今日も気持ちよく晴れました。
そして今日は年に一度の味噌作りの日。
上の写真は、洗ってひと晩水に浸けておいた大豆です。
これで750グラム。
ちなみに今年の味噌の分量は、大豆(ナカセンナリ1.25キロ、米麹2キロ、塩600
グラム、それに最後に蓋にする酒粕1キロ。ヒマラヤブレンドソルト以外の材料はぜ
んぶ自然食品屋さんのそら屋さんで調達しました。
残りの大豆250グラムは炊飯器と別のボールの中。
8時きっかりにお鍋の火と炊飯器のスイッチを入れました。
お鍋は沸騰してきたら弱火にしてアクを取りながら、途中さし水をしながら煮る。
炊飯器のほうは途中で蓋を開けて中を見つつ、水が足りなくなってきたらさし水を。
そして約2時間が過ぎたところ ・・・・・・
お鍋の中の大豆はまだちょっと硬いです。
炊飯器はいつもの玄米モードのまま炊飯したら、1時間半経っても炊飯が終わらない
なぁ~と思っていたらやっと止まりました。さらに保温で置くこと30分くらい。
蓋を開けると、きな粉みたいな大豆の甘い香り。
こちらは簡単に指でつぶせるくらいにやわらかくなりました。
豆が煮えたとなれば大変なのはこれから。
フードプロセッサーとすり鉢のダブル使いで豆をつぶさなきゃなりません。
今年は去年より豆の量が250グラム多いから、去年より大変かも。
たかが250グラムといったって、豆は煮えると増えるんですもん。
今日はそら屋さんでも公民館を借りて味噌作り教室をやっていて、「1人でやると大変
な作業でも、みんなでやるとあっという間ですよ!」といわれて、確かにそれはそうだ
ろうなあと思ったけれど、考えてみたら私、昔から集団作業って苦手なのでした 
なんといっても自分の家ならマイペースでできるし、それにできあがった味噌を自転車
で持って帰って来るのも、それはそれで大変そう。・・・・・・ というわけで、今年も1人
でやるしかないと思っていたら、じゃ~ん! 今年は強力な(?)助っ人ができました。
フードプロセッサーであらかたつぶした豆をすり鉢で擂ってボウルに移す係。
ああ、たすかった。娘さまさまです。
おかげで、ほぼ午前中で1キロの豆をつぶすことができました。
2回めの炊飯器で残り250グラムの大豆が煮えるのを待つ間に、お昼をすませてしま
うことに。といってもキッチンはわやだし、お鍋もボウルも使っているので今日はカップ
麺で簡単にすませてしまう。なんたって次にやることが控えているし、こんなときは背
に腹は代えられない。そしてシャビーなごはんの後は、昨日めぐみさんにいただいた
ココリのクッキーでコーヒーブレイクを。
ココリのクッキー①もーるくん。

②パティシエンナちゃん。
③はちみつクッキー(ことりとフレイ)

* めぐみさんのかわいいやさしいおいしいお菓子はここで買えますよ(^-^)
ココリ おとどけもの(通販)
そして、おいしいお菓子でほっとした後は、ふたたび作業続行。
残りの大豆もぜんぶつぶしたら、こんどは麹と塩を混ぜる。
この麹がね、見るからにおいしそうなんですよ。
それで私、昨日は袋を開けてちょこっとつまみ食いしてしまいました。
ほんのり甘いお米のような、酒粕のような味。見た目どおりおいしかったです。
でも麹2キロはけっこうな量。
実はそら屋さんで材料を受け取った時点でげんなりしたのでした。
塩はこれで600。今年はちゃんとスケールで量りました。
あらかじめ仕上げ用の塩を少し残しておきます。

麹はところどころ塊があるので、つぶつぶを両手でもみほぐすようにしながら塩と混ぜ
あわせてゆく。
・・・・・・ はい、混ざりました。

そして、ここまでできたら、すりつぶしておいた大豆に煮汁を加えてのばす。
さらに煮汁でのばしてやわらかくなった大豆に、先ほどの塩と混ぜた麹を混ぜてゆく
のだけれど、これが本当に力がいって大変で、手の弱い私はすぐに手が痛くなって
しまう。娘いわく、私は陶芸家にはなれない、ですって。ハイハイ、私は陶芸家にもな
れないし、パティシエにもなれないし、パン職人にもなれないし大工にもなれないね。
でも、なんとか大豆を煮た鍋と大きなボウルと2つ使ってぜんぶを混ぜ合わせたら、
ついに味噌団子作りに突入。ふたたび娘が加わって、2人でぺったんぺったんお団
子作り。最後はほとんどバランスゲームのようになって、味噌団子の山ができました。
ふひー! 疲れたよう。
次はピッチャーのように保存容器の中に味噌団子を投げつける番。
娘は5個でリタイア。母、一気に投げ入れました。(この作業は好き。)
一段詰めるごとに空気が入らないようにゲンコでぐっぐっと押して平らにならす。
きれいに詰め終わりました。

ここまできたら、あともうちょっと。
カビ防止のために容器のまわりをアルコールで湿したキッチンペーパーで拭いたら、
ならした表面に先ほど残しておいた塩を(器の縁を重点的に)まぶし、酒粕をぴちっと
敷く。酒粕はアルコールなのでカビを防ぎ、こうすることで天地返しの手間がいらなく
なる。実際、私は過去2回ともこの方法でやっているけれど、2月に仕込んで猛暑を
越して11月まで放っておいてもまったく問題なしでした。ただし、味噌ができあがった
ら酒粕はきれいに剥がすこと。ぜったい味噌に混ぜ込んではいけません。そこだけ、
要注意。
で、酒粕は1キロ買ったけど、もったいないから私は1キロ蓋には使わない。
半分残しておいて、後で甘酒にするのです。味噌仕込みアフターのお楽しみ♪
そして、ここまでできあがったらラップで酒粕の表面をぴっちり覆い、重し(私の場合は
重めの皿と1キロ入った安い塩1袋)をのせて、蓋をしておしまい。
今年もぶじにお味噌の寒仕込みが終わりました。
外はだいぶ暗くなってきたけど、今年は娘が手伝ってくれたおかげで2時間くらい早く
終わることができました。
「おいしくできるかな?」と娘。
そりゃあもう、おいしいお味噌ができますとも!
今年はできれば味噌の仕込みをもう1回やりたいと思っているので、去年より早く開け
てみようと思うのです。
そして3時に仕込みが終了したあとは、私はベランダで昨日半分やったバラの剪定の
続き。寒風吹きすさぶなか1時間半、バラと必死に格闘してなんとかきれいになったけ
ど、後片付けが終わるころには久しぶりに肩こり、腰痛が復活し ・・・・・・
ああっ、今日は疲れた。
ともあれ冬の大仕事ふたつ完了。
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