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2017年9月27日 (水)

はじめて宇宙マッサージをうけた日☆

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思いがけなくわたしにも宇宙タイミングがやってきて、思いのほか早く宇宙マッサージをうけられることになった。
場所は、前から一度行ってみたかった『温室』。
その情報を知ったのは土曜日、プールに行く直前のあわただしい時間だったにもかかわらず、すぐにピンときて予約申し込みのメールを送信。「第一希望でご予約がとれました」とお返事をもらったのは、もう日付けも変わろうとするころだった。「やったー!」と深夜ひとりでちょっとコーフンしながら後になって気づけば、27日ってそのまま2月7日のわたしの誕生日の数字だった。
まさしく宇宙タイミング

今日はじめて行った神保町の『温室』は、入り口にこんな立派なソテツの木があるレトロでクラシカルな建物の3階。大正時代に建てられ、昔は学校だったというとおり、どこか懐かしいよな階段を上ってかつて教室だった部屋の前に行くと、小柄な女性(温室の塚田里香さん)がやさしく迎えてくれました。
宇宙マッサージは1人30分。
それが長いのか短いのかさえよくわからないまま自分の順番が来て、プリミ恥部さんの音楽が微かに流れ、間接光が観葉樹の影を白い壁に映すほの暗い部屋に入ると、白いマットの横にハワイの人みたいな格好をしたプリミ恥部さんが立っていて、「座ってください」といわれた。意外と小さな声。それでプリミ恥部さんに背中を向けて正座したら、首のうしろにふわっと温かい手があてられて、頭をかるく左右前後に揺らされる。プリミ恥部さんはぜんぜん力を入れていないのに、頭が勝手にふわふわと動いてしまう。まるで自分の頭がボールか振り子時計の振り子になってしまったようだ。
気持ちいいなあ ・・・ と思っていたら、「うつ伏せになってください」とまた声。そこからはけっこう力を入れて押された。まるで見えているかのように自分の問題のある箇所、肩、肩関節、首のうしろ、肩甲骨のまわり、背骨、尾てい骨を押され、マットも薄かったし、もともと肩関節に痛みのあるわたしはけっこう痛かった。痛かったけどそれを口に出しでいったいいものかわからなかったので黙っていた。それから脚も腿からふくらはぎ、足首までを流すようにさすってくれたあと「仰向けになってください」といわれて仰向けになった。サードアイに手を置かれた途端、わーっとエネルギーが入ってきて気が遠くなるようだった。
それからまた後ろ向きに正座して少ししたとき、また何か言われたのだけど頭がぼぉっとしてるのと声が小さいのとでなんと言われたか聴きとれなくて、ひとりでまだゆらゆらしてるとプリミ恥部さんが両手をとん!と背中にあてて、前よりもう少しはっきりとした声で「・・・こんな感じです」と言ったのでそこでハッと気づいた。その瞬間わたしを襲ったのは恥ずかしさで、わたしの中にはこの恥の感覚っていうがすごく強くあるってことに気づかされた一瞬でもあった。

今日は思いのほか蒸し暑い日ではあったのだけど、宇宙マッサージの後はもうとにかく全身が暑くて暑くて、よたよたしながらサンダルを履いて、ふりむいて「ありがとうございました」とお辞儀をすると、あらためて向かいあったプリミ恥部さんは大きな目をした、キラッキラした人で、まるでコップになみなみと注いだ水の張力のように、ぱつんぱつんに張り切った元気な子龍みたいに見えました。龍の子ども。
わたしが退出しようとして持って行った本のことを思いだしてサインをお願いすると、まるで時間を気にするふうでもなく、とても丁寧に書いてくれてうれしかった。

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みんなそれぞれ持って生まれた体質とそのときの体調があって、宇宙マッサージをうけた感想も千差万別だろうけど、人によっては宇宙マッサージをうけたあとに強力にデトックスが起こって具合が悪くなってしまう人もいるという。わたしの場合はすごく暑いのとふわふわしてるほかはふつうにお腹がすいて、温室を出たあと近所で夕飯を食べた。今日はそのあと7時から再び温室でプリミ恥部さんと温室の塚田有一さんの対談に参加することになっていたから。

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温室が月1で開催しているという、TERRAIN VAGUE ( 都市の空き地)Vol.91
開場時間の少し前に行くとすでに行列ができていて、はじまるころにはそれほど広くない部屋は人でいっぱい。教室だからふつうはノーマイクでOKなんだと思うけれど、部屋の中がぎゅうぎゅう詰めなのと意外と外の車どおりが多いのと空調機の音、それに着席で話すお二人の話し声がかなり小さくて、後ろのほうにいるわたしには話し声が聞き取りづらかった。途中からは耳に意識を集中して話の概要だけはわかったけど。
お二人のお話も面白かったけどここで特筆すべきはプリミ恥部さんの歌と、舞。
特に舞は、わたしが思ってたような動きの大きな舞ではなくて、静の舞。
動きは静。でも部屋の大気はみるみる大きくうねるような、渦を巻くような感じになって、それは喩えるなら京都の石庭の砂紋の中にいるよう。
それで宇宙マッサージをされているときと同じような感覚になること。
宇宙マッサージの後だったからよけいそう感じたのかもしれないけれど、凄かったです。
プリミ恥部さんの声や歌はすごく清らかでピュアな感じがするのだけれど、プリミさんが歌っている間中ずっと前の席の女性がハンカチを持って涙を拭いているのが印象的だった。きっとそのひと自体、とても清らかでセンシティブなこころの持ち主なんだろうなって。
塚田さんが、『歌は大地の花だと思う』といったその言葉もよかった。

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温室の塚田さんのもともとのお仕事はフラワーアーティストやガーデンプランナーといった植物に関する仕事だそうで、プリミ恥部さんが「こんどは塚田さんが花いけしてるところで僕が歌ったり舞をしたりというイベントはどうですか?」といって、塚田さんはじめ、みんなが「いいねいいね!」と賛同したところで今夜のトークショーは終わった。
それはきっとそう遠くないうちに実現しそうな気がするから、そのときはまた行きたいなと思う。それに何より今日は仕事の都合で行けなかった息子と娘も連れて行かなきゃ。なんたってあの息子が仕事休んでも宇宙マッサージうけに行きたい、というのだから。信じられません。
そして、『空き地』『花』で思いだしたのは、『空き地の勝手』という詩集を書いた詩人のウチダゴウさんのこと。ウチダゴウさんも自然や植物や花とのつながりを感じさせるひとだし、それでいてとても都会的な感覚の持ち主だから、温室でウチダゴウさんが詩の朗読をする、なんていうのもいいんじゃないかな、と思う。
宇宙マッサージとトークショーと歌と舞。
ほんとうに盛りだくさんの濃い夜で、帰りの電車の中はもう眠くて眠くて眠くて・・・・・・、死にそうでした。
宇宙マッサージ、また機会があったら行きたい

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