金木犀の月
朝おきてベランダにでたら金木犀の香りでいっぱいだった。
どこからするんだろう、と思ってベランダの下を覗いてみたら、真下に満開の
金木犀の木があって、そうだった、すぐ下にあったんだっけと思いだした。
今年もこの季節になったんだなあ、と思うのと同時に今年はなんだかずいぶ
ん早かったなあ、と思う。今年は残暑に苦しむどころか夏を名残惜しむ間も
なく、夏にさよならをいう暇もなくストレートに秋になった。
夏のあいだじゅう、毎日2回は沸かして作っていた三年番茶がちょうど今日
でおしまいになって、冷たいお茶を作るのも今日で終わりかな、と思う。
秋はいつも瞬く間に過ぎるから、冬がくるのもあっという間かもしれない。
と、まだ扇風機も片づかないうちから来るべくストーブの季節を思ってる。
年々、一年が早くなる。
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