モロカンサラダとモロッコぱん
せっかく滅多に食べられないモロッコぱん(ホブス)をいただいたので、今朝はモロッコのサラダを作ることにした。
ほんとはこれに『ハリラ』なるモロッコのトマトスープみたいなものも作るつもりでいたのだけれど、昨日夜になって買いものに出たら外はまるで温泉に浸かっているような感じで、とっても朝から温かいスープを食べるのなんて無理に思えたからサラダだけにした。
さて、このサラダ、作り方はいたって簡単です。
材料は、3人分で、トマト大1個(小なら2個)、キュウリ1本、紫玉ねぎ半分、パクチー2束、レモン半分。それにエキストラバージンオリーブオイル、塩、粗挽きブラックペパー、クミンパウダーにパプリカパウダー。
ボウルにオリーブオイルをダーッと入れたら、塩小さじ3分のい程度、レモンの絞り汁、ブラックペパー、クミンとパプリカパウダーを入れてスプーンでかき混ぜて乳化させる。
そこに、みじん切りした紫玉ねぎ、おなじく細かく切ったキュウリとトマトを入れて混ぜ、最後にみじん切りしたパクチーを入れて混ぜたらしばらく冷やしておく。
つめたく冷やした器に盛って、パクチーをのせたらできあがり。
材料自体はふつうのサラダと変わらないけど、クミンとパクチーが入ることで一気にエスニック風味になって、そこがなんだかとっても新鮮。
材料が細かく切ってあるので食べやすいし、酢の代わりにレモンを使っているからそんなに酸っぱくなくて、お酢が苦手な男の人でもだいじょぶそうです。
パクチーは好き嫌いがはっきり分かれるのでダメな人は入れなくてもいいと思うけど、そうじゃなかったら間違いなく入ってた方がおいしい。
暑い朝に爽やかな味。
人間のカラダって実によくできていて、暑くなると暑い国の食べものがおいしく感じるようになるんですね。
毎朝つくる自分のサラダの味にも飽きてきたし、これからはサラダで世界旅行気分を味わうか、なんて考えたりして。
そしてホブスはこのあとオリーブオイルを小皿に出して、それをつけながら食べたんだけど、芳ばしくてほのかにあまくておいしかったですね。フォカッチャにちょっと似てて、オリーブオイルがすごく合う。素朴なパン。
きっとモロッコでは日本のごはん(主食)みたいなものなんだろうねえー、といいながらみんなでおいしくいただきました。
モロッコに行って鮮やかな色に出会って一気に画風が変わった絵描きは誰でしたっけ? ドラクロワ?
モロッコ ・・・・・・。も、憧れの国。
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