ロールキャベツで朝ごはん
ムラキテルミさんおテルマガに書いてあったユダヤ式ベジタブルスープを作りたくて。
でもベジタリアンスープだったら、どうせなら有機野菜で作りたいと思って、仕事が終わった夕方そら屋さんに行ったら、とっても大きくてきれいな春キャベツをみつけて、こんな大きなキャベツを買ったらまたひとりでせっせと餃子を作らなきゃならないな、といいながら買ったのだけど、帰り自転車をこぎながら、でもこんなにいいキャベツを買ったらやっぱりロールキャベツを作ろう、と思って、いまから作るにはちょっと遅い時間だったけど、ほかの材料を買って帰った。
だって家族がじゅうぶん満足するくらいロールキャベツがたくさん作れるキャベツって、そうそうお目にかからないからです。
家に帰ってまず大鍋に湯を沸かし、外側から一枚一枚きれいに剥がしたキャベツを煮ること数分。その横でフライパンにバターを溶かして刻んだタマネギを炒め。ザルにあげたキャベツは水分をふきとって硬い芯のところを薄くそぎ切りにして皿に重ねて置き。さっきの鍋に水を入れて、そこに細切りのにんじん・ピーマン・メークインを入れて煮立ったらアクを取ってコンソメとローリエを入れ。炒めたタマネギが冷めたころにボウルに挽き肉、タマネギ、牛乳で湿らせておいたパン粉、玉子、ブラックペッパーと塩、ナツメグ少々を入れて肉の繊維がなくなって白くなるまでかき混ぜる。それを作る個数分に割っておいて、キャベツの手前にまるめて置き、キャベツを手前から肉にかぶせるように折ったら左側をかぶせ、くるくるっと巻いて右側の余ったキャベツを中に押し込んで俵形にする。巻き終わりのところに小麦粉をパタパタっと振り、オリーブオイルを入れて熱したフライパンに巻き終わりを下にして隙間なく並べて蓋をして蒸らし焼きをする。肉に火が通ってきゅ!となったらそれをスープの入った鍋に並べ入れてトマトのカット缶を入れて中火でしばらく煮る。
ほんとにひさしぶりに作ったけれど、やっぱりいつもの夕飯より時間がかかっちゃいましたね。
それでやっぱり北村太郎さんのことを思い出してしまった。
男の人が(しかも病気で身体のしんどい男の人が)、よくこんな面倒なことしたなあって。
そうまでして縁あってひとときひとつ屋根の下に住んでいた知り合いをもてなす北村さんは、やっぱりやさしい人だなあって。
はたして、わたしにロールキャベツを作ってくれるような男の人はいるのかしら?
なーんては考えなかったけど。
して、できあがったロールキャベツは大きいのが9個!
ひさしぶりに作ったロールキャベツはめちゃめちゃおいしかったです。
息子なんか、毎日食べたいって。(食べんでいい!)
『ロールキャベツ』で検索すると、キャベツが簡素に単体でお皿にのってるのをよく見かけるけれど、わたしは具だくさんの野菜スープの中に入ってるのが好き。
トマト味でもコンソメでも。
スープもたっぷりなので2個でじゅうぶん、おなかいっぱいでした。
それで余った1個を朝ごはんに食べる。
東久留米プチフールさんの胚芽食パンのバタートーストとともに。
もうね、これだけ食べたら朝からおなかいっぱいです。
それにしても、そよかぜ農園さんの春キャベツ、おいしかったー♪
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