« 来たものをうけとる | トップページ | 秋のセントセシリア »

2017年10月10日 (火)

ささやかな主婦の日常

17fukin

晴れたら晴れたで朝からやることが多くて思わずため息がでてしまう。
つまり、まだ体力が完全に戻ってないっていうこと。
昔、食の好みが違う旦那とふたりの娘のために毎朝それぞれ和洋別の朝食をつくっては自分は珈琲1杯しか飲んでなかった親友が、「トイレ掃除をして、きれいになったトイレに一番最初に入るがささやかな主婦のたのしみ」といっていて、「それじゃあまりにもささやかすぎるぜ!」といったことがあったけど、同時にそういう彼女だったらどんなことがあっても絶対に離婚なんかしないだろうと思っていた。
その彼女がいろいろあった末についに離婚して、わたしはそれまでの価値観が崩壊するのと同時に、そうか、相手のあることにおいてこの世に絶対なんてものは存在しないんだ、と悟るに至った。そして『花様年華』のヒロインが映画の中で言った言葉を思いだして、ちょっとだけ溜飲が下がる思いがした。ずいぶんと長いこと自分を責めていたから。

トイレ掃除をしながらふとそんなことを思い出す朝。
主婦が数日掃除をしてないだけでたちまち家の中はきたなくなる。
晴れた朝、ふきんをまとめて洗って鍋で消毒して干した。
すっきり。
ささやかな主婦の満足。

|

« 来たものをうけとる | トップページ | 秋のセントセシリア »

日々のあれこれ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 来たものをうけとる | トップページ | 秋のセントセシリア »