アニカ

2018年5月11日 (金)

泣く夢を見た

18_glamis_castle

連休中に『アニカマスターコース1日体験会』というのに参加させてもらって、タイムアップで全部はできなかったけどわたしに最後にアニカしてくれた女性がその後のシェアの時間で、「最後のほうでおでこにガン!!とすごい衝撃が走ってびっくりしました」といって、わたしは「ああ、それ、1月に転んでおでこと顔を打ったときの記憶だと思います。そんなことまでわかったなんてすごい!」といったのだけど、さらに驚くのは、その女性にいわれるまでわたしは自分のおでこがまだ痛むことに気づいてなかった、ってことだ。わたしはなかなか治らない顔の傷あとのことばかり気にして、デコが痛むことなんてちっとも気にしていなかったらしい。
それでこれを書きながら手で左のおでこを押すと、やっぱりまだ痛い。べつに顔面骨折してるわけでもあるまいし、転んでからもう4ヶ月も経つというのに。
それで思うのは転倒によって身体に生じる衝撃の凄さで、自分の歳でこれだから、骨も脆くなり筋肉もなくなった老人ともなれば、そのダメージはいかばかりかと思うのだ。下手したら命とりだし、半年や一年具合が悪くなったっておかしくない。それをうちの父は今年87になるまで何度もやっているのだからこれからはほんとうに気をつけないといけない。
そして、もうひとつ思うのは、人間の感覚ってすごく精妙なようで、人間の脳のほうは何かに強く気をとられていると別のところからサインが出ていても気づかないことがあるみたいだ、ということ。北村太郎の詩に、『部屋に入って 少したって/レモンがあるのに/気づく 痛みがあって/やがて傷をみつける それは/おそろしいことだ 時間は/どの部分も遅れている』(小詩集1)というのがあるのだけれど、まさにそんな感じ。
それでこのあいだ、まだ自分のデコが痛むということを教えてもらってから毎晩、布団に入って横になってから自分のデコの痛むところと傷の上に手をあてている。まだほんのさわりしか知らない初心者のわたしにはそれがアニカになっているのかどうかは定かじゃないけれど、デコに手をあてているといつもはつめたいわたしの手が急に温かくなってきて、ああ、これはあの日3人からもらったものだな、と思う。プリミ恥部さんの宇宙マッサージの後もそうだったけど、人からもらったエネルギーというのは日にちがたってもそう簡単にはなくならない。
はじめてやった晩はすぐに眠気がやってきて、眠ったら不思議な夢を見た。
夢の中でわたしは目の前の小鳥をそっと捕まえようとしていて(わたしの家ではわたしが物心つく前の幼児のころから鳥を飼っていて、10代のころはいろんな鳥が1ダースほどもいた)、手に触れるか触れないかの瞬間にそれは小さなこども(女の子)になった。それを見たとたん、何かが深くわかったような、腑に落ちたような気がしてその子をぎゅっと抱きしめたら、涙がどんどんあふれてきて、終いには声をだして号泣していた。
目覚めると実際には声もでてなかったし、涙もたいしてでてなかったけど、たしかにしこたま泣いた感覚があった。昼間外を歩きながらふと、あの女の子は自分だったと気づいた。間違いなくあれは自分のインナーチャイルドだったのだろうと・・・・・・
そして今日は目覚めると夢の内容はほとんど忘れていたけれど、こんどはたくさんの人のなかにいて、やっぱりわたしは泣いていた。最初は泣くつもりなんかまったくなかったのに、ふざけていたらほんとに涙がでてきて止まらなくなった、という感じで、最後は声をあげて泣いた。現実には人前で声をあげて泣くことなんてそうそうないけど、近くにはみどりちゃんもよしみさんもいて、あれはなんだったんだろう。昨日寝る前に、買ったばかりの野力さんのピアノソロを聴いたからかもしれない。
夢は現実の代償行為とも補足行為ともいうから、夢でわたしは泣けない現実の補足をしているのか。
今朝は連休後、4日ぶりに晴れた。
でも風があって部屋の中は寒く、わたしの手は相変わらずつめたい。

| | コメント (0)

2018年4月18日 (水)

追憶のひかり

180418sky

ひさしぶりに笑ってる祖母の姿を見た。
瞼の中で。
それから懐かしい祖母の家と、父方の祖父の家と。
もうどちらもいまはない。あたらしく建て替えられた家があるだけで。
人間の記憶って、脳ってすごいよね。
もう何十年も行ってない家の細部までがフォログラフィックに見えるんだから。
そして結婚したころ住んでいたマンションの部屋。
それが見えた瞬間、浮かんできた自分のほんとの気持ち。
風が吹いてきて、なんだか気持ちいいなと思ったら明治神宮の原っぱの上に寝転んでて。脈絡ない映像についてきたのは「時は過ぎ去った」「もう何も戻らない」という言葉。そういう言葉、そういう思いさえきっとクリーニングされていくんだろうなと思いながら。
終わりのほうで耳の中で「プー」というブザーみたいな音が短く聞えて、やっとなんだか身体が楽になってきたと思ったところで玄関の鍵がガチャガチャ鳴って、早退してきたらしい息子が音を立てないように部屋にあがって自分の部屋に入り、ふすまの戸を閉める気配がした。とても静かな動作だったけど、そこで意識がぷっつり途切れてしまった。
その後もしばらく目をつぶって横になってて、それからゆっくり起きてベランダに出たら、夕陽が向かいのマンションの窓ガラスに当たって反射して振動派を出しながら強い光をこちらに跳ね返してきて、それはフェイク(疑似太陽)とも思えない強い光で、まるでわたしにメッセージを送ってきてるみたいだった。
爽やかに晴れ渡った雨上がりの空はとてもきれいで、でもそこにはすでに翳りもあって儚く、いま見たのってまさしくぜんぶ無常だな、と思った。
夜、やっと起きてきた息子は熱が8度以上に上がってて、まだまだ上がりそうだったから遅い夕飯のあと一緒に近所の病院の夜間外来まで行く羽目になった。
今年は間髪入れずに次々いろんなことが起きる。

| | コメント (0)

2018年4月16日 (月)

あたらしいわたし

18brilliant_green

今日、会社に半休もらって『わたし』を洗濯に出した。
ホームクリーニングじゃなくて、プロのクリーニング屋さんに。
わたしもいつか『純度100%のわたし』になれるのかな?
純度100%のわたしってどんなだろう、と、
想像している、日。

| | コメント (0)