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2021年3月19日 (金)

春の妖精茶会 *

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あたらしい仕事が決まって収入のめどがたったら、マドモアゼル・愛さんの『風の学習塾』に入ろうと思ったのです。でも3月に入ったとたん何かのスイッチが入っちゃって、いやもうそんなこといってないでいま入ろう! と思った。もしかしたらそのほうが早く仕事が決まるかもしれないし、いつだって自分の気持ちとタイミングが大事だから。

そして、春分を前にしての今夜はメンバー限定の『春の妖精茶会』でした。
『妖精茶会とは何か?』というと、文字通り妖精さんを招いてのお茶会です。
これを最初に聞いたとき、それまでにすでに YouTube で愛さんの不思議な話をたくさん聞いていたので、さすが愛さんだなって思いました。まあ、年齢なんてどうでもいいようなものだけど、愛さんは御年71歳のベテラン占星術師(男性)です。若いときの自分ですら親友に「そうちゃんみたいに花よ星よっていってるような夢見る夢子にはフランス人くらいしかあわないよ!」といわれてたのに、この日本で、その年齢の男性で、妖精さんとお茶会をしているひとがいるでしょうか。・・・まあ、そんなにはいないと思う。わたしはといえば昔から不思議大好き面白がり人間だから話を聞くだけでわくわくしちゃって、思いっきりこのイベントに乗らせていただくことに。
あいにくまだコロナ下でオンライン開催だったけれど、今夜わたしも初参加。

さて、この妖精茶会、実はひらくのには厳密なルールがいろいろあって、ざっと書きだすとこんな感じです。

● 妖精茶会を開くのに適した日は春分と夏至と秋分と冬至の4日とその一週間前後。
 なかでも最も妖精と接触しやすい最高の適期は夏至。
 夏至は植物が最も成長する時期だから。
● 開く場所はどこでもいいけれど、できるだけ緑や自然を感じられるところ。
  ほんとうは屋外(森や草原の中とか)で、昼間やるのがいちばんいい。
  だめなのは狭苦しい場所や地下室、宗教的な施設など。
● 自分ひとりではなく、かならずゲストを招いてやる。
 その際もし自分の苦手な人に来たいといわれてもけして断ってはいけない。
 なぜなら主役はあくまで妖精だから。招待客は妖精が選ぶ。
● 歌でも踊りでも自分の得意なことを披露する。
 恥や外聞もなくエゴを捨てて子どものように無邪気にやることが大事。
● 妖精茶会はには予期せぬアクシデントがつきもの。
 けれどたとえ何があっても不機嫌になったりせずに笑顔でいないといけない。
● お茶会に絶対に必要なもので、ひとつでも欠けてはいけないものは以下の7つ。
 1.花や植物(冬場は常緑植物や落ち葉でもOK)
 2.歌や音楽(誰かに演奏してもらったり、みんなで歌ったり。
 3.植物の香り(精油でもOK)
 4.あまいお菓子やケーキ。(妖精さんはあまいものが大好き!)
 5.2つ以上の石(石と石をぶつけてカチ!カチ!と鳴らして使う)
 6.笑い。楽しそうな雰囲気。
 7.妖精さん卓。椅子はなくてもかまわない(何人来てくれるかわからないから。)
   できるだけ参加者全員で楽しく用意する。
   妖精卓の上には花や植物、香り、あまいもの、飲みもの、石など
   すべてのものをセッティングしておく。
   ここで大事なのは、妖精の使うフォークやスプーンは金属以外のものにすること。
   なぜなら、金属は木や植物を切る人間の道具を連想させるから。

妖精卓が準備できたら、いつでも妖精茶会をはじめられる!
・・・というわけで、上の写真はわたしがはじめてつくった妖精卓の様子。
今日は家に帰るなり家中の窓をあけて掃除をしてセージを焚き、妖精にぴったりだと思って買ってきたお花を飾って精油を焚いて。木のプレートの上にはうちでいちばんいい、とっておきの大倉陶園のティーカップとお皿をだして真っ赤なフランボワーズののったカマンベールチーズケーキにカモミールティーを用意して。カトラリーは木工作家がつくった木のフォーク。それにポルボロンにいちごまである。
自分なりに精一杯おもてなししたつもりだったのだけれど、いま書きながら椅子はいらなかったことに気づきました。来てくれる妖精さんは一人だけとは限らないし、もしたくさん来てくれたのに席がひとつしかなかったら妖精さんが気を悪くするかもしれないから、だそうです。どこまでも本気で繊細な気配りが必要なんですね。

オンライン妖精茶会のあいだは愛さんがオルガニートの演奏をしたり、ゲストのシンガーソングライターがギターを弾いて歌ったり。それを聴いているこちらはそれにあわせて声をだしたり、おもちゃのタイコをたたいたり。こういうのってとにかく場の雰囲気に乗っかって楽しんじゃうのがいちばんと思う。しらけきった大人じゃとてもできない。
それでいうと愛さんが『妖精さん』と呼んでいるのは森の精霊、自然のディーヴァそのものであり、誰でも子どもだったときには外遊びの中で自然に触れあっていたもの、無意識に感知していたもののことでもあって、人工的な環境の中ですっかりくたびれきってそういう感覚(五感を超えたシックスセンス)を忘れてしまった大人である我々が、ふたたびそれに触れて思いだそうというのがこの妖精茶会のほんとうの主旨だったりするのです。愛さんによれば妖精はけして夢物語の登場人物じゃなくて実際に実在するもの、おそらく人間より古くからいる存在ではないかと。
そういう点では前に住んでた古い一軒家でもここでも不思議なことをいろいろ体験してるから、自分のちかくに妖精がいても天使がいても(また別の何かがいても)ぜんぜん不思議じゃない気がします。おまけにこのうちはわたしが大の植物好き、木のもの好きでベランダは植物だらけだし家の中は木の家具だらけだからきっと妖精さんも鳥も来やすいんじゃないかな。

今日、何が楽しかったかといって、なんでもそうかもしれないけれど、準備をしてるあいだがいちばん楽しかった!
いちばん想像力が湧く時間。
買い物しながら日頃どれだけ自分が自分に制約を課しているかもわかったし。
愛さんは大人のためのほんとの意味での遊び時間を提供してくれるひと。
今日参加したおかげでやりかたもしっかりわかったから、こんどは自分でもひらいてみよう。それでこの次はオンラインじゃなくてぜひ愛さんのリアルな妖精茶会に参加してみたい。
今日最後に娘とわたし、それぞれ妖精さんにお願いごとをしたのだけれど、それが夏至までに叶うことと、夏至の妖精茶会がひらかれることを願って*
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