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2018年4月24日 (火)

ばらのつぼみがひらくように

18bud_of_roses

今朝ほんのちょっと手入れするつもりが、ふと見たらまたしてもことごとくばらの新芽やつぼみにアブラムシがたっくさんついてて、しばらくハマってしまった。
今年こんなにアブラムシがつくのは、忙しさに紛れて冬の間にするべき消毒をしなかったからだと思う。次回はなんとしても2回はやらねば。
このあいだ生活の木薬香草園に行ったとき、ハーブショップで働いている女の子に「ここではどんなアブラムシ対策をしてますか?」と訊いたら、近くにあったエルダーフラワーの小さな苗を手に取って、「このエルダーフラワーの葉を摘んで鍋で煮て成分を抽出したものを水で希釈したものと木酢液とを1週おきに交互に散布しています」と教えてくれた。でも彼女が持っているエルダーフラワーの苗はとても小さくて、いまアブラムシで困っているのにそれはとっても気の長い話に思えて彼女にそう言うと、「でもエルダーフラワーの木はあっという間に大きくなるので、葉がいまの倍の量になったら収穫して作ればできます」という。でも、てっとり早くなんとかしたかったわたしは彼女にお礼だけ言って、翌週の日曜日の午後にはドイトの園芸用品売り場にいた。そこでは害虫予防しながら、なおかつ植物の栄養補給もできるという最新の薬剤のCMを見たのだけれど、ボトルの裏を見ると例によって使用上の注意のところに『体調が悪いときは使用しないように』だの『散布するときはマスクにゴム手袋を着用のこと』という文言が書いてあって、それを見ただけで買う気がしなくなり、けっきょく化学薬品より高価なニームオイルを買ってきた。いまはそれを水で希釈したのを噴霧器に入れて週に2、3度、夕方暗くなるころに葉裏から滴が垂れるくらい散布している。ニームオイルはカメムシみたいに臭いし、化学薬品とちがって数回撒いたくらいじゃ劇的に効くということもないのだけれど・・・・・・
でも、いずれは植物の免疫力が上がって病虫害に強くなるときがくるだろうと思って自分まで臭くなりながらせっせと撒いている。
今朝はただの水が入った噴霧器でアブラムシのついた新芽やつぼみや葉裏を丁寧に洗い流して、傷んだ葉や無駄に茂った下葉をむしりとって風通しをよくし、悩みつつ鉢の配置換えをした。ばらにつぼみが上がってくるとまめに鉢の配置換えをして、できるだけまんべんなくばらに日が当たるようにする。一年でもっとも花の咲く春ばらのシーズンに、すこしでもばらが美しく咲けるように、そしてそれを美しく見られるように。

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咲いているばらを見てきれいだという人はいくらでもいるだろう。
でも花の咲いていない多くの季節に面倒な手入れをしつづけられる人は、そんなにはいないかもしれない。虫が嫌、なんていう人にはばらはとっても育てられないし、ばらには棘があるから、なんていう人はもう論外。「ばらを美しく咲かせられる人をわたしは尊敬する」なんて言葉にそれほどの尊敬の念がこもってるとは思わないし、「ばらは難しいから」なんていわれるのにはもう飽きてしまった。
とっても月並みかもしれないけれど、「ばらのつぼみがひらくように」という比喩が好きだ。それは、ばらを育てたことのある人ならきっとわかる。その夢見るような、マジカルでしあわせな感じが。
「It is the time you spend for your rose that has made her so important.」は、サンテグジュペリの『星の王子さま』に出てくるキツネの言葉。まさにそう。そして、いうまでもなく、「ばら」というのは普遍的なるものの象徴でもあるんだよね。
いま、ばらのつぼみの季節。
そして今年もばらの鉢から出てきた母のすみれ!

18sumire

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season colors」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。以前に二回ほどコメントをさせていただいたことがある者です。
そうちきさんの書く文章が好きで拝見させていただいています。
このたびずっと続けていた仕事を辞めまして、急にぽっかりと時間ができました。
年明けから辛いことが続いて職場でも厳しい立ち位置だったので思い切って・・というか逃げたというか。私は多分そうちきさんと同年代です。なので時々そうちきさんの書く文章に胸がつかまれるような・・そんな感覚になります。
今は気が抜けてしまったのか体調不良です。さてこれからどうしようか、新たに仕事もしなくてはいけませんが自信もなく・・。つらつらと自分のことをつぶやきすみません。

投稿: ふたば | 2018年5月 2日 (水) 08:14

ふたばさん、こんにちは!

お久しぶりです。
ふたばさん、おぼえてます。
たしか、住んでるとこが近かったんじゃなかったでしたっけ?
なんだったら会って話しますか?
最近、わたしが経験したことが何か役に立つかもしれない。
なーんてね。
メッセージ読んだ一昨日の朝はいきなり『お節介マシン』発動でしたsmile

仕事辞めるって、わたしも何度も経験あるけど勇気いりますよね。
そして再び就活するにはパワーがいる。
若くなきゃ、なおさらです。
でもそれでもね、やっぱり自分の視点ひとつなんだと思います。
自分の視点が変われば世界の見え方が変わる。
で、いまはっきりターニングポイントにいるわたしは自分のお目めのほうを磨く作業をはじめたところです。

まあ、なんだったらご連絡くださいませ。
消そうと思いながらまだ消してない右のバーの下からメール送信できます。
気が向いたら、、、

投稿: soukichi | 2018年5月 4日 (金) 18:28

メッセージいただきありがとうございました。嬉しかったです。メールがなぜだかうまく開かないのでまたこちらから失礼します。私は東京ではないので(名古屋です)どなたかと勘違いされてるのかな・・。ほんとに近かったらお会いしてお話させていただきたいです。視点を変えれば・・その通りだと思います。そうちきさんもターニングポイントなのですか。私は今は腑抜け状態で喪失感と解放感とが入り混じっています。また頑張れるのか・・特に資格も特技もなく何もできないおばさんだなと^^;そうちきさんの日常の文章を読んでいると涼やかな風を感じます。

投稿: ふたば | 2018年5月 6日 (日) 08:22

ふたばさん、こんにちは!

名古屋!
そうでしたか。
おとといメッセージ投稿してしまってから、当時似たようなひらがなネームの方が
何人かいらしたから、間違っちゃったかもしれないなと思ってました。
やっぱりでしたね。ごめんなさい。
でももし東京に来る機会があったら、よかったらお声かけください。

わたしのターニングポイントは正確にはもう3年前くらいからです。
でも年々、現実的になってきました。
わたしもよく考えます。
自分に何ができるかなって。
ふつうの一般社会で考えると、この歳では転職は難しいし雇ってくれるところもそうそうないだろうなって。
でもそんなときわたしは究極どこにも働き口がなかったらスーパーのレジでもなんでもやればいいんだから!って思います。
スーパーのレジの仕事を下に見ていってるわけじゃないんです。
逆に、あれをいい年になってからやるのはけっこうキツイだろうなって思う、精神的にも肉体的にも。
でも近所のスーパーに行くとわたしより遥かに年のおばあさんが毎日元気にキビキビ明るく働いてて、なんていうかホッとします。
そのおばあさんがそれほど美しいとはいえないお顔にちゃんとアイシャドー塗って睫毛にマスカラしてるのを見ると、そんなことしてないわたしはほんとにエライなぁ~と思います。
だから、この年のこの人にこれができるんだからわたしにもできるだろうと思って、
まあ、何がどうなってもなんとかなるやと思って明るい気持ちで帰ってきます。
ここは飢餓で苦しんでる砂漠の国じゃないんだし、と思って。
実際、友人の奥さんはスーパーのレジでずっと働いてて、彼女は外資系の銀行でVIP待遇されるくらいお金持ちだから苦労して働く必要も全然ないのだけれど、たぶん子供が成人して、時間もあるし健康だし、何もしないのはもったいないから働いてるのだと思います。で、お金に困って働いてるわけじゃないから逆に仕事になんのこだわりもなくて、スーパーのレジでも楽しく働けるんだと思います。
一昨日は「視点」と書きましたけど、要は自分の気持ち次第です。
そして誰にでもなんらかの能力はあるんです。間違いなく。

でも、いまのふたばさんはちょっと立ち止まって休むときかもしれませんね。
わたしは常に失業している余裕なくここまできてしまったから、ふたばさんに余裕があるかどうかはわからないのだけれど、いまは休んでインプットする時間、気力を充電する時間じゃないかなと思います。
自分が何をするのが好きだったか、何が得意だったか思いだす時間。
せっかく自由になったのだから、喪失感より解放感をより味わったらいいんじゃないかと思う。
これはわたしの場合ですが、わたしはお金が無くなることより気力が無くなることのほうが恐怖でした。
健康で、気力さえあればなんとかなります。
そのためにも病気しないようにしてください。

それから、涼やかな風・・・・・・!
ありがとうございます!
わたしは風の星座なので、いつも軽やかでいたいんです。
重たいのは苦手・・・。
いつも軽い魂で生きていたいと思います cloud

投稿: soukichi | 2018年5月 6日 (日) 12:51

こんにちは。またお返事いただき嬉しいです。ありがとうございます。
そうちきさんは風の星座なのですね。そうですね涼やかに生きていたいです。
まだ辞めて10日もたっていないのにもう随分時間がたったような感覚で。
職場でいじめ?にあいました^^;いつも誰か標的にして不機嫌をぶつけている人でしたが、その順番が回ってきたというか・・仕事しに来てるんだからと思い気にしないようにしていましたが、どうしても仕事上絡まなくてはならず・・仕事もいっぱいいっぱいなうえ精神的に強くいることが出来なくなりました。。いい年して情けないですね。なので働かなくちゃと思いつつ次に踏み出すのが怖いです。
自分が何を好きで何が得意か・・まったく思いつかないなんて。
いつか東京に行った時にそうきちさんにお会いしてお話したいです。

投稿: ふたば | 2018年5月 9日 (水) 14:51

ふたばさん、こんばんは!

メッセージいただいてからバタバタしているうちに
1週間余りが過ぎてしまいました。ごめんなさい。
そしてなんだか急に5月とも思えない暑さになりましたね。
今年はなんだってこんなになんでも早いんでしょうか。
こうなるとますます気持ちも身体もついてけなくないそうだけど、
でもそういうときはジタバタするより、思いっきり快適なことみつけて
休んじゃったほうがいいですよ!

職場でいじめにあったんですか?
わたしは他人をいじめる人の精神構造がわかりません。
くだらないの極地。
わたしは最近話題の#Me tooじゃありませんけど、シングルマザーになって最初にパートで働いた職場の社長から、お金があったら訴えたいレベルのセクハラをされました。
職場には女性もいたのだけれど、誰も助けてくれませんでした。
それ以上に妹から「お姉さん、そんなことくらいで辞めてたら働き口ないわよ!」といわれたのにはほんとに傷つきましたね。
あのころはもうほんとうに最悪だったけど、でもわたしは逆境に強いというか、ふだんは負けず嫌いでもなんでもないのだけれど、そのときばかりは燃えるようなこころで毎日職場から出るとドアに向かって、「絶対に負けない!」って(こころの中で)叫んでました。けっきょく、しばらくしてその会社がわたしが通うには不便な田舎に移転することになって辞めたんですけど、その後の就活もまー、大変でした。
面接でどれだけ嫌なこと言われたか。
小さなこどものいるシングルマザーって社会のマイノリティーなんだ、ってことをはじめて嫌というほど思い知らされた時代。
そんなだから、わたしは人より植物のほうがよかったんです。
よくここまで病気もしないでやってこられたと思います。

でもやってこられたから、いまはだいじょーぶ、って思います。
いつか、ふたばさんが東京に来るときがあったら、遠慮なく声かけてください。
そしていまわたしにいえることは、とにかく自分を大事にしてください、ってことです。
なんでもいいんです。
おいしいものを食べるんだって。
映画を観るんだって。
自分がしあわせを感じることをやってください。

こころが満たされたらきっとまたがんばろうって思えますよ。
それがわたしは音楽とばらでした。
またきっといいことあります。
かならず ♡

投稿: soukichi | 2018年5月18日 (金) 00:12

おはようございます。優しいメッセージをありがとうございます。
そうきちさんもそんなことがあったのですね。私も気にしない負けるもんかと頑張ってきましたが、知らないうちにストレスをため込んでいたようです。辞めてからランチをしたり本を読んだり音楽聞いたり・・幸せなんだけどそう感じられないのです。
次の仕事のことも考えなくてはいけないのですが・・。
この一年半、辛いことが多すぎて。またきっといいことありますかね^^
そうきちさんのメッセージを何度も読み返しています。

投稿: ふたば | 2018年5月23日 (水) 08:19

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