父と行く京都・番外編

2017年3月26日 (日)

本日も京都三昧

17kyou_tsukemono_2

昨日買った土井しば漬け本舗のお漬け物と京都東山亭のちりめん山椒で、今日は朝がゆ。お漬け物は昨日、店員さんが「いまは絶対これ食べてね~、旬の味、春の味じだから」といってた、ふきのとうと白菜。
たしかに、ふきのとうはほろ苦い春の味。
どうして京都のお漬け物ってこんなにおいしいんだろうなあ。
ちりめん山椒もふんわりしっとりやわらかくて薄味のところに山椒がぴりっと効いてておいしい。
こんなのを食べてるだけでもう京都に住んでもいいような気になってくるけど、ハイ、よくわかってます。しょせん、東京っ子の幻想だってこと。

ちなみに緑の竹のお箸は京都土産です。
京都に着いた日、泊まったホテルの1階にわたしの好きな公長齋小菅の本店が入ってて喜んだのでした。
帰る日にここでみつけた赤いお箸を娘にお土産に買って帰ろうと見ていたら、妹がわたしの息子と娘に青と赤のお箸を買ってくれるというので、じゃあ自分のもお揃いで買おうと緑のを買いました。小ぶりで華奢なお箸。
竹のお箸って細くて先が尖っているので一見使いにくそうに見えるのだけど実際はそんなこと全然なくて、いつかギャラリー無垢里で萩原末次郎さんの菜箸をいくつか買ってみたら、その使い良さに驚いてすっかりハマったのでした。以来、愛用品。

17koucyousai_kosuga

緑が鮮やかな青もみじの箸置きは昔、某百貨店の特選和食器売り場で働いていたときに買った清水です。
清水というと思いだすのは中学の修学旅行で行った清水寺で、バスで到着してすぐにどこか坂下の店の広間に通されて、散らし寿司とお吸い物を食べた。何を食べてもあんまり味がしなくておいしくなくて、京都ってこんなに薄味なのかとがっかりしたこと。それから清水焼きのお店に入ったらほんとうにきれいな焼きものがいっぱい並んでて、器好きの母に何かお土産に買って帰りたかったけど自分のおこずかいで買えるものなど何ひとつなくて、母をここに連れてきてあげたいなあ、と強烈に思ったことなど、思いだす。
昨日、京都のれん市から帰ったあとに息子とも話したのだけれど、京都は父と行くより母と行ったほうが断然楽しかっただろうし、喜んでもらえたと思う。何を見ても、何を食べても。
けっきょく、母を京都に連れてゆくことはできなかったのだけど・・・・・・
いまさらながら、生きて元気なうちに連れて行ってあげたかったなあ、と思う。
まさしく親孝行、したいときには親はなし、です。
最後の最後になって父の願いをかなえてあげられたから、まっ、いいかな。

17kyoto_04_2

| | コメント (0)

2017年3月25日 (土)

京都三昧

17maikohan_parfait

おとといの夜、妹から「旅の疲れはでていませんか?」という前置きのあとに「ななななんと、いま伊勢丹で京都の催事をやってます。パフェとかソフトクリームとか、イノダコーヒのケーキとか。嵯峨豆腐も惹かれます~」というメールがきて、思わず「えーー! まじー!」といいながら貼られたリンク先を見ると、『第50回京都歴代のれん市』とある。
娘にパフェの写真を見せたら案の定即「わー、おいしそう!」という反応が返ってきたので、今日さっそく行ってきました。
昔は伊勢丹本館6階趣味雑貨部のショップで働いてたわたし。
6階催事場に行くのなんていったい何年ぶりだろう?
十数年ぶり?

一日限定100点限りというこのパフェ、我々がお昼も食べずに行ったのは午後だったから、てっきりこの時間じゃもう食べられないかなあ、と言いながら行ったのだけど、よかった! 食べられました!
その名も祇園小石の、舞妓はんのお気に入りパフェ。
このとおり見た目も麗しく、お味も食感もバラエティーに富んでいて最初から最後まで飽きずにおいしく食べられました。
ちなみに上から抹茶サブレに抹茶モンブラン、抹茶の2色白玉にプリン、抹茶アイスに生のいちご、グラノラ、抹茶スポンジに生クリーム、抹茶の寒天にストロベリーアイス、それにもちもちしたミルク・ババロア、と抹茶尽くしの豪華版。さらにこれに抹茶蜜をかけて。
意外と見た目ほど甘くなくてあっさりしていて、抹茶といちごのマリアージュ。
抹茶といちごがこんなに合うなんてはじめて知りました。
とってもおいしかった。
そして食べてるときは感じなかったのだけど、食べ終わったらけっこうお腹いっぱいになりました。

娘ともども満足して、それから買いもの!
会場をぐるーっと一周して、食品以外に伝統工芸品などもあったのだけど、やっぱり今日は食品オンリーです。
京都最終日に買えなかったお漬けもの、ちりめん山椒に湯葉豆腐に胡麻豆腐、それに子供たちから「もうないの?」といわれたので聖護院の生八つ橋も買いました。
京都旅行が終ってすっかり金欠になったのでしばらくとーぶんは節約生活だと思っていたのに、またしてもここで散財してしまいました。やれやれ!
そして気づけばもう夕方じゃないですか。
パフェは食べたもののお昼も食べずに来たものだから、いまここで食べないと家に帰る前にお腹がすく! とばかりにもうひとつのイート・イン・スペース『松葉』に入って娘は湯葉の入ったしっぽく蕎麦、わたしはにしん蕎麦を食べた。

17nishin_soba_01

こんなに早く、にしん蕎麦をまた食べられるとは思ってませんでした。
おそば自体は東京のほうがおいしいように思うけど、この色の薄いつゆににしんの甘露煮、それに刻みネギとおいしい七味のコラボレーションは絶妙です。
にしんの甘露煮も売っててそれも買って帰りたかったけど、にしん蕎麦が好きなのはうちではわたしだけなのでやめた。キリがないし。
ふと見ると、近くの席では車椅子に乗った年老いた母親らしき人と中年の女性がやっぱりおなじようなものを食べていて、おかあさんの面倒を笑顔でかいがいしくみている女性の話し言葉はものやわらかな京都弁だった。たとえ京都人でも東京に住んでたらそうそうおいそれと車椅子の母親を連れて京都になど行けるものじゃなし、きっと懐かしくて今日わざわざ新宿のデパートまで出かけて来たんだろうなあ、と思った。
みんなそれぞれ思い思いに束の間、京都三昧を楽しんでる風情で、うちの食卓もまだしばらくは京都三昧です。
それにしても伊勢丹、人気の催事だというのに昔の勢いなくなったな。
スムースに買いものできるほど混んでないなんて。

| | コメント (4)