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2016年8月29日 (月)

8月の神さま

160829sky_3

8月はヘンな月だったな。
イレギュラーに次ぐイレギュラー。
初めて行く場所にいろいろ行った。
それだけ直感で動けたということだけど、いっぽうでグズグズしてるうちに出遅れてしまって、わざわざ行ったのにタッチの差で見られなかったものもあった。
つまり、迷ったら行かないに限る、ということかもしれない。
そしてわかったのは、自分は何を見るにしてもじっくり見てじっくり味わってじっくり考えたいタイプだから、駆け足で次々見て回る、みたいなのはぜんぜん向いてないってこと。
今月、縁あって手に入れた本や詩集や画集は、これからの違う季節の時間軸のなかでじっくりひも解こう。わたしにとって大切なのは量より質。じっくり考える時間はいつだって大切だ。

そしてヘンといえば昨日から今日にかけての天気もまったくヘンだった。
朝からいまにも降りそうにどんより曇ってたかと思ったらカッと晴れていきなり暑くなったり、かと思えば一気に暗くなってゲリラ豪雨が来たり。一日その繰り返し。
だからってわけじゃないけど今日は思いがけなくずっと会いたいと思っていた女友達に会えた。ここ数年、彼女に会えるのは年に一度きり。その一度は何故かいつも8月みたいな気がする。ふたりのあいだにはきっと8月の神さまがいて、今日もその神さまが会わせてくれたのかもしれないな。会えるどころか、去年わざわざ娘と行列に並んでも食べられなかった志むらのかき氷まで食べられたんだから。
わたしが頼んだのは『生いちごミルク』で、友達が頼んだのはこれまで見たこともない『青ゆず本葛』という日本画みたいな色をしたの。
志むらのかき氷。
見た目は雪崩のおきた絶壁みたい。
わたしのは文字通り、まるごといちごの入ったシロップがこれでもか、というほどかかってて、いちご大好きなわたしにはほんとにおいしかったけれど、ただ天然氷ってとても溶けやすいのか、どんなに急いで食べても、食べるそばからどんどんどんどん溶けて水になってしまうのでした。

そして人って、自分の家庭がうまくいっていればいっていたでまた違う問題を抱えてしまうみたいで、常に悩みが尽きない。たとえ血がつながった親子関係、姉妹であってもそれだけ人の心は難しいってこと。
でも、なんの話題にせよ、最初から通じるってこと前提の全幅の信頼でもって安心して対等に話せて、直截になんでも言い合える相手ってそうそういないから、自分にとってそれほどありがたいものはないな、と思う。8月の神さまに感謝だね。

山盛りのかき氷を食べてお腹いっぱいになって店を出るとき、「自分だけこんなの食べちゃって娘に怒られちゃうな」といったら、友達が「またいつでも来ればいいわよ」といった。
はたしてどうでしょう。

16shimura

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