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2016年10月14日 (金)

水玉ちゃん、あらわる。

16mizutama_cyan

このあいだの休日、でかける前に夕飯の買いものだけしちゃおうと外に出たついでにいつもの場所を通ったら、行きは室外機の上でうとうとしていたパンダ。帰りは人の顔見るなり「おや。ずいぶんひさしぶりぢゃあないか」とでもいいたそうな顔でいつもと違う鳴きかたをして、起き上がって、う~んと前足を揃えて伸びをして、にこにこしながらいまにも室外機から降りてきそうになったから、「ごめんごめん。今日は急いでるんだ。またね!」といって帰ってきた。
パンダを見たのは実にひさしぶりだったけど、最近じゃ本人の姿が見えなくても木のステップにカリカリが置いてあると、変わらず元気にしているんだなとわかってホッとする。

そして今日やっとパンダを世話してくれている家のおばさんとはじめて話したら、寒くなってきてからは、はっちゃんは夜はお隣りさんが用意している猫ハウスに入って寝ているようだというので、ますますホッとした。おばさんは、たいしたものはあげてないけど、でもとりあえず食べるものと寝るところさえあればいいかなと思って、というので、野良猫でごはんと寝るとこが確保されてるなんてラッキー中のラッキーで、すごくありがたいことだと思います、と話した。
そして前からわたしも薄々気づいていたけど、パンダはやっぱり避妊された猫だった。おばさんいわく、子猫を生んだ形跡もないし、オス猫にもぜんぜん興味ないみたいだし、あれだけ人懐こいってことは前は誰かに飼われていたのを捨てられたのかしらねえ、と。
それで、お隣の猫おじさんは何度も自分ちの飼い猫にしたくてトライしたみたいなんだけど、おじさんの持ってるカゴ見ただけで飛んで逃げてしまってダメだったらしい。それで、おじさんはいつも(はっちゃんに)「触ってみたいねえ、触れたらねえ」といってるというから、家にあれだけ猫いるのにどれだけ好きなんだ、と思うけれど、何にせよパンダがみんなに愛されてることには変わりないから、ほんとうにありがたいことだと思う。

それで今日あのおばさんと話して、これでもうわたしがパンダのことを心配することもほんとになくなったし、うちもいまある買い置きが終わったらもう猫のごはんを買うこともないかな、と思っていたら夜、水玉ちゃんに会った。
この子は今年の春ころから見かけるようになった子で、前にくらべたらだいぶ大きくなったけど、暑いときはよくこの住宅の階段下の集合ポストの上に寝ていて、ポストの中を見ようと階段を降りかけた瞬間にパッと飛び降りるものだから、いつもびっくりさせられた。
最近、寒くなってからはさすがにポストの上は冷たいのか、風のあたらない近くの物陰に潜んでいたりする。パンダとちがってぜんぜん愛嬌はないし、愛想も何もないのだけれど、わたしが買い物袋を持ってしゃがんでじっと見ていると、向こうも一定の距離を置いてこちらをじっと見つめながら、この人はくれる人かなあ、と考えてるみたいなそぶりをする。
背中にぽんぽんと大小いくつかの黒ぶちがあるので水玉ちゃんと呼んでいるけれど、よく見るとこの子は薄幸の芸者って感じだね。
超和風顔で、さみしげで、ちょっと儚げで、でも芯はすごく強そう。
わたしが名前をつけるとしたら、お千代。
千代紙の千代。
なんたって子どものころから母親に『西洋かぶれ』といわれているわたしだから、ぜーんぜん好みのタイプじゃないのだけれど、そうはいいつつ猫って人の情をうまく操る生きものだからなあ・・・・・・

そうきちさん、一難(?)去ってまた一難。

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