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2017年9月 2日 (土)

はじめてのポルトガル語

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いろんな会社からヘッドハンティングされてきたという、男ばかり8人のベンチャー会社に入るとき、トップの男性から「いろんな学歴・経歴のひとがいるけどあなたは何も気にしなくていいから。萎縮しないで自由にやりなさい」といわれたことがあった。彼はけっきょくのところとんだ山師で、エセフェミニストではあったかもしれないけれど、直感だけで気に入った、何ができるかわからない女にそういうことをいえる素敵なひとではあったのだ。

そしてそれよりもっとたしかな、素敵な女性からの紹介で、昨日はじめて参加した『ボサノヴァの詩を読む講座』は、聞いていたとおりのなかなかにおハイソな紳士淑女の集まりでした。なんたって講師は複数の著書もある東大出の先生だし、とてもお上品な女性が世話役をやっていて、長くブラジルに住んだ経験のある方や本を出版されている方、何度もブラジルを行き来している歌手の方やギターを弾いて歌える方、ポルトガルで書かれたテキストやボサノヴァの譜面を渡されて、すぐに歌詞も譜面も読めて歌える人が大半を占めているという、そんなハイレベルな人たち。講師の先生を除けば年齢は高め。
最近、わたしはどこに行ってもおんなじなので、こういう場に来ても前ほど緊張することもなくなったけど、ちょっと心強かったのは昨日あたらしく来た人がわたしのほかに2人いたこと。エライなと思ったのは2人とも年配の男性で、うち1人は『ビニシウス・ヂ・モライス』で検索してここに来たという人と、もうひとりは最近、ギター弾いてボサノヴァを歌うのを先生について習いはじめて、先生にやっぱり言語は大事だからといわれてポルトガル語を勉強しようと決心して来た、というひと。常日頃からどこに行っても女の人ばかり目立つなかで、年配の男の人ってほんとに自分からあたらしいことはじめるのも、コミュニティに入っていくのも苦手だよなあ、と思っていたから、その二人がインターネットで検索してここに来たというのはすごいと思った。

講座は1時間半。
あらかじめ配られた譜面は2曲だけど、実際はぜんぶで6曲あるのでサクサクいく。ほとんどがポルトガル語を読める人たちだから先生が詩を読む口調も早くて、わたしなんてカタカナでルビをふるのもぜんぜん間にあわないのです。
でも、ひとおおり曲のアナライズが終って実際に曲がかかれば自然に身体が動いてノリノリです。経歴や立場のちがい、ふだん何をやっていてどこに住んでるかなんてことが全然わからなくても共に共通の興味で集まった人たち。ブラジル音楽大好きの人たちだから、とても楽しくすごせた。
昨日はカルロス・リラの曲がテーマで、そのなかに『Se é Tarde, Me Perdoa』(遅かったらごめん)という曲があって、講師の先生はこの歌詞のことを「ロナウド・ボスコリの詩だからか、ちょっと浮気な感じの歌ですね、ビニシウス・ヂ・モライスはこういう詩は書かない」とおっしゃってたんだけど、わたしは歌ってるのがジョアン・ジルベルトで、ジョアンがとても朴訥と丁寧に歌っていたから、そんなにひねらずそのまま素直に聴けてしまって、個人的にはしびれました。(このあたりにわたしがダメンズにやられる質があるのか、まあ、いいや、そんなことは。くわばらくわばら!)

昨日いただいた音源と、じゃーん! ポルトガル語入門の本と辞書。
これ買ったのいったい何年前かなあ?
やっと使えるときがきた! うれしい!

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そして、カフェ イリブロスってなんでこう書くのかなあと思ったら、『Café y Libros』ってスペイン語で『コーヒーと本』って意味だったんですね。今日知った。そのダブルミーニング。
実際この講座にはたっぷりの珈琲と手作りらしいお菓子が用意されていて、珈琲もお菓子もおいしかったです。
これからも月1の講座が楽しみ♪

して、本日のおやつは最近になってやっと知った、近所にできた『おやつ屋Sunset』のスティックチーズケーキ。
涼しくなってきたとたんにこんなお菓子がおいしく感じられるようになりました。
わたしもまたチーズケーキ焼こう!

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