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2020年1月17日 (金)

おでんを煮る

200117-oden

夕飯の買い物に行こうと外に出たとたん、あまりの寒さにお鍋かおでんのことしか頭に思い浮かばなくなる日がある。そんな日はちかくのスーパーに行っても白菜が売り切れてたり、おでんの材料がことごとくなくなってたりする。
今年はまだそこまで寒い日がないので作らずにいたら、娘から「おでん作って」とリクエストがあった。
これはうちではきわめてめずらしい。
わたしは子供のころ夕飯がおでんだとうれしかったけど、うちのひとたちはあまりおでんが好きじゃないので。
とくに息子は昔コンビニでアルバイトして以来、おでんが嫌いになってしまったらしい。その気持ちはよくわかる。まだ寒くもならないうちからコンビニからおでんの匂いがしてくると自分も心底げんなりするから。レジの横に蓋もしないでおでんが煮えてるのを見ると不衛生だと思うし、おでんなんて家で作ってもたかがしれてるだろうと思うけど、ひとり暮らしだったりするとそうもいかないのかな。
おでん、というと結婚したばかりのころ、当時すでにおじいさんだった職場の知り合いがお祝いに来てくれて、そのとき用意したのがおでんだった。いまにして思うともうちょっと気の利いたものを作れなかったかと思うけれど、冬で、お酒を呑む人だったのと駅前においしい練り物屋さんがあって、そこの具材で作るとおいしいからだった。おでんなんてもともと料理ともいえない、出汁と具材のよさで味が決まるものだから、具材は大事。阿佐ヶ谷には CONTXT-Sに行く曲がり角においしい蒲鉾屋さんがあって、いちどあそこの材料でおでんを作ってみたいと思うけど、なかなかその機会にめぐまれない。今日は昼から大根だけ下茹でしておいて、午後遅く娘と国分寺のデパ地下のスーパーに材料を買いに行った。帰ってくるころはもう真っ暗で、あの超人的に元気だった件のおじいさんももう90を越えたこと、90越えて去年は大変な手術をしたことを妹から聞いたことなんかをあれこれ思い出してたら、なんだかさみしい気持ちになってしまった。
冬の夜はさみしい。
とくに寒い夜はなおさらだ。
明日は予報では雪だっていうけど、こんな日に息子は何を食べていることやら。
そんなことを思いながらおでんを煮てたら突如 iPhone が鳴って、「チリビーンズや」って息子からメールがきた。キッチンのガスコンロにのった片手鍋の写真付き。それを見たらなんだか一気に気持ちが明るくなった。親なんて子供が元気なのがいちばんほっとするもんです。「ちなみにうちは今夜はおでんでーす!」と送ったら息子からは一言、「おでんやだわ」ですと ww ww
できあがったおでんはテーブルのカセットコンロに移して温めながら食べる。
ふだんはたしなむ程度もお酒を呑まない我々だけど、こんなときはきまって燗酒が飲みたくなるわたしです。

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