りんご!
暗くて寒い雨の一日が終わろうとしていた昨日の夕方、玄関のチャイムが鳴
って宅配便が届いた。キッチンにいて、下の通りの前にトラックが停まる音を
聞いたとき、もしかしたらって予感はあったけど、やっぱり大きな箱に入った
りんごだった。今年もまた弘前に住むボスの弟さんが送ってくれたんだ。
それでめちゃくちゃ嬉しくて、すぐに電話してそういったら、弟さんは弟さんで
「着いたな」って思ったらしく、電話をとるや受話器の向こうから威勢のいい弘
前弁が返ってきて、ああ、元気になったんだ、と思ってますます嬉しくなった。
りんごの産地はいくつもあるけど、やっぱり青森のりんごが一番と思う。
今年は夏に天気がいい日が多かったのでりんごの出来がいい、と新聞の記
事に書いてあったのだそうで、息子がりんごの箱を部屋に運んでくれるなり、
箱の外からもいい匂いがした。
そして電話でお礼をいったあと、さっそく洗って皮を剝くと、包丁の刃に当たる
硬い果肉、飛び散る香気、そして割ると中心に透明な金色の蜜が入っていて
思わずひとつ齧って、これだこれだと思った。
大きなりんごを2つ剝くと、まるいお皿に山盛り。
でも、おいしいりんごだとテーブルに出したとたんにあっという間になくなって
しまう。
今年も『りんご一日一個は医者いらず』の季節がやってきた。
今年も感謝していただきます!
* この箱のイラストも見るたびほのぼのするよね、と娘。
おっきなりんごを嬉しそうに抱えるりんごのほっぺの女の子。
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