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2015年6月30日 (火)

ぽえむぱろうるに行ってきた。

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6月もついに最後ということで、今日も仕事が終わるなり家を出て、娘と一緒

に池袋リブロに行ってきた。閉店だからということなのか、夕暮れ時の書店は

中も外も人でいっぱい。なかには閉店を告げる看板の前でiPhoneかざして写

真を撮る人や、書店の中で一眼レフでフラッシュ焚いて写真撮りまくる人やら

で終わり感が漂ってる。

でも2階の特設コーナーの『ぽえむぱろうる』はそうでもなかった。

JAZZと同様(って一緒にしていいかわからないけど)、詩のニーズは少ない

からだと思う。(潜在的ニーズは別として。)

壁には詩人の写真や直筆原稿が飾ってあったり、本の大きさも違えば様々に

意匠の異なる非日常の本が静かに並んでいて、ああ、こんなだったっけ、と思

った。そこはもちろん、昔の(本物の)『ぽえむぱろうる』とはちがうし即席感はあ

ったけど、でもこの空間はやっぱりすごく懐かしいものだった。マスにもアドにも

興味が薄い人間にとって、これほど居心地のいい場所ってない。それほど広く

はない静かな、閉ざされた空間に、非日常の色彩豊かで濃密な言葉がぎゅっ

と詰まっている感じ。そういう雰囲気、空気感。

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近くに椅子でもあってもっとくつろげたら、こりゃ、いつまででもいられるな、と

思った。思潮社がプロデュースしているコーナーながら、思潮社以外の本や

怪しげな(?)リトルプレス、希少な手製の私家版まで置いてある懐の深さ。

これぞ、ぽえむぱろうる。

前日まではそれほど興味もなかったらしく、「私は行かない」といいながらも

けっきょくついてきた娘は、リトルプレスが置いてある場所でさっそく1冊の

本を手にとって、まるで部数限定でつくられたお手製本のような本をぱらぱ

らっとやるなり値段も見ずに即座に「うわ! これいい! 私これ買う!」と

いったので、いつもはさんざん迷ってやめる人がめっずらしいな、と思った。

それからどれくらいそこにいただろう。

気づくと娘はいつのまにかアート本のコーナーに行ってしまっていたけど、

2人して何冊も本をまとめ買いして、重い荷物を持って雨の降りそうな空の

下を帰ってきたのでした。

そして家に帰ってから娘が即買いした本を見せてもらったらこれがもうほん

とうに素敵で、まいりました。

 中山直子(なちお)絵本『トラネコボンボン』 CAT 

まず猫のシッポ(リボン)で本を巻く仕様が手作り感があってかわいらしい。

これは生地を切って作ったものだから1冊1冊みんな違う。

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モノクロームのドローイングにわずかに使われた赤。

コラージュの技法がすごく素敵で、そこに添えられた短い言葉もとてもいい。

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最後のページまで読んでいったら、そこに私がいつもばらに感じていることと

おなじことが書いてあって共感するとともに、じわじわと感動 ・・・・・・

これはもう猫好きへの最高のプレゼントだ! と思って私も買うことに。

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それで、初めてこの本の出版元である書肆サイコロさんというのを知ったのだ

けれど、デザイン事務所併設のショップが高円寺にあるようで、西荻にしても

高円寺にしても、中央線ってなかなか奥深いです。

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娘が買ったこのブルーノ・ムナーリの本も装幀がすごくきれい。

アートの人だけにやっぱり装幀のうつくしさに惹かれるらしい。

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私はといえば、詩壇に彗星のごとく現れた天才少女と名高い文月悠光や最

果タヒの詩集も手にとってみたものの、ぜんぜん入ってこなくて、けっきょく

どこかの庫から出てきたような見慣れた『新選現代詩文庫』数冊に、以前

『珈琲とエクレア』の静かな飾り気のない文章に好感を持った橋口幸子の

『いちべついらい  田村和子さんのこと』と、黒田三郎の復刻版・詩集『小さ

なユリと』の夏葉社の本を2冊買って、けっきょく荒地周辺の詩人の本ばか

り買って帰ってきた。

でも、夏葉社さんのこの2冊の本はとてもよさそうです。 

 いちべついらい  田村和子さんのこと 橋口 幸子

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 詩集 小さなユリと 黒田三郎

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ただ家に帰って自分の本棚を見てうっかりしたなと思ったのは、持ってる本

を買っちゃったこと。新選現代詩文庫の新選鮎川信夫詩集。庫出し半額だ

ったからいいようなものの、もし欲しい人がいたら(メールでコンタクトしてく

だされば)さしあげます。今日び鮎川信夫の詩集を読む人がこのブログの

読者にいるのかどうかわからないけど。

そして、うっかりしたといえば、今日で閉店かと思っていたリブロは正しくは

7月20日が閉店日で、よって『ぽえむぱろうる』も20日までやってます。

28日には谷川俊太郎のゲリラ朗読なんてのもあったみたいだし、閉店まで

にもう1回くらいそんなことがないかなと思ったり。私もこんどは休日にひと

りでのーんびり行ってこようかなあ、なんて思っています。

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2015年6月28日 (日)

朝の山盛りサラダ

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いつもプールで泳いだ日の夜はあちこち痛くなってなかなか眠れず、結果

日曜の朝は目覚ましが鳴っても起きれず朝寝坊 ・・・・・・ というパターンが

多いのだけれど、今朝はなぜか6時半にはぱっちり目が覚めてしまったの

でそのまま起きて、窓を開け放って掃除。トイレ、キッチン、玄関、ベランダ

の掃除をして布巾を消毒し、やかんを磨き、2日分の洗濯物を干して部屋

に掃除機をかけたら瞬く間に2時間が過ぎた。

一年中プールで泳げることもそうだけれど、朝起きてすぐに身体が動くこと

のありがたさ。

「人間の脳は回路の基板なんです。そこに繋がる点と線は意識的に頭を使

って身体を動かすほどに増える。それはたとえ脳の基板自体が減ったとして

もです。だから人は年をとったらボケる、のではなくて、意識的に頭と身体を

使い続ければ、たとえ老人であっても脳は成長してゆくということです」

とは、昨日夜遅くに久しぶりに長電話した医者の友人の話。

これって、いい年の人間にとっては大いなる希望じゃなかろうか?

今朝の朝ごはんは甘夏の季節にさんざん食べた甘夏サラダをグレープフル

ーツ・バージョンで。やっぱり味のポイントは『サラダクラブの10種ミックス』。

それに隠し味の粒マスタードね。

あとはトーストした厚切りのパン・ドゥ・ミにバターと自家製いちごジャムを塗

って、珈琲と。

今日は朝からすっきり晴れて、洗濯物がよく乾きそうです。

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2015年6月25日 (木)

FALL

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FALL


落ちる

水の音 木の葉

葉は土に 土の色に

やがては帰って行くだろう 鰯雲の

旅人はコートのえりをたてて

ぼくらの戸口を通りすぎる


「時が過ぎるのではない

人が過ぎるのだ」


ぼくらの人生では

日は夜に

ぼくらの魂もまた夕焼けにふるえながら

地平線に落ちて行くべきなのに


落ちる 人と鳥と小動物たちは

眠りの世界に


( 青土社刊 田村隆一詩集『新年の手紙』より、『FALL』)

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昨日、FALLさんで詩集をみつけたのはこれが最初だった。

陶器などが置かれた棚にこのページを開いたかたちで立てかけてあって、

思わず手に取って奥にいた店主に「あのう、店の名前はここからとったん

ですか?」と訊いたのだった。店主は即座に「違います」といった。「それは

友達が教えてくれて、有名な詩人さんみたいなんですけど」というので、私

は田村隆一を知らないなんて、きっと若いんだな、と思いながら「田村隆一

は超有名ですよ。教科書にも載ってる」といった。実際、私が田村隆一の詩

を読んだのは小学校の教科書だったと思う。『見えない木』という詩だ。

衝撃だった。いちめんの銀世界に見た小動物たちの見えないリズムの詩。

たたみかけるような最後の8行がいまでも印象的な詩。

つづけて店主が、もう何十回となく人に聞かれてるんですけど、といったの

で、私も「なぜFALLってつけたんですか?」と聞くと、「秋が好きなんです」と

彼は静かにこたえた。なるほど。あなたにぴったりです、と私は思った。

それで「この本は買ってもいいんでしょうか」と聞いたら「はい、開き癖がつい

てますけど」というので、「ぜんぜん問題ありません」といって買ってきた。

いまこうやってあらためて『FALL』という詩を打ってみると別段どうってことの

ない詩だし、どこかしら北村太郎と似たところもあって私にはちょっとそれが

引っかかるのだけれど、昔の詩集のよさは装幀にもあって、最初のページを

開くとタイトルからのイメージなんだろう、こんなふうにクラシカルな封筒が張

り付けてあって、こんなところも洒落ている。

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例によって奥付を見ると、装丁はなんとかの池田満寿夫。

なんとも贅沢ですね。

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本文の紙の質と文字の大きさのバランス、フォントの感じもいい。

本からは独特な古い本の、でも香を焚いたようないい匂いがする。

昭和48年発行だから詩人50歳のときで、酒好き女好きでダンディーで知ら

れた詩人がまだまだ血気盛んだったころじゃないかと思はれる。これはまた

ゆっくり時間のある夜にでも読んでみたいと思う。

そして昨日、FALLさんの『港の人ショーケース』で手に取って買ってきたのは

詩集ではなくて歌集だった。

 やがて秋茄子へと到る  堂園昌彦

こちらはまだ若い、20代の新鋭の第一歌集。

そして、この本の装幀がまたとびきりうつくしい。

第48回造本装幀コンクール日本印刷産業連合会会長賞受賞だそうです。

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ショーケースには港の人選りすぐりの35冊が並べられていて、それを紹介

する、ひとつひとつ手製の丁寧なつくりのリーフレットと、詩の一行が印刷さ

れた栞まで作って置かれていて、この出版社の真摯な姿勢を感じさせるも

のだった。できることなら私はこんな会社で働きたい。由比ガ浜に引っ越す

のもいいかも、とここで勝手なことをつぶやいてもしかたがないけれど、でも

FALLの店主に、好きな一行が書かれた栞を持って行っていいですよ、とい

われてよくよく眺めてみたものの、詩の言葉はちっとも入ってこなかったんだ

よなあ。これってなんなんだろう ・・・・・・

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歌集のほうはまだパラパラっとやっただけだけど、フレッシュでハッとする言

葉が詰まってる。俳句とか短歌って潔くよく短いのがいい。切り取られた果実

の断片みたいで。

こちらもふとしたときに空で暗唱してしまうくらい読みたい。

どちらにしても昨日のFALLさんはいい出会いでした。

夏時間のいいところは仕事が終わったあと出かけても明るいうちに着ける

とこです。私がこよなく愛するのは夏の光です。

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2015年6月24日 (水)

FALLさんからDMとどいた。

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移転中で新店舗を造っている最中だったFALLさんにサノアイさんの個展の

DM郵送をお願いしたのはもう2ヶ月以上も前のこと。そのときは、万が一忘

れてしまったら催促してください、とのことだったのだけれど先週忘れられる

ことなくDMはちゃんと送られてきて、初日の今日、さっそく行ってきました。

夏時間のいいところは仕事が終わって出かけても、まだ明るいうちに着ける

ことです。

場所は私が住んでいるところからもそう遠くない吉祥寺の隣駅、西荻窪。

DMにあった簡単な地図の通り、北口を出てすぐのところにありました。

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木の扉をあけて中に入ると、さすが地元作家のサノアイさん、ご近所仲間

とおぼしきショップ店主や作家さんたちとわいわいしているところでした。

通り沿いのガラスに面したテーブルの上には木の器やケーキスタンド、万

年カレンダーやサンキャッチャーなどが置かれていて、奥のテーブルには

鳥のオブジェやオルゴール、それにリースのかたちに並べられた羽根のブ

ローチがたっくさん! すべて木の木目を活かしてひとつひとつ手作りして

いるから羽の模様から色、大きさや形にいたるまでどれひとつとっても同じ

ものはなくて、まるで本物の鳥が落としていった羽のようです。この中から

たったひとつの自分の羽をみつけるのは大変だね、といいながら、そこに

居合わせた人たちと楽しく眺めました。

そしてFALLさんといえば、一歩店の中に入った瞬間から、初めて来たのに

初めて来たんじゃないような、どこか懐かしさを感じる店なんですよね。

これって、なんだろうな?

店の中にはだまし絵のように所狭しと店主の好きなものが並べられていて

たぶんそれはかなり偏った趣味のもののように思うのだけど、その偏り方

が自分と似てるというか、合ってるというか・・・・・・

まず音楽。どこかで聞いたような音楽が流れていると思ったらそれはコトリ

花店でさんざん聞いた『ママミルク』だったし、店を入った瞬間、目に入って

きたのは『星の王子様』がこの世から消える瞬間の色紙だったし・・・・・・

極めつけは北村太郎ゆかりの出版社、『港の人』のコーナーがあったこと。

まさかこんなところで、あの照れたような独特なポーズをした(『光が射して

くる』の表紙の)北村太郎の顔を見ようとは。しかもこれはいつもやってるこ

とじゃなくて、期間限定で28日までの展示、というからびっくりしました。

初めて行ったFALLさんでたくさんのキーワードをみつけた今日。

いつも思うことだけど、縁がある人や場っていうのは間違いなく存在するし、

逆にどうやっても縁のない場所や人もある。それは努力とか何かに関係な

く、まさしく縁としかいいようのないもの。

お店の中には私としてはいつになく欲しいものがいろいろあって、まるで宝

探しのようだったし、よかった、近くにまた来れそうないいお店をみつけた、

って思いました。何よりここの落ち着ける空間は、静かな店主がつくりだした

店主そのものみたいな空間なのだと思います。

さて、さーんざん眺めて選んできた私だけの羽根!

これは欅(けやき)の木です。

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実をいうと私は今日も友達の誕生日のプレゼント用に猫ブローチを見にき

たのだけれど、サノアイさんに「今回は猫ブローチはないんですか?」と訊

くと、「いまは猫だろう、と思いつつ、あまのじゃくなのであえて羽ばかりを」

とのことなのでした。そんなところも猫っぽい?

それから帰り際にみつけたナンチャッテ鳥。

サノアイさんもこの時期、梅雨空を飛ぶかうツバメが大好きなんだそうで、

この鳥はツバメだそうです。サノアイさんは『ナンチャッテ鳥』とか呼んでい

たけど私にはちゃんと鳥に見えるし、私はすごく気に入りました。

(でも、子供二人に見せたらペンギンといわれた。たしかにちょっと鳥人間

ぽくはある。あれ???)

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西荻、いつ行っても賑やかでごちゃごちゃしてて楽しそうな町です。

でもやっぱり家賃は高いんだって。

中央線沿線、吉祥寺の隣りだしね。

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2015年6月22日 (月)

The Candle Night of the Summer Solstice

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キャンドル・羊毛作家のun jour さんにリクエストして作ってもらった

『12ルクスの音の森』。

これは自然の木を芯にして作ったソイワックスキャンドルで、

静かなところで火を灯すと、

まるで暖炉の薪が燃えるようなパチパチと火のはぜる小さな音が

聴こえてくる素敵なキャンドルなのです。

もうずいぶん前にコトリ花店さんに預けてくださってたのを、

今夜は夏至なので忘れずにうけとってきました。

そして今日は友達とともに『夏至の瞑想会』なるものに初めて参加して、

インナー・スマイル瞑想、エッグ・メディテーション、セルフヒーリング、

ラブ・シャワーなどを教えていただきつつ受けてきたのだけれど、

こころとからだが緊張から解きほぐされ、いい感じに緩んだせいなのか、

家に帰ってきたあとはもうなんだか異様に眠くて眠くて・・・・・・

夕食のあと、部屋の明かりを消してキャンドル灯して珈琲を飲みながらも

うとうと寝てしまいそうなのでした。

でも今日見た夜7時を過ぎても明るい水色の空に浮かぶ小さな三日月も

部屋の中の光も、なんだか淡い幸福感に満ちていて、

なんでもない幸福って、こんなものなのかもなあ・・・・・・

なんて思った夜。

いい夏至の日になりました。

夜、テーブルにカエルカードを並べて私が引いた1枚は、

 30 Journey ─ 旅

このカードには、

  あなたは進歩を遂げました。このカードを引いたときは

  次の新しい段階が始まったことを意味します。

  今までの経験が、あなたを新たな冒険の旅に導いていきます。

  これからの自分自身の飛躍を大いに楽しんでください。

  変化していく思いや感情を旅日記のように書き留めておくと、

  自分の成長が確認できるでしょう。

・・・・・・ なーんて、ありました。

実は旅ってそれほど得意じゃないし経験もないけど、

でもこのカードは悪くないです。

果たしてこの先どんな旅が、どんな冒険がはじまるのでしょう?

un jour さんのキャンドルにはもひとつ仕掛けがあって、

火を灯すと青い鳥が浮かび上がるのです。

Free as a bird、私も飛んでいきたい。

こころのままに。

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ラ・フランス*

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娘が高校生のときに学校の授業で接いできた見るからに弱そうなばらは

いつまでたっても大きくなることなく、株も細くて相変わらずひ弱そうで、

でも枯れることなく、年に繰り返し数回は花を咲かせています。

このばらも春にはうまく咲けなかったから、これが今年はじめての花。

花弁が多くて高芯のラ・フランスは、昔、日本の洋画家が描いたような

クラシカルな雰囲気の、まるで表がピンクで裏が白の折り紙できっちり

折って作ったようなばらです。

今日、咲いたのはふたつ。

夏至のあさのラ・フランス。

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2015年6月21日 (日)

公開制作@H&R ROPPONGI

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セツで働いてらっしゃる絵描きの宮城さんが六本木のホテルで作品の展示

とともに午後から公開制作をされるというので娘と一緒に行ってきた。

場所は六本木通りに面したホテル&レジデンス六本木。

建物の外観からして見るからにお洒落なシティーホテルという感じで、実際

にホテルに宿泊しながら絵の公開制作をするという、なんとも豪勢な企画。

私たちがエントランスを入ると、ちょうど生徒さんたちに宿泊しているお部屋

を見せてきたところという宮城さんたちと出くわした。それからしばし宮城さん

の案内でレストランの中に飾ってある絵を見せていただき、公開制作の行わ

れる『ラボ』と呼ばれる部屋へ。中にはすでに思い思いの席に座って飲みも

のを飲みながらくつろいで待っている生徒さんたちがたくさん。

ここ、通りに面したガラス張りのオープンルームながら、ガラスが厚いのか、

静かでとてもリラックスできる空間だった。

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そして時間になっておもむろに描きはじめる宮城さん。

しんと静まる部屋・・・・・・

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すると宮城さん、「あれれ、、、どうしたの、急に静かになっちゃって。ふつう

にお喋りしてていいよ」なんていう。それでまた一気にくつろぐ一同。

いつ会っても細やかな気配りをしてくれる、すごく気さくでフレンドリーな宮城

さんです。

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みんな絵を描く人たちだから宮城さんが何を使っているかにも興味しんしん。

なかには壇上に上がって、いま絵具を混ぜてるパレットを覗く人も。

絵の道具って、それだけでもなんだか絵になります。

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そして後から部屋に入ってきたMちゃん。

この人がほんとうに『のだめカンタービレ』の『のだめ』みたいで最高だった。

キラッキラした目で宮城さんの描くのをじーっと見ながらいろんな顔をする。

途中からはMちゃんの顔を見てるほうが面白かったくらい。

Mちゃんは今年のセツ展で2点まとめてセツ賞を獲った女の子で、私がその

絵から「自信を感じた」と書いた人なのだけれど、他人から客観的にそう評さ

れて初めて自分のことがわかったそうで、いわく「私は自分に自信があるわ

けじゃないけど、絵は描ける。と思った」といい、それって私が昔から人に言

ってるのとおなじ言い方ですごくよくわかったし、共感した。さらに何で描いて

るかという話のところで自分の使っている絵具を見せて、スケッチで枚数描く

には高くていい絵具はもったいないからと思って、どこでも買えるこの絵具を

使い始めたんだけど、それが思いのほか使い勝手がよくて手離せない。とい

ったところで、でも「売り物にはこれは駄目だ」と断じたのにも感心した。

そういう感覚って、すごく大事だと思う。お菓子の空き箱の裏に描いて価値が

あるのは絵自体によっぽど魅力があるか、巨匠にでもなってからでしょう、と

思うので。セツ展のときは勝負を賭けて、なんと50枚も絵を描いたというMち

ゃん。ピュアな頑張り屋さん。

ほんとのこというと彼女の絵からはもっと大人の女の人のイメージを持ってい

たのだけれど、でも目の前の彼女の中にもそういう(大人っぽい)ものが確か

にあるからなんだろうな、と思った。

宮城さんが制作してるところを見るのも楽しかったけど、今日は絵を描くのが

好きでたまらないセツの子たちと話せてよかった。いまのセツからもユニーク

で我々がいまいるこの世界をハッピーにしてくれるようなクリエイターたちがた

くさん世に出るといいなと心底思う。

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前の通りを行く人たちも、六本木にしかいないような国際色豊かで個性的な

ファッションの人が多くて、なかには「何をやってるんだろう?」と目をとめて

窓から中を覗いて行く人も。ふつうだとこの状況ではなかなか集中できなさ

そうな感じなのだけれど、そこは宮城さん、リラックスしてマイペースに筆を

運んでおられました。

宮城さんの絵のよさは、なんといってもきれいな色彩。

ピース・オブ・マインドで幸福感のある明るいタッチの風景画と、それとは逆

にモノトーンでアンニュイな人物画、それに躍動感のある美しい線の人物デ

ッサンかな。ヨーロッパ的、とよくいわれているように、日本的なウェットなと

ころのない絵。今回、東京にいて滅多に泊まることのない都会のど真ん中

のお洒落なホテルに滞在してショート・トリップを楽しまれている宮城さんだ

けど、いつかほんとうに旅する絵描きになって世界中を旅しながら描けたら

素敵だろうなあ、と思いました。

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公開制作はまだまだ続く・・・・・・ ということで、私たちはひとまずお先に退散。

最終日には、いま描いている絵もすっかり出来上がっていることでしょう。

ちなみに宮城さんが描いていたのは、ここに来るまでのあいだにある、六本木

通り沿いのこのお店。gooday for you roppongi.

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チーズケーキとベーグルやスコーンがおいしい店だそうです。

でも私たちが行く途中、気になったのはこっちなんだよね。

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ここ何かのファクトリーみたいなんだけど、なんだろなんだろ、気になるなあ、

と左のドアの中を覗いていたら、不審者とでも思われたのか近くの電信柱の

横で携帯電話で話してた男の人から「なんなんですか!」といわれてしまい、

「かっこいいけど、ここ何かなと思って」といったら「ライブハウスですよ!」と

怒られてしまいました。感じわるー。新世界。ライブハウスだそうです。

たしかにまだ夕方なのに建物の奥からズテバタ音が聞こえてました。

隣りはガラスの工場っぽかった。

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この古いビルのレトロなつくりにダークなトーン、それに3枚貼られたポスター、

赤やブルーのわずかな差し色。

なんだか好みだったんですよね。

つまり我々の好みはマイナーってことか。

たまにふだん行かない街を歩くのも発見があって面白いです。

宮城さんの公開制作は24日までで終わってしまうけど、引き続き作品の展示

は7月12日まで行われています。

梅雨の季節の気分転換にぜひお出かけください。

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ホテル&レジデンス六本木 

【 HRR ART PROJECTS “ another point ” Vol.4 】
Takeshi Miyagi PAINTING EXHIBITION " L'esprit du paysage "

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梅雨寒のあさ

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今日のアンブリッジローズとジュビリー・セレブレーション。

徐々に花径を落としながら咲くばらたち。

今年はどうやら梅雨寒で、湿度が高いうえに気温が高くて耐え難い熱帯夜

がつづく、いつもの東京のこの季節にくらべたらずっとすごしやすいし花も

きれいに咲くけれど、ちょっと肌寒いくらいだ。

雨は降ったりやんだりで、ちょっと風もあって、長袖のシャツでちょうど。

今日は母の日にくらべたらずっと影の薄い感じのする父の日。

とりたてて何も用意はないけれど、あとで電話してみよう。

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2015年6月20日 (土)

小さなラ・パリジェンヌ

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爽やかな風の吹くあさ。

ラ・パリジェンヌもこのくらい小さく、ピンクが強く出るといいな。

昨日一日降りつづいたひどい雨もやんで、今日は晴れた。

梅雨の小休止の日。

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2015年6月19日 (金)

ニャニャ!

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娘がアルバイトに出かけたあと自分の仕事机に戻ったらキーボードの

上に置いてあった。

The food expenses of this month !

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今朝のあさイチとか谷川俊太郎とかリブロの閉店とか

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昨夜は久しぶりになかなか寝つけず、どこからか聞こえてくる時計の秒針の

ように正確な雨だれのピッチにあわせて眠ろうかと思ったけれど、そんなこと

したらますます眠れず、ますます雨はひどくなり、けっきょく目覚ましが鳴った

のより大幅に過ぎてから目覚めた。それから起きてコンピュータを立ち上げ

今日の友達の動向を知ろうとTwitterをひらいたら、右の『トレンド』の上から

4番めに『谷川俊太郎』の名前があって、なんでだろう、と追ってみたら、どう

やら今朝のNHKの『あさイチ』に谷川俊太郎が出て、そこで話したのが話題

になっているらしかった。家では今年の3月20日にデジアナ変換サービスが

終了してからまったくテレビを見ない生活をしているから、世間の人が朝から

こんなにテレビを見ているというのが驚きだったし、AKBとか誰がどうしたと

か、日頃どうでもいいようなくだらない情報が溢れかえっているなか80過ぎ

の老詩人の言動にこれほどみんなの注目が集まるというのも意外だった。

さらにTwitterで見た半袖Tシャツの谷川俊太郎が若くて驚いた。大体におい

てTシャツというはデブじゃ似合わないし、かといって年とって痩せ細った身

体にも似合わない。(私はますます痩せて最近、Tシャツが似合わなくなって

きた。)谷川さんはとても小柄な人という印象があるけれど、Tシャツを着た

上半身は背筋がシャンとして、胸板に張りがあって、まるでテニスでもして

いるような立派な身体だった。とても83とは思えない。人間の身体性や老

いと死についての関心が強く、著書も多い詩人だけに、間違いなく自分の

肉体に対してもコンシャスに生きてきたのだな、と感心した。

テレビについては昨日ちょうど「テレビが見れなくなっても誰からも文句が出

ることなく、こんなにあっさりテレビのない生活に移行できるとは思わなかっ

たよ」と話したばかりで、私は基本、テレビがなくてもいいのだけれど、でも

斉田さんの天気予報と『美の巨人たち』と、時たまやるNHKのいい番組は

見たい、といったばかりだった。家ではテレビがあっても朝から見ることは

ないけれど、今朝の谷川俊太郎のプレミアムトークは見たかったな、と思う。

そして谷川俊太郎といえば、今月6月いっぱいで池袋のリブロが閉店する

というので驚いている。いまでこそ(たぶん自分が歳をとったせいで)新宿・

渋谷・池袋はもっとも行きたくない街になってしまったけれど、かつては学校

もアルバイトも池袋だったからほぼ毎日のように通った街だった。西武デパ

ートに糸井重里のコピーの垂れ幕が威勢よく下がり、贅沢な文化の甘い匂

いをまき散らして大いに人々の購買欲をそそっていたころ。まさしく西武が

全盛だったころ。

高校生のとき桜台に住んでた友達と待ち合わせるのはたいてい池袋パルコ

の世界堂の前だったし、いつも待ち合わせ時間に遅れてくる彼女を待つの

は『ぱるこぱろうる』の中だった。そこで私が初めて買った詩集が当時出た

ばかりの北村太郎の『あかつき闇』で、家に帰って母に「あかつきやみなん

て病気みたいで嫌ね」といわれて、ふん、と思ったことまで憶えている。

リブロ、アール・ヴィヴァン、ぽえむぱろうる、大好きだった。

残念ながら私はそんな光景に遭遇したことはないけれど、昔は『ぽえむぱろ

うる』で谷川俊太郎が書きおろしたばかりの詩を朗読、なんてこともあったよ

うだ。なんにしても、いまとは全然ちがう空気を持った時代だった。

西武ハビタで、結婚するよりも前に買ったお鍋がとうとう駄目になりそうなの

を見ても、それなりの歳月が過ぎ去ったんだな、と思う。

ちなみに写真の本は私がリブロで買った最後の、というか、最新の本。

谷川俊太郎の『ぼくはこうやって詩を書いてきた

たまたま友達と待ち合わせた池袋でリブロを覗いたら、この本のサイン本

がずらっと並んでいて、お金がなかったにもかかわらず思わず買ってしま

ったのだった。奥付を見ると2010年となっているから、すでにもう5年前。

なのにまだこの分厚い本を読み終えてないというんだから、やれやれだ。

Twitterではリブロの閉店にあわせて『ぽえむぱろうる』が期間限定で復活

しているというのも話題になっているけれど、私も絶対行かなきゃと思って

いる。6月も終盤になって行きたいところがたくさん出てきて、何かと落ち着

かないこのごろ。

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2015年6月18日 (木)

まっかなハートのいちごジャム♡

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そら屋さんでジャム用のいちごを手に入れられなくなってから作るのをあき

らめていたいちごジャム。私もあのおいしさが忘れられずにいたら春に娘か

らリクエストがあったので、今年はジャム用の冷凍いちごを買うことにした。

そういうわけで先日、JA掛川市から届いた『紅ほっぺ』の冷凍いちご2キロ。

それに広島産のレモン2個と洗双糖1キロが今年のジャムの材料。

作り方は前にも書いたから書かないとして、久しぶりに作ったら季節が季節

だけにもう暑いし、2キロあると煮詰めるまでに時間がかかってけっこう疲れ

ましたね。いちごって、沸騰したと思ったら取っても取っても泡(アク)が出てく

るので、きれいになるまでアクをすくいつづけるのが大変。それで、いちごに

空気が入ってふくらんでくるとなんだか白く色が抜けてきて、初めて作ったと

きは「え、これであの真っ赤ないちごジャムになるの?」と心配になったけど、

そんなときは空気が完全に抜けるまで火を止めるといいらしい。さらに煮つ

づけているとまたいちごに色が戻ってきて砂糖が浸透したな、と思う瞬間が

あるので、それがひとつの目安。ポイントはどこで火を止めるかだと思うけれ

ど、今回もジャムテストを何回かやって、よし! というところで止めました。

今年はボンヌママンのジャムの空き瓶が揃わなかったから(つまり、それほ

どジャムを食べなかったということなんだけど)、できあがったのは大小様々

な瓶に計7個。

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ジャムを作るとたいてい誰かにあげることになっているんだけど私のまわり

には健康のためにあんまり甘いものを食べないようにしている人がけっこう

いて、このバルテュスのハチミツが入っていた『MITSOU』の小さな瓶はいつ

もジャムを買うと最後まで食べずに残してしまう、というあの人に。きっとこの

瓶が好きだと思うから。

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反対に、家族が多くて大容量じゃないと足りなさそうなスイミングクラブの

マダムにはボンヌママンの倍は入りそうなこっちを。

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今年は冷凍いちごだったから煮ているあいだにとろけちゃってプレザーブ

タイプにならなかったかと思ったけれど、思いのほかいちごの粒が残って

ました。

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というわけで、作った翌日の月曜の朝は出来立てをカスピ海ヨーグルトに

かけて。

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糖度50だからもっと甘いかと思ったけど、プレーンヨーグルトにかけるには

ぴったりです。いやあ~、自分で作ったいちごジャム、うまい!

フレッシュな風味と、ぷちぷち感がたまりません。

そして、ここ数日の朝はトーストにバターとジャムを塗って。

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パンに齧りつくなり娘が「おいしー!♡」だって。

よかったよかった、暑い思いして作った甲斐があったよ。

あれ? パンに塗っても思いのほかちょうどいい甘さです。

冷凍いちごの様子がわかったので、来年は糖度35くらいにしてもいいかも

しれないけれど。どうせフレッシュなうちに食べきってしまうし。

そして、これはジャムを作った副産物、いちごシロップで作ったゼリー。

ゼラチン少なめでやわらかく作ったゼリーは、5個できたうち作った夜に食

べたのはジュレという感じでぷるぷるでほんとにおいしかった。

やっぱり、いちごジャムは自分で作ったのに限る!

そんなわけで、しばらく朝ごはんのしあわせがつづきそうな我が家です。

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2015年6月17日 (水)

緑の生気

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病院を出たとき、今日は一雨きそうだな、と思ったけれど、午後遅く、離れた

ところで仕事をしている同僚とスカイプで話をしていたら、ポツポツきた。

と、思う間もなくザーッ! と音を立てて激しい雨。

あわてて息子に洗濯物を部屋の中に入れてもらった。

梅雨のこの時期って、いつも空がどんより灰色で、いまにも降りそうなのに

降らなくて、しばらくだんまりをつづけていたかと思うとこんなふう一気に激

しく降ってくる。それってなんだかずっと感情を抑制していた人がひと思いに

それを解放したみたいで、気持ちよくはある。

電話の話はとっても疲れる内容で、長電話を切ったあとはやってもやっても

終わらないルーティンの仕事をいくつかしてすっかり呼吸が浅くなって、暗く

なる前、傘をさして買い物がてら外に出た。雨だから、じきに暗くなるところ

なのだけれど雨で濡れた緑は生き生きとした生気をあたりに放ち、雨で浄化

された大気は心地よかった。思いきり深く息を吸って吐いた。

まず目に入ってきたのはふわふわとピンクの鳥の羽のような花をつけた合

歓の木。それからこれは何だろう?

淡い緑の揺れるピアスをいっぱいつけたような木。

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雨のしずくをいっぱいつけてきれいだった。

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涼しげなブルーの額紫陽花。

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日に焼けた腕のようなサルスベリの木。

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この町のシンボルである、萩。

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それから素晴らしく美しいメタセコイヤ!

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できることならメタセコイヤの森の中で暮らしたいくらいだ!

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しばし鳥が羽を休めるようにメタセコイヤの木の下にじっと寄り添って、緑の

生気を吸いこんでから買いものに出かけた。

この町でいいのは緑が多いことだけだ。

そのせいで毎朝うるさいくらいに鳥の声がする。

いっそ人間がいなくなったらもっと美しい土地になるのだろうけど。

6月の雨の魔法が見せた

緑の夢。

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リハビリ終了。

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今日、保険で受けられるリハビリ150日間がついに終了した。

意外とあっという間だったなあ。

最初は週に1度か2度、行き帰り含めて午前中の2時間くらいを家から抜け

出して出かけて行くことすら自分に続けられるかどうかわからなかったけど、

こうして終わってみれば大切な習慣が生活から抜け落ちたみたいでちょっと

さみしくもあるのが自分でも不思議。

学生じゃなくなって以来、人から何かを教えてもらう機会も経験もがなかった

私にとって、スイミングスクールでコーチから水泳を教えてもらうというのは

とても新鮮で水泳以上に学ぶところが多かったけど、今回のこともまたそう

だった。これまで病院はおろか、整体やカイロプラクティック、リフレクソロジ

ーにさえ行ったことのなかった(つまり自分の身体を人にどうにかしてもらう

という経験がまるでなかった)私にとって、今回のリハビリもまったくもって得

難い経験だった。肩の痛みがどうにも我慢できなくなって受診した整形外科

だったけれど、リハビリルームではまず自分の骨格を専門家の目で客観的

に見てもらうことができた。これには驚いた。

自分でも自分の身体の欠点は少しは自覚しているつもりだったけど、作業

療法士さんにいわれるほどひどいとは思わなかった。

姿勢が悪い。前傾姿勢で重心が前に行き、肩が内側に巻き肩になって顎が

前に出て、首がストレートネック気味になっている。左右の鎖骨の位置、肩

甲骨が左右対称じゃなく、ズレがある。肩甲骨、胸郭がとても硬い。首も肩も

ものすごく凝っている。ハム筋がない。体幹の筋力が低下している、etc ・・・

仕事柄、健康の知識はそれなりにあったし、食にも気をつけ添加物をできる

だけ摂らないようにし、週1とはいえども10年以上スイミングを続けてきた

自分だったから、これにはしばらく落ち込んだ。これだけやってこの程度か、

と心底がっかりした。つまり、いままでのじゃ全然足りなかったんだ、と。

でも、もちろん、専門家から客観的に見てもらうことの意味の大きさは重々、

理解していた。わかったら、あとは直せばいだけだから。

そして、はじまった150日間。

定規や分度器を持った作業療法士さんたちにどれだけ鎖骨や肩甲骨を測

られたことだろう。彼らの目はまるで骨を透かして見ているようだった。

人間の骨がいかに精妙にシステマチックに組み立てられ、関節のまわりの

筋肉やスジがいかに複雑に組み合わさり複雑な動きを可能にしているか。

で、その精妙な骨と複雑な筋肉に、日常の変な姿勢、変な癖で妙な負荷を

かけ続けたらどうなるか・・・・・・。

行ってただ気持ちよく身体を揉んでもらうのと違って、リハビリは少々痛くて

も使わないうちに縮んでしまった筋肉を伸ばしたり、負荷をかけたりしなきゃ

ならないから、最初のころはとにかく痛いし、汗をかくし、終わった後は疲れ

て眠いし、内臓も動くからかお腹は下るし、骨格を調整している間はどこか

が良くなっても別のところに支障が出たり ・・・・・・ 、と大変だった。

作業療法士さんに何度もいわれたことは、いままで長年の癖で良くない姿

勢を正しい姿勢だと間違って記憶してしまっている脳の情報を、ここで新し

く正しい情報に上書きしないといけない、ということだ。

たとえば一昨日いわれたのは、私の左半身に重心が余計にかかっていて

右半身が浮いている状態だとしたら、それは右脚の存在が脳では希薄に

なっていて、それで左にばかり強く指令が出ていることが原因かもしれない

から、脳に右脚のニューロンをインプットしたほうがいい、ということだった。

こう書くとなんだか難しいことみたいだけれど、身体性のいいのは物理的に

動かすことで対応できることですね。

とはいえ長年、自分の身体に染みついた姿勢や癖を直すのはヨイジャナイ。

リハビリ150日間で私の姿勢が改善され、骨格が矯正されたかといったら

ぜんぜん完全じゃないし、まだまだ途上 ・・・・・・

でも、「あなたみたいな症状で月単位で治った方はほとんどいませんよ、年

単位でかかると思ったほうがいい」と先生にいわれた肩の痛みもいまでは

格段に良くなって夜もふつうに眠れるようになったし、痛みで目が覚めるこ

ともなくなった。左肩と左腕の動きも外旋の問題(動きの制限と痛み)が残

ったほかはほぼちゃんと動くようになったし、あれだけ痛くて夜も眠れなかっ

たことを思うと、これはほんとうにありがたいことです。

それにまだできてないことのほうが多いけれど、前にくらべたら私はずっと

自分の身体に対してコンシャスになった。

そして自分の身体の改善もさることながら、リハビリルームでは実にいろい

ろなことを学ばせてもらった。人の身体のあらゆるところは様々に故障する

ということ、年をとって筋力がなくなるとはどういうことかということ、人を介

護するにも介護してもらうにも、こころを開かなくてはならないということ。

もっとも大きなところでは作業療法士さんたちのお年寄りに対する接し方。

これにはほんとうに感心したし、ほんとうに勉強になりました。

どういうわけかリハビリルームでは私の病院嫌いが知れ渡っていたらしく、

あの病院嫌いな人がこれだけ通って来てくれてるのはきっとここを気に入っ

てくれたからだろう、といわれていたようなのだけれど、ほんとにリハビリ、

行ってよかったです。

最初にリハビリにつなげてくれた整形の先生にも、これまで5ヶ月一生懸命

リハビリしてくれた作業療法士さんたちにも、そして縁あってここを教えてく

れたカメラマンのナカタさんにも感謝、感謝です。

リハビリは今日までだったけれど、昨日最期だった作業療法士の先生に、

前にお貸ししていたフェルデンクライスの本を返してもらった。

これは私が『「鍛える」とは無縁の身体調整法』と呼んでいるもので、ごくわ

ずかな動き、わずかな力で、脳と身体のつながりを改善し、こわばった筋肉

を緩め、魂の乗り物である身体の中にもっと楽にいられる方法をイラストで

具体的に解説した本。

リハビリしながらの会話でこの本のことを話したら、その作業療法士さんが

興味を示してくれたのでお貸ししたのだけれど、聞けば上の病棟の(あまり

動きたくない)お年寄りたちにやってもらっていた、とのこと。便利に使ってく

ださっていたのならさしあげてもよかったかな、とも思うけれど、これ私の大

事な本で、リハビリ150日が終わった後はもう自分でなんとかするしかない

から、これからは作業療法士さんに教えてもらった自主トレーニングと、この

フェルデンクライスの本を見ながら実践しようと思います。

『いつまでも自分の脚で立って歩くために』なんてことを考えるのはまだまだ

先のことと思っていたけど、でもその先ですらいま現在の積み重ねの上に

あるということを考えるなら、正しい姿勢と必要な筋肉を維持するための努

力は、誰にだって必要なことだと思うのです。

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2015年6月16日 (火)

Roses of rainy season

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まだ「耐え難い」というほどではないけれど、昨夜はひどく蒸し暑かった。

それでも朝起きてベランダに出ると外はもうだいぶ涼しくて、白っぽく飛んだ

梅雨空をバックにばらたちが乱舞するように咲いていて、これはこれでなんて

きれい! と、しばし見惚れた。

春一番にきれいに咲くばらと、2番花以降のほうが美しいばらとある。

それぞれみんな個性。

どれもどこかでちゃんと咲けたらいい。

鬱蒼たる緑で背景が霞んで見えなくなったらもっといい。

今朝はすごく繊細なニュアンスで咲いたグラミス・キャッスル。

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あんまりきれいなので切って花瓶にいけることにした。

大気は湿っているけど、今日も雨は降りそうにない。

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2015年6月15日 (月)

シエスタ日和

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陽の下は暑いけど、風の通る木陰は気持ちいいしにゃ。

最高気温31度。

紫陽花も干上がりそうな昼下がり。

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かがやく朝

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今日は数日ぶりに朝から陽射しが強くなって、暑い一日になりそうです。

ベランダは一気に夏の庭。

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2015年6月14日 (日)

鎌倉から珈琲豆とどいた。

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最近、蒸し暑くてよく眠れないせいなのか、それとも気圧のせいなのか、

日中ときどき眠くてたまらないときがあったり、身体が妙にだるくて疲れ

やすかったりする。

そんなんで今朝も目覚まし時計が鳴ってもしばらく起きれず、やっと起

きたと思ったらピンポンが鳴って、朝1番に宅配便が届いた。

先月アリさんのコンサートに一緒に行った年上の友人から、お楽しみの

つづき(アリさんの9月のコンサートのチケット)とともに、見るからにおい

しそうな珈琲豆!

このあいだ会ったとき、近所で自家焙煎してる、おいしいと評判の珈琲

豆をみつけたからこんど送ってあげる、といってたけれど、それを送って

くれたんだ。ありがたい。

豆はちゃんと密閉容器に入っていて、あけたらとたんに珈琲のいい匂い

がふわっとひろがった。まだ朝ごはんも食べてなかったから。さっそくミル

でガーッとやって、ブランチのときにいただきましたよ。

豆は中深煎りで、深いボディにフルーティーな酸味。

お湯の温度を工夫して、ゆっくり味わいたいおいしい珈琲です。

今日はうっかり朝の野菜もたまごも買い忘れて何もなくて、くるみの天然

酵母パンと珈琲だけだけど。

ま、こんな日もありますにゃ。

ハンタさん、ありがとう!cat ごちそうさま!!

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2番花の季節 *

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梅雨時の明るい瞳。

ジュビリー・セレブレーションと、アンブリッジローズ。

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このかわいいつぼみは、春にはちゃんと咲けなかったラ・フランス。

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あちこちから次々につぼみが上がってきて、季節はしだいに2番花の季節。

ただ、ジメジメして湿気の多いこの時期嫌なのは、一気に虫が増えること。

今朝ものすごく久しぶりにばらのつぼみにアブラムシがたくさんたかってるのを

見た。明日の朝は展着剤入りの木酢液でも散布するかな。

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2015年6月13日 (土)

夕暮れのスカボロ・フェアー

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水着を干そうと夕方ベランダに出たら、やっと涼しくなりかけた風の中で、

ひらひら舞いながらスカボロ・フェアーが気持ちよさそうに咲いていた。

そういえば今朝はバタバタしていて水やりしてなかったことを思いだして、

全体に水をやって一息。

朝のばらもきれいだけれど、この時間のばらもきれいだ。

濃くなっていく夕闇に、消え入る前の色がひときわ鮮烈で。

もう光源が足りないくらいだったけれどパチリ、と写真を2枚。

この時期、株いっぱいに花を咲かせているのはこのばらだけ。

房咲きで多花。

6月のスカボロ・フェアー。

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2015年6月12日 (金)

6月のMANI@上町63

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今週2度めの上町63は、ほぼ3ヶ月に1度のペースで行われているMANI。

これもできるかぎり私が聴き逃したくないと思ってるユニットのひとつ。

昨日は竹内直カルテットのときにいつもサムタイムでお顔をお見かけして

いる女性も来られていて、今夜が初上町63、初MANIですって。

ありがたいことです。これからそういう人がもっと増えてほしい。私がここに

上町63のことを書くのもそういう目的あってのことでもあるのだから。

昨日は少々お疲れモードだったので何も考えずに行ける渋谷経由で行って

ちょっと早めに上町に着くと、ちょうどリハをやっているところでした。

で、本番前ということで、素早く1枚撮らせていただいちゃいました。

(最近はスマートフォンの普及で上町63でも演奏中にスマートフォンの画面

向けて堂々と写真撮ってる人や、こっそりバッグの中で演奏を録音したりし

てる人がいらっしゃいますが、マスターは演奏中はご遠慮ください、とエクス

キューズしておりますのでちゃんと守りましょうね♪)

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さて、最近はほぼ上町63でしかやってないということで滅多にお目にかかれ

ないMANI。あいにくドラムの田中徳崇さんは陰になって見えないけど、譜面

を指さしながら説明する直さんと、ギターをかまえてそれを聞く市野さん。

なんたって滅多に集まることがないうえにやってることが難しいから、いつも

かなり綿密にリハをやっておられます。

昨夜も市野さんのオリジナルと直さんのオリジナルに、スタンダードがファー

スト、セカンドあわせて1曲ずつ、という構成。

市野さんの曲は端正なつくりで、激しく心を突き動かされる、というのじゃない

けれど、静かに物語に引きずりこまれる感じ。今日も市野さんのギターを聴き

ながら、つくづく市野さんのエレメントって水なんだよなあ、と思った。

静かに眠る地下遺跡にひたひたと水が押しよせてくるような。

アンモーンの羊角、オケアノスの水 ・・・・・・

そして直さんは昨日、新曲2曲をひっさげて来たのだけれど、そのタイトルが

面白かった。何度もキーを変えて書き直してるということで、まだ仮タイトルだ

そうですが。直さんを見てると、直さんはほんとに創って壊して創って壊してだ

なあ、と思う。今年もどこまでやってどこに行くのか、自分でも「わからない」と

(私なんかに)いってしまえるところが率直で、嘘がなくて好きです。

直さんほどオープンな人を私はそんなに多くは知らない。

音楽から爆発的なエネルギーをもらうとともに、直さんからはそんなほっとする

時間をもらっています。ほんとにありがたいなあ・・・・・・

というわけで、昨日のセットリスト。

1st

 1.Oceanus

 2.No Restrictions For Plasterer

 3.Sodalite(仮タイトル)

 4.Turn Out The Stars

 5.Peridot

2nd

 1.Ammonite

 2.ホンダ・タマヤ(仮タイトル)

 3.I Concentrate On You

 4.Doze Off

 5.Calypso24

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次に上町63でMANIが聴けるのは3ヶ月後の9月かな。

みなさま、どうぞお聴き逃しなく♪

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2015年6月11日 (木)

ルールマジック

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どんなに科学が進んでも、うつくしい瞬間を永遠に残す方法はない。

だから貴重。

だから、この瞬間を大事にする。

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2015年6月10日 (水)

Her shades

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彼女が抱えるブルー、

生きる歓びやかなしみ、

とうに失われたものの懐かしい手触りや記憶の断片、

あのひとの笑った口もとや目の光、

なくならない痛みや風の匂い、

壊れたオルゴールや夏のワンピースの感触、

木漏れ日が描く真昼の夢 ・・・・・・

様々なものから生まれる彼女だけのニュアンス。

6月の空の下

スモークツリーとばらとセルリアと木苺、

私をイメージして作ってくれたという花束を自転車の前かごに入れて走る。

まんなかのいい匂いのする美しいばらは『ルールマジック』。

フランス語で『マジック・アワー』の意味だそうだ。

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2015年6月 9日 (火)

ばらに降る雨 *

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昨日の夜から降りはじめ、一晩じゅう激しく降りつづけた雨は朝にはやんだ。

明け方早朝、大きな揺れで条件反射のように娘と同時に飛び起きて、娘は

食器棚を、私は本棚を押さえるようなことがあって、驚いた。揺れは一瞬の

ことだったけれど、なんとも落ち着かないこのごろ。

それから数時間後にのろのろ起きて、洗濯をしようと洗濯機の蓋をあけたと

ころで右手の小指にちくっと小さな違和感を感じて、見ると小指の腹に見え

るか見えないかくらいの小さな褐色の点・・・・・・。このあいだ風の強かった

とき、ハンガーにかけて乾していたシャツが落ちてばらの枝に引っかかり、

それをはずそうとして思いきりばらの棘に刺されて血がぽたぽた垂れたのは

一昨日のことだったと思うけれど、そのとき刺さった棘の先っぽが、まだ指の

中に残っていたらしい。棘の刺さっているところにぎゅっと圧をかけて押して

みたけど、なかなか出てこないのでしかたなく縫い針の先を火で熱してから

刺して、ぎゅううっと押したら細い尖ったものがゆっくり出てきた。

こんな小さな棘が指の中にあるくらいで違和感を覚える人間の感覚もすごい

けれど、一瞬でこんなに深く刺さるばらの棘もすごい。

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ベランダに出ると、一晩じゅう雨のシャワーを浴びていたばらたちはまだあち

こちに水滴をつけていて、まさしく『ばらに降る雨』だ。

アントニオ・カルロス・ジョビンが書いた、独特の浮遊感のある繊細で透明感

のある美しい三拍子の曲、『Chovendo Na Roseira』。

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独特のゆらぎがあって、口笛で吹こうとすると、それはまるで風に舞う羽のよ

うに音程のとりにくい、難しい曲なのだけれど、翠ちゃんはこの歌をとっても

上手に歌う。彼女がこの歌をポルトガル語で歌いはじめると、いつも私は雨

の水滴をのせたばらの姿を頭に思い浮かべる。

今日はこのまま雨はやむのだろうか。

それとも降ったりやんだり?

夜は、『Chovendo Na Roseira』が得意な清水翠×馬場孝喜のライブ。

上町63

なんとかこのまま雨が降らないといいのだけれど。

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2015年6月 8日 (月)

東京も梅雨入り *

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いまにも泣きだしそうな空。

東京もついに本日、梅雨入りしたそうです。

雨の季節のはじまり。

今日も窓をあけた部屋の中でじっとしていると風がひんやり、肌寒いくらい。

みなさま、風邪などひかないように気をつけてください。


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2015年6月 7日 (日)

日々の泡

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日々、人のやさしさに触れて感動したり、感謝したりすることなんかとは別に

目に見えないちぐはぐな矢が飛びかっているような狭い空間から抜け出して

青空に浮かぶ白い雲や、風にそよぐ緑、午後の陽の光と戯れる小さな草花

などを見つめていると、もうとうぶん誰にも会いたくないな、なんて思ったりす

る。現実には不可能な話だけれど。

問題は持って生まれたセンシティブさにあるのかもしれなくて、私も彼女も常

に首の後ろの凝りがひどく、胸郭が硬くて、ときどきそれがもとで頭痛になる。

表面的には一見ぜんぜん違うようでいて、繊細さにおいていつもどこか何か

がシンクロしている私たちは、やっぱり似た者同士なのかもしれない。

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自分のいる空間を清めて呼吸を深くするための精油とか、キャンドルの小さ

な炎とか、あたりに生気をふりまく植物とか、クリスタルとか、いい香りのする

温かいお茶とか、小さな瓶に入ったレメディーとか音楽は生活の必需品で、

気持ちのリセットには欠かせないもの。

今日もふたりで日々の泡のようなことをポツポツ話していたら、彼女が先月

から水星が逆行していたことを話しだしたので、ああ、それでかと納得したり、

誰でも一生に一度はかならず起こりうるかもしれない(?!)という、記憶喪失

の話を聴いてびっくりしたり。この世は常にいろんな人の身にいろんな不思議

なことが起きているらしい。

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今日は、ここに来るなり目についた『三日月ネックレス』なる面白い多肉植物

を買って、家に帰ってさっそく植え替えた。これがまたなかなか繊細な植物で

植え替えてるあいだにも三日月形の葉っぱがポロポロ落ちてまいった。

それから今日は彼女から夏至にまつわる素敵な贈りものをもらった。

ついこのあいだ春になったばかりだと思っていたのに、もう夏至か、と思う。

下のお菓子は昨日プールから帰った後にたくさん焼いて、今日、近所に住む

骨折したフォトグラファーと彼女に持って行った紅茶のマフィン。

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粉300グラムにつき有機アールグレイのティーバッグを4つ入れていい匂い。

最近、愛用しているリブレフラワー(玄米粉)を小麦粉に対して10%使うと芳

ばしくなっておいしくなる、というので入れてみたけど、ちょっとパサパサする

感じで、入れないほうがよかったかな。

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2015年6月 6日 (土)

Water Colors

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2週間ぶりのプール。

今月のコーチはみんなに評判のいい元気な女性コーチだった。

人ってそれぞれ、その人特有のリズムを持っていると思うけれど、彼女は

とびきりイキのいいリズム。表情も笑顔もヴィヴィッドだし、言葉もはっきり

してる。ドリルをはじめる前に、これが何のためのドリルなのかはっきり伝

えられるし、ひとりひとりちゃんと見ていて駄目なところを直してくれる。

こういうコーチが付いてくれると変なことをやらされてもちっとも疲れないし

みんな笑顔が絶えない。50分はとても実のあるものになる。

今日、前半はクロールで、プルの手をグーにして、中指1本で、親指と小指

の2本で、ピースをする2本で、次は3本で、次4本で、というふうに泳いで、

最後はふつうに5本の手でいつものようにスイム、それぞれ25を計7本泳

いだ。これはふつうに泳ぐよりも意識が手から腕全体に行き、ふつうより掻

けないぶん、掻き手の軌道を工夫するのと、いかに肩甲骨や腕全体を使っ

て効率的に水を掻くかを学ぶための練習だそうだ。実際やってみると、掻く

指が減るだけで息継ぎのときに体幹がブレたり、右手と左手の軌道がおな

じにならなかったりする。何より一通りやってふつうにスイムで泳いだときに

急にラクになった感じがして、アップを泳いだときより明らかにフォームがキ

レイになったのを感じた。そのあとは1、2、1、2と2回掻くごとにクロールと

背泳ぎを交互に。これは身体が上になっても下になっても体幹をブラさない

訓練だそうだけれど、私は2週間ぶりでいささか運動不足だったせいか、背

泳ぎに変えた瞬間に左足の薬指が攣ってまいった。

そして残りの時間はスカーリングをいろいろ ・・・・・・

これは全ての泳ぎでプルの水のキャッチを良くするための練習。

まあ、なかなかコーチがいうようにはうまくいかないもので、みんなで爆笑し

ながらのエンドとなった。楽しかったし、ためになった。肩もだいぶ動くように

なってきたし、今月は1回を除いてずっと彼女みたいだから楽しみだ。

プール帰りに緑道を通ると、すっかりここも6月の色。

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毎年書いているとおり私はあんまり紫陽花は好きじゃないから、自分のベ

ランダにほしいとか花瓶にいけて飾ろうとは思わないけれど、広い景色の

なかで見るぶんにはいい、この季節らしくて。

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紫陽花のなかでも好きなのは、花が小さくてまばらな原種のとか、白や緑

のアナベルとか。

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どの花も雨の季節の水彩画。

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朝のグラノラ

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景気が上向きになっているという実感は個人的には相変わらず全然ないの

だけれど、世のなか最近、ある種の高級化がキーワードなのかな。

このあいだ、ローカルな町のシャビィなスーパーマーケットにはふさわしから

ぬプレミアム・オーガニック・グラノラなるものが期間限定で販売されていて

オーガニックというのと見た目にやられて思わず買ってきた。有機ベリーと

有機チョコレートが入ってるとなりゃ、大のいちご好き、チョコレート好きは黙

って素通りできない。

袋の裏の成分表によると中に入っているのは有機グラノーラに有機オート

麦、有機さとうきび糖に有機食用大豆油、それに有機チョコレートチップに

有機亜麻仁に有機ココナツ、有機ココア、有機ベリーミックス、有機米澱粉

と、何もかも有機、有機、有機 ・・・・・・・。使っている砂糖はわずかで、トラ

ンスファット、コレステロールともにゼロ、全粒粉30グラムにつき14グラム

の豊富なオメガ3が摂れると袋の裏には書いてあるけれど、実際にミルクを

かけて食べてみるとけっこう甘いし、口の中がモサモサする。それにやっぱ

りこれはなんだか外国の味。Made in USA。

朝から甘いのもミルクたっぷりもチョコレートもちょっとキツイから、これなら

朝はやっぱり山盛りサラダか、カスピ海ヨーグルトに有機バナナを入れて

ハチミツ、のほうがいいね、ということにあいなったのでした。

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2015年6月 4日 (木)

植物のバイブレーション

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先日、病院の物忘れ外来から帰ってきて家にいた息子に「おじいちゃんは

アルツハイマーだった」というと、息子はひどく驚いた後で「これまでぼくは

おじいちゃんが自分の気持ちや考えをはっきりいうのを聞いたことがない

けど、きっといままで誰にもいわずに自分のなかだけで抱えてきた秘密が

あって、何かをずっと我慢してきたんだろうね。もしかすると、子供のころの

問題が解決されないままになっているのかもしれない」なんていうので、な

かなか鋭いことをいうな、と思った。

そのあと、自分や身の回りの人に何か起こったときにときどき開けてみる本

リズ・ブルボーの『自分を愛して』の『アルツハイマー』の項を開くと、「感情

的なレベル」「精神的なレベル」にこんなことが書いてあって、ますますその

思いを強くした。

(この本について全く知らない人のためにごく簡単に説明すると、この本は

リズ・ブルボーが病気や不調のほんとうに意味するところをメタフィジックに

解き明かした本。メタフィジックとは、物質を超えたレベルを見ること。なので

メタフィジックなんて信じない、という人はこの記事はスルーしてください。)

●感情的なレベル

 この病気は、目の前の現実から逃避するための手段として使われます。 

 この病気にかかる人は、他人の世話を非常によく焼くタイプの人です。 

 過去の苦しかった出来事を忘れようとして、日常生活の義務的な仕事に 

 没頭するのです。そして、そのために記憶力を実によく使います。アルツ 

 ハイマーにかかる人は、むしろ記憶力のよい人であり、自分の記憶力の 

 よさを誇るようなところさえあるのです。アルツハイマーにかかる人は、 

 他人に言えないような秘密を心に抱えており、その秘密から何とかして 

 逃れようとしていた可能性があります。そして、自分に苦しみを与えた人 

 を、無意識のうちに、恨んだり、憎んだりするようになっているのです。 

●精神的なレベル 

 残念なことに、アルツハイマーにかかった人はあまり治りたいとは思わな

 いようです。むしろ、まわりの人たちの方がその人に治ってほしいと思うの

 です。当人にとっては、アルツハイマーこそが、復讐のための唯一の手段

 なのです。アルツハイマーにかかった人は、ある事柄に関して、じっと押し

 黙って耐えてきたのですが、今、ようやく、まわりから世話をしてもらえる身

 になったのです。もし、あなたがアルツハイマーにかかっているとしたら、

 どうか、アルツハイマーになどならなくても、まわりから面倒を見てもらうこ

 とはできる、ということを知ってください。すべてをこなさなくても、またあら

 ゆることを覚えていなくても、あなたは大切な人だし、愛されるべき人なの

 だ、ということを受け入れましょう。あなたにとっては、いま感じていること、

 そして過去に経験したことを話すことがとても大切なのです。あなたが真

 実を生きようと決意さえすれば、美しい未来が目の前に広かるでしょう。

 どうか、この本の巻末にある〈許しのステップ〉を踏んで、許すという作業

 を実際に行ってみてください。もし、あなたが、アルツハイマーにかかった

 人を治してあげたいと思ってこの箇所を読んでいるなら、どうかその人に

 この箇所を読んであげてください。

 (ハート出版 リズ・ブルボー著『私を愛して』より42~43頁引用)

一言断っておくなら、私はこの本に書かれていることが全て当たっているとか

正しいと思っているわけではない。けれども私にとってはたいていの場合、か

なりのところで腑に落ちる、というか、なるほど、と思うことが多いので、ひとつ

の指針にしているだけだ。

そして、今回の父についてもおなじように思った。

でも問題は、ここに書いてあるようにしたところで父にわかってもらえるだろう

か、ということだった。たぶん、わかってもらえないだろう。自分の病気が自分

自身のメンタルからもたらされたなど、父が容認するはずもなかった。

それでいったいどうしたらいいだろう、と考えていたところに、ふっとフラワーエ

ッセンスのことが浮かんだ。フラワーエッセンスというのは、イギリスのバッチ

博士によって考案された『花療法』といわれるもので、朝9時に採取した植物

の花や葉のエネルギーを水に転写したもの。エネルギー転写だから、そこに

は実際には成分といわれるようなものは何も入っていない。何も入ってないの

に効くという、不思議。フラワーエッセンスは私もすでに何本か使っていて、私

にも家族にもいい効果があったから、直感的にそれは父にもとてもいいように

思われた。このあいだの朝はその直感に没頭していて、うっかり備前のカップ

を割ってしまったのだった。そのとき私の頭の中ではレメディーを調合してくれ

る女性(あんとす堂さん)が週末、コトリ花店に来ることもチラチラしていた。

そして先日の日曜、コトリ花店さんのテラスで、もう日が暮れかけたころになっ

て、私はあんとす堂さん と話す機会を得た。私が自分のことより先に父の認

知症のことを話すと、なんと彼女は昨日たまたま入った書店でなんの脈絡も

なく気になって手にとった本が認知症の本だったといい、昨日は自分でも何故

その本を手にとったのかわからなかったけど、いまそれがつながった、という

ので驚いた。天に問いを投げると何らかの形で答えはかならず返ってくる、と

いうのはほんとうだと思う。

その日は彼女と暗くなるまで話し、父の前にまず自分がしゃんとしなければだ

めだと思って、自分用のフラワーエッセンスを3本選んでもらった。

昨日の夕方、実家に行く前にポストを覗いたら、ちょうどあんとす堂さんに選

んでもらったフラワーエッセンスの調合ボトルが届いていた。

折しも昨日は満月で、これから月が欠けていくのにあわせて、3つの植物の

バイブレーションによって自分の中からネガティブなエネルギーが少しづつ

消えていくのをイメージしながら使おう、と思った。

あんとす堂さんのネームカードに添えたばらは、今日咲いたセント・セシリア

(右)とアンブリッジローズ。下の10ミリボトルはバッチ博士のオリーブのエッ

センス。

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父の記憶

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今日が誕生日の妹のためにワインとチーズを持って昨日の夕方、実家に行く

と、父はお寿司を買って待ってくれていた。家を出る前に電話しておいたら、

私が来るからと、わざわざ駅前にある千代田寿司まで行って買ってきてくれた

らしい。そんなことは滅多にあることではなかったけれど、先月、父の1ヶ月遅

れの誕生祝いをみんなでしたときに、私がお寿司をご馳走したことへの父なり

のお返しのようだった。なんてことだろう。これが激しく脳が委縮した人のする

ことだろうか。

先日、病院の物忘れ外来の診察室で、医師の質問に答えて私が「父は家の

中を歩き回るだけじゃなくて、雨の日以外はひとりでほぼ毎日歩いて買い物

に行っています」というと、医師は「買い物のトラブルはないですか」と訊いた。

私はすぐその意味するところを解したけれど、妹は「同じものを何度も買って

きて困るようなことはあるけれど・・・」といいかけ、私が「そうじゃなくて、先生

はお店の人とのトラブルのことをいってるんだよ」というと、医師は「店での金

銭トラブルはないですか?」と訊き直した。

もちろん、そんなものあるわけなかった。

それどころか父は、ときどき都バスのシルバーパスを使って、どうやったら自

分の行きたいところに1番安い交通費で行けるかを考えて行くことができたし

そうやって都バスを乗り継いで片道2時間以上もかけて行った浅草で、妹に

お土産の菓子折りを買ってきたりもする。(買ってきたお土産は帰るとちゃん

と母の仏壇の横に載っている。)

父の介護レベルは現在2で、いまは週に2回、デイケア入浴サービスを受け

ていて、父いわく金曜日のお風呂屋さんはバーサンばっかりでつまんないけ

ど、火曜日には面白い男がいて、その人が将棋をやろうやろうというので毎

週その人と一緒に将棋をするのが楽しみなんだ、といったりする。(将棋?)

相手は自分より若くて強いから、たいてい3回に1回くらいしか勝てないけど

ね、というので、私は(ふ~ん、それでも父が勝つこともあるんだ)と思う。

どれもあの医師が聞いたらびっくりすることばかりだろう。

聞かせてやりたいくらいだ。

この先、徐々にできなることも増えてくるのかもしれないけれど、でも父の現

状はこんなふうなのだ。

昔だとこういうとき、つまり用があって仕事の後に実家に来て、用が済んだら

またすぐ帰らなきゃならないような夕飯前の時間に父が何か出してくれても

私は食べずに帰って来るようなことが多かったけれど、さすがにこの前あん

なことがあった後では、なんだかこれが非常にありがたいことのように思えて

腰を落ち着けて食べて帰ることにした。

お寿司は私と妹の分しかなかったから、理由をつけて父の皿にも分けて食

べながら、食べることよりひたすら喋りたい父の話を延々と聴きつづけた。

父は古いことはよく憶えていて、支那事変に次ぎ、大東亜戦争前後に自分

がしていたこと、働いていた職場や、職歴などについての話を聴いた。

まだ東京の町なかを牛車が通り、人がリヤカーを引いて走っていたころ。

たった5、60年前のことだとは思えない。それらはもう何度も聞いた話もあ

ったし、なかには初めて聞く話もあった。でも、そこに通底しているのは父が

いかに負けず嫌いの働き者だったかということだ。父は一見、温厚でおとな

しそうに見えて、実は人に指図されたり、こき使われるのが大っ嫌いな人だ

った。若いころは客商売で自分の中に生じた憤りを我慢するストレスから十

二指腸潰瘍になってしまったほどだった。実はプライドがとっても高いのだ。

だから、このあいだの診察室でのことは、父はあのときこそ何もい

わなかったけど内心はずいぶん自尊心が傷つけられていたのだった。

けっきょく最後はこのあいだの話になり、自分がやらされたことを「あんなく

だらないこと」というので、なぜ医師が父にああいうことをちゃらせたのかを

きちんと説明したうえで、でもあのいいかた、やり方はなかったね、というと

父はやっと納得したようだった。

まだ何もわからないような小さな子どもにだって考えてることはあるし小さな

プライドもある。少々ボケているとはいってもお年寄りにはお年寄りなりの自

分が生きてきた人生経験からくる自負や考えがある。

少なくとも父はちゃんと話せばまだわかるところにいるのだから、『アルツハ

イマー』という括りで何もわからない人のような扱いをされたくなかったという

ことだ。それはお年寄り相手の医療に従事している人たちにはわかってほし

いことだと思う。

私には母が亡くなったあと後悔していることがひとつあって、それは母が元

気だったころにもっと母の昔話を引き出してちゃんと聴いておくんだったとい

うこと。いったい樺太のどのあたりに住んでいて、どんな家で、どんな暮らし

だったのか。本土に還って来てからはどこの親類の家にいたのか、どういう

変遷をへて東京に暮らすことになったのか。いまとなっては叔父たちにでも

聴くしかないけど、そんな話をする機会がこの先あるかどうかもわからない

まま、叔父たちだってもう2人亡くなった。

父には忘れないうちに自分の年表でも作っておいたら、というのだけれど、

父にはもうそんな気力もないようだ。とにかく父は人と喋りたくて喋りたくてし

ょうがな人なのだから、せいぜい私は聴きだして、あとはこんなふうにつまら

ない文章にでもして残しておくしかないかな、と思う。

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2015年6月 3日 (水)

雨のあさ、Brise。

15brise

今日は久しぶりに雨の音で目覚めた。

ベランダに出ると外はすこし風もあって涼しく、ベランダにいてもミストのよう

な雨が降りかかり、何より透明な雨の音が耳に心地よかった。

月が変わって、たしかにあたりを満たすエネルギーも変わったらしい。

今日、咲いていたのは最後のブリーズ。

直立型の樹形にまっすぐなステム。アップライトの花は中輪くらいのカップ

咲きで、花は咲きはじめのアプリコットから淡いピンクに変遷する。

・・・・・・ と、イングリッシュローズとしてはとりたてて目立ったところのない

ばらだけど、香りはそのまま香水にしてもいいくらい素晴らしい。

おとなしくて優しいばら。

春ばらはこの一輪で終わりだけれど、すでに2番花の蕾があがってきたも

のもあって、これから真夏まで、ぽつぽつとベランダを彩ってくれるだろう。

15rosebud

春に専用の培養土で植え替えたセルリアにも花がついた。

15serruria_05

私は基本、晴れ女だから、晴れてさえいれば元気なのだけれど、今日の雨は

落ち着く。それに晴れより曇りや雨の日を好むうちのレインマンにとってはいい

だろうと思っていたら、雨は午前中でやんでしまった。

もうすこし降ってほしかった。

西日本各地では今日、梅雨入り。

いつだって勝手な人間の希望をいわせてもらうなら、梅雨のあいだは梅雨寒

くらいであってほしい。

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2015年6月 2日 (火)

Bizen et Canelé

15bizen_et_canele

昔、というか、long, long time ago,

『赤い風船と女の子。よく似合う』ってCMがあったけど、

備前とカヌレってよく似合う。

私からするとこのふたつは同族みたいなもん?

きっと岡山の伊部では備前で珈琲を出す喫茶店がたくさんあると思うけど

『備前とカヌレ』を定番メニューにくわえてみてはいかがでしょう。

お洒落で観光客にウケそうじゃない?

だめかな?

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2015年6月 1日 (月)

JUNE *

15gaillardia

MAY というきっぱりした響きの5月が終わって、JUNEのはじまり。

JUNE というと、すぐにムーンライト・セレナーデの歌詞を思いだしてしまう

せいもあるけれど、ジューンという、音の響きだけでもしっとりして、どこか

ミスティでドリーミー。

現実には夏の前の、1年のうちでも最も蒸し暑くて鬱陶しい雨の季節にな

るけれど、今朝はここ数日でも久しぶりの爽やかな朝だ。

黄色い花は、昨日コトリ花店から連れて帰ってきたガイラルディア。

昨日はじめてあんとす堂さん と話した記念に買ってきた。

小さな花の集合体みたいな花だけど、こういう小さくて軽やかなのは好き。

ガイラルディア。

正式には、ガイラルディア・イエロープルーム。

キク科ガイラルディア属の耐寒性一年草で、草丈は20~30cm。

原産は北アメリカ。花期は6月~10月。花径は4~5センチで、花色は赤、

黄、オレンジのほかに、赤の花びらで縁が黄色のもある。

一重のほかに八重咲きも。

和名は矢車テンニンギク。

6月のはじまりの涼しい朝に。

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