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2018年5月21日 (月)

自由なムード

180521sky

仕事のミーティングに行くのに午前中の電車に乗ったら、座った席の向かいにシニアのご夫婦とその友人らしき男性がいた。シニアといっても彼ら3人は半袖Tシャツにジーンズ、裸足にジョギングシューズという、とてもカジュアルで若々しいファッションをしていた。今日は湿度もなく気持ちよく晴れて、右端にいる奥さんは足を組んで自分の腕を夫の腕に絡め、頭をすっかり夫の肩にあずけて、窓から入る爽やかな5月の風に吹かれながら気持ちよさそうに眠っていた。
ただそれだけの光景なのに、一見して夫婦仲のよさが見てとれ、それはふだん電車の中ではあまり見ない光景でもあり、なんていうか彼らはとても自然で、自由でオープンでしあわせな雰囲気を放っていた。
乗っているのはたった二駅だったからわたしは本をひらくこともなく、背もたれにもたれて目を瞑った。そうしたら左端にいた男のひとが話しはじめて、わたしはハッと目をあけた。わたしはてっきり彼らは日本人だと思って見ていたのだけれど、聞えてきたのは日本語じゃなかった。スペイン語? ・・・・・・ちがう。たぶん、ポルトガル語だ。もしかしたら日系ブラジル人かもしれない。その知的で穏やかな語り口。攻撃的なところはどこにもない。プライドや我のようなものも感じられない。奥さんは相変わらず風に吹かれて気持ちよさそうに眠っている。
世界中には日本より貧乏な国がいっぱいあるけど、貧乏でも日本人よりしあわせに暮らしている人はいっぱいいる。彼らはやっぱりこの国の人とは全然ちかっていた。
そんなことを思いながら彼らに見惚れていたら一駅乗り過ごしてしまった。
今日は早めに家を出てきたからよかったけれど。

待ち合わせのカフェに入ってメニューを見ていると、仕事相手がにこにこしながら店に入ってきた。彼女はグリーンの濃淡のとても素敵な麻の服を着ていて、わたしがそういうと、それはわたしのイメージで買った服なのだという。わたしがいつもお洒落だから会うときは緊張する、今日も3回も着替えてきたんですよ! というからわたしは「はーーー」と間の抜けた顔をしてしまった。最近のわたしにそんなこというの、彼女くらいだから。
自分で思う自分と他人が思う自分にはギャップがある。
けっきょく自分が他人からどう見られてるかなんて自分ではわからないってことだ。
今日もたくさん話して、びっくりするほどたくさんシンクロニシティがあった。
気のあう人とはいつも無理なく自然にこんなふう。

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