今日のおいしいもの♪

2019年1月18日 (金)

はじめて『離婚した卵』を食べた日。

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今年はじめの仕事のミーティングは、なんとポサダ・デル・ソルで。
はじめてTakakoさんに家の近所まで来てもらった。
席に着くなり「今日の日替わりはなんですか?」とシェフに訊くと、「HUEVOS DEVORCISDOS」と一言。スペイン語わかりません、というと、こんどは日本語で「離婚した卵」って。「離婚した卵? どんな料理?」と訊いたら、「料理見たらわかる」と。それで、店にわたしたちよりほかいなかったのをいいことに、「じゃあ、離婚したわたしはそれにする!}といったらシェフに笑われた。すかさず「今日が結婚記念日らしいわたしもそれにします!」とTakakoさん。「結婚記念日に離婚した卵を食べるTakakoさん」といったら、シェフまた笑い。
でてきたのはこれ。
トルティーヤの上に半熟目玉焼きがのってて、緑と赤のサルサソースがかかってる。色の違うソースがかけ分けになってるところが名前の由来?
これ『ウエボス・ランチェロス』といって、メキシコではよく朝食に食べるみたいです。
それに、グリンピースの入ったライスと、わたしの大好きなフリホーレス(豆のペースト)が添えられて。今日のスープはビーフのスープ。これがまたどうやって作っているのか、炭火で焼いた肉のようなすごく芳ばしい、いい匂いのするスープでおいしかった。
「う~ん、これが離婚した卵って、けっこう深いかも」とブツブツいいながら食べるわたし。外では卵(特に半熟卵)は食べないようにしているわたしなんですが、これはおいしかったです。(おなかもだいじょうぶだった。)
彼女とのミーティングはいつも直接仕事と関係ない話からはじまって、徐々に話の流れからシンクロニシティにつぐシンクロニシティ、連想につぐ連想で仕事の核心に入ってゆくことが多いです。で、もっちろん、今日も相当に広い領域の深い話をたくさんして、あっという間に2時間が過ぎました。で、これって稀有なこと。
たぶん、彼女とはきっと今生以外のどこかでも縁があったのだろうと思うのです。
今年も声を愛する人のためのいいセミナーができそうです。
・・・・・・それにしても、Takakoさんは今日、いい結婚記念日になったかな?
今日は相棒を連れてゆくのを忘れたので、写真は彼女のiPhoneで撮ったもの。

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2018年8月14日 (火)

夏を感じに。

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今日も朝からとびきり陽射しが強くて、外は暑い。
暑いけれど、でも一日クーラーをつけた家にいるより外で暑い夏を感じたくて、娘を誘ってでかけた。国立へ。
ほんとは前から行ってみたかったお店があって、そこのランチに間にあうように出てきたのに、うっかり営業日を見間違えちゃったみたいだ。店の前まで行ったら明日までお盆休みの張り紙があった。
それで2番めに行くつもりだったロージナ茶房へ。
ここにはパフェを食べに。
これまでここには何度も来ていたのに、ロージナ茶房にパフェがあるって知らなかった。しかもメニューを見たら思った以上にいろいろあってびっくり。チョコバナナパフェなんかはどこにでもある、それでいつ食べてもハズレのないパフェの王道として、いましか食べられない季節のパフェを頼んだ。
メロンパフェ。
ウェイトレスの女の子がパフェをトレーに乗せて2階に上がってきたら、みんなの視線が釘付けになった。思わず「おお~♪」といってしまいそうな、なんとも素敵なルックス。なんたってこのメロンの盛り方が豪華!
食べたらめちゃめちゃおいしかった。
なんとこの日使われていたメロンは夕張メロン。
グラスの中もありがちなフレークとかスポンジとかブラウニーとかよけいなものがぜんぜん入ってなくて、アイスクリームと生クリームとシロップだけという、シンプルで理想的な組みあわせ。
メロンのおいしさと生クリームとアイスのおいしさを堪能した。
それが850円で食べられるなんて。
こんなの食べちゃったらあたしゃもう、めちゃめちゃ高い癖にホイップクリームなんか使ってる某フルーツパーラーなんてもうぜったい行かない、と思ってしまった。
高いだけで、あれはほんとにがっかりだった。
よけいなものが入ってないから妙に甘すぎたりすることもなく、後味はさっぱり。
このあと遅いランチにアンチョビと玉ねぎのピザをシェアして珈琲も飲んだのだけど、どちらもおいしかったです。ひとつお隣りのテーブルのカップルが食べてたカスタードプリンも大きくてカラメルソースたっぷりですごくおいしそうだった。
で、ここの名物として昔から国立は学生街だから、お腹すかせてビンボーな学生のためになんでも超大盛り、というのがあって、お隣りの女の子が食べてたスパゲティの量がハンパじゃなかった。とうてい自分じゃ、ひとりでは食べきれない量。
でも、どこに行ってもせちがらい今日び、昔ながらの大盛りをみんなに提供してるなんて、すごい心意気だと思う。
店の中には往年の客とおぼしきインテリゲンチャ風のおじさまもいて、ボスがいたらきっと、ボスもここ好きだろうな、と思った。そうしたらすぐに新宿3丁目の『エルザ』にいたころの若かりしボスが新聞広げて近くの席に座ってるのが見えて、ハンチングかぶった元気そうな顔のホセさんもいて、まさしく異人たちの夏・・・・・・
昔、ここに連れてきた某氏に「君がここを気に入ってる理由がちっともわからない」なんていわれたことがあったけど、彼って全然あたしとは感覚あわなかったな、なんて思いだしてる。
客がいなくなった部屋のまんなかで、テーブルの上に乗って汗かいてるレトロな銀のポットもナイス・ビュー。

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2018年8月 3日 (金)

夏の驟雨

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3回めの整体のあと、ビルを出たら舗道がすっかり濡れていて、雨が降ったらしい。
夏の驟雨。
まだポツポツと小雨の残るなか、熱いアスファルトの上を雨が通り過ぎていったあとの乾いた匂いを感じて、おあつらえ向きだな、と思いながら坂道をのぼった。
ちょうどモンスーンカフェに行こうとしていたから。
店内は空いていたけど、ひとりだったせいかカウンターに通された。
お冷はふつうの水とスパークリングウォーターとありますがどちらになさいますか、と聞かれて、スパークリングウォーターとこたえると、ぶくぶく泡のたったグラスが目の前に置かれた。
フロアの席には若い、きらきらした女の子やカップルのほかに、おばあさんが悠々とひとりで食事をしていたりして、そっか、都会ではおばあさんもモンスーンカフェでごはんを食べるのか、と思ったけど、今日びこの国じゃどこに行ってもおなじなのかも。昔行った代官山のモンスーンカフェは、もっと活気があってカジュアルな雰囲気だったような気がするけれど、ここは客あしらいがとっても丁寧でスマートで洗練されてて、つまり都会的。お客の女性たちがみんな女王様みたいにふるまってるのが印象的だった。でも、もうこの歳になると、もっと素朴でカジュアルな、そう、昨日家族で入ったメキシカンレストランのシャイな店主みたいなのほうが好みだな、と思う。
わたしが今日ここに来たのは野菜たっぷりの生春巻きが食べたかったからだった。
ごくふつうの生春巻きと鶏のフォーを食べた。
スパイスは効いていたけど、どちらもあっさりした味で量もちょうどよかった。

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整体はまた2週間後。
相変わらず、基本できるだけ安静に。
重いものは絶対に持ってはいけない。
何をするにも無理はしないように。
今日も外はサウナみたいに暑かった。
プール無しの灼熱の夏がゆっくり過ぎてゆく。

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2018年7月 8日 (日)

絶品Cocomoカレー

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定期的に友達に会う習慣がないわたしにとって、毎月東京に来るたびに連絡をくれるNさんはいままで自分のまわりにはいなかったタイプの人。今日は見事ホメオパスの試験に受かった彼女とランチをした。東高円寺にある、彼女お気に入りのベジタリアンレストラン、『野菜キッチンCocomo』で。
いつも外でカレーなんかぜったい食べない息子が前に「めちゃめちゃおいしくてびっくりした。癖になる味!」と絶賛してたCocomoカレー。たしかにとってもおいしかった。ココナツミルクが入ってるんだけどココナツミルクの味が前面にでてなくて、まろやかなんだけどスパイシーで、素材の調和がとれた深い味。ライスの上にのってる大きなパパドを割ってふりかけて・・・・・・。
サラダ付きで1000円とリーズナブル。

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彼女と会うのはこれで4回めだけど、まだ友達みたいな気がしないのは彼女が送ってくるメールがすごくかしこまったお堅い文体だからか。
昔、ティーンエイジャー最後の頃に(中学の頃はバカにしていた)サガンの小説を読んだら、『チュトワイエ』ってのがでてきて、それに憧れた。わたしは東京っ子だから、というわけでもないと思うけど、ちょっと乱暴な話しかた(わたしのいう『乱暴』は逐一ぜんぶいわなくてもわかる、って意味デス)で通じる相手がいちばん好き。年の差、男女関係なく。で、そんな相手がいちばんありがたかったりする。会った最初からそんなふうに話せる相手だと、瞬く間に友達になってしまう。でもそういう相手は滅多にいない。そういう友達がこれからもできるかといったら、この性格だからきっとできるんだろうと思うけど・・・・・・
さて、このCocomoキッチンについて書くと、近くにあったらちょくちょく行きたいと思えるくらい何食べてもおいしいレストランです。
食後に食べた紅茶のパンナコッタもおいしかった!

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2018年2月 8日 (木)

ユロカフェさんのきれいでおいしいごはん

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なぁーんかどっかまだわたしは完全じゃないみたいで、駅に着いてホームに降りちゃってから忘れ物に気づいて家まで戻ったりして、予定よりずっと遅れて着いた。
吉祥寺にじ画廊、渡邊知樹個展『鳥の形を借りて線を引く』。
何度も書いてるけれど知樹さんの絵をはじめて見たのはここ、にじ画廊での『花、花、ギガンテス、花』のとき。まだたったの2年前。
あのときはピンクという色のパワーが圧倒的だったし、とにかく勢いがあって魅せられた。その後につづく『食卓のある風景』では爽やかで新鮮な食卓を見せ、『言葉になってしまう前に』では頭の中で何かがフィックスする前の自由で幻想に満ちたドローイングを展開し、『そして空について語り合う』では到底想像することもできない絵描きの視点、頭んなかを垣間見せた。記憶にあたらしいところで『静寂に抗う』では自分の中の沈黙と向き合い、ひしめき、はみでようとするものを端正で美しい世界として描いた。
知樹さんの絵は、いつもちがっていつも新鮮。
今回の絵を見ながら、いまはこんな繊細なエネルギーなんだなあーと思った。
タイトルどおり、鳥が降ったばかりの雪の上を、町を俯瞰しながら飛んでるような絵。ギャラリーに入ってすぐの左の壁にあったいちばん大きい絵がよかった。
でもね、今日はなんだか飛蚊症がひどくて目の前がチラチラするのと、ほかに写真を撮ってる人がいて邪魔したくなかったのと絵を見ているうちにボーっとしてきちゃったのとで、相棒と一緒に行ったのに1枚も写真を撮らずに出てきてしまった。
でもいつもたいてい知樹さんの個展は最低2回は行くことになってるし、今回は会期が今日から20日までとちょっと長いから、時間を変えてまた何度も行こうと思う。
そこに行きさえすれば好きな絵が見られるってほんとにとくべつなことです。

ボーっとしながらギャラリーを出たあとは、西荻のたすカフェさんにユロカフェさんのランチを食べに。時間ぎりぎりに間にあってよかった。
ユロカフェさんのつくるごはんは見た目もきれいでオリジナリティーあふれるおいしいごはんです。
アートを見た後に食べるにはサイコーなんじゃないかな。
今日のランチのメニューも変わってて、最初に出てきたのは『いちごとビーツ、赤い実のサラダ、いちごとチョコレートとドレッシング』。
メニューを見ただけでバレンタインだってわかる。
いちごとチョコレートのソースでサラダを食べるのなんてはじめてだったけど、チョコに浸してからりと焼いた薄切りのバゲットも入ってて、このサラダおいしかったです。
そしてメインは前に食べておいしかったからまた食べたかったボルシチ。

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牛肉がとろけるおいしさ。
といって、ビーフシチューよりさっぱりしてて。
これ自分でも作りたい。
娘が食べてたのもおいしそうだった。
写真はないけど、『ココアのパスタ、くるみソース』。
ココアの板パスタはユロカフェさんの手作り。
手がこんでます。
デザートには『ショコラショー』や『ゴルゴンゾーラ入りベイクドチーズケーキ』なんかもあって、ここ珈琲もおいしいからお茶もしていきたかったけど家にまだ息子が買ってくれたフィナンシェがあるからグッと我慢して帰ることに。
今日もたすカフェは時間がゆっくり流れてて、わたしほんとにここ好きだなあ。
きれいに片づきすぎてなくてきっちりしすぎてなくて明るすぎなくて本がいっぱいあっていろいろちょうどよくて、うっかりすると自分の部屋みたいにくつろげて、パトリス・ジュリアンの『カフェは第2の部屋』なんて言葉を思いだす。この感じは東京っ子は好きだと思うな。
チョコホリックのわたしはユロカフェさんのバレンタイン・メニュ―目当てにここにもまた来ようと思います♪
あっという間の2分の1ホリデー。

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2017年12月12日 (火)

ティモケさんのアップルサモサ

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今日の朝ごはん。
オーブンで温めなおしたティモケさんのアップルサモサと、昨日レモンを買い忘れたのでりんご酢で夜な夜な作ったりんごジャム入りカスピ海ヨーグルト、それに今日はめずらしく紅茶。
つまり今日はりんごの日です。
アップルサモサはティモケさんがお砂糖を使ってないといってたとおり、あんまり甘くなくて全粒粉のザクザクした感じとりんごのフィリングがマッチして自然な味。
紅茶に合う。
昨日食べたサモサは葉っぱでできた面白い器に入ってて、「これ何でできてるんですか?」と訊いたら、「沙羅双樹、菩提樹の葉っぱです」って。インドでは食べた後にその器をポイッと道端に捨てるんだそうです。すると牛がやってきてそれを食べる。だからゴミにならない、エコってわけだけど、でももうインドでも沙羅双樹の葉はだんだんなくなってるのだとか。
なんでも限りある資源であることにかわりはない。
大量消費するだけだといつかはなくなる。
食べながら、「これカボチャでもいいんじゃない?」と娘がいいました。
うん。きっとあるんじゃないかな。
お芋系ならなんでも合いそう。
サモサ、わたしも作ってみたくなりました。

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2017年12月11日 (月)

ぺぺぺ/ティモケ/アミ

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イベントって、当日までの地味で手間のかかる作業あって成り立つことで、今回はなんだかひどく疲れてしまって、滅多にないこと代休をもらった。でも哀しいかな、在宅ワークってPCひらけばやることあってそのまま夕方まで持ち越しそうだったから、PCの電源切ってたまたまバイトが休みだった娘と家を出た。
ペペペ・ティモケ・アミ。
なんだか何かのおまじないか呪文みたいだけど、前に三彩さんから教えてもらってずーっと行きたいと思っていたカレー屋さん、Indian Canteen Amiへ。
昨日と今日の2日間はサモサをつくるティモケさんと絵描きのぺぺぺさんがコラボでイベントやってるっていうので、それはいいタイミングだってことで。
でもほとんど縁のない世田谷線と田園都市線。
ぜんぜん土地勘がないせいで駒沢大学駅から徒歩10分、というところを迷いに迷って20分は歩いただろうか。最後に道を訊いたスイミングクラブの人からいわれたとおりに行ったらピンポンでした。
噂通りのかわいい外観。
はじめて来た人も臆させない店主の人懐こい笑顔。
カウンターに座ってぼぉっと目に映るものを眺めていると、なんだか映画の中にいるみたいです。
やっと来られた、アミカレー。
それに今日はティモケさんのサモサもある。

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カレーは、チキンカレーと本日の野菜のクートゥーの2種プレート。
それに、じゃがいもと赤ピーマンのサモサ。
カレーは見た目からしてカラフルでかわいい盛りつけ。
お味はぜんぜん尖ったところのない、やさしくて丁寧な味。
食べててやっぱりどうやって作ってるのかぜんぜんわからないところにすごく興味が湧いった。これどうやって作ってるんだろう?
最初にそれぞれ単体で食べて味わって、それからパパドを割ってふりかけ、添えられたサラダなんかも混ぜ混ぜして食べる。
おいしい!
娘が頼んだのは、さつま芋のゴザンブとレンコンのクリャングだったかな。
このときすでにまたしても夕方だったし、さんざん歩いてお腹がすいてたから二人とも黙々と食べました。
ティモケさんのサモサは硬めの皮。
油で揚げているみたいなのに手で持ってもぜんぜん油がつかないほど脂っこくなくて、訊けば全粒粉を使っているからなのだそう。ベイクドのサモサもあるけど、やっぱり油で揚げたほうが味にコクがあっておいしいんだそうです。
サモサもとってもおいしかった。
そしてこのサモサが4種類あって、それぞれ形が違ってかわいいんだけど、作ってるティモケさん自身も着ているコスチューム以上にエキゾチックな雰囲気で、繊細さとワイルドさをあわせ持ったとてもきれいで素敵なひとでした。エキゾチックな美人。
カレーの2種プレートとサモサを食べたらお腹いっぱい!
もうチャイも飲めない。
そしてまた来たい、Amiカレー!

下の写真は我々より先に席に着いて、いままさにカレーを食べんとするペペペさんこと渡邊知樹画伯。このあとティモケさんと楽しそうにお喋りする声が後ろから聞こえてきましたよ。帰りは知樹さんに駅まで最短の道を教えてもらったので難なく10分で帰れました。
道もバッチリわかったことだし、こんどは友達と行こう、Amiカレー♪

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2017年12月 6日 (水)

スパイルで

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今年CONTEXT-sに行くのも三彩さんに会うのもたぶん今日が最後だから、「今年もどうもありがとうございました」といってCONTEXT-sを出た。
そのあと向かった先はSpile。
今日もまた夕方近くなっての遅いお昼。
いつものプチデザート付きの日替わりランチはもうなくなっていて、これといってピンとくるものがなくて頼んだミートパングラタンのセット。
でもこれが一口食べて目がまるくなるほどおいしかった。
自分でつくるミートソースとも違う味。
ベースに野菜たっぷり、異なる野菜の食感が感じられて。
ミートといってもあんまり肉、肉してなくて。
ひと口食べるたびに、これ、どうやって作ってるんだろうな、と思った。
そういうのが外食してて楽しいとき。
今日も目の前の壁には映画が映写されてて、もう外が暗いせいでこのあいだより画面がはっきり見える。最初は見るともなく音無しの英語の字幕だけを目で追っていたのだけれど、そのうちだんだんストーリーが気になってきて、気づいたらいつの間にかごはんを食べながら夢中で見てた。
食後のカフェラテが運ばれてくるころにはそろそろ終盤で、これってなんていう映画なんだろうな、と思いながらエンドロールを見てたら、『The Artist』とあった。

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古き佳きフランスの、サイレントからトーキーに変わるころを描いた銀幕のスターの栄枯盛衰のラブコメディー。
こんなの子供のころよく見たな、と思う。
ランドセルしょって学校から帰ってきて鍵あけて部屋に入ってテレビをつけると、たいていどこかしらのチャンネルでやってた洋画劇場。
あのころ同年齢の子よりませてたわたしの頭の中は、本と洋画によって作られていたといっても過言ではない。
先祖代々医者の家系に生まれて、しかも一人息子で、芸能に憧れながらも医者になるしかなかったわたしの友人は、高校生の頃から歌って踊れる医者になるんだといっていたけど、彼はきっとこういうアクター、しかも銀幕のスターになりたかったんだろうなと、華麗に歌い踊る主演男優を見ながら思った。
途中から見た映画のエンドロールが流れはじめたと思ったら、終るやまた最初からはじまったのもなんだかとても懐かしかった。昔はそうやって映画館の椅子に座ったまま何度でも同じ映画を見た記憶があるから。
けっきょく、まるまる映画1本観てしまった。
ごはんを食べて、食後のカフェラテを飲むまでのあいだに。
こんなふうにひとりでのんびりしたのっていつぶりだろう?

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死ぬほどおなかいっぱいになって店を出るころには外はすっかり暗くなっていて、駅前に大きな大きなクリスマスツリー。てっぺんにはわたしの好きな大きなお星さまも輝いててきれいだった。
断水のおかげでひさしぶりにゆっくりできた日。

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2017年11月 3日 (金)

今日のカフェめし!

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CONTEXT-sを出るとき、テラスまで出てきてくれた知樹さんと三彩さんに、「この辺でこの時間にまだランチが食べれるとこってあるかな」と訊いたら、すぐに三彩さんが「スパイル!」って即答した。それでいわれた通りの道順で店の近くまで来てみれば、ああ、ここは前にCONTEXT-sでやった『旅する星カルマ』にランチ食べに行った帰りに照ちゃんと寄った店だ、と思いだした。あのときはカフェで利用した。お腹いっぱいだったのに2人でシェアしたケーキがとってもおいしかった。
遅くまでランチをやってるお店ってほんとに便利だけれど、ここは夜も遅くまでやっててちゃんとごはんが食べられる店だそうで、「ほんとにありがたくて重宝なお店」って三彩さんがいってた。
その言葉どおり、このボリューム!
いまあるランチの中からわたしが頼んだのは豚の生姜焼きトマトソースがけ、だったかな。新鮮なお野菜たっぷりなのがいい。それに副菜が枝豆の和えものとヒジキの煮つけの2品。玉子スープに、ちょこっとデザートのシフォンケーキ。
娘は温玉のせタコライス。
あっつあつで湯気ほかほかなのが出てきました。

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お店はお母さんとお譲さんでやっててお母さんが作ってるのかな。
家庭の味っぽくてとってもおいしかったです。
かなりボリューミーだったのだけどごはんもぜんぶ食べてしまった。
そしてこのシフォンケーキがまたコリアンダーの味がしておいしい。
素朴でありながらクォリティが高いごはんセットで、三彩さんが重宝がるのも頷けました。
食後はわたしはホットチャイ、娘はめずらしくカモミールティーなぞ頼んで。

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「着てる服とお茶の黄色が補色でキレイ」といったら、「紺と黄色は補色じゃないよ。紫と黄色が補色」といわれちまった。そういう失言、よくするんだよね、わたしって。
スパイルは住宅街の人通りのある路面にあって大きな窓から中が丸見えなんだけど、そんなこともあまり気にならずに落ち着ける。店内はブロカントがセンス良く飾られていてお洒落なんだけどスタイリッシュ過ぎなくて、アットホームな雰囲気。
母娘でもカップルでも友達同士でもまたおひとり様でも心地いい店と思いました。
阿佐ヶ谷の使えるお店、間違いなし!

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2017年9月30日 (土)

アイルランドのパンを買いに

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このあいだ会ったとき、これまでずっと勉強熱心で元気だった父が、80を前にして足腰が弱くなったことからすっかり元気がなくなってショックでいたら、このたび一念発起して若いころホームステイしていたアイルランドに行く、っていうので、こっそりサプライズで行って励ましてこようと思うんです、といっていたTさん。
彼女の大胆な行動力とフットワークの軽さはいつも羨ましいくらいだけど、いろいろ無理を押しての短い旅も、やさしい旦那さんのおかげで無事ミッションを果たして帰って来られたってことなので、今日はいまやってるアイルランドの写真展を見方々、現地で調達した材料で作ったというパンを買いにヴィエイユさんに出かけた。

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アイルランドの首都、ダブリンのロゴの付いたトレーナーとポスターが壁に飾られた店内。
ダブリンについては前に『ダブリンの街角で』って映画を観たことがあるくらいで、わたしはそれ以外のことはなんにも知らない。ダブリンはレトロで、どこかセンチメンタルな街だった。実際に行ったアイルランドは9月にしてもうかなりの寒さだったそうで、それに国民の平均年収がなんと日本の倍以上(!!!)あるそうで、そのせいで物価も高かったそうです。お土産もぜんぜん買えなかったというなか、でもどこに行ってもかならず材料を仕入れては現地で食べたパンを再現してしまうところはさすがです。今日も店のドアをあけるなり、いつもとは違うパンの芳ばしい匂いがしてた。アイルランドのパン・・・・・・
あった。これです。

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見るからにおいしそう。
わたしが写真を見てるあいだにも外の看板を見て「アイルランドのパンはどれですか?」って、次々にお客さんがやってくる。それぞれのパンの特徴を説明する大山さん。

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いつも買う味噌ぱんもあったのだけど、今日はわたしはアイルランドのパンと、アイリッシュソーダブレッドを買いました。
明日の朝食が楽しみ♪
そして彼らが海外で買ってくるお土産の中にかならずあるのが子どものおもちゃで、今回は壁に飾られたこれ。
子どものとき散々やった懐かしのリリアン!
アイルランドで唯一安かったフライングタイガーって店で200円で買ったんだけど、「フライングタイガーなんて東京にもある!」って友達にいわれちゃった、と大山さん。旅のお土産でありがちな話だけど、でもわたしもこれほしい!
日本のショップにも売ってるかな?

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