« 2017年12月 | トップページ

2018年1月16日 (火)

春の粒子 **

18hyacinthus01

気候のうえではいまから2月が気温の底で、厳寒の季節といえるけど、でもいまの陽射しにはもう微かに春の粒子が溶けていて、暦のうえでは春、というのが頷けたりする。
冬のはじまりにヒナタノオトさんで買った、ピンクのヒヤシンスがひらきはじめた。
緑のつぼみがだんだん色づいていって淡いコーラルになってピンクになる。
ひんやりした、ちょっと寒いようなピンク。
淡いピンクと白と緑って、もうなんともいえない春のいろ。

| | コメント (0)

2018年1月14日 (日)

わたしのブラジル*

18meu_corao_brasil

昨日、布団の中で目が覚めた瞬間、なぜかこの雑誌のことが頭にあった。
せっかく手に入れたのにひらく間もないまましまったままになっていた、2014年の夏発行の『トランジット』のブラジル特集。永久保存版!
手に入れたとき、すでにバックナンバーだった。
それで今朝、押し入れをガサガサやって探し出した。

雑誌を買うってことも、ほんとになくなりました。
だいいち、のんびり雑誌を眺めてるような時間が全然ない。
逆に昔はどうしてあんなに時間があったんだろう、って思う。
同時に、最近は喫茶店で雑誌を眺めているような人もあんまり見かけなくなりました。まあ、たいていはスマフォを見てる。十中八九。
でも、やっぱりわたしはいまでも紙媒体が好きです。
今日もこれをゆっくり眺めてる暇はないのだけれど、でもこれのための時間をつくりたいな。誰にも邪魔されずにゆっくり好きな雑誌を眺める時間。
おいしい珈琲でも飲みながら。

ソーサーに置いたお菓子は昨日の『ボサノヴァの詩を読む講座』で、最近またブラジルに行ってらしたという方からいただいたお菓子。
おいしかったです。
ブラジルのお菓子って意外とおいしい。
って、ちょっと発見。
憧れのブラジル。

| | コメント (0)

2018年1月12日 (金)

DOMINGO

18domingo

去年の12月といい今月といい、どうして同じ日に予定がいくつも重なっちゃうのかな。今日は直さんと翠さんのライヴ、それに『ボサノヴァの詩を読む講座』がブッキングしてた。それで今日に関しては当然のごとく翠さんのライヴに行くことを予定していたのだけれど、昨日カフェイリブロスから今月のテーマが送られてきて、それを見た瞬間、心が躍った。
なんと今月のテーマは、カエターノ・ヴェローソの『ドミンゴ』。
送られてきた楽譜は『コラソン・バガボンド』。
(いつも翠さんの歌で聴いてるコラソン・バガボンド!)
講師はなんといっても日本で最も美しくポルトガル語を日本語に訳すといわれる福嶋伸洋先生。となったら、もう行かないって手はないでしょう。
即決してしまいました。(ごめんよ、翠ちゃん。)

でも何に限らず、即決してしまうときって正しいんだと思います。
それこそ宇宙タイミング。
今年も心のままに動きたいです。
気をつかわずに愛をつかって。

さて、このドミンゴ。
講座では隣の方にうっかりうろ覚えで間違って教えてしまったけど、1967年、カエターノ・ヴェローソ25歳、ガル・コスタ22歳のときのアルバムで、ふたりにとっては初のLPアルバム。時代的にはブラジルに軍事政権が敷かれて3年、ビートルズが『サージェント・ペパーズ・・・』をリリースする半年ほど前のことだそうです。
ブラジル音楽って国内盤が出てないものも多いのだけど、これはライナーも訳詩も付いていて、このライナー・ノーツがまたとってもいいんです。すごくエッジの効いた文章。これを読むだけで1967年がボサノヴァにとってどういう年だったかがわかる。カエターノのデビューアルバムにしてボサノヴァ最期の時代。

そして今日、講座に行って先生のアナライズを聞きながら歌詞を追っていて驚いたのは、4回めにしてはじめてのときよりも活字(言葉)が音に変換されるようになってきたこと。べつだん、家で勉強したわけでもないのにね。
だから音楽で語学を学ぶのってやっぱりいいんだと思います。とっかかりとしては。
あらためてひとつづつ言葉を追って読み解いていったカエタノの歌世界は、音楽そのものから受ける印象よりずっと憂鬱で、ある意味いまの気分にぴったりで、なんだかすごくしみじみした。
講座のなかで先生の弾くギターで『コラソン・バガボンド』と『アヴァランダード』をみんなで歌って、最後に先生が「家でも練習してみてください」とおっしゃってたけど、『コラソン・バガボンド』は練習してみようかな。さんざん聴いてメロはほぼ完ぺきに頭に入ってるし、そのうち鼻歌くらいだったらポルトガル語で歌えるようになるかもしれない。

| | コメント (0)

2018年1月11日 (木)

イスラエルスープを作る

18israel_soup

このあいだイスラエル・ベジタブルスープを食べてるときに息子が「これしばらくつづけられないかな」といった。「つづけるって、どれくらい?」と訊くと、「1回作ったらどれくらいもつ?」と訊き返すから、「朝だけだったら4日くらいかな」といった。
息子は安倍総理のおかげで認知度が上がった潰瘍性大腸炎を患っていて、いまは寛解状態で申請こそしていないもののやはりふつうの人よりは免疫力が低くて、お腹を壊しやすかったり皮膚に湿疹が出やすかったり、夏に蚊に刺された痕がとんでもなく化膿してしまったりと、注意が必要だ。とくに食べものは大事で、いまみたいにわたしが食べもののことを考えるようになったのもこの息子のせい、というか、おかげだといえる。
このあいだの朝にそんな会話があって、しばらくひと月に1週間程度このイスラエルスープをつづけてみようかということになった。
それで、作るついでに自分の覚え書き程度に作りかたをアップしておこうと思う。
写真は夜のキッチン。
昨日そら屋さんで買ってきた2袋(1袋は120グラム)の乾燥ひよこ豆をザルにあけてざっと洗って鍋に入れ、水に浸して一晩。
それを今朝2時間以上かけて煮たもの。
ここに、ひたすら刻んだ野菜を投入していきます。
まずは大根。

18israel_soup01

輪切りにしてから、さらにこまかく細切りにして鍋に投入。
次はにんじん。
これは自然食品屋さんで買った無農薬のにんじんだから、よく洗って皮つきのまま細切りにします。

18israel_soup02

このあいだはサツマイモを入れたけど、今回はカボチャを入れることにした。
これも、そら屋さんで買った。変わったカボチャ。
すくなカボチャ。(多くても、少なカボチャ。なんちて。)
きっとラグビーボールみたいな形をしているんでしょう。

18israel_soup03

ほくほくしてないから蒸したり煮物にしたりは向いてないけど、コクがあって味が良くて粉質だから、お菓子の材料にしたりスープにするには向いてるとのこと。

18israel_soup04

最後にキャベツ。
ムラキテルミさんはこれに玉ねぎとセロリも入れてると書いてらした。
同居していた高齢のお母さんと叔母さんの認知症をくいとめるために毎日このスープの野菜を刻んでいて終ってしまったとあった。もう2年前のこと。
テルミさんいわく、『ボケ封じスープ』だそうです。
朝晩、大きなスープ皿に1~2杯飲んでいたら徐々に効いてきたんですって。
うちの父にも作って持ってきたいけど、あのひと難しいからなあ・・・・・・

18israel_soup05

刻んだ野菜を大きなお鍋にぜんぶ入れ終って水を足したところです。
まあ、とにかく野菜の多いこと!
これがとろとろになって野菜が半溶けになるまで、あくをすくいながら弱火で2時間くらい煮込みます。

18israel_soup06

野菜がとろとろになったら、多めのターメリックと少なめのクミンを入れ、塩(わたしはいつもこれです。ヒマラヤブレンドソルト)で味付けます。

18israel_soup07

塩はいきなりたくさん入れるんじゃなくて、味見をしながら少しづつ入れてゆき、決まった! と思うところでストップするのがいいと思います。

18israel_soup08

ターメリック、クミン、塩を入れ終ったところ。(このとき夜中の12時。)
塩加減はちょっと薄いかなあ~、くらいのところでストップして一晩おきます。
あ、そうそう、ここでわたしは玄米元氣をちょこっと入れました。
発酵系なので鍋の中で味が調和してマイルドになっておいしい。
いまでは玄米元氣は我が家ではなくてはならない調味料です。
で、今朝。
もういちど味をみて、塩をすこし足してできあがりました!

18israel_soup09

作ったのは今回で3回め。
このイスラエルのベジタブルスープを食べるたびに、これって野菜のおかゆみたいだなと思います。
実は前回作ったときは豆の消費期限がちょっと過ぎていて、乾燥豆だから大して問題ないかと思ったのだけど、煮てるときの匂いがなんだかいつもと違う。ちょっと癖があるというような。それで今回買ってきたばかりのひよこ豆を使ったらやっぱり煮てるときの匂いが全然ちがったから、やっぱり乾燥豆といっても消費期限は大事なんだなあ、と思ったしだいです。
できあがったスープはこのあいだより豆がとってもやわらかい。
ひよこ豆って、イスラエルの人たちにとってはまるで日本人にとっての大豆みたいなものなのかな、と思う。サラダにもスープにもコロッケにも使われている。
このあいだはうっかり疲れて最後の最後のところでターメリックがドバっと入ってしまって、ちょっと苦くなってしまったのだけれど、今回は最後まで気を抜かずに作ったのでとってもおいしくできました。
息子は今朝はこのスープだけ食べて行った。
ベジタリアンはもちろん、お正月にご馳走三昧で胃が疲れている人や肝機能が落ちている人、軽いファスティングにもおすすめ野菜スープです。

18israel_soup10

| | コメント (0)

2018年1月10日 (水)

りんごくるみにんじんサラダ

17ringokurumininjin_salad

長谷川さんの青森サンふじを1箱食べきってからはときどきスーパー・マーケットでりんごを買う。あんまりおいしくないけど。
今日は自然食品のそら屋さんで買った長野県産のりんごとにんじんでつくったサラダ。冬のあいだは朝はとにかくりんごとくるみとみんじんばかり食べるから、もう一箱、青森サンふじの貯蔵りんごを買うかなあ・・・・・・
数日前から朝食にコップ1杯のトマトジュースを飲むことにした。
しばらくつづけてどのていど効果があるか自分の身体で実験する。
ペットボトルには『血中コレステロールが気になる方に』とあったけど、わたしがトマトジュースを飲むのは積極的にリコピンを摂りたいからです。
くるみを常食するのは単純に好きというのと、オメガ3を摂りたいから。
ちなみにトマトジュースはコラーゲン入りです。
日々グッドエイジングのために。

| | コメント (0)

2018年1月 9日 (火)

ドリームボード

18dream_bord01_2

オークション・システムはとっても便利なツールだと思う。
ときどきオークションに着なくなった服やいらなくなった本やCDを出品するかわりに、たまに好きなブランドのタグ付き新品の服やデッドストックの家具、中古のCDや古本なんかを格安で手に入れる。
世の中にはとっても器用な人がいて、オークション・サイトの中には既成品だけじゃなくていろいろなハンドメイドの作品を出品している人がいる。
そんななかの一人、ハンドメイドのコルクボードばかり出品されてる方に、オリジナルのコルクボードを作ってもらった。しかもメール・オーダーで。
オークションサイトでみつけて、いつかオーダーしたいと思いながら時が過ぎること早や数年。でもオーダーしてからは早かった。
もう暮れも押し迫ってからお願いしたのに、届いたのはなんと昨日。
そして、いかにも手慣れた丁寧な梱包をほどいてコルクボードを出してみたら、何から何まで素晴らしい仕上がり! 
欲しかった、白い雲がもくもくしてるみたいなデザインのボード。
机の前の壁に掛けてみたら、まるで目の前にあたらしい窓がひろがったかのよう。
これもわたしがイメージしたとおり。
なぜこんなコルクボードが欲しかったかといったら、自分のドリームボードを作りたかったからだ。
ビジョンボード。
またの名をドリームボード。
ここに欲しい物やピンときたものの写真や画像、ひらめいた言葉の端キレや思いつき、それから明日のタスクリストなんかをあまりいろいろ考えずに貼ってゆく。するといま自分が端的に手に入れたいものからなりたい自分、行きたい場所や到達したいヴィジョンのビジュアル・イメージが右脳(潜在意識)にインプットされるわけ。
こういうわたしを見て、息子はちょっと皮肉なj表情を浮かべて「ぼくってほんとに優しくないな」という。「人は年末年始に気持ちも新たにヴィジョンや目標を掲げておきながら、その後1年、そういう自分に負けつづける、っていうのがぼくの考えだから」と。
なるほど、たしかにそれはこのあいだ読んだ村上春樹の短編『ドライブ・マイ・カー』の中で、主人公である初老の俳優が、自分お抱えの運転手であるヘビースモーカーの若い女の子が煙草に火をつけるときに、「命取りになるぞ」と言って、女の子が「そんなことを言えば、生きていること自体が命取りです」と言ったのとおなじくらい、当たってるかもしれない。
でも、あたらしい年にこういうことをせずにいられないのがおかーさんなわけ。
で、わたしは負けない。
というか、勝ち負けなんて正直言ってどうでもいいんだ。最初から。
それで、なんとなく小さな棚のところに、いつか横浜ではじめてangelseedさんに会ったときに買ったキーボードを弾いてる天使を飾ったら、なんだかこれってJさんみたいだな、と思った。Jさんはこんな頭じゃないけど、なんとなくとぼけたかわいらしいところがあって、天使になったらこんなかも、と思う。天国でも音楽をやりつづけてほしい。

18ngel_de_la_msica

今朝、起きたときは雨で、窓の外はまるで北欧みたいな寒々しい景色だったけど、この写真を撮り終えてしばらくしたら俄かにパーッと強い光が射しこんできて、ドリームボードを飾った壁ぜんぶに虹が躍りだした。
まるで虹の洗礼みたいに。
一気に心が洗われた瞬間。
とにかく、何がどうでもこの三次元世界はつづく。
自分が生きてる限り。
前を向かなきゃね。

18dream_bord

そうそう、この素敵なコルクボードを作ってくださったのは、大阪在住のふっきゃんさんです。気になった方はブログ覗いてみてくださいませ

| | コメント (0)

2018年1月 8日 (月)

松の内も明けましたにつき

18zenzai

昨日、玄関のお正月飾りをはずした。
今年は硝子の鏡餅だから鏡開きをすることもないのだけれど、やっぱりこのあいだに一度は小豆を煮て食べるでしょ、ぜんざい。
いつもながら甘さは控えめ。
そして、ぜんざいにお漬けものは必須。
とくに白菜の漬けものならなおのことよろしい。
冬に白菜の漬けものを食べるたびに、母が漬けた白菜の漬けものはおいしかったなあ。また、あれ食べたい。と、思う。
もう母がいなくなって17年も経つのに。

| | コメント (0)

2018年1月 7日 (日)

今日の美しい空 ***

180107beautiful_sky

うっすら微笑しているような今日の夕空。
みるみる日が長くなってきた。

| | コメント (0)

2018年1月 4日 (木)

Flower of Life

18flower_of_life

わたしの部屋からではどこをどうやっても余計なものを入れずに撮るのはこれが限界だ。フラワー・オブ・ライフ。生命の花。どうしてこういうものに惹かれるのかわからない。DNAに刻まれた記憶? ただ眺めているとピース・オブ・マインドを感じるのはたしか。
いつかあなたと西荻窪のナワプラサードで、この幾何学模様が刻まれたブルーボトルを見た。わたしはそれがほしかった。あなたは文庫本を1冊買い、わたしはあなたの飼ってる猫のためにキャットミントの入った小さなおもちゃを買った。そのとき、いつかまた来よう。そのときはここで夕飯を食べよう、といいながらそこを出たけど、ついにその「いつか」は来なかった。
あなたにもこのフラワー・オブ・ライフを見せたかったな。
そしてここから発せられるエネルギーをあなたに注ぎたかった。
わたしの頭はまだとっ散らかったままだ。
でももしかするときちんと整理するのがこわいんだ。
もののありかと感情がきっちり紐付けされてしまうのが。
今日も空はなんてきれいなんだろう!

18flower_of_life01

| | コメント (0)

イスラエルのベジタブルスープ

18israel_vegetable_soup

昨日の夕方、買いものに行こうとして携帯にメールがきているのに気づいた。
それは12月半ばから待って、待って、待っていた相手からだった。
でもひらくとそれは彼の訃報だった。
昨夜、逝去したと・・・。
彼の家族が送ってきたんだ。
風呂掃除をしていた息子にいうとびっくりして手を止めた。
前に彼から(自分のオリジナル曲で)「息子さんギター弾いてくれないかな」といわれて、「でもずっと弾いてないからうまく弾けないと思うよ」、というわたしに「うまいかどうかなんてどうでもいいんだ。自分にとっては誰が弾いてるかが大事なんだ」といった人。そのころから終いに向けて準備しているのがわかった。きっと断るだろうと思った息子は、驚いたことに断るどころかそのためにいいアンプを新調したくらいだった。
でも神さまはそこまでの時間はくれなかったみたいだ。
コートを着たまま彼の家族にメールの返信をした。
どれだけ打ち消してもそれは頭の中で常に予測していたことだったから頭は冷静に事実を受けとめてるのに、まったく感情がついてこなくて、だから涙もでてこなかったし、悲しみの感情に襲われることもなかった。まるでとっ散らかった部屋の中で、どこから何を手をつけていいのかわからずに呆然としているみたいな感じだった。
それから買いものに行って、なんにも思い浮かばないまま、何も考えなくても作れるインスタントな食材を買って帰って、家族と簡単な夕飯をとった。アルバイトから思いのほか早く帰って来た娘にも話したらびっくりしていたけど、でも彼はわたしの友達の中では比較的あたらしい友達だったから、水面にボチャン!と石ころを投げたくらいの波紋しか広がらなかった。
食卓を離れた後はひとり無口に無表情にレターラックの中身をぜんぶひっくり返して、いらないものをシュレッダーにかけた。それから彼が最後にくれた手紙を読み返した。そこには『親友の証』と書いてあった。いま思えばこれも彼にとっては遺書みたいなものだったんだろう。すこしでも元気で絵が描け、手紙が書けるうちに。
それからキッチンに行って、昨日一晩水に漬けて朝2時間かけて煮ておいたひよこ豆の鍋に火をつけて、夜中までかかって大根とニンジンとさつま芋とキャベツを薄切りにしてひたすら刻んで刻んで刻んで・・・・・・、イスラエルのベジタブル・スープを作った。
ときどき、延々と単純作業をしていたいときがある。
そうでもしなけりゃいられないときがある。
母が乳がんの手術をしたときは、家に赤ちゃんのいるわたしはキッチンでひたすら何時間も鍋を磨きつづけた。
・・・・・・ そうして、野菜を投入した鍋を弱火で2時間煮て、野菜がとろとろになったらところでターメリックとクミン少々を入れて、ヒマラヤブレンドソルトで味をつける。
これはムラキテルミさんのメールマガジンに載っていた、京都出町柳にあるイスラエルレストラン『ファラフェル・ガーデン』の店主、アミールさん直伝のレシピ。
できあがったベジタブルスープは、とにかく野菜を山のように入れているからまるで野菜のおかゆみたいで、見るからに胃腸によさそう。胡椒も入れず、ブイヨンも使わず、塩とターメリックとクミンだけで味つけるから、野菜のあまみがするやさしい味です。スープの黄色い色はターメリックの色。ターメリックを強めに使っているからこのスープは肝臓にもいい。
作りながら考えていたのは彼について、自分にできることはなんでもしたように思っていたけど、そんなのはエゴだった、まだやれることはあったな、ということ。このスープも作ってあげりゃよかった。物理的に作ってあげるのは無理でも、作りかたを教えるんだった。終盤、強い薬による味覚障害がひどくなってなんにも食べられなくなり、毎日おかゆばっかり食べてるといってたJさん。おかゆを食べるよりこっちのほうがどれだけ滋養になったことだろう。でも全ての苦痛から解放されて、薄い、透明な扉の向こうに行ってしまったJさんは、こういうとっ散らかったわたしをにこにこ笑って見てるのかも知れないな。
言いそうなことが、声が聞えてくるようだ。

彼に何があってもわたしに知る術はないと思っていたから、「逝くときはしらせてくれ」とテレパスで送っていた。
2日、実家から帰って夜遅くお風呂から出て着替えて板の間に降りてきたとき、足もとでふわっと弧を描くように光が見えた気がして、でも一瞬だったから目の錯覚かと思ったけど、あれってJさんだったのだろうか。
2日は奇しくも彼の誕生日で、満月だった。

これだけいろいろ考えてるのにまだ涙はでてこない。
そういう朝。

18israel_vegetable_soup_02

| | コメント (0)

2018年1月 2日 (火)

おじいちゃんにお年玉をあげる日。

18otosidama

わたしの父、今年で御年87歳。
ついに孫からお年玉をもらえる日がくるなんて。
めでたい!
お札がそのまま入る大きなポチ袋はうちの娘作。
中にみんなのお手紙付き。
ちょっと風はつよいけど今日もいい天気です。

18otosidama01

| | コメント (0)

2018年1月 1日 (月)

あけましておめでとうございます。

18a_happy_new_year

今年のお正月飾りは和紙の水引き飾り。
今年も自分でつくることはかなわなかったけど、気に入ったのがみつかってよかった。今年は横着して玄関のお花はアレンジメントを買ってしまったし、「おせちはいらない」という子供の言葉にのっとって、おせちは一切つくらなかったし買わなかった。
来年のことはわからないけど、今年はできるだけミニマルにいこう。
でも、元旦のお雑煮だけは食べる。

18ozouni

こたつはないけど、テーブルにみかん。
食べても食べてもなくならない魔法のみかん。
今日、元旦もいいお天気になりました。
陽射しが暖かくて穏やかでいいお正月です。

180101mikan

あけましておめでとうございます。
今年もひかりあふれる、すばらしい年になりますように!

18pepepe_himekuri

| | コメント (0)

« 2017年12月 | トップページ