« スイートチャリオットと実生のプロスペリティー | トップページ | 5月のベランダ* »

2017年5月20日 (土)

根頭癌腫病のヘリテージ

17heritage

もう何年めかな。
根頭癌腫病のヘリテージが花を咲かせるの。
いっときは、ほかのばらに移るから焼き捨てないとならないかな、というところまでいったのだけど、けっきょく捨てなかった。
ベランダの、東のいちばん端っこに隔離するように置いていて、そこは夏以外はそんなに日の当たるところじゃないから大きくなることはないけど、それでも毎年、細い枝の先にいくつか花を咲かせてくれる。
それでわたしはこの花が咲くたびに、「あなたがわたしを捨てなかったから、今年もわたしは花を咲かせました」といわれてるような気になるんだ。

このばらを切った後はかならずハサミを消毒しなくちゃならない。
いつもキッチンに置いてあるアルコールをかけて消毒する。
我が家で唯一の深紅のばらだった、ルイ14世は根頭癌腫病が移ってもうとっくの昔に枯れてしまった。

それからクレア・オースティン。
いまにも枯れそうな細い株から細く長く伸びた枝の先に、緑がかった白いつぼみがついて、そしてこの何重にも巻いたレモンイエローの花が咲くと、いつもびっくりする。
まだ生きてたんだ、って。
去年の夏、枯れたんじゃなかったんだ、って。
すると、去年の夏に枯れたあのばらはなんだったんだろう? って。
いつもわからなくなります。

17claire_austin

白に近いレモンイエローの、ぐるぐる巻き巻き、花びらがぎゅうぎゅうに詰まったこのばらは香りもとてもよくて、デヴィッド・オースチンがいうように最高の白ばらだと思います。
もう、最も好みのばら。
これだけでベランダを埋め尽くされてもいい。
ただし、もっと強ければ、の話です。
デヴィッド・オースチンの白ばらはたいてい弱い。
鉢植えという環境を考えても弱い。
もっと学習しなければならないのは人間のわたしのほうだ、ともいえるのだけれど・・・・・・

|

« スイートチャリオットと実生のプロスペリティー | トップページ | 5月のベランダ* »

La vie en rose」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« スイートチャリオットと実生のプロスペリティー | トップページ | 5月のベランダ* »