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2018年9月24日 (月)

Birthday Eve@Posada del Sol ☆

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明日、息子の30歳の誕生日。
でも明日は息子は夜から仕事の会議があって早く帰れないっていうから、今日バースデー・イブ・パーティーをやることにした。
でも今朝になったら息子は熱があって風邪気味というまさかの事態。
たった家族3人なのになかなかうまくいきません。
でも予定通り決行でいいというのでまずは娘と2人でケーキと花を買いに。
家族3人なのに、6号の大きなバースデー・ケーキ。
今日と明日分。
デジタルカメラの色の加減でピンクがつよく出てしまったけど、おきまりの紅いばら。外側の濃い赤の花弁が内側に向かうにつれてパープル、ピンクと変化してゆく、カップ型の形がきれいなばら。なかなかこういう好みの赤ばらはない。
『深い感動』という名のばらだそうです。

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息子もついに30歳。
自分のエイジングについては日々鏡の前で確認してるから、どうりでわたしも歳をとるってわけだ、なんて常套句をいうつもりもないし、ここまであっという間だった! なんていうことも全然できない。この人についてはここまでほんとに苦労してきたから。(で、いまは下の子で苦労してる。)でも、よっぽど(親に似ず)出来でもよくて自立心旺盛でもないかぎり、母親なんていつまでも苦労するもんでしょう、といまではすっかりあきらめ・・・・・・、もとい、すっかり悟りの境地でいる。大事なことは世間の一般論や常識、外野のいうことに振り回されることなく、自分で感じるところを大事に、多少凸凹でも親子ともども我が道を行くことじゃないかと思う。まだまだ道はつづくし、道のりは長い。
それにもちろん、子供がいてよかったことはいっぱいある。
ここまでぶつかりあいながらも助けあって生きてきたという感じ。
それは子供がほんとに小さく、非力だったときからのことで、子供がいなければわたしはこんなにがんばってこられなかっただろうと思う。
きっとこの先だってまだまだいろいろあるんだと思うけど、2人のユニークな子供を授かったことをこころから神さまに感謝します。
いつだってそう思ってるけど、特に今日はそういう日です。
夜は最近みつけた、家族がめちゃめちゃお気に入りのメキシカン・レストラン、ポサーダ・デル・ソルへ。Posada del Sol とは、太陽の宿、太陽が休むところ、という意味だそうです。お日さま大好きなわたしにはこの店名からしておあつらえ向き。
ここに来るのは今日でまだ2回めだっていうのに、出てきた店主に「今日、息子の誕生日だから予約したのに、このひと熱があって風邪っぴきなの」とわたしがいうと、店主「えー、だいじょうぶー? 辛いもの食べて元気になって帰って」という。
というわけで、いつも最初にでてくるワカモレ。

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あらためてここで食べたら自分で作ったのとは全然ちがってた!
まずタマネギの分量がちがうし、自分で作ったのほど辛くない!
もちろん、こっちのほうが全然おいしい。
三種のソースがそれぞれちがった味でアクセントを与えてくれる。
それからシュリンプカクテル。

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ここにもアボカドがいっぱい入ってて、この緑のソースが何でどうやって作られてるんだか全然わからないんだけどこれがまたとってもおいしくて海老に合うんです。
で、ピンボケになっちゃったけどタコス。

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ちょっと焦げ目のついた温かいトルティーヤに具が入ってて、かならず小皿に軽く炒めた細かい角切りのタメネギと、トマトとタマネギのみじん切りが付いてくる。このタマネギがあまくておいしいんです。お好みでさっきの三種のソースをかけて。
タコスだけでも、チョリソコンパパスというのとカルニータスというのとチキンの3種類食べたのだけど、どれもみんなおいしかった!
それからチリコンカルネね。

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温かいトルティーヤがまるい、かわいいカゴにナフキンに包まって入ってきて、そのうえにレタスとトマトとチーズのたっぷりかかったチリコンカルネをのせて包んで食べるんだけど、これが食べると見た目よりボリューミーで、このあたりからお腹いっぱいになってきます。
このほかにも写真はないけど肉が好きな息子はチョリソと、ミラネサという薄切りビーフカツレツをオーダーして、息子も途中で死ぬほどお腹いっぱいに。
このミラネサと、このあいだ食べた白身魚のフライに付けあわせでのってたジャガイモがめっちゃめちゃおいしくて、日本人のわたしにはこれがどういう味付けで作られてるのか全然わからないんだけど、とにかくわたしはこれがいちばん好き、ってくらいにおいしい。このあいだ店主に訊いたら「そりゃ秘密のものが入ってるから」と笑ってごまかされたんだけど、今日はシェフに「あれはなんていう料理?」って訊いたら、「ジャガイモのピュレ」ってことでした。ゆでてマッシュして味付けしたクリーミーなジャガイモを表面だけ焦げ目がつくように焼いたもの。あれだけバクバク食べたいくらいおいしい。
それで最初から最後まで「おいしい」を連発してるけど、ここほんとに何を食べてもおいしいんです。どうおいしいかというと、まず味が濃くなくて、ぜんぜん油っぽくない。から、どんどん食べれてしまう。でもそれぞれしっかり固有の味があって、いってみればとても上品な味。いままで食べたタコスともチョリソともチリコンカルネとも全然ちがう。
最後に店主がお皿をさげるときに「辛くなかったですか?」と訊いたんだけど、みんなの答えは「ちょうどいい!」。それで逆に訊いたのは「ここの料理は日本人向きにアレンジしているんですか?」ってこと。そうしたら店主は「きっと日本の人はメキシコ料理を誤解してるんじゃないかと思いますね」とソフトな語り口で話しはじめた。「日本で一般に食べられているメキシコ料理(といわれるもの)は、もっと味が濃くてスパイシーで油っぽいかもしれないけれど、それはほんとうのメキシコの味じゃありません。ここで出しているのはメキシコのふつうの家庭で作られている家庭料理です。それはそんなにしょっぱくしない。おとうさんに出す料理はしょっぱくしてるものもあるかもしれないけど、たいがいはこんなものです。ときどき外国人が来て、塩をください、といわれることもあるけど、あっさりしたのが好きな日本人にはあってるかもしれないですね。それとうちの料理が油っぽくないのは、フライといっても油で揚げてるんじゃなくてフライパンで焼いてるからです。」ってことだった。
つまり、日本人が食べてるタコスやチリコンカルネやブリトーなんかはどうやらアメリカ的にアレンジされたものってことになるらしい。本場メキシコの味はもっと上品でやさしい味なんだなあ・・・・・・
食べようと思ったらもっと食べられそうだったけど、今日はこのあと家でバースデー・ケーキと珈琲が待ってるから、デザートはパスして終わりにした。
帰り際に厨房前で「おふたりの写真を撮らせてもらってもいいですか?」と訊くと、「えー、なんで? カメラ壊れるよ」と店主。壊れてもいいよ、ふたりとももっと寄って、というと店主、シェフを見ながら「えー、気持ち悪いよ」という(笑)。
で、この笑顔!

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はじめてこの店に来たとき、外から見たときの(ちょっとあやしい)イメージと中に入った感じが全然ちがってて、店主は無口だけれど人当たりがソフトで温かい感じで、出てくる料理がみんなおいしくて、びっくりしたのでした。帰りに夜道を歩きながら、まるで映画の中から出てきたみたいな人たちだったね。こんな店が近所にあったなんて! って。
今日も家族でおいしいものお腹いっぱい食べて二人の笑顔見て、とてもしあわせな気持ちで帰ってきました。
でもね、このあいだも今夜も我々がいた時間は我々3人だけだったの。
(家に帰ってホームページを検索したらGoogleのコメントに「奇跡的な店!」ってあったのにですよ。)
これってマズイでしょう?
なので、こんな素敵な店がつぶれたら困るので、わたしは折りあらば誰かを誘ってはここにタコスを食べに行こうと思います。いまこれを見てくださってる人もなかなかこんなローカルなところに来ることはないかもしれないけれど、西武新宿線に乗ったらぜひお立ち寄りください♪
よろしくお願いします。

 Posada del Sol  sun

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