My Favorite Things

2017年8月12日 (土)

木を削る時間

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昨日の夕方、ふと思い立って、とってもひさしぶりにベランダで木を削りはじめた。
昨日は一日降ったりやんだりで涼しかったから。
ほぼ七割り方削ってそのままになっていたバターナイフ。
ハードメープルはこれを入れてあともう1本。
ひさしぶりに握ったオルファのナイフはわたしの手によく馴染み、よく切れ、たったワンコイン程度で買えるナイフなのに、わたしはこれがすごく好きだな、と思う。
椅子をつくったり机をつくったり、そんなことにもすごく憧れるけど、わたしが日常でする木工(というより木遊びですね)は、このオルファのナイフ1本でできるくらいのことでちょうどいい。
いつか森の中で、ひとりで時間をもてあましすようなことがあっても、このオルファのナイフがポケットにひとつあれば、わたしは落ちている木の枝を拾って、大きな木の切り株に座って、いつまででも黙々と木を削っていられると思う。
そしてオルファの安いナイフとおなじように、わたしはハードメープルの木が好きだ。
はじめは堅くてまったく刃が立たないのに、削れば削るほどやわらかく、扱いやすくなってゆくこのハードメープルの木が。
誰とも喋らず、何も考えずに木を削る時間はそのまんま瞑想みたいなもの。
とても安らぐ。
そしてときどき自分が削った木のかたちを指でなぞって確かめながら、ああ、このバターナイフは誰にあげようかな、と思いめぐらす時間も好き。
わたしがつくったようなものを喜んでもらってくれる主要な友達にはもうほとんどあげたような気がする、でもまだ頭に浮かぶひとがいる。

仕上げ近くになってくると、だんだん繊細な作業が多くなってきて、よく切れるナイフが必要になる。
明日、近くのホームセンターまで行ってオルファの替え刃を買ってこよう。
それから紙やすりと、あたらしい手袋と。
まだ8月なのに汗もかかずに外で木を削っていられる涼しさ。
あたりが暗くなるころ、今年初めてヒグラシの声を聴いた。
さみしい夏。

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2017年5月29日 (月)

カフェ・フーガ

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相変わらず珈琲を飲むのは1日2杯です。
でもなぜか今月はいつもの土居珈琲さんの豆だけじゃ足りなくなっちゃって、昨日の夕方、近所のカフェ・フーガさんに買いに行った。
買ったのは、いつものコロンビア・スプレモ。
そうしたら1杯おいしい珈琲をごちそうしてくださって、おまけに珈琲のおいしい淹れ方などいろいろ教えてくださって、店主も植物好きなのか、わたしが持ってた紙袋から飛びだしていた枝を見て「変わった植物を持ってますね」といったので、代わりにといっちゃなんだけどさしあげてきた。
グリーンの実の付いたサンキライ。
そしたら店主、匂いを嗅いで「なんだか変わった匂いがする!」って。
「でもこれは好きそうな香りだ」って。
ああ、それ、コトリ花店からきたものは紙袋から何からみーんなあの店特有の精油の香りがするから、たぶんそれだと思います、といいたかったけど、説明するのがめんどくさかったから何もいわずに帰って来た。サンキライ自体はたぶん、何も匂いはしないと思うから、あの店主が次にサンキライの匂いを嗅いだときには逆に不思議に思うかもしれない。あーあ・・・・・・
それで今朝、珈琲をいれようとして豆の入った袋をとりだしたらすごくいい香り!
わたしが土居珈琲さんと遜色なく同じレベルでおいしいと思うのは、カフェ・フーガさんの珈琲豆だけです。価格もほぼおなじ。つまり妥当だってことだと思う。
そんな珈琲豆が近所で買えるってことだけでもすごくラッキーだと思うけど、フーガの店主はお客さんからいわれたそうです。ここの珈琲を飲むようになって、わたしは不幸になった、って。つまり、ほかで飲む珈琲が全然おいしいと思えなくなって、ほかのが飲めなくなったから。
何をしあわせと感じるかは人それぞれだと思うけど、わたしはまったく逆だな。
毎日、自分でいれた最高においしい珈琲を飲みながら心底しあわせを感じてる。
いつか、、、、、、地球環境の悪化がますます進んで、こんなにいい豆がいまよりもっと希少になって手に入らなくなったら、あるいはわたしの経済力がいまより落ちてこんなにいい珈琲を飲めなくなったら、と思うこともあるけど、でもそのときはそのときだなって思う。
最高の珈琲の味は知ってるけど、何がなんでもそれじゃなきゃいけないとは思わない。これよりグレードの低い豆しかなくても、なんとかおいしくいれようって工夫するでしょう。でもそれだってほんとうにおいしい珈琲を知ってなきゃイメージすらできないこと。
そして、いまは最高の珈琲を味わう。
まいにち感謝して。

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2016年12月 6日 (火)

「渡邉知樹×シロ.」のリネンのポーチ

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昨日の夜、さっそくイトさんに行って買ってきた、緑の花柄のリネンのポーチ。
花柄のプリントは1枚1枚シルクスクリーンで手刷りしたものだそうです。
きれいな緑いろ。娘は白のキャンバス地のを買って。
どっちもかわいくて、帰りの電車の中でふたりしてトートバッグの中から引っぱりだして眺めて、かわいいかわいいといいながら帰ってきた。
それにしても昨日はよく晴れて暖かったな。
12月の夜に外でジェラートを食べられるなんて。

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2016年11月30日 (水)

わたしの好きなもの

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いつも持ってるロルバーンのノートと、ぺんてるペン。
射手座の新月の願いごとを書いた。

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それから今年も青森から届いたりんごの王さま、長谷川敏勝さんのりんご!
これから毎日たべる。

そして、わたしがこんなにラナンキュラスを好きになったのはコトリ花店の店主に出会ってからだ。とくに、このまんなかの緑の芯がムクムク伸びてくる野菜みたいなとぼけたやつ。
大好き。
新月の気のあるうちに植えよう。

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11月最後の今日も朝からよく晴れた。
今日から渡邉知樹さんの個展がはじまる。

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My Favorite Thingsを口笛で吹きながら。
もちろん、あたまに流れているのはあのひとの声。

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2016年10月 2日 (日)

わたしのあたらしい相棒 *

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こんどのわたしのあたらしい相棒はデカくて重いです。
だからこれまでの相棒みたいに、気軽に服のポケットに入れて出かけるということはできない。

これを撮っているのは前の相棒です。
この相棒もずいぶん前の機種になるけど、コンパクトながらすごくよく撮れるいいカメラだった。といっても、最初に買ったカメラはとっくにダメになってしまって、これを撮ったのは安く手に入れた3台めだけれど。
人によっては次々にあたらしい機種を使いたがる人もいるけど、わたしは使い慣れたカメラをずっと使いつづけたいタイプです。とくに写真を撮る目的のほとんどがこのブログにアップするためだけだと、手馴れていることが一番だからです。
出かけるときにはいつだって服のポケットかトートバッグのポケットに入れて、いつでも撮りたいときに撮れて重宝した3台めの相棒くんも、ついにピントがなかなかこなかったり、半押しして決めたピントがぜんぜん固定されなかったりでダメになってきたし、ド素人のこのわたしに大事なことを依頼する困った人もなんかもいたりして、ついにあたらしいカメラに買い換えました。

でも、実をいうとこのカメラを買ったのはもう5ヶ月も前のことです。
そのときすでにメーカーで生産中止になっていたこのカメラがア●●●で残り1台として出品されていて、早く買わないと無くなっちゃいそうだったからさんざん考えた末にブタの貯金箱を開けてエイヤっと買ったのに、わたしが買ったあとも最後の1台はずーっと残っていて、つまりア●●●にやられました。

それからなんだか箱をあける暇もないまま、つい手軽な古い相棒とばかりランデヴーしていて、ずっと箱に入れたまま放置していた。じっくり取説を読む暇がないとかセットアップしてる暇がないとか、いろいろな理由をつけて。
この一件だけみても今年のわたしがどれだけダメだったかわかるようです。
でも言い訳するわけじゃないけどこのカメラを買っただけでブタの貯金箱がふたつともカラになっちゃって、いざカメラが届いてみたら保護フィルターはいる液晶シールはいる大容量のメモリーカードはいる、それにわたしにとっては久しぶりの高級機で、これだけデカイとやっぱりカメラケースもあったほうがいいかな、などなど思ってチマチマ買い足してるうちにすっかり遅くなってしまった。

でもついに新月の気が残る今日からデビューです。
よく女の人で、取説もぜんぜん読まないで買い換えた携帯の使いかたがわからないとかカメラの使いかたがわからないとかいう人がいるけど、わたしは取説は最初にひととおり読んでしまうタイプです。で、すぐに必要なセットアップはやってしまう。必要最低限のいちばん使いそうなとこだけ覚えてしまう。あとはもう毎日使って使って使うしかない!

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こんどのわたしの相棒も、なかなかかっこいいヤツです。
クラシカル。レトロ。
いろんな言い方があるけど、まずこのルックスにやられた。
毎日連れ添う相棒だから、ルックスは大事です。
もちろん、画質やスペックや使い勝手だって、ちゃんと比較して検討しました。
この相棒が変わってるのは、コンパクトデジタルカメラなのにファインダーを覗いて撮れること。ファインダーを見ればファインダーが、液晶を見れば液晶が、瞬時に切り替わるというところ。ファインダーを覗いて撮るのなんて、フィルムカメラ以来のことでなんだか新鮮です。そして実際に撮ってみると、暗い部屋でも想像以上に明るくキレイに撮れる。画質も素晴らしい!
初めて撮った写真をコンピュータに取りこんで大きなブラウザで見たときには思わず「おおっ!」と声をあげてしまいました。
気持ち地味ではあるけど、フジの色が好きです。
だからデジタルになってからはずっとフジ。
いろんな意味ですごく頑張ってる国産メーカーだと思います。
応援したい。

ただひとつ、これまで近所に買いものに行くくらいでも相棒同伴だったわたし。
近所のスーパーに行くのに首からこれ提げてくってどうよ、という話。
昔のアメリカ映画に出てくる典型的な日本人じゃあるまいし、アホみたいじゃない? と思うけど、でもしかたないね。
かっこいいヤツとつきあうにはそれなりの面倒もあるってこと。
それって人間の場合もおなじ?

何十年ぶりだろう。
安い三脚も買ってしまった。
昔から写真を撮るのはわたしの役目で、友達バンドのメンバーとスタジオに入ってリハ風景を撮った後、最後に全員で撮るとき「そうきちも入りなよ」といわれて、おもむろに三脚立てて撮った。セルフタイマーにしたカメラのシャッターをカチッと押して、みんなのところにバタバタ走って行ってパシャッとシャッターが切れる。
この三脚立ててみんなと写真を撮る、という行為が好き。

そして海に行くときにもかならず三脚を持って行った。
御宿のビーチで、真冬、恵比寿の古着屋で買った黒猫みたいなカシミアのコートに丸眼鏡かけたひとが、三脚につけたNikonのファインダー越しにこちらを見ているのを見て、エルヴィス・コステロみたい、なんて思ったのもいまとなっては青春の(なんて、こっぱずかしい言葉はあまり使いたくないけど)佳き思い出です。
その三脚は海に持って行くたび砂まみれになるもんだから、いつかネジがバカになってダメになってしまった。三脚どころかカメラのフィルムケースに砂が入ってしまって、オーバーホールに出したことも1回じゃきかない。海で写真を撮るのは大好きだけど、どんなに気をつけてても砂が入りやすいから、海にカメラを持って行くのはリスキーです。

三脚を買ったから、これでやっと子供の誕生日にみんなそろって記念撮影ができる。それでとうぶんのあいだ、うちに来る人はあたらしい絵の下で写真を撮られることと思います。
よろしくお願いします!

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2016年4月18日 (月)

BRASS クリップナンバー

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昔から真鍮のつや消しマットの鈍い輝きが好きで、

表参道や西荻窪の骨董品屋でタオルハンガーとか引き出しのノブを

買って来ては付け替えたりしていたものでした。

(いまでも探せばこの家のどこかにあると思うけど。)

紙、布、木、ガラス、金属、鉱物。のテクスチャー。

みんな好き。

前から気になっていたミドリの、BRASSナンバークリップ。

ミュージシャンがセットリストつくるときに使えないかと思ったんだけど

どうでしょう?

今夜は久しぶりのサムタイム。

不思議なことに何故かひと月のうち1週間に予定が集中しちゃうんだけど

今週はライブ・ウィーク。

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2016年2月 7日 (日)

誕生日の自由時間

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お金と時間、どっちがなくてもつまんないけど、最近、切にほしいのはひとり

の時間。

今日、天気予報は外れて、曇りでも雪でもなく、晴れ。

誕生日が日曜日なんて滅多にないから、あたらしいシャツ着て行ったことの

ない街にでかけた。

向かった先は、小田急線の経堂にある、先日、坂本千秋さんの紙版画を買

ったcafe+gallery芝生さん。

送られてきた額装品はとても丁寧にきれいに梱包されていて、白い紙にとめ

られた芝生柄の緑のマスキングテープもかわゆらしく、店主がどんな人か気

になった。いまちょうどギャラリー芝生さんでは古道具さびさびさんの展示を

やっていて、インスタで垣間見た写真の雰囲気がよかったのでお散歩がてら

行ってみることに。

個人的には小田急線ってとんと縁がなくて、経堂に降りるのもむかーし週刊

朝日でアルバイトしてたときに知り合った女の子の家を訪ねて以来。

あのころはこの辺は山だったというか、すんごい田舎だった。

駅降りてさらにバスに揺られて行ったこともあって、なんだかすごく遠いとこ

まで来てしまったなあー、という感じがしたのだけれど、電車に乗ってしまえ

ば、いまわたしが住んでるところからでも1時間なんですね。

『すずらん通り』という、なんだか昔なつかしいような商店街を歩いてまっすぐ。

青いドアと白い壁が印象的なギャラリー芝生さんは、入るとほんとに驚くほど

ちっちゃな店でした。手前のギャラリースペースに置かれたさびさびさんの古

道具たちは、休日の午後の眠たいような日を浴びてここちよくくつろぎ、ずっと

前からそこにあったような、でも何かどこかが新鮮なような、タイトルにあった

『初めての再会』にぴったりの空間。なんだかずっとここにいたいと思うような、

とてもいい雰囲気を醸しだしていました。

カフェとあるけど、カフェスペースはカウンターの前のわずか数席で、わたしは

ほんとは今日はここで寅印菓子屋さんのガトーショコラと珈琲をお目当てにし

てきたのだけれど、後から入ってきた店主と顔見知りらしい若い女子が賑やか

に友達を連れてやってきて、カウンター席でお喋りをはじめてしまったので早々

にあきらめて、残りわずかな寅さんのお菓子を少しと、行く前から気になってい

た昔なつかしい小学校の給食に使われてたみたいなアルマイトのボウルを買

って退散。店のオーナーはおっとり静かで優しそうな男の人でした。芝生さんを

出た後は、おなじ通り沿いにあるキッチュな雰囲気の輸入雑貨屋STOCKさんと

ハルカゼ舎さんを覗いて。

今日はうっかり寝坊して朝昼兼用のブランチ程度で家を出てきてしまったから

わたしはお腹が空いて、どこかに入ろうと思ったけど、店はないことはないもの

の、どこに入ったらよいかぜんぜん見当もつかなくて、そのまま次の目的地の

吉祥寺に移動。でも、経堂の町には休日の郊外の眠たいような時間が流れて

いたけど、吉祥寺はまるで逆。吉祥寺の駅に着くなり思ったけど、休日の吉祥

寺なんておよそ行くもんじゃないですね。

ものすごい人! 食事をしようにもどこも長蛇の列!

それで、いくつかの目的地に行くのに場所がなかなかわからなくておなじところ

を何度も歩きまわって疲れ果て、今日は朝から冷たい北風に吹かれまくったの

で髪がバアバアですごいことになり、徐々に意気消沈したのでした。

けっきょく誕生日においしいものも食べず、買ったのはアルマイトのシャビーな

ボウルに寅印菓子屋さんのお菓子、タイのピンクの封筒にワックスペーパーの

ペーパーバッグ、それにユーカリ・ポポラスだけという、およそいい歳した大人

の買いものとも思えないけど、最後に入った画廊で見た個展がすごくよかった

から、今日はそれだけで◎!かな。

これはぜったい娘も好きだから娘にも見せたい、などと思いつつ、家に帰って

今年も誕生月に土居珈琲さんからもらったハニーツァルキーの珈琲をいれ、

芝生さんで買ってきた寅印菓子屋さんのひとつしかなかったオレンジチョコレ

ートブラウニーをひとりテーブルで食べたのでした。

初めて食べたけど、この寅さんのお菓子がおいしかった! 

オレンジとチョコレートの組み合わせ大好き!

これはぜひ工房にも買いに行きたい!

というわけで、なんてことないけどわたしらしいといえばわたしらしい、誕生日

の自由時間の一日。

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2015年7月 5日 (日)

これが最後のオニオンスキン

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良かれ悪しかれインターネット・ショッピングの便利なところは、一度でも

買いものしたらそこからお知らせがくることで、以前『ドレスコ』というノート

を買ったPC竹尾から、先日メールマガジンがきた。

その内容は、倉庫から見つかった最後のオニオンスキンペーパーをふん

だんに使って、数量限定でノートを作った、というもの。

以前ドレスコを買ったのは中身がオニオンスキンペーパーだったからこそ

だったけど、ついに紙が尽きたのか、途中で違う紙になってしまって残念

に思っていたところだったし、『これが最後』といわれたら、見てみずには

いられない。さっそくリンクページをひらくとスペシャル・エディションのノー

トはそれはそれは素敵だったけど、私にはちょっといいお値段だった。

いい詩集が1冊買えるくらいの価格。

これだと娘も買わないだろうなあ、と思いつつ、いちおう経緯を話して見せ

みると、あろうことか娘は事もなげに「それじゃあ、1冊買っておくか」という

ので「マジ?」といいつつ、私も1冊買うことにした次第。けっきょくのところ

近眼の娘は値段を見間違えてたらしいのだけど、届いたのはこれです。

厚手のスリーブに納められた、布張りと見紛うような光沢感のある表紙の

ノート。色はアボカドとアクアとあって、私たちが選んだのはアクア。

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なんとも繊細できれいな淡いブルーです。

そして中身は何ページくらいあるんだろ、けっこう分厚い。

それがぜんぶオニオンスキンペーパーだという贅沢。

オニオンスキンとはよくいったもので、なんともいえない手触りと質感。

娘なんかパラパラやりながら「この紙に触ってるだけでしあわせだねえー」

なんていう、かなりの紙フェチです。

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問題はこんなスペシャルなノートに何書くかってことですね。

去年の母の日に娘からもらったドレスコだってまだ使えないでいるのに。

娘は絵が描けるからクロッキー帳にしてもいいけど、なんていってたら私より

もっとこのノートが似合う人がいるんじゃないかなあ、なんて人にあげること

を考えたりして、私ってなんて自己愛が薄いんでしょ。イカンですね。

いつかどこかで落としてしまって、もう二度と手に入らないと思ってたブルー

ウォーターアパタイトのブレスレットも戻ってきたことだし、ここはひとつ自分

のポテンシャルを信じてみますか。

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厚手のスリーブの後ろにはこんなふうに書いてある。

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サンバレーオニオンスキンは1956年に誕生しました。まるで玉ねぎの薄

皮のように軽くやわらかく、独特のしわ感のある紙です。鉛筆やペン、万年

筆などとも相性が良く、そして何よりも紙の質感から生まれる独特の書き

味が魅力です。軽量なためエアメールなどにも使用され、多くの方に好ま

れたサンバレーオニオンスキンですが、惜しまれながら2010年に生産を

終了しました。

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いったい私はこのオニオンスキンの便箋を使ってどれだけ手紙を書いたり

打ったりしたことだろう。書きだすと言葉があふれて止まらない長書きの私

にとって、薄い紙って封筒に入れるのに何よりありがたいものなのでした。

それさえいまは昔、昔の物語。

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