風の季節
昨日、家をでるときはシャツの上にカシミアのベストを着るのは暑いと思った
けれど、夜帰るときにはもう寒かった。
夜遅く、バスタブにつかりながら外でごうごうと北風が吹き荒れる音を聞き、
ときどきパタパタと雨が降ってくるような音もして、お風呂を出てから思わず
北側の小さな窓を押しあけて暗闇を除きこんだ。駐車場を横切る猫の姿でも
見えないかと思って。
日に日に日の暮れが早くなり、日に日に朝晩の気温が下がって蛇口から出
る水が冷たくなり、北風が吹き荒れる日が多くなってきた。
となると心配なのはやっぱり野良猫だ。
昨日みたいな風の強い夜、野良猫たちはどこでどうしてるんだろう。
昨日寝たのは遅かったのに、今日は6時前には目が覚めてしまって、早朝
からベランダでばらの手入れをした。秋ばらはハバチの幼虫のせいで蕾が
ほとんどやられてしまったから期待薄。ふつうは虫も嫌いで食べないという
ユーカリの木までほとんど食い尽くしてしまった恐るべしヨトウムシ!
それでもばらって不思議で、あっけなく枯れてしまう若い木もあれば、もう老
木なのに勢いよく緑のシュートを出して古い枝を刷新し、蕾をつけるばらも
ある。
それがこのライラックローズで、老爺のごとき株もとから出た2本のシュート。
その先についた蕾がだんだん大きくなって色づいてきた。
これだけはなんとか害虫から死守しなければ。
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