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2020年11月 9日 (月)

ホワイトセージ*

20whitesage

わたしのベランダには育てるには難易度が高いといわれる植物がいくつかあって、ばらもそのうちに入るかもしれないけれど、最も難易度が高いと思われるのがセルリアとホワイトセージ。セルリアはまだまだ栽培方法が確立されていない植物だし、ホワイトセージはたぶん、高温多湿の日本の気候に合っていないから。でも、セルリアは一鉢枯らしただけで他の4鉢は一株を除いてずいぶん大きくなって毎年花を咲かせてくれるし、ホワイトセージは3株とも元気。生活の木ハーブガーデンでほんとに小さい苗を買ってきて最初の2年は毎夏枯れそうになってもうだめかと思ったけれど、涼しくなってくるころからだんだん持ち直して、いまはどれも茎が太くなって木質化している。ここに二鉢しかないのは、一株は葉っぱが伸び放題になってたのを夏に収穫したから。葉を刈ったついでに乾燥させてスマッジング用のドライセージをつくってみたのだけれど、焚いてみたらいつもの買ったセージみたいにいい匂いがしなかった。ただ煙いばかりで。でも難易度の高い植物が元気に育つってことは、わたしは緑の指をしてるんだろうか。

昨日の夜は一晩中、北風が吹き荒れた。
その前、夜遅くに電話がかかってきて、昨夜ようやく諸々話がついて、わたしはもといた会社の仕事から完全に手を引くことができた。退職から1年2ヶ月もかかって。やっと。
それで今日は仕事上のすべてのアカウントを削除したり、サイトのログイン設定を変えてもらう依頼をしたり・・・・・・。こんどはコンピュータの中の断捨離。わたしのいけないところはもう必要なくなった相手との大量のメールが詰まったメールフォルダを削除することくらいのことでも躊躇してしまうことで、微かなさみしさや痛みを感じてしまうこと。中には、それをとっておいて再び見たからってネガティブな気持ちにしかならないのに、って相手とのやりとりもあって、それをなかなか消せない自分の馬鹿さかげんに呆れるけれど、今日はこころを鬼にしてバンバン削除した。どうしても消せない愛する友人2人のを隠しフォルダに残して。わたしは丁寧なのかアホなのかわからないけれど、それが自分なんだからしかたない。仕事に関しても14年ってわたしにとっては大した時間で、それがもたらしたもの、変えてしまったもの、パツンとなくなった影響はとても大きい。わたしは何をするにも時間がかかるんだ。しかたない。そしてこんなときにはいつも「どんな感情が湧いても自分をいたわってください」といった森さんの言葉を思い出す。その意味をこの一年ずっと噛みしめている。いつか「自分のハイヤーセルフとつながるにはどうしたらいいですか?」とわたしが訊いたら、その答えは「浄化と瞑想とグラウンディングです」だった。けだし明快。
わたしは今年ずっとそれをやってきたのだ。
コンピュータの中を片づけて、いらなくなった仕事の資料をぜんぶシュレッダーにかけて掃除をしたら、またセージを焚こう。キッチンを掃除してガスファンヒーターをつなげて冬に備えよう。それからちょっとずつ、ほんとうの自分になるためのリハビリをはじめよう。わたしはもう14年前のわたしじゃない。
ゆっくりでも、いまのわたしなりのやりかたで。

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