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2020年11月 7日 (土)

わからないままにしておく

2011tomoki-watanabe-exhibition

知樹さんから個展の案内が届いた。
毎年恒例になった陶芸家の三彩さんとのコラボ展。
知樹さんは毎回、個展のタイトルのつけかたがうまいけど、こんどの『わからないままにしておく』っていうのもすごくいいタイトルだな、と思う。『わからない』ということと『すでに知っている』ということは別次元のことで、スピリチュアルの世界でいうと(って、わざわざいうまでもないんだけど自分の中では)『わからない』ことを『わからないと認める(うけいれる)』ってことはとても大事で、すべてはそこからはじまる。そして、『わからないこと』をすべて『わかる』ようにしなくてもいいんだということ。
『わかった』って思うことって時にひどく薄っぺらで、『わからない』ことの可能性と自由さと、その深遠さにくらべたら「それがわかったからって何なの?」ってくらいどうでもいいことだったりする。その『なんなの?』くらいのことでわたしたちは傷ついたり、一喜一憂しすぎる。いい歳になってわたしはようやく最近、そういうことが腑に落ちた。

この世に生きててわたしたちって実はわからないことだらけだ。
何をサインに赤ちゃんが生まれてくるのかも知らない。
松の実がどうやって成るのかも知らない。
わからないことを知りたいと思うのも愛だし、わからないこと(知らなくていいこと)をそのままにしておこうというのも愛だと思う。
知樹さんの描く絵もなんだかわからないけど、愛がいっぱいだからわからないままにしておく。

古民家ギャラリーには今年も知樹さんの絵が描かれた皿やマグカップや鳥のオブジェが賑やかにたくさん並ぶことでしょう。
いまからたのしみです ♡

渡邊知樹 個展『わからないままにしておく』は
阿佐ヶ谷 CONTEXT-S にて、11月17日~23日まで。

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