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2015年8月 8日 (土)

夏の風物詩**

15msabou

毎年夏になると、夏のあいだに一度はかき氷を食べたいと思う。

花火とならんでそれがもっとも夏らしい風物詩だから、っていうのもあるけど

単純に大きなかき氷が目の前に置かれたときのあの気分が好きだ。

子どもみたいなわくわく感。

子どものころと違って、大人の夏休みなんてわずか数日のことで、海水浴に

行く楽しみがあるわけじゃなし、何もしなくてもあっという間に終わってしまう

から、時間さえあれば夏の気分を味わっておきたい。

今日雑誌でたまたま見つけた和菓子屋に行こうと思ったのは、そこのかき

氷が凄かったせいもあるけど、それ以上に友達が住んでいる街だったから

だと思う。午後遅く娘と出かけて、いないことを覚悟で駅のホームから彼女

に電話したら、思いがけなく出てきて会えることになった。

駅を降りて通りを歩きはじめたら、車道をはさんで向かいで手を振るMの姿。

3人で件の和菓子屋の前まで行くと、誰も待ってる人がいないと思ったのは

大間違いで、店員の女性がせっせと整理券を配っているところだった。まだ

4時半にもなっていないというのに、5時45分になったら来てください、とい

われる。しかたなく近所のカフェでお茶をしながら時間を潰して、途中でやっ

てきたMの娘と4人で和菓子屋に行くと、こんどは店の外まで行列ができて

いて、整理券を見せると最後尾に並んでください、といわれる。幸い今日は

昨日までと違って猛暑じゃないからまだいいようなものの、すでに1時間以

上待ったのにこれ以上どれだけ待たされるんだろうと思う。店員さんがメニ

ューを持って近づいてきたので「ここからだと、あとどれくらい待ちですか?」

と訊くと、「あと2、30分くらいです」と明るくいうのだけれど、地元で詳しいM

によれば、中の階段から40分待ちだから、ここから2、30分ってことは絶対

にない!」というので、「じゃ、やめようか」といってあきらめて帰ることにした。

去年の『たいやきや ゆい』さんといい、ここといい、東京じゃかき氷食べるの

もよいじゃない。「私は待たなきゃならないところでは食べない」と娘。どうやら

私のまわりは家族・友人含めて何かを食べるためだけに待つ人はいなさそう

です。わざわざ来たのにやれやれ、って感じだけれど、今日は思いがけなく

1年ぶりで会う友達に会えたから、それだけでよかった。

帰りの電車で「茶房に寄ってみる?」と訊くと、「うん」と娘。

それで最寄駅よりちょっと手前で降りていつもの武蔵野茶房へ。

ここにもかき氷はあるのだけれど、昨日までの猛暑のせいか今日は電車の

中もカフェの中も寒いくらい冷房が効いていて、リネンのノースリーブのワン

ピースを着ていた私は冷えてしまったので、もうちょっとソフトなところでクリ

ームあんみつを。ここは冷たいものを頼んでも夏でも温かいお茶がついてく

るのがいいです。

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それでも冷たいものを食べたらすっかり冷えてしまい、さぞかし外に出たら

暑いだろうと思ったのに、出たらそうでもなかった。午前中は今日が立秋と

いうのが信じられないようだったけど、夜になったらだいぶ涼しくて、夏の終

わりがちょっと見えたようでした。

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