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2017年9月17日 (日)

9月、静かな雨の朝

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雨が降る音を聴きながら眠り、雨音で目覚めた。
そのときすぐ起きればよかったけど、プールで泳いだ翌日はなかなか起きれない。それから2時間眠った。
いつの間にかラプアンカンクリの猫の毛布がぬくぬくと気持ちよい季節になった。
珈琲、いい匂い。
遅い朝の食卓で、昨日知ったばかりのベネズエラのうさぎ作戦の話をした。
そんなことをするよりいっそ肉食をやめるか減らすかして日本人みたいに畑の肉を食べればいいんだ、と話した。
重要なのはいつだって体重よりも体型。
本物のうさぎみたいなぬいぐるみをこよなく愛する娘のためにも。
それから我々は指先を紫にしながら巨峰を食べた。
秋は葡萄のおいしい季節。
気温が下がるこれからはおなががすく季節だ。
冬までの束の間の楽園。
娘は静かな霧雨のなかをアルバイトに出かけた。
さて、何を聴く?

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2017年9月15日 (金)

火薬のにおい

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娘とふたりで夕飯をすませた後、娘が「線香花火やらない?」と言った。
どうだろ、台風前で風つよくないかな。あとでベランダ出てみるよ、と言って、しばらく後に出てみたら、風はあるにはあるけどそれほどでもない。空き缶にティーライトキャンドルをひとつ落として、着火マンを持ってふたりでベランダに出た。
去年の夏のおわりに、友達と海でできたらいいなあと思って買った線香花火。
昔ながらの製法で作られた純国産の上級品。
でも海の近くに住む友達にはそんなロマンはないんだろう。
海なんかいつだって行けるし。
去年はついに海には行けなかったし、今年もたぶん行けないだろうから、もうここでみんなやってしまおう。
国産の花火は三種類あって、今日のは『九州三池・筒井時正の不知牡丹』。
一年も経ってしけってないかなと思ったけれど、さすが純国産品。
しけってなかった。
花火に火がつくときの、シュッ!という音。
火薬の匂い、いい匂い。
子供の頃からこの火薬の匂いが大好きだった。
これは紛うことなき夏の匂い。
イノセントな夏の記憶の匂い。
季節はずれに嗅ぐとなおさら鮮烈ではかない。

ふたりで7本やって、「これでも浄化されたんじゃない?」と娘が言った。
息子が怪談ナイトの会場から変なもの連れてこないようにセージでも炊こうかと言っていたのだ。
たしかにね。
浄化されたかもしれない。
これを買ったときの思いも。
みんな忘れてしまうこと。

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2017年9月 9日 (土)

銀木犀の香り

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今日はひさしぶりに朝からよく晴れて、
みんみん蝉も元気に鳴いて、
オーシーツクツクも鳴いていて、
いまは晩夏。
まだ秋じゃない。
と思って外に出たら、どこからかほんのり金木犀の香りがしてきて、
もう金木犀?!

金木犀の香る頃って、ちょうど小学校の秋の大運動会の頃だと思っていたけど、
もうそんな季節なの、
やっぱり今年は季節のめぐりかたが早いらしい。

そう思ってプールの帰り、
自転車飛ばしてちょっと遠くの大きな金木犀のところまで行ってみたけど、
花はおろか、緑の葉がワサワサ繁るばかりで
つぼみの気配すらない。

さっきのあれはなんだったんだろう。
幻聴ならぬ幻嗅?
けっこうぐるぐる走り回って、疲れて近所まで帰ってきたとき、
たしかにする!
金木犀の香り。

自転車を降りて、香りの主を探したら、
あった、駐車場の脇のこんなところに。

でもそれは見慣れたオレンジ色の花じゃなくて、
うっすらレモンイエローがかった白い花。
家に帰って調べたら銀木犀だそうです。
いままで金木犀と銀木犀があるなんて知らなかった。
いずれにしても、いま咲くのはちょっと早いみたいだけど・・・・・・

というわけで、いまはまだ晩夏。

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2017年9月 3日 (日)

夕空 **

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夕方、ひさしぶりにきれいな空。
こんなのを見てるとわたしは漂泊の思いやまず。
海に行きたい。

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2017年9月 2日 (土)

いまは晩夏

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今朝起きて窓をあけたら外は寒いくらいだった。
いつも8月が終わっても、クリス・ペプラーが半袖短パンでいるあいだはまだ夏は終わらない、と思っているのだけれど、さすがに今日はクリス・ペプラーも半袖短パンとはいかないかもな。
そしてまたしても雨だ。
でも、わたしはどうやっても晴れ女みたい。
昨日も夜から出かけて帰りはひどい雨だったのに、降りる駅に着くころにはやんでいて、雨に降られることなく帰って来られた。
今日もプールに行くころにはすっかり晴れて、爽やかな風が吹きわたる午後。
息子が「秋だね」っていうから、「何をおっしゃる、いまは晩夏だ」と即座にこたえる。
いまは大気に夏の欠片がきらきら光る切ない季節。
日本にはこの季節を表すいい言葉があるんだ。
晩夏、ヴァンカ ・・・・・・
コレットの『青い麦』を思いだす。
お肌もルックスも年をとったけど、まだまだ感受性の細胞は若い気でいる。

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2017年9月 1日 (金)

はじまりの季節

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9月がやってきた。
2月生まれの水瓶座にとって、9月は残り半分のはじまり。
次の歳を迎えるまであと半年になった。
それから9月は天秤座の息子の誕生月。
あたらしい月、あたらしい空気。
窓の外の世界も輝くようだ。
あたらしいことをはじめよう。
あたらしいノートを持って。

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2017年8月31日 (木)

冴えない8月の終り

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雨ではじまった8月は、最後まで雨で終わるらしい。
ほんとうに雨ばっかりだった今年の8月。
今年の東京の日照時間は観測史上最短の83.7時間だったそうだ。
83.7時間といったら、31日あった8月のうち、たった3日ちょっとしかない。
ほんとうにしけたクラッカーからキノコが生えてきそうな日々。
実際、ベランダに置いたばら鉢のあちこちからは白い奇妙なキノコが生えまくった。
そんな8月の終り。
長雨つづきで枯れかけたばらが数株。
だめになりかけているホワイトセージ。
高温多湿が最も苦手な植物だからもっともな話だ。
いったい、夏も暑いのも苦手な人たちはこんな夏でもこっちのほうがよかったんだろうか?

でもそんな8月も今日で終わりだ。
さよなら、8月。
さよなら、夏嫌いのひとたち。
これまでの雨が愛のシャワーなら、これから愛の芽がたくさんでるでしょう。
雨がやんだ夕方、まだ雲の多い空を飛んでゆくヘリコプター。

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2017年8月30日 (水)

またしても雷豪雨

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朝うっすら頭が痛かったからもしかしたらと思ったけど、午後とつぜん暗くなってきて、またしても雷豪雨。
最初、肉眼で見える雨粒があまりに大きくて、バチバチと雨音もすごくて、ひょうでも降って来たのかと思った。
あっという間に視界はまっしろ。
数時間でやむのかと思ったら夕方になってもやむ気配なく、今夜は出かけるのをあきらめた。
それで昨日、同僚からきていたメールのことを思いだして、こやみになったころ下のポストを見に行ったら、豪雨の最中に配達されたのだろう。びしょ濡れになって敗れた封書が押し込むように入ってた。中身の仕事の資料はビニールファイルに、同僚からのプチプレゼントはビニールのショップバッグに入ってプチプチにくるまれていたから無事だったけど、それにしても封書が破れて届いたのなんてはじめて。
ひどいとか思うより、郵便配達人もこんな天候じゃほんとに大変、と思う。
それにしても、わたしの同僚も遠くまで見える目がついてるみたいだな。
いつもちょっとクサってるときにこういうものがポストに届く。
そういうのも、いまのわたしにとってはこのひとだけかも。
『ヴァンクリーフアーペルと日本の名品展』に行ったときのものだという、きれいなポストカードと遊中川の包み。

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神戸パークのマスキングテープと、

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久谷シールの小鳥のブローチ。

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子どものころ小鳥をたーくさん飼ってて、そのなかにはつがいのインコも何羽かいて、賑やかに囀ってはダンスする面白いやつだったなあー、なんてことを思いだして、しばし和みました。
秋になったらどこかに付けてでかけよう。

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2017年8月21日 (月)

サウダーヂな季節

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朝、仕事仲間にメールをしようと思っているときに携帯が鳴って、いまの現状を話したら彼もびっくりしていた。
東京は8月になってから雨の降らない日はないけれど、大阪はずっと晴れていて、連日35度の猛暑がつづいているという。これまで東京と大阪の天気ってそう大差ないように思っていたけど、こうなるとかなりちがうものだと思い知らされる。

折しも明日は新月だし、その前に身辺の浄化をしておこうと、今日は一日黙々と掃除。それには音楽が必要だと、むかし自分でつくったセレクトCDをひさしぶりにかけた。2007年の夏につくったセレクトCD。
いま聴いてもここに入ってる曲が好き。
いまでもこれを聴くとテンションが上がる。
これを聴くとわたしがどんなに夏が好きで、どれだけ夏のひかりを慈しみ、ゆく夏を惜しんでいるかがわかるだろう。
夏を感じていられるあいだはできるかぎり夏好きと一緒にいたい。
夏のしあわせを共有するにはそれが最も理にかなったやりかただと思うから。

これを聴いているといろいろなことを思うけど、たとえばブラジルにはそれほど有名じゃなくても上手いピアニストがいっぱいいて、イヴァン・リンスの『Aparecida』なんて曲を聴くと、ヴォーカリストが思うさま気持ちを高めてエモーショナルに歌えるような、ヴォーカリストの心情に寄り添ったすごくいいピアノが聴ける。ここで聴けるのはイヴァンの慟哭。もうほとんど泣いてるみたいで、歌詞もわからないのに、いつ聴いても聴いてるこっちまで泣けてくる。
うまいミュージシャンなんていっぱいいると思うけど、わたしが聴きたいのはちょっと取り乱したくらいの、平静を保てなくなったくらいの音、声。
だからちょっと意地悪かもしれないけれど、わたしはライブでミュージシャンが期せずして自分を曝け出してしまう瞬間を、密かに待ってたりする。
それからサンバ。
日本ではボサノヴァを歌う人はたくさんいるけど、サンバを歌う人は少ない気がする。でも、わたしはどちらかというとボサノヴァよりサンバのほうが好きかもしれない。白いシャツにアイヴォリーの麻のパンツ、蝶ネクタイにカンカン帽をかぶって肩からクイーカをさげ、鳥の鳴き声のような音をだしながらカーニバルの列に並べたらどんなにしあわせだろう。
かなうならそれで死んでもいいくらいだ。

このCDをつくってからもう10年が過ぎた。
これを聴いてたのはカルロスさんたちと仲良くしてたころだね、と息子がいった。
10年なんてあっという間に過ぎてしまう。
10年過ぎると人間関係もガラッと変わる。
そしてもう10年過ぎたらわたしはおばあさんだ。
そのころ、世の中がどうなってるかわからない。
そのころ、自分がどうなってるかわからない。
自分のまわりに誰がいるかもわからない。

でもきっと、夏の終りはやっぱりさみしいと思う。

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2017年8月19日 (土)

ひまわりの夏/雷豪雨

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ひさしぶりに晴れた土曜日。
またしても2週間ぶりのスイミング。
プールに行く途中で、青空をバックに輝くひまわりを見た。
ほんとに今年の夏ほどひまわりの似合わない夏もないだろう。
ずっと雨と低気圧でわたしの肩関節はずっと痛み、夕方ともなると脚がむくんでしかたなかった。これほどまでに身体の不具合がでてくると、もう泳力以前に身体をなんとかしなけりゃ、という感じ。
今日のバタフライにおける学びは、『水中深く潜らないためには、入水したら(顔は下を向いたまま)すぐに両手を上に上げること』。
これがバタフライと平泳ぎに共通のテクニックなのだそうだ。
なるほど、やってみたら楽に身体が上がるようになった。
コーチに習うってこういうこと。
独学もいいとは思うけど、人が教えてくれるまま素直にやってみることも大事。
人の話を聞く、素直にやってみることの大事さ。
水泳をはじめてから体感してること。

外がいきなり暑くなったせいでジャグジーは熱いお風呂のよう。
あつい、あつい、といいながらみんなで入る。
窓には夏空と揺れる木立ち。
でも家をでるとき鈍く頭が痛かったからまた降るんじゃないかと思ってたら案の定だ。
プール帰りに買いものをしてスーパーマーケットをでるころになったら空が暗くなりはじめ、ポツポツと雨。
それが夕方、息子と遅い2回めのごはんを食べるころには外の景色が真っ白になるほどの豪雨になった。雷。部屋の中はまっくら。
息子と話してるときに、パシッ!!! というものすごい雷鳴で思わずわたしが飛びあがったら、(なんだ、大げさだな)みたいな顔をしてた息子が2回めの雷鳴で飛び上がった。そして3回めは二人で飛び上がった。
まるでマンガみたい。
間違いなくちかくに落ちたね、といいあう。
それからしばらくして電話が完全に死に、インターネットが落ちた。
やれやれ。まったくなんてこった。

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