« もうじき七夕 | トップページ | Rainy morning »

2015年7月 5日 (日)

これが最後のオニオンスキン

15dressco

良かれ悪しかれインターネット・ショッピングの便利なところは、一度でも

買いものしたらそこからお知らせがくることで、以前『ドレスコ』というノート

を買ったPC竹尾から、先日メールマガジンがきた。

その内容は、倉庫から見つかった最後のオニオンスキンペーパーをふん

だんに使って、数量限定でノートを作った、というもの。

以前ドレスコを買ったのは中身がオニオンスキンペーパーだったからこそ

だったけど、ついに紙が尽きたのか、途中で違う紙になってしまって残念

に思っていたところだったし、『これが最後』といわれたら、見てみずには

いられない。さっそくリンクページをひらくとスペシャル・エディションのノー

トはそれはそれは素敵だったけど、私にはちょっといいお値段だった。

いい詩集が1冊買えるくらいの価格。

これだと娘も買わないだろうなあ、と思いつつ、いちおう経緯を話して見せ

みると、あろうことか娘は事もなげに「それじゃあ、1冊買っておくか」という

ので「マジ?」といいつつ、私も1冊買うことにした次第。けっきょくのところ

近眼の娘は値段を見間違えてたらしいのだけど、届いたのはこれです。

厚手のスリーブに納められた、布張りと見紛うような光沢感のある表紙の

ノート。色はアボカドとアクアとあって、私たちが選んだのはアクア。

15dressco_01

なんとも繊細できれいな淡いブルーです。

そして中身は何ページくらいあるんだろ、けっこう分厚い。

それがぜんぶオニオンスキンペーパーだという贅沢。

オニオンスキンとはよくいったもので、なんともいえない手触りと質感。

娘なんかパラパラやりながら「この紙に触ってるだけでしあわせだねえー」

なんていう、かなりの紙フェチです。

15dressco_02

問題はこんなスペシャルなノートに何書くかってことですね。

去年の母の日に娘からもらったドレスコだってまだ使えないでいるのに。

娘は絵が描けるからクロッキー帳にしてもいいけど、なんていってたら私より

もっとこのノートが似合う人がいるんじゃないかなあ、なんて人にあげること

を考えたりして、私ってなんて自己愛が薄いんでしょ。イカンですね。

いつかどこかで落としてしまって、もう二度と手に入らないと思ってたブルー

ウォーターアパタイトのブレスレットも戻ってきたことだし、ここはひとつ自分

のポテンシャルを信じてみますか。

15blue_water_apatite

厚手のスリーブの後ろにはこんなふうに書いてある。

************************************************************

サンバレーオニオンスキンは1956年に誕生しました。まるで玉ねぎの薄

皮のように軽くやわらかく、独特のしわ感のある紙です。鉛筆やペン、万年

筆などとも相性が良く、そして何よりも紙の質感から生まれる独特の書き

味が魅力です。軽量なためエアメールなどにも使用され、多くの方に好ま

れたサンバレーオニオンスキンですが、惜しまれながら2010年に生産を

終了しました。

*************************************************************

いったい私はこのオニオンスキンの便箋を使ってどれだけ手紙を書いたり

打ったりしたことだろう。書きだすと言葉があふれて止まらない長書きの私

にとって、薄い紙って封筒に入れるのに何よりありがたいものなのでした。

それさえいまは昔、昔の物語。

|

« もうじき七夕 | トップページ | Rainy morning »

My Favorite Things」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« もうじき七夕 | トップページ | Rainy morning »