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2016年2月 3日 (水)

節分と金銀融通の神さま

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ここ数年、毎年暮れになると父ともらいに行っていた一陽来復のお守り。

去年の暮れは父の入退院でそれどころじゃなかったから、年が明けてから

ひとりで穴八幡宮までもらいに行って来た。

父のため、というのもあるけど、わたしが一緒に行ってなかったときも我が家

の家計を心配していつもうちの分までもらってきてくれてた父のことを思いだ

して。それにわたしはとくべつゲン担ぎじゃないけど、毎年してることをしない、

っていうのもなんだか変な気がして。

穴八幡宮でお札をもらうのは、暮れの冬至から大晦日のあいだこそ長蛇の列

で、寒いなかロープの張られた境内のなかをディズニーランドの乗りものに乗

るときみたいにぐるぐる歩かされるけど、年が明けてしまったらもう並んでお札

をもらうこともないのです。

でも、この日は参拝者が列をなしてました。

こんなところにお札をもらいに来るのはお年寄りばかりかと思いきや、お洒落

でカッコイイお兄さんももらいに来てました。わたしとおなじ、ふたつ。

やっぱり実家の分なのかなあ、と思ったり。

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そして、ここに来ると父がかならず買うのが、高島易断の暦

いま父は足が痛くてデイサービスの日以外はひきこもってテレビばかり見てい

るので、少しは暇つぶしのネタになって喜ぶかなと思ってこれも買った。

一陽来復のお札を貼れるのは、冬至と大晦日と節分の3日だけ。

今日がラストチャンスの日なので暦と一緒に実家に届けに行くと、一昨年まで

一緒に行って買ってたのに、父は「暦なんて、懐かしいなあ」と。

父曰く、不動産屋で働いてたときはいつもこれを一冊、店に置いておいて、店

にやって来る新規のお客さんとの話のネタにしていたのだとか。つまり暦が父

にとってのコミュニケーション・ツールだったわけで、いまは人の顔さえ見れば

誰彼かまわず自分のことばっかり滔々と話しだす父もそのころはそんなふうに

人との会話に気を遣ってたんだなあと、ちょっと感慨深かった。

今年の恵方は南南東。

家族みんなで玄関や家じゅうの窓という窓を開け放ち、「鬼は外!福は内!」

と豆を撒き、夜の12時ジャストに反対側(北側)の壁にこれをしっかり貼りつけ

終わると、俄かに「これで今年も安泰だ~」と心底ほっとできるのだから、なん

だか不思議だし、ありがたいのです。

下の写真は実家の最寄駅近くの『和カフェ つゆくさ』で食べたヴィーガン・ラ

ンチ。こういうのって見た目地味だし家で食べてるのと同じ(うちは菜食主義

じゃないけど)だから外では食べない、と息子はいうのだけれど、365日ごは

ん作ってて人の作ったごはんが新鮮なわたしにはしみじみおいしかったです。

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