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2018年2月25日 (日)

すばらしき世界

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『すばらしき世界』というと、いまはもうTVを見てないわたしの頭にもすぐ缶コーヒーのBOSSのCMが浮かぶけど、ほんとはそんなにハイブローに皮肉たっぷりじゃなくて、もっと素直に『What a wonderful world!』といえたらどんなにいいだろう。

ベッチ・カルバーリョの歌は、汗と、涙と、笑顔の先にひろがる虹のような世界。
サンバはボサノヴァなんかよりもっとずっと切実で、ブラジル庶民のこころに根ざした音楽。聴いているだけで涙があふれ、自然にからだが動きだす。アフリカンルーツのわたしたちのDNAに直接つながる音楽だと思う。わたしはこんなにいいと思うのに、なぜベッチの歌のよさを多くの人と共有できないのか全然わからない。
ベッチ・カルバーリョをわたしに教えてくれたSさんも、単純に計算してもう70を越えたのかと思うと、時の流れの早さにくらくらするけど、もう彼に二度と会うことはなくても、彼がわたしにスペシャルセレクトのベッチのCDをくれたことは、いまとなっても眼識が高かったと思う。あれからずっとわたしはベッチの歌を愛しているし、折あるごとにそこから生きる力をもらっているから。
サンバの母。
太陽のおかあさん。

でもこのアルバムのタイトル『MUNDO MELHOR』をポルトガル語の辞書で調べてみると、『すばらしき世界』ではなくて、『より良き世界』。
ああ、それでか。最初見たとき何かと思ったけど、この上を向いた矢印。
きっと音楽でより良き世界を目指そうっていう、いかにもベッチらしい、と思ったら、ライナーによればそうではなくて、諍いの後に、よりマシな関係を築いていこうとしみじみ諭す歌ですって。なるほど、今日聴くのにぴったりってわけだ。

このアルバムは長いこと入手困難だったけど、おととし期間限定盤の『ブラジル・コレクション1000』というのが発売されて、なんと1000円という廉価で買えるようになった。ブラジル盤じゃタイトルの意味もわからないけど、ちゃんとライナー・ノーツも付いている。
ブラジル音楽好きなら聴かなきゃ損。
ベッチ・カルバーリョ、1976年の出世作。

< 収録曲 >

1. 去りし愛へのサンバ Antes Ele do que Eu 

2. あなたが望むなら Se Voce Quiser 

3. 陽気になろう Quero Alegria 

4. 丘にもどって Volta pro Morro 

5. 沈黙のバラ As Rosas Nao Falam 

6. 我が友カルヴァキーニョ Cavaquinho Camarada 

7. あなたとどこまでも Te Segura

8. こんな暮らし Salario Minimo 

9. 心の楯 Meu Escudo 

10. すべては音楽 Divina E a Musica 

11. 幸せへの道 Com a Vida que Pediste a Deus 

12.すばらしき世界 Mundo Melhor

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2018年2月18日 (日)

鳥の形を借りて線を引く@にじ画廊

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知樹さんの個展の初日に行ったとき、知樹さんの右目が赤く充血してて、あ、また朝まで描いてたな、と思った。
知樹さんはいつもそうだ。
リアルタイムに、いまこの瞬間でてくるものを大切にしてるから、いつも直前まで描いてるし、個展のあいだもずっと描きつづける。会期中は毎日在廊して来てくれた人と話し、家に帰って明け方まで描く。仮眠をとって、またギャラリーに向かう。だから個展のあいだはずっと睡眠不足。なんて気力があるんだろう!と思うし、よくそんなにとめどなく創意があふれてくるものだと感心してしまう。構図やバランスなんかはすでに知樹さんの中に定着した感覚としてあるんだろう、何も考えずに大きな白い紙に向かうと次々でてくる、躊躇なく手が動くってすごいこと。
だからギャラリーにはいつも描いたばかりの絵が並ぶ。
2回めに行ったときは階段を上がる途中で左の目の中に入ってきた色とかたちに「あっ!」と思った。娘もおなじように思ったみたい。そういう人間の一瞬の感覚っていうのもすごいと思う。

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この日は奥さんのなっちゃんも来ていて、それから知樹さんのおかあさん、スワンさんも現れて、壁を見るなり「あ、絵が変わってる!」というあたり、さすが。もう何度も来ているらしい。チョコホリックの息子のためにゴディバのチョコレートを買ってくるなんて、なんてやさしいおかあさんなんでしょう。知樹さん、しあわせ!
それでスワンさんから知樹さんの幼少のころの話など聞きつつふたりで母の会をやってたら、そこに前に個展を観に行ったことのあるフォトグラファー、山口明宏さんもやってきて、しばしみんなで親子にまつわるぶっちゃけトークがはじまり・・・・・・
わたしは滅多に聞けないよその息子の本音が聞けて面白かった。
知樹さんも大きいと思ってたけどスワンさんも背が高くて大きくて、井の頭公園の池に浮かんでるでっかいスワンを思いだした。まさしくあんな感じ。足バタバタごんごん進む。
そこで撮った知樹さんとスワンさんのツーショット。
やっぱり親子、雰囲気が似てます。

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知樹さんがエライなと思うのは、仲間内で話しててもギャラリーに誰か入ってくると、さっとそばに行って「来てくれてありがとう」とお礼をいい、話のきっかけに今日、何を見て来てくれたのか訊くこと。展示を見に行っても作品の前で仲間内で固まってずっと話してて、作品がよく見れなかったりアウェイに感じてしまったりすることも多いから、そうやって観に来てくれた人への配慮ができるのはとてもいいことだと思う。どう言ったところで作品と人、両方あってのことだから。
知樹さんはわたしのことを「ぼくのガチなファンですね」というけれど、絵にしろ音楽にしろ好きなものがピンポイントでしか存在しないんだから、ガチなファンにもなろうってもんです。

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絵みたいな知樹さん書き文字。
「どのような空を以って自由とするか/どのような檻を以って叫びとするか/問いかけている時/鳥は素直に飛ぶ」

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知樹さんはこの個展の後も、3/3から渋谷Bunkamura地下 NADiff modernで『Blue landscape』、4/14から鎌倉Wonder Kitchenでの『GOOD BIRDS』、4/3からタンバリンギャラリーで『渡邉知樹展(仮 )』、札幌Context-sでの『はじめてのように』、阿佐ヶ谷Context-s ing企画の『渡邉知樹個展(仮 )』と個展がずっとつづく。
ガチな(とか、ふだんは使わないけどこういう言葉)ファンのわたしとしてはどれもとっても楽しみだけど、身体を壊さないようにしてほしいなと思います。そしてせっせと500円玉貯金に勤しみます smile
ペペペ日めくりカレンダー風にいうとこの日は、『宝物をみつけた日』。

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2018年2月14日 (水)

チョコレートな朝

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昨日の夕方、スーパーマーケットに行って驚いた。
チョコレート売り場の板チョコの棚が見事に空っぽになってて。
今どきの女の子って意外と手作りチョコレート派なんだ、って。
それでしかたなく別のスーパーマーケットに行って調達した板チョコで作ったブラウニー。家でお菓子を作るときはたいていひさしぶりだからすっかりレシピを忘れちゃって、でもこのブログの中を検索するのも面倒くさく、試作のつもりで適当に考えて作ってみたんだけど食べて見たら悪くなかった。ミルクチョコレートにビターチョコチップ、バンホーテンのココアを入れてるからトリプルチョコブラウニーって感じでかなり濃厚なんだけどしつこい甘さがなくて。ぱくぱく食べられる。中も外もナッツたっぷりでおいしい。
チョコレートブラウニーって、作るの簡単な割には買うとけっこう高いけど、家で作ったら好きなだけ材料使って何よりたくさんできあがる。焼いてるあいだはずっとチョコレートのいい匂いがしててしあわせ。そしてできあがったブラウニーは、このあいだ近所のパティスリーで買ってきたのより全然おいしいくらいだ。それにいまは近所のスーパーマーケットで有機ドライいちじくでもオレンジピールでもローストナッツでもアーモンドプードルでもなんでも手に入るから、ほんとに便利な世の中になりました。
それで今朝は、朝ごはんにチョコレートブラウニー。
でも朝から甘いものなんか食べてるとすぐに胃をやられちゃうから、何はともあれ朝はサラダ。よく朝食に毎朝のように甘いものを食べてる人を見かけるけど、よく胃をやられないと思います。
今日のサラダはキヌアと雑穀、イタリアンパセリのキャロットサラダ。

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そして珈琲とチョコブラウニー。
珈琲とチョコってほんとにゴールデンカップルです。
切っても切れない関係。
このふたつがなくなったらわたしの人生のたのしみの半分くらいはなくなっちゃうかも、ってくらいの。いいかげんに考えたレシピがOKだったから明日の晩にもう1回焼く予定。夜、JAZZバーに持ってくために。
以下、自分のための覚え書きレシピ。

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 ●チョコレートブラウニー

  < 材料 >

  板チョコ          4枚(200グラム)
  バター(食塩不使用)  100グラム
  玉子             2個
  小麦粉           70グラム
  砂糖(てんさい糖)    60グラム
  ドライイースト       小さじ1
  ココア(バンホ-テン)  大さじ3
  ローストくるみ        80グラム
  ビターチョコチップ     30グラム

  飾り用のナッツ      適宜
  ブランデー         大さじ1


 < 作りかた >

  *板チョコとバターは刻んで大きめのボウルに入れておく。
  *小麦粉とドライイースト、ココアは混ぜてふるっておく。
  *玉子は割って溶いておく
  *生地に入れるくるみは刻んでおく
  *型にオーブンシートを敷き、いいタイミングでオーブンを
    180度に予熱しておく。

 ①チョコレートとバターを湯煎で溶かして泡立て器でクリーム状に
   掻き混ぜる。

 ②①のボウルに溶き玉子を入れてよくかき混ぜ、砂糖を入れて
   さらによくかき混ぜる。ここでブランデーも入れて混ぜる。

 ③②にふるった粉類を入れ、ゴムベラを使って下から持ち上げる
   ようにしながら切り混ぜる、というのを何度もやって粉っぽさが
   なくなるくらいまで混ぜる。

 ④③に刻んだくるみ、チョコチップを入れて混ぜあわせ、オーブン
   シートを敷いた型に流し込んで型をトントン!とやって均す。
   飾り用のナッツを飾って、180度に温めたオーブンで25分焼く。
   (わたしのそれほど火力の強くないオーブンでもちょっと焦げる
   くらいなので、ことによったら170度でもよいかもしれない。)

 ⑤焼き上がったらオーブンから出して冷まし、切り分けてできあがり!
  (わたしはチョコレートケーキもベイクドチーズケーキも一晩置いた
   くらいが味が熟成して好きです。)

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こっちは持って行く用。
我ながらマメだと思うけど、昔の同級生にいわれて気づいたのは自分のこういうマメさは子供のころからで、中学生のころ、友達の誕生日に初めてスポンジを焼いてデコレーションケーキを作ったのはいいけど、いまとちがってケーキを入れるような箱も売ってなくて、どうやって持って行こうと悩んだ末に、家にあったいちばん大きなお鍋に入れて、友達とふたりして鍋の取っ手を持って運んだのでした。
もう、まるでグリとグラ。
いまとなってはそれも懐かしい思い出。

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2018年2月 8日 (木)

ユロカフェさんのきれいでおいしいごはん

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なぁーんかどっかまだわたしは完全じゃないみたいで、駅に着いてホームに降りちゃってから忘れ物に気づいて家まで戻ったりして、予定よりずっと遅れて着いた。
吉祥寺にじ画廊、渡邊知樹個展『鳥の形を借りて線を引く』。
何度も書いてるけれど知樹さんの絵をはじめて見たのはここ、にじ画廊での『花、花、ギガンテス、花』のとき。まだたったの2年前。
あのときはピンクという色のパワーが圧倒的だったし、とにかく勢いがあって魅せられた。その後につづく『食卓のある風景』では爽やかで新鮮な食卓を見せ、『言葉になってしまう前に』では頭の中で何かがフィックスする前の自由で幻想に満ちたドローイングを展開し、『そして空について語り合う』では到底想像することもできない絵描きの視点、頭んなかを垣間見せた。記憶にあたらしいところで『静寂に抗う』では自分の中の沈黙と向き合い、ひしめき、はみでようとするものを端正で美しい世界として描いた。
知樹さんの絵は、いつもちがっていつも新鮮。
今回の絵を見ながら、いまはこんな繊細なエネルギーなんだなあーと思った。
タイトルどおり、鳥が降ったばかりの雪の上を、町を俯瞰しながら飛んでるような絵。ギャラリーに入ってすぐの左の壁にあったいちばん大きい絵がよかった。
でもね、今日はなんだか飛蚊症がひどくて目の前がチラチラするのと、ほかに写真を撮ってる人がいて邪魔したくなかったのと絵を見ているうちにボーっとしてきちゃったのとで、相棒と一緒に行ったのに1枚も写真を撮らずに出てきてしまった。
でもいつもたいてい知樹さんの個展は最低2回は行くことになってるし、今回は会期が今日から20日までとちょっと長いから、時間を変えてまた何度も行こうと思う。
そこに行きさえすれば好きな絵が見られるってほんとにとくべつなことです。

ボーっとしながらギャラリーを出たあとは、西荻のたすカフェさんにユロカフェさんのランチを食べに。時間ぎりぎりに間にあってよかった。
ユロカフェさんのつくるごはんは見た目もきれいでオリジナリティーあふれるおいしいごはんです。
アートを見た後に食べるにはサイコーなんじゃないかな。
今日のランチのメニューも変わってて、最初に出てきたのは『いちごとビーツ、赤い実のサラダ、いちごとチョコレートとドレッシング』。
メニューを見ただけでバレンタインだってわかる。
いちごとチョコレートのソースでサラダを食べるのなんてはじめてだったけど、チョコに浸してからりと焼いた薄切りのバゲットも入ってて、このサラダおいしかったです。
そしてメインは前に食べておいしかったからまた食べたかったボルシチ。

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牛肉がとろけるおいしさ。
といって、ビーフシチューよりさっぱりしてて。
これ自分でも作りたい。
娘が食べてたのもおいしそうだった。
写真はないけど、『ココアのパスタ、くるみソース』。
ココアの板パスタはユロカフェさんの手作り。
手がこんでます。
デザートには『ショコラショー』や『ゴルゴンゾーラ入りベイクドチーズケーキ』なんかもあって、ここ珈琲もおいしいからお茶もしていきたかったけど家にまだ息子が買ってくれたフィナンシェがあるからグッと我慢して帰ることに。
今日もたすカフェは時間がゆっくり流れてて、わたしほんとにここ好きだなあ。
きれいに片づきすぎてなくてきっちりしすぎてなくて明るすぎなくて本がいっぱいあっていろいろちょうどよくて、うっかりすると自分の部屋みたいにくつろげて、パトリス・ジュリアンの『カフェは第2の部屋』なんて言葉を思いだす。この感じは東京っ子は好きだと思うな。
チョコホリックのわたしはユロカフェさんのバレンタイン・メニュ―目当てにここにもまた来ようと思います♪
あっという間の2分の1ホリデー。

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春財布

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昨日、年上の友達から届いた誕生日プレゼント。
大の猫きちさんらしく、大事にとっておきすぎたという猫のカードからしてスペシャルで、包みをあけて思わず「わあ!」と声をあげた。
あまりに自分好みのきれいな色で。

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淡いブルーにちょっぴりグリーンを混ぜたようなミントブルー。
日本の言葉では『浅黄色』。
これぞまさしく、春財布。
わたしがこういう色が好きってよくわかったなあ、と思うけど、このお財布、友達が一目惚れして買ったというだけあって、きれいな色してるだけじゃなくてデザインがすごくいいのだ。何より薄くて軽い。でも、お札は折らずに入るし、うしろにはファスナー付きの小銭入れも付いてて、シンプルなデザインでミニマルにして機能性もじゅうぶん。実にスマート。
男性がジャケットやコートの内ポケットに入れて使うのにもいいと思う。
わたしがいま使ってるお財布もとても気に入ってさんざん考えて買ったものではあるけれど、通帳がそのまま入るだけあって(肝心の中身の割には)デカくて重い!
トートバッグの中にお財布と小さな化粧ポーチとハンカチとロルバーンと本とボルヴィック入れただけでなんだかすごく重たくて、ときどきもっと身軽に出かけたいときなんかもっと軽くて薄いお財布がほしいと思っていたのだ。
わたしがそういったら、でもお店の人にはこれはほんとはサブ財布だといわれたんだけど、でもわたしはこれひとつで出かけてるよ、って。
これを買ってくれたのは、わたしも一緒に行ったことのある鎌倉のPOCO A POCOという、ハンドメイドの皮製品を扱う素敵なお店。わたしにこれを買った後に、自分もどうしても欲しくなってまた見に行って、この色がなくて別の色を買ってしまったというあたり、わたしも彼女とよく似た性格だから笑ってしまった。

お財布って、『張る』にひっかけて春から使うのがいいそうです。
しかも自分より年上の(お金持ち)からもらうのがいいのだそうで、だからこれはわたしの今年のラッキー・アイテム。
いまとなったらなんだか信じられないけれど、彼女とはブログを通じて知り合った。
それがいつのまにか何年越しのこんな関係になるなんて。
人の縁ってほんとに不思議です。
いつも桜のころに猫いっぱいの家に招んでくれる友達。
そして一年ぶりに会っても日常のつまんない話から深い話までなんの気兼ねもなく話せる友達。
そういう、わたしにとってはとても貴重で希少な友達。
それだけでじゅうぶんなんだけど、毎年こうやって誕生日にプレゼントを贈ってくれる。カードには『あなたのお誕生日がきたということは春が近づいているということで、心躍ります』とあって、一年で最もお日さまの光がよわい2月に生まれたわたしにとっては、そんな言葉も愛なのです。もう感謝でいっぱい。
このお財布は春を感じた宇宙タイミングに使いはじめよう♪

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Come Rain or Come Shine *

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今日の朝ごはんは豆とにんじんのサラダに昨日、息子が買って来てくれたノア・ドゥ・ブールの焼きたてフィナンシェ!
オーブンで温めなおすと焼きたてみたいでほんとにおいしい。
しあわせの味
でも昨日の息子はひどく疲れていて人と口もききたくなさそうな感じだった。
誰にだってそんな日はある。
それから夜、コンピュータの前に座ると仕事仲間からいきなりちょっと喧嘩腰のFBのメッセンジャーが飛んできて、そこから延々チャットでやりとりして一気に気持ちがダウンした。いいこともあれば悪いこともある。っていうのは誕生日の夜でもおなじ。
そして今日は予定どおり、午後から休みをもらった。
どうしても今日行きたいところがあって。
こんなこともふだんのわたしにはほぼないこと。
つまりとくべつ。
今日から知樹さんの個展『鳥の形を借りて線を引く』がはじまる。
今日も外はいい天気!

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2018年2月 7日 (水)

今日のわたし

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今日、誕生日だからってわけじゃないけどね、いつもとちがうサラダを作った。
いまはもうない、昔好きだったレストランの、好きだったかぼちゃサラダ。
洗ったかぼちゃは種とワタをとって小さい角切りにして電子レンジでチンしてマッシュして、そこにキリのクリームチーズを適当にちぎって入れて混ぜて、さらに松の実を入れて混ぜ、ハーブソルトと胡椒とマヨネーズ少々で調味して、最後にピンクペッパーを入れたらできあがり!
器によそったら『All the things you are』を口笛で吹きながら洗いものをして・・・・・・
これってとりたてて作るのに時間がかかるわけじゃないのだけれど、クリームチーズと松の実とピンクペッパーの3つが揃うときが滅多にないのでたまにしか作らない。わたしはとってもおいしくできたと思うんだけど、でもちょっと味に癖のあるピンクペッパーを入れたのは子供たちには不評だった。
というわけで、お子様(もしくはお子様な味覚の人)にはピンクペッパーなしがいいかも。

誕生日といっても今日は息子も娘もいないからケーキも花もないのだけれど、仕事を終えた夕方、このあいだの娘の誕生日とおなじように家を出て、でもこんどは近所のケーキ屋にひとりでケーキを買いに行った。この時間じゃもうないかと思ったけれど、運よくお目当てのケーキがちょうど3つ残ってて、大好きなムッシュMのいちごのミルフィーユ!
これめっちゃおいしいの!
それで帰って珈琲いれて、「おめでとう!わたし!」といって食べたのでした。

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今日、ふつうに仕事と家事やって、特別な日じゃなかったかというとそんなことは全然なくて、午前中にマイナス30℃の気をまとった白樺のお手紙がユーリさんから届いた。それから鎌倉のハンタ猫さんからスペシャルなバースデー・プレゼントが届いた。それから顔にまだはっきり傷はあるけど元気な顔して髪の調子もよかったので鏡の前で滅多にしない『今日のわたし』を撮った。(ここには載せないけどね。)
つまり今日もとてもいい日だった。
わたしのあたらしい一年のはじまり *
これからの一日一日も大切に生きよう。

今日夕方の水彩絵の具で描いたみたいなうつくしい空!

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2018年2月 5日 (月)

星座のプレート☆

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昨日、帰ったら下のポストに届いてた。
去年、CONTEXT-s でやったカージーさんの個展でオーダーした星座のプレート。
角をなめらかにしたマットな真鍮にポツポツ刻まれた星たち。
手作りの封筒も宛名書きの字も、添えられた短い手紙の言葉も実にカージーさんらしいんだけど、それは単に素朴とかシンプルともどこか違ってて、ちょっと謎も秘めててそこがカージーさんの不思議な魅力かな。
星座のプレート、首からかけたらちょっとチェーンが長すぎて、どうしよう、と思った。
何か別のチェーンをみつけて、それに付け替えてもらおうかな。
とりあえず、神聖幾何学のステンドグラスやサンキャッチャーのかかった窓辺に一緒にかけてみた。
いまは、みずがめ座の時間。

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2018年2月 4日 (日)

ほどいてむすぶ

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寝坊したせいで今年はもう夕方になってしまった。
でも今年もやっぱり来られてよかった。
立春の明治神宮は、今日もたくさんの参拝者。
相変わらず外国人も多い。
お参りは最初の鳥居をくぐったところからはじまっていて、鎮守の森に抱かれるような空を見上げながら長い参道を歩くうちにしだいに呼吸が深くなって、解かれてゆくよう。みるみる身も心も楽になって、冷たい水で手を浄め、神さまの前で手をあわせお礼をいい、ふたたび約束を結んで本殿を後にした。ここ十数年、これがわたしの初詣。所要時間、わずか30分くらいのこと。それでも帰りは、来るときよりもっと心安らかにもと来た参道を歩いた。
ひとりで来るといつもたいていお茶も飲まずに帰ることが多いのだけど、なんだか今日は数日前から南国酒家で五目あんかけ焼きそばを食べて帰ると決めてあって、鳥居を出た後はまっすぐ南国酒家へ。
夕方の、変な時間の南国酒家はすごくリラックスした外国人の若いカップルや熟年夫婦、よく声の通る元気なおじいさんを真ん中に小さな孫と夫婦の家族連れ、女友達とやって来た老婦人なんかでほどよく混んでいて人の話し声がたえまなく聞こえ、ひとりのわたしはなんだかすごくくつろいでしまった。
席に着くなり出てくるあつあつのおしぼり。大きなポットにたっぷり入って供されるジャスミンティー。大きな白いお皿にのってでてきた五目あんかけ焼きそばは、自分で作ったらどれだけ材料費がかかるかなあ、っていうゴージャスなしろもので、店の看板メニューだけあってとってもおいしかった。材料費はともかく中華はプロが作ったのに限る!
そして食事が終ったころにふたたび出てくるあつあつのおしぼり。
こういうのひさしく経験なかった。
南国酒家なんてすごくひさしぶりに入ったけど、このサービスはサービス料を払ってでもうけたいサービスだと思った。ずいぶんと年配の女性が姿勢よく働いているのも店の風格を感じられてよかった。古き佳き老舗の風格。
すっかりお腹いっぱいになって身も心も温まって電車に乗った。
今日からまたあたらしい一年のはじまり。

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立春の朝

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キッチンのかごにスイートスポットのいっぱい入ったバナナが2本あって、いつかパン屋さんでつかみ取りしたスティック状のビターチョコとまたしても消費期限近い牛乳があって、昨日プールから帰ったあとにつくったチョコチップバナナマフィン。
昨日はやっぱり思った以上に疲れてたみたいだ。
今朝はめずらしくすっかり寝坊しちゃって、サラダをつくる時間がなくなって、オーブンで温めなおしたマフィンと珈琲だけの遅い朝ごはん。
今日はひさしぶりに気温が10度になるっていうから、部屋の中の植物をベランダに出した。
ベランダいっぱいの陽射しには微かに春の気。

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2018年2月 3日 (土)

今年の恵方は南南東。

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節分。
今年はもう、節分。
今年は『一陽来復』をもらいに行くこともできなかった。
つまり自力で招福しないと。
一年で最も太陽の光が弱い二月生れは、自分が太陽にならないとね。
左の目のまわりの傷にゴーグルが当たるのはちょっとイヤだったけど、今日、2週間ぶりのプール。水に入ってちょっとびっくりしたのは、水が温かったこと。水が温かくてなんだかやさしい感じがしたこと。超病み上がりだから泳げるはずもないと思いながら行ったけど、アップを泳ぎはじめたら今年の初泳ぎのときより身体が軽くて前にスッと伸びるようで、人間の身体って不思議。
ひさしぶりだし病み上がりだし、泳いで疲れたのは疲れたけれど、やっぱり水泳があってよかった、と思った。ずっとつづけてなけりゃ2月の寒いときに病み上がりでプールに行こうなんて絶対に思わない。考えただけでも身体が縮こまってしまったはず。身体が回復したらなんの抵抗もなくすぐにプールに行こうと思える時点で健康になるツールをひとつ持っているということ。何もしないで50になるなんて考えられない。
今朝はめずらしく窓が結露してなくてちょっと陽射しが暖かかった。
プール帰りにいつも行くおにぎり屋さんに行ったらもう半分に切った恵方巻きがひとつ残ってるだけで、これが最後のひとつだって。
残りものに福はあるか。
でもその近くのスーパー・マーケットに行ったら超贅沢で高価な恵方巻きが山ほど売ってて、でも福豆が売ってないって、これ本末転倒じゃない?
(アルバイトの)帰りに買ってきてと娘に頼んだ。
夜には家族みんなで大きな声で豆まきをする。

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2018年2月 1日 (木)

とくべつな時間のはじまり。

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今年はわたしがこんなことになっちゃってなんにも用意できなかったし、おまけに夕方から降る予定だった雨が昼から降りだして部屋の中に洗濯物はあるしで、冴えない娘の誕生日。いっそ高野フルーツパーラーで高いパフェでも食べちゃおうか、といってみるものの、何やらまたしても雪になりそうな天気で寒くてパフェどころじゃなく。まだわたしの顔はパッと見ケガしたことは歴然だけど、でも何はともあれ誕生日はケーキがなくっちゃ!という娘だから、意を決して9日ぶりにケーキを買いに家を出た。雨のなか向かった先は新宿伊勢丹。
わたしたちの大好きなノア・ドゥ・ブール!
無事にほっこり雪が積もったみたいないちごのバースデー・ケーキを買って、満足げな娘ととんぼ返りで電車に乗る。伊勢丹は雨でも地下から濡れずに行って帰って来られるのがいい。家に帰り着くころには雨はちらちら雪に・・・・・・
26年前の今日も朝から大雪で大変だった。
夜中には雷と地震。
通称、嵐を呼ぶ女の誕生日。
我が家は今週と来週、2週つづけてバースデー・ウィーク。
とくべつな時間のはじまり。
近所で娘の着ていたカシミアのピンクのセーターとおんなじ色の八重咲きのチューリップ6本と、白いレースみたいなスカビオーサを買って。

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