日々のあれこれ

2009年11月 8日 (日)

最後の文化祭

09nougeisai_2

毎年、なぜかきまってお天気がよくなくて寒くなる娘の文化祭。

今年はやっとお天気に恵まれた。

高校生活最後の文化祭は、朝から気持ちよく晴れて10月中旬の陽気。

大きなエコバッグをさげて学校に向かう。

門のところで娘の描いたポスターを見て教室に入ると、生徒が収穫して作ったという梅

ジュースで迎えてくれた。それと、ソースせんべいならぬ青梅ジャムせんべい。

土曜はプールの前に来て、ささっと教室をのぞいて売店で果物だけ買って帰ったのだ

けれど、今日は順番待ちの列に並んで苔玉(こけだま)作り体験をしてきました♪

09kokedama

洗面器に入った材料(土)をかき混ぜ、形よく束ねた野草を左手に持って右手で根元を

丸めた土で包んだら、係のPTAがシート状になった苔を適当にちぎってぐるりと巻いて

くれる。そしたら、それまで丸かった土がとっくりみたいな形に。ほんとはまんまるの苔

玉にしたかったんだけど・・・ coldsweats01 (しかも、けっこうデカイ。)

しかし、気を取り直して苔玉を黒のミシン糸でぐるぐる巻いてゆく。

しっかり巻けたら、できあがり!

ほんとはお皿も手作りのものが付くはずだったのだけれど、残念ながら先着何名かで

終わってしまったそうで、これは夏のあいだ蚊とり線香を載せていたお皿です。

以下、自分でも作ってみたい人のために苔玉の作り方*(もらったプリントから)

*********************************************************

《材料》  ケト土、ピートモス、バーミキュライト、ミズゴケ

《寄せ植えの植物》  リュウノヒゲ、フッキソウ(季節の野草、根つきで)

《くるむための苔》   ハイゴケ、スナゴケ(ゼニゴケは不向き)

《その他用意するもの》  黒のミシン糸 バケツ 水 ハサミ

* 作り方手順

①ケト土、ピートモス、(どちらも軽く一握り)、バーミキュライト(半握り)、

 ミズゴケ(一握り)をバケツの中で水を加えて混ぜ合わせる。

②寄せ植えする草をバランスよく組み合わせる。

③②の根のまわりを丸くなるように包む。(大きくなりすぎないように)

④③の土のまわりを苔で包み、ミシン糸で苔が崩れないように何周でも気が済

 むまで巻きつける。

⑤バケツに張った水につけ、泡が出なくなったら水が吸い終わった証。

 お皿に置いて完成!! 

 (苔の表面が乾いてきたら、上と同じ手順で水にひたす。)

*********************************************************

思うような形にはならなかったけど、なかなか楽しい作業でした♪

こんなことも家でやろうと思えば1個分の材料だけ手に入れるというわけにはいかなく

なって、きっともう私のことだから(苔玉作家のように)たーくさん作って友達に配って歩

かなきゃならなくなりそうなので、貴重な体験です。

下は昨日買った鬼ユズ!

09oniyuzu

こんなの初めて見ました。

なんちゅーブコツでブサイクでデカイやつ!

でも香りはユズのいい香りです。

(アホな私は金運にいいかもと思って)玄関に置いてます。

そして製菓・製パン部の子たちが作ったメロンパン♪

並んで買うこと30分!

09melon_pan

でも、その甲斐あっておいしいメロンパンでしたheart

昨日と今日で買ったもの、2個入りメロンパン、たくさん入ったキウイ、さといも、鬼ユズ

みかん、そしてミニサイズのガーデンシクラメン2株。

大きなエコバッグが必要なはずです。

家に帰って夕方、近くのホームセンターに行ってシクラメン用の鉢を買って移したら、

なんとあつらえたみたいにぴったりでした。

これからの寒い季節にはこんな色が部屋の中に欲しくなります。

09gardenshikuramen

すっかり暗くなってから帰宅した娘は、「あー、なんだかあっという間に終わっちゃった

なあ・・・!」とつぶやいてました。

楽しかった高校生活も残りわずか、あと数ヶ月を残すばかり。

| | コメント (1)

2009年11月 1日 (日)

リハーサル♪

091101rehearsal

息子が行っているミュージック・スクールでは1年に1回発表会があるらしいのだけれ

ど、去年はまだ力量不足ということかお声がかからなかったのが、今年はかかった。

突然、スクールのスタッフから出演依頼があって慌てる息子。

出るか出ないか検討して、いついつまでに返事をくださいと言われ、数日後に電話を

して、今度はやる曲を決めといてくださいと言われ、すぐに『So What』と答えていた。

マイルスのかっちょいー曲。

私も物事を決めるときあまり迷わない方なんだけど、この人も迷わないんだなあ。

見に行っちゃおうかなあ?smile と言ったら、すかさず「今年はやめてくださいね」と釘を

刺された。それを、やっぱりミュージック・スクールのヴォーカル科で先生をしている友

人に言ったら、「でも、1回めこそ見たくない?」と言う。

ま、そうなんだけどさ。でも子供が嫌がることはしない主義だから、今年は行かない。

それこそ変装して(?)行ったところで、すぐにバレるだろうしさあ・・・

バックをやってくれるのは全員先生ということで、つまりプロ。しかも秋山さんとのツイ

ン・ギターなのだそーだ。聞いただけでも緊張しそうです。

あとはドラムとベースのシンプルな編成。息子はトランペットかサックスが欲しかった

みたいだけれど、たしかにSo What をやるには地味な編成かな。

しかし、超緊張しーの息子、数日前からお腹が痛いのだそうだ。

私も緊張しーだからよくわかるけど、そんなんでほんとにだいじょうぶなのかあ???

まだリハーサルなのに?


・・・ というわけで、息子はさっきギターかついで出かけました。

本番は8日、新宿ピットインです。

どうなりますことやら。

| | コメント (4)

2009年10月27日 (火)

父が来た日

09florence_delattre04

午前中にめずらしく父から電話があって「今から行くから」と言う。

思わず「エッ」と思うが、父の電話はいつだってこうだ。家で仕事をしている私の都合

なんか聞かない。まだ電話をしてからくるようになったのはいいほうだ。やれやれ。


電話があって、ずいぶんたってから玄関のチャイムが鳴った。

ドアを開けたら両手荷物の父がいて、父は先月、具合が悪かったかなんだかして息

子の誕生日に来れなかったのを気にしていたらしく、今日になってケーキを買ってや

ってきたのだった。誕生日と言ったってもう21なんだし、そんなこといいのに、と私は

思うが、孫はいくつになってもかわいいものなんでしょう。父は妹が買ってくれたという

ヒッコリーストライプのデニムのジャケットなんか着ていて、いつもよりジイサンぽくなく

て若々しかった。

ヒッコリーストライプというと高校生の頃、仲のよかった同級生の真似をして、ヒッコリ

ーストライプのオーバーオールを着たことがあった。父は「いいなあ、それ。おとうさん

も着てみたい」と言ったが、母には「何それ。うちはペンキ屋じゃありません!」と言っ

てしこたま怒られた。母はいつも私にいいとこのお嬢さんみたいな格好をさせるのが

好きだった。

女の子がオーバーオールやアロハ・シャツを着るなんて論外中の論外だったのだ。

下町が好きで、真正直でお人好しだけれど下町っ子的口の悪さがある父と、下町なん

か大嫌いで、どこかお嬢さん的わがままさを持った山の手気質の母。共通するのはち

ょっとした悪戯心と笑いのセンスか。両極端な2人を見ていると、自分の中にそのどち

らもあって、絶妙に2人の血がブレンドされたのが自分なのだと思う。

ここ数日寒かったことを話していたら、「おじいちゃんなんか毛糸の腹巻をしているよ。

あの世に行ったバアサンが編んでくれたやつ」と言ったので思わずバカ笑いしてしまっ

た。子供たちにはすぐには誰のことやらわからなかったみたいだけれど、もちろんそれ

は母のことなのだ。この父、何気に口が悪いです。

いつもは用が済んだらさっさと帰るのに、火曜は早く帰って来る娘を待って、父はいつ

になく饒舌で長居だった。私は予定が狂いまくり、内心やりかけの仕事のことばかり

考えていたけれど、いつもあることじゃなし。気長にする。

小さい子供とか老人とか猫とかって、相手をしているうちに自然と副交感神経優位に

なるみたいで、父が帰った後やたらと眠くて困った。

郵便局に行くついでに途中まで送って行ったら、別れ際に「おまえも大変だろうけど、

からだに気をつけてね。息子でも働いてたらまだ少しは楽なんだろうけど」などと言う。

「私はだいじょぶ。もう慣れたから」と言ったら、「そうか。慣れたか」と言って帰って行

った。そのはかなげな後ろ姿を見送って、違う方向に歩きだしながら、慣れた? 

私は慣れたのか? と自問する。疑問だけど、そうか。慣れたのなら、まあ、いいや。

写真は秋の斜陽に照らされるフローレンス・ディラットレ。

私はこのバラを見るといつも、ハーゲンダッツのストロベリー・アイスが食べたくなって

しまう。

| | コメント (2)

2009年10月24日 (土)

スイミングスクール

09felicia

まだ明るい時間にバラの香りのするお風呂に、とぷんと浸かって、ぬくぬく。

バスタブに頭を載せて、ふぅ~ と目を瞑る。

2週間ぶりのプールは予想通りちっとも泳げず、アップの100の途中に何度も立つ有

様。運動不足の身体は鉛のように重くて。

今日は最初のクロール25×4本の後はずっとバタフライのうねりとキックばかり。

若いコーチは口で説明している時間が長くて、あまり泳がずにプールの中で説明ばか

り聞いているうちにすっかり身体が冷えてしまった。思うように身体が動かない私には

キツクなくてよかったようなものだけど、最後くらいコンビで泳がせてくれてもよかった

のになぁ、と少々不完全燃焼のまま帰る。これからの寒い季節はプールの水も冷たい

し、身体もますます固まっているから泳ぎ続けていないとならなくて、1年のうちでは最

もつらい季節。

といっても、そんな風に感じるのは行く時と最初の数分だけで、帰る頃には雪が降っ

ていようが濡れた髪で自転車で走っても平気なくらいになるんだけど。

たとえば、たった50分。

コーチに水泳を教えてもらうにしたって、そのコーチによって50分の質と充実度・満足

度はまるで違うから、それが仕事なら、一緒に仕事をする相手の力量によって引き出

される自分のポテンシャルや、そうやって半年ごと1年ごとに身についてゆくスキルや

心の充実度は、全然違ったものになるだろうなぁ、と思う。どうやっても男の人と仕事

をしていくのが私の運命なら、できることなら尊敬できる人と仕事がしたい。それが望

めないとして、ならば少々何がどうでも愛さずにはいられないチャーミングなパーソナ

リティーの持ち主だったら、どんなにいいでしょう。

・・・ お湯の中で目を瞑って、温まって、そんな思いに揺られている土曜の夕方、スイ

ミングの後。

(写真のバラは”愛しの”フェリシア。)

| | コメント (0)

2009年9月25日 (金)

HAPPY BIRTHDAY!

Shun21_2

本日、息子クン21歳。

「馬鹿な子ほどかわいい」という世間のご多分に漏れず親バカの私は、21歳になって

もこの息子がかわいいわけで、この子には小さい頃いっぱい宝物をもらったから、大

人になるまで、いましばらく苦労するのもしかたがないかな、と思う。

願わくは早く元気になって、生き生きと仕事に、音楽に、好きなことに、自分の道を突

っ走ってくれますように。


このあたりはあまり良いケーキ屋さんがないのだけれど、よく行くパン屋さんの前に最

近かわいいケーキ屋さんがオープンしたので、バースデーケーキはそこで頼むことに

した。今日の夕方うけとりに行くと、いちごのショートケーキの上には2羽のスワンが載

っていて、ブルーベリーとミントも飾られて、今までになくラブリーな仕上がり。

「ローソクは何本お付けしますか?」と店員の女の子。

「21歳なので ・・・」

「では大きいのが2本と、小さいのを1本でよろしいですか?」

「それだとなんだかさみしいから ・・・」

「では、小さいのを21本お付けしますね」

・・・ というわけで、21本のローソク付きのバースデー・ケーキを持って『ぼくはくま』を

歌いながら家に帰る。このお店、ショップカードもかわいくて、店内のあちこちにいる

クマのマスコットの名前は『クマン』だそうだ。クマ好きの私にはおあつらえむき。

Chemin

| | コメント (8)

2009年9月13日 (日)

今年最後の夏日

09natsubi

いつだったか、スイミングクラブの泳ぎ終わった後のロッカールームで、おばさま方が

住んでいるところの話題で盛り上がっていたことがたことがあった。

ここは東京都といっても都下だから、地方に住んでいる人に地名を言ってもぜんぜん

知名度がなくてどこだかわかってもらえない。だから「どこに住んでるの」と聞かれても

「東京」とは言いずらいって。私は都下と言ったってここも東京都には違いないんだか

ら、すまして「東京よ」と答えればいいじゃない、と言ったのだけれど、おばさま方はそ

うはいかないらしい。それに、とあるおばさまは言った。引っ越したばかりのときは驚

いたわよね。道端で無人で野菜売ってるんだから。いったいここはどういう田舎なの?

って。

そうなのです。

私もそれには驚きました。遊歩道わきの草の上に正座して、いま自分の畑からとった

ばかりの野菜を売っている人や、ベンチの上に野菜とお金を入れる箱だけ置いて、無

人で売っているところや。のどかと言えばのどかだけれど、お金を入れずに野菜だけ

持っていく人や、はたまたお金の入った箱ごと持って行かれたりはしないのだろうかと

見ているこっちのほうが心配になるくらい。

そんな東京っぽくない景色が見られるこの辺り。

水道道路と言われる自転車道を都心に向って少し走ればすぐにお隣りの市に入り、

道路をはさんで畑が広がります。畑のところどこには産直と呼ばれる直売所もぽつぽ

つあって、ちゃんと人がいて売っていたり、やっぱり箱だけ置いてあったり。


今年最後の夏日となった8月29日の土曜日。

プールに行く前のわずかな時間に、そんな産直をたずねた。

前日に飲んだぶどうCOBOジュースがあんまり美味しかったものだから、新たに仕込

みたくなって良い素材が欲しくなったのでした。

この日の気温は33度。まるで夏がまた戻ってきたような暑さで、ほんとうは無農薬有

機栽培をしている農園を目指して行ったのだけれど、暑いのと時間がないのとで、そ

の手前にあった直売所で降りてみました。

09natsubi_01

直売所の後ろに広がるのはぶどう畑。

ここでは富士紫という巨峰と幸水を買ったのだけれど、幸水がいままで食べたことな

いほど甘くてジューシーで絶品でした! これはまたぜひ買いたいと思ったのだけれ

ど、今頃はもう豊水に変ってるかも。

さらに先に行くと普通のお宅の前で、おじさんがベンチで自宅の庭でとれた果物を売

っていました。無農薬、と書かれた札の下にはぶどうと梨が置かれていて、ぶどうは

ひとザル300円。安い! と思って聞けば、家の陽のあたらない壁の一角で、ほっとい

てもよく育って家では食べきれないほどとれるので、毎年ここで売っているのだとか。

陽のあたらない、というのにはちょっとひっかかったけれど、安いのと「無農薬だから

ね」というおじさんの言葉に押されてザル2つ分買う。

こんなにあって600円! 本日の収穫。

09natsubi_03

おじさんはこれは外国の品種だと言っていたけれど、スチューベンだろうか。

世間ではひとザル1000円くらいで売ってる、なんて豪語していたけれど、洗って食べ

てみたら酸味は強いし、小さくて剥いて食べるには食べにくいし種ありだし、やっぱり

農家の(プロの)人が作ったぶどうとは全然ちがう。これは酵母にするにはぴったり!

・・・ というわけで産直で買った立派な巨峰はそのまま食べることにして、これを酵母

にすることにしたのでした。

それにしても、かつてテニスコートがあったところがならされてマンションが建ち、今年

やっと完成して植樹されたのが春で、むき出しの地面がいかにも人工的だなあと思っ

ていたのに、夏草が伸びた今はすっかりこんな風に自然な風景が広がっていて、つく

づく植物の力って、自然の力ってすごいなあ、と思う。

09natsubi_02

| | コメント (2)

2009年9月 8日 (火)

ブルー・ソーラー・ウォーターとPCの復帰

Photo

8月26日にコンピュータを修理センターに送ってから、私が最初にしたのは部屋の掃

除でした。クーラーを切って窓を開け放し、部屋中を掃除して机の上にあっても用をな

さないキーボードはスピーカーの上にたてかけて、フラットになった机をきれいに拭い

てお香を焚いたら、実にすっきりして落ち着いた。

どうしてもコンピューターが必要な最低限の仕事だけを息子のPCを借りてやって、頭

の中に次々に湧く、いま調べたいことを検索エンジンですぐに調べられないのは不便

だったけれど、これも何か神さまのお試しのようで、「お前はコンピューター無しでは何

もできないのかね?」と言われてるようで。特にここ数年は思いきりPC漬けだったし、

その便利さにも不健康さにも(慢性肩こりにも)すっかり慣れてしまっていたから。

毎日ブルー・ソーラー・ウォーターをゴクゴク飲みながら、久しぶりに図書館で調べもの

をしたり、便箋を何枚も丸めながら手書きで長い手紙を書いたり、夜更けに音楽を聴く

かわりに分厚い書物を黙々と読んだり・・・

コンピューターが無いことは、少しだけ私の時間軸を変えてくれた。


さて、写真はもうご存知の方も多いだろうけど、イハレアカラ・ヒューレン博士が『奇跡

の浄化水』と呼ぶブルー・ソーラー・ウォーターを作ってるところです。

この水を飲むだけで潜在意識下で次々に再生される情報(記憶)をデリートすることが

できるという。作り方は簡単で、ブルーのガラス瓶(キャップは金属製でなくプラスチッ

クのもの、またはサランラップで蓋をする)に水道水を入れ、15分から1時間、日光に

あてるだけ。曇りの日でも雨の日でも太陽の光は分子レベルで降り注いでいるので

OKです。できあがったブルー・ソーラー・ウォーターはペットボトルなどの容器に移し替

えても、また冷やしても温めてもその効果は変わらないそうです。

人間の頭というのは何かを考えるつもりがなくても無意識に様々な想念や雑念でいっ

ぱいになってしまうものだけど、飲み始めの頃はよくわからなかったけれど確かにこれ

を毎日飲むようになってふだんよりは頭から雑念が消えたように思います。それと物

事をあまり深刻に考えないですむ。預金通帳の残りがわずかであろうと近日中に大事

な仕事のミーティングが控えていようと、なんとかなりそうな気がしてくるから不思議。

最近、息子とよく話すのは、ここじゃないどこか遠くの楽園(パラダイス)を夢想するの

ではなくて、今ここを楽園にするのも、地獄にするのも、自分の気持ちしだいなのじゃ

ないかということ。できることなら、もっと精神的にも経済的にも余裕ができた、あるい

は今ある何かを失った少し先の未来になってから『あの頃はしあわせだった』と悟るよ

うなことじゃなくて、今をリアルにしあわせに感じたい、と思う。


さて、そんなわけで12日間もお休みしていたこのブログですが、昨日やっと私のコン

ピューターが修理センターから戻ってきました。

初期化されてすっかり空っぽの状態で。

まぁ、それはしかたないとしても、修理レポート1枚どころか本体以外何も入ってない

うえに、何かするたびハードディスクが唸るのは何ゆえ???

今の私にとっては充分すぎるほどのスペック(4GB Core2 Duo)だったはずなんだけ

どなぁ・・・

ともあれ、今日すべてのインストールとライセンス認証、既存データのダウンロードを

終えて、また使えるようになりました。休んでいた間の個人的な記録、COBOのその

後、途中まで書いて下書きに入れたままのレヴューなどなど、またちょっとづつアップ

していこうと思います。

ちなみに、コンピューターの大きな箱が届いて私がすぐにやったのも掃除、でした。

ブルー・ソーラー・ウォーターは、リウマチ、筋肉の張りや痛み、憂鬱な気分などの情

報をクリーニングしてくれるだけじゃなくて、コップに4分の3くらい入れて机の上に置

いておくだけで、余計な情報を勝手にクリーニングして仕事がはかどるようになるそう

です。コンピューターの横に置いておけば電磁波もカットしてくれるし、機械の不調も

起きなくなるということだから、これはもうやらねば、です。

今日は窓を磨きました。

すっかり透明になったガラス窓に映る、9月の空がきれいです。

| | コメント (6)

2009年6月 4日 (木)

検査食

Kensa_shoku

今の暮らしになって十数年、低空飛行でも綱渡り生活でも私たちがどうにかこうにか

やってこられたのは、ひとえに家族3人が大した病気もせず健康で元気でいられたか

ら、と神様には大いに感謝しているのだけれど(だってそうじゃなくて苦労している人も

たくさん見てきましたから)、あろうことか息子が病気になってしまいました。

ずいぶん前から腸の調子がおかしいのは知っていたけれど、何度医者に行くように言

ってものらりくらりと先延ばしにしてきた息子。でもここ数ヵ月は食事のたびに腹痛で苦

しんでいるようなので、ちょうど自分の胃の調子がおかしかったのを機に、かかりつけ

の医者を探しに行こうと息子を連れて出かけたのが5月の連休前。そのときはあいに

く目指すクリニックはすでに早めのゴールデン・ウイークに突入していて、診てもらうこ

とはできなかったのだけれど、さすがに息子もつらくなってきたらしく、自分から病院に

行くことに。初診こそ整腸剤と漢方薬が出されたものの、それじゃあ全然らちが明か

ず、検便の結果、ついに大腸の内視鏡検査を受けることになってしまいました。

なんたって大病をしたこともなければ滅多に風邪もひかない我々なんです。

1年に最低1回は健康診断を受けているとか人間ドックに入るとか、そんなことで検査

慣れしているならともかく、いきなり内視鏡検査ですからもう大変です。最初は私もま

じめに心配していたんですけれど、そのうち、こりゃやめたほうがいいなと思いました。

なんたって相手は超気にしいの息子なんですから。

そんなわけで最近は楽天的にかまえて笑いに転じております。

息子が検査食をもらってきたというので、こんなものも滅多に見られないので、どれど

れと見せてもらいました。レトルトパックの昼食&夕食の2食入り。プラス夕食の後に

飲む薬付き。写真を見る限りとっても不味そうです。

これは検査の前日に食べるものだそうで、検査当日の朝は食事ぬき。検査自体はそ

れほど時間のかかるものではないそうだけれど、2リットルの下剤を飲むのに時間が

かかり、なんだかんだ言ってトータルするとかなりの時間がかかる模様。

そして、ついに明日が検査の日で、今日は検査食の日でした。(ちなみに前々日の夕

食は息子のリクエストにより和牛のサーロイン・ステーキでした。)

まずは昼食。

Kensa_shoku_01

レトルトの鮭がゆと肉じゃがが少し、です。

思いのほか不味くはなかったようだけど、あまりの量の少なさに、私なんか見ている

だけでお腹が空いてきちゃいました。

そして夕食。

Kensa_shoku_03

クラムチャウダーとクラッカーが5枚!

鳥の餌か! と思うほど少ないです。う~~ん・・・

息子は「夜のほうが少ないなんて・・・(ため息)」と言いながら、早々に夕飯を終えて

自室に消えてゆきました。

病院では採血してくれた看護婦さんに「痛いですか?」と何度も聞いて、「腸はきれい

になるし、ちゃんと見てもらうことはいいことですよ」とたしなめられたとか。

投薬の内容を見るとあまりよろしくない病気を疑われているようなのだけれど、大した

病気じゃないといいんですが・・・

| | コメント (0)

2009年6月 2日 (火)

こんどは梅酒を作りました。

09aoume

久しぶりに晴れた月曜日。

夕方、開け放った窓のそばで、いつものようにコンピューターのキーボードを打ってい

たら、ただいまーと娘が帰ってきた。何やらカサカサとビニール袋の音。

むむ! あの音は ・・・ と、まるで猫のように反応する私。

やっぱりそうでした。

今日は大梅もらってきたよー♪ とビニール袋に入った青梅を差しだす娘。

おお! 今日のは大きい heart01

そう先日、梅サワーを作って以来、私はこういうことがすっかり好きになったんですね。

あの日はちょうどタイムリーにも WAYS SHOP というエコなサイトから無農薬南高梅

の予約販売のお知らせ、なんていうのがきたものだから、思わず完熟梅を申し込んで

しまいました。2キロも。今年は初めての梅酒&梅干し作りに挑戦しようと思います。

はたして、うまくできますことやら。

そのサイトによると、梅酒がおいしく熟成するのは2年後だそうで、2年後というと、な

んと私の父は80!(私は?!!!!・・・ 考えるのやめよう coldsweats01

う~~ん ・・・ それまで、父は元気でいるかしら? 

何はともあれ、父が元気でいることを信じて手作り梅酒で祝杯をあげるべく、とびきり

スペシャルな梅酒を漬けることに決めました。完熟黄梅が届くのは今月の下旬頃だ

そう。それまでに国産玄米焼酎を手に入れておく予定です。完熟梅は青梅よりもフル

ーティーで、国産玄米焼酎で漬けるとホワイトリカーで漬けるよりまろやかで香り高く、

身体にも良いお酒ができるのだそうで、私はお酒も飲めない癖に、そういうとこ妙に

凝るんですよね。

・・・ というわけでスペシャルなのはさておき、まずはこれで梅酒を作ってみようと、い

そいそとガラス瓶を買いに行く私なのでした。

以下、簡単な梅酒の作り方。

*****************************************************************

●用意するもの

 青梅 1キロ(アルコールはものを溶かす性質があるので、できるだけ無農薬の安全

     なもののほうがいい。)

 氷砂糖 500~600グラム(あんまり砂糖を減らすとおいしくないそうです。)

 果実酒用のホワイトリカー(アルコール度数35度以上の焼酎) 1.8リットル

 保存用のガラス瓶 4リットル用

①ガラス瓶は洗って水分をしっかり拭きとり、消毒のためアルコール(焼酎)で拭いて

  おく。

②青梅は流水でよく水洗いし、楊枝などで梅を傷つけないようにへたを取り、ひとつひ

 とつ丁寧に水分を拭きとる。ガラス瓶にも梅にも水分が残っていると仕上がりの風

 味に影響するので、水分はしっかり拭きとること。

③ガラス瓶の底に氷砂糖を敷き詰め、梅 → 氷砂糖 → 梅 → 氷砂糖 の順番

 で漬けてゆく。

④最後に上から回しかけるようにホワイトリカーを注いで完成!

*****************************************************************

初めて漬けてみたけれど、とっても簡単です。

1晩たったら、あんなに青かった梅が一気に黄色になっていました。

09aoume_01

私がざっと得た知識によると、梅酒をおいしく漬けるポイントは、①新鮮で傷がない、な

るべく質の高い大きな梅を使うこと(傷があると液体が濁る、カビが発生する原因にな

るそう)、②保存容器も梅も水分をしっかり拭きとって、特に梅は水分を乾かしたくらい

が良い、③砂糖が少ないと梅のエキスが抽出されないので、砂糖は最低500グラム

は入れる。(氷砂糖を使うのは溶けるスピードが遅いので、アルコール度数が高いま

ま梅の実がしっかり滅菌されるからだそう)、④アルコール度数35度以上のお酒を使

う。こんなところをおさえておけば失敗はないようです。

そしてまた別のサイトによれば、梅はだいたい3ヶ月で抽出されるので、あっさりした

味なら3ヶ月後でも飲めるそう。梅を取り出すタイミングはまちまちで、1年後が主流で

2年後がその次、ずっとそのままという人もけっこういるみたい。

そういえば私の母はこういうことが大好きで、梅酒のほかにもカリン、いちご、アメリカ

チェリーなどなど、いろいろ漬けてましたっけ。戸棚の一番下の暗い奥から大事そうに

取り出しては、嬉しそうな顔で見せてくれました。あの頃、子供だった私は何がそんな

に楽しいのか(母だってお酒が特に飲めるわけじゃないのに)わからなかったけれど、

やってみたら母の気持ちが少しわかった。梅酒を漬けながら余った氷砂糖をひと粒口

に入れて、そういえば子供の頃もこんな風に氷砂糖をもらったなあ、あのとき食べた氷

砂糖は妙においしかった。それから、とっぷり飴色に漬かった梅酒の梅を「ひとつ食べ

てみる?」と言われて「うん」と言い、蓋を開けたときのいい香り!

母が割箸でひとつつまんでくれた梅は大きくて、当時は酒飲みになると言われていた

私は、たった梅酒の梅ひと粒で、顔が真っ赤になっちゃったものでした。

そんなことを一気に思い出した。

時間は繰り返す。まさに。

下は、今回漬けた青梅の梅酒と、先日漬けた小梅の梅サワーです。

並べてみると、梅の大きさの違いが歴然。

ちなみに娘の学校の果樹園の梅は完全無農薬だそうです。素晴らしい!

これからもまだまだガラス瓶が増えていきそうな最近の我が家です。

09aoume_02

| | コメント (2)

2009年5月19日 (火)

梅の季節

09koume

昨日は急に暑くなった。

朝いつものように起きようとしたら、急激な気温の変化に身体がついていかなかった

のか、くらくらと目が回ってしまった。なんとか朝ごはんとお弁当の支度をして娘を送

り出し、しばらく横になったらなんとか持ち直したからよかったものの、これからの季

節は睡眠不足は厳禁だな、と思った朝。

夕方、ダイニングテーブルで仕事の資料を読んでいたら、「ただいまー!」と娘が帰っ

てきた。今日は暑いねーと言うから「今日はオヤツがあるよ。冷蔵庫にアイスが入っ

てる。食べたら?」と言うと、娘は娘で「今日はお土産があるよ」と言う。

なになに、と覗くと、ショルダーバッグから何やら重そうに取り出したのは、青梅!

しかも小さい。伊那小梅というらしい。

今年は豊作だって、と言うからクラス全員もらったの? と聞くと(3年になるとバイオ

テクノロジーと生産類型のクラスに分かれるのだけれど)、生産の子だけ、と言う。

でも15人くらいの子が1キロずつもらっても、まだいっぱいあったそうだから、ほんと

に豊作です。・・・ と、目にも鮮やかなグリーンの梅を眺めながら、でも私は梅酒も作

ったことがなかったことを思い出した。

「う~ん、小梅かあ・・・。もらって嬉しいような嬉しくないような、複雑な気持ち」

と思わず言ったら、「うん、リサもこれどうするのかと思ったよ」なんて言う。

友達たちは何にするって言ってた? と聞けば、「梅酒とか梅干し」と言うのだけれど

それにはこの小梅はあんまり適してなさそうだしなあ。

こんなとき、おばあちゃんがいればね、どうしたらいいか聞けるのにね、なんて情け

ないことをブツクサ言ってみたけれど、そう言ってても仕方がないので現代の神器を

使うことにした。ネット検索すれば、たちどころにしてどんなレシピも出てくるこの便利

さ。小梅は果肉が少ないので、やっぱり梅酒や梅干しには向いてないらしい。しかも

梅酒は熟成するのに1年はかかると書いてある。・・・ 小梅でもかろうじて作れて、

たった1ヶ月で使える梅酢を作ることにした。

そうと決まれば、収穫したでて作るのがいいから、スーパーに酢と砂糖と保存するガ

ラス瓶を買いに行く。つくづく主婦というのは、少々疲れていようが具合が悪かろうが

やらなきゃならないことができたら即せっせとやらなきゃならないわけで。難儀なのか

それが喜びなのか、わかったもんじゃありません。

私が買い物に行っている間に、洗った小梅からなるべく傷のないものを選んで、楊

枝でヘタを取っておいてもらいました。ふだん何もやらない娘もこういう時だけは何

故か楽しそう。帰ったらもうできていました。そこまでやれば、あとはいたって簡単。

洗ったガラス瓶に、ひとつひとつ丁寧に水気を拭き取った小梅を入れて、小梅500

グラムに対して砂糖500グラムを入れ、450ミリリットルの酢を注いだら軽く揺すっ

て終わり。1週間後にかき混ぜて、それを繰り返して、ひと月後にはほぼ完成。

できあがった梅酢は水で割って梅ジュース、炭酸で割って梅サワーで飲んだり、ドレ

ッシングにしてもおいしい。

梅ってすぐに虫がついてしまうので無農薬で育てるのはとても難しく、市販の梅には

膨大な量の農薬が使われているのだとか。無農薬の梅は大変貴重なものらしい。

娘の学校は完全な無農薬ではないものの、低農薬有機農法だと聞いているから、

この梅も貴重と言えるのかも。

だいぶ暑くなってきたこの頃、手作り梅酢で青梅パワー、クエン酸サイクルで来るべ

く暑い夏を乗り切ろうと思う。

09umesu

| | コメント (2)

2009年5月 5日 (火)

友人宅で

Okonomiyaki

この町に引っ越してきてからもう20年近くになるけど、Nが自分から電話をかけてき

たのなんて、1人息子が生まれた夜以来じゃないかな。

それも私にじゃなくて、うちの息子に。

先日、息子がNに頼んでおいたCDができたから取りに来て、というのだ。

ついでに私がリクエストしていたお好み焼きパーチーもやろうということに。

この家に1家族がそろって食卓を囲むのも何年ぶりだろうか。

さしずめ雨降って地固まる、といったところ?

私にはほとんどセミ家族と言える人が何人かいて、彼らもそのうちのひとり。

ぜんぜん何も気にしない。まるで自分の家にいるみたいにまったくの素。

だからたぶん、何を食べてもおいしい。それにNの焼くお好み焼きときたら絶品なの

です。食べてる間にもNが息子に勧める音楽が流れる。息子は頭を振りながらお好

み焼きを食べる。6人の会話が賑やかに錯綜する。

エグベルト・ジスモンチの録画を見た。去年、紀尾井ホールでオーケストラとやったと

きの映像。「そうきちさんが来たら見せようと思ってたんだ」とN。まるで春のエナジー

が怒涛のように押し寄せてくるようなFrevo。わくわくした。

初めてジスモンチが話しているところを見たけれど、とても鷹揚な雰囲気で、レバノン

人の父とイタリア人の母を持つという彼の瞳はとても深くて、憂愁の色を湛えた複雑

な眼差し。美しいポルトガル語の発音に惹かれた。ポルトガル語。美しい言語。

貧富の差が青と赤ではっきり塗り分けられてるような国(ブラジル)で生まれた心あ

るインテリの目は、深くならざるをえないのかもしれない。それから打って変わって

彼らのお勧め映画の予告映像は、『テネシャスD 運命のピックをさがせ!

これ超おバカな映画なんだけど、滅茶苦茶面白そうです。

こんな時代に風穴を開けるのは笑い、だよね。

できれば、いま巷に溢れてる、ただうるさくてくだらないだけのお笑いじゃなくて、一見

ナンセンスなんだけど実はふかぁーくて、いろんな味のする笑い。

でもって、いつの時代にも大切なのは家族みたいな友達。

あなたにもいますように。

私はなんだかんだ言って世話焼きの心配性なのだ。

間違っても、どこにも行くところがないとか思って5月の夜半に公園のベンチでホー

ムレスみたいに寝たりしないように! 

Okonomiyaki_01_2

| | コメント (0)

2009年4月21日 (火)

修学旅行の朝

09yoakemae

本日、4時起き(正確には3時50分)でした。

カーテンを開けてもまだ外は真っ暗。

なんでそんな時間に起きたかというと、今日から娘は修学旅行で沖縄なのだけれど

なんとその集合時間が羽田の第一旅客ターミナルに朝6時50分だったのです!

ふつう集合時間というとたいてい早め設定になっているものだけど、これはギリギリ

の設定時間なので、遅れた生徒は置いていきます! との教師からの説明。

ひぇ~~! 羽田に6時50分集合~??!!! うっそーーーん ・・・ gawk

・・・ 私のほうが緊張しました。

ふだんそうじゃなくても宵っ張りの朝寝坊で遅刻の常習犯、しかも電車の乗り継ぎに

ものすごくうとくて、社会科見学で行った新宿御苑を午後2時に解散して家に帰って

来たのが夜の7時(その間ずっと迷っていたらしい)、という前科のある娘。

いつもなら「ほっとけば」というクールな息子ですら、「本人が嫌がっても羽田空港ま

で一緒に行った方がいいんじゃないの」という始末。

それで今回ばかりは娘もぜんぶ自分でパッキングして、乗り換え時間も調べた様子。

「朝、何時の電車に乗るの?」と聞けば、「5時5分の始発」と言う。

東京と言ってもここは郊外。始発電車じゃないと間に合わないらしい。私はお弁当も

作らなきゃならないし、起きるのは遅くともその1時間前の4時か。

朝起きられなかったらどうしよう、と緊張する母親をよそに、「始発電車に乗るの楽し

みだー」と本人はいたって明るい。

そして、もひとつ心配なのが、昨日から崩れてきたお天気。

天気予報では娘たちが行っている間中、沖縄は雨らしい。いつも楽天的な娘もさす

がにこれは心配らしくて、しきりに天気予報を気にしている。

どうやら息子は雨男みたいだけど、この子は基本的に晴れ女です。

てるてる坊主つくりなさい。きっと晴れるよ。あなたのてるてる坊主は効くから。

と、言ってみた。そう、この子の照る照るパワーはなかなかすごい。今までだって何

度もその効果を発揮してきたじゃないの。

・・・ そんなわけで夜明け前の暗い空に揺れる、てるてる坊主。

3泊4日だから、4日分のてるてる坊主だそうです coldsweats01

09yoakemae_01

高校生活最後の大イベントにして1回限りの修学旅行。

なんとか晴れますように!!

| | コメント (4)

2009年2月 1日 (日)

17歳

09seventeen_01

17歳。

17歳。

17歳っていい響きだな。

でも自分がその頃どんな風だったかなんてちっとも思い出せないし、ましてや17歳の

誕生日の日のことなんて全然思い出せないけど、もしかしたら、あの頃一大ブームを

巻き起こしていた大島弓子の『綿の国星』のちび猫の絵を、Rが大きなワトソン紙に描

いてパネルにして持ってきてくれたのが、17歳の誕生日だったっけかな、なんて思い

だしている。あの絵はずいぶん長いこと、色が褪色してしまうまで、私の部屋にかけら

れていた。同じようにRがパネルにしてプレゼントしてくれたジョンとポールのモノクロ

の写真とともに。

09seventeen_03

Lは自分の17歳の頃とくらべるとずっと楽しそうに高校生活をやっているようだ。

それに私よりずっと自分の好きなことにフォーカスして生きてる。

そしてたぶん。自分の才能を信じてる。

素晴らしいじゃない?

いつだって才能とは、自分にできることを信じることだ。

ジョンの言葉は今でも私の左右の銘なんだもの。

L、17歳の誕生日おめでとう!

これからもずっと、自分の行きたいほうを向いて、できるだけ好きに

自由に生きていけますように!

09seventeen_04

|

2009年1月27日 (火)

新年会

09jeronimo

久しぶりに広島のTちゃんから電話が来た。

来週また仕事で東京に行くんだけど、久しぶりにみんなで飯でも食おうかってことにな

たんだけど、そうきちも来られる? オッケイ、じゃあ、新年会だね。

そんな風に言って電話を切った。

いつものようにジェロニモ。

今日ギリギリまで仕事が終わらなくて、カシミアのタートルにGパン、ほとんど家にい

たままの格好でダウンをはおって出かけた。なんという気安さ。

これって女友達以上かも。

年中フィルムの現像とプリントを出しに行っていて仲良くなったカメラ屋の I さんと、そ

の隣りの行きつけの喫茶店でアルバイトしていたJ、Jに紹介されて初対面で意気投

合して以来30年近い関係のTちゃん。男の中に女が1人、というシチュエーションが

なぜか多い私だけど、あの頃はこんなに長くつきあうことになるとは思ってもいなかっ

た。顔を見るとすごくリラックスして、お互い言いたいことを言って笑い、食べる。

私にとってリラックスしておいしくご飯が食べられる関係って、いい人間関係のバロメ

ーターかなあ?

ふだん意識してそんな風に考えたことはなかったけれど、こんな存在は私にとっては

宝物なのかもしれない、と思う。久しぶりにとても楽しくすごした。

少し年上の I さんを抜かして、あとの2人は私より3つ年上なのに、結婚が遅かったせ

いで私より子供が小さい。まだまだ頑張らなきゃ・・・

みんな、いつまでも元気で。

| | コメント (0)

2009年1月23日 (金)

ツルさんカメさん

Tsurusankamesan

まだ会ったことはないけれど何かとこまやかに気を遣ってくれる私の同僚は、前から

そのお菓子のことを知っていて、とてもかわいいのでいつか是非お祝い事の時にど

なたかに贈りたい、と思っていたのだそうだ。

それを今回、息子のために送ってくれた。

京都祇園、鍵善良房(かぎぜんよしふさ)のお菓子。

Tsurusankamesan_01  

箱を開けると『鶴ト亀』と書かれた赤い短冊と、同じく墨で書かれた円。

書家でパッケージデザイナーでもあるcalligraphy さんと知り合ってからは、こんなの

見ても、「おぉ~、これもcalligraphy さんみたいな人が書いてるのかな?」と思わず

まじまじ見てしまうのです。

でもって、箱を見た瞬間から”私の好きなあれだな”と思ったのだけれど、やっぱり、

でした。

Tsurusankamesan_02

紅白にきれいに並んだ和三盆の鶴さんと亀さん。

古来より鶴と亀は吉祥を表す生きもの。

カメさんと言えば、その昔、息子がまだ小さかった頃、息子が夏祭りの夜店で釣って

たミドリガメを小さな水槽で飼っていたんだけど、世話は人まかせで自分ではろくろ

面倒もみずに、冬になってだんだん動きが鈍くなってきて、さて冬眠でもするのかな?

と思っていたら、ある日死んでしまったのだった。

「ほら!自分でちゃんと面倒みないから死んじゃったじゃないの!」という私に息子

何を言うかと思ったら、「カメは万年だって言ったのにー!」と言って泣いたのだった。

後でそれを息子に教えた私の母と大笑いした。

その息子が二十歳だなんて、時間ってすごいな。

あのカメさんもまだ生きていたら、縁日の夜店で釣ったミドリガメとは思えないくらい、

でっかくなっていただろうか?

メールに「並べて遊んでね」と書いてあったときは、「へ?お菓子を並べて遊ぶ?」と

思ったのだけれど、おおせのとおり、清水焼きのお皿に並べて遊んでみました。

Tsurusankamesan_03

昨日は、ある電話を切った後、心静かに深くがっかりして、どーんと気が重くなって具

合が悪くなる、ということがあったのだけれど、その後だっただけに小さな干菓子は

口に含むとほんのり甘く、その優しさに「あぁ、しあわせ」と思うのでした。

そういえばこれも昔、なんかのドラマで、何かと言うとゲンかつぎに「つるかめつるか

め!」と言ってる女性がいたのだけれど、私も言ってみましょうか。

「つるかめつるかめ!」

そうじゃなくてももうすぐ節分。

| | コメント (5)

2009年1月12日 (月)

祝♡成人

09seijinshiki

本日、息子の成人式。

真っ赤なバラが好きな息子だけれど、始まりはいつだって白、ということで、白のカラ

ーとストックを飾った。清らかで凛として春らしい。

最初から思ってたお花がお花屋さんにあってよかった。


去年、市から成人式のご案内の葉書が届いたときには、絶対に成人式なんか出ない

と断言していた息子。それが最近になって何やらあやふやなことを言い始めたと思っ

たら、間際になって今度は成人式には着物じゃなければ出ないとおっしゃる。

着物??? 今さら?

そういえば、この子は5歳の七五三のときにも断じて「ぼくは着物が着たい」と言った

んでしたっけ。母は母で、それなら梨園の御曹司のような着物を♡ と探したものの

そんなのレンタルじゃあるわけもなく、結局はオーソドックスな黒の紋付羽織袴になっ

たのでした。

でも今回はいろいろ調べたけれど、いくらなんでも遅すぎて、今からじゃ着物はもう無

理です、と告げれば、まだ行くと決めたわけじゃないから、とくる。親にだって都合って

ものがあるんですから、行く行かないかくらい早く決めてくださいよ、と思っていたら、

式の3日前になって「やっぱり出席する」と言うではないか。

しかたがないので急遽スーツを調達することにしたものの、よりにもよって息子は土日

とも朝から夕方までアルバイトだと言う。ますますしかたがないので土曜日の夜にア

ルバイトから帰って来た息子と、数駅先にあるパルコにスーツを見に行く。

閉店まであと1時間ということで空いている売り場をざっと見て、スーツとシャツとネク

タイをチョイス。決めるのはいたって早い2人。

試着室で試着をしてサイズを決めて、さて、そのとき。

「ネクタイをしていただけますか?」とAiko みたいなかわいい店員さんに頼んだら、こ

れが・・・ できない。(スーツ売り場で働いているのに?)息子が選んだのはストライプ

とチェックがリバーシブルになっている細いネクタイで、彼女があんまりまごついてい

るので、「もしかするとリバーシブルのネクタイって締めにくいことはないですか?」と

訊けば、即座に「そんなことはないです」と答えが返ってくるんだけれど、結局できない

まま。とりあえずこんな感じで雰囲気わかっていただければ coldsweats01 というところでOKして

一式購入。ズボンの裾直しは翌日まわし。昨日は昨日で娘とそれを取りに行った。

息子には「ネクタイくらい自分で結べないとかっこ悪いから練習しといてね」と言ったも

のの、練習した気配がまったくないどころかバイトのあと友達の家に行くと言ったまま

いっこうに帰ってこない。どうせ息子のことだから人をあてにしているのは必至なので

昨夜はネクタイを結ぶ練習をした。昔、若い頃、男の子みたいにストライプのシャツに

細いネクタイをして、それを途中からシャツの中に突っ込み、パンツにサスペンダーと

いうスタイルで仕事していた私。ネクタイを結ぶのに苦労した記憶はないし、すぐにで

きると思ったんだけれど、これが ・・・ できないんですね。

インターネットで検索した結び方をプリントアウトして、それを見ながら1番簡単なはず

のプレーンノットを結んでみるけれど、何回やってもきれいな三角にならないし、ディン

プルもうまく作れない。YouTube で動画を見ながらそのとおりにやってもできない。

かれこれ1時間以上もやっていたか、そこへ帰って来た息子、しゃらっと「おかあさん

がやってもそんなに難しいなら僕にできるわけないね」って、オイオイ・・・・・

どうやらやっぱりリバーシブルのネクタイ自体にも問題があるようなのだけれど、そう

いう場合はハーフウィンザーノットをお試しくださいとあったので、それを試すことさら

に数時間。「それじゃあ、オヤスミ」と先に寝てしまう息子を横目に、気づけばもう夜中

の1時半じゃないか。なんで私がこんなこと・・・。もう肩、バリバリ。

ハッと、私って意外と努力家だったんだなぁ、なんて自分で感心したり、いやいや待て

よ、単に完璧主義者がまだ抜けきってないってだけじゃないの、などと思ったり、いと

おかしき夜更け。

結局、完璧に結べるまでにはならなかったけれど、今朝はなんとか誤魔化しました。


息子はおばあちゃんっ子だったから、母が生きていれば今日のこの日をどんなに喜ん

でくれただろうなぁ、とか、こんな日ですら連絡すらしてこない消息不明の彼の父親と

か、祖父母とか、心をよぎることはいろいろあるけれど、そんなことは全部すっとばして

も今日を無事に迎えられてよかった。私のときのように来客もない、お祝いも届かない

誰も私によくやったと言ってくれる人もいないけれど、今日がこんなに晴れて穏やかな

いい日になって感謝だなぁ ・・・ なんて思うのでした。

夕方、式から帰って来た息子は慣れないスーツで緊張したのかネクタイが窮屈だった

のか「疲れた」を連発。疲れたのはこの3日、気紛れな息子に翻弄され(て散財し)た

母の私のほうだと思うんですけど?

・・・・・・ ともあれ、祝♡成人。

09seijinshiki01_2 

| | コメント (16)

2009年1月 4日 (日)

ふきん、どんなの使ってます?

Fukin_01

今年、元日にいっとう最初に届いた小さな封筒に入っていたのは、Sちゃんにリクエス

トしていたオリジナルラヴの古いCDと、マリア・ヒタのCD、それとこんな包み↑

赤と白の紙が中表に袋になっていて、表にはショップのシールが小さな布片と一緒に

付いている和風モダンの袋。中を開けたら、ふきんでした。

粋更(kisara) の淡い菜の花いろ(私はライムイエローと思ったのだけれど)の花ふ

と、麻ひもの付いた台拭き。

Fukin

どちらも蚊帳(かや)生地で作られていて、ふきんは開くとかなりの大判。

最初は糊付けされてパリっとした感触だけれど、洗って乾かすとふわふわになる。

クリスマスに私が送った物のちょっとしたお返しのつもりだったようなのだけれどこの

花ふきん、一緒に入っていた手紙よると去年のグッドデザイン賞を獲得したものだそ

うで、ショップが表参道ヒルズに入っていて、彼女は前から気になっていたのだそう。

表参道ヒルズは私はできたての頃に1回さらっと入っただけで、私にはおよそ興味の

ないところだと思っていたのだけれど、彼女のアンテナにはこんなものが引っかかっ

ていたとは。

実はこれ、私が長いこと愛用しているふきんにそっくりなのです。

私が使っているのはコットン100の草木染めのガーゼを羽二重して縫ってある和ふ

きんというもので、これもやっぱりかなりの大判。色も5色くらいあって、私は桜いろと

若葉いろを使っているのだけれど、和食器屋さんに勤めている頃からだから使い始

めてもうかれこれ6年くらい経つと思うのに、色が淡くなったほかは未だ健在。

最初は漆の器を拭くのに最適と聞いて買ったけれど、大判だから吸水性が高くて普

通の食器もたくさん拭けるうえに、薄いから乾きが早い。一度使ったらやめられませ

ん。こういう日常のちょっとした良いものって、買うときは少し高く感じても圧倒的に

使い心地がいいし長持ちするので、結果的には経済的だと思う。

そして何より、毎日の暮らしをちゃんとやっている女友達がこんな風にちょこっとくれる

ものっていつも気が効いていて実用的で、自分と好みが似ていて、実に類は友を呼ぶ

だなあ、と思うのです。

粋更の花ふきんと台拭きも、さっそく洗って使い始めました。

Fukin_02_2

| | コメント (0)

2009年1月 1日 (木)

あけましておめでとうございます!

09hatsuhinode

2009年が明けました。

東京は久しぶりに寒い朝になったけれど、朝から気持ちよく晴れて、穏やかで良い

お正月になりました。

初日の出はちょうど午前7時くらい。

いつもにも増してとてもパワーを感じる太陽の光です。

丑年生まれで今年年女の私としては、モー最高の年にしたいですね !taurus

私にとってのこの1年は、どうやら『行動』の年みたいです。

個人的には人をしあわせにして自分もしあわせになるような生き方がしたいなぁと

思っています。仕事でもプライベートでも。

それは、人が喜べば、自分も嬉しいclover という。実に単純なこと。

きっと新しい年になったからといって今の世の中の厳しい状況はそうそう変わらない

だろうけれど、そのあたりのことを常に意識して暮らしたいなと思います。

日々、照る日も雨の日も感謝して。

2009年もどうかよろしくお願いいたします。

| | コメント (14)

2008年12月30日 (火)

大掃除、終わりました。

08oosouji

実はこのタイトル、本当は『大掃除、始めました』だったのです。

でももう事後となってしまったので変えました。

先月来、ちょこちょことやっていた大掃除。

でも本格的に始めたのは結局28日からでした。

まずは換気扇のベタベタ油汚れを落とし、キッチンまわりをきれいにし、戸棚のガラス

鏡を磨き、トイレをピカピカにし、バスルームのカビ取りをして全身ハイター臭くなり、家

の中にあるドアというドア、それから壁を拭き、一家の主(つまり私だ)の出世に関わる

という玄関のたたきをきれいに雑巾で拭いて・・・

と、もう目をクラクラさせながら働くこと2日間。

いつもは何もしてくれない娘も、なぜか大掃除のときは自分の部屋の窓ガラスとフロ

ーリングの床ぜんぶを拭いてくれることになっていて。よくやってくれました。

お陰でどこもかしこもピカピカshine

「君の机の上が乱雑なのは君の頭の中が乱雑だから」と常々言っている、いつもは

汚~い息子の机の上も、いまはフラット! ・・・ これを維持してほしいと母は願う。

そして、こんな大掃除のとき強い味方なのがこれ!(上の写真)

重曹電解洗浄液。

これはご存知の方も多いかも知れないけれど、原料は重曹と水だけ。

それを特殊な生成器で電気分解して作ったものなのだけれど、とにかくこれが汚れが

よく落ちる。なおかつ原料が水と重曹だけなので、人にも環境にも害がないところがい

い。冷蔵庫の中や電子レンジの中など、普通の洗剤を使いたくないところにも安心し

て使えます。換気扇やグリル、キッチンの油汚れのひどいところなどは原液のままス

プレーボトルに入れてシュッ。驚くほどよく落ちる。窓ガラスや鏡、バスルームの水垢

や壁や床の汚れたところには薄めた液をシュッ。これで拭いたところはただ汚れが落

ちるだけじゃなくて触った感じがサラサラになり、しばらくは汚れが付きにくくなるそう。

一般の洗剤と違って手も荒れないし、顔にかかってもだいじょうぶ。それどころか、こ

れを使って洗濯をすれば濯ぎが1回で済んで水の節約になるし、お風呂に入れたら

お湯が柔らかくなって天然温泉並にお肌がしっとりするという。

詳しくはここをご覧いただくとして、私は暮れの大掃除に限らず、たまにいつもより

念入りに掃除しようと思うときには取り寄せて使ってます。実に便利。今年の大掃除

にはもう間に合わないけれど、ぜひ今度お試しください。

いいこと尽くめの電解洗浄液だけれど、ただひとつ問題があるとしたら、それは消費

期限があることで、時間が経つごとに効果は薄れ、ただの水と重曹になってしまうそ

うです。買いだめには要注意。


そして昨日までで無事に大掃除が終わった私は、今日は美容院に行って髪を切り、

さっぱりしてきました。年末におおかた、やるべきことを終えてしまったら、気になるの

は来年のこと? 

家に帰ってコンピュータを立ち上げたら、たまたまプロバイダからきていた占いメール

で、思わず有料鑑定なんかしてしまった私。それによるとどうやら来年の私は財運も

恋愛運もあまり良くなくて、仕事運だけがいい模様。つまり働けってことですね。

全部を信じないまでもアバウトな良いところと悪いところがわかればやりようもあるっ

てわけで、まぁ、心して新年を迎えようと思います。

そして、さらに自分の姓名の総画と五行(木火土金水・もっかどこんすい)が知りたく

て検索していて、こんなのを見つけました。


  姓名判断オンラインチャート → http://lab.seikousya.org/seimei/


それから質問がいっぱいあってちょっと時間がかかるけれど、自分で手相が見られる

これ! あまりによく当たっていたのでびっくり! 


  クリックでわかる、じぶんでテソーミ ↓ 

  http://www.1101.com/maaco/tesomi/self_reading/day01/01.html


新しい年にあらためて自分と向き合うのもいいかも smile

お正月のお暇な時間にでもお試しあれ!

| | コメント (4)

2008年12月11日 (木)

彼女のピアノ

Piano

去年、下の娘が学校の畑で作っていたのは大根、今季はキャベツです。

おととい学校から帰ると「今日はお土産があるよ~」と言って(私はこう言われるのが

好きです。こどもの頃からconfident)娘がにこにこしながら差し出した袋の中には、生まれた

ての赤ん坊の頭みたいな(つまり縦に細長いの)大きなキャベツが2個!

それを、家ではまるまる2個のキャベツをすぐに完食は無理だからと友達の家に1個

持って行くついでに、友達が最近買ったばかりのピアノを見せてもらいました。

先月だったか彼女をライヴに誘ったら「いまピアノ買おうと思ってるからお金使えない

んだ」の返事。「あの狭い部屋にピアノ?!どこに置くの?」と訊いたら、「いまキーボ

ードが置いてある場所に置こうと思うんだけどさ。アップライトでも○○式(2人とも忘れ

た)ってのがあって、それならなんとか置けそうなんだ」。

・・・ ってことで彼女が買ったピアノ。

ヤマハの中古の28年物のウォルナット製のアップライト。

いろいろ制限のある条件のなかで見せてもらった中では、1番柔らかい音色が気に入

ったのだとか。あたたかい木目がいい感じです。

昔からアコースティックにこだわってきた彼女、「そういう私が今までピアノを身近に置

こうと思わなかったこと自体、どうかしてるよね」なんて言っていたけれど、それだけ今

まで音楽以外のことに追われてきたってことなんでしょう。

写真は私が「モーツァルトのピアノソナタとか弾ける?」と訊いたら「ベートーヴェンな

ら!」と言って弾いているところです。

そのうち演奏会付きディナー(??)に招待されるかも!smile

そうそう、音楽と言えば今日、別の友人から『悲しいお知らせがあります』とメールがき

ました。先月2日の公演が中止になって今月14日に振り替え公演をやる予定だった

ジョアン・ジルベルト来日コンサートが、ついに中止になりました。チケットを買ったイー

プラスのサイトにはこんなお詫びのお知らせが。



  お客様各位

  12月13日(土) 、14日(日) 東京国際フォーラム ホールA にて予定しておりま

  した「ジョアン・ジルベルト / 50 Years of BOSSA NOVA」公演は、来日に向け腰

   痛治療を続けて参りましたが、ブラジル-日本間の長距離渡航が可能になるま

  で回復せず、やむを得ず中止させて頂く事となりました。

  公演を楽しみにお待ち頂いておりました皆様には、度重なるご迷惑をお掛け致し

     ます事を深くお詫び申し上げます。
                             平成20年12月10日   主催一同



腰痛か ・・・。

最近あちこち痛いと言ってる77歳の父のことを考えればいたしかたのないことだし、

なんといっても日本とブラジルは遠い! トランジットを入れたらゆうに20数時間は

かかることを思えば、そりゃ無理だろうと思う。今年が最後の公演になるかと思って

いたけど、来年はどうなるかなあ?

それにしても公演3日前になっての中止。

これって招聘元関係者にとってはイタイだろうなあ・・・

・・・ というわけで私は週末のライヴの予定がなくなり、スイミング&バラの植え替えで

終わりそうです。ふぅ。

| | コメント (2)

2008年11月27日 (木)

忙しい冬の朝の助っ人

Tfal

あなたが朝起きて1番にすることは何ですか?

私が朝起きて1番にすることはキッチンに行ってヤカンにお湯を沸かすことです。

冬の朝は水が冷たいからお湯がなかなか沸かない。

お湯が沸くまでの間、ヤカンが載っていないもう片方のガスコンロではお弁当に入れ

るインゲンをゆでたり卵焼きを焼いたり、はたまた朝食のスパニッシュオムレツを焼い

たりと、実に忙しい。それで、ずいぶん前に知り合いのブロガーさんが紹介して気にな

っていたティファールの電気ケトルをついに買うことにしました。というより今年の夏突

如壊れた冷蔵庫を急遽ヨドバシ・ドットコムで買ったときにもらったポイントがちょうど

その電気ケトルの価格と同じくらいだったの。ラッキ~♪

さて、人が何かを買うと決めるときに必要なものは何か?

・・・ 私の場合、わかりやすいロジックです。特に実用品であればあるほど。

デザインがかわいくて、カップ1杯分のお湯がわずか50秒で沸くことが売りのティファ

ールだけど、実はティファールってけっこう機種がいろいろあって、パッと見ではちょっ

とデザインが違うくらいで、機能的にはどこがどう違うのかよくわからない。それでメー

カーのホームページで機能を比較してから私が買ったのは、ティファールの1番新し

いモデル、イディリス・プラス。どこが違うって、ここが違うの。

Tfal_02

そう、初めて60分の保温機能が付いたんです。

今まで気になっていながら買わなかった私が今回買うと決めた理由はこれ。

これなら忙しい朝だけじゃなくて、夕飯が済んでのんびりお茶を飲んでいるときに、も

う1杯おかわりが欲しくなってもOKですよね。

でもってティファール・デビューだった今朝。強力な助っ人になるはずだったのに問題

が・・・。実はお湯を沸かしている途中で2回ブレーカーが落ちました。が~ん!・・・・

ティファール、お湯が沸くのはマックス1リットルでもわずか数分だけれど、その数分

間は一気に電力消費するらしい。15A・100Vのコンセント単独使用はクリアしてい

たものの、同じ部屋でテレビと電子レンジを使っていたのがまずかったみたいです。

朝は電源もビジーだからなぁ。明日からは時間差で使うことを考えなきゃですね。

それにつけても保温あり・なしを選べるのは便利です。

すっかりティファールの宣伝みたいになったけど、これは宣伝にあらず。

今まで誰かが家に来ると、珈琲をいれるのにまずヤカンにお湯を沸かすことから始ま

って、その間待たせてしまっていたのだけれど、これからはお待たせしない私です。

冬の寒い日にあったかいお茶を飲みたいと思ったら、すぐにお湯が沸く。

これもちっちゃいけれど確かなしあわせheart

Tfal_01

外は11月の冷たい雨だ。

いま私のベランダで咲いているのはミニチュア・ローズくらいです。

08mini_bara

| | コメント (4)

2008年10月 2日 (木)

羊さんのうとうとお昼寝まくら

Hitsuji_san

うちの下の子は16歳になるのに幼いというかなんというか、いつまでたっても小動物

のようで、猫と同じでじっと見ていて飽きない、ずっと見てると眠くなる。

本人はいつもダンゴ虫のように背中を丸めて絵(マンガ)を描いてるか、ゴロゴロしな

がらマンガを読んでるかのどちらかなのだ。(勉強してるのを見るのはテストの直前

だけ!)

上の写真は昨日、都民の日で休みだった娘と夕方出かけた近所のパルコでみつけ

た羊のお昼寝まくら。インテリア・ショップのベッドの上に3つ置いてあったのを私が見

つけて「かわいいねぇー」と手に取った。買ってあげようか?と言うと、娘は「う~ん、

どうしよう、どうしよう・・・」といつもながらはっきりしない。欲しそうではあったけれどな

んだかはっきりしないので、「じゃあ、上に行ってまた降りてくるから、そのときまでに

決めておいてね」と言って私は仕事の資料を探しにリブロへ、娘は世界堂に行った。

本屋でついでに自分の本を探しているときに”やっぱりあれは買おうflair”と思った。

「もう買ったよ」と世界堂の袋を持った娘がにこにこしながら近づいて来たのでそう言う

と、娘は嬉しそうににっこり笑った。なーんだ、欲しいなら欲しいとはっきりそう言えば

いいのに! 私は自分の母みたいにはこの子を厳しく育てなかったのに、なんで変な

ところが自分のこどもの頃と似ちゃうんでしょう。嫌になっちゃうな!

お金を払ってショップバッグを渡すとますます嬉しそうだ。

それからこの日はそのあと2人でコージーコーナーでマロン・パフェを食べた。

下の子だけの休日スペシャル。

Hitsuji_san_01

| | コメント (3)

2008年9月25日 (木)

Happy Birthday!

08happy_birthday

あれは君の父が30歳の誕生日のとき、内緒でギターの形のケーキを特注したんだ。

滅多にこない変わったオーダーに、パティシエは面白がって快く引き受けてくれた。

とっても大きなギターのケーキ。それにロウソクを30本立ててね。君の父はご機嫌♪

家に友達をたくさん招んで、夜遅くまで騒いだ。下の部屋からは苦情がきたっけな。

今日は君の20歳の誕生日。

今回もまたギターの形のケーキをオーダーしようと思ったんだけど、この町にはあい

にくそんな洒落たことをやってくれるケーキ屋はなかった。

ここは緑の多い町だけれど、そういう意味ではつまらない町。

いつか出ていかなきゃね。そのときは Bye Bye Blackbird でも歌って。

そういえば、いま思い出したけど、君の7歳の誕生日のときは7の形のケーキだったっ

けね。ハハはたぶん、君を励ましたかったんだ。きっとラッキーな年になるって。

そのとき父からもらった最後のプレゼントは緑のギター。

でも買ってもらってから10年以上も触ることさえしなかったから、まさか君が今になっ

てギターを弾くようになるなんて思いもしなかったよ。

あれから13年。

おじいちゃんは月日の経つのは早いなって言う。

たしかに月日の経つのは早いけど、私にとってはけして短い時間じゃなかった。

そして今、君は「おとうさんはどんなソロを弾いてたんだろう?」って言う。

でも正直なところ、あんまりよく憶えていないんだ。

もうこの家には昔の音源は残ってないし、たまたまラジオから似たようなギターの音が

流れてくれば、「こんな感じ」っていうことはできるんだけど、ライブのときは本人以上に

こっちが緊張しちゃって、おちおちロクに聴いてられなかったってのがほんとのところ。

でも君は君だ。自分の思うところを好きにやればいい。好きなだけ。

いつか日曜美術館を見ていて、80近い洋画家の話を聴きながら、一生まぼろしの蝶

を追いかけて追いかけて、追い続けたまま一生を終えられるなら、それも幸せなこと

だよなぁ、なんてぼんやりと思った。君はそんなの嫌だってきっと言うだろうけどさ。

願わくは君の未来に光あらんことを!

テーブルにはおきまりの紅いバラ。

08happy_birthday_02

こどもの頃から真っ赤なバラが好物、もとい好きだなんて、なんてザーキーな。

しかもちょっと黒いくらいの赤じゃなきゃ駄目なんだそーな。

08happy_birthday_01

| | コメント (6)

2008年9月22日 (月)

フクロウさんから珈琲豆が届いた。

Coffee_03

お互いのブログにリンクを貼ってからはもうずいぶんになると思うのだけれど、長らく

ご無沙汰していた『フクロウくんのポンコツ的生活』に久しぶりにコメントをして、音楽を

さしあげることにしたら、それならお礼にマイ・ロースト珈琲はいかがでしょう?とおっし

ゃる。私は自分の好きな音楽のおすそ分けをしてお礼なんてぜーんぜんいらないのだ

けれど、なんたって無類の珈琲好きだから、珈琲豆、しかも自家焙煎した珈琲豆、と

言われたら、もらわないわけにはいきません smile。 遠慮なくいただくことにしました。

それが昨日届いた。封筒の外からも香る珈琲豆のいい香り。

ちゃんと、こんな風にラベルまで付いていて。・・・・・・ 凝ってます。

Coffee_04

せっかくいただい珈琲だから、ゆっくり腰を落ち着けて楽しめる時間に珈琲をいれよう

と思いつつ、昨日はその時間を逸してしまい、今日になっていただいた。まずはホンジ

ュラスを。これは私好みのかなり深炒りの苦い珈琲。

豆と一緒に入っていた手紙には、豆のことから焙煎のことまで詳しく書いてあって、フ

クロウさん、珈琲豆には相当詳しいようだ。大阪の土居珈琲から毎月、珈琲豆の定期

宅配をしてもらうようになって、あらためて珈琲の味の奥深さを知った私だけれど、折

りしも今日その土居珈琲からニュースレターがきていて、そのタイトルが『焙煎におい

て重点をおいていること』だった。その答えは『焙煎の度合いが常に一定していること』

だ。同じ農園の銘柄の豆を焙煎するにも、収穫年によって豆に含まれる水分量が変

わり、また焙煎は秒単位で状態が変わってしまうのだそうだ。とっても繊細にして微妙

な世界。それをフクロウさんは家のガスコンロでやっているのだ。すごいですね。

昔、まだここに引っ越して来たばかりの頃、近所にちょっと変わった女性がやっている

珈琲豆屋さんがあって、ちょうど手動の焙煎機をガラガラ回しているときにでも店に入

ろうものなら口もきけずにしばらく待たされたものだったけれど、それも仕方のないこと

だったのだ。小さいけれど白いペンキが塗られた木の格子窓がなんとも雰囲気のある

店で、冬になってネイビー・ブルーのダッフルコートを着た店主は、ロンドンの風変わり

なオバサンみたいだった。(昔、たまの歌に『レイコおばさん』って歌があったんだけど

あれみたいな感じ)。この辺りにしちゃハイブローな店過ぎたのだと思う、たぶん。

店をたたむからと什器を安く処分し始めたとき、思わず「資金があれば私がやるんだ

けどなあ」と言ったら「あなたのほうがお客に好かれそうだし、私よりうまくやれそうよ」

と言った。お客の扱いは確かに私のほうがうまいかもしれないけれど、私に店のマネ

ッジができるとはとうてい思えない。数字苦手だしね。

フクロウさんだったら、資金調達してでもやったらいい店だったよなぁ、なんて思う。

今日はなんだか急に涼しくなって、私は今季初めて長袖を着た。このところ雨続きで

私は一気に秋をぶっ飛ばして冬を迎える気分だ。この感じはあまり好きではないけれ

ど、涼しくなった途端においしく感じられるのが温かい飲み物で。

フクロウさんからいただいた珈琲はしばらく楽しめそう。

明日は休日だし、いつもより丁寧に珈琲をいれて読みかけの本でも読もうかと思う。

フクロウさん、どうもありがとね!cafe

| | コメント (12)

2008年5月13日 (火)

海底に沈んだタイタニック号より重い君の沈黙

08mini_01

久しぶりにRに電話すると、Rの背後では盛大に物音がしていて、Y

が日曜大工でもやってるのかと思ったら、水餃子を作っているのだ

った。Yは相変わらずなんてマメなんだろう。

ひとつの恋が終って、今年家に帰ったR。それを何事もなかったよう

に迎えたY。ここでは音楽ができないから1人になりたいと言って出て

行ったのに、それじゃあ誰かさんと一緒じゃないか。そして今度は私

は1人じゃいられないからと言って帰る。やっぱりYが好きだからとい

う理由でもなく。それなのにYはRの持って帰って来た荷物をせっせと

片づけ、夕飯の支度までしてるんだから。世の中、楽な人はどこまで

も楽で、苦労する人はどこまでも苦労してるように見えるけれど、さん

ざん家族に尽くしたあげくに夫に酷いことをされて離婚したOのことを

考えると、いったい神様はどうなってるのと思う。

この2年半、Yはただただ岩のように忍耐し続けた。誰にも泣きつくこ

となく相談もせず、Rが何か言おうとするのも、話し合いも一切拒否し

て。心を閉じたまま沈黙し続けた。この1年は、うちの娘より40分も

早く出て行く息子のために、毎朝お弁当を作った。Rは「冷凍食品ば

かりだったみたいだけど」と言うけれど、それだって誰にでもできるこ

とじゃない。もともとYはミノ虫みたいなヤツだったけど、その憔悴ぶり

は久しぶりに会った息子がショックを受けるほどだったし、ひとつの感

情のなかに檻のように閉じ込められるのが何より苦痛な私には、ちょ

っと理解の範疇を超えるものだったけれど。でも、こうしてRが家に帰

ってくることだけがYの望みだったのなら、Yのこの2年半の忍耐も報

いられたと言えるのだろうか。

でも、この2年半のYの気持ちは、誰にもわからない。Rにだってわか

らない。Yが黙っている限り、それは一生誰にも理解されずに謎のま

まで終るのだ。私に一生、Sの気持ちがわからないのと同じように。

人に心を開かないって、ちゃんと話さないって、そういうことだ。暗い

海の底に沈み続けるタイタニック号だって、もっといろんなことを語っ

ているよ。私は嫌だな、そんなの。人とちゃんとわかりあいたいと思っ

てる私には、そんなのとても耐えられない。

ある日突然、大事な人を失って、遺された人の心が押し潰されるのも

そんなところが一番大きいんじゃないだろうか。もう2度と訊けないあ

のときの疑問。

キミハ ドウシテ ナニモ イッテクレナカッタノ?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

でも、心を開いてくれなくたって2人とも友達なんだ。

彼らがまたこれで、何もなかったようにやり直すことができるなら、そ

してYがまた元気になれるなら、それに越したことはないと思う。私に

したって、行こうと思ったらホイっと行ける近所に友達がいた方がい

いしね。まして家族ぐるみの関係なら。

先日の晴れた日にRがバラを取りに来た。

留守の間にすっかり殺風景になってしまった彼女のベランダに持って

ゆくために。ミニを2つとオールドとフロリバンダをひとつずつ。歩いて

来たというRに軽い鉢を2つ持たせて、私は自転車の前カゴに重い鉢

を2つ乗せてRの家まで押して歩いた。途中、歩きながら「もうほんと

にだいじょうぶなの?」と訊いたら、「Yも変わろうとしているみたいだ

し、私も変わらなきゃと思うんだ」とRが言った。うん。そうだね。

彼らのマンションの部屋は前に行った時より格段にきれいになって

いた。Rはいま十数年分の掃除をしているのだそうだ。それだけ住め

ば家だってあちこち汚れるし、ガタもくるでしょう。掃除はいいよ。心ま

ですっきりする。余分なものはぜんぶ捨てちゃえばいい。

夫婦って傷だらけのいびつな球体みたいだな、と思う。一見透明に見

えても中は傷だらけ。それでも最後まで持ち越せればOKか。

今日、先日Sに送った荷物が長期不在で届けられないと宅配業者か

ら電話があった。私の心配はいつなくなるんだろう?

私がここにこんなことを書くのもあとわずかだ、たぶん。

| | コメント (0)

2008年5月11日 (日)

Mother's Day

08jayne_austin_08

私の友人は年齢に関係なく結婚してる人・していない人、こどもがい

る人・いない人、晩くに結婚して超高齢出産でまだ小さなこどもを育

てている人、私と同じようにシングル・マザーになって、こどもの自立

同様に自分自身の自立に向けて頑張っている人など様々だけれど、

先日久しぶりに高校時代の友人に会った。彼女は高校生の頃からと

てもお洒落で洋服が大好きで、いままでファッション一筋で生きてき

た人だ。こどもはいない。その彼女と帰り際に母の日の話になって、

「そういえば私も、このあいだ息子から早々と母の日のプレゼントに

CDをもらったなあ」なんて言ったら、「そういうの、羨ましい」と言われ

た。先日もブログの記事を見た彼女から、「息子とJAZZライブに行く

なんていいよね。羨ましい」とメールをもらったばかりだった。

「でも、こどもを育てるって、そういういいことばっかりじゃないからね」

と言ってそのときは別れたけれど、これはおとといのこと。

朝、息子がめずらしく散らかった自分の部屋に掃除機をかけようとし

ていて、シーツと布団カバーも洗ったほうがいいかなと言うので洗っ

た。息子はその後アルバイトに行って帰りは9時半だ。もともと布団

にカバーをかけるのがこの世で1番面倒で嫌いだ、という息子だし、

バイトして疲れて帰って来てからならなおさらだろうと思ってカバーを

かけてベッドメイクをしようと思ったら、朝掃除してたはずなのに、息

子の机の上は散らかり放題でゴミや消しゴムのカスや埃が溜まって

いる。おまけによく見れば部屋の隅にはゴミ袋がいくつも置いてある

わ洗濯物がくしゃくしゃになって転がっているわで、汚いったらありゃ

しない。こんなところで布団をバサバサやったらどうなるの?と夕飯

の買い物にも行かずに片づけたのだけれど、その後が大変だった。

バイトから帰って来た息子はきれいになった自分の部屋を見るなり癇

癪を起こして机にあった本を力まかせに床に叩きつける。怒鳴り始め

る。最近ではだいぶ少なくなったものの、いつもの親子喧嘩の始ま

り。こんなとき、いつまでたってもそういうとこ大人にならないんだなあ

と心底げんなりするのと同時に、それってまったくもって父親譲りの

性質に他ならず、私の離婚は実に正解だったと哀しく思うのである。

言葉の暴力であれ物への八つ当たりであれ実際の暴力であれどれ

も暴力には違いなく、そういうのを全く経験したことのない人からした

ら私はもう充分すぎるほど経験したから、もうたくさんだ。大声を出さ

れるくらいでも嫌。息子を育てる上ではこれくらいのこと、というよりむ

しろもっと酷いことだっていっぱいあったのだ。母親になることを選ば

なかった彼女には到底わかるまい。

お互いそれぞれいろいろあるだろうけど、思えば人生の大半をファッ

ションに、毎日何を着て、どんなメイクをして、どんなヘアスタイルをし

て、どのバッグにどの靴を履いて行こう、なんていう(つまりおおかた

自分中心の)ことに費やしてきた人と、26で結婚して27で母親にな

り、そしてこの十数年はシングル・マザーとして生きてきた私とでは

意識に大きな差があるのは当然のことで、彼女に何かを真に理解

してもらおうと思うことすら、もう無理なのかも知れない、と思う。少な

くともこれまでの関係で私のほうにはそんな醒めた思いがある。

今日、母の日で何か贈ろうと思いつつ、今年は間に合わなかったの

でさっき義理の母に電話すると、お母さんも同じようなことを言ってた

っけな。母と同い年でシングルの友人からお茶に誘われたので、「今

日は娘から花が届くから家を出られないの」と言ったら、「あら。そん

な人を羨ましがらせるようなこと言わないで」と言われたのだそうだ。

あの母も3人の娘・息子にはとても苦労した。今日はめずらしく母の

口から本音が出たけれど、それも私が半分方他人になった今だから

言えることだろうか。

さて、問題の彼女の不肖の息子よ、いま何処?

08chantal

この週末、東京は雨で、とても肌寒かった。

今日の気温は、開きかけたバラの蕾も固まりそうな13度。

写真は上から2つめのジェーン・オースティン、まるでピンクのルージ

ュのような色をしたフレンチ・ローズのシャンタル・メリニュー。

そして今日はクレマチスの1番花が咲いた。

08clematis

| | コメント (2)

2008年4月18日 (金)

かわいい小鳥ちゃん

Bird

夜のあいだじゅう降り続いた雨が朝になってもやまずに、外はまたひ

どい雨だ。近所にちょっと買い物に行っただけでびしょ濡れになって

しまった。

そんな雨のなか、野暮用があって近くまで来たからと言って、Mがチ

ビさんを連れてやってきた。こんな雨の日でも済まさなきゃならない

野暮用ってどんなん? と訊いたら、「来たかったのよ」と言う。

なるほど。

自問自答して独りで納得してしまう自己完結型の日常をずっとやっ

てると、ときに無性に誰かと話したくなるんだよなぁ。かといって、心

から話したいと思える人間はそうそういないのだ。

Mが子どもの学校のPTAに強行に誘われてオペラを聴きに行った

ものの、自分の音楽の聴き方との違いに驚いた、なんていう話から

「だいたい芸術なんていうものは音楽でも美術でも我儘で贅沢な遊

びなんだよ。それを高尚という高い棚に上げて、一般教養とか良い

趣味なんかにしちゃうのがそもそもの間違いだね。ただ贅沢な遊び

を心底楽しめばいいだけ」なんて話をする。

Mと話していると、何を言ってもおおかたのところはわかってくれる

だろうという気の許しから、つい端折った(エッセンスだけの)乱暴な

物言いになってしまうことが多いけれど、時に東京っ子の直截な物

言いは地方の人には受け入れてもらえないそうだ。

私は1を聞いて10を知るってタイプが好きな人間で、だから1から

10まで話すのも聞くのもかなりかなわないのだけれど、かといって

誰にでもそんな話し方をするわけじゃない。私は立川談志もビート

たけしも勘三郎も好きだけど、まぁ、できるだけ勘三郎あたりでいこ

うと思う。人と喧嘩したくないから。

そういうわけで、たまに多くを語らずとも誤解せずに理解してくれる

友達と話すのはとっても楽だ。でも私のまわりがこういう人間ばかり

になったらきっと、私は人に理解してもらうために細心したり、話し方

を考えたりすることもなくなってしまうかもしれないから、これでいいの

かもしれない、とも思う。大抵の場合は人に理解してもらうために苦

労し細心しているのだ。かなり気長に、へとへとになって。

Mが私の、蕾はたくさんあれど、まだひとつも花のないベランダを見

て行った。

上の小鳥の飾りは先日、野川に行った帰りに変わった花屋でみつけ

たものだ。実はこれとバージョン違いのを前に見ていて、最近はなる

たけ無駄なものは買わないようにしているので2回スルーしたけど、

3回目で捕まった。鳥グッズには弱い私。思えば前に見たのは嘴が

銀色で、翼は銀のフレームにオーガンジーが貼ってあって、本物の

鳥の羽が尾っぽに付いていて、これよりデリケートでポエティックな作

りだったなあ、と思う。きっと、またみつけたら買ってしまうだろうな。

| | コメント (0)

2008年4月 6日 (日)

祝77!

Mankai_01_2

今日、父77で喜寿のお祝い。

家族で中華の円卓を囲んだ。

父は妹に言われたのか、きちんとした格好をして帽子をかぶり、爽や

かな顔をしていた。おぼつかない足取り。でも母が亡くなってから7年

転んで骨を折ったり、クルマで軽い事故をおこしたりはしたものの、

これといった大病もせずにやってこられたのはありがたいことだ。

「チチ、誕生日おめでとう! 77なんてめでたい。 ラッキーセブンだ」

私がそう言うと父はにこにこしていた。

「77なんてすごいことだよ」と言うと、当然のことのように

「そうよ」と言ってのけた。

父の友人や仕事仲間の大半は、もういなくなってしまったのだ。

子供の頃は顔立ちから歩く後ろ姿まで父にそっくりだと言われた。

物心ついたときにはすでに頭が薄かった父。父の日に学校で波平さ

んのように似顔絵を描いたら「お父さんはこんなに髪が少なくないよ」

と笑いながら抗議された。私の癖毛で猫ッ毛は父譲り。男だったら私

も今頃、髪の薄さを気にしてるんだろうか。

妹は人生初の転職に苦戦しているせいか、ひどく疲れた顔をしてい

た。彼女はまるで反射板のようだ。彼女に余計な助言は無用。

出がけに釘をさす私に息子は「今日はぼくは地蔵のように優しい心で

いようと思いますよ」なんてフザケたことを言っていたけれど、ともあ

れ、今日は父もみんなに囲まれて嬉しそうにしていたし、食卓に気ま

ずい空気が流れるようなこともなく、無事に終ってよかった。

あとは祈るしかない。

枯れ木に花を咲かせる花咲かじいさんのごとく、父が賑やかな余生

を送れんことを。

上はまだ満開のソメイヨシノ。

そして、これからは山桜の季節だ。

素朴で清楚な山桜。

08yamazakura

08yamazakura_04

08yamazakura_02

08yamazakura_01

| | コメント (2)

2008年3月17日 (月)

とれたてブロッコリー!

Broccoli

4時半です。娘が高校から帰って来ました。

「ハイ。お土産」と言ってビニール袋を差し出す。

小さなビニール袋いっぱいのブロッコリー。

「とれたてだよ」と、娘はにこにこhappy01

黄色いコランダーにあけたら、こんなにいっぱいありました。

でも私はそれほどブロッコリー好きじゃないんだよなぁ ・・・

料理のつけあわせにちょこっと食べるくらいならいいけど、こんなに

いっぱいのブロッコリー、どうしよう?

・・・ と思ったら、いいこと思いつきましたflair

家庭菜園をやってて、ときどきブロッコリーがいっぱいできてしまう、

という方には必見の料理。

また明日かあさってにでも作ってアップします。

| | コメント (6)

2008年3月10日 (月)

はたらく理由

Roji

人それぞれ、置かれた立場や状況や、与えられた使命や持って生ま

れた才能なんかによって働く理由はまちまちなのだろうけど、若くし

てセミリタイアでもしない限り、世の中のたいていの人は必要に迫ら

れて働いているのじゃないかと思う。かといってもし仮に、いま私が

一生働かないでいいくらいの高額宝くじに当たったから、じゃあ働か

ないで一生遊んで暮らすかと言ったら、ちょっとそれも考えられない。

意外と普通に働いてるんじゃないかなぁとも思うけれど、でもそんな

大金を手にしたことがないんだから、やっぱりわからないか。人の心

がどう変わるかなんて。ね。

そういうことよりちょっと次元の低い話かもしれないけれど、私が日常

的に『働こう!』『働かなきゃ!』と思うのは、たいてい思いもよらない

散財をしちゃった後が多い。それはモノだったりコンサートのチケット

だったりするんだけれど、つまり衝動買い、みたいなものですね。

最近はずいぶんと少なくなったけれども。

このブログを最初から読んでくださっている方なら私が中古の安いデ

ジタルカメラを手に入れたことをきっかけとしてブログを始めたことは

ご存知だと思う。小さなオモチャを手に入れた私は、まるでサンドイッ

チをポケットに入れて歩き回るシャーロック・ホームズみたいに、どこ

にでもそれを持って歩いた。曇りの日はピントが合いにくかったり、フ

ジのカメラだけあって全体的に薄いブルーのフィルターをかけたみた

いな色調だったり、人物を撮るには少々不向きだったりはしたけれど

それなりにけっこう良く撮れるし、ブログに写真をアップするためだけ

だったら充分なカメラだった。ところが。

今回、写真を紙焼きする必要があって近所のカメラ屋さんの馴染み

の店員さんに聞いたら、プリントの大きさにもよるけれど600、最低

でも400万画素は必要だと言うのだ。それだと今の私のカメラの性

能ではマックスでもギリギリじゃないか。実際、友人から圧縮されな

いまま送られてきた倍の画素数の画像ファイルと比べてもその差は

歴然。でも去年以上に耐乏生活を強いられてる私としては今カメラを

買い換えてる場合じゃないし、これでなんとかいけないものかなぁと

考えていたら、Cさんから「そうきちさんの撮った写真、ちょこっと画素

数が足りないみたいだよ」とメールがきた。ガーン ・・・・・・

このあいだから例のイヌが『クレジットカードでモノを買うのはやめなさ

い』とか、『本当に必要なの?と書いた紙をお財布に貼りなさい』とか

言っているので、いったんは「でも今回はこれでいくしかない」と答え

たもののやっぱり気になり、今朝いろんなところを見比べて、午前中

いっぱい悩んだ末に、ついに買ってしまったのでした。Amazonお急

ぎ便で。さすがに最後の購入ボタンを押すときには少々勇気がいっ

た。ふぅ。それで文章の最初に書いた俄かに『働かなきゃ!』という

気分になったのでした。購入してしまった後、思わず『土日の単発ア

ルバイト』なんか検索してしまった・・・

若い頃はよく友達に誘われて単発のアルバイトをやった。

晴海の見本市の2日間だけのコンパニオンとか、船の科学館の1日

エレベーター・ガールとか、外勤のマーケティング・リサーチとか。最

高にインパクトがあったのは、都下のデパートの催し物広場での公開

結婚式の合唱団のアルバイトで、白いブラウスに黒のスカートを持っ

て当日現場に集合し、結婚式に祝福の歌を歌う、というもの。音大生

だった友人は大胆にも「大勢なんだから後ろの目立たないところで口

パクしてればバレないよ」と言って私を連れて行ったのだけれど、譜

面はおろかイタリア語の歌詞さえ読めない。雛壇に並ばされてリハ

が始まるやいなや、指揮者が「君たち、それでも音大生なのか!」と

怒り始めて、抜き打ちで指名してアカペラで歌わせ始めたときにはも

う、身が縮み上がる思いでした。いまとなっては懐かしくも笑える話。

まったくもってババ臭い言い方だけど、あの頃は若かったなあ・・・

いま考えると自宅の子の私と違って毎月実家からの決まった仕送り

で暮らしてた当時のMちゃんには、単発アルバイトをしなきゃならな

い理由があったんだろうと思う。仕送り前カウントダウン状態の時と

か。そんなMちゃんも今や女社長。単発どころか休む暇もないくらい

激務に追われる日々なのだ。

| | コメント (0)

2008年2月29日 (金)

晴れ、ときどき自棄

Stock

どんなにいい美容師さんでも、関係が長くなってくると徐々にマンネ

リになってくる。こちらは美容師さんを信頼している安心感からだん

だんおまかせモードになってくるし、美容師さんは美容師さんで、お

客である私の好みや、ファッションや、生活スタイルや、美容院に来

る頻度などから、なるべく私がスタイルをキープしやすい髪型にして

くれたりして、それはそれでとてもありがたいことなのだけれど、だん

だんそういうのが続くと、何かがつまらなくなってくる。それはたぶん

お互いに。中年のサラリーマンが行きつけの飲み屋に行って、「いつ

もの」なんて言うのと同じようなことをやっていると、やっぱりクリエイ

ティビティーはどんどん疲弊してくるのだ。いけませんな。

去年の夏、暑くてあんまり自分の髪が鬱陶しくて、いっそ男の子みた

いに髪を短く切ってしまいたい衝動に駆られた。ときどき私はいろん

なことがどうでもよくなってしまって、何もかもをうっちゃらかしたい気

持ちになる。それはネガティブな意味じゃなくて、ある種とてもポジテ

ィブに。余計なものを捨てて、こだわりから開放されること。

もう秋にもなった頃に美容師さんにそれを話したら、断然、彼のほう

が乗り気になった。つまり私が自分の髪型にすっかり飽きていたよう

に、彼もまた私の髪型にすっかり飽きていたのだった。やれやれ・・・

服の色がだんだん暗くなって重くなる冬に、そしてタートルを着ること

が多くなる真冬に、髪を短くして軽くするのは悪くなかった。小柄な私

の全体のバランスから見ても。

それで、暮れに美容院に行くつもりが暮れに行きそびれ、新年1月に

行きそびれ、今月誕生日に行きそびれて、やっと今日行った。

さて、どうしましょうか? とJ君が訊く。切るんでしょ。思いっきり、と

私。「ほんとですか?でも、もったいなくないですか?これはこれで好

きだし、誰でもこうなるってわけじゃないですよ」「全然。もう飽きたし、

切るつもりで来たし。基本的にはおまかせで、似合っててスタイリン

グがラクなら、それでOKです」

髪型命だった20代の頃とはもう違うのだ。髪なんてどうせまた伸び

るし。それに『変化を怖れない』っていうのが今年のテーマだし。

そう言ったらJ君、「そうですか。ぼくかなり思い切りいい方ですよ」

と言いながら嬉しそうにハサミを使い始めた。美容師さんていうのは

つくづく人の髪を切るのが好きな生きものなんだなぁ、と妙に納得。

できあがった髪型は思っていたより長くて、1番長いところが顎のラ

インくらい。私はもう耳が出るくらい切るのかと思っていたのに。なん

でもそこまで切るにはパーマの残り方ともともとの癖のバランスが悪

くて、収拾がつかなくなるのだそうだ。でもすごく軽くなった。

帰りに駅前で本屋に入り、『装苑』を手に取ったら隣りにいた女子高

生がチラリと見た。気にもせずにページをめくって、先に出てゆく女子

高生を見たら、なんと娘じゃないか。片手に提げてる白いビニール袋

に入っているのはきっと花の苗だ。私が名前を呼んだら振り返って一

瞬ぽけっとした顔でこちらを見たけれど、気づかずに行ってしまう。

追いかけていって横に並んだら、「あ、髪切ったの。気づかなかった」

だって。「今日、花もらったよ」「なに?」「ピンクのストック」

明日からはもう3月だ。春だなあ・・・

| | コメント (14)

2008年2月25日 (月)

わたくしブサイクにつき

Hifuka

ついに皮膚科に行ってきました。

2週間前に、プールから帰って来て、目が痒いなと思って両手でカシ

カシと掻いて、そのときはあまり気にもせず翌朝起きて鏡を見てみる

と、目の上に何重ものシワができてる! 

「やや!私はひと晩で一気に老けた!なにゆえ?」とびっくりした。

こりゃ、ついに私も高いアイクリームとやらのお世話にならなきゃなら

ない歳になったか、と思いきや、前日に目を掻いたのがいけなかった

らしい。そうじゃなくてもプールの後は肌が乾燥してあちこち痒くなっ

てしまうし、特に目の周りはゴーグルをしていてスイミングの後はしば

らく目パンダ状態なのに。それで、以来ずっと美容院に髪を切りに行

こうと思っていたのにも行けず、しばらく保湿にだけは気を使っていた

のだけれど。

おとといのプールの後、例の砂嵐に巻き込まれて砂粒が当たったの

が致命的だったらしい。帰ってお風呂に入ってシャワーを浴びたら目

の上が痒い。お風呂上りに鏡を見たら赤くなっている。それで翌朝起

きたら完全に瞼が一重になって腫れぼったい目になっている。おまけ

に痒いしヒリヒリするのだ。目の上のたんこぶとはよく言ったもので、

たかが目の上がただれて重苦しいだけで、ブラウザで活字を追うの

も本を読むのも鬱陶しくて集中できない。それに鏡を見るたび、なん

ともブサイクなのだ。おまけに、こんなときに限って人と会わなきゃな

らない大事な約束が控えていたりして・・・。あぁ、最悪・・・

昨日は薬局に行って何かいい薬がないものか聞いたりもしたけれど

なんたって目の周りとなると目に入ったらいけないということで何も無

し。今朝になってもひどくなる一方なので皮膚科に行くことにしたのだ

った。ありがたいことにこの辺は皮膚科と眼科と小児科だけは良いお

医者さんがいるのです。特にずいぶん前に行ったことがある皮膚科

は、ものすごく混んでいてうんざりしたけれど、何故そんなに混んでい

るのかは診察室に入ってわかった。診察している医師は、待合室が

患者で溢れているというのに、まったくせくこともなく1人1人患者の

話を丁寧に聞いて受け答えしていたのでした。そのなんとも知的でソ

フトなこと。さらに医者の前に座って、なんで女性患者がこんなに多

いかわかった。

彼は・・・、とてもハンサムだったのです。

つまり、ステッキを持ったイギリス人みたいに、紳士的で理知的な、

理想的な医者のルックスをしていた。


そして久しぶりに行った皮膚科は、ラッキーなことに今日は予想に

反してとても空いていた。医者は相変わらず鷹揚な風情で私の話を

聞き、「赤くなってますね」と言ってカルテに顔の形と目を描くと、赤い

ペンで目の上を赤く塗った。そして、それはこの薬を1日2~3回塗

ればすぐに治ります、と言った。問題なのはプールの後に肌が乾燥

して身体が痒くなるほうです。

そしてきわめてわかりやすくロジカルに皮膚のメカニズムと医療用と

売薬の保湿クリームの違いを話してくれ、痒くなる前の予防のために

それを2つ出してくれると言った。とっても明快だった。素晴らしい!

お礼を言って気分良く診察室を出ると、そこには大きな絵がかかって

いて、よく見ると絵だと思ったのは写真だった。ウィーンにある市営住

宅、フンデルトバッサーがデザインしたフンデルトバッサー・ハウス

私の大好きなフンデルトバッサーだ!

つまり、こんな風にして好きなものというのは繋がっているんだ・・・

なんて最高なんだ。

瞼はすぐに治るっていうし、こんなことならもっと早く行けばよかった。

君の医者嫌いも大概にしろよ、と思った次第。

| | コメント (8)

2008年2月 6日 (水)

春待ちdays/今日は抹茶の日

Calligraphy_san

昨日、買い物に行こうと出た帰りにポストを覗くと、いつもたいてい

つまらないDMと『いついつまでに払ってください。さもないと・・・』

なんて書かれた請求書が入ってるだけの私の殺風景なポストに

見覚えのある書体を見つけて「はり?」と思った。

この字はcalligraphyさんだ!

さっそく部屋に帰って封筒を開けると、柔らかな和紙でラッピング

された包みとcalligraphyさんの麗しい書き文字が現れた。

『はるまち』チョコレート。パッケージデザイナーのcalligraphyさん

がデザインした『京はやしや』さんのチョコだ。

ぽわんと柔らかな緑と桃いろが春の気配。

Calligraphy_san_01

そう言って息子に見せると「いま食べる」と言う。

「お母さんの誕生日おめでとう!って来たのに、なんでアンタが

いま食べる、なわけ?」

「あ、なんだ、誕生日か」

「今日じゃないよ」

「知ってるよ」と、息子は言って、「ほんとは今月そんなにバート・バ

カラックに行きたいなら、(チケット代)出してあげようかと思ったん

だけど、そうでもないのかと思ってさ」なんて言う。

「バート・バカラック行きたいよ!」

「いつ?」

「17日」

「あ、じゃ駄目だcoldsweats01

実はお正月から私が「バート・バカラックのコンサートに行きたいけ

れど、チケット代が高いし、それだけあれば普通のライブに3回くら

いは行けるし、CDなら何枚も買えるしなぁ・・・」なんて、いつになく

セコイことを言ってたものだから、こういう会話になったのでした。

息子は今月、秋山さんに言われてギターのチューニング・メーター

を買ったり、ギターをメンテナンスに出したりしたからもうアルバイト

代はスッカラカンなのです。「今月は無理だけど来月に何か・・・」

なんて息子がまだムニムニ言ってるのを聞きながら、珈琲を淹れ

にキッチンに行った。去年の今頃はまだずいぶん荒れた状態だっ

たことを思えば、そんな風に言ってくれるだけでも、この1年ですご

い進歩だと思う。それだけでハハは充分です。

粉引きのお皿に出したはるまちチョコは、淡雪の下で春を待つ新

芽のような繊細さ。

Calligraphy_san_02

昨日は風は冷たかったけれど陽射しは暖かくまさに早春の陽気で、

calligraphyさんからの荷物ですっかり「春が届いた!」と思っていた

のに、今日はまたなんて寒さなの。外は冷凍庫みたい。雪まで降っ

てる。しかも今度は粉雪! 

こりゃあ、今度は積もるかもしれないなぁ・・・と思いながら早々に買

い物に行った。ミルクを買って帰る。

昨日、ミルクがなかったから作れなかった『抹茶ミルク』

Calligraphy_san_03  

なんともレトロなパッケージで、息子曰く、「泣けるね」だって。

抹茶ミルクを作った。

子供のとき以来に感じる甘さと、ほのかな抹茶のほろ苦さ。

Calligraphy_san_04

外は雪だ。

そういえば今日は抹茶の日なんだって。

calligraphyさん、ありがとう!

もう少し暖かくなったら布草履作ります。待っててくれ!

| | コメント (2)

2008年1月29日 (火)

『かまわぬ』で包む

Tutumu

去年、お世話になったあの方に、心ばかりのお礼がしたくて

お酒を買った。

焼酎が好きだというその方。

いつかハシバミさんの陶芸オフ会で飲んだ焼き芋焼酎は

すごくおいしかったなあ!

まるで、いいブランデーみたいで。

これは焼き芋焼酎ではないのだけれど、有名な焼酎らしい。

赤兎馬。

Tutumu_01

それを『かまわぬ』の手ぬぐいで包みたいと思ってショップに行った。

黒に白の音符柄なんかも遊び心があっていいと思ったけれど、桜。

桜を見てしまったら桜好きの私にはもうこれしかない。

ショップの女の子に実演して教えてもらったとおりに包んでみました。

どうでしょう。粋、ですか?

桜がわずかにほんのり桜いろなの、わかるでしょうか。

桜いろ、ってのは実に色っぽい。

この色っぽさがわかるのは日本人だけの特権じゃないかと思う。

日本人のDNA。

Tutumu_05

角度を変えて、もう1枚。

Tutumu_03

今日は曇り。

ガラス窓の向こうは寒そうな冬ざれの景色。

陽射しがまったく無いぶん、昨日より冷え込んでいるようだ。

でも今夜は今年初めて行くライブの日なんだ。

あぁ、今からわくわくするなぁ・・・

どうかこれから雨や雪になったりしませんように!

| | コメント (6)

2008年1月 8日 (火)

懐かしい人に会った。

08shinnenkai_01  

話がちょっと前後しちゃうけど、4日に携帯が鳴って、出ると旧友の

Mちゃんだった。12月の半ばにメールをしたところ「新年4日から

夫がドイツに出張に行くから、パジャマ持って泊まりにおいでよ!」

なんて返事がきて、こういうところは学生の頃から変わってないなあ

と思ったのだけれど、お正月はいつも子供連れで泊まりに来る友人

が他にいるはずだし、いくらなんでも新年早々私だけ子供置いて人

の家に泊まりにゆくわけにもいかんよなぁ、と放っておいたのだった。

電話に出ると「そうきち、Hさん知ってたっけ?」と言う。「知ってるも

何もMの昔の彼氏じゃない。今でも顔浮かぶくらい憶えてるよ。何、

どうしたの?」と言うと、去年の夏くらいに本人じゃないんだけど元バ

ンドのメンバーのM君がネットで私のことを検索したら出てきたらしく

てさ、電話してきてくれて、一度みんなで会ったんだ。それで、またお

正月にも会おうということになったから、そうきちもどうかと思って」。

と、いうことなのだった。他にもMちゃんの女友達が来て5,6人になる

らしい。私は集団嫌いで3人以上大勢、といった感覚の人間なので

一瞬ちと面倒にもなったけれど、そこは今年最初に私に電話してきて

くれた友人だから大事にする。「次の日仕事だから早くから始めて早

く終ろうと思う」と言うから「何時に行けばいい?」と聞いたら「5時」だ

って。結局、旦那さんのMはこの日に出張に立つことになったらしく、

成田までクルマで送って帰って来られるのが4時前くらいになるのだ

そうだ。一応エプロンを持って出かけたけれど、着いたらもうテーブル

セッティングも終った後だった。

08shinnenkai_3

この日は新年だというのにM君にアクシデントがあって来られず、

Hさんと後から来た(前に1度会ったことのある)Mの女友達Cの、

結局4人の会になった。まずは再会を祝してシャンパンで乾杯。

08shinnenkai_02_2

20数年ぶりで会ったHさんは昔とちっとも変わらず、そんなに長

いこと会ってなかったのが不思議なくらいに昔どおり話ができた。

よくTVドラマなんかで、若い俳優をメークで老けさせて再会シーン

なんかをやっていて嘘くさいと思っていたけど、Hさんの顔は若い

ときの顔をそのまま老けさせたみたいで、人ってこういう風に老け

るのね、と妙に感慨深かった。3歳違いの私たちは子供の歳も全

く同じで、子供が大きくなってきたので彼は去年からまた音楽を始

めたのだそうだ。昔はベースだったけれど今度はギター。学生の

頃は『TOMATO』なんて変な名前のバンドをやっていて、Mにつき

あって私も何度か見に行ったけど、あのバンドがCBSソニーのオ

ーディションの最終選考まで残ったとは知らなかったわ。高級(?)

OLのCはCで、やっぱりかなりの音楽好きらしく、かなりいろんなと

ころに音楽を聴きに行っているらしい。『音楽』って私たちの時代の

キーワードなのかと思う。こんど一緒にライブに行こう!ということ

になった。

08shinnenkai_03

この日は、からすみとセロリのオリーブオイル和えに始まり、フォアグ

ラのパテ、2種類のパンとすごくおいしいチーズ、ズッキーニのスープ

車えびのグリルに蟹みその和え物、グリーンサラダ、ローストビーフ

のニンニクとクレソン添え、グラスに盛られたラズベリーとブルーベリ

ー、それにいちごを食べた。締めは彼女が焼いたフルーツケーキと

私が持って行った濃厚レアチーズケーキとエクレアと、美大に通うM

のかわいい娘が淹れてくれたおいしい珈琲。私やCだけだと家にある

もので和物でやろうぜ、ということになるのだけれど、男の人が来ると

なると俄然張り切るゲンキンなMである。私はシャンパン1杯と赤ワイ

ンと白ワインを少しづつ飲んですっかりできあがり。気づけば、また終

電の時間。懐かしい人との再会にお喋りにご馳走に、すっかりお腹

いっぱいの新年4日の夜でした。

08shinnenkai_09

| | コメント (4)

2007年12月30日 (日)

浄まる

Kiyomaru

暮れが押し迫ってお正月が近づくと、西高東低の典型的な冬晴れの

日が続いて、大気が丸ごと徐々に浄まってくるように感じるから不思

議だ。静かなお正月の気分。

こんな風に感じるのも日本人だけのものなのだろうか?

今年は曇天だったり雨の日があったりして例年とは違った感じだけ

れど、今朝はよく晴れた。12月の終わりとも思えないほど陽射しが

暖かい。思わず布団カバーやらシーツやらをはがして、また大量の

洗濯。干し終わってしばらくしたら俄かに曇ってきて、激しい雨が降

ってきた。慌てて干したものを取り込んで待機していたら、娘が「この

雨はすぐにやむんじゃないの? すぐに晴れそう」と言う。その言葉

通り30分もしないうちに晴れてきた。この雨もまた浄化。

人が風邪をひくのも大掃除みたいなもので、それも身体にとっては必

要な浄化だそうだ。息子も1年の終わりに浄化したのだろうか。

午後、雨で埃が落ちて一段と澄み切った大気の中を自転車で買い物

にゆく。鏡餅とお正月飾りを買う。今年は昨日までに大掃除も終っ

た。今年は徹底的に掃除をした。そしていつもは暮れになると父が持

って来てくれる『一陽来復』のお札を、今年は父と一緒に穴八幡宮に

もらいに行った。その日は特別混んでいたようで、神社の外からもの

すごい長蛇の列だった。金銀融通の御守といわれるお札をもらうのに

そんなに人が集まるのも、それだけ2極化と言われる今の世相を反

映しているように思う。お札をもらうまでに1時間近くも延々並んです

っかり身体が冷え切ってしまったけれど、ゆっくりながら父が思いの

ほか元気に歩くのでホッとした。

Anahachiman

一陽来復は大掃除が済んで浄まった部屋に、大晦日の夜中の12時

その年の恵方に向けて家の柱か壁の高いところに貼る。来年の恵方

は巳馬(みうま。真南から少し東寄りの位置)だそうだ。

小さいのは懐中御守。

Ichiyouraifuku_02

夜になって、先日大掃除のときに天袋から出てきた花火を友達とや

る約束をしていた娘が友達にドタキャンされて、「おかあさん、一緒

にやらない?」と言うので、仕方なく近所の公園に行ってやった。

火薬の匂いは夏の夜の大気のなかで嗅いでこそ風情のあるものと

思っていたけれど、冬の大気の中でも格別だった。いつか浅草の花

火屋のおじさんが水で濡らさない限り花火に消費期限は無いと言っ

ていたけれど、その言葉通り、一体いつのものとも思われない花火

もしけってはいなくてよく点いた。長いこと放っておかれた花火もよう

やく冬の夜にその役を果たした、というわけだ。最後にしゃがんで風

をよけて線香花火をしていたら、娘の後ろを遠巻きに歩いていた猫

が、するりと私の膝の上にきて丸まった。すごく人懐こい子で、しば

らく2人で愛でていた。

猫を撫でながらしきりに「かわいい、かわいい」と言う娘を見ながら、

猫だったら飼えるかなあ、と思ったけれど、それも必然のタイミング

の赴くままにまかせようと思う。タイミングというのは最良のときにや

って来る、というのが自然の法則だから。

| | コメント (0)

2007年12月24日 (月)

バラとチーズケーキ

071223sky

今朝、目覚めたときはまだ雨音がしていたからどうなることかと思っ

たけれど、10時過ぎから雨が上がって陽が射してきて、午後にはき

れいに晴れてきたからよかった。今日は朝に弱い息子が早起きして

泊まりがけでディズニー・ランドに出かけたのだ。せっかくディズニー

ランドに行くのに、雨じゃかわいそうだもんね。

午後、ルイさんがバラを取りに来た。

私がサイトの中に書いてあることをよく読まずに買ったのがいけなか

ったのだけれど、春先にローズアンティークさんから買ったオールドロ

ーズの苗が挿し木苗で、とてもきれいなバラなれど、大きくなるにつ

れて枝が暴れて暴れて私の狭いベランダではどうにも手に負えなく

なって困っていたのだ。オールドの中でもティーローズとくれば、ミス

ター・ティーローズの称号をあげたいくらいの人がルイさん。メールで

声をかけたら「もちろん、いただきます」と即答が返ってきたので笑っ

てしまった。

そして今日。「着きました」のルイさんの電話に階下まで降りていって

マドモアゼル・フランチェスカ・クリューガーとエトワール・ドゥ・リヨンの

2鉢を渡して前回同様「珈琲でもいかがですか?」と聞いたら、「いえ

今日は」と言う。これから帰ってお馬さんを見るのだという。「下の子

が好きでして。待ってるんで帰ります」と、そそくさと帰るルイさん。

そうか! 今日って有馬記念の日でしたね! 納得・・・

そして「どうぞ」と渡された白い紙袋を見ると赤坂『しろたえ』の袋だ!

というわけで、バラがしろたえのレアチーズケーキになりました。

Shirotae

赤坂のベンチャー会社に勤めていた頃、このしろたえのレアチーズケ

ーキが大好きな人がいて、彼の誕生日に奮発してここでバースデー・

ケーキを買ったことがあったっけな。私と同い歳の水瓶座で、とても才

能豊かでユニークで面白い人だったけれど、人生の歯車がどこかで

おかしくなって彼を狂わせてしまった。今はずっと面倒を見てくれてい

た人の元からも離れてしまったみたいだけれど、いったいどこでどうし

ているんだろうか・・・。などと考えつつ箱を開ける。

シンプルにして端正なこのお姿。

Shirotae_01

お店で食べるとすごーく細くカットされたのがお皿に載ってくるのだけ

れど、家では大きく切って食べられるところがいいよね。

Shirotae_02

サクサクのビスケットと濃厚なチーズの味が絶妙で、濃く入れた珈琲

によく合うのだ。ルイさんは甘いもの通でもあるのですね。

ルイさんが帰った後、私もテレビで久しぶりに競馬中継を見た。

晴れ渡った青空の下、冬の陽射しに輝くばかりのサラブレッド、出走

前のファンファーレの音に久しぶりに心が躍った。

う~ん、来年は直感を研ぎ澄まして、再び馬柱を読むっていうのもい

いかもねぇ・・・

| | コメント (4)

2007年12月22日 (土)

泳ぎ納め

Swimming_04

12月4週目の土曜の今日は、今年の泳ぎ納めの日だった。

いまの若い男のコーチはオバサマ方にとっても評判が良いのだけれ

ど、彼は来年大学院を卒業して4月からは就職してしまうから、1月

までで終わりなのだという。それまでになんとかバタフライを上手く泳

げるようになって、あのコーチに見せたいわ、などと更衣室は賑わし

い。1人1人をちゃんと見てくれるとか教え方が上手いとか、オバサマ

方は熱く語るけれど、私から見るとオバサマ方は単にちょっと窪塚洋

介似のコーチの笑顔にやられているだけなのだと思う。かくも笑顔の

威力はすごい。そういうことに全く興味のない私はそんなことでモチ

ベートできるオバサマ方が実にかわゆらしく、かつ羨ましく思うけれ

ど、でもどんな理由であれ向上心があるってよいことだ。

6年経って一応なんとか4種目全部泳げるようにはなったけれど、で

も、なんとか泳げる、というのと、ちゃんと泳げる、上手く泳げる、とい

うのは別物だから、7年目に突入する来年はもう少しちゃんと泳げる

ようになりたいなと思う。もちろん、始めた当初は自分がバタフライを

泳げるようになるなんて思ってもみなかったから、その頃からすれば

格段の進歩なのだけれど、年月と共に向上心も目指すところも変わ

るのだ。少なくともいつまでたってもラクに泳げるようにならない、とい

うのは問題だよね。来年はブレスをもっと楽に、重心移動をもっとスム

ーズに、力の緩急を身体で覚えて100をラクにきれいに泳げるよう

になりたい。週1スイマーから週3か、せめて週2にできないか、など

ということも考えつつ・・・

冬至の今日は1日曇りだった。

夜はゆず湯に入る。

冬至の日は『ん』のつくものを食べると良いというので、カボチャ(南

京)とギンナンを食べた。

| | コメント (2)

2007年12月20日 (木)

ウィンター・モード

Winter_mode_01

窓を磨いた。

スノー・パウダーで雪の結晶を描いた。

これはクリスマス・モードじゃなくてウィンター・モード。

冬の間中、これでいこうと思うのだ。

ゆえに毎年押し迫ってからのやる窓磨きからも開放された。

素晴らしい!

冬の日の光にキラキラする雪の結晶。

いつかほんとに雪が降ってくるといい。

Winter_mode_02

グレイの曇りの朝。

Winter_mode_03

トワイライト・ブルー。

Winter_mode_04

| | コメント (0)

2007年12月13日 (木)

三浦だいこん!

Miura_daikon

アートの次はJAZZ、JAZZの次は大根だ。

我ながらつくづくなんでもありのブログだなあと思う。

でも気取ったってしょうがないし、それが自分らしくていいんじゃない

かなぁ、などと勝手なことを思いつつ・・・

火曜日にギャラリーから急いで帰って来ると、玄関の前の板の間の

上に、紙袋に入った(というか紙袋から大幅にはみ出した)大きな大

根がデン!と投げ出してあった。本人はと見れば家の中にいない。

ええい、でも私は忙しいんだ。早く夕飯作って家出なきゃと、ひよこ豆

入りのキーマカレーを作っていると、そこに帰って来た娘、2本抜いた

大根のうち1本を母校の中学の先生のところに持って行ってたんだと

言う。かつての教え子が自分で種から育てた野菜を持って行くと先

生たちはとても喜んでくれるらしく、娘は収穫があるたびにせっせと持

って行く。学校では収穫した野菜は必ず大きさと重さをはかると言っ

ていたからこの大根の大きさを聞くと、なんと長さ70センチ、重さ5キ

ロもあるそうだ。三浦大根は大きくなるって聞いていたけど、こんなに

大きくなるとは。その大根を2本紙袋に入れて持って歩いていたら途

中で紙袋の持ち手が取れてしまって、仕方なく抱えて帰って来たん

だそうな。合計10キロの大きな大根を2本抱えて電車に乗る女子高

生ね。素敵だ・・・。

こんな大きな大根、どうやって抜いたの?と聞くと、彼女が全然抜け

ないでいるのを見かねた同級生の男子が「抜いてあげようか?」と

言ってくれたんだけれど、その男子1人じゃ抜けずに結局3人がかり

でやっと抜けたんだとか。「さっきお母さんに見せようと思ったらいな

いから写真撮っておいたんだけど・・・」と言うから携帯の画面を見れ

ば、学校に持って行ったほうの大根は、まるでムチムチの女性が脚

を組んでいるようななまめかしくも変な形。娘は真面目な顔で「こうい

うのを股根(またね)と言って、こんな風に裂けているのを裂根という

んだ」なんて説明してくれるのであった。

・・・ というわけで我が家のメニューはここ数日、大根尽くしです。

| | コメント (12)

2007年11月23日 (金)

思いつき料理/お豆腐のグラタン

Toufu

昔、新宿にヘルスマジックっていうヘルシーフード・レストランがあっ

て、大好きだった。女友達と待ち合わせるのも男友達と待ち合わせ

るのもそこ。ここでは何を食べてもおいしかったし、何よりオーナー

の大らかな人柄と、椰子の木に電飾が付いたトロピカルな店の雰囲

気がとても良かった。あんまりよく行くので、オーナーに顔を覚えられ

ちゃったくらいだ。特に休日にここでランチをするのが好きだったけど

夜は夜でよかった。ここはピタパンが主なメニューで、粗挽きコショウ

の付いたパストラミにたっぷりのレタスにトマトが挟まったピタ、とか、

変わったところでは大根と牛肉を煮込んだ具の入ったピタ、なんかが

おいしかった。何せヘルシーフードなので豆腐料理もいろいろあった

けど、豆腐のステーキに次いでおいしかったのが豆腐のグラタンだ。

このところずっと、おうどんやらお雑煮やらを食べていたけれどいささ

か飽きたし、やっと何でも食べられるようになってきたし、昨日は久し

ぶりに1人のランチだったので、思い出して適当に作ってみた。

以下、いつもながらいい加減レシピ。

****************************************************

☆材料(1人分):240円の角型『男前豆腐』1丁

          パウチに入った使いきりホワイトソース

          バターひとかけ、味噌大さじ半分くらい

          練りゴマ、ティースプーン2杯くらい

          パルメザンチーズ、好きなだけ。

☆作り方:弱火にした小さめのフライパンにホワイトソースをあけ、お

      豆腐から出る豆乳を入れてスプーンでかき混ぜて伸ばす。

      そこに味噌、練りゴマを順に入れてよくかき混ぜる。

      そのソースの中にスライスした豆腐を入れて、焦がさない

      ように煮立たせる。

      バターを塗ったグラタン皿にフライパンの中身を盛り、チー

      ズをかけてオーブンで焼く。

      表面に焦げ目がついたら出来上がり!

****************************************************

作り方、と言うまでもない。超簡単! オーブンに入れるまでにかか

る所要時間10分か15分くらいだろうか。『男前豆腐』を使うのは、

1人分には量的にちょうどよいのと、水っぽくなく適度に固さのある

お豆腐なのでこの料理に向いているのと、何より豆腐のグラタンな

んだから、豆腐がおいしい方がいいもんね、という理由からです。

やってみるとわかるけれど、ホワイトソースに味噌と練りゴマってすご

くよく合う! 私のイメージでは味噌は白味噌なんだけれど、そんなも

のは家にはないので普通の(うちは『料亭の味』)味噌を使ったけれ

ど、充分においしくいただけました。よいお豆腐を使っても材料費は

たかが知れてます。私はこれだけで充分にお腹いっぱいになったけ

れど、これじゃ足りない!という方は軽く焼いたフランスパンが2かけ

くらいあったらいいかもしれない。それにスモール・サラダを付ければ

立派なカフェ飯です。早い!安い!うまい!おまけにあったまる! 

元気になって俄かにクリエイティビティー(なんちゅーほどのもんじゃ

ないが)がムクムク蘇ってきた私の超お勧め!

(roro ちゃん、味噌だ。これって名古屋人にもウケルかなあ?)

| | コメント (6)

2007年11月19日 (月)

生姜湯の夜

Shougatou

風邪がぶり返して症状が最もピークで寝ていた午前から午後のわず

か数時間の間に何度も電話が鳴って、仕事の電話かと思っていたら

妹が会社から電話していたのだった。今年は春から彼女の病気のこ

とでずいぶん振り回されたから、今度は何事かと思って電話をすると

妹は妙にテンションが高く、彼女の声が痛む頭にビシビシ響いた。

なんでも昨日の夜、父がお風呂場で倒れて救急車を呼ぶ騒ぎになっ

たのだと言う。搬送された病院で検査をしたところ脳にも心臓にも異

常がなくて事なきを得たけれど一応ご報告、と言うのだ。ただ、ある

症状から胃潰瘍か、あるいは年齢的に言って胃がんの可能性も考え

られるから、検査した方がいいと言われた、ということだった。聞いて

いるだけでその時に私にはとてもこたえて、やれやれ、よりにもよっ

てこんな時に。まいったな、と思う。よっぽど妹と私が合わないのか、

それとも家族のことっていうのはどこかで連動してしまうものなのだろ

うか。自分がいつになくひどい風邪をひいていて、移してはいけない

からすぐには行けないこと、治ったら自分が父を病院に検査に連れて

ゆくことなどを言って切った。それが水曜。

そしてやっと風邪からも立ち直って2週間ぶりでスイミングに行った日

の夜だ。3時半に帰ってその日2度目の食事を普通にして何事もな

かったのに、夕飯の後、デザートのリンゴを食べているときにそれは

突然来た。ものすごい腹痛! 息が止るかのような激痛に慌ててトイ

レでうずくまると、一気に全身から汗が噴出して、着ているものがぐっ

しょりしてしまう。それから激しい下痢・・・。トイレから出て床に倒れこ

んだときには、もう顔面真っ白だったようだ。大げさじゃなく、ほんとに

死ぬかと思った。さすがに息子も驚いて、その日は代わりにキッチン

の洗いものをしてくれた。私はお風呂で温まって早く寝たけれど、腹

痛で夜中に何度も起きて眠れないまま。結局、翌朝目覚めても腹痛

は治まらず、血便が出たときにはさすがにもうこれはいよいよ病院だ

と思う。ネットで少し調べて、子供の頃、自分が腸が弱かったことなど

思い出す。なんとか子供の朝食の支度をしてバイトに送り出し、午後

まで眠る。目覚めてやっと動けそうだったから近所の病院の救急外

来まで行ってみたけれど、あいにくその日の当直は外科の先生しか

いなくて診られないという。他の病院の名前も挙げられたけれど、他

に行く元気はなかったので、結局家で夕方まで寝ていた。

それからなんとか暮らしている。あまりの激痛だったので食べること

が怖くなってしまってこわごわしているところはあるけれど、子供の頃

の経験から腸が悪いときは油物は摂っちゃいけないと知っているから

3度の食事はなるたけ油を抜いて刺激物は摂らず、温かいものをゆっ

くり食べるようにして。結局それでなんとかなっている。何が原因だっ

たのかはわからない。今朝になって友人の医者から来たメールによ

れば、私の腹痛は風邪からきたノロウイルスじゃないかってことだっ

た。それにはラクティス(乳酸菌生成エキス)がベストだけれど、無け

れば生姜の入った葛湯もある程度は効きます、とあったから、またも

やツムラの葛湯を買って来た。

先日、数年前の日記代わりにしていた手帳をシュレッドしていて見つ

けた『空亡』(くうぼう)という言葉。いわゆる『天中殺』とほぼ同義語

なのだけれど、なんとそれによると私は去年と今年がそれに当たって

いるのだった。前回、つまり12年前の空亡年の空亡月に家庭のカタ

ストロフィーに襲われた私としては、注意のために次のことが書かれ

た記事を切り抜いて手帳に貼っていたのだと思うのだけれど、そんな

こと全然気にしていなかっただけに、ちょっと驚いた。あらためてそれ

で今年はこんなに大変だったのかと思うのと同時に、この12年間の

様々なことが一気に思い出されて、なんだかひどく感慨深かった。借

家の老朽化にによる立ち退き請求や寒い暮れの引越し、会社の経

営不振による度重なる失業や、母の病気と死、それから子供の問題

本当になんていろいろあった12年だろう。そしてあろうことか私の相

手も私と同じ空亡の持ち主なのだった。だから自分が最も辛いときに

は、やっぱり相手の安否のことを考えずにはいられない。なんて因果

なことだろう。私がいま思うのは、これが終るまでのあと2ヶ月強を、

なんとか無事に乗り越えることだ。空亡明け、子年の来年は、数字で

言えば1と同じ。流れが変わる新しい年のスタートを、気持ちよく迎え

たいと思う。

ちなみに『空亡』とは怖れるべきものではないということです。ただそ

の時期を知って、それに備えるのはいいことではないかと思う。

このサイトに、自分の空亡の割り出し方が載っています。参考まで。

|

2007年11月12日 (月)

風邪っぴきとカボスとミルキー・ヴォイス

Kabosu_02_3

昨日私がもらったのと娘が持って帰って来たので大きな大根が2本。

大根ばかりこんなにあっても食べきれないので、近所の友人にあげ

たいと思うのだけれど、今日も私は頭痛・肩こり・筋肉痛・クシャミ・鼻

水・鼻詰まりアーンド咽喉の痛みと、風邪という名の症候群のオンパ

レードで超・絶不調なので、学園祭の代休で家にいた娘に持って行

ってもらう。先日アップした子供用のベレー帽とともに。

そしたら、かわりにカボスがやってきた。

彼女の母が送ってくれた、一般には流通しないミカンみたいな色を

した無農薬のカボスだよ、と言う。彼女の実家は福岡。この黄色い

のはジューシーだから、かぼすジュースにして飲めるよ、ビタミンい

っぱい摂ってくれえ、と言うので、さっそくジュースにしてみました。

Kabosu_2

ブラウンシュガーを入れて甘くしたら、レモンほどの酸味もなくて飲み

やすい。そしてカボスが入ってた紙袋の中にはCDが1枚。

彼女が最近お気に入りの土岐麻子(とき・あさこ)だそうだ。

子供とランチをしながらさっそく聴く。

Toki_asako



TOKI ASAKO


STANDARDS

on the sofa





軽快なJAZZピアノに乗って柔らかい声がスウィングする。「風邪には

ちょうどいい音楽だな」と言ったら、息子が「ミルキーみたいだね」と言

う。小さい頃からキミは実にうまいこと言うな。まさにそんな感じの声

だ。ミルキー・ヴォイス。クリアーで明晰な英語の発音。柔らかく軽い

浮遊感のある歌い方。力の抜け具合と声の響かせ方がうまい。選曲

もアレンジもいい。昼間のカフェに合うポップJAZZといった感じ。CD

ケースに挟まってた帯を見たら『大反響を受けた名盤"STANDARS"

の第2弾!シンガーとしての可能性をさらに期待させる、極上のジャ

ズ・カバーアルバム』とあった。大反響か。ってことはつまりジャズヴ

ォーカルにも需要はあるってことよね、つまり、やり方次第で。売れて

るのはケイコ・リーだけではないってことよ、と思う。バックを固めてる

のはみんなJAZZの大御所で、ピアノもベースもサックスもいいんだ

けど、特にセシル・モンローのハイハットの音が気持ちよかった。でも

惜しいかな。9曲中7曲目まではとてもいいのに、何ゆえローリング・

ストーンズの『Satisfaction』なんかカバーしたんでしょう。最後の2曲

はいらない。それとスティーヴィー・ワンダーの『Another Star』はもっ

と苦しく切なくなくちゃね。こんなにあっけらかんと歌われちゃ。これは

M・Sが歌った方がずっといいと思うな。今度そう言ってリクエストして

みよう。それから『Little Girl Blue』はこんなに若い子が歌うより、もう

若くなくなったかつての少女、リッキー・リーが歌った方がもっと切実

で似合うだろうな、なんて思う。かくも音楽は、特にヴォーカルものは

難しい。でも、これはこれで悪くない。充分にもう1枚別のを聴いてみ

たいと思わせるくらいに良いと思う。

昨日、最悪の状態で早朝に起きて、再び横になってうつらうつらして

いたときにラジオから聞こえてきたのは森大輔の『雨雲』。そんなに

具合が悪くても音楽に気をとられる私ってなんなの、と思うけれど。

私がいま気になっている(聴いてみたい)ヴォーカリストは秦基博と

森大輔です。友人は「そうちゃんもついてないわねぇ」と言うのだけ

れど、身体は絶不調なれど精神的には落っこちてないので、私はい

たって(?)OKです。ただ鼻が詰まってる上に舌が荒れているので

味がよくわからず、こんなアタシにメシを作れってのは無理な話だろ

うと思う。昨日作ったケンチン汁はまぁまぁだったけど、しめじとショ

ウガのご飯は薄味すぎて味がせず。でもって今夜はお雑煮でした。

前にお餅はパワー・フードだ、最近ついてないなぁというときにはお餅

を食べるとよい、と聞いて以来、不調なとき、元気を出したいときは

お餅を食べる。けっこう単純な私です。

| | コメント (12)

2007年11月11日 (日)

ぼくは風邪をひいて

Ginnan

春先に娘が風邪をひいてなかなか咳が治らなくて長引いたときも、夜

中に土砂降りにあってびしょ濡れで帰って来たときも、睡魔に襲われ

てついうっかり寒い寒いと思いつつ床でうたた寝してしまったときも、

風邪をひくことはなかったから、もう私は風邪はひかないんだと思って

た。ところが、あろうことかこの段に及んで風邪をひいてしまった。息

子の風邪菌がいつもより強力だったのか、それとも先日の耳のダメ

ージ以来すっかり免疫力が落ちてしまっていたのか。1週間に1度ち

ゃんとプールで泳いでいるときはこんなことにはならないから、やっぱ

り先月ひと月休んだのがまずかったのかなぁ。ここ数年、風邪をひい

ても寝込んだことはなく、いつもどおりの日常をやりながらあっさり治

っていたのに、どうやら今回はそうもいかなさそうな気配。何よりまず

いのは私の最大のウィークポイントである咽喉が痛いこと。これはか

なりまずい・・・

今日はほんとは朝9時半までに娘の学校に行って学園祭の露店の

手伝いをしなきゃならなかったのに、絶不調で行けなくなる。広報の

仲間からは「無理して来なくてもいい」と言われたけれど、家で寝た

りすると風邪が本格化しそうで、午後から写真だけ撮りに行く。たま

たま会った広報の元気な主婦に連れられて、食品化学科の子供が

作った手作りこんにゃくの味噌田楽や大学芋やケーキの試食をした。

昨日今日こんな天気なのに学生はいたって楽しそう。この雨で馬術

部のイベントだけが中止になったそうでかわいそうだ。園芸科学科の

棟の中庭では、子供が育てた野菜や草花や観葉植物が売ってい

た。京成ローズなど業者も数社来ていた。パックに入ったギンナン

を見つけて買った。それと梅干。梅干は見た目はすごく悪いのだけ

ど、紫蘇と塩だけで作った無添加だそうだ。これを湯のみに入れて

熱湯を入れて飲むと風邪に効くんじゃなかったっけ?

帰ってギンナンをフライパンで炒って食べる。息子が小さかった頃

はよく実家に預けて働いていたので、息子はおばあちゃんっ子だ。

彼女はギンナンが好きで、よくこんな風にフライパンで炒っては孫

に食べさせていた。テーブルで向かい合ってギンナンの殻を剥く。

キッチンバサミの柄のギザギザのところで挟んで割るとパチっとい

う音がする。「静かだね」と息子が言う。「この静かさが冬って感じだ

ね」と言い、「なんかかなしいね」と続ける。

いつだか娘に、「だんだん日が短くなって、暗くなるのが早くなってさ

みしいね」と言ったら、娘はあっけらかんと「そうお?全然!もうすぐ

クリスマスでお正月だぁ~!」とにこにこしながら言っていた。

同じきょうだいなのに、どうしてこうも違うんでしょう。

下は娘が持って帰って来た『秋王』。

2日も学校に展示していたから少し柔らかくなっているけど、大きい!

Akiou

| | コメント (6)

2007年11月 9日 (金)

風邪の季節です。

Vicks_2

今日はお陽さまがないせいか、ずいぶん冷え込んだ。

空気もだいぶ乾燥しているらしく、昨日たっぷり水をあげたミニバラの

小さなプラ鉢の土が、もうカラカラになっている。

ラジオを聞いていたらさっそくこの冬の冷え対策をやっていて、身体を

温めるには紅茶がいい、と言っていた。医者のアドバイスによると、

自分が冷え性かどうかわからない人のいちばん簡単な調べ方は、朝

目覚めたときに布団のなかで自分のお腹に触ってみて、冷たいと感

じたら冷え性なのだそうだ。さらに効果的な身体の温め方として500

ミリリットルのペットボトルにお湯を入れて湯たんぽ代わりするやり方

を教えていた。そのとき、冷えた指先なんかを温めるより筋肉の多い

部分、お腹の中心とか腰とか太腿を温めるのがいいらしい。それで

全身が温まるそうだ。私は身体を温めるのにはもっぱらリーナスケン

ズという北欧家具・雑貨を扱っているサイトで買った、デンマーク製の

ウィートヒートというのを愛用している。細長い麻の袋の中に有機栽

培の麦が入っていて、それを電子レンジで温めて使う。同じく麻のカ

バーにはマジックテープが付いていて、それをベルトみたいに身体に

巻いて使うんだけれど、これはどこにでも巻けてすごく便利です。適

度に重みがあって、暖かさも持続する。私は寒いとき、身体が凝って

いるときにはこれで、首の後ろ、肩、背中、お腹、腰、腿、なんかをあ

っためてます。昨日も友人に教えたばかりだけど、いまちょうどウィー

トヒートの半額セールをやっているので、気になった方はどうぞ。

☆リースナケンズ →  http://store.yahoo.co.jp/tic/belt.html

そして毎年この時期きまって真っ先に風邪をひくのが息子で、彼はお

とといから、風邪をひいて調子が悪い。おまけにそんなときに限って

連日アルバイトが入っているのだ。なんてヤワなヤツなの、なんて言

っていたら、今朝は私もちょっと咽喉が気になるじゃないか。

おいおい、やめてくれよ。せっかくモチベーションが上がってきたとこ

ろなんだから。

これは空気が乾燥しているからだろうと加湿器を出した。ヴィックス

社のこの加湿器は、蒸気の噴出し口近くの小さなトレイに専用のリ

フレッシュ(アロマ)オイルを入れると、蒸気と共にオイルの香りがし

てくる、というもの。スイッチを入れてしばらくすると、ほのかにユーカ

リとミントの香りがしてくる。それからジンジャー・ティーを入れた。紅

茶にすり下ろしたショウガ汁を少し入れて、ハチミツを入れる。風邪

ひきさんがいるから、夕飯もたっぷりショウガを使った料理にしよう。

今年もまた風邪の季節です。皆さまもどうかご自愛のほど。

| | コメント (6)

2007年11月 8日 (木)

クロゼットから出てきたもの

Boushi_2

さて、突然ですが、これ ↑ はなんでしょう?

ハイ! ベレー帽です。

子供用のベレー帽が4つ。

今日は、たしかクロゼットの奥に、ずーっともう何年も日の目を見てな

いバッグがあったよなぁ、あれもオークションに出して処分してしまお

うかなぁと探していたときに、先に出てきたのがこれなのでした。

私は小さかった子供に帽子をかぶせるのが大好きで、いろいろな帽

子をかぶせた。手をつないで歩く子供のかぶる帽子の色が変わって

季節の変わったのを知っていたくらいだ。子供も小さいときからかぶ

り慣れているから、帽子を嫌がることは全然なかった。2人の性別の

違う子供にはいろいろな帽子をかぶせたけれど、冬、コートやジャケ

ットを着るようになる頃はべレー。特におでこが広い息子はこれがと

ても似合って、私の友人からはよく「フランスの男の子みたい!」

なんて言われたものだ。これは当時好きだった子供服のKP(ニット

プランナー)のもので、ワンポイントにこんなかわいいうさぎの刺繍が

してある。

Boushi_01

この帽子は近所の小さな女の子のところへ行くことになった。

その子の髪は柔らかいオリーブ・ブラウンの巻き毛だから、彼女にも

きっとこの帽子は似合うでしょう。

そして肝心のバッグはというと、きれいにして買ったとき入っていたネ

ルの袋に入れてしまってあったにもかかわらず、出してみたら、とこ

ろどころ白くカビが出て、皮にシミができていた。ガ~ン・・・

Elcaballo02

やっぱり服でも着物でもバッグでも食器でも、しまっておいたら駄目

で、着たり使ったりしないと駄目なのね。

しばらく眺めていたら、去年の秋にブーツを買ったときに皮専用の

クリーナーを買ってあったことを思い出して、それで拭くことにした。

皮にできたシミは取れなかったけれど、なんとか使えるくらいにきれ

いになりました。

Elcaballo01

エルカバロのショルダー・バッグ。

ファッション好きな人なら憶えているかもしれない。

いまこんな形のバッグを持って歩いている人はいないけど、当時はこ

の形のバッグがすごく流行って、中でも私はこのエルカバロのバッグ

がとても気に入って誕生日に買ってもらったのだった。いまはこういう

しっかりした皮のカチっとしたバッグじゃなくて、柔らかい皮でできたソ

フトなバッグが主流らしい。風水学的にみればクロゼットの奥にずー

っとしまってあってカビの生えたバッグなんて処分した方がいいに決

まってるだろうけど、クリーニングしていたらこれを誕生日にもらった

ときのことなど思い出されて、なんだか処分できなくなってしまった。

最近とみに流行、なんちゅうもんがどうでもよくなってきたことではあ

るし、いっそ使い倒してやろうか、なんて考えている。

| | コメント (2)

2007年11月 1日 (木)

初冬の香り

Kogiku

10年ほど前までは古い一軒家に住んでいて、安普請の借家のその

家は風が通って寒いから、秋口からは雨戸を立てていた。

秋もだいぶ深まった頃、雨戸を開けるときりりと冷えた朝の大気に微

かに菊の香りがして、ああ、初冬の香りだな、と思ったことがある。

思わず背筋がしゃんとしそうな、凛とした香り。

以来、それが私の冬の始まり。

カレンダーが変わって今日から11月になったけれど、今年も暖かくて

まだ初冬の香りはしない。おととい娘が学校から小菊の鉢植えをもら

って帰って来た。なんでも2年生が育てたものだそうだ。そういえば初

夏頃、広報の役員で子供たちに取材をしたとき、彼らはまだほんの

小さい菊の苗の鉢上げをしていたっけ。

私はあまり菊という花が好きじゃなくて、特に母の葬式以来ますます

嫌いになったけれど、こんな小菊が庭の片隅に咲いているのはいい

と思う。でも、いかんせん私のバラだらけのベランダには似合わない

し、いっそ母のお墓に行って空いているところに植えてこようかと考え

たりして。最近は霊園も雑草の手入れが面倒なためか、土の部分は

ほとんどない。お供え物も猫やカラスが荒らして汚くなるから、という

理由で置いてはこられない。今は気持ちより合理性ばかりが優先さ

れる時代で。

そして夏の間はきゅうりを作っていた娘は、いまは大根を作ってい

る。小菊を持って帰って来た前の日にはほそーい大根を持って帰って

来た。自分だけ間引き忘れていた大根が、途中までできてしまった

のを抜いてきたらしい。「リサだけ得しちゃったね」なんて言う。

まったくキミは天下泰平だね。

ちょうど夕飯の支度をしていたところで、今までそんなこと言ったこと

なかったのに、「葉っぱもおいしいんだってよ」と言うから、ささっと洗

って刻んで、大根のお味噌汁と青菜ご飯を作った。子供が作った野

菜はどれもおいしい。自分で野菜を作ることでなんでも無駄にしちゃ

いけないと思うようになったのは良いことだと思う。今日から様々な

食品が値上げになる。食糧危機の兆しが見え始めたこの頃。

| | コメント (8)

2007年10月20日 (土)

お芋をふかした。

Oimo

私の子供の頃でさえ、ふかしたお芋が3時のおやつ、なんてことは

なかったのだけれど、スーパーに行ったらちょうどおやつにするの

にちょうどいいくらいの小ぶりのベニアズマを見つけたので、なんだ

か思わず買ってしまった。

秋の日の素朴なおやつ。

| | コメント (10)

2007年9月25日 (火)

息子不在の誕生日

19_01

先日、いつものように息子と並んでPCの前に座っていると、息子が

「ねえ、ちょっと」と言う。

前を見たまま「何?」と言うと、

「こないだのCDいらないからさ、これ買ってよ。誕生日に」と言う。

息子のPCの画面を見れば、チェッカーフラッグ柄のギターのストラッ

プだ。値段を見れば安い。

Liveline_2

「なんだ。こんな安いのでいいの。自分で買えばいいじゃん」

と言うと、「今月エフェクター買っちゃって、全然お金ないんだよね。

レッスン行くときの電車賃くらいしかもう残ってない」と言う。

「しょうがないなあ。誕生日だから買ってあげるけど、だったらゴミ捨

ててきて。でもこのあいだのCDはタワーレコードで予約しちゃったか

らもうキャンセルできないよ。来るのは11月だけど」と言うと息子は、

「買ってくれなくてもゴミくらい捨ててくるけどさ」と言いながら、「あり

がと」と言って、そそくさと燃えないゴミを捨てに行った。

ちなみに『このあいだのCD』というのは、この秋リマスター盤でリリ

ースされるレッド・ツェッペリンの2枚組のベストと『狂熱のライブ』の

ことだ。高かったのになあ・・・(支払いは代引きだけど。)

ギター少年というのがみんなこういうものなのか私はよく知らないの

だけれど、いったい彼はエフェクター・マニアにでもなるつもりなのか。

やたらに詳しい、やたらに欲しがる。高いからそうそうは買えないだろ

うけど、そのうち部屋中エフェクターだらけになるんじゃないかな。エフ

ェクターで積み木ができたりして。ミルトンのライブに行った時も、「ス

テージの上のギタリストの前にズラッとエフェクターが並んでた!」な

んて言ってたもんな。そんな小手先のことより肝心のテクニックの方

をなんとかせい、と思うけれど、息子にとってはソレはソレ、コレはコレ

ってことらしい。春先あたり、毎日同じ曲の同じフレーズばかりジャカ

ジャカやってて、「君のギタープレイにはおよそドライブ感ってものが

無いね」なんて思わず言ってしまった私だけれど、息子にギターを教

えてくれている秋山さんは、「さっきは歌ってたね。あんなに弾けると

は思わなかったよ」とか、「だいぶリズムのキープが上手くなった」と

か言ってくれるらしい。そんな風にしてなんとか褒めてくれる秋山さん

は、エライというか優しいというか、良い先生なのです。

今日はそんな息子の19歳の誕生日だ。

いつもなら花を買ってバースデイ・ケーキを買ってご馳走を作ってお祝

いしているところだけど、前もって「僕、その日はいないから」と言わ

れた。なんでも年上の彼女が誕生日をやってくれるのだそうな。「じゃ

あ、家ではやらなくてもいいよね?」とニカニカしながら訊いたら「いや

やる」と言うから、すかさず「やる、じゃなくて、やってください、でしょ」

と訂正した私なのでした。

そんなわけで、今日は初めて息子不在の誕生日です。

「これ買ってよ」なんてガキくさい言い方も、言われてるうちが花なの

か? と思う今日この頃。

下は本日午後6時頃の中秋の名月。

Meigetsu

| | コメント (15)

2007年9月23日 (日)

どうやら突発性難聴になっちゃったようです。

07mademoiselle_franziska_kruger_02

子供の頃、海水浴に行って海で泳いでいて、高波にもみくちゃにされ

て耳に海水が入ってなかなか取れなくなったとき、熱い石に耳をつけ

ると取れるよ、と言われた。言われたとおりに砂浜で熱く灼かれた平

たい石ころを拾って耳にあてると、耳の中の圧力が変わって、耳の

奥から体温で温められた海水がじわっと出てくる。そのときの一気に

音が聞こえる爽快感と、目の端にあった夏空の輝くような青さを思い

出しながら、いつもより少し体温が高いように感じられる手のひらを

左の耳にあててみる。圧力をかけて離すと、一瞬、耳の聞こえがよく

なったような気がするけれど、それも一瞬で、すぐに頭の半分に綿を

詰めたようなくぐもった感じになってしまう。どうやら昨日の深夜から、

突発性難聴になってしまったようだ。

昨日、プールから帰ってきたときに鈍い頭痛があって、アスピリンを

飲もうかどうしようか迷ったのだった。お風呂からあがった後はちょっ

と良くなった気もしたのだけれど、スイミングの後だというのに首と肩

の凝りがひどくて、これはなんでかなと思っていた。早く寝ればいい

のに深夜までPCに向かっていて、時折り唸りをあげる隣りの壊れか

けのデスクトップのハードディスクがうぉぉ~んと凄い音で鳴り始めた

と思ったらもうおかしかった。まるで自分の部屋にUFOでも降りてきた

かのような轟音は、自分の耳のせいだったんだ。PCの電源を切った

後も耳鳴りがしていて、布団に入ってからも耳の中ではふつう聞こえ

るはずもない何かのパルス信号のような音が心臓の音より早く鳴り

続けていて、軽いパニックになりそうな自分をなだめて眠ったのだっ

た。「だいじょうぶ。朝になったらきっと治ってるから。」

結局、朝になっても治らなかったのだけれど、前になったときよりは

まだマシのようだ。人の経験とはすごいものだと思う。病気でさえ前

に経験したということで少しは落ち着いていられる。そう、突発性難

聴には12年前になったことがある。

その日は久しぶりに高校時代の友人に会うことになっていて、まだ小

さかった子供を見ていてもらうために母が家に来ることになっていた。

そのときもなんだかひどく疲れていて、あんまり気乗りがしなかったも

のの、久しぶりに会うことを思えばドタキャンするわけにもいかなかっ

た。友人と会って食事をしているときにも、なんだかやけに音の聞こ

え方が変で、バスルームにいるみたいだと思ったのだけれど、きっと

地下で、女性客が騒がしいからだろうくらいに思っていた。ついにお

かしいと思ったのは帰りのバスの中で、いつもはバスに乗ってクルマ

酔いすることなんてないのに、思いきり気分が悪くなった。ふらふらに

なって家に帰る頃にはひどい耳鳴りと眩暈、頭の中ではぐわんぐわ

ん音がしていた。もう気が狂いそうな感じで、母にもうちょっといてくれ

と頼んで自転車で市内中を走り回って耳鼻咽喉科を探したけれど、

その時間にやっている医者はいなくて、次の日、実家近くの耳鼻咽

喉科に行ったのだった。病名は突発性難聴。原因は過度のストレス

と過労と睡眠不足。左耳の鼓膜が凹んでいて、圧をかけて治してもら

った。聴力検査では上と下の周波数の聴力がかなり落ちていて、気

をつけないと慢性的に聞こえなくなる可能性もあるという。その頃は

音楽だけを心のよりどころにしていたから、「私の耳は音楽を聴く大

事な耳なのに聴こえなくなったらどうしよう」と心底危機感を感じて恐

怖だった。子供の頃、小さな顔に大きな耳が付いていることから母に

よく『でんぱたんちき』(電波探知機)と呼ばれたものだが、なんでも

私の耳は構造上、鼓膜が凹みやすい形をしているのだそうだ。

以来、ヘッドフォンはしない。

あいにく今日は3連休で医者に行くこともできず、今朝ネットで調べて

いたら、「突発性難聴になる人は発症前に疲労感を感じていることが

多い」とあって、おととい、なんだか妙に気力が無くておかしいと感じ

たのは、こういうことの前兆だったのか、と実感。これは今年、自分の

生活スタイルの改善の必要性を感じつつ、結局今に至るまでできな

かったことへの警鐘かと思う。治すには安静がいちばんらしい。

今朝、美容院にキャンセルの電話を入れた。この分だと26日のライ

ブにも行けないかもしれない。PCの前にいるのも良くなさそうだから、

これを書き終わったら、コメント欄を閉じてPCの電源を切ろうと思う。

ブログも数日休むかもしれないけれど、どうかご心配なく。

季節の変わり目、身体は心が感じている以上に疲れているのかも知

れません。皆さまもどうかご自愛のほど。

|

2007年9月13日 (木)

小さな破壊衝動

Udon_02

このあいだ、胸の中にしまっていた怒りの感情を夢で発散させたこと

によって日常を浄化された話を書いたけれど、ラジオを聞いていたら

人間は誰しも破壊衝動を本能として持っているのだそうだ。よくお菓

子の箱なんかに入っているクッション材のプチプチを片っ端から指で

潰すのも、書き損じの紙を音を立ててクシャクシャっと丸めるのも、

使い終わった後の割り箸をボキっとふたつに折ったりするのも、みん

な小さな破壊衝動なのだそうだ。そうやって小さな破壊をちょこちょこ

繰り返すことで人はストレスが解消されて、大きな破壊には至らなく

て済むという。

本能ということで言えば小さな子どもほど本能に忠実なものはないと

思うけれど、昔、友人のところでは長雨で子どもを外で遊ばせてあげ

られずに子どもにストレスが溜まるようなとき、新聞の折込チラシのよ

うないらない紙をいっぱい預けて好きにさせると言っていた。すると子

どもは半日でも紙をビリビリに破いて遊び、それがいいストレス解消

になるのだそうだ。

今からもう20年以上も前、東京生まれで田舎のない私は、夏休みで

帰省する友人と一緒に、彼女の実家のある高松に行った。もう今とな

ってはどうやって行ったのかさえ憶えてないが、新幹線で岡山あたり

まで行って、さらにローカル線でどこかまで行き、連絡船で瀬戸内海

を渡って高松にやっと着いたのがもう夜で、駅まで迎えに来ていた彼

女の母のクルマに乗ってさらに30分。乗り継ぎが悪くて大幅にタイ

ムロスしたこともあって、なんだかんだで8時間くらいかかったように

思う。着いたらもうくたくただった。それでも友人の家は不動産と土木

建設の会社を営んでいて、建てたばかりの会社兼自宅の自社ビル

は、まるでホテルにでも泊まっているみたいに快適だったし、友人の

母は男並に仕事をしていて放任主義だったから、私たちが朝寝坊し

ても何も言わず、たいそう居心地がよかった。香川と言えば言わずと

知れた讃岐うどんの国だけれど、どこに行ってもうどん屋だらけなの

も東京っ子の私には物珍しかった。それにその味ときたら! 

高松に着いて初めて友人と入ったうどん屋で食べた釜揚げうどんの、

なんとおいしかったこと! ただ茹でてどんぶりに入れただけの熱々

のうどんが、なんでこんなにおいしいのかと思った。しかも安い。

彼女の母は仕事の合間にクルマで時々私たちをどこかに連れて行っ

てくれたけれど、うどんが格別おいしいと言われるところにも連れて

行ってくれた。これも場所の名前すら憶えていないけれど、高松市内

と瀬戸内海が一望できる山の上にあって、確かお寺もあったと思う。

そこで3人でうどんを食べた。それはごく庶民的な質素な食堂みたい

なところで、メニューはザルうどんと釜揚げうどんだけ。店の人にどち

らか言って受け取ってセルフで運び、テーブルに置いてあるトッピン

グを好みで自分でかけて食べる、というもの。特になんの変哲もない

うどんなんだけれど、これがまたおいしいんだな。

食べた後、見晴台みたいなところから高松を一望した。空は晴れて

青空だったけれど、瀬戸内海は思っていたほどきれいじゃなかった。

と、そのとき見晴らし台の柵のところに、何やら札が貼ってあるのに

気づいた。白いなんでもないお皿が5枚ヒモでくくってあって300円と

か500円とか。何に使うのかと思ったら、その皿を何事か言いなが

ら1枚1枚山の斜面に向かって放り投げて割るのだそうだ。つまりこ

れもストレス発散、小さな破壊衝動を充足させる行為と言えようか。

当時の私たちは若くて、労働の本当の意味さえ知らず、恋は選ぶも

のだったからそれほどのストレスを抱えることもなく、皿を投げて割る

こともなかった。その頃はのほほんとしたお嬢だった友人も、いまや

1日たりとて経営のことが頭を離れないという女社長だし、お互い歳

をとった今では、皿の5枚くらい割ってすっきりしたいこともひとつや

ふたつはあろうかと思う。

今日は夕方、私がうっかり疲れてうたた寝をしているときに父が来て

孫の好物の肉やら果物やらを持って来たらしい。冷蔵庫を開けたらお

肉が3パックも入っていたので、今夜は『肉きざみうどん』にした。

Udon_01_2 

濃いめにとった鰹だしに、酒・醤油・塩を入れて味を調え、油抜きした

油揚げと肉の細切りを入れ、煮えたところに斜め切りしたネギをぱっ

と入れ、茹で上がって器に入れた熱々のうどんの上にかける。

Udon

できあがったのは東京人とも思えぬ関西風のうどん。つゆは薄めの

色ながら、だしが効いてしっかりした味。麺類の味はだしの出来に尽

きる。今日は生麺を使ったこともあって、我ながらたいそうおいしゅう

できました☆

そのうえ先日、京都の奥座敷は貴船にオフ会に行った凛さんから、

お土産でいただいた祇園『原了郭』(はらりょうかく)の薬味なんぞを

かけたものだから、ちょっと高級なおうどん屋さんに入ったような気

分でありました。

Yakumi

凛さま、おいしかったよん。どうもありがとう♪

| | コメント (6)

2007年8月28日 (火)

月が今にも消え入りそうです。

Gessyoku_5    

さっき、もうすぐ9時になろうとする頃、スーパーに向かって自転車で

走っていると携帯が鳴った。それまで何度か妹とメールでやりとりし

た後だったから、妹かと思って見たら、なんと某陶芸家さんだ。

彼から電話がくることなんて滅多にないから、スーパーの手前の公

園で慌てて自転車を止めて出たら、「いま月が」とおっしゃる。

よく聞こえなくて、「は? なんですか?」と聞き返したら、

「月が今にも消え入りそうです」と。

なんともソフトな優しい声でそう言うのです。

それで、実は私はそのとき閉店間際のスーパーへ急いでいるところ

だったのだけれど、自転車を降りて空を見上げてみた。

そうだ。すっかり忘れてたけど、今夜は皆既月食の日でしたね。

見上げた空に月は見えず、「え? どこどこ。見えない」と言うと、

「えー、方角的には南東の方です」と言う。

折りしも私の方は夕方から空がゴロゴロ鳴っていて、自転車のサド

ルが濡れていたから、俄か雨でも降ったらしい。まだ空は雷が鳴り

続けていて、どこを見ても月は見えない。そう言ったら、

「そうかあ。それじゃあ見えないかも知れないなあ」と鷹揚に言う。

彼はそんなことで電話してきたのでした。陶芸家ってなんて風流な

生きものなんでしょう。

元気ですか、と聞いたら「元気です」と言い、「そうきちさんは?」と

聞かれたから、「元気ですけど、いま怒ってたとこでした」と答えた。

春頃、妹がクラシックが聴きたいというから、私が最も大事にしてい

るCDを貸したらいっこうに返ってこないまま、返してもらおうと思った

ら妙に不機嫌になり、そのうえ探したけど無い、とあっさり言うのだ。

それどころか借りたことすら覚えてない、と。私がクラシックで最も大

事にしているモーツァルトの幻想曲が入ったホルショフスキーのピア

ノ・リサイタル第1集。3枚セットになってボックスに入った限定盤の

中の1枚で、たぶんもう2度と手に入らないヤツだ。

それで、妹のメールを見た後あまりのショックで、今夜は子供が2人

ともアルバイトでいないこともあって、夕飯の支度もしないでネットで

必死に検索すること数時間。どうやっても手に入りそうにないので、

やり場のない怒りを抱えながら外に出たところで、彼の優しい声を聞

いたのでした。しばし数分話して電話を切ってスーパーに駆け込むと

もう蛍の光が流れ出しているではないか。慌てて適当に明日の朝の

パンと紅茶のティーバッグとカップ麺を買い物かごに放り込んでレジ

へ。自転車に乗って空を見上げたら、月がとぷんと消えるのが見え

た。(気がした。)

なので私の今夜の夕飯は『赤いきつね』です。

ああ、今日のわたくし、なんと風流じゃないことよ。

| | コメント (11)

2007年8月24日 (金)

angelseed さんの『天使の時計』

Angelseed

このブログを始めてまだ数ヶ月の頃にみつけてもらって、同じココログ

仲間、同じ年生まれとあって、以来仲良くおつきあいいただいている

angelseed さん。彼女は家庭画報大賞にオーブン陶土の作品を出品

して賞をとるなど、オーブン陶土の作家さんです。現在は家事と両立

しつつ、季節の雑貨を作る雑貨教室と、オーブン陶土で人形を作る粘

土教室を開いていらっしゃる。

そんな彼女は今月8月が誕生月。

2月生まれの私と半年違いで同じ歳になるangel さんに、先日布草

履を送ったら、入れ違いに彼女からも荷物が届きました。

小さな箱を開けると、出てきたのは上のオーブン陶土の置時計。

これはangel さんのブログでも見ていた『天使の時計』です。

実物を見ると写真以上に細かいところが丁寧に作られていて、よくで

きてる。ブログにはなかなか現実的なことばかりお書きになる彼女の

どこにいったいこんな発想があるんだろうと思うけれど(sorry)、彼女

の作品にはいつも童話の世界さながらのほのぼのした夢があって、

でも洗練された雑貨好きとあって甘過ぎず、オリジナリティがあって

素敵です。ここにも何度か書いたけれど、私は洗練されてない、いわ

ゆる手作りものが持つ甘さというのが苦手で、なかでも置物とか人形

というものに全く興味がなかったのだけれど、angel さんの作るもの

は別。彼女の作るものはちょこっと本棚に置いておいても絵になる。

そして、先ほどはあんな風に書いたけれど、今回小さなお写真付き

でいただいたお手紙を拝見したら、angel さんはベリー・ショートの髪

をした、私が想像した以上にかわいらしい方でした。どこか彼女の作

風にも似た、おっとり優しそうな方。この天使の時計は、今年高校に

入学したうちの娘にわざわざ作ってくれたそうです。嬉しいね。

時計には小さな試験管がセットされていて、1輪挿しにもなるので

す。こんな風に。

Angelseed_05_2

サイドにはフランス語で『ぶんぶんぶんハチが飛ぶ♪』の歌詞が

書かれて。

Angelseed_02_2 

angel さん、どうもありがとう~♪

| | コメント (4)

2007年8月19日 (日)

かまわぬ×コットンビーズdeわたしオリジナル

Original

私はたいていのことはできるし、人から器用だと言われることも多い

のだけれど、何を隠そう(あんまり言いたくないけど)お裁縫が苦手な

のです。その上、子供の頃から自分の力量にそぐわず完璧主義とき

てるから、家庭科の課題をいつも期限内に出せたためしはなく、通信

簿では家庭科はいつも2。結婚するときにいわゆる花嫁道具なるもの

を揃えていて母に「ミシンは?」と訊かれたときも、即座に「いらない」

と答えたものだ。服なんて既製品を買った方がもう安い時代だし、私

は一生既製品でOKな体型を保つから「いらない」と。ところがその時

横で聞いていた結婚相手が「いる!」というから「なんで?」と訊いた

ら「僕がミシンかける」と言うじゃあありませんか。それで「あら、そう」

と結局いちばん使い方が簡単でコンパクトで邪魔にならないミシンを

買ってもらったのだけれど、彼がミシンをかけたことは1度もありませ

ん。そんなわけなので、このミシン、かわいそうなことにたまーにしか

出てこない。子供の入園入学のときに必要なトートバッグやら体操着

入れやら袋物を(どうしても)縫わなきゃならないときとか。それから

気まぐれに思いつきでカーテンを縫ったりクッションを作ったりすると

きなんかに。あんまりたまなんで、毎度使い方を覚えていてよかった

下糸の巻き方を覚えていてよかった、ミシンがなんとか動いてくれて

よかった、というレベルです。やれやれ・・・・・・。

でも私は時々思いつく。思いついたらやらずにいられない。

・・・ ということで、今回思いついたのは、先日コットンビーズさんで買

ったいろいろ詰め合わせキットの布に、かまわぬの手ぬぐいで作っ

た鼻緒を付けて布草履を作ったら可愛かろう、ってなことなのでした。

で、さっそく作ってみました。

手ぬぐいにアイロンをかけて細く切り、5センチ幅に縫って鼻緒を作

る。細くて長い袋状の鼻緒をひっくり返すのにひと苦労・・・

写真では違う色に写っているけれど、鼻緒の柄と同じ紫と黒の草履

です。名付けて『銀座の柳』。なかなか渋いのができあがりました。

Original01jpg 

Original02_2

もうひとつは赤とピンクでカラフルで元気な布草履。

Original04

使った手ぬぐいは南天の柄だけど、それを夏の果実に見立てて、

これは名付けて『ナツミ』。

Original03

我ながらなかなか良いコンビネーションになったと思うのだけれど、

さていかがでしょう?

| | コメント (10)

『かまわぬ』の夏

Kamawanu_2

いまやすっかり私の夏の定番になってしまった布草履や下駄サンダ

ルだけれど、それよりずっと以前から季節を問わずに定番となってい

るのが『かまわぬ』の手ぬぐい。以前はハンカチといえば男物の大き

めの麻の白のハンカチ、と決めていた私だけれど、いまは手ぬぐい

専門。かならず出かけるときにはバッグに数枚入れてゆく。文字通り

ハンカチとして使うほかに、物を包んだり、ランチョンマットにしたり、

髪をまとめるのに使ったり、突然出先で雨に降られたら頭からかぶっ

たりもする。いろいろ使えてとても便利。旅行に行くときも、タオルの

ようにかさばらないし濡れてもすぐに乾くから、いつもたくさん持ってゆ

く。そうやってさんざん使い倒して染めが淡くなり生地がくたくたにな

っても、手ぬぐいは捨てない。ときには雑巾になったり食器棚の中で

作家物の器と器の間のクッションになったりして使い続けている。

私が今のように手ぬぐいを日常的に使うようになったのは、百貨店の

インショップで働いていたときに、私の働くショップの前で夏だけ期間

限定のプロモーションをやっていた、かまわぬさんの女の子と仲良く

なったのがきっかけだったと思う。男の子みたいに短く切ってカラーし

た髪が、タンポポみたいに可愛いボーイッシュな女の子だった。いま

や10年くらい前。その頃から『かまわぬ』は南青山のスパイラルビル

の1階にある『ショーケース』で夏の期間限定イベントをやっていたの

だけれど、その女の子に誘われて、私も一度だけそのイベントで働い

たことがある。1999年の夏、ちょうど失業していて仕事を探していた

頃だった。なんてったって期間限定だし、次の仕事が見つかるまでの

気分転換がてら、南青山は私が東京で1番好きな街でもあって、若

い女の子と働くのは楽しかった。

11日で終ってしまったけれど、今年もそのイベントがあって、先日少

しだけ覗きに行った。私がやっていたときは狭い店内に、手ぬぐいを

中心として浴衣や甚平、麻の巾着やバッグ、手ぬぐい製の団扇や扇

子、とんぼ玉のアクセサリーや江戸風鈴、南部鉄のモダンな急須や

削り箸、夏のポストカードと様々な雑貨であふれて、まさに『ニッポン

の夏のかわいいがいっぱい!』という感じだったけれど、今回は手ぬ

ぐいがほとんど。ちょっと気になったのは、手ぬぐい生地で作った日

傘と、ちょうどcalligraphyさんが書いたような、1枚1枚和紙に墨で手

書きで書い和アートな団扇くらいかな。数年前までは店に入るとか

ならず1人くらいは顔見知りの女の子がいて、こっそり社員割引価格

でお会計をしてくれたものだけど、最近は知らない女の子だけ。

の変遷を感じる。上の写真の入り口に飾ってある子供の甚平さんは

うちの息子にも着せた。藍染に白の、月に跳ねるうさぎ。うさぎ柄の

平を着た小さな息子は可愛かったなあ! 

なんだか私の幸せの象徴みたいでちょっと切ない。

1年ぶりで新しい手ぬぐいを買った。私の超定番である紫の疋田が

なっていたのはショックだ。こんなことなら、あるうちに買いだめし

とくんだった。去年買った黒と白の縞も、紫の縞もない。

かまわぬの手ぬぐいの色柄数々あれど、実際に自分が使うとなると

いつもシンプルな縞になってしまう。

Kamawanu_01

右は昔からある『よろけ』(縞)の赤。

左はこんな着物があったら着てみたいと思うグレーに茶の縞。

真ん中は青と白の爽やかな横縞。ともに柄の名前はわからない。

買ったばかりのパリっとしたサラシ布の感触も好きだけれど、何度も

使ってって、くたくたになってゆく布の感触も好き。

| | コメント (6)

2007年8月11日 (土)

新しい下駄サンダルを買った。

Zouri_01

すっかり私の夏の定番になった下駄サンダル。

数年前に買って、夏が来るたびに毎日愛用していた下駄サンダルが

だいぶボロくなってきたので、新しいのを買った。

今度のはフィットヒール下駄という名前のとおり、足裏に沿う様に足

型下駄に微妙な削りが施されたユニークな形。今までのはおばあち

ゃんが履いてもよさそうなペタンコで素朴な鼻緒の、いかにも近所に

行くときの普段使いの下駄だったけれど、これはクールでかっこい

い。ヒールもあるから、ジーンズやワンピースに合わせてもよさそう

だ。ヒールの高さ、6.5センチ。

Zouri_03

ふだんペタンコの靴しか履かないから、この高さはどうかなあと思っ

たけれど、履いたら意外や意外。すんなり足に馴染んで履きやすい。

身長が高くなった分、なんだか目線も上がっていい感じです。私は古

い着物をリメイクして作ったワンピースを2枚持っていて、それに合わ

せて履こうなんて思った先日。

ところが。

昨日、実際にそうやって夕方お出かけして帰ってきたら(その間わず

か数時間)、なんと両方の下駄のつま先が欠けているではありませ

んか。しかもしっかり。転んだわけでもなく、ふだんから下駄は履きな

れているのに、なにゆえ? 天然の桐の木を使っているので、もしか

したらたまたま部分的に柔らかく脆かったのかと思ったけれど、下ろ

したてであんまりショックだったので写真付きで買ったサイトに問い合

わせたところ、今日からお盆休みで返事は休日明けになるだろうと思

っていたにもかかわらず、責任者の竹虎四代目さんからすぐに丁寧

なお詫びのメールが返ってきました。

よろしければすぐに交換商品を送ります、とのこと。また返金にも応じ

る、ということなので商品の交換をお願いするメールを送ったら、なん

と今朝の7時にまた返事がきていました。本来なら休日なはずなの

に。それで今日は朝からすっかり竹虎四代目さんの仕事に対する姿

勢にまいってしまって、竹虎さんのサイトで会員登録をして、新たに

竹炭ハミガキと洗濯の濯ぎが1回で済む『竹炭の洗い水』という洗剤

を新たにオーダーしてしまった私です。私も百貨店勤務をしていた頃

は、それほど多くはないものの、お客様からクレームの電話を受けま

した。中にはとても理不尽きわまる自分勝手なクレームもあったけれ

ど、そんなときでさえ百貨店は100%『お客様は神様』。百貨店の教

育担当がよく言っていたのは、『クレーム転じて福となせ』ということ

で、今日のはまさにその良い例ではないかと思う。

竹虎四代目さん、素晴らしいです。

下駄サンダルの話から始まって話が別のところに逸れたけれど、竹

虎さんのサイトには、エコやロハスなんて言葉が無い古来から、日本

人が大事にしてきた智恵や技が詰まった商品がいっぱいなので、よ

かったらご覧ください。↓

    竹炭/竹酢液/竹皮 草履(ぞうり)の販売/TAKETORA

| | コメント (14)

2007年5月14日 (月)

そうきちさんの母の日

07hahanohi

ああ、今週末は疲れた。

金曜の夜はめずらしく仕事のアポイントがふたつ入っていて、家に帰

り着いたのは午前様。その日は3時に寝て、次の日は3週間ぶりの

スイミングで、相変わらずのへなちょこバタフライを泳いでもうバテバ

テ。そして今日はいつもほどは朝寝坊することなく起きて、午後からト

レリスにペンキを塗り、バラの鉢をどかして設置した。届いた柳のトレ

リスが思っていた以上にラフな作りで、おまけに木の色がナチュラル

ではなくサツマイモみたいな色をしてるものだから、白のウッド用のペ

ンキがうまく乗らずに全然思うような仕上がりにならず、放棄したくな

りつつも、塗れたのは2個のうち1個だけ。人生というのは常に思うよ

うにならない。結局、予定した作業の半分ほどで、本日終了。

慣れないペンキ塗りで肩は凝るし、今日は半袖で作業していたから、

手から腕からバラの棘で引っ掻き傷だらけだ。あーあ。

でも今日は特筆すべきことがある。

家にいた息子がどこかに出かけて行ったと思ったら、ケーキを買って

帰って来たのだ。今日は母の日だからだって。

「え、どうしたの。俊がお母さんにケーキ買ってくるなんて。これから

急に嵐でもくるんじゃないでしょうね。まだペンキ塗りも終ってないの

よ。これから雨になったら困るぜ。しかし今日は我が家の歴史に残

る日だね。そうだ写真撮っておこう。日記に書かなきゃ。そうだ、ブロ

グに載せよう」などとさんざん言って、「失礼な人だね」と笑っている息

子を尻目に本当に写真を撮った。

息子に母の日にケーキをもらうのはこれで2度目だ。1度目は高校生

のとき、学校から帰って来るなり小さな箱を目の前に「はい」と差し出

した。「へ?何これ」と言うと「今日、母の日だから」と無愛想に言う。

箱を開けると不二家のモンブランが1個。

「え、1個なの?リサのは?自分のは?」と訊いたら、「そんなお金な

い」という答えが返ってきた。この人は誰かさんに似て、持ってれば

みんな使っちゃうタイプなのだ。その日は私が後から2つ買って来て

みんなで食べたっけな。でも今日はちゃんと3個あった。モンブラン

とチョコレートケーキとレアチーズケーキ。進歩だ。

(でも明日の天気が心配。)

そして、今年とぼけていたのはリサの方で、ケーキを見るまで今日の

ことはすっかり忘れていたそうな。夕方、何やら慌てて作ったと思わ

れるものをくれました。かなり可笑しい絵なんだけれど、ここには載せ

ないでおこう。個人的な記録として。

バラの写真も毎日山のように撮るので処理が追いついていかない。

下は、なんと咲いてる花を入れて一枝に14個もつぼみをつけたオク

タヴィア・ヒル。ぜんぶいっぺんに咲いたら、ラッピングペーパーとセロ

ファンをかけてリボンを巻いたら、そのままブーケになりそうな。

07octavia_hil

07octavia_hill05

| | コメント (10)

2007年4月15日 (日)

装うしあわせ

Shop

お洒落っていうのはいつもしてないと、その仕方までわからなくなっち

ゃうものだなと思う。たまぁ~に何かあってお洒落しようと思ってクロ

ゼットの中を見ても、何をどう合わせて着ていいかわからず、勢い

「着るものがない!」となって、結局いつもと同じような格好で家を出

て行くことになる。つまらない。かといって、たまに用があって出たつ

いでにショップを見ても、死ぬほど欲しいような服には滅多にお目に

かかれないのだ。・・・ というか、それだって日頃からマメにチェックし

ていなければ、突然入った店でいきなり気に入るものがみつかるわ

けもないのだと思う。

昔は2月最初にショップをチェックするのが何より楽しみだった。

2月というのは、新年度のそのブランドのコンセプトやイメージの打ち

出しがはっきりわかる商品が店頭に並ぶ月なのだ。それから、まだ

まだ暑い8月のセールの間に、ショップの片隅に『セール除外品』とし

て並ぶ秋物の棚を見るとき。わくわくした。結婚しても、子どもの母親

になっても、長いことトレンドチェックがやめられなかった。

それが、いつからだろう? 人生が大変になってそれどころじゃなくな

ったことが大きいけれど、だんだんその気持ちも薄まってきた。だい

いち昔あれほど買っていたファッション誌も全くと言っていいほど買わ

なくなってしまったし、たまに本屋で開いても買いたいほどの雑誌は

ない。昔は服を見に行くためにお洒落して出かけること自体が楽しか

ったのに、いまやそんな意欲もあまりない。自宅で仕事をするように

なって日常的にお洒落をする必要がなくなったのと、仕事の時はスー

ツを着れば形になる、というのが大きい理由だとしても。

最近、あるアクセサリー・ショップをやっている女の子が『装う幸せ』に

ついて書いているのを読んだ。彼女はアクセサリーというのは女性の

容姿に関わるもので、その人が今までこうありたい、こうなりたいと内

に秘めた願望や、本当は持っていても勇気が無くて表には出せない

でいるような部分をこっそり反映してしまうものだと言っていて、いま

までアクセサリーなんかに興味がなく、買ったこともなかった人が、こ

のショップのアクセサリーを身につけることで、それまで自分のなか

で否定していた女性性を受け入れるきっかけになったり、装う幸せを

見出したりしてくれたら嬉しい、と書いていた。

それを読みながら、最近、私に欠落しているのはこれか、と思った。

いつの間にか私は意識的にストイックにそぎ落とす方に力を入れて

いて、そういうわくわく感を失っていたんだと思う。そう思って思い出

してみたら、私のアンテナに長いこと引っかかっていたデザイナーが

いたことを思い出した。徳永俊一。いつか買わない(買えない)まで

も、代官山にあるという彼のブランド『ミュルミュールデール』のショッ

プを見に行こうと思っていたのに。残念なことにもう2年も前に無くな

ってしまったそうだ。そして最近、私のアンテナにピピっときたのがこ

のブランド、ARTS & SCIENCE。洋服のブランド名じゃないみたいな

のがいい。私はここの白いシャツが欲しい。

といって、やっぱり若い頃のようにすぐに見に行くわけでもないのだ

けれど、まだこういう服を作っている人もいるんだと思ったら、見てい

るだけで楽しかった。若い頃と違って、欲しいとなったらすぐに手に入

れなければ気がすまないということがなくなったのは年の功か。

今日、娘がお洒落してカラオケに出かけた。「みんなお洒落して来る

んだから、○○(苗字)もお洒落してきてよ!」と、言われたとか。

ああ、まだまだ私は自分のことは二の次かなあ ・・・・・・

その前にいい加減この伸び放題の髪を剪定、じゃなくて切らなきゃ。

写真は最近ときどき眺めているサイトで手頃な春のニットを見つけた

ので買ったら、こんなラッピングで届いて、久しくリボン付きの包みな

んてもらったことがなかったから、自分で買ったのに嬉しくなってしば

らくそのままにしていたもの。

| | コメント (4)

2007年4月11日 (水)

clematis,music,and thai redcurry.

Clematis

駅から家までの道を、土砂降りの雨のなか自転車飛ばしてずぶ濡れ

になって帰って来たら、及川フラグリーン から先日オーダーしたクレ

マチスが届いていた。こんなかわいい箱で ↑

ホームページに『ちょっと高いけど、しっかりした4号苗』と書いてあっ

たから、もうちょっと大きいのが来るのかと思っていたのだけれど(い

つもバラ苗しか見たことないせいか)、箱を開けてみたらこんなにかよ

わそうな苗です。はたしてクレマチス初心者の私にちゃんと育てられ

るのだろうか。ちょっと心配。

Clematis01jpg_1 

Clematis02jpg

それから、(これはポストに)もうひとつ届いていたものがあった。

雫を垂らしながらポストの中身をごそっと手に持って4階まで上がった

ので、いったい誰から来たのかピンとこなかったのだけれど、よく見た

らなんとブロガー友達のカルロスさんからではないか。封を開けたら

カルロスさんセレクトのオリジナルCDだった。嬉しい♪

アマゾンのカートはいつも5つ分くらいいっぱいなのだけれど、このと

ころCDを買う余裕もなく新しい音源を聴いてなかった私には、何より

の贈り物。夕飯を作りながら聴こうとCDをプレイしたら、聴こえてきた

のはボサノヴァありサンバありサルサありウクレレありスティール・ド

ラムありのラテン・ミュージック。(中にジャズとアンビエントが少々。)

もとより音楽の好みが似ている我々、もうずっと前から自分のCDラッ

クの中にあったような自然さで、私好みのセレクトだった。

こういう不意打ちって最高ですね。このところいろいろあって疲れが溜

まっていた私は、カルロスさんお手製のカラフルなジャケットにも和ん

でしまった。

カルロスさん、どうもありがとう!

私はこれを聴いてますます海に行きたくなりました。

Carlos_serects_music_1

そして本日の夕飯はほんとは串カツを作る予定だったのだけれど、そ

んな時間も元気もないので急遽タイ・レッドカレーに変更。知ってる人

も多いと思うけれど、最近は『タイの台所』なる便利な物があるのだ。

Red_curry

これ、すごく簡単です。

用意するのは鶏肉とタケノコ、ピーマンとしめじだけ。

サラダ油でカレーペーストを炒めて、鶏肉を入れてさらに炒め、お湯で

溶いたココナツミルクと香り付けのバイマックルート(こぶみかんの

葉)を入れてひと煮立ちさせる。その後、葉っぱを取り除いてタケノコ

しめじ、ピーマンを入れて全体に火が通ったら仕上げにナムプラーを

入れて出来上がり! 袋には調理時間10分と書いてあるけれども、

10分とは言わないまでも30分あれば作れます。

アフリカに行った帰りのトランジットがバンコクで、次の夜中のフライト

までのわずかな滞在時間に行ったタイ・レストランで食べたグリーン・

カレーは舌がびりびりするほど辛かったけれど、これはそうでもない。

で、なかなか本格的なお味。早い・安い・うまいのレッドカレー。

タイ料理が苦手じゃない方はお試しあれ!

Red_curry_01

| | コメント (8)

2007年4月 9日 (月)

入学式

Pansy_05

今日、娘の高校の入学式。

昨夜のひどい雨から一転、晴れてホッとしたのも束の間、今日は朝

からバタバタだった。

昨日あれだけ準備しておくように言っておいたのに、家を出てから娘

に体育館履きを持って来たか確認したら、あっさり忘れたと言う。慌

てて家に戻ろうとした娘は、ドアを開けて玄関に入るなり、ショルダー

バッグの紐を傘に引っ掛けて、思い切り傘立てを倒したらしい。重い

陶器の傘立てが、コンクリートの地面に叩きつけられて割れる激しい

音。私が20年来壊さずに使っていた傘立てが、見るも無残に割れて

いた。「割れちゃった ・・・・・・」と言ってぼぉっと立っている娘。

自分で片づけていたら間に合わないので息子を呼べば、いきなり怒

り始める息子 ・・・・・・。はぁ、やれやれ。

入学式当日から最悪のスタートになってしまった。

学校では、式の後におきまりのPTAの役員決めに時間を取られ、こ

わい顔をしてだんまりを決め込むPTAたちに心底辟易し、早々と役

員を仰せつかった。ひどく疲れ果てて帰って来たら、ドアの下やら玄

関の床に、何やらあちこち血が付いているではないか。ああ、神さま

スタート初日から流血沙汰とは物騒な。聞けば割れた傘立てを片づ

けるときに、息子は指をバッサリ切ってしまったらしい。

帰ったときには息子の機嫌が直っていたからよかったようなものの、

初日からこれだとつくづく先が思いやられるなあ ・・・・・・

ちなみに私はまた明日からお弁当作りです。

娘が自分でお弁当を作るなど今のところ夢のまた夢で、今月いっぱ

いはとにかく遅刻しないで電車通学できるようになってくださいと言い

ました。唯一の救いは娘が選んだ園芸科学科に来る子どもは、みん

な性格が穏やかで優しい、ということだろうか。

担任との初ホームルームの帰りに生徒が作ったというパンジーをもら

った。いろんな色のパンジーの鉢があったのに、家に帰って見たら娘

がもらったのも私がもらったのもほとんど同じような色だった。

さて、明日からはどうなることやら。

| | コメント (9)

2007年3月29日 (木)

携帯デビューの春

Lisa

のっけからなんだけれど、嫌な時代になったものである。

うちの下の娘も今年4月から高校生になって電車通学が始まるので

「携帯なんかいる?」といちおう聞いてみたところ、即座に「いるよ!」

と答えが返ってきた。それどころか、「当たり前だよ! だって、もうみ

んな持ってるよ。持ってないのはリサくらいだよ。それに携帯持ってな

い人はみんなパソコンでメールのやりとりしてるんだから」、と言われ

てしまった。ふぅ~ん、そんなこと言ったって、家に2台もパソコンがあ

っても君は触ろうともしなかったじゃないか。娘の同級生の親である

私の友人も、ガリ勉でどちらかというとトロイ息子に親が気を遣ったつ

もりで同じことを聞いたところ、やっぱり同様の答えが返ってきたと言

って驚いていた。ふぅ~ん、あの○○がねぇー、いったい誰にメール

するってのかしらね、なんて話した母たちである。

ちょうど3年前の今頃、高校がちょっと遠くだし、部活で遅くなったりも

するだろうから心配だしと思って息子にも携帯を買ってあげたところ、

以来2年近く、息子の使う携帯料金に心底悩まされた。毎月14000

円から2万円の間を行ったり来たり。何度それで喧嘩をしたかわかり

ゃしない。それなのに娘の友達ときたら、携帯料金に10万も使って

親に怒られた、なんて言うではないか。もう、どうなってるんでしょう今

の世の中。一体いつから子供が携帯持つのが当たり前の世の中に

なったんだ? 

何を隠そう、私が携帯電話を持ったのはつい6、7年前のことで、そ

れも仕事で必要に迫られたからで、それまで持ってなくてもなんら問

題はなかった。その頃は子供たちだって同じ状況だったと思うのに。

それが、いつから?

・・・ でも、そんなわけで昨日、娘の携帯買いました。

数年先にはもうMOVAが無くなるということで、いきなりFOMA。

この時期、2台一緒に買った方が何かと割引が付いてお得だという

ので、私もモバイルの仕事をする以上、いつまでも古いのは使ってい

られないので同時に買い換えました。新しい機種が出るとすぐに飛び

つく人が多いようで、娘も私も第2希望まで在庫が無くて、取り寄せ

るまで待てないという娘に合わせて結局あるなかから選んだような状

態。今やこの国は一億総携帯マニアかと思う。

前のを買うときも128万画素のオートフォーカス・カメラを装備、なん

てことが話題になったものだけれど、今度のは一気に320万画素。

すごい。テクノロジーの世界はまさに日進月歩。けれど、マニュアル

を読むのも機械を操作するのもほとんど初めての娘に昨日からずっ

とつきあわされて、仕事にならない私です。(私だってまだ自分のも

ちゃんと使えるようになっていないのだ。メールをくださった方、返事

が遅れていてごめんなさい。)

ちなみに私にも見放され、ついに自分で料金が支払えなくなった息

子は携帯を使わなくなってもうすぐ1年になるのだけれど、このたび

一緒に買うかと聞いたところ、いらないって言う。なんで、不便じゃな

いのと聞いたところ、(ギターに夢中になってる息子は)いま、そんな

ことにお金を遣いたくないんだ、だそうです。それで、夜中に書いた

という手紙を朝ポストに出しに行きました。あんなに携帯が手放せな

かった息子が、今や手書きで手紙を書いているとは。人って変われ

ば変わるもんだなあ ・・・・・・

でも、手紙ってなんだか新鮮。

| | コメント (6)

2007年3月 1日 (木)

桜三月

Ohinasama_03_2_1

ついに三月。

やっと娘の受験が終りました。

朝いつものように家を出て行ったのに午後1時になっても帰らず、心

配しているところに中学の先生から電話。「まだ何も連絡ありません

か?」なんて、逆に訊かれてしまったりして最後までハラハラしました

が、無事合格。これでやっと私も肩の荷がひとつ降りて、ほっ。

心なしか祖母の形見のお雛様も嬉しそうです。

Ohinasama_2_2

そして今年ももちろん飾りましたよ。angelseed さん のハンドメイド

の豆雛。これはくるみを半分に割った殻に入った、ほんとに小さな

小さな豆雛。

Ohinasama_04_2

そしてこれはバラ好きさんが反応しそうな、バラのお雛さま。

ブルーローズにお内裏様、ピンクのバラにお雛さま。子供の頃に絵本

で見た、親指姫のような愛らしさ。金色の葉っぱの上に載って。

Ohinasama_07   

ご心配いいただいていた方々、どうもありがとうございました。

| | コメント (24)

2007年2月17日 (土)

スイミング仲間

Birhday_01

いつものようにスポーツクラブに行くと、いま着いたばかりのOさんが

入り口の前に立ってこちらを見ていた。私が「こんにちは!」と言うと

「あなた、先週来た?」と訊くので、「来たよ。Oさんは来てなかったけ

ど、どうしたの?」と言ったら、「ちょっと具合悪くしてたの」と言って、

ハイと小さな包みを差し出した。

去年、彼女と話しているときにたまたま彼女が私と同じ誕生日だと知

って、ちっちゃなプレゼントをしたのを憶えていてくれたらしい。スイミ

ングクラブへの階段を登りながら、「変なものだよ。ボディを洗うスポ

ンジ」と言う。「ありがとう。Oさんも使ってるの?」と訊いたら、「使って

る」。もらった包みを軽く握ってみたらふわふわした感触がした。

Oさんと私は親子ほどに歳が違う。彼女はお孫さんもいるからもうれ

っきとしたおばあちゃんだけれど、一緒のクラスで泳いでいる仲間と

いう点では対等で、おばあちゃんなんて呼べる人ではない。お茶の

先生をしていて、見るからに着物が似合いそうな、山形生まれでどこ

か粋筋の匂いがする彼女はいまだ現役の女という感じで、そう呼ば

れることを拒否しているような感もある。彼女の泳ぎはけして上手くな

い。もう70を過ぎているからパワーがないし、伸ばすべきところがち

ゃんと伸びなかったりする。しかたがないことだ。それが老いるってこ

となんだから。でも彼女は私と違ってグラマーだから浮力があるし、と

ても柔らかな身体をしていて、力の抜けた楽な泳ぎをする。力を抜くこ

とが何よりも必須課題のスイミングにあっては、その点でよくコーチか

ら褒められているくらいだ。何より、私の母が67で他界したことを考

えると、70を過ぎて毎週泳ぎに来る彼女はすごいと思う。体力のこと

もさることながら、その意識レベルの高さが。

いつも男の子みたいにプレーン・トゥか、ガーリーなペタンコ・シューズ

を履いている私と違ってお洒落なOさんは、若い頃ずっと先の細いハ

イヒールを履いていたんだろう。外反母趾に悩む彼女の次の誕生日

には、布ぞうりをプレゼントしようと決めていた。このところずっと仕事

が忙しくて作れなかったけれど、やっと作りました。

いつも華やかなスイムウエアを着ている彼女にはちょっと男っぽいか

も知れないけれど、これはこれで粋でいいかもしれない。

Birhday_02_1

ちなみにOさんからもらったのはこれ ↓

『チョコっと気持ち』と書かれた小さなチロル・チョコと一緒に。

チロル・チョコって私、初めて食べました。

Birhday_03

肌が弱いから私はシルクのボディ・タオルしか使わないのだけれど、

私がクマ好きってなんでわかったんだろうか ・・・

| | コメント (2)

2007年2月 3日 (土)

今年の恵方は北北西

Ehou_2   

今日は節分。

節分の日に恵方を向いて、恵方巻き(太巻き寿司)を丸かぶりすると

その年かならず幸運が訪れると言われているけれど、皆さんは食べ

ましたか?

我が家は恵方巻きは食べなかったけれど、さっき家族で家の玄関、

全ての窓から「鬼は外!福は内!」と言いながら豆まきをしました。

そして、いつもの年は暮れに父からもらう穴八幡のお札『一陽来復』

今年はお正月にもらったので、今日の12時ちょうどに恵方に向けて

貼ります。

今年1年どうかお金に困ることなく、金運に恵まれますように!

| | コメント (4)

2007年2月 1日 (木)

春のいろ

Lisas_birthday07

リサ、今日15歳。

リサの誕生日にはいつもチューリップを買う。

小さいときからリサが好きな花だから。

私がリサから初めてもらったのもチューリップだった。

子どもから初めて花をもらってびっくりした。

わずか2歳半のときからいろいろツライこともあったのに、それを

まったく憶えていないかのような彼女の笑顔にはいつも救われた。

小学生の頃までは生傷が絶えなくて、いつも右膝か左膝のどちらか

を擦りむいていたけれど、これまで大した病気もせず怪我もせずに

こられたことを神様に感謝。

花瓶にさした花はそれぞれ思い思いの方を向いているから美しい。

願わくは私たちもひとりひとり好きな方向を向いて、生き生きと元気

に生きていけますように。これからも。

たとえ、うまくいかないことだらけでも、失敗しても、楽天的にね。

昨日の夜になって私の父に「明日、行くから」と言われて、「ケーキは

もう頼んだから買ってこなくていいよ」と言うとがっかりすると思って言

わずにいたら、今日はバースデイ・ケーキがふたつ。豪勢です。

Lisas_birthday02jpg

15×2 ひと吹きじゃ消えないよ!

Lisas_birthday

でもケーキはこのほかにも、おじいちゃんが買ってきたショートケー

キがいろいろあるのだ。しばらく私たちケーキ漬け。

今頃になって手に入れた、イヴァン・リンスの季節はずれのクリスマ

ス・アルバムを聴きながら、なごんだり、しみじみしたりしてる変な母

です。Merry Christmas !  じゃなくて、Happy Birthday Lisa !

| | コメント (18)

2007年1月31日 (水)

おうちへ帰ろう

Taiyaki

今日の日中の最高気温は、昨日よりさらに上がって16度!

この異常暖冬のせいで、秋田ではもう桜が開花してしまったとか。

東京でも桜のツボミが膨らみかけたとか。

なんだか嬉しいような恐いような?

夕方、仕事を終らせて慌てて国立まで出かけていった。娘の誕生日

のプレゼントをまだ用意していなかったのだ。そういえば去年も今頃

国立に行った。今年も去年と同じ洋書屋で、絵本を4冊買ってプレゼ

ント用に包んでもらった。狭いけれど歴史を感じる店内。レジにいる女

性も、その横で梓みちよみたいなツンツン・ヘアをしている店主も去

年と同じ。こういうのって、なんだかほっとする。国立は駅前から数百

メートルもの桜並木が続いている。咲いたらさぞかしきれいだろう。

国分寺のデパートの地下で食材を買って、子どものお土産に『黒ごま

たい焼き』を買った。あんこに黒ゴマをたっぷり混ぜてあるたい焼き。

電車に乗ってシートに座り、荷物を膝に載せたら温かい包みからたい

焼きのいい匂いが漂った。窓の外はもう真っ暗。家にいる子どものこ

とが頭に浮かび、思わず『早くおうちに帰ろう』と思った。

長男が生まれて、出産祝いのお返しを探しに産後ひとりで街のデパ

ートに出かけたときは、授乳の時間になると胸が張って気ばかり焦っ

た。赤ちゃんの泣いてる声が聞こえるようで。

混んだデパートをうろうろし、たくさんの宅配伝票を書いてやっと外に

出たときにはもう夕暮れで、やっぱり『早くおうちへ帰ろう』と思った。

それは結婚して2人きりのときとはまったく違う感覚だった。

早くおうちへ帰ろう。

家で家族が待ってるのはいいよね。

今年も明けたと思ったらもう1月も終わり。明日から2月だ。

2月は私の月。

| | コメント (4)

2007年1月30日 (火)

こんどはエコバッグだって!

Lisa_and_gaspard

昨日、スーパーに行ったらパン売り場にこんなのが置いてあった。

パスコの新しいキャンペーン、対象商品に付いている点数シールを

30点集めるともらえるリサとガスパールのエコバッグの応募用紙。

なんでも今度は溜まったシールを店頭で引き換えるやり方で、だから

ゼッタイにもらえるそうだ。

前回、4人分そろったリサとガスパールのマグとプレートがどーしても

欲しくて、友達に子どもみたいと笑われながら、毎朝パスコのパンを

食べてシールを集めること数ヶ月。応募シート9枚も送ったのに、1月

末時点でまだ賞品が送られてこないってことは、やっぱりハズレたっ

てことかなあ? ハズレた人にWチャンスで当たるマグカップの1個も

当たってないってこと? ・・・ 思いっきり、ちぇー!

でも、こんどもなかなかかわゆらしい。けっこういっぱい入りそうだし。

また毎朝パスコのパン食べねばならぬ。

また、パン1袋につき1点としたら30袋ってこと?

うちはまあ、毎朝パン食だからいいんだけども、さ ・・・

ちなみにこういうキャンペーンやるとパスコの売り上げってどれくらい

伸びるんだろうか。なんて、ちとお仕事チックなことも考えたりして。

Lisa_and_gaspard_001

| | コメント (2)

2007年1月20日 (土)

北海道のお土産&初泳ぎ!

Omiyage

昨日、修学旅行で北海道に行っていた息子が帰って来た。

北海道のお土産といったらいろいろあるけれど、やっぱりオーディナ

リーなところでは六花亭のチョコレートと『白い恋人』でしょう。

・・・ というわけで、お約束どおり待っていたお土産が届きました。

これは私にとってはとても懐かしいお土産で、昔つきあっていた恋人

(のちの結婚相手)が北海道出身だったので、彼は帰省するたびにう

ちの母が好きだからと、このふたつをお土産に買って来てくれた。彼

はケチじゃなかったから、白い恋人はいつもいちばん大きな箱。私の

母はデパートの北海道物産展なんかがあると並んでまで買う人だっ

たから、とっても喜んで、缶がきれいだからって食べ終わった後の缶

を小物入れに使ってたりして。だからいまでも実家に行くと、この白い

恋人の缶がいくつもあるのです。ふたつとも昔と変わらぬ素朴な味。

息子の旅行は、屈斜路プリンスホテルに泊まった3泊4日間とも天候

に恵まれて、初めてのスノーボードを楽しんできたよう。息子いわく3

泊4日じゃ短かかったとか。何をおっしゃるウサギさんです。母として

はいつもいるべき人がいないのは変な:感じだったものの、娘と2人

で過ごした4日間は大変穏やかで平和でした。息子が『ただいま!』

と元気に帰って来たのは何よりだったけれど、そんなことを思ったの

も束の間、息子が帰って来るなり俄かに変わる部屋の空気。娘の表

情もなんだか違う。ハリネズミの息子が発する微妙なバイブレーショ

ン。人ひとりが発するバイブレーションってすごいもんだなあと変なと

ころで感心したりして。ときたまハリネズミ・ビームは飛んでくるし。

それでも息子はどこかに行くと、妹には必ず小さいお土産を買って来

る。今回はこれ。まりもちゃんのキューピー。たまたま髪を切ったばか

りのリサにそっくり!

Omiyage_02

そして今日は、先週行けなくなってしまったので遅くなってしまったけ

れど、初泳ぎの日。年末年始の運動不足とお餅のせいで、すっかり

脂肪のついたお腹とデニムがきつい太腿、そしてバリバリに固まった

重い身体をひっさげ3週間ぶりのスイミング。泳ぎのほうはボロボロだ

ったけれど、久しぶりに身体を動かして泳いだ後はすっきり。デトック

スした気分。ロッカールームの鏡の前でお喋りしていたら、『外は雪

ですよ!』の声。外に出るともう雪は降っていなかったけれど、冷え

冷えした大気の中をほかほかの身体で気持ちよく帰って来たのでし

た。毎年年頭には必ず思うことだけれど、今年こそスイミングはもう

ちょっと上手くなりたい!(悲願!)

| | コメント (8)

2006年12月 7日 (木)

カリンバ

Kalimba

先週の日曜日、音楽をやっている友人がカリンバを取りに来た。

このあいだ、清水翠のライブに行くときについでに持って来てと言わ

れていたのを私が忘れてしまったからなんだけど。

何に使うの、録音? と訊いたら、うん、それとまず学校でも使いた

い、と言う。彼女は某音楽学校のヴォーカル科で singing を教えてい

る講師です。カリンバを使ってどんな授業をするんだろう?

カリンバ。オルゴールの原型とも言われ、親指ピアノとも呼ばれる、

主にアフリカ、タンザニアの楽器。

いつかアフリカに行ったとき(これについてはいつか書くことがあるだ

ろうか。なぜアフリカに行ったのかとかいう説明を普通の人にわかる

ように説明するのは、私にとってはちょっと面倒でもある)、お土産物

屋で探したけれど、私がいたのはケニアのナイロビで、ケニアでは作

っていないということで、東京の雑貨屋で買うのと変わらないクオリテ

ィーのものが2つだけ、ひどく高く売られていたので買わなかった。

もう10数年前のことになるけれど、同じ友人の家で「カリンバが欲し

いんだ」と言ったら、「そうきちさん、カリンバなんか買ってどうするの」

と訊くから、子供が寝静まった夜中に独りでつま弾いて遊ぶの」と言

ったら、「へえ、そうきちさんて、意外と暗いんだね」、と言われた。

そのときは、「エ、暗い? 暗いって言われちゃうかなあ。いわゆるヒ

ーリング・グッズだよ」なんて言ったのだけれど、むかーし、ブライアン

・イーノだったっけかな。カリンバを使ったアンビエント・ミュージックが

あったと思ったけれど ・・・

このカリンバのひとつは、井の頭公園入り口近くの民族雑貨屋『チチ

カカ』で、しばらく売り場に座って音色を確かめてから買ったもの。

親指ではじくと、森の中にいるような、岩に水滴が滴るような、不思

議な音がする。この自然な音がいいんだ。音楽になる一歩手前の音

が。もちろん、こんなお土産物屋レヴェルのものじゃなくて、ちゃんと

音楽に使える楽器としてきちんとチューニングされたハイ・クオリティ

で高価なカリンバもあるけれど、ときどきつま弾いて遊ぶくらいなら、

私はこれで充分。私はいままで知らなかったけれど、今回ブログを

書くのにちょっと調べたら、アフリカではカリンバを『心の楽器』と呼

んでいるそうだ。だとしたら私の使い方もあながち間違ってはいなか

ったということじゃないか。

これまたもう昔、ZONA系列のショップで働いていたとき、レインステ

ィックなるアフリカの楽器が入ってきた。これは大きなサボテンを乾

燥して作ったものなんだけれど、乾燥させた筒状のサボテンの内側

に多くの突起(トゲ)が並んでいて、揺すると種が当たってザザーッ、

ザザーッ…と響くのです。それが雨みたいに(私には海の潮騒みた

いに)聴こえるから、レインスティックって言うらしい。この楽器もなか

なか素敵で、大きい割には安かったから、いま思えばそれも買って

おけばよかったと思う。

かつては日本人に限らず、人間はもっと自然に近いところで、自然を

五感で感じ、自然を模倣しながら生きていた。今や人間だけが自然

から遠く離れたところで、環境を破壊しながら最も不自然に人工的に

生きているから、こういう自然を感じる音に惹かれるのかも知れな

い。いつだったかSが家に来たときに、何を思ったのかカリンバのチ

ューニングをして行った。友人は2つのうちのどちらかにしようとして

決めかねていたので、両方持って行かせた。好きにチューニングして

かまわないから、と言って。何か音を出したいと思ったなら、私にはま

だスティール・ドラムがあるのだ。

私はスティール・ドラムのトロピカルな音も大好きです。

****************************************************

これはインドの人が作ったカリンバだけど、素敵な音のするカリンバ

を見つけました。聴いてみたい人はここ ↓

 カリンバの音色  →  http://now.ohah.net/meena/k1/1.html

ちなみに、このブログをご覧になっている方の中に、カリンバやスティ

ール・ドラムを使ったCDでお勧めのものがあったら教えてください。

| | コメント (10)

2006年9月25日 (月)

HAPPY BIRTHDAY !

Happy_birthday_03

息子くん、18歳のお誕生日おめでとう!

君が18になるなんて、あと2年でハタチになるなんて、ハハは信じ

られない。このあいだ、テレビを見ながら「地デジになるまでこのテ

レビもたないかな」と言ったら、「ああ! 僕もうその頃、家にいない

じゃん!」とか嬉しそうに言っていたけど、それを聞きながら、前に

マイホームのコマーシャルで言ってた、「家族が家族として暮らせる

時間はとても短い」っていうナレーションの言葉とまさしく同じだなと

思ったんだ。

親がした教育が正しかったか間違ってたかは、もっと先にならないと

わからない。でも仮に間違ってたとしたって、残りの自分は自分で作

るしかないんだよ。誰のせいでもなく、自分の責任。

願わくは君がこれからも健康で、人を傷つけるような致命的な過ちを

犯すことなく、できるだけ自分の好きなことをして、生き生きと生きら

れますように! HAPPY BIRTHDAY !!

Happy_birthday_

それからついでに、5ヶ月遅れの息子の父親の誕生日も一緒にやっ

た。いつまでも別れた人の誕生日をしてあげる私は優しいのか馬鹿

なのか。まあ、どっちでもいいや。

こんなことも子供が家にいる間のあとわずかなことなんだろうから。

最近、彼らはギターという共通の話題ができた。これって少しはいい

ことなんだろうか。と言っても、どこか他人行儀な遠慮勝ちな会話。

ちょうど30年の年齢の差は、この先どうなってゆくのか私にはわか

らない。

ともあれ、また1年、Sも元気で仕事が順調でありますように。

Happy_birthday_02

| | コメント (18)

2006年8月24日 (木)

8秒間の抱擁

Rickie_lee_1

いきなりだけれど、ここに昨日、私が読んでいたライナーノーツの一

部を引用しようと思う。これはイヴァン・リンスのトリビュート・アルバム

『a love affair』をプロデュースしたジェイソン・マイルスの文章である。

  僕がロサンジェルスで仕事をしていて、激しい不安症の発作に襲

  われていた時、イヴァンから呼ばれてワイフと2人で彼のアパート

  に行った(彼は当時LAに住んでいた)。僕は気分が優れないので

  帰ることにすると言うと、イヴァンは僕に近寄り、「ここにいるのは

  君の友達なんだよ」と言って僕を抱き締め、また僕を部屋の中に

  入れた。僕は温かみを感じて、一瞬だが少し気分が楽になった

  気がした。(中略)数ヵ月後僕はニューヨークに帰り、精神的にも

  取り戻した。

この文章は、ジェイソン・マイルスがイヴァン・リンスと共に仕事をする

ことになったいくつかのエピソードのひとつで、イヴァンの人柄を彷彿

とさせる話なのだけれど、私がこれを読みながら思ったのは、アメリ

カの第一線で活躍するような音楽プロデューサーであっても、時に激

しい不安症の発作に襲われたりするものなんだ、ということだった。

つまり多くのストレッサーに囲まれて生きている現代人にとっては、

それは特定の人間に起こる特別なことじゃなくて、誰にでも起こりう

ることなんじゃないかと。そして、そう思うことは私を少し楽にした。

それからイヴァンの抱擁だ。これは日本ではなかなか見られない

行為だと思う。日本にはハグをする習慣がないから、日常的に抱き

合ったりすることもない。恋人同士以外の抱擁を目にするとしたら、

小さな子供とその家族か、あるいはTVでスポーツ選手が試合に勝

ったときとか、長いこと離れ離れになっていた家族が再会したときと

かそのくらいのものだ。どこででもハグをするのが日本人の気質に

合っているとは今でも思えないけれど、でもそれってちょっとさびしい

ことのようにも思う。イヴァンのしたことはなんて自然で素敵なんだろ

う。そんな言葉のあとにそうされたら誰だって気持ちが落ち着くだろ

う。今はもう結婚してメキシコに行ってしまって日本にはいないけれ

ど、かつてデパートの同じフロアで働いていたAはいつも私を見つけ

ると、私の名前を呼んで誰が見ている前でも平気で抱き締めた。

彼女は女性から見てもとても美しいチャーミングな女の子で、私は

とても気恥ずかしかったけれど、彼女の持つ天真爛漫さ、ストレート

な感情表現は大好きだった。

母がもうあまり良くないとなったとき、自分にあと何ができるだろうと

考える私に、友人の医者は「お母さんをしっかりと抱き締めてあげて

ください。どれだけお母さんが現世で必要な人かということが本人に

も伝わるように」と言った。それを聞いて私は、それはそれほど簡単

じゃない、と言った。でもわかった。やってみるよ。

でも結局その機会はやってこず、そうできなかったことはしばらく私

のなかに後悔として残った。

先日、七田眞の本を読み返していたら、人を(この本の場合、子供

を)ぎゅーっと抱き締めて愛情を伝えるには、8秒間くらい必要だと

書いてあった。人が物理的に熱いか冷たいかを感じる感覚は身体

の表面にあるのだけれど、愛情を受け取るレセプターというのは、

身体の深いところにあるからだそうだ。それってなんとなくわかる気

がする。

上の写真はリッキー・リーのアルバム『パイレーツ』のジャケットだ

けれど、本文とは何も関係が無い。ただ単に私に『8秒間の抱擁』

というタイトルに見合う写真の持ち合わせがなかったのと、そのタイ

トルからひらめいたのが何故かこのアルバムジャケットの写真だっ

たというだけである。リッキー・リーには秋の夜に聴くにふさわしい

アルバムも数枚あるから、またここに書くことになろうかと思う。

| | コメント (6)

2006年5月30日 (火)

ファンファン

Rose_cafe_060

今朝のTVのニュースはショックだった。

ファンファンの名で親しまれていた岡田真澄さんが70歳で亡くなって

しまった。個人的に知っていたわけではないけれど、南青山の『ギャ

ラリーせい』に行こうと骨董通りの裏道を歩いているときに、何度か

お見かけしたことがある。

たぶんご自宅があの辺にあるのだろうと思うけれど、ラフなスタイル

をしていても彼はとてもカッコ良く、素晴らしい笑顔をしていた。全身

から幸福感があふれ出ているような人で、昔にくらべたらずいぶん

太ってしまったけれど、実に良い歳の取り方をしている人だと思った。

ファンファンというニックネームはフランスの映画俳優のジェラール・

フィリップが呼ばれていた呼び名で、若い頃に岡田真澄が彼に似て

いたことからそう呼ばれるようになったのだというのを、今日TVを見

ていて初めて知った。

子供の頃、大の映画好きだった父に、男の俳優では誰が好きかと聞

かれて、ジェラール・フィリップとグレゴリー・ペックと答えたら、なんだ

世紀の美男子ばかりじゃないかと笑われたのを憶えている。

思わず今朝はいつもより長くTVを見てしまったが、岡田真澄さんが

60歳で結婚したときの映像を流していた。見た人も多いだろうけれ

ど、結婚した26歳年下の奥さまのことを聞かれると、「透き通った天

使の羽を持ったような、透明感のあるひと」と答えていて、思わず、

はぁとため息をついてしまった。60歳になってもそんな感性をしてい

るからこそ、年齢に関係なく恋に落ちることができるのだし、新しい人

生を1から始めることができるのだと思う。

63歳のときに生まれたお子さんが、いま7歳。

残して逝かれるのはとても心残りでも無念でもあったろうし、残された

ご家族はいまは悲しみの最中にあるのだろうけど、その10年はきっ

と本当に幸福だったのだろうと思う。その10年の無い人生などとはと

うてい引き換えることなどできないほどに。

心からご冥福をお祈りしたい。

| | コメント (12)

2006年5月16日 (火)

今日

Tameikesannou

AM11:30 溜池山王パークタワー 27階 『春秋』 

今日のランチミーティングはとても有意義だった。

彼女は椅子に4本の脚があって立っているように、動物が4本足であ

るように、会社が成り立っていくためには4つの柱が必要だと言った。

4つの柱とは、色と音と数字と言霊。

その柱が同等の高さで4本立って初めて、中心にさらに高い1本の

柱が立ち、ピラミッドの形になる。普通の人はそれを1本かせいぜい

2本しか持っていないが、会社の経営者になるような人はそれを複

数本持っていなければならないという。彼女は今いる自分の会社に

何が欠けていて駄目なのか、自分がどの役割なのかを考えている

のだった。そしてまたその4本の柱とは、会社だけによらず家庭でも

同じなのだと言った。普遍的な宇宙の摂理のようなもの。

それはそのまま私にも当てはまることで、その言葉は今日、私の目

を開かせてくれた。私もまたずっと、今の会社に足りないものがある

としたら何か、自分の役割とは何かを考えてきたし、家庭においても

また同じだった。

彼女は21日に、今いる会社のシンガポール支社を立ち上げるため

にシンガポールに行く。何も無いところから1人で1から会社を立ち上

げるのだ。すごい仕事だと思う。そしてとても勘のいい彼女には、数

年先の自分のことも見えている。しばらく会っていなかった彼女が今

回そういう知らせを私にくれたのはとても嬉しかったし、今日会えたの

は本当によかった。

この世には無駄なものは何もないし、何ひとつ無駄なことは起こらな

いとされているけれど、人と人が出会うことには大きな意味があると

思う。特に普通に考えたら何も接点の無い者同士が、知り合って親し

くなる(少なくともお互いの貴重な時間を割いて会う)ということには、

大きな意味があるように思えてならない。

天に向かって言葉を発すると、かならず答が返ってくる。求めたもの

は全て向こうからやって来る。それは自分の内から湧いたということ

と同等の意味合いなのだけれど。

今日、私は会うべくして彼女に会ったと思った。

****************************************************

朝の電車の中で、今日かわいい男の子を見つけた。

黒いニットキャップをかぶって、カーキ色のジップアップジャケットの中

にピンクのTシャツを着ているらしかった。女の子みたいな手には、右

手の小指にピンキーリング、左手の中指にもシルバーリングをしてい

た。若い頃、10代の頃には、こういう男の子が好きだったりもしたよ

な、と思った。もちろん今はパス・パス・パスである。

そう思って目線を移すと、片耳ピアス(かつてはゲイの象徴)の男子

高生数名が目に入った。全然、麗しくない。これもパス。

去年の夏休みにうちの息子が遠距離恋愛をしている女の子の家に

行って帰って来たとき、片足に皮ひものアンクレットをしたまま寝てい

るのを見て、「ああ、嫌!」と思った。ハサンデ・ステタカッタ。

これが大人になったということなのだろうか。やれやれ。

男の子は実に難しい。

****************************************************

dearcat さんが自分のブログのトップページに、「日記、なのか?」と

いう言葉を載せているけれど、ブログって実にそういうところがあると

思う。日記的な要素もある一方、これが公開ウエブであることを考え

ると読み物的でもあり、写真集のようでもあって。

私は曲がりなりにも文章書きの認識で書いているので、多少なりとも

作文しているつもりなのだが、近頃PCに向かうと『素』になってしまう

ことがある。過去にそんな風に書いたものもあると思うが、基本的に

は他人のモノローグなんか聞いてもつまらなかろうと思う一方で、ごく

自分だけに限ったことで言えば、後になって「ああ、このとき私はこん

な風に考えていたわけね」と振り返る材料でもあり。そのためだけに

新たにクローズドのブログを立ち上げるのも面倒なので、新たにカテ

ゴリを設けました。『モノローグ』のカテゴリに入ってるものは、ああ、

またアイツが馬鹿なこと言ってるなと思ってすっ飛ばしてくださいま

せ。よろしく。

| | コメント (12)