すずらんの日
友達にもらったすずらん。
小さいけどすごくいい香り。
5月1日はJour de muguet、すずらんの日。
フランスではRetour de bonheur、幸福の再来、という、すずらんの花言葉
にちなんで、身近な大切なひとにすずらんを贈る日なのだとか。
街中のいたるところにすずらん売りが出て、老若男女関係なくすずらんを
買って贈りあう。街中がすずらんの香りでいっぱいになる。
それだけでもなんてしあわせな光景だろう!と思うし、なんだかフランスが
うらやましいようです。そんなふうに誰でも気軽に花を贈りあえる機会と習
慣があって。
今日、できることならわたしもすずらんを贈りたい人がいた。
人生って、いつどうなっちゃうかわからないものです。
それはいい意味でも悪い意味でもだけど、時としてあまりに過酷なので。
そして『bonheur』というと、思いだすのはこの本。
前からずっと欲しいと思いつつ買えずにいたのを、今年の友達の誕生日
に乗じて自分のも買ってしまいました。
そしてこの南桂子描く少女の雰囲気が、今日すずらんをくれた彼女にそ
っくりなのです。
彼女もセツさんに耳を引っぱられた一人です。
| 固定リンク
コメント