« 元旦の食卓 | トップページ | 今年の初詣 »

2020年1月 3日 (金)

そば粉のガレット

20soba-flour-galette-01_20200110144501

家を出て行ってから滅多に一緒に食事をすることがなくなった息子は、ゆえにたまに来るとお客様待遇である。
最初は2日に帰る、といってたのに、昨日の夕方みんなで映画を観たあと夕飯を食べたら、面倒くさくなったんだろう、「今日はもう帰らない」というから(どうせ自分の部屋に帰ってもろくな食生活してないんだろうし)、「明日のお昼食べてから帰ったら?」といえば、コイツがまた「それはわからない」とかいうんだよね。
それで、(娘の作る)「ガレットなら食べたい」とかいうもんだから、娘は朝からそば粉を求めてスーパーをはしごしたみたいだ。
朝からよく歩いた、といって帰ってきた。

そんなわけで、今日の遅いお昼は『そば粉のガレット』。
そば粉以外は年末からの余り物(水菜とマッシュルームとシュレッドチーズ)でできている。(ところがすばらしい!)
昨日の夕飯はひと口ヒレカツだったから、今日はこんな野菜だけのガレットでちょうどいい。
それを食べて、銀行に行く用事と夕飯の買い物がてら、帰る息子を駅まで送った。
今日もお正月らしい、穏やかないいお天気で、夕方の空のひかりが妙にきれいで実存的で、であると同時に多次元的で、まだまだいろんな意味で心もとない息子を駅の改札で見送ったらちょっとさみしい気持ちにもなったけど、宮崎駿さんのいうとおり、人間なんて誰かがいなくてちょっとさびしい、と思えるくらいでちょうどいいのかもしれない。いまの日本のじり貧の状況、暴力的で不吉な世の中、来るべくカタストロフの予感、、、個々が抱える問題に思い及ぶとキリがないけど、同時にそのすぐ横にはひかりも存在しているのだから。

それにしても昨日観た映画にはびっくりしたな。
息子の本棚に10年以上も眠っていたという、『ペイフォワード』。
はじまってすぐに娘が「シンクロだ!」といった。
ちょうど毎年恒例の石井ゆかりの筋トレ年報を読んだばかりだったから。
(水瓶座で『ペイフォワード』を観たことある人は時間があったら石井ゆかりさんの『2020年の空模様』を読んでみてください。うわあ、今年はそういう年なのか!って思うから。)
映画の中でのシンクロはほかにもあって、暮れに『コーヒーがナチスのホロコーストに一役買った』という動画を見て無類の珈琲好きとしては心底気持ちが落ちたのが、この映画ではコーヒーが人助けに使われていて、暮れのマイナスがふわっとプラスに転じた。それだけでもいま見る必要があったのだろう。たぶん、、、導かれて。この世の全ては毒にも薬にもなる。
できることなら後者として今生を終わりたい。

|

« 元旦の食卓 | トップページ | 今年の初詣 »

今日のお昼なに食べる?」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 元旦の食卓 | トップページ | 今年の初詣 »