たのがよかったみたいだ。
朝7時半にぱっと目が覚めた。
そしてベランダにでると今日も雨だ。
湿度・湿度・湿度・・・・・・
この湿度ってやつが人間にとっても植物にとってもほんとにいけない。
この時期、ばらもハーブも害虫だらけ。
取っても取ってもキリがない。
ベランダで無農薬で植物を育てることに限界を感じる季節。
それで今朝もパジャマのまま帽子をかぶって2時間ベランダにいた。
でもそれでもベランダを緑でいっぱいにすることをやめられない。
最近じゃ人と話すより緑と対話してるほうがいいくらいだ。
人間って、めんどくさいばかりで・・・・・・
緑はわたしに酸素をくれる。
深呼吸することを思いださせてくれる。

今朝咲いたヤロウ。
友達の庭からもらってきて、このあいだ植え替えた。
葉っぱがギザギザしていてノコギリの刃みたいだからか、
和名はセイヨウノコギリソウ。

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でも、わたしにはノコギリの刃というよりも、繊細なレースみたいに見えます。

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2017年6月30日 (金)

夏越祓の水無月

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外は雨。
今年は忘れずに買ってきました。
夏越祓の水無月。
6月も今日で終わり。
そして今年もあと半分。

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2017年6月26日 (月)

タイムの花が咲いた *

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友達の庭からもらってきたタイムの花が咲いた。
星くずみたいな、淡い、薄紫の花。
ハーブの花って極小だけど、よく見るとかわいいです。
香りは料理に使う、よく知ってるあのスパイシーな香り。
ハーブは花が咲いているときが最も香り高く、エネルギーが強いのだそうです。
とうぜん、花を咲かせれば植物は体力を消耗するので、ほとんど肥料はいらないといわれるハーブだけど、花後くらいは薄い液肥を与えるくらいしてもいいのかな、と思ったりしています。
今日も曇り。
ちょっと蒸し暑い。

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2017年6月15日 (木)

今年の梅雨の梅仕事 *

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昨日、和歌山の山の実園さんから青梅が届いた。
無農薬の南高梅、紅さし2キロ。
箱をあけると和紙に刷られたきれいな絵とメッセージが付いていて、そこには「このたびは誠にありがとうございます。栽培期間中、農薬・除草剤は使用しておりません。よければ、気軽に山畑に遊びにきてください。自由きままに感じてください」とあって、こういうオープンなのっていいな、と思った。
遊びにきてください、と言われて、はいっ! と出かけられたらどんなにいいだろう。

まだ父が家に遊びに来ていた頃だからもう何年も前のことになるけど、夏の暑い日に自家製の梅シロップをひやし飴みたいにして出したら父がたいそう気に入って、うまいうまいというので、父がそんなにおいしいというんだったらまた作ろう、と思って、何年も作らずにいた。
それからもう何年になるのか、今年86の父にはこの夏を越えるのがいっそう大変になるだろうから、今年こそ作ろうと思ったのだった。

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昨日は娘が休みだったから、夕方さっそく梅をきれいに洗って二人でせっせとヘタを取った。これがけっこう手間で、よく安い梅干しを買うとヘタ付きのままのがあるけど、こんな手仕事を考えたら、さもありなん、と思う。
ヘタを取ったら水でもういちどゆすいで水気を切り、布巾でひとつひとつ丁寧に水分を拭きとったのをフリーザバッグに入れて一晩冷凍。
それを今朝、氷砂糖と交互に瓶に入れた。

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思わず瓶いっぱいに入れたくなるけど、梅1キロに氷砂糖1キロ、それを4リットルの瓶に入れる、というのが1番みたいです。
前は梅を1キロしか買わなかったのかな。
うちには2リットルの瓶がふたつあるだけだったので4リットルのをもうひとつ買うとして、とりあえず1キロの梅を半分ずつ入れた。
そこにほんのすこし酢を入れるといいというので、りんご酢を10ccずつ投入。
酢を入れると酢の殺菌力でカビも生えにくく発酵もしにくく、なおかつできあがったシロップが爽やかでおいしくなるそうです。
これを冷暗所に置いて、1日に1回ゆすって10日から15日。
梅のエキスがしっかり出たら実を取り出して目の細かい布巾で濾し、シロップを鍋に移して弱火で15分加熱してアクを取り、消毒した瓶に詰めたらできあがり!
というわけで覚え書きレシピは、

● 梅      1キロ

● 氷砂糖   1キロ

● りんご酢  20cc

● 4リットルの瓶


できあがったシロップは冷たいミネラルウォーターで割ったり、ソーダで割ったり。
『梅はその日の難逃れ』といわれるほどの健康食材だし、夏はクエン酸サイクルで疲労回復に役立つから、お年寄りといわずとも常備してたらいいと思います。
できあがるの、いまから楽しみ

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2017年6月14日 (水)

花泥棒

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昨日は一日雨で寒いくらいだったけど、今日はまた晴れて爽やかな日。
昨日、終日、暗い部屋で雨の音を聴きながらコンピュータの前で仕事しながら、雨に濡れた紫陽花のことを思っていた。
今日、昼時にパンを買いに行くときに忘れずにトートバッグに花鋏を入れて行って、帰りに一輪失敬してきた。「花泥棒は泥棒じゃない」という、母の言葉を思いだしながら。
そして帰ってきて三彩さんの一輪挿しに生けたら、いつもは洋風好きと思ってた息子が「その一輪挿し、いいね。ぼくそれ好きなんだ」という。おまけに紫陽花のことを、「小さな蝶がたくさん集まってるみたいできれいだね」って、あの息子にしちゃ、なんてポエティックな。
わたしは紫陽花はあんまり好きじゃない。
たぶん、小さかった頃の、退屈な雨の日の記憶が蘇るから。
退屈しのぎに紫陽花の葉っぱを一枚一枚裏返して、でんでん虫を探した。
まだ生まれたばっかりの、透き通るような虹色のちっさなカタツムリを見つけたときには嬉しかったけど。
ちひろの絵さながらの雨の記憶。
でもまだこんな色づく前の、淡い、小さなのは好き。
まるでフローライトの結晶みたいで。

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2017年6月 8日 (木)

14番目の月*

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夕方のこの時間って、凪だな。
この空を見た瞬間、「ああ、なんだか今週も疲れたな」って言葉がでてきた。
まだあと一日あるのに。

空には限りなくまるに近い14番めの月。
明日は満月。

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関東・甲信越も梅雨入り

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関東も昨日ついに梅雨入りしたのに今日も雨は降らない。
曇ってはいるけどそれほど気温も湿度も高くなくてすごしやすい、と思っていたら、午後になって晴れてきたとたん、蒸し暑くなってきた。
太陽を背に歩いていると背中が熱くなってくるこの感じ。
懐かしい季節の感触。
紫陽花はまだ色が濃くなくて、白っぽかったり緑が多かったりする今のくらいのが好きだ。濃い色の大きな頭はわたしには重すぎて・・・・・・

スーパーマーケットに行って、太った新鮮ないいあさりをみつけて、遅いお昼は思わずボンゴレビアンコに。
時間がなくて慌ててて、イタリアンパセリの刻み方も散らし方もちょっとザツだけど。
うちのキッチンに西日が入りだすと、もう夏。

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