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2015年12月26日 (土)

Winter Sky **

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ピッチって、すごく大事だね。

プールで泳ぐ前の準備体操くらいでもピッチってあって、今月の若い女の子の

コーチはそれが全然だめで、1、2、3、4、まではまだいいんだけど、なぜか5

あたりくらいから少しずつ遅れてきて、そのせいで手足の動きがどうやっても

ズレてしまう。今日はそれがなんとも気持ち悪かった。

つまり、リズム感がすごく悪いということなんだけど、そういうコーチは教える

のもあんまり上手じゃなくて、無駄に説明が長くてろくに泳がないうちに50分

が終わってしまうから、我々はひどく不完全燃焼な気分になる。

教えてくれる若いコーチにくらべて、教えられている我々はみんないい歳の

大人だから、彼女は若くてまだ経験が浅いからしかたないね、といっている

のだけれども。

でも、経験でどうにかなることと持って生まれたセンスとか感覚的なことって

たぶん、違うんじゃないかな、という気もしないではない。それと同時にピッチ

に話を戻すと、仮に私が正確なピッチを頭で認識できるとして、正確なピッチ

で泳げるかといったら、それはまったく別の話。

体操くらいならまだしも、水泳の場合はまず左右対称の動きができないと正

確なピッチにならない。たとえば、バラフライのキックで両脚そろえて、どん! 

と打つところを、どちらかの脚が遅れて、どん!パタ、となったら余計なアク

セントがついて次の動作が遅れるし、クロールの呼吸でも、片側呼吸で常に

呼吸のたびにフォームがちょっと崩れる、となったら、やっぱり同じピッチには

ならない。つまり、両手両足の動きと強さ、またそうなるための体幹の上手な

使い方、それに呼吸のタイミングやプルやキックのタイミング、もっというとタ

ーンなど、すべてがうまくいかないとそうならないわけで、ひと口に『正確なピ

ッチで泳ぐ』といっても、それって実はとっても高度な技術を要するわけです。

体力精神力泳力すべてにおいて私なんてまったくの問題外だけど、一番の

問題は『頭で認識しているように身体が動かない』ってことで、これは年を追

うごとに間違いなく年々、衰えてきているのを感じる。

それについてどうしたらいいかと考えると、こと筋骨系やスポーツに関するこ

とは自分にある程度ムチ打つしかないだろうと思うのだけれど、それ以上に

大事なのが、『意識すること』なんじゃないかと思う。

つまり、日ごろから『ピッチ』というものに意識を傾けること。

この場合は『ピッチ』というより、『リズム』といったほうがいいのかな。

日常生活の中のリズム。自分のなかにあるリズム。生きるリズム。

キッチンで料理をしているときも、掃除をしているときも。

そして私にとっては何より好きな音楽で耳を鍛える、というのがいちばんなん

だけど、冬空の下にいるといつもなぜか頭に浮かんでくるのは『Queen』なん

ですよね。自転車に乗って踏切が開くのを待っているあいだ、踏切のカンカン

という音にあわせて『キラー・クイーン』を歌っちゃったりしてね。

冬空にどこまでも高く突き抜けて行くフレヂィー・マーキュリーの美声!

一気にハートビートが高鳴る瞬間。

写真は今日プール帰りに見た美しい冬空。

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