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2016年10月 2日 (日)

わたしのあたらしい相棒 *

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こんどのわたしのあたらしい相棒はデカくて重いです。
だからこれまでの相棒みたいに、気軽に服のポケットに入れて出かけるということはできない。

これを撮っているのは前の相棒です。
この相棒もずいぶん前の機種になるけど、コンパクトながらすごくよく撮れるいいカメラだった。といっても、最初に買ったカメラはとっくにダメになってしまって、これを撮ったのは安く手に入れた3台めだけれど。
人によっては次々にあたらしい機種を使いたがる人もいるけど、わたしは使い慣れたカメラをずっと使いつづけたいタイプです。とくに写真を撮る目的のほとんどがこのブログにアップするためだけだと、手馴れていることが一番だからです。
出かけるときにはいつだって服のポケットかトートバッグのポケットに入れて、いつでも撮りたいときに撮れて重宝した3台めの相棒くんも、ついにピントがなかなかこなかったり、半押しして決めたピントがぜんぜん固定されなかったりでダメになってきたし、ド素人のこのわたしに大事なことを依頼する困った人もなんかもいたりして、ついにあたらしいカメラに買い換えました。

でも、実をいうとこのカメラを買ったのはもう5ヶ月も前のことです。
そのときすでにメーカーで生産中止になっていたこのカメラがア●●●で残り1台として出品されていて、早く買わないと無くなっちゃいそうだったからさんざん考えた末にブタの貯金箱を開けてエイヤっと買ったのに、わたしが買ったあとも最後の1台はずーっと残っていて、つまりア●●●にやられました。

それからなんだか箱をあける暇もないまま、つい手軽な古い相棒とばかりランデヴーしていて、ずっと箱に入れたまま放置していた。じっくり取説を読む暇がないとかセットアップしてる暇がないとか、いろいろな理由をつけて。
この一件だけみても今年のわたしがどれだけダメだったかわかるようです。
でも言い訳するわけじゃないけどこのカメラを買っただけでブタの貯金箱がふたつともカラになっちゃって、いざカメラが届いてみたら保護フィルターはいる液晶シールはいる大容量のメモリーカードはいる、それにわたしにとっては久しぶりの高級機で、これだけデカイとやっぱりカメラケースもあったほうがいいかな、などなど思ってチマチマ買い足してるうちにすっかり遅くなってしまった。

でもついに新月の気が残る今日からデビューです。
よく女の人で、取説もぜんぜん読まないで買い換えた携帯の使いかたがわからないとかカメラの使いかたがわからないとかいう人がいるけど、わたしは取説は最初にひととおり読んでしまうタイプです。で、すぐに必要なセットアップはやってしまう。必要最低限のいちばん使いそうなとこだけ覚えてしまう。あとはもう毎日使って使って使うしかない!

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こんどのわたしの相棒も、なかなかかっこいいヤツです。
クラシカル。レトロ。
いろんな言い方があるけど、まずこのルックスにやられた。
毎日連れ添う相棒だから、ルックスは大事です。
もちろん、画質やスペックや使い勝手だって、ちゃんと比較して検討しました。
この相棒が変わってるのは、コンパクトデジタルカメラなのにファインダーを覗いて撮れること。ファインダーを見ればファインダーが、液晶を見れば液晶が、瞬時に切り替わるというところ。ファインダーを覗いて撮るのなんて、フィルムカメラ以来のことでなんだか新鮮です。そして実際に撮ってみると、暗い部屋でも想像以上に明るくキレイに撮れる。画質も素晴らしい!
初めて撮った写真をコンピュータに取りこんで大きなブラウザで見たときには思わず「おおっ!」と声をあげてしまいました。
気持ち地味ではあるけど、フジの色が好きです。
だからデジタルになってからはずっとフジ。
いろんな意味ですごく頑張ってる国産メーカーだと思います。
応援したい。

ただひとつ、これまで近所に買いものに行くくらいでも相棒同伴だったわたし。
近所のスーパーに行くのに首からこれ提げてくってどうよ、という話。
昔のアメリカ映画に出てくる典型的な日本人じゃあるまいし、アホみたいじゃない? と思うけど、でもしかたないね。
かっこいいヤツとつきあうにはそれなりの面倒もあるってこと。
それって人間の場合もおなじ?

何十年ぶりだろう。
安い三脚も買ってしまった。
昔から写真を撮るのはわたしの役目で、友達バンドのメンバーとスタジオに入ってリハ風景を撮った後、最後に全員で撮るとき「そうきちも入りなよ」といわれて、おもむろに三脚立てて撮った。セルフタイマーにしたカメラのシャッターをカチッと押して、みんなのところにバタバタ走って行ってパシャッとシャッターが切れる。
この三脚立ててみんなと写真を撮る、という行為が好き。

そして海に行くときにもかならず三脚を持って行った。
御宿のビーチで、真冬、恵比寿の古着屋で買った黒猫みたいなカシミアのコートに丸眼鏡かけたひとが、三脚につけたNikonのファインダー越しにこちらを見ているのを見て、エルヴィス・コステロみたい、なんて思ったのもいまとなっては青春の(なんて、こっぱずかしい言葉はあまり使いたくないけど)佳き思い出です。
その三脚は海に持って行くたび砂まみれになるもんだから、いつかネジがバカになってダメになってしまった。三脚どころかカメラのフィルムケースに砂が入ってしまって、オーバーホールに出したことも1回じゃきかない。海で写真を撮るのは大好きだけど、どんなに気をつけてても砂が入りやすいから、海にカメラを持って行くのはリスキーです。

三脚を買ったから、これでやっと子供の誕生日にみんなそろって記念撮影ができる。それでとうぶんのあいだ、うちに来る人はあたらしい絵の下で写真を撮られることと思います。
よろしくお願いします!

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