« カージーの森 | トップページ | 雨の土曜日** »

2016年7月 8日 (金)

松庵文庫で

16syousan_bunko

自分ひとりだったらもちろん、気心知れた相手とだったらランチする場所にそんなに迷ったりはしないのだけれど、それがはじめてマンツーマンで会う相手(とくに女性)だったりすると、やっぱり考えちゃいます。
なんでも最初って大事だから。

自然豊かな土地で育った都会嫌いの彼女とは、できるだ緑いっぱいのところで会いたいと思った。それに緊張しないでリラックスして話せるところ。
それで、いろいろ考えてて、ふいにぽん! と浮かんだのがここだったのです。
前から一度行ってみたいと思っていた『松庵文庫』。
閑静な住宅街にある古民家カフェ。
ここの成り立ちからして音楽をやってる彼女にぴったりだと思った。

西荻窪の改札前で待ち合わせてスムースに行ったつもりが、近くまで行ってちょっと迷っちゃった。それで予定していた時間よりちょっと遅れてたどり着いて、案内された席は窓際の庭に面して横並びの席でした。
それを見るなり彼女が「向かい合わせのテーブル席よりこっちのが全然いい!」っていった。わたしとおんなじです。そのほうがだんぜん気楽に話せる!
こういう感覚的なことが合うってのも大事です。
そして彼女が「せっかくだからこれにします!」と選んだランチは、こんな素敵な二段になった『つつじ御膳』でした。
これ、とってもおいしかった。
見た目にもうつくしく、素材を活かした薄味で、からだによさそうな味。

16syousan_bunko_01

自分ひとりだったらぜったいこんなリッチごはんは選ばないけど、スペシャルな相手とだったら格別ってもんです。
二人でひと口たべるごとに「おいしい、おいしい」といいながらいただきました。
食後は小さなカップに並々と注がれた珈琲が。
珈琲もおいしかった。

なぜ『つつじカフェ』で『つつじ御膳』かというと、写真には写ってないけれど、お庭に大きなつつじの木があるからです。
その庭を向いて二人して並んでたせいで、お互いすごくリラックスして話せた。
ふだん、あんまり人に話さないようなことまでぶっちゃけて話した気がする。
彼女はわたしとは真反対というか、見るからに華やかで外交的でアグレッシブな人で、実をいうとわたしとはあんまり合わないんじゃないかと思っていた。
それがなんで会ってみようという気になったかというと、彼女がどこかに書いていた文章の中に『もうすっかり限られたこの世時間。わたしは喜びも哀しみも共感して行ける人達だけと関わりたい。というか、あえてそういうふうに関わらないと、 生きる虚しさに負けちゃうよね』という言葉があったからで、わたしは『生きる虚しさ』みたいなものを全然感じないような人とはやれないんだよね。
で、そういう感覚もわたしにとってはとても大事なことで、どこかで直感が働けばそれまで抱いていた印象なんかはやすやすと払拭されてしまう。

結果、とってもいいミーティングになりました。
背がすらっと高くてナイスバディーで派手な顔立ちで、でっかい目(しかも垂れ目!)をした彼女がわたしとおなじ早生まれの水瓶座、というのにも驚いたけど・・・・・・。

実はこの松庵文庫。
その名のとおりブックカフェなのです。
カフェ併設のショップには趣味のよい雑貨や本がたくさん並んでいて、それも見ていきたかったけど、今日はなんたって朝9時からここに来るギリギリまでボイトレの仕事、このあとも帰ってすぐ次の仕事、というハイパーアクティブでぜんぜん時間のない人と一緒だったから、それはまたこの次、ということにして見ないで出てきました。

お店の方たちの感じもよかったから、この次は休日に本好きの娘と来て、ゆっくりお茶しながら本でも読みたい。
松庵文庫は西荻の南口、アーケードのある商店街を抜けたらまっすぐ歩いて、右手に『印南建設』のある角を右に曲がって、しばらくまっすぐ歩くと左手にあります。
入り口の大きな『モチの木』が目印。
時間があってゆっくりしたいときにはおすすめです。

|

« カージーの森 | トップページ | 雨の土曜日** »

今日のおいしいもの♪」カテゴリの記事

コメント

時間があってゆっくりしたいとき、是非行って見たくなりました。
松庵北町には、私の建築家の師匠のお住まいがある街。
もうご夫妻とも鬼籍に入ってしまったけれど、思い出もある街。
行って見ますね。ありがとうございました。ご紹介記事読ませていただきました。

投稿: aya | 2016年7月22日 (金) 07:16

ayaさん、

ご無沙汰してます。
お元気そうで何よりです。
きっともう松庵文庫のホームページをお読みになったことと思いますが、この古民家はもともと音楽一家の家だったそうです。
光と風の通る素敵な家でした。
こんな家をアトリエにできたらどんなにいいでしょうね!

この日はなんだか近くまで行ってなかなか見つけらずに近所をウロウロしてしまったんですが、たしかにこの界隈、素敵なお家がたくさんありましたねえ・・・
中に、もう空き家になってしまっているのだけれど、素敵な木枠の窓がはまっている家があって、いただけるものならあの窓もらって帰りたい! なんて思いました。
アンティーク好きにはたまらない物件。

ゆっくりお時間のあるときにでも、ぜひ行ってみてください。
西荻を降りて、ここにたどり着くまでの道にも素敵なお店、面白そうなお店がいろいろあって、1人で散歩するにも退屈しませんよ。
わたしたちが行った日はランチタイムだったので、年配の女性4、5人でテーブル席を囲んでいるグループが多くて、まあ賑やかでしたけど、できれば静かな時間に行けるといいですね。
併設のショップに置いてある本や雑貨もセンスよさそうだったから、ayaさんもきっと気に入られるんじゃないかと思います。

あ、そうそう!
ayaさん、わたしはじめて絵を買いました!(^-^)

投稿: soukichi | 2016年7月28日 (木) 12:27

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« カージーの森 | トップページ | 雨の土曜日** »