Fashion☆

2013年3月15日 (金)

kusaさんのCorda

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火曜日の夕方、夕飯の買い物に行こうとして下のポストを見たら、いくつかのDMに混

じって和紙に印刷されたきれいなポストカードが入っていて、どこからかと思って裏を

見ると数年前までハンドメイド・アクセサリーのネットショップをやっていたデザイナー

のkusaさんからだった。

選びぬかれた美しい天然石をふんだんに使い、繊細さと大胆さをあわせ持ったkusa

さん独自のセンスと丁寧な手仕事によって作り出される彼女の作品は、それまでアク

セサリーにほとんど興味のなかった私を魅了した。

さいわい、といっていいのかどうか、当時彼女はアパレルショップのデザイナーの本業

をお持ちでとても忙しそうにしていたから、その制作ペースは不定期でゆっくりで、そ

れで私も数ヶ月おきに新作発表のお知らせをもらうたびに、わくわくしながら見に行っ

ては、たまにほしいものを買わせていただいていた。

そのCordaをkusaさんがクローズしてしまってからどれくらいが経つだろう。

私自身は3.11のときに大事にしていたパワーストーンがいくつも壊れてしまってから

は、アクセサリーどころか石さえ買うのをやめてしまった。でも考えてみたら、Cordaで

買ったアクセサリーはクロゼットの引き出しの中にしまっていたからまったくの無疵な

のだった。私がいま持っているアクセサリーといったら、Cordaで買ったのくらいだ。

それもふだんは滅多にしないけど。

届いたポストカードはそのkusaさんがショップをリニューアルオープンさせるというお知

らせだった。旧姓、とあるところをみると、どうやらネットショップをお休みしているあい

だにご結婚されたらしい。いろいろ環境の変化があったのだろうと思うけど、以前のカ

スタマー・リストもほぼ失ってしまって1からのスタートだという。

夕闇のなか歩きながらオープンの日付けを見ていたら、だんだんわくわくしてきた。

ブランド名を見ただけで頭のなかにパーっとイメージが広がってわくわくするこの感じっ

て、なんて久しぶりなんだろう!

そのCordaが今朝ついにオープンした。

昔は彼女が新作をアップすると、それこそ争奪戦でなかなかほしいものが手に入らな

いような状況だったから、できればこっそり自分だけのとっておきにしておきたいくらい

なのだけれど、今回1から再スタートしたという彼女の作品がたくさん売れてぜひ成功

してほしいから、ここに一度だけリンクを貼っておこうと思う。

天然石のアクセサリーが好きな人は、ぜひ一度のぞいてみてください。

今回、個人的にはブリザーブドフラワーを樹脂加工して石とあわせたピアスが素敵で

した。石と花、という組み合わせが新鮮で、またとてもピュアで繊細な感じで。

私はピアスは開けてないのでできないのだけれど、同様な方も物によってはパーツを

変えてイヤリングにもしてくださるので、気になった方は聞いてみてください。


             HANDMADE ACCESSORIES   Corda



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2013年2月28日 (木)

ツイードが好き

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冬のコートはなんといっても軽くて暖かいダウンに限る、という人がいる。

(私もそう思う。)

でも私はウールのコートが好きだ。

とくにツイード。

私が長年愛用している茶色のヘリンボーンのツイードのコートはもうかれこれ十数年

は着ているもので、いつか1番上のボタンホールがほつれてきて直してもらった以外

は、袖裏にちょっと毛玉ができているくらいでいまも健在だ。暖かさも変わらない。

これまで過去にすごく心惹かれながら(その値段ゆえに)買わずにあきらめたコートで

あのとき買えばよかったといまでも頭にチラチラするのは、やっぱりツイードのコート。

好きだけど、実はそれくらい本当にほしいものってなかったりする。

この冬は、十数年ぶりにそのツイードのコートを買った。

といっても古着のコートだけど。

中古といってもほとんど着てない美品ということで、でもその割には値段が安かったか

らそんなに期待はしてなかったのだけれど、届いてみたらすごく良かった。

グレーと黒のヘリンボーン。

ウエストがきゅっと締まった、細身のラインがきれいなシングルテーラード。

オークションページに書いてあったとおり、ほとんど着用感のないふわっとした温かみ

のあるツイードで、何よりプロパーでは私にはとても手の届かないハイ・ブランド。

その上まるであつらえたみたいに身幅も袖丈もぴったりで、私にはちょっと長いかと思

われた着丈も全然OK。羽織ってみたら、ロングコートなのにとっても軽くて暖かい。

この冬はすごくいい買い物をした。

これでまたとうぶん、コートのことは考えなくてすむ。

というか、とうぶん服のことは考えない。

それですっかりいい気分になって、「どお?」と息子のほうを向いたら「カッコイイな!

機関銃を持たせたい」なんていうから、こんな風に? とポーズをとってみたりして。

実に馬鹿な親子の平和な午後の風景です。

今年はそのコートに、おととし会社の同僚に自分のと色違いで編んでプレゼントしたら

彼女が『最強のマフラー!』と呼んでくれているヒツジのもこもこマフラーをぐるぐる巻

きにしたら、北風がピューピュー吹く2月の厳寒の日だってもうへいちゃらなのです。

でも、そんな寒かった2月も今日で終わり。

そして2月最後の今日、土居珈琲さんから定期宅配便が届いて中に入っていた毎年

恒例の誕生日のプレゼント。

一般には販売していないという、コスタリカ ハニーツァルキー。

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チョコレートのような濃厚な甘みを持つ珈琲豆で、名前を聞いただけでもおいしそう。

1年に1回これをもらって飲むのも、土居珈琲さんの贅沢倶楽部に入ってる愉しみの

ひとつだったりします。

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2012年8月28日 (火)

ガーリー

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夕方おそく歯医者に行った帰りに何気なく寄った本屋で久しぶりに装苑を買ったら、

ふいに昔のことを思い出してしまった。

たぶんあれは秋の終わりころの夕暮れ間近の時間。

3歳の息子が通っているアートスクールで知り合った親子と近所の公園で遊んでいて

それぞれの子供がブランコに乗っているのを眺めているときだった。L君のお母さんが

私を見て、「もうすぐ2人めを産む妊婦とは思えないくらいきれいね」といった。

私はもうずいぶん大きなお腹をしていたし、やんちゃ盛りの息子を連れて、散々着古

したY's for living のラップコートにデニムにスニーカーという、自分ではかなりどうでも

いい格好をしていたから、とつぜん彼女の口から出た思いがけない言葉に面食らっ

ていたら、彼女は「きっとこんどの子は女の子ね。だってあなたは男の子しかいない

母親のようじゃないもの」といった。

う~ん、それってどういう意味なんだろ。

と思ってふっと連想したのが大島弓子の『つるばら・つるばら』というマンガの中に出て

くるビーズのバッグのことだった。

マンガのなかで主人公の少年の両親は、大事な一人息子がどうやら同性愛者では

ないかと薄々気づいているのだが、できればそれが自分の勘違いであってほしいと

願っている。そんなとき、息子が生まれて初めてかわいいガールフレンドなんか家に

連れて来たものだから、母はすっかり嬉しくて舞い上がってしまって、さんざんおもて

なしをしたうえに自分が娘時代から大事にしていたビーズのバッグをその女の子に

プレゼントしてしまう。けれど後になってその女の子はただの友達にすぎなくて、やっ

ぱり息子はゲイだったとわかって、「せっかくあの子に大事にしていたビーズのバッグ

まであげたのに」といって泣くのである。

そのビーズのバッグ。

つまり、男の子だけじゃ服装にしても持ち物にしてもなんだか味気ないけど、女の子

がいたら母はやっぱり、ああしてこうして ・・・・・・ と夢が広がるものだと思うのです。

そういう気持ちをあのビーズのバッグはよく象徴していたなあ、と思う。

実際、何をやっても器用だった母が作るビーズのお財布やレースの縁編みをほどこし

たハンカチや、花瓶の下に敷かれたドイリーは子供心にもとてもきれいだった。

母は夏の前にはノースリーブのワンピースとボレロのアンサンブルを自分で作り、盛

夏には私と妹の浴衣と簡単服を縫い、秋には大きな素敵なボタンのついたコートを縫

った。私にはとうてい真似のできることではないけれど、私が小さいころからきれいな

ものが好きだったのは、貧乏ながらもきれいなものを作り出す母親のもとで育ったか

らなのだといまになって思う。10月号の装苑は『ガーリー』の特集だけど、何がガーリ

ーかって、女の子のなかの『ガーリー』はそんな風にして育つものじゃないかと思う。

装苑は、高校生くらいのときだったか、娘のファッションがちょっと妙なことになってき

たときに、これじゃいけない、と思って本屋に行って、これしか自分が好きだと思える

ファッション誌がなかったために買って娘に渡したのがきっかけで、娘もよく見るように

なった。いま、街にでると若い女の子のファッションはひどい。ここはブラジルのビーチ

じゃないんだからそんなカッコで街を歩くな! といいたい。

私は今どきの下品なギャル・ファッションだったら断然ガーリーのほうが好きだ!

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2012年2月13日 (月)

留守中に届いた贈りもの*

12cococe

土曜の夜、11時過ぎに帰宅すると世田谷・赤堤で洋服のセレクトショップcococe

をやっている友人から荷物が届いていた。ちょっと遅く届いた誕生日のプレゼントら

しい。箱を開けるときれいにラッピングされた包みが見えたので、中を開けるのは翌

朝のお楽しみにしてその日は寝てしまった。

日曜の朝、久しぶりにたくさん眠って昼近くに包みを開けると、中から出てきたのは

四方にポンポンがいっぱいついたグレーのストール!

12cococe_01

首にふわっと巻いたらやわらかくて肌触りがとってもいい。

と思ったら、シルク×コットン素材でした。

でもって、この色。

淡いグレーは、カラー診断でスプリング・クールの私にはぴったりの色で、いま愛用

している自分で編んだマフラーともまったく同じ色。さすがもとスタイリスト、わかって

らっしゃる。そして、実は何を隠そう、もう2年前の春夏物で『薔薇の精』なんてコン

セプトだったn゚11の服をセールで安く買ったものの、私がが着るには少々かわいす

ぎたのと着る機会がなくて2年連続スルーしたワンピースがちょうどこんな色だった。

このストールをあわせたら着られるかも! などなどと、またまた妄想する。

それにfog のリネンの服はちょっとシンプルすぎるくらいシンプルだから、ニュアンス

つけるのによさそうだなあ、と思う。手持ちの服のどれにも合いそうな色だから、これ

は愛用すること間違いなし! と友人にお礼のメールをすると、彼女も愛用の品なの

だそうだ。自分がすごく気に入っているものや愛用してるものを贈ったり贈られたりす

るのっていいよね。それが絶対に気に入ってくれそうな相手ならなおさらね。

・・・・・・ というわけで、私が2年前に買ったワンピースもお蔵入りにならなくてすみそ

うです。今年こそ、あれを着て夏の夜のライブに行きたい shine

そしてこちらはいま愛用中の会社の同僚が編んでくれたスヌード。

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スヌードって強風の日でもはずれることがないから思った以上に暖かくって便利です。

これはミルクティーみたいな色でチョコレート色の服に合う。

そして、ココシェの友人が贈ってくれたストールも会社の友人が贈ってくれたスヌード

も、何やらとってもいい香りがした。それで聞いてみればスヌードのほうはブルガリの

オ・パフメですって。なるほどね。いい香り。

さて、グレーのストールの香りは何かな。

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2011年7月26日 (火)

麻を着る

11linen

20代の頃の私は、夏ともなるとコットンや麻や楊柳のシンプルなワンピースをよく着て

いた。何よりそんな服が涼しくて楽チンで何より自分に似合うような気がして好きだっ

たのだけれど、洋裁学校に行ってきっちり仕立てたスーツやコートまで自分で作ってし

まえる母からすると、そういう私の服はシンプルすぎて(ただの簡単服みたいで)高い

お金を払って買う価値のないものだったらしい。よく、「そういう服がそんなに好きなら

いっそ麻袋に頭を入れる穴と袖の穴でも開けて着てなさい」なんて言われたものだ。

もちろん、私はそんなのどこ吹く風だったけれど ・・・・・・

最近、この歳になってまたよく麻の服を着る。

それこそ母に言わせたら簡単服みたいなシンプルなチュニックやワンピースを。

麻の良いところはまず洗濯機でガンガン洗えること。

最初はパリッと張りのあった生地がだんだんやわらかくなってニュアンスを醸しだして

ゆく。最初のパリッとしたのも好きだし、やわらかくなったのも好きだ。あたらしいうちは

よそゆき(これももはや死語か)で着て、くたっとしてきたら常着(日常着)にする。さら

にくたっとしたらホームウエアにする。布が変化してゆくのを見るのも好き。そして、重

ね着などをしながら1年中着られるのも魅力だと思う。

先日、男友達と服の話をしていて「麻のジャケットは着ないの?」と聞いたら、「皺にな

るから嫌い」と言われて思わず「それがいいんじゃないの!」と言ってしまった。

昔、『ヘカテ』という映画がロードショー公開されたとき、ポスターにあった『ルキノ・ヴィ

スコンティの再来!』という言葉にヴィスコンティ好きとしては見ないわけにはいかなく

なって映画館に行ったのだけれど、残念ながら映画自体はヴィスコンティとは似ても

似つかぬしろものだった。ただ映画のなかのファッションがとても素敵で、特に主人公

の端正な男が着ている麻のスーツが最初はパリッとしていたのが、ファム・ファタルと

もいうべき女に会って翻弄されてゆくにつれ皺になり、乱れてゆくのがそのまま彼の

心情みたいですごく色っぽく、それだけが強く印象に残った映画だった。麻のスーツと

か植民地ファッションって高田賢三が発表した頃から大好きだ。

そう、真夏に麻の唯一、面倒なところはアイロンをかけなきゃならないところだけれど

それも昨日のエコナッツで洗って干すときに皺をパンパンと伸ばして干したらそれなり

に着られないかな、なんて思っている。

着るもののことを考えるとき、ふと気づくと微妙な年頃になったと思う。

相変わらずカジュアルは好きでやめられないけれど、昔好きだったブランドは徐々に

似合わなくなってきている。母が自分の年齢だったときのことを考えると今の私より数

段高価できちんとしたいい服を着ていたけれど、今の時代にはそれはもう合わないし

私にはそれはやれない。かといって最近よく見かけるファッションと着ている本人にギ

ャップがある妙な人にだけはなりたくない。たぶん、まわりから若い若いと言われてい

るうちに自分で認識している見た目年齢と、他人が感じる客観的見た目年齢との間に

ギャップができてしまったのだと思うけれど、あまり麗しくないものを見るにつけ、自分

も大いに気をつけなければいけない、と思うのだ。間違っても若い店員の女の子のお

だてなんかに乗ってはならない。

年齢ごとに軽やかに素敵に年を重ねていくって、本当に難しい ・・・・・・。

それにつけてももっと鍛えて筋肉をつけて、柔軟な身体になりたい、と思う。

そして、麻の服はそんな今の私にもちょうどいい。

きちんとしようと思えばきちんと着ることもできるし、ラフにカジュアルにもできる。

そんなわけで麻の服は徐々に増えつつあって、この夏はそれらの服をヘビー・ローテ

ーションで着まわして過ぎてゆくことになりそうだ。

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2011年1月29日 (土)

ココシェで*

11cococe

昨日calligraphyさんと別れたあと、編み上がったマフラーを持って友人の店に寄った。

京王線エリアって私のところからだとひどく不便なので、どこかに出たついでじゃない

となかなか行けないのだ。

店に着く頃にはすっかり真っ暗。

懐かしい店のドアを開けて、まるでいつも行っている美容院みたいにいい匂いのする

店内に入ると、友人はちょうど接客をしてるところだった。

それが終わるのを待ってマフラーを渡した。

彼女はその日、ゴールドっぽく見えるブラウンと黒のボーダー・セーターにモノトーンの

大きめプリントのミニスカートを着ていたのだけれど、ライラック色のマフラーを首に巻

いたら想像以上に似合うのでびっくり!

彼女がすると私の編んだマフラーもなんだかとっても高級に見えました。

あんまり似合うので思わず一枚写真を撮らせろと言ったのだけれど抵抗されて、出て

きたのが上の帽子掛けさん。

この写真では店内がなんだか雑多に見えるかもしれないけれど、実際はとてもきれい

にディスプレイされています。前回、前々回に来たときよりも服のラインナップは数段

グレードアップしていて、アルパカの入ったショールカラーのイタリア製のネイビーのカ

ーディガンか、ジョッパーズ風のラインがきれいな迷彩柄のパンツとか、私が欲しい

と思うものもけっこうありました。

で、ここはアートワークスもかわいい。

下はショップカード。

11cococe01

こっちはメンバーズ(スタンプ)カード。

11cococe02_8

この感じっていうのはこの店のオーナーである彼女のセンスにぴったり合ってて、これ

を見るだけでもピンとくる人はくるんじゃないかな。

COCOCE(ココシェ) 世田谷線、松原駅より徒歩すぐ。

世田谷線の電車の中からも見えるターコイズブルーの屋根の小さなお店です。

というわけで、ちょこっと宣伝でした。


けっきょく、この日はマフラー渡したらすぐ帰るつもりが、近くのおいしいお魚屋さんで

一緒にご飯を食べることに。

このひと月間くらいどこにも行かず、誰とも会わずにいたモグラみたいな私にとって

何を食べてもおいしく、またいただけるヒントがあって楽しい1日でした。

ともあれ、彼女が私の編んだマフラーを気に入ってくれてよかった!

で、さらにあの後、メリヤス編みのマフラーが完成。

同じ毛糸でも編み方によって表情は変わるもので、一目ゴム編みがちょっとやんちゃ

な感じだとしたら、こちらはもうちょっと繊細な雰囲気。娘は私にはこっちが似合うと言

うのだけれど、変わり毛糸だからメリヤス編みだけでも丸まらないかと思ったらやっぱ

り端が丸まった。表裏しっかりスチームアイロンかけてきれいな形になっているけれ

これはしているうちにまた丸まってくるかも。

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2010年1月21日 (木)

ecoな風呂敷*

Furoshiki

先日、伊勢丹に行った際に45RPM STUDIO で、もうさんざん着倒してよれよれになっ

てしまったニット・カットソーの春いろバージョンを見つけて思わず買ったら、もっと背が

高ければショップの店員なんかよりモデルになったほうがいいんじゃないかというくら

いかわいい女の子が、「風呂敷でいいですか?」と聞いた。

?という顔でその子を見ると、「うち、お包みが風呂敷に変わったんですよ」と言う。

「それもエコ?」と聞くと、「そうです。次からお買い物の際にこの風呂敷を持ってきて

いただくとスタンプカードにスタンプを押させていただきます。スタンプカードがいっぱい

になったらバンダナ柄の風呂敷をプレゼントします」と言うので、「かわいい企画だね」

と言って、それからデザイナーの太田やすみさんの話になった。

ここのデザイナーの太田やすみさんは、たしか私よりいくつか年上なだけで、若い頃

はちょっと小林麻美似の素敵なひとで、20代の私にはそのファッションも乗っている

クルマもライフスタイルも、憧れの人だった。その人がそのままずっと第一線で活躍し

続けて、いまでも若い子に人気のブランドのデザイナーであり続けているのはすごい

ことだと思う。最近は年々かわいくなりすぎちゃって私が着るものはあまりないけれど

彼女が発信するデニムライン、コットン・ツィードは大好きだ。コットン、リネン、カシミア

などのナチュラル素材が大好きで、いくつになってもカジュアルがやめられない大人に

は必見の店。去年、大阪出張の帰りに京都を歩いていて、たまたま見つけた45R

ショップも素敵だった。京都は町を歩いている若い子も東京よりお洒落なくらいで活気

があったけれど、それを京都出身の友達に言ったら、『大阪食い倒れ、京都着倒れ』

と言うんだそーな。なるほどね。

ちなみに私が買った春いろカットソーは桜いろです♪

そして最近の我が家のちっちゃなエコはこれ ↓

Silicone_cups

お弁当箱におかずを入れるシリコン・カップ。

紙製と違って何回でも洗って使えるのがグッド。

何よりかわいくて◎。

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2010年1月 4日 (月)

森ガールあらわる

 

Cr_4

田島さんちの貴男ちゃんが自身のブログで『森ガール』について書いていておかしい。

森ガールを知らないという貴男ちゃんに小暮という人が「蒼井優ちゃんみたいな人を

もりガールっていうんじゃん!今なりのオリーブ少女っていうの?」と説明していて笑

える。

何を隠そう、私もかつてはオリーブ少女でした(^-^)

というか、26で結婚して27で子供を産んで母になってもオリーブ(マガジンハウス刊

のファッション誌)買うのがやめられなかった。それどころか30過ぎて2児の母になっ

てもやめられず、おまけに類は友で、同じように母になった友人と駅前の本屋で互い

にオリーブ抱えてるとこに出くわしたのにはさすがにぎょっとした。

いくつになってもトレンドチェックがやめられない。いつまでもカジュアルルックがやめ

られない。ずっとそんな風できたのだけれど、いまは洋服どころじゃないという自分の

事情のほかに、ここ数年メディアというメディアがすっかりつまらなくなって、かつては

あれほど買っていたファッション雑誌も今ではたまに本屋でパラパラっとやるだけ。

娘に『装苑』を買ってあげるくらいで自分ではすっかり買わなくなったし、服も滅多に

買わないどころか、わざわざ街へ服を見に行くことさえなくなって、買うとしてもたまに

ネットで買うくらい。それもプロパーよりもセールで買うことのほうが多い。

すっかり第一線からは外れた感のある今日この頃だけど、たまに疲れて、ただボー

っとTVの画面を見ていたいときなどに2チャンネルでやっているファッション・ショーを

見る。いきなり始まって約1時間、延々と無機質に流れるバックグラウンドミュージック

に乗ってランウェイを無機質に歩く美しいモデルたちとその服を見ていると、だんだん

うっとりしてきて、やっぱり自分はつくづく服が好きだなぁ、と思う。

今季は(と言っても去年の時点でだけれど)とても良くて、着たいと思う服がいっぱい

あった。今はどこか分別がついたような顔をして、見た目のお洒落より中身でしょう、

みたいなふりをしているけれど、私にそれなりの経済力があったら、やっぱりファッシ

ョンにはそれだけの投資をしてしまうのかも。

娘時代は自宅の子をいいことに、収入のかなりの部分を洋服につぎこんでいた私。

その時代ごとにファッションの変遷はいろいろあったものの、好きなのは、ボディ・コン

シャス、キャリア・ファッション、セクシー系、最近じゃエロかわいいなんていう最低最

悪のトレンドからギャル・ファッションなんてのには無縁の対極に位置し、どこかアン

ドロジナスで、大人の女と永遠の少女のあわいに茫洋とつかみどころなく存在して、

シンプルにしてどこかしらに手仕事のテクスチャーを持った繊細な服。

つまり今風に言うと森ガールってことになるのかしら。

母の私がそういう風だから娘も推して知るべしで、私が森ガールなる言葉を知ったの

は去年の春のことだ。息子が妹の着ているものを称して『森から出てきたような服』と

言ったことが発端で、そのころ私たちは誰も森ガールなんて言葉は知らなかった。

息子としては妹をほめたわけじゃ全然なくて、どこか朴訥としてあかぬけない、まるで

絵本の中から出てきたみたいなダサイ服、ということだったらしいのだけれど、その後

たまたまネットを見ていて森ガールという言葉が出てきたときには、思わず息子に言

ってしまった。そうやって考えるとこの言葉って、もしかしたら女の子側ではなくて男の

子側から出てきた言葉なのかもしれない。貴男ちゃんはブログの中で(森ガールって)

「森」の中の妖精のようなファッションの人を言うんだってね、と書いている。

そういえば、私が好きでときどき覗くショップサイトにはそんな服があふれている。

写真は最近、私が気に入っているナンバー11(n゚11)というブランドの服。

ウィンター・セールで比較的着こなしやすいカーキとブラックは売り切れていて、残っ

ていたのはこのライトベージュだけ。けれど、もし私が着るならこのデザインなら圧倒

的にこの色だ。髪が長くないのでこういう服を着ても女っぽくはならないし、身体にボ

リュームがないのでどうやったってセクシーにはならない。このデザインだと自分の身

体の欠点が露呈してしまうけれど、いっそ欠点も隠さずに露出してしまってしゃんとし

ていればきれいに着こなせるかも、などなどと妄想する。一見、ドレス風に見えるけれ

どコットン・レーヨンの天竺素材で、手洗いできるところからしてカジュアルだし・・・

と、何度かサイトを開いて眺めたものの、最近私が自分からいそいそ出かけていくの

はせいぜいライブハウス(よくてBlueNote)くらいだから、「あったら便利かも」よりは、

「あったら絶対に着る!」ほうを優先して、これはやめました。

ここまで読んできた(私を知らない)方は私がふだん森ガール風なのかと思ってしまう

かもしれないけれど、そんなことは全然なくて、いつもお世話になっている美容師さん

なんかもう長いこと通っているにもかかわらず、先日「初めてスカートはいてるとこ見

た!」なんて言うくらい、ふだんはボーイズライクな私です。

でも人生は短いし、花の時間はもっと短いし、いつも同じじゃつまらない、似合うなら

いくつになっても、何を着てもいいじゃない、なんて思うのです。

ちなみに昨日だったか、「街に出ると、あ、この人わかいときはきっとオリーブ少女だ

ったんだろうなあっていうようなオリーブおばさん、森オバサンに会うよ」と娘に言った

ら、「森オバサンって、それってただのクマなんじゃん!」と言われてしまった。

 げっ、クマ?!!!!

ま、いいけどね。クマ好きだから。

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