« 夏のごちそう | トップページ | シュエルヴァーズ »

2017年7月16日 (日)

神楽坂でアートなパフェをたべた♡

17atelier_kohta_2

あるショップサイトの通販担当とカスタマー。
ただそれだけの関係だったはずの2人がいつしかメールでやりとりするようになって、初めて会ったのが、もう5年前。
そのときは20代からサルサダンスをやってる彼女が東京での発表会に来たとき。その『サルサ』っていうのにも縁を感じた。そして今度は仕事の出張で東京に来るっていうのでまた会うことになった。
東京のガイドブックを買ってみたのはいいものの、どこに行っていいかさっぱりわからない、という彼女。前回は表参道にしたんだけど、今回は神楽坂にした。前は9月で今回は7月。前回も今回も重たいスーツケースを引っぱりながら汗をかきかき坂道を歩いてる彼女を見てると、まるでデジャヴュのよう。人生ってまるでデジャヴュみたい。

前日探しておいたカジュアルフレンチでランチをしてから、重い荷物をコンビニエンス・ストアから送って、身軽になったあと散歩しつつ、東京の本屋に入ってみたいという彼女と『かもめブックス』に行った。
そして、それぞれ興味のある本をひとしきり眺め歩いた後のこと。
最後に雑誌コーナーできれいなパフェの写真が目について手に取った雑誌を見ていたら、そうだ、パフェ食べたいね!ってことになった。
今日も外は灼熱。死ぬほど蒸しあつい。
神楽坂にもパフェ食べられるとこないかな、とその雑誌の中を探したら、ありました!
それもとびきりスペシャルなのが。
自分ひとりだったら贅沢すぎて行かないと思うけど、5年ぶりに会う友達とだったらいいでしょう。

ってことで、彼女のスマートフォンのナビを頼りに探すこと十数分。
ありました。
アトリエ・コータ
真っ白いカウンターとショーケースだけのシンプルで清潔感のある店。
こんなところにこんなお店があったとは。
ここはいわゆる『デセール』といって、パティシエが目の前で皿盛りデザートをつくってくれる
カウンターデザートと、ケーキのテイクアウトの店。
ふつうだと並んでて入れないことも多いんでしょうけど、今日はラッキーなことに手前の席がちょうどふたつ空いてて、待つことなく席に通してもらえました。
わたしたちが席について満員。このとき、お客はすべて女性。
ガラスのドアの向こうで作業する若いスタッフが数人と、カウンターの中にはなんとなくサックスプレイヤーの浜崎航さんを思わせるパティシエがひとりいて、基本デザートはこのパティシエがぜんぶひとりでつくる。その鮮やかな手さばきを眺めているのもデザートのうちというか、見事でうっとりするけど同時にちょっと緊張感も漂って・・・・・・。
渡されたメニューには名前を見ただけでどれも食べたくなるようなデザートばかりだったけど、やっぱり今の季節は桃、桃。桃でしょ! とばかりに、わたしは桃のパフェを頼んだ。
もう食べてしまったいまとなっては説明もできないけど、いろいろ手の込んだパフェ。最後に飴細工をつくってティアラみたいにのせて薔薇の花びらを散らして。
桃好きにはたまらないおいしさ。
(写真はパフェとカウンターに置いてあるワインボトルがちょうど重なってしまって、位置を変えたかったのだけど、なんとなくそういうことができなかったのでした。)
そして、彼女が頼んだのはモンブラン・カシス。
これも美しかった!

17atelier_kohta_01

そして彼女いわく、これもとーってもおいしかったそうです。
それで話したのは、これは子供を連れてきても喜ぶよね、ということ。
甘いもの好きのうちの娘はもちろん、彼女の息子なんてパティシエだから、こんなとこ連れてきたら、ただおいしく食べるだけじゃなくて、きっと興味津々ですごく刺激になるんじゃないかな。
・・・・・・ って、つまり、親はどこに行っても親だってこと。
いつも関西から東京に来た友達にいわれるのは、東京のほうが暑いってことと、人の多さ。その点、渋谷や原宿にくらべたら神楽坂はまだ人が少なくて歩きやすいほうだと思うけど、暑さについては都内どこに行ってもおなじだし、それに地方に住んでる人はふだんちょっと買いものに行くのもクルマで、東京人よりぜんぜん歩かないらしい。
今日も慣れない東京でうだるような暑さのなか、坂道を上ったり下りたりして疲れちゃっただろうと思うけど、このアートみたいな冷たいデザートだけが唯一今回、彼女の東京の思い出かな、と思った。
なんとなくすこし緊張感の漂う店ではあったのだけど、いいなと思ったのは食べ終わったあと、パティシエ自らウォーターグラスに水を注いでくれて、ゆっくりしていってくださいね、と目を見ながらいわれたこと。もう食べ終わったんだから早く出て、じゃない。そういう一言ってすごく大事だと思います。
ここへはまた来たい。
限りなく大きくなった子供と、あるいは美意識を共有できる気のおけない友達と。

|

« 夏のごちそう | トップページ | シュエルヴァーズ »

今日のおいしいもの♪」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 夏のごちそう | トップページ | シュエルヴァーズ »