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2017年8月31日 (木)

冴えない8月の終り

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雨ではじまった8月は、最後まで雨で終わるらしい。
ほんとうに雨ばっかりだった今年の8月。
今年の東京の日照時間は観測史上最短の83.7時間だったそうだ。
83.7時間といったら、31日あった8月のうち、たった3日ちょっとしかない。
ほんとうにしけたクラッカーからキノコが生えてきそうな日々。
実際、ベランダに置いたばら鉢のあちこちからは白い奇妙なキノコが生えまくった。
そんな8月の終り。
長雨つづきで枯れかけたばらが数株。
だめになりかけているホワイトセージ。
高温多湿が最も苦手な植物だからもっともな話だ。
いったい、夏も暑いのも苦手な人たちはこんな夏でもこっちのほうがよかったんだろうか?

でもそんな8月も今日で終わりだ。
さよなら、8月。
さよなら、夏嫌いのひとたち。
これまでの雨が愛のシャワーなら、これから愛の芽がたくさんでるでしょう。
雨がやんだ夕方、まだ雲の多い空を飛んでゆくヘリコプター。

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2017年8月30日 (水)

またしても雷豪雨

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朝うっすら頭が痛かったからもしかしたらと思ったけど、午後とつぜん暗くなってきて、またしても雷豪雨。
最初、肉眼で見える雨粒があまりに大きくて、バチバチと雨音もすごくて、ひょうでも降って来たのかと思った。
あっという間に視界はまっしろ。
数時間でやむのかと思ったら夕方になってもやむ気配なく、今夜は出かけるのをあきらめた。
それで昨日、同僚からきていたメールのことを思いだして、こやみになったころ下のポストを見に行ったら、豪雨の最中に配達されたのだろう。びしょ濡れになって敗れた封書が押し込むように入ってた。中身の仕事の資料はビニールファイルに、同僚からのプチプレゼントはビニールのショップバッグに入ってプチプチにくるまれていたから無事だったけど、それにしても封書が破れて届いたのなんてはじめて。
ひどいとか思うより、郵便配達人もこんな天候じゃほんとに大変、と思う。
それにしても、わたしの同僚も遠くまで見える目がついてるみたいだな。
いつもちょっとクサってるときにこういうものがポストに届く。
そういうのも、いまのわたしにとってはこのひとだけかも。
『ヴァンクリーフアーペルと日本の名品展』に行ったときのものだという、きれいなポストカードと遊中川の包み。

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神戸パークのマスキングテープと、

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久谷シールの小鳥のブローチ。

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子どものころ小鳥をたーくさん飼ってて、そのなかにはつがいのインコも何羽かいて、賑やかに囀ってはダンスする面白いやつだったなあー、なんてことを思いだして、しばし和みました。
秋になったらどこかに付けてでかけよう。

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2017年8月28日 (月)

夏野菜のラタトゥイユ**

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土曜日にスイミングクラブで、アルガンオイルを調達したお礼においしそうなズッキーニをもらったから、昨日ラタトゥイユを作った。
今年の夏はまったくもって『夏野菜の』なんて料理がぜんぜん似合わない夏だった。
一度もかき氷を食べなかったし、スイカも食べてない。
ノースリーブのワンピースも着なかった。
でも昨日はひさしぶりに晴れて暑かったから、こんなのが似合う日だった。
夏野菜のラタトゥイユ。
ラタトゥイユにもいろんな作りかたがあるけど、今回はちょっと横着して生のトマトでもなく、トマトのカット缶でもなく、カゴメの基本のトマトソースを使ってちゃちゃっと作ったのだけど、これがなかなか悪くなかった。

材料は、ナス3本とズッキーニ1本と黄色と赤のパプリカ1個ずつ、それに基本のトマトソースの缶詰1缶に、にんにくとオリーブオイル、コンソメキューブ1個と白ワインにローリエ。
作りかたのポイントは、みじん切りにしたにんにくをオリーブオイルで弱火でしっかり炒めたら、叩いて小さめに切ったセロリを入れてしっかり炒めること。パプリカは直火で皮が真っ黒に焦げるまで焼いたらボウルに入れてラップをして数分置き、皮をむいてから適当な細切りにしておくこと。ナスは洗ってヘタを取り4つ切りにしたら、皿に並べて塩少々をふり、出た水分をキッチンペーパーでとっておく。(このふたつは面倒でもやっておくとほんとうにおいしく仕上がる!)
そして、にんにく → セロリ → ナス → ズッキーニ → パプリカを、少量のオリーブオイルでそれぞれ順にフライパンで炒めるたびに塩少々で味付けして鍋に入れ、ぜんぶ鍋に入れ終ったら、叩いてつぶしたコンソメキューブ、ローリエ、白ワイン、基本のトマトソースを鍋に入れて焦がさないように中火から弱火で煮こむ。適度に水分がなくなったらできあがり!
AGE値の高いベーコンなんて入れなくても、作ったその日から濃厚でおいしいラタトゥイユが食べられます。
薄くスライスしてカリッと焼いたバゲッドを添えて。
我が家はつめたく冷やしたのより、あったかいのが好きみたい。

このラタトゥイユって料理も、食べるだけの人からしたらただの煮こみ料理くらいにしか思われないだろうけど、作るほうはけっこう手間がかかる。だから面倒くさがり屋の人はきっとやらない。でもこういうのは好きな音楽でもかけて、それに乗って黙々とたのしく手を動かせば難なく終わるし、うまくできます。
で、作り終わって洗いものをしながら父のことを考えていて閃いたのは何故か大根おろしに釜揚しらすをのせてお醤油をかけたので、子どもの頃よく朝ごはんに出てきたなあーって。食欲のない父は実はそんな、なんてことないシンプルであっさりしたものが食べたいんじゃないかなあと思ったのでした。
先週の月曜日に夕飯を作りに実家に行ったら、締め切った部屋の中でクーラーもつけずに、父が火照ったような顔で横になってぼぉっと見るともなくTVを見ていて、びっくりして思わず「この暑いのにクーラーもつけないで! 熱中症になるわよ!」といったのだけど、今日月曜は夕飯ヘルパーの日。

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2017年8月24日 (木)

愛を味方にする生き方 ♡

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昨日に引きつづき今日届いたのは、いま話題のプリミ恥部さんこと白井剛史さんの本、『愛を味方にする生き方』。
わたしがプリミ恥部さんのことを知ったのは、吉祥寺にあったカフェ『Room1022』でのことだから、もうかれこれ6年も前のこと。震災のあった2011年の秋のことだ。
Room1022でやまぐちめぐみさんの絵の個展が行われていて、それを娘と一緒に見に行って、カフェに置いてあった手書きのチラシを見たのがきっかけ。わたしがそのチラシをとって「これもらっていいですか?」と訊くと、カフェの店主は笑いながら「もちろん。でもあなたも変わってますよね。そのチラシを手にとって、もらっていいかっていったの、あなたがはじめてですよ」といった。
「なんで? だってこれ面白いこと書いてあるよ!」といって、わたしは店の中にわたしたちのほか誰もいなかったのをいいことに、思わずチラシの文面を声に出して読んでみたりしたのだった。店主いわく、チラシをパッと見て、なんとなく怪しいというか、胡散臭く思うみたい、ってことだった。
まあ、なんたって『プリミ恥部』だしねえ・・・・・・。
そのときすでにそのチラシには宇宙マッサージのことが書いてあって、「これってどんなの? どこで受けられるの?」みたいなことを彼女に訊いたと思う。
そのとき店主に聞いたところによれば、彼女の友人であるプリミ恥部さんはふつうの人がふつうにできるようなことがまったくできなくて、生活感もまるでなく、いったい何を生業として暮らしているのかもわからない謎の人で、だから『宇宙マッサージ』はどこかのカフェみたいなところでやってるみたいだけど、それがいつやるのか、いくらもらってやっているのか(そして、そんなんで生活できているのかさえ)全然わからない、ってことだった。ただマッサージのほうは才能があるらしくって、評判がいい、ということだった。
生来、好奇心が旺盛で不思議大好きなわたしだから、へえー、それはわたしもいつかうけてみたいなあ、といったのをおぼえている。
そのチラシはずいぶん長いことなんとなくとっていたのだけれど、さすがに6年もたってどこかにいってしまった。
そのときRoomの店主から聞いた、ある種『社会非適応人種』みたいなのがプリミ恥部さんの印象だったから、それから6年経ってこんな本を出されていたことを知り、巷で話題の人となっていることにちょっと驚いた。それに当時わたしはプリミ恥部さんて、てっきり女の人だと思っていたから、今回はじめて男性と知って、それにも驚いた。きっとふつう(Roomのオーナーがどこまでふつうかはおいといて)の人から見たら何をやっているのかわからなかっただけで、きっと当時からプリミ恥部さんはせっせと愛の布教活動ならぬ宇宙マッサージをやっていたのだと思う。
6年てけっこうな時間で、この6年のあいだにめぐみさんは天に召されてしまったし、最近たまたま知ったところによればRoomのオーナーもいまは結婚して子どもを産み、子育て中らしい。

この本については届いたばかりでパラパラっと見たくらいだからまだ何も書けないけれど、プリミ恥部さんいわく、地球(特に日本は)人に気をつかいすぎてものすごく息苦しく、キュークツになってるそうで、プリミさん自身は『人に気をつかうと即死』だという。その言い方には思わず笑っちゃうけど、言わんとするところはよくわかる。
わたしもこのあいだあるところで話していて、相手が誰かに気をつかうあまり、物事を無理にポジティブにしようとするあまり、ほんとのことに目を向けようとしないばかりか、目の前にいる人間(つまり、わたし)がほんとのことをいおうとするのまで封じてきたような感じがしてすごく息苦しく、キュークツな思いをした。
もともと嘘のつけないタチではあるけど最近、歳をとってますますそれがはっきりしてきて、自分ではそれがいいんだか悪いんだかわからないと思っていたけど、宇宙のエネルギーからするとそれでいいらしい。もう、自分に嘘をついて誤魔化して生きていける時代ではなくなったのだということ。

大体において人の身体というのは心で感じ、頭でいろいろ考える前にもうすでに答えをだしている。それを自分でもちゃんとわかっていながら気持ちや頭でいろいろ正当な理由をつけて言い訳したり、誤魔化したり、場を繕ったりするから(そういうことをやりつづけているから)、病気になるんだと思う。
エビデンス、という(つまらない)範疇においてはその証拠にもならないだろうけどわたしの肩がそのいい例で、肩関節痛、という、一見筋骨系の障害でありながら、自分に合わない場所に行ったり、人に会ったり、自分に合わない音を聴いたり物を見たりしてストレスを感じると途端に重たくなったり、痛みが増したりする。まるでセンサーのようなのだ。
そういう意味ではこの肩の痛みも、筋骨系の問題でありながら同時に心因性の問題でもあるように思う。

心当たりがあるとすれば長年、人に嫌な思いをさせるのが嫌、という理由で無意識に人に気をつかってきたのと、同様に人を傷つけたくなかったり、疲れる喧嘩に発展させたくないために自分の怒りや気持ちを抑えつけてきたこと。
もう実際にこれだけ身体に痛みがでているのだから、そんなことはこの先やってられない。
ある時期から人に嫌われることがどうでもよくなってきた。
今後も自分に正直になることで人から非難されたり、嫌われたり、かつて大切だった人が去っていくようなことがあっても、それはそれでもうかまわないと思ってる。
この世のすべてのエネルギーは片時もこの場に止まってはいないから。
それでいっとき友人が激減するようなことがあったとしても、わたしのこの性格じゃそれもいっときのことだと思うから。
孤独もまたよし。

でも、人に気をつかうかわりに愛をつかえたら、それをみんなができるようになったら、この世界はどれだけハッピーになるだろう!
それについて書かれたのがこの本なのじゃないかと思う。

昨日に次いで、本の横に置いた大きいボトルのフラワーエッセンスはリンガリンガソープさんのオリジナルで、こころが軽くなるエッセンス
フラワーエッセンスも、わたしが確かな効果を感じているもののひとつです。

宇宙マッサージ、いつか受けてみたい。
自分の子どもにも父にも妹にも受けさせたい。
肝臓がんで認知症の父があとどれだけ生きられるかわからないけど、たとえあと半年一年でも心身共に解放されて、いまより楽に自由に(自分に贅沢することや楽しみを許して)生きられたらどんなにいいだろうなあー! と思うのです。

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2017年8月23日 (水)

獅子座の新月に

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8月8日の満月のとき、水瓶座は『転機』とあった。
それは最初、わたしにではなく、わたしの家族にやってきて、その展開に驚いてたらその後わたしにもやってきた。それは小さなことかもしれないけれど、いままでなかったようなこと。
そして先日、欲しいフラワーエッセンスがあってサイトに行って、買う直前になって何故か突然、べつのフラワーカードが気になってそれをひらいた。
そこに書いてあった言葉は、『再生』。
いまの気にぴったりだなと思って、けっきょくそれを買った。
それが新月だった昨日、夕方買いものから帰ったらポストに届いててうれしかった。
さっそく今日からつかう。
ニュージーランドから届いた小さな箱には、プレゼントでもらったサンキャッチャーがひとつ。南の窓にはもうたくさん飾ってあるから、ちょっと考えてから北側の小さな窓に付けた。

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2017年8月22日 (火)

マロンかぼちゃのペペロンチーノ

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昨日一日、自分メンテナンスデーと決めて仕事を休んでた息子が背骨マットに寝ころびながら、「ネットがつながってないのはいいね。面倒なメールを見なくてよくて」といった。つづけて「コンピュータいじるのなんかやめて畑をやるんだ。かぼちゃ畑」というから、「なんでかぼちゃ畑なの?」と訊けば「かぼちゃが好きだから」という。しょせん寝言みたいなな話だけど男の癖にかぼちゃが好きなんて変わってる。親友のマリコなんてカボチャもイモ類も豆類もみーんな嫌いなのに。

して、昨日のお昼はそんな息子におあつらえ向きの、マロンかぼちゃのペペロンチーノ。これはもうずいぶん前のこと、南青山のスパイラル近くのイタリアンレストランでランチに食べて以来、ときどき家でもつくる。
つくりかたは最初にかぼちゃを細切りして揚げて塩・コショウしておくほかは、ふつうのペペロンチーノをつくるのと一緒。つまり、できあがったペペロンチーノにフライドパンプキンをのせてパセリを振るだけ。
はじめて食べるひとは「かぼちゃのペペロンチーノ?」と思うかもしれないけれど、パスタにフライドパンプキンをからめて食べると甘さとしょっぱさのコンビネーションが絶妙でおいしいのです。
最近ハマっているのは近所のスーパーで売ってる生産者限定のマロンかぼちゃ。ほんとに栗みたいな濃厚な甘さで、ホクホクしてて色もきれいなオレンジ色。
どこかでみつけたらぜひ、このマロンかぼちゃのペペロンチーノ、お試しあれ!

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2017年8月21日 (月)

サウダーヂな季節

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朝、仕事仲間にメールをしようと思っているときに携帯が鳴って、いまの現状を話したら彼もびっくりしていた。
東京は8月になってから雨の降らない日はないけれど、大阪はずっと晴れていて、連日35度の猛暑がつづいているという。これまで東京と大阪の天気ってそう大差ないように思っていたけど、こうなるとかなりちがうものだと思い知らされる。

折しも明日は新月だし、その前に身辺の浄化をしておこうと、今日は一日黙々と掃除。それには音楽が必要だと、むかし自分でつくったセレクトCDをひさしぶりにかけた。2007年の夏につくったセレクトCD。
いま聴いてもここに入ってる曲が好き。
いまでもこれを聴くとテンションが上がる。
これを聴くとわたしがどんなに夏が好きで、どれだけ夏のひかりを慈しみ、ゆく夏を惜しんでいるかがわかるだろう。
夏を感じていられるあいだはできるかぎり夏好きと一緒にいたい。
夏のしあわせを共有するにはそれが最も理にかなったやりかただと思うから。

これを聴いているといろいろなことを思うけど、たとえばブラジルにはそれほど有名じゃなくても上手いピアニストがいっぱいいて、イヴァン・リンスの『Aparecida』なんて曲を聴くと、ヴォーカリストが思うさま気持ちを高めてエモーショナルに歌えるような、ヴォーカリストの心情に寄り添ったすごくいいピアノが聴ける。ここで聴けるのはイヴァンの慟哭。もうほとんど泣いてるみたいで、歌詞もわからないのに、いつ聴いても聴いてるこっちまで泣けてくる。
うまいミュージシャンなんていっぱいいると思うけど、わたしが聴きたいのはちょっと取り乱したくらいの、平静を保てなくなったくらいの音、声。
だからちょっと意地悪かもしれないけれど、わたしはライブでミュージシャンが期せずして自分を曝け出してしまう瞬間を、密かに待ってたりする。
それからサンバ。
日本ではボサノヴァを歌う人はたくさんいるけど、サンバを歌う人は少ない気がする。でも、わたしはどちらかというとボサノヴァよりサンバのほうが好きかもしれない。白いシャツにアイヴォリーの麻のパンツ、蝶ネクタイにカンカン帽をかぶって肩からクイーカをさげ、鳥の鳴き声のような音をだしながらカーニバルの列に並べたらどんなにしあわせだろう。
かなうならそれで死んでもいいくらいだ。

このCDをつくってからもう10年が過ぎた。
これを聴いてたのはカルロスさんたちと仲良くしてたころだね、と息子がいった。
10年なんてあっという間に過ぎてしまう。
10年過ぎると人間関係もガラッと変わる。
そしてもう10年過ぎたらわたしはおばあさんだ。
そのころ、世の中がどうなってるかわからない。
そのころ、自分がどうなってるかわからない。
自分のまわりに誰がいるかもわからない。

でもきっと、夏の終りはやっぱりさみしいと思う。

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2017年8月20日 (日)

電話もネットもつながらなかった日のスパイシーチキンカレー

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これについては何も説明する余地がない。
昨日、土曜日の夕方にこれをつくりはじめたときにはもうすでに電話もインターネットもつながらなくなっていた。
激しい雷雨のあと、いったんおさまったかにみえた雨はふたたび激しく降りだし、夜になってもまだ空のどこかで雷がごろごろと鳴りつづけていた。息子もわたしもコンピュータの画面はひらいたままになっていたけれど、ネットがつながらないので何もできずに息子はiPhoneでいまの状況をなんとか把握しようと検索しつづけ、わたしは万事休すといった感じでいつもより落ち着いてゆっくり食事の支度をした。
そうやってひさしぶりいつくったスパイシーチキンカレーは、つくった当日だというのにすこぶるおいしかった。
鶏の手羽元を調理前に50度洗いしたのがよかったのかもしれない。
もはや大昔のことになるけど、アルバイトで鶏肉の運送をしていたギタリストの男の子がいっていたのだ。スーパーで売られているようなパックの鶏肉が切られている調理場はおよそ清潔とは言い難いから、洗ってから使ったほうがいいよ、って。
大きなボウルに入れた50度のお湯で手羽元を揉むようにさっと洗い、キッチンペーパーで水気を拭きとり、玄米元気をスプレーしてちょっと置いてから焼いた鶏肉からは素晴らしく芳ばしい匂いがした。雨はチキンカレーをつくっているあいだも、その後のんびりお風呂
に入っているあいだも、娘がアルバイトから帰って来た9時過ぎになってもまだ激しく降りつづけていた。

当初、数時間で復旧するだろうと思っていた電話回線は夜中になってもつながらず、あきらめてわたしは12時前には布団に入って寝てしまった。朝起きたらすべて解決していることを願いながら・・・・・・

でも今朝起きても事態は何も変わっていなかった。
おかしいのは息子がiどれだけ調べてもこの地域の通信障害に関する情報が出てこないのと、この家の通信機器(電話器とかルータとか)の故障ではないようなのに、じゃあ、この建物全体の問題かと思えば、おなじ階段の人の個電が通じることだった。
けっきょく翌日(つまり今日20日)携帯からNTTの故障係『113』に電話して調べてもらって折り返し電話をもらったところ、やはり昨日の雷による地域的な通信障害のようだった。とくに酷いのがうちが使っている市外局番と埼玉寄りの地域で、通報があったのはこれまでだけで100件。なので故障係の電話はずっと鳴りっぱなしで、どこから手をつけていいかわからない状態で、復旧の目途は立っていない、という。
さらに修理に来られる時間を調べてもらって再度電話をもらったところ、なんと修理に来てくれるのは23日水曜日だそうだ。23日の朝9時から夕方5時までのあいだ! ・・・・・・ こうなるともう、なんともいえない。
ネットがつながらないじゃまるで仕事にならないから、明日月曜と火曜日は開店休業ってところか。それなら、いっそもう仕事場でもある自室の大掃除でもするか、なんて考えている。
つまり、いまこの8月20日の記事が読めているとしたら、それは実は電話回線復旧後の23日以降にアップロードされた記事ってわけだ。
なんともはや・・・・・・

ちなみに昨日、雷豪雨が降った2時間のあいだに落ちた雷の数は、なんと1000回だそうだ。
まるで花火だね。1000発の花火、と息子がいった。
8月はいまのところ、ぜんぜん降らなかった日は1日もない。
冴えない夏のフィナーレが1000発の雷とは。
おっと、まだフィナーレともいえないぞ。
明日21日の天気予報も曇り・雷だそうだから。

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2017年8月19日 (土)

ひまわりの夏/雷豪雨

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ひさしぶりに晴れた土曜日。
またしても2週間ぶりのスイミング。
プールに行く途中で、青空をバックに輝くひまわりを見た。
ほんとに今年の夏ほどひまわりの似合わない夏もないだろう。
ずっと雨と低気圧でわたしの肩関節はずっと痛み、夕方ともなると脚がむくんでしかたなかった。これほどまでに身体の不具合がでてくると、もう泳力以前に身体をなんとかしなけりゃ、という感じ。
今日のバタフライにおける学びは、『水中深く潜らないためには、入水したら(顔は下を向いたまま)すぐに両手を上に上げること』。
これがバタフライと平泳ぎに共通のテクニックなのだそうだ。
なるほど、やってみたら楽に身体が上がるようになった。
コーチに習うってこういうこと。
独学もいいとは思うけど、人が教えてくれるまま素直にやってみることも大事。
人の話を聞く、素直にやってみることの大事さ。
水泳をはじめてから体感してること。

外がいきなり暑くなったせいでジャグジーは熱いお風呂のよう。
あつい、あつい、といいながらみんなで入る。
窓には夏空と揺れる木立ち。
でも家をでるとき鈍く頭が痛かったからまた降るんじゃないかと思ってたら案の定だ。
プール帰りに買いものをしてスーパーマーケットをでるころになったら空が暗くなりはじめ、ポツポツと雨。
それが夕方、息子と遅い2回めのごはんを食べるころには外の景色が真っ白になるほどの豪雨になった。雷。部屋の中はまっくら。
息子と話してるときに、パシッ!!! というものすごい雷鳴で思わずわたしが飛びあがったら、(なんだ、大げさだな)みたいな顔をしてた息子が2回めの雷鳴で飛び上がった。そして3回めは二人で飛び上がった。
まるでマンガみたい。
間違いなくちかくに落ちたね、といいあう。
それからしばらくして電話が完全に死に、インターネットが落ちた。
やれやれ。まったくなんてこった。

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2017年8月14日 (月)

冴えない夏

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昨夜も携帯に大雨予報のアラートが入ってきた。
夜のあいだずいぶん降ったはずなのに、今日も朝から雨。
8月になってから1日として雨が降らない日はない。
今日で連続14日、2週間つづけて雨。
8月上旬にこれだけ雨がつづくのは48年ぶりのことだそうだ。
全然うれしくない記録。
この短い夏休みに1度くらいは市民プールに行こうと思っていたけど行けない。
今日は自分の部屋(=仕事部屋)の大掃除をしようと思ったけどあきらめた。
こんな日に掃除をすると本棚にもCDラックにも机の引きだしの中にも湿気が入り込みそうだから。
今日もまたベランダで木でも削るかな。
それとも雨がこやみになったらホームセンターまで走って、ユーカリ・ポポラスの植え替えでもするか。
Blue summer days.

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2017年8月13日 (日)

PATISSERIE TOOTH TOOTHの焼き菓子

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おとといはびっくりした。
何も買いものしてないのに大きな白いブティックの袋みたいな荷物が届いて。
紙袋のロゴを見ると『PATISSERIE TOOTH TOOTH』とある。
まさか! と思ったら先日退職された経理の方からだった。
花を贈ったお返し。
嫌だなあ、もう。こんなことして。とひとしきりブツブツいいながら開ける。
31年あまりの長きにわたって勤続された、わたしもとてもお世話になった方だから、最後はどうしようと考えて、真夏だから花はもたないかと思ったけれど、たとえもたなくてもやっぱり最後は花を贈りたい、と思った。
花といったらもう、わたしにはコトリ花店しかないから、彼女に頼んでお花かごをつくって送ってもらったら、「こんな素敵なお花、いままで見たことない!」といって、とても喜んでお電話くださったのだった。
よかった。彼女のセンスがわかる方で。
電話ではじめて聞いたところによれば、毎月、生け花とフラワーアレンジメントのレッスンに通っているほどの花好きなのだそうだ。
そして、お返しに送ってくださったお菓子と記念品も、さすが神戸マダムというセレクトだった。

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そんなわけで今日のおやつはパティスリー・トゥース・トゥースのフィナンシェ。
たっぷり入った発酵バターとアーモンドプードルの芳ばしい香りと味。
珈琲にぴったり!
おいしかったです。
イタリア人みたいに毎食後はいらないけれど、コーヒータイムにちょこっとあまいものがあるとうれしいわたしです。

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2017年8月12日 (土)

木を削る時間

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昨日の夕方、ふと思い立って、とってもひさしぶりにベランダで木を削りはじめた。
昨日は一日降ったりやんだりで涼しかったから。
ほぼ七割り方削ってそのままになっていたバターナイフ。
ハードメープルはこれを入れてあともう1本。
ひさしぶりに握ったオルファのナイフはわたしの手によく馴染み、よく切れ、たったワンコイン程度で買えるナイフなのに、わたしはこれがすごく好きだな、と思う。
椅子をつくったり机をつくったり、そんなことにもすごく憧れるけど、わたしが日常でする木工(というより木遊びですね)は、このオルファのナイフ1本でできるくらいのことでちょうどいい。
いつか森の中で、ひとりで時間をもてあましすようなことがあっても、このオルファのナイフがポケットにひとつあれば、わたしは落ちている木の枝を拾って、大きな木の切り株に座って、いつまででも黙々と木を削っていられると思う。
そしてオルファの安いナイフとおなじように、わたしはハードメープルの木が好きだ。
はじめは堅くてまったく刃が立たないのに、削れば削るほどやわらかく、扱いやすくなってゆくこのハードメープルの木が。
誰とも喋らず、何も考えずに木を削る時間はそのまんま瞑想みたいなもの。
とても安らぐ。
そしてときどき自分が削った木のかたちを指でなぞって確かめながら、ああ、このバターナイフは誰にあげようかな、と思いめぐらす時間も好き。
わたしがつくったようなものを喜んでもらってくれる主要な友達にはもうほとんどあげたような気がする、でもまだ頭に浮かぶひとがいる。

仕上げ近くになってくると、だんだん繊細な作業が多くなってきて、よく切れるナイフが必要になる。
明日、近くのホームセンターまで行ってオルファの替え刃を買ってこよう。
それから紙やすりと、あたらしい手袋と。
まだ8月なのに汗もかかずに外で木を削っていられる涼しさ。
あたりが暗くなるころ、今年初めてヒグラシの声を聴いた。
さみしい夏。

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2017年8月11日 (金)

Lala *

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今日も朝から小雨が降ったりやんだりの雨模様。
まだまだつづく冴えない8月の夏休み一日めは、野暮用ついでに近所のスイミング仲間の猫のマミーに飼い猫を見せてもらった。
いつもは完全室内飼いの猫。
今日はリードを付けられて病院に行くとき用のキャリーケースに入れられてきたものの、臆病ででなかなか出てこない。
にゃあーと、小さなやさしい声で鳴く。
やっと出てきた猫は子犬より大きいんじゃないかというくらいおっきい!
猫種はメインクーン。
こんなのを見ると昔実家で数週間だけ預かった2匹の子猫のことを思いだす。
チンチラとアメリカンショートヘアのハーフで、銀白色とチャコールグレーのトラ模様、毛足が長くてタヌキしっぽのすごくかわいいやつだった。
猫のマミーはもう猫は飼うつもりじゃなかったのに、という。
もともとは近所の路上に、まだ目もあいてない状態でダンボールに入れて捨てられていた猫を放っておけずに家に連れて帰ったのがきっかけで猫との暮らしがはじまり、そのうち2匹はすぐに死んでしまって、残った1匹が21年生きて亡くなってからは、もう猫は飼わないと決めたのだそうだ。自分の歳を考えたら、下手すると猫のほうが長生きだからと。
それを覆したのは友達の家で子猫がたくさん生まれて、どうしてもといわれたからなのだそう。猫がほしい人にとっては理想的なケースだと思う。
わたしに猫を飼ったらとすすめる猫好きはたくさんいるけど、いっぽうで経験的に慎重派もたくさんいて、ちゃんとした(現実的な)人ほど慎重で、やっぱり生きものを買うってことはそんなに簡単じゃない、お金も手間もかかってすごく大変よ、とおっしゃるから、わたしはいまのところ後者の意見を採択している。
ときどき、いつかわたしにも猫と暮らす日がくるかな、と考える。
それで思いついたのは、もっとも理想的でもっとも自然なのは猫好きの男の人と暮らすことだなって。
もう、猫に必要なものはすべて揃ってる。
わたしに必要なものもすべて揃ってる。
いい歳して何ばかなこといってるの、という人がいたらそういって笑えばいい。
だってむしろここはそういって笑い飛ばすとこだから。
自分を笑い飛ばすのは大好きです。
もうほとんど特技ね。

この猫の名前はララ。
あの猫のマダムが歌うように「ララ」と呼ぶところを想像するとちょっと優雅。
それを思いながら帰ってわたしはジスモンチの『Loro』を聴く。

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2017年8月 8日 (火)

やっと届いた!

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芝生ギャラリーさんでオーダーしたポチバッジが今日やっと届いた!
2月に芝生ギャラリーのオンラインショップでみつけて、そのときは作り手のことは何も知らないまま、「これはかわいいー!」と思って種類がたーくさんある中から悩みに悩んで選んで買ったポチバッジ。
これ、ひとつひとつ完全ハンドメイドだそうです。
作ったのはシンガーソングライターで、ポップバンド『GOMES THE HITMAN』のヴォーカル&ギター、小説『猫と五つ目の季節』という著作もある山田稔明さん。
ギターが弾けて歌が歌えて曲が書けて絵も描けて工作もできて小説も書ける。
いつも思うけど、いまの30代~40代の人ってほんとに多彩だなあと思う。
そして2月にオーダーしてから待つことなんと5ヶ月!
途中、芝生ギャラリーさんからは何度も『ご注文商品お届け遅れのお詫び』というメールが山田さんイラスト付きメッセージ添付で送られてきて、わたしはぜーんぜん急いでなかったからよかったのだけれど、これはギャラリーの人も大変だなあ、、、なんてことを毎度思った。
予想以上にたくさんのオーダーが入ってしまって嬉しい悲鳴というか、音楽活動をやりながらコツコツ作りつづけた山田さんほかスタッフもほんとに大変だったと思う。
でも届いたポチバッジは、「ただいまひとつひとつ丁寧に作っておりますから」という遊佐さんのエクスキューズどおりの丁寧なつくり。
実物はやっぱりめちゃめちゃかわいかった!

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最後に届いた山田さんのメッセージは、『夏に間にあわせます!』ってものだったのだけど、ほんとに夏に間に合ってよかった。
さっそくリネンのワンピースにこれを付けて買いものに行きました(近所だけど)。

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眠る猫。ラメ入り。
今日は台風一過で朝からハンパなく暑かった~!
ポチバッジの『ポチ』は、山田さんが飼っていた猫の名前だそうです。
ポチ亡きあと運命的に(?!)山田さんの庭にやってきたポチそっくりの野良猫がのちにポチの後継者ならぬ後継猫となったポチ実。
ちなみに下のポチ実が抱いているのは鳥じゃなくてハトサブレだそうです。
ハトサブレってところが斬新。
でもって、ちなみについでにいうと、今日は国際猫の日だそうです。
国際猫の日ってなんじゃー、と思うわたしです。

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2017年8月 7日 (月)

真夏の朝ごはん昼ごはん

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朝、大きなトマト3個分のトマトサラダ。
たまねぎのみじん切りを入れたドレッシングで。
刻んだピーマンをトッピング。
それにマフィンのチーズトーストに珈琲。
今日はひさしぶりに朝から晴れたと思ったら、予報では途中から雨マーク。
大阪市内ではすでに台風5号の影響で警報が出たとかで「今日は1時半に仕事を終了して帰ります」と同僚からメール。
それを読んでるそばからこちらも俄かに風が出てきて、買いものに出たらバタバタと雨。買いものも早々にあわてて自転車飛ばして帰って来た。
今日もお湯に浸かってるような蒸し暑さ。
なのにつくったお昼はあったかいにゅうめん。
いまの時期って暑いけど身体の深部はどこか冷えてる気がして。
ときどき強制的にでも汗をいっぱいかいたほうがいいと思うのです。
ひさしぶりに閃いてつくったにゅうめんは、フライパンにニンニクとショウガのみじん切り、ざく切りにした干し海老を入れてごま油で炒め、香りがでてきたら鶏ひき肉を入れてパラパラになるまで炒め、酒、塩コショウ少々、仕上げにナンプラーを入れて味付けする。片手鍋に鶏ガラスープをつくり(3人分でカップ4杯)、ゆでて流水でざっと洗い流したそうめん1袋(6束)を入れてかるく温め、器に分けて入れる。あらかじめ洗ってちぎっておいたパクチーと炒めた鶏ひき肉をのせてできあがり!
ごま油と干し海老が芳ばしいにゅうめんは、ナンプラーとパクチーを入れたせいでちょっとベトナムのフォーみたいになった。
おいしかったです。
食べ終わったらめちゃくちゃ汗かきました。

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2017年8月 6日 (日)

Floating Moon

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数日前の夜更けにバスタブのぬるいお湯に浸かって目を閉じてたら、しんしんと虫の鳴き声が聞こえてきて、まだ8月になったばかりなのに季節は着々と進んでるんだな、と思った。
でも昨日は夜更けなのにみんみん蝉が一匹、近くでうるさいくらい鳴いていて。
夏至から立秋までの間を夏というんだそうだけれど、いまはそのはざま。
実際に秋が来たのを実感するのはまだまだずっと先のことだったりする。
今日も冴えない天気で、いったい梅雨に戻ったかのようなこの天気はいつまでつづくんだろうと思ったら夕方からやっと晴れだした。
それにしてもなんという蒸し暑さ!
今日はでかけるのをあきらめて終日家にいた。
夕方、空には昨日よりさらにまんまるになった月。
明日は立秋。

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2017年8月 5日 (土)

ゆるいウェーブで。

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8月に入ってからずっと雨だったり曇りだったり、冴えない天気がつづく。
そして今日、2週間ぶりのプール。
2週間泳いでないと身体はガチガチだし、湿度のせいで肩関節はずっと痛いしで泳げるわけもなく、身体をならすのがやっと。
そんな日に限っておなじレーンに人は少なく、種目はバタフライときてる。
いつもより丁寧にひとりひとり指導を受けるなかで何度も注意された。
第一キックをつよく打って入水したら、身体と腕を伸ばして胸を張って上に上がりながら手を広げはじめ、水をキャッチしたら指を下に向けて肘を立てて水をお腹に掻き集めながら力を入れて後方にプッシュ!するのと同時に第二キック(アップキック)を打って水面に上がりブレス、したら素早く腕を水面すれすれにリカバリー。そして回した腕の勢いでもって重心を前に移動して再び入水・・・・・・
それを音で表すと、ど~ん、ぱっ!ど~ん、ぱっ! って感じなのだけれど水泳の場合すべての動きはひとつらなりの流れのなかで行わなくちゃならなくて、片時も止まってはいけない。疲れる・・・・・・
プルはもっと身体のちかくで掻いて! 
キックは両くるぶしがずっと付いたまま!
水に深く潜りすぎる! もっと浅く!
と、言われつづけた。
水に深く潜ると上がってくるのが大変になるからもっと浅く潜れというのだ。
進みたいのは前なんだから水中に潜る泳ぎは非効率的だ。
もっとゆるいウェーブで。かるく。
さながらイメージはイルカが水面近くを飛ぶように泳いでく感じかな?
でもゆるいウェーブで浅く泳ごうとするとピッチが速くなって手を回すのがさらに忙しくなる。
大きなウェーブはゆっくりした、重たいピッチ。
水泳は音楽に似てる。
だから音楽をやっている人は水泳がうまい。
速いのと遅いの、どっちが合ってるかは身体の柔軟性や関節の可動域、持ってる体力によって人それぞれちがう。
それにやり方によってもちがう。
奥が深いね。
思考と検証と実践。またはその逆。
それに水中だけじゃなく、陸上における日常的な鍛錬?
夕方、水着を洗って干してふと空を見たら、見えるか見えないかの淡~い月。
それがもうほぼまんまるなんでちょっと驚いた。
ついこのあいだ新月だと思ったばかりなのに、って。

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2017年8月 2日 (水)

船橋屋の白玉あんみつ

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昨日は可笑しかったな。
お互いに相手にあげる贈りものの紙袋持って。
わたしがもらったのはこれでした。
船橋屋の白玉あんみつ。
箱から出した途端にこの日本的かわいさにやられちゃった。
赤と緑の求肥に紅いクコの実がのったあんこ、白玉にくずもちまで入ってるところが船橋屋風? 抹茶には葉っぱも添えられてなんとも涼しげなパッケージ。
ふたつがミカンの入った白玉あんみつで、ひとつが抹茶寒天の白玉あんみつ。
新宿にあった甘味処みつばちがなくなっちゃって以来、たまにあんみつを食べるのは神楽坂の紀の善だけど、これはわたしにとっては懐かしの船橋屋。
子どものころ、赤羽のおばあちゃんの家に行く途中に工場があって、お土産買うのによく寄った。買うのは季節によって、くずもちだったり、ところてんだったり、あんみつだったり。
夏服を着た母に連れられて歩いた道やあのときのひかり、祖母の家の間取りなど、いますぐワープできそうなほど鮮明に憶えてる。
それがいまないことにうろたえそうなほど鮮明に。
あんみつは大好きです。
とくにクリームあんみつ!
今日も外は小雨まじりで、クーラーの効いた部屋はちょっと寒いくらいだけど消費期限が今日までだから食べてしまおう。
抹茶クリーム白玉あんみつはうちの黒一点の息子に。

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戸棚の奥から昔、キャトルセゾン・トキオで買った昭和レトロな硝子の器を出して盛った。
ミカンの入ったクリーム白玉あんみつ。

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抹茶には白蜜が、ミカンの入ったのには黒蜜がそれぞれ舟形の容器にたーっぷり入っていて、黒蜜が大好きだったみつばちのとおなじですごく濃厚でおいしかったです。あまいもの好きの娘は「これ絶品だね!」と。
バニラアイスと黒みつを足しながら食べたのだけど、もうこれだけでお腹いっぱいになりました。よって今日は昼抜き。
洋菓子もいいけど、夏はこんな和のあまいものがいい。
さっぱりしてて。
クール宅急便じゃなくてよい季節になったら、懐かしのくずもちを買ってみよう、なんて思ったのでした。
貴子さん、ごちそうさまでした。

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形あるものはいつか壊れる

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昨日、いつもよりカフェインをとり過ぎたせいか、遅めの夕飯を食べすぎたせいか、なかなか寝つかれずにいて、やっとうとうとしたところで部屋がガタガタ揺れだして飛び起きた。
けっこう大きな揺れで、例によって揺れがおさまるまでCDラックと本棚を押さえた。
それからトイレに行ってまた寝床に戻ったものの、やっぱりよく眠れないまま朝、またしても大きな揺れ。地震はいつも意識が薄れたころにやってきて、形あるものはいつかは壊れる、生あるものはいつかは滅し、いまというこの時間が何度でもやってくるものではないことを教えてくれる。

おととい、ショックなことがあった。
美千代さんの個展の最終日、展示が終わるころ作品をうけとりに行ったら、わたしをみつけるなり花屋が飛び出てきて、「あなたの買ったのはウサギと猫だった?」と聞くので、昨日お金も払ったのにいまさら何いってるのかなと思いながら、「うん。そうだよ。もしかして売っちゃったの?!」とあわてて聞き返すと花屋、「割れちゃったの」という。
ついさっき、お客さまが落として割ってしまったのだという。
「えーーー! すごいショック!!!」と思わず声をあげてしまった。
なんたって初日に見に行って手に入れたものだったし、特に気に入っている猫のほうだったから、よけいにショックだった。
美千代さんはまたつくる! といってくれたからお願いしたけれど、当然のことながら陶芸作品だから二つとおなじものはつくれない。
ショップの店員だった経験もあるわたしとしては、こういう個展でひとつしかない陶器など壊れものの作品を扱うときは、店側はお客さまに対してじゅうぶんな注意が必要だし、とくにすでに売れてしまったものについては他のお客さまが不用意に触れないように奥に飾るとか、もうちょっと配慮をしてほしかったな、と思う。
でも、そう言ったところでどうなるわけじゃない。
その日は作品の受けとりだけじゃなく、手が足りないようだったら搬出の手伝いをしようと思ってでかけたのだけど、もうすでに展示を見に来てそのまま手伝いをしているふたりの女性がいて、ひとりが帰ってしまった後わたしもくわわってそれから2時間、外の暗いところで蚊に刺されまくりながら搬出・梱包・発送の準備を手伝った。
作家活動って、こういう細かいことまでぜーんぶひっくるめて作家活動だからほんとに大変です。
美千代さんは小柄なのにタフでアクティブで陽気で快活なちっちゃな太陽みたいなひとで、人懐こい目をしたなかなかの人たらしで、彼女みたいなひとじゃなかったらおとといのわたしのがっかり度・疲労度はもっともっと高かっただろうと思う。

写真は無事だったほうの美千代さんのウサギのボウルと手書きのお礼状。
一昨日の夜、わたしの帰り際にバタバタ走ってきて渡してくれたプロヴァンスのヌガー。
彼女はちょっと台風の目みたいなひとでもあったなあ。

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2017年8月 1日 (火)

8月のはじまり/降っても晴れても/カクルルで

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太陽が燦々と照ってるだけで世界は光り輝いて見える、でも雨が降ると景色は一変する。それは人のこころもおんなじだね。
8月のはじまりは、大好きなひとと仕事の打ち合わせ。
去年の夏から行きたいと思ってたカクルルで。
かつて無機質でなーんにもないと思ってた東池袋はいつの間にか道も建物も街ごときれいに整備されて、まったく変わっててびっくり。この写真の建物もリノベーションによるものらしい。
大きな木とアーシーな暖色の外壁が目印のここカクルルは、珈琲と音楽とギャラリーの店。地下がギャラリーで、1階と2階がカフェ、2階にはアップライトピアノが置かれていて、月に1回はそこでJAZZライブをやっているそうです。
ミーティングの内容が声のためのセミナー企画で、一緒に仕事をしている相手がヴォーカリスト&ヴォイストレーナーなので、ミーティングはいつもセミナーの会場探し兼ライブができそうな場所探しってこともあり。
今日、この店に一番乗りのわたしたちが選んだのは、こんな窓から鳥の巣が見える席。なんだかこれだけで気持ちがなごみます。

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思うにわたしが好きなのは緑があって太陽と木のぬくもりが感じられるところみたいです。都会的にただ無機質に整えられたスタイリッシュは苦手。リラックスできなくて疲れるから。人も場所も基本、陽性が好き。そして、おいしい珈琲といい音楽があるところ。
もうひとつわたしがここをいいと思ったのは、ブラジル料理が食べられるってことでした。
ってことで、今日わたしがランチに選んだのはムケッカ。
前に家でつくったこともある。
自分がつくったのとどう違うかちょっとくらべてみたかったの。

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ライムをたっぷりかけてお召し上がりください、と供された一皿。
お皿がちがうだけで見た目はほぼおんなじ。
いわれたとおり、ライムを絞ってひとくち食べてみると、、、、、、
おお! あのときははじめてつくったからよくわからなかったけど、ムケッカってやっぱりこういう味なんだ。カレーのようなシチューのような、酸味と辛味とココナツミルクの味。
自分でつくったのとちかい味です。
でも家でつくったときはふんだんに魚介を入れてつくったから、もっと魚介のうまみが出てた気がする。とくにあのときは友達が家に遊びに来るっていうんで、材料を奮発して海老をたくさん入れてつくったんでした。前日にエビと白身魚をライムとハーブと塩コショウでマリネしたのを覚えてる。
で、ムケッカってそれはそれでとてもおいしいんだけれど、シーフード料理ならわたしはブイヤベースのほうが好き。シーフードカレーといったらアンジャリさんがつくる海老カレーや真鯛のカレーのほうがおいしい。というわけで、わたしはたぶん、自分ではもうつくらない。

今朝も出てくるとき雲行きがあやしかったんだけど、ごはんを食べてるあいだに窓から見える空がだんだん暗くなってきて、風もでてきて、一雨きそうな気配。ふと見ると彼女の傍らには傘が立てかけてある。わたしは傘持ってこなかった、といったら彼女おどろいて、「傘持ってこなかったんですか」という。わたしはピンポイント晴れ女で、いつも雨の間を縫って歩いてるようなひとで、たまに用心して傘を持つと一日降らずに持って歩くことになるから持たないんです。それでも今日は相棒(カメラくん)にケースを着せてきた。自分は濡れても相棒や本は濡らしたくない、昔から。

今日も声とマインドのことを中心にたくさん話した。
彼女とはいくら時間があっても足りないくらい話したいことがあって、いつも別れたあとに言い忘れたことや聞き忘れたことで頭がいっぱいになる。
相変わらず自分から積極的に会いたいひとはプライベートでもほんのわずかしかいないけど、彼女とは会いたいと思う。
それってほとんど奇跡的なことだと思う。

ステージではいつも光り輝いてる彼女だけど、今日はちょっと元気がなかった。
でもわたしは、目標に向かって周りには目もくれずに猪突猛進にガンガン行くひともかっこいいとは思うけど、ときどき立ち止まってしまう繊細なひとのほうがむしろ好きです。
陰にいるときもひとは天からたくさんのギフトをもらってる。
それでたくさん話したあと、彼女がわたしと話して元気になったって言ったから、すごくよかったしありがたかった。
12月のPowerVoiceセミナーもいいセミナーになると思います。
ご期待ください。

雨はひどくなることはなかったけれど、けっきょく店から地下鉄乗り場に行くまでのあいだちょっと降られた。
何においても転ばぬ先の杖みたいなのが嫌いなわたしだけど、この時期やっぱり傘の携帯は必要か?

カクルルは、解放感あふれる明るい空間とインテリアが素敵でした。

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