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2018年8月18日 (土)

夏のひかりを求めて

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妹は今日出かける用事があるといっていたから、昨日の様子じゃ父をひとりにするのは危険だと思って代わりに留守番に行こうかと電話をすると、父は今日デイサービスに行ったというので驚いた。あの様子じゃ今日明日無事に家で過ごすのだって大変じゃないかと思っていたから。
でもなんとか行けたからだいじょうぶ、と妹はいう。
あんな体調でデイサービスに行けたというのがわたしには信じられなかったけど、でも家にいるとずっと寝たきりだというし、それだと昨日みたいに喉の奥に溜まったものを嚥下できずにひっきりなしに出そうと喘いでしまうだろうから、少しでも上半身が起きた状態で、何より介護のプロのもとで水分補給くらいでもしっかりさせてもらえるのはいいことのように思われた。一日中、弱冷房の部屋のなかで季節感もなくいるよりは、行き帰りのほんの一瞬でも夏の大気と光にさらされるのはいいことだ。
今日は昨日にも増して爽やかに晴れて、クーラーなしでいられる。
おとといまでの蒸し暑さが嘘のようだ。
もう秋だなと思うわたしに、息子が「やっとほんとの夏が戻ってきたね」という。
急に涼しくなってきたからって、みんなもう秋の気配とかいってるけど、これがほんとの夏だよ。異常な暑さにみんな慣れ過ぎちゃったんだよ、と。
たしかにそうかもしれない。
わたしが子供だったころ、真昼から午後2時くらいはクラクラするほど暑かったけど、でもそれだって毎日30度前後だったのだ。
なんたって、クーラーなしでいられたんだもの。
これくらいで正しい夏、少なくとも健康な夏といえるかもしれない。
大気や光の中にもうわずかに秋の成分が混じっているのはほんとだけれども・・・
それで勢い、実家に行く必要のなくなったわたしはでかけることにした。
一緒に暮らしてるんじゃなくたって家族にいまにも死にそうな病人がいると家の中の空気はぴりぴりしてくる。こんな日に家にいたってくさくさしていいことなさそうだったから。
それに今日は一年に一度か二度あるかないかの美しい日だ。
夏のひかりを求めて。

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向かったのは飯能にある、生活の木・薬香草園。
電車で向かう途中、窓から見えた景色もきらきらしててきれいだった。
ここのいいのは建物の中にいても外にいても爽やかなハーブのいい匂いがして心地いいこと。最初に迎えてくれたのはエキナセアの花は、いつ見てもおとぎ話の絵本の中から出てきたみたいにシュール。

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相棒(カメラ)の調子が悪くてちょっとピンぼけだけど、木にしがみついて鳴いてた蝉。蝉の身体も足もとの草たちも夏の陽にいまを限りと輝いてる!

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でも(実家に行かなきゃ行かないで)思い浮かぶのは父のことだ。
もう2年前の初夏?
父はこの椅子に座ってジュースを飲んでたっけな、とか。
あのときもうすでに父は上まで登る気力がなかった。

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切り花のユリは好きじゃないけど、ユリは自然のなかにあると美しい花だと思う。夢見るような夏のひかりの中で・・・・・・

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そう、もう何度も書いてるけれど、夏の何が好きなのかって、このひかりが好きなのです。それはほかの季節にはないもの。ただの夏草だって輝く。

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そしてここにもいた。みんみん蝉。
頭の上からあまりにうるさくて、思わず「うるさい!」と声に出していってしまった。
このみんみん蝉、拡大して見て驚いたんだけど、なんと背中がドクロ模様なのだ。
びっくり。

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今日は爽やかといっても陽射しは強いから動くと汗をかくくらい。
そしてこのコントラスト。
夏の庭のヴィヴィッド。
むかーし、10代だったころ好きだったひと(大人の男・単なる片思い)は「ぼくはヴィヴィッドに生きたいんだ」と言ってて、その言葉はずーっと自分の中に残ってる。
わたしのヴィヴィッドは夏。
だから夏みたいな人が好き。

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そしていま、この瞬間に、もうすでにある秋の予感。
透明な青空にパンパスグラスが揺れてるのを見るといつも、ああ、もう秋だなあ、って思います。輝くシルバーの穂先。きれい。

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最後に、きれいなブルーのお茶になることでいま話題の『バタフライピー』の花を見た。見るからにマメ科の植物。

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それですっかりお腹がすいて、遅い昼ごはんをレストランで食べたのだけれど、レストランに入った瞬間、ああ失敗したな、って思った。ここのメニューはわたしには無駄にボリューミーなんでした。わたしは食べることはそんなにどうでもいいみたい。父みたいな年齢の人と入って食べられるようなものもないし。次回からはスイーツくらいの利用にしておこう。
ただ、どこもかしこも夏のひかりがきれいだったです。
『今日という日はギフト』の言葉どおり、今日、ここに来られてよかった。
父もいたら、妹もいたらよかったけれど、夏の陽はゆっくり傾いてきます。

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