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2015年4月30日 (木)

柏餅

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青空に鯉のぼりがひるがえって、明日からもう5月です。

今日リハビリの帰り、いつも行く和菓子とお総菜の店でお昼の巻き寿司を

買って、思わずついでに買ってしまった柏餅。

今日は息子がいないからピンクと白のふたつ。

私は子どものころからみそ餡の入ったピンクのが好きです。

大人になってもちっとも変わらない。

白はこし餡。

柏餅がのってるのは、このあいだ猫ブローチと一緒に買ったサノアイさんの

くるみのお皿。サノアイさんがつくる木のお皿は端へいくほど薄くなっていて

繊細で女性的なつくり。かるくて重ねやすそうです。

お皿にのせてたものがなくなると出てくる、こんなささやかな模様に垣間見え

る彼女の遊びごころも好き。

それにしてもこの木目。

木ってつくづく美しいです。

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2015年4月29日 (水)

2015 セツ展

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今年もセツ展がはじまっています。

2015年のセツ展はセツ校舎から会場を移してギャラリー展示となりました。

会場となったのは、アーツ千代田3331

ここはかつて中学校だった敷地で、使われなくなった校舎をリノベーション、

イノベーションをコンセプトに再利用して誕生したアートセンターということで

話題になった場所。TVで報じられたとき、一度行ってみたいと思った場所で

した。アーツ千代田3331はホームページの地図にあるとおり末広町の駅を

降りてすぐのわかりやすいところにあって、誰でも建物を見た瞬間、ああ、

たしかに学校の校舎だ、と思うような外観。もちろん、きれいにリペアされて

はいるんだけれど、ところどころに学校の名残りがあって、エントランス横の

フリースペースに置かれた椅子なんかを見てもなんだか懐かしいでしょう?

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そして、ギャラリー入口のところにはモニターがあって、しばらく見ない間に

かっこよくなったセツ・モードセミナーのホームページが映されていて。

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今年はギャラリーに会場を移したことで展示できる作品数が大幅に少なく

なって、応募した生徒にとってはいつもより狭き門となった今年のセツ展。

応募者81名(応募点数288点)から、入選したのは32名(36点)。

1年に1度のセツ展だから次までには10ヶ月近くはあるといっても、うちの

娘がとりかかったのはまたしても直前だったから、どうなることやらと心配

したけど、なんとか入選したのでホッとしました。

セツの職員の方にお許しをいただき、会場の写真を数枚撮らせていただき

ました。

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いつも、描いてるあいだも描きあがった後も、娘が絵を見せてくれたことは

一度もないので、ここに来るまで私はどんな絵かわからなかったのでした。

それも考えようによってはワクワクする楽しいことではあるけれど、ギャラリ

ーで見て初めて「はー、こういう絵か」と思う。あたりまえかもしれないけれど

誰がどんな絵を描くかなんて、想像もつきません。

GALLEY 6のときは具象、今度は抽象。

それぞれ彼女なりのメタファーがこめられているんだろうけど、自分なりに

いろいろマチエールの研究をしたんだろうなっていう絵でした。(マチエール

の研究。残念ながら私は絵は描けないけど、考えただけでもワクワクする

言葉!)。帰りの電車の中でやっと口を開いた娘がいうことには、今回の絵

にはいつかバルテュス展のミュージアムショップで買った青銅色ともアクア

グリーンともつかない顔料が使ってあるのだとか。

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ちなみに、私がセツ展らしくていいなと思ったのは、『数式と女』『closed』と

狭き門の中で2点も入選、しかもセツ展賞を受賞していた高橋茉林さんの

絵。人物と風景、描いてるものは違うのだけれど、ともにすごくセンスの良

さを感じさせる絵で、描くことに自信を持った強さを感じた。

そして、とても惹かれたのは湊 要さんの『114e jour』。

カラフルだったりポップだったりインパクトが強い作品の中では一見、地味

なようにも見えてしまうけど、とても完成度の高さを感じる静かな作品で、

これをシリーズで描いていくつか並べたらすごく絵になる、というか、いい

空間が生まれるだろうなと思った。もちろん、あくまで素人の私見。

アートほど、描き手も受けとり手も百人百様のものはないなって思います。

まずは自分の目で見てみなくちゃ。

4月25日からはじまったセツ展は5月2日まで。

あと3日です。

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新緑の気持ちのよい季節にお散歩がてら、懐かしい学校の匂いと大きな

クスノキ、未来のアーティストたちの絵に出会いにぜひお出かけください。

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2015年4月28日 (火)

ほわっと、ふわっと

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昨日の夕方と今朝。

デュセス・ドゥ・ブラバン。

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2015年4月27日 (月)

甘夏フローズンヨーグルト

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日が長くなりましたね。

それになんだか急に暑くなってきて、早くも部屋の中がムシムシしてきました。

去年の梅雨は比較的ラクに過ごせたけど、今年は蒸し暑いのかなあ、

なんて考えるこのごろです。

いつもだと、ちょっと日が長くなったころから気の早い私が「もう夏だ夏だ!」

といって騒ぎだすんですが、今年は息子のほうが何かにつけて「もう夏だ!」

といってます。まるで寄る年波の私を励ますように。

そして、このあいだの甘夏サラダからずっと我が家は甘夏ブームです。

あのサラダ、朝から野菜と柑橘と豆の酵素が一気に摂れるからかな、お腹に

すごくいいようです。お通じがよくなるってみんないってる。

それで、あのサラダを食べてるときから甘夏でフローズンヨーグルトをつくった

らおいしいかも、という考えがむくむく湧いたので、週末につくってみました。

我が家は一年通して冷たい飲みものはほとんど飲みません。

だからペットボトルに入った炭酸もコーヒーも紅茶もウーロン茶も買わない。

たまに買うのはミネラルウォーターとガス入りミネラルウォーターくらい。

真夏の暑いときでも熱い珈琲や番茶を飲み、娘に至ってはブルーソーラーウ

ォーターまで常温(夏は日向水)で飲んでる。人は冷たい飲みものをとると、

それを身体の中で37度にするだけでも体力を使ってしまうそうです。

でも、そんなふうでもアイスクリームは好きだから食べちゃうんだよね。

毎年のことだけど、夏の前あたりになるとAmazonで安く買える貝印のアイス

クリームメーカーを買おうかどうしようか悩む。で、けっきょくは買わない。

使わないとき邪魔になるんじゃないかとか、アイスクリームメーカーを買う分

でハーゲンダッツがいくつ買えるかとかつまらんことを考えちゃって。

でもアイスクリームメーカーがなくてもホーローバットでつくるフローズンヨー

グルトならできあがりがそれなりでも許せるし、なんたってヘルシー。

でもね、なめらかにおいしくつくるには全体が凍ってしまう前に何度も撹拌し

て空気を入れる必要があるんだけど、なんたってつくりはじめたのが夜遅く

なもんだから、もう寝る時間なのになかなか固まってこないわ何度もかき混

ぜられないわで、わずかに端っこが凍ってきたのを2回くらいかき混ぜただ

けで朝みると、すっかりガチガチに凍ってました。いっそフードプロセッサー

にかけようかとも思ったけれど、それだと大きめにちぎって入れた甘夏まで

細かくなってしまうのでやめにした。きちんと泡立てた生クリームを入れてる

から氷みたいに硬くなってしまうことはないのです。ここはどこまでもアナロ

グ手仕事でいこう、ってことで力を入れてスプーンでほぐしてかき混ぜて、

もういちど冷凍庫で冷やしたのがこれ。

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食べるときはいったん冷凍庫から冷蔵庫に移しかえてしばらくおき、少しやわ

らかくなったところでスプーンですくって冷やした器に盛りました。

食べた感じはアイスクリームよりシャリっとして淡雪のようなかるい食感です。

う~ん、、、、、、思ったとおり甘夏はヨーグルトに合う!

ほんとうはもっとなめらかな(アイスクリームみたいな)口当たりにしたかった

けれど、これはこれで爽やか。悪くないです。後口すっきり。

ときどき、ごろっと大きめの甘夏が入ってるのもいい。

もっとなめらかにするには固まるまでに何度もかき混ぜること、途中でフード

プロセッサーにかけてから大きめの甘夏をくわえたらいいかもしれません。

これもイチゴが出まわっているあいだにもういちど、イチゴがなくなったらバナ

ナでもつくってみたくなりました。

今回も野田琺瑯のシール蓋付き浅型Lサイズのホーローバットを使っている

のでたっぷりできた! 

冷凍庫に器と一緒に冷やしておけば、食べたいときいつでも食べられます。

アイスクリームは好き、でもカロリーは気になる、という人にはおすすめ。

ちなみに、ヨーグルトを凍らせても乳酸菌は死なないそうです。

このフローズンヨーグルトは、医者の友人おすすめのカスピ海ヨーグルトで

つくりました。以下、レシピ。

*************************************************************

甘夏フローズンヨーグルト

< 材料 > (野田琺瑯の浅型Lサイズ 22.8×29.0×5.7cm)

 甘夏           1個と半分

 カスピ海ヨーグルト   1個(500グラム)

 生クリーム        1パック(200グラム)

  洗双糖          80グラム

  飾りにミントの葉

< 作り方 >

1.甘夏1個は皮を剥き、きれいに房から出しておく。

   残り半分も房から出して細かくほぐし、耐熱皿に入れて分量外の

   砂糖大さじ2をかけて電子レンジで1分加熱、冷ましておく。

   バットはあらかじめ冷凍庫で冷やしておく。

2.ボウルに生クリームと洗双糖を入れ、しっかり泡立てる。

3.2の生クリームにカスピ海ヨーグルトとほぐした甘夏半分を入れ、

  よく混ぜる。

4.3を冷やしておいたバットに流し、蓋(またはラップ)をして冷凍庫に

  入れる。半分くらい凍ったところで取りだしてスプーンなどでかき混ぜ

  全体的によく混ぜる。これを2~3回繰り返す。

  (途中でフードプロセッサーにかけてなめらかにしてもいいと思う。)

  最後にかき混ぜたときに房から出した甘夏をちぎって入れて混ぜ、

  冷凍庫に戻す。

  冷やした器に盛って、ミントを飾ってできあがり!

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季節の感触

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今日、自転車のサドルに乗ったら熱かった。

もう半袖に日傘の人をたくさん見た。

緑のさざなみが両脇からおしよせ、木漏れ日がきらめく道の向こうから

懐かしい人がこちらに向かって歩いてくるのを感じた。

もう夏なんだなあ ・・・・・・

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2015年4月26日 (日)

黄昏バーより、私の猫さん。

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実は先週の日曜、展示を見る前にWebサイトで見つけていたのです。

サノアイさんの猫ブローチ。

でも、その日はたまたま近所で展示をしてるっていうので、とりあえず実物を

見てみようって思った。

それでこのあいだの猫をみつけて買ってきたんだけど、家に帰ってからふた

たびオンラインショップを眺めて眺めて、迷って迷って、これを買いました。

私の猫さんです。

なんていうか、こころなしこのあいだの猫と毛並(木目)が似てて親子っぽい。

実は猫ブローチは友達の誕生日用にもう一匹いて、私のリクエストにこたえて

きれいにラッピングして送ってくださったのは、manufact jamさんです。

便箋2枚にわたる丁寧な手書きのお手紙まで添えてあって、これが男の人の

仕事かな、と思うようでした。manufact jamのオーナーさん自身、木工作家さん

みたいだから、きっと繊細な心の持ち主なんでしょうね。

manufact jam さんでは今日、毎年恒例となるらしい黄昏バー なるイベントが

行われてて、そこではサノアイさんの『木の猫ブローチを作ろう』なんてワーク

ショップもあって、すごく行きたかった!

きっといまごろはみんなでわいわいやってるころじゃないかなあ・・・・・・

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黄昏バーって、いいネーミングですね。

できることなら晩年は(?)、『黄昏バー』なんちゅう名前の喫茶店をやりたい。

行くといつでも私がいて、おいしい珈琲とお菓子とホットサンドくらいがあって、

カウンターでアホな話ができる店です。

でも、それって晩年にやることでもないか(体力いるから)。

それにもしかしてもうすでに晩年か?!

晩年、といえば、昨日ふとんに入ってから少し離れたところで携帯が鳴って、

面倒だからとらずに寝たら今朝寝ているうちから電話が鳴って、切れてから

う~ん、誰じゃあー と思いながら起きて携帯見たら広島の親友からだった。

メール開いたら『ポール、行ってきた!! 泣いた泣いた!! 凄すぎる!!

明日起きたら電話する』とだけ書いてあって、これか、と思った。

ポール・マッカートニーは、ニューヨークでのコンサートまでを追ったドキュメ

ンタリー映画『THE LOVE WE MAKE』がどうしても見たくて見たくて娘と見に行

った話をいつか書いたけど、あのときポール69歳。いまもってあの珠玉のシャ

ウトは健在で、映画ながらスクリーンの前でサイコーに盛り上がって帰って来

たけど、いやあー、東京公演ですか。そりゃすごいよねえ。いいなあ!

ポールはビートルズ解散のあと、しばらくはずっとやれ拝金主義だのなんだの

いわれて散々だったけど、あのドキュメンタリー映画を見たらポールって人は

ただ死ぬほど音楽が好きで死ぬほどサービス精神が旺盛で、いつだって人を

楽しませることに夢中な人なんじゃないか、彼はただビートルズってバンドと音

楽仲間を失いたくないだけだったんじゃないかな、なんて思いましたよ。

いつの時代もいろいろいう人はいるでしょうけどね。百聞は一見に如かず。

manufact jam さんのあるつくばって、私にとっては馴染みのない土地で、ここ

からはかなり遠いけど、黄昏バー、いつか私も参加してみたいもんです。

ポールのコンサートにもサノアイさんのワークショップにも行けなかった私は

これから(あんまりパッとしない)選挙にでも行って、日が暮れる前にベランダ

で木工でもしますかね。

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5月目前の庭

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5月を目前とした庭。

風はあるけど、高気圧が発達した今日はよく晴れた。

外は初夏の陽気。

今日はまだ布団の中にいるときから賑やかに花火の音が聞こえて、

どこかではイベントがやっているようです。

そうじゃなくても晴れた日の休日は落ち着かないけど、

私の庭はばらのつぼみでいっぱい!

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これがぜんぶ咲いたら ・・・・・・ と思うと、

毎年のことながら、ドキドキします。

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毎年ドキドキできるから飽きないのかな?

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ともあれ、ロザリアンにとっては庭がばらのつぼみだらけになるこの時期が

一年でいちばん! わくわくするときです。

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あとちょっとで、光り輝く薔薇の季節 ・・・・・・

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2015年4月25日 (土)

猫の伝言板

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猫好きさん、

今日は猫好きさんの誕生日だね。

おめでとう!

いきなりなんだけど、いったいぜんたい私たちも年をとったものです。

あのころは、自分がこんな歳になるなんて想像もしなかった。

いまだって、ちゃんとわかっていない気がする。

わかっているのは、時間はあまりにも早く過ぎ去った、ってことだけです。

猫好きさんは私よりいくつか年上だから、思うところもいろいろあるでしょう。

いまは何かと猫も人間も生きにくい世の中です。

でも、この先生き延びていくために必要なのは、圧倒的な自己肯定力と根拠

のない自信と持ち前の勘、自分をどこまでも引っぱっていってくれそうな美しい

幻想と、ここ一番に力を発揮する楽天性と行動力じゃないかと思うのです。

実際そうやってこれまでやってきた。

私も、そしてたぶんきっと、猫好きさんも。

だから(根拠はないけど)これからもきっとだいじょうぶです。

また1年、元気で!

今日からはじまる1年がどうかしあわせな年になりますように。

このあいだ猫好きさんが使ったら似合いそうなものをみつけてそれを誕生日

に贈る予定でいたけど、おととい見たら売り切れてしまって次に入荷するまで

送れないけど、とりあえず今日、手製のお菓子と珈琲豆を送りました。

見てるかどうかわからないけど。


From:木曜の猫 cat

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2015年4月23日 (木)

これはもうブラウニーというよりガトーショコラ♡

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このあいだ作ったチョコブラウニーがちょっとふくらみすぎだったから、先週

の金曜の夜にレシピを変えてキャビネサイズよりひとまわり大きいサイズの

バットに流して焼いてみた。できあがった日は冷めるまでバットに入れて置

いておいて、そのあとはラップをしてシール蓋をして冷蔵庫で一晩。

翌日切り分けて食べたブラウニーはものすごく濃厚で、まるでチョコレートを

食べてるみたい。これはもうチョコブラウニーというよりガトーショコラだね、

とみんなでいいあった。

いつもは、どんなお菓子をつくっても自分でつくったものだと「ま、こんなもの

か」と思う私なのだけれど、これははじめて「うわ、買ってきたみたいだ」と思

った。製菓用の高級なクーベルチュールチョコレートを使ったわけでもない、

市販の板チョコでつくったブラウニーがですよ。

(もちろん、そういう高級なのもたまにはいいけど)家でつくってこれだけおい

しいなら、もうわざわざケーキ屋さんでチョコレートケーキを買ってこなくても

いいや、って思ってしまった。それくらいおいしかった。

このあいだのくらべてどこがちがうかというと、このあいだのほうがバターを

たくさん使ってる割には粉も多かったからザックリした仕上がりだったけれど

こちらは粉もベーキングパウダーも減らしてチョコレートを倍にしたせいで、

チョコレートのどっしりした濃厚さとしっとり感が増した。このあいだのはもう

ちょっとふっくらしたマフィン寄りの仕上がりで、あれはあれで軽くて食べやす

かったし、もともとのアメリカンチョコレートブラウニーがざっくりした素朴なお

菓子であることを考えれば、単にあれをもうちょっと大きなバットで焼けばい

いだけのことなのかもしれないけれど。今回のはチョコレートの味が濃くなっ

たせいでくるみの味は薄くなり、このあいだのはこれよりあっさりしているぶん

くるみの味が際立っていた。これはもう好みというか、そのときどき食べたい

ほうを作ればいいって感じかな。

買ってきたみたいな味、という点では、あるいはどこかにお土産で持って行く

なら、という観点では今回のほうが断然おすすめです。

今回はブランデーの量を多くしたので、焼いているときはチョコレートとブラン

デーの混じったいい香りが漂って。

今回のは前回のにも増して濃い珈琲にあう。

つくづくうちの家族はチョコホリック、珈琲党だと思います。

というわけで今回も忘れないうちに書いておこう。

以下、レシピ。

**************************************************************

ガトーショコラみたいなチョコブラウニー

< 材料 > (野田琺瑯の浅型Lサイズ 22.8×29.0×5.7cm)

 薄力粉            70グラム

 ベーキングパウダー    小さじ2分の1

 ココアパウダー        20グラム

 (以上はボウルにあわせてふるっておく)

 きび砂糖           70グラム

 卵               2個(室温にもどしておく)

 スイートチョコレート    100グラム

                  (製菓用じゃなく、市販の板チョコでもOK)

 無塩バター          70グラム

 くるみ             80グラム

 アーモンドスライス     30グラム

 チョコチップ          適宜

 牛乳               80cc(室温にもどしておく)

 ブランデー           大さじ2

〈 作り方 〉

 1.バットにオーブンペーパーを敷いておく。

   くるみとアーモンドスライスはオーブンの天板にオーブンペーパーを

   敷いて160度で5分ローストしてから、くるみだけ粗く刻んでおく。

 2.ボウルか片手鍋に刻んだチョコレートとバター、牛乳を入れ、湯せんで

   なめらかに溶かす。溶けたらブランデーを入れて混ぜる。

 3.大きめのボウルに卵を入れてほぐし、きび砂糖を数回に分けて入れて

   すり混ぜ、なめらかになったら2のチョコレートを流してよく混ぜる。

 4.3にふるった粉類を入れて、ゴムベラで底から持ち上げるようにしながら

   切るように混ぜる。粉っぽさが残っているうちにくるみを入れて、なめらか

   になるまで、こねないように混ぜる。

 5.4をオーブンシートを敷いたバットに流し入れて表面を平らにならす。

   広げたふきんの上にトントン! と落として生地の空気を抜く。

   最後にチョコチップとアーモンドスライスを散らしたら、160度に予熱した

   オーブンで20分焼く。

   まんなかに竹串を刺してみて、何も付いてこなければ焼き上がり。

 6.粗熱がとれたらバットから出して網の上で冷まし、冷めたらラップなどで

   覆ってしっとりさせる。好みの大きさに切り分ける。

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切り分けた感じもふくらみが抑えられたせいでだいぶ洗練されました。

写真ではお皿に2つのせているけれど、でもこれすごく濃厚なので、ひとつで

じゅうぶんです。家にあったキャビネサイズよりひとまわり大きいバットで焼い

て、この大きさにカットして15個分。乾燥しないようにきちんとラップして冷蔵

庫に入れておけば日持ちもするので、ゆうに数日間はお茶のたびにたっぷり

楽しめます。ちなみにこの半量だったらキャビネサイズのバットにぴったり。

チョコレートは前回も今回も明治の板チョコを使っています。

今回はスーパーにたまたまミルクチョコレートが2枚しかなかったのでミルク

とビターを2枚づつ使ったのだけれど、けっこうそれがよかったかもしれない。

それほど甘くなくて。

チョコレートを倍にしたからトッピングのチョコチップはいらないように思うけど、

富澤商店で買ったチョコチップは焼いても溶けにくいタイプなのでコリコリした

食感が残って、これがまたいいんです。ローストしたアーモンドも芳ばしい。

とにかく簡単に手に入る材料でバターをクリーム状に煉る必要も生地を寝か

せる必要もなく1時間以内でぱぱっとつくれておいしい。

それに、このくらい小さいケーキをコーヒータイムにひとつ食べるくらいならま

だ許されるかな、なんても思うのです。

大の珈琲党、チョコレート好きさんにおすすめのガトーショコラみたいなチョコ

ブラウニー ♡

空いた時間にぜひお試しあれ♪

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2015年4月22日 (水)

サノアイさんの猫ブローチ

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若いころは、たかがTシャツ1枚買うんでも、街を歩いていくつもお店を見て

買ったものだけど、近ごろはまったくそういうことをしなくなった。服どころか、

本やCD、キッチン道具やインテリア雑貨、食品にいたるまで、いまはなんで

もインターネットショップで買ってしまう。作家ものの作品だって、いまはいく

らでもネットで探せて通販できてしまう時代。それがいいことかどうか(あん

まりいいことではないと思うけれど)は別として、買いものをするために街に

出かけていくことがほんとうに少なくなった。

昔は『雑貨屋ツアー』などと称して、親友とまるまる一日あちこち歩き回った

ものだけど、いまはそんなこともしないし、外食にそれほど興味がないから

何かを食べにわざわざどこかに行ったりということもしない。

いっぽう、いまは空前の作家ブーム、マルシェブームで、探せばいつも都内

近郊のどこかしらで作家の個展やイベントが開催されているけれど、そうい

う場所に足しげく通って買いものをするような時間もお金の余裕もないから、

よほど興味がないかぎり行かない。

私がいま、わざわざひとつの目的のために出かけていくのは、友達に会うと

きとライヴと美術館、映画館や植物園に行くときくらい。単に年をとって体力

がなくなったということもあると思うけど、年をとって興味の向かう先、時間や

お金やエネルギーの使い方が変わったからだろうと思う。

いまでも休日にたまの友人と街で会って、そこで見つけた店を見て歩いたり

買いものをしたりごはんを食べたりお茶をするのはたのしいだろうと思うけど

そういうのはほんとにたまでいい。どこかでできあがったものを買ってくるより

もっぱら私は自分でつくることにいそしみたいタイプ。休日はそのための貴重

な時間だ。だから、そういう私はやっぱりひきこもり傾向なのかもしれない。

そんな私が土曜の夜、たまたま何かを検索していて見つけたある方の展示

を見るためだけに、翌日予定外で出かけた。向かった先は吉祥寺の東急百

貨店。日曜日の吉祥寺はもうほんとうに混んでいて、どこもかしも人でいっぱ

い。ふつうの速さで歩くのも困難なほどで、いったいいまでも休日の街ってこ

んなに人でいっぱいなんですね、とあらためてびっくりしてしまったくらい。

テイクアウトで買ったものを片手で食べながらどうでもいいような洋服を見る

人や、名の知れた揚げ物屋の前で長蛇の列で並ぶ人たち。私にとってはど

れもこれもぜんぜん興味のないことばかり。もう午後も遅かったから私は脇目

もふらずまっすぐ目的地の東急百貨店の7階に急いだ。

見たかったのは、サノアイさんの『木のもの』展。

これまでサノアイさんの作品はいろんなギャラリーのWebサイト、インスタグ

ラムの写真では見たことあったけれど、実際に見るのははじめて。

私が行くと、生活用品売り場のフロアの一角、作品に囲まれた小さなブース

の机の前で、ネームバッジをしたサノアイさん本人が下を向いて制作をして

いるところだった。展示販売されていたのはくるみのパン皿や桜のパスタ皿、

ブラックウォールナットの大きめのトレイ、カッティングボードやカトラリー、

緑やピンクの羊毛が盛られたかわいい針刺し、スプーン付きのお砂糖入れ

や小物入れ、それに木の木目を生かしてつくった猫のブローチや美しい鳥の

羽根のブローチなどなど・・・・・・

どれも丁寧な美しいつくりで、とっても使いやすそう。洗練されてはいるけれど

でもどこかにサノアイさんならではのユニークさ、笑えるユーモアと温かな手

しごと感があって、どれもこれもほしくなってしまうものばかり。

木工作家もいろんな人がいるけれど、私が好きなのはわずか数人。

どの方も(あたりまえだけど)私なんかが絶対に真似できないプロの仕事を

する人たちです。

作品を見ていたら気さくに話しかけてくれたサノアイさんも作品同様、とても

自然体のかわいらしくて楽しい方で、私たちが話しているあいだも常連ファン

とおぼしきサノアイさん顔見知りの方々が次々とやってきて、ひとしきりお喋

りしたあと何かしらお買い上げになってました。

デパートの中って一日いるにはかなり厳しい環境で、作家さんたちが嫌がる

のはとてもわかるのだけど、でもお客として行くほうとしては行きやすくて買

いやすい場だと思うのです。私が百貨店で働いていたときも、みんなあそこ

に行けば私がいると思って来てくれた。友達も、そうじゃない人も。

それはいま思ってもとってもありがたいことでした。

大の猫キチだというサノアイさん。

猫を2匹飼っているんだって。

ほかにもたくさんほしいものはあったけど、私が買ったのはそんな猫キチの

サノアイさんが木片からネコスコープで猫柄を探してはひとつひとつ楽しんで

つくった猫ブローチ。なんたって木の木目で猫の柄と顔が決るから、一期一

会のブローチで、次に出会ったときに買おうなんて思ってたら、もうない。

サノアイさんが描く猫の顔は、キッとして、ふん! として、何さ、って感じで

実に猫らしいのだけど、中にうちの娘みたいなぼけぼけしたマンガチックな

子がいたので、それにした。いまちょうどロバさんが貸してくれた小川洋子の

『ことり』を読んでるせいもあって、ことりの羽根のブローチもほしかったけど、

できあがって展示してあるのは私がつけるには大きいのばかりだったから、

それこそこんど出会ったときに。

これは猫を飼いたくてしょうがない娘へのプレゼントです。

私としては、なんでもない日の思いがけないプレゼントほどうれしいものは

ないと思うのだけれど、どうでしょうね?

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2015年4月21日 (火)

今年の一等賞

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人間、寝起きがいちばん具合が悪い。

まだ頭がぼやっとしているのもそうだけれど、寝ていた姿勢から起きた姿勢に

なったばかりのときは身体がぎくしゃくしてバランスが悪い。

『ねむることによって毎日死を経験してるのに』と北村太郎は詩の中で書いて

いるけれど、眠りはほんとうに死に近いものなのかもしれない。今晩寝て明日

の朝いつもとおなじように目覚める保証はどこにもない。実際そのまま亡くな

ってしまう人もいる。

今朝は昨日痛めた腰のことがあるから注意深く起きた。

けれど一晩寝て腰は良くなっているどころか、立ち上がって立とうとすると腰

から背中に違和感が広がり、なかなかまっすぐに立てない。脚に力を入れる

と、もとから問題のあった右の股関節までが痛んで身動きならず、困ってしま

った。もっとも困難なのが腰を曲げで屈んだ姿勢で、やっとのことで顔を洗っ

て姿勢をもとにもどそうとすると、すんなりいかずに時間がかかる。椅子に腰

かけて立とうとすると腰が曲がったまま、なかなかまっすぐにならない。腰が

曲がったまま歩く私はまるでお婆さんみたいだ。折しも今日はリハビリの日で

こんなんで病院まで歩いて行けるんだろうかと不安になった。

それでも簡単な朝食をとって、今日は自転車には乗れそうもないからいつも

より早く家を出て歩いてゆくと、外科と整形の前は相変わらず座る椅子もない

くらいに患者でいっぱいだった。誰も彼もあきらかに身体のどこかが故障して

いた。いつもなら名前を呼ばれるときびきび診察室に入る私が神妙な面持ち

で腰に手を当ててしずしず入ると、通院3ヶ月にしてすっかり顔なじみになった

担当医がやってきて、いつになく元気のない私の主訴を聞いた。結果、腰痛

には胃腸薬とともに鎮痛薬が出され、股関節はすぐにレントゲンを撮ることに

なった。X線の画像にはなんら異常がなくホッとはしたけれど、じゃあなぜ股関

節が痛いのかって話だった。

予約時間より20分も遅れてリハビリルームに行くといつもの作業療法士さん

が出てきて、電気を当てた後リハビリを受けた。私が今日も外科と整形の前

は故障した人でいっぱいだった、というと、彼は「あそこは修理工場です」とい

った。「そうだね。まるでファクトリー」と私はいい、彼は「車の修理工場みたい

に駄目になった部品を取り替えて新品にできるなら楽で簡単だけど、人間は

そうはいきませんからね」といった。「ほんとに。50年も生きれば寿命だった

ころから一気に寿命が80年や90年に延びたからって、人間の中身まで進化

したわけじゃないからね。これからは若いうちからロコモに関する知識と意識

がないとやっていけない」と私はいった。

ラジオからはスティーヴィー・ワンダーの歌が流れてきて、それからはしばらく

音楽の話をした。若いのに彼は私の時代からちょっと上までの古い音楽をたく

さん知っていて、そうとう音楽が好きそうだった。リハビリが終わるころになって

彼は異動になったので自分は今日で最後です、といった。

彼は屈託なく自分のことをいろいろ話してくれる人だった。大きな身体をしてる

割にはとってもセンシティブで悩みの多そうな人だったけど、根は明るくていい

青年だった。せっかく気心知れたのに残念だ。彼にはとてもお世話になった。

家に帰って大きな鍋にお湯を沸かしてパスタをゆでようとすると鍋が重い、や

かんも重い、いつもやってることがいちいちこたえて信じられない。今日、私は

作業療法士さんに、ここに来てよかったことは自分のこともそうだけれど84の

父のことがわかったことだといったけれど、ほんとにそうだ。84なんて信じられ

ない。あの父にだって溌剌とした若いころがあったのだ。信じられない。

もう、昨日移動した重たいばらの鉢を自分でもとにもどすのはどうやっても無理

だったから、息子に頼んで指示通り運んでもらった。一見なんでもないように見

えたばらもよく見るとやっぱり昨日の暴風雨でだいぶやられていて、つぼみをた

くさんつけた枝が根元からぽっきり折れていたりした。外では選挙カーに乗った

ウグイス嬢が繰り返し何度もやってきては、空疎で無意味なきれいごとだけの

公約を大きな声でばらまいていて、うるさい。この辺りで選挙のとき以外もやって

きて比較的まともで説得力のあることをいっているのは共産党だけ。

ますます意気消沈しながら「あ!」と思ったのは、息子が3本の支柱を立てた鉢

を動かそうとしたときだ。

今年最初のばらが一輪咲いていた。

ばらの株元に近いところに一輪。

こんなふうに咲くところは、おなじばら科の桜にも似てる。

毎年いつも真っ先に咲くデュセス・ドゥ・ブラバン。

早咲きのオールドローズ。

まるで一生懸命走ってきた子どもが白いテープを切ったときのように、一等賞

をあげたい気分。

それから思わず頭のなかで『バラが咲いた』を歌った。

あの歌がとくに好きなわけじゃないけど、今日の気分にはぴったな歌だった。

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2015年4月20日 (月)

春の嵐*

15spring_storm

昨夜ふとんに入るときからすでにそうだったけれど、今朝起きると部屋の中

がなんだか妙にぽわんと生あったかくて気持ち悪いなと思ったら、今日から

明日にかけて西日本から東日本の太平洋側は春の嵐だという。

起きたときは晴れていたからうっかり洗濯物を洗濯機にほうりこんで回しは

じめたら、パタパタっと大粒の雨がたたきつけるように降ってきた。

にわかに風も強くなってきて、これはまずい、つぼみをつけはじめたばかり

のばらがやられる! と思って、慌てて重たいばらの鉢を移動させようと持

ったら、こんどは腰骨にふわんと妙な感覚がきて、うっかりカックン、とやる

ところだった。あぶない、あぶない、これだから朝起き立ての時間は立ち居

振る舞いに気をつけないと。すでに鈍い痛みもあって、善は急げといつも肩

に貼っている湿布テープを腰に貼り、ギャルソンエプロンの紐をうしろに一周

まわして前でいつもよりきつく縛ったら、こころなし腰がホールドされた気分。

いつもリハビリルームに行くと、車椅子でやってきて、車椅子から立ち上がる

練習をするのに、いくら威勢よく掛け声をかけて自分に気合をいれても、いっ

かな頑として漬物石みたいに動かない身体の人がいて、そんなのを見ている

と、いったい人間の身体って ・・・・・・ と思わざるを得ない。

折しもこのあいだ、人間工学をもとに服作りをしている人の話を友人から聞い

たばかりだけど、これからはかっこよさだけじゃなくてそういうことが重視される

べきなんじゃないかと思う。これだけ高齢化社会になると。

そんな話をしていたら、息子が「こんどリハビリに行ったらO脚の治し方を聞い

てきてよ」というので、人間の身体というのは細くて長い2本の脚の上に骨盤

がのって、その上に背骨、胸椎、鎖骨、肩、頸椎があって、最後にだるま落と

しみたいに大きくて重たい頭がのって、積み木みたいに精妙に組み立てられ

て絶妙にバランスしているわけだから、それを正しく組み立て直さないかぎり

脚だけ治そうと思ってもだめなんだ、と話した。精妙にして精巧な構造でありな

がら、二足歩行以来、人間が抱えるこの不自然な身体。

毎年、ばらの樹勢がよくて病虫害もなく、つぼみもたくさん上がり、いまが最高

の状態だと思っていると嵐がくる、暴風が吹く、雨にたたきつけられる、それに

いつのまにかバラゾウムシがせっかくついたつぼみを茎からだめにしている。

春は天候も社会も人も不安定で受難の季節だ。

なんとかここを乗り切って気持ちよく初夏を迎えなければ。

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2015年4月18日 (土)

ハナミズキ

15hanamiduki

土曜日のプール。

今日は雨にならずによかった。

2週間前の土曜はお腹を壊してプールに行けなかったけど、すこしよくなった

らすぐにスイミングのことばかり考えてた。バタフライのキックのとき、どうして

脚がひらいてしまうのか。インターネットで検索したら、それって初心者にあり

がちなことだそうだけれど、どこかに『足先でキックを打つというより、膝を打

ちこむ感覚で』とあって、なるほど、と思った。両膝でドン!!

もうすでにできている人にとってはなんでもないこんな言葉が、できない私に

とっては目からウロコだったりして、そう思ったらもう試してみたくてたまらなく

なって、ふとんで横になって頭の中でシュミレーションしてたら思わず身体が

動いちゃったりして笑えた。でも、そうなるころには身体もすでに回復してきて

いるわけで・・・・・・

膝でドン! は水中でやると例によってイメージした通りにはいかなかったけ

れど、たしかに意識をそこに向けるだけで脚はひらかなくなるみたいだ。

今日のプールは『脳トレ』をしましょうってことで、いつもやらないことをした。

まず最初は全ての泳ぎのプルをグーで。

これは手で水がかけなくなる分、腕全体を使って水を掻く練習になる。

それから、バタ足をしながらバタフライのプル、背泳ぎをしながら足は平泳ぎ

バタ足をしながら平泳ぎのプル、クロールを泳ぎながらドルフィンキック。

いつもしないことをすることによって、手にも足にも注意がいくようになるのだ

とか。私としては今日やっと数か月ぶりに両手でバタフライを25メートル泳ぐ

ことができた。まだ左手は相変わらずまっすぐ上に上がらないし、角度によっ

ては痛みが走って動きに制限はある。ほかの泳ぎもまだぜんぜんもとどおり

とはいえないけれど、やっと久しぶりにまともに泳いだ感じ。

すっきりした気分でスイミングクラブを出ると、外は風が強かったけれど青空

で、見上げた先にハナミズキの木が空へ空へと気持ちよく枝を伸ばしていて

いつも思うけどこの花ってまるで風車みたいだ。

かろやかに風に舞う。

空高くどこまでも飛んでいきそうな ・・・・・・

季節はじきに新緑の季節。

15hanamiduki_01

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甘夏の季節

15amanatsu_crown

昨日、近所のパン屋さんに行ったら『甘夏フェア』というのをやっていて、お昼

のパンを選んでお金を払おうとしたところでレジのカウンターにのってたこの

パンが目に入り、思わずルックスのかわいさにやられて「これもください!」

といったら店員さんに「ホールでいいですか?」と聞き返された。

え? もちろん、この様子がかわいいんだからホールです、と思って「ハイ、

いいです」といったものの、お会計の金額をいわれて驚いた。つまり、この

『甘夏クラウン』、私がふだん買わないようなお値段のパンなのでした。

でも今日は20%オフの日だったからまあ、いいか、なんて思うじっつに庶民

的な主婦の私です。

それで朝のパンにこんな甘いのを買ったらまずはサラダだ! と思って西友

ストアの中をうろうろしていて思いついたのが甘夏サラダ。

ラッキーなことに昨日はたまたま食の幸の完熟甘夏をみつけたから、あとは

感覚的に合いそうなものをみつくろって作ってみた。材料は甘夏とレタスとキ

ュウリ、それにビニールパウチに入った『豆と雑穀10種のミックス』。

15amanatsu_salad

いつもだと朝のサラダは50度洗いして水切りした野菜を適当に切って器に

盛ったら、そこに塩(イタリアンハーブソルト)・コショウして、有機りんご酢に

オリーブオイルをかけただけで終わりなのだけれど、今朝は素材が素材な

ので大きめのボウルに塩・コショウ、粒マスタード少々、有機りんご酢、オリ

ーブオイルを入れてきちんと乳化させてドレッシングを作ったところに野菜を

入れてあえたみた。すると、いつもとはぜんぜん違うおいしさ。

やっぱりサラダはあらかじめきちんとドレッシングであえたほうがおいしいん

だな、とつくづく思った。なんでもそうだけど、このわずかにひと手間かけたと

ころにおいしさがあるんですね。

完熟甘夏はそんなに酸っぱくなく、むしろ甘夏の甘さのおかげでりんご酢の

酸っぱさが緩和されて、小粒のミックスビーンズと隠しに入れた粒マスタード

の相性もすごくよくて、これはまたリピートしたいサラダになった。

なんていうか、思いつきで作ったものが的を射た感じにおいしいと、とっても

うれしかったりする。これもまた主婦のじっつに小さな日常ではあるけれど。

甘夏クラウンと甘夏サラダの朝食。

15season_of_a_amanatsu_orange

甘夏クラウンは高いだけあって甘夏マーマレードがたっぷり入ったとっても

おいしいパンでした。甘夏ピールのほろ苦さと甘さ。オレンジの香り。

甘夏ジャムが作りたくなっちゃう気分にスイッチが入ってしまいそうな ・・・

だいたいにおいて『甘夏』って言葉の響きが好きだ。

なんだかキュンとする。

今朝の食卓のシーズン・カラーズ。

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2015年4月16日 (木)

ここではないどこかにトリップするための・・・

15basyamichi_03

昨日、午後にはやむかと思った雨は夕方出かけるころにはさらに強くなった。

雨で滲む馬車道。

こんなひどい雨のなか私が出かけて行ったのは、今夜は『MANI』のライヴが

あったからだ。竹内直(ts.fl)×市野元彦(pt.)×田中徳崇(ds.)によるMANI。

MANIも私がその変遷を興味深く追いつづけているバンドのひとつ。

でも、なんでなのかな。

いつも思うんだけど、こんなに集中度が高くて面白い音楽をやる人たちって

滅多にいないと思うんだけど、なぜか集客率が低い。

そのたとえになるかどうかわからないけれど、よく「現代アートはわからない」

っていう人がいる。でも私にとっては(あくまで私にとってはですよ)アートって

わかるとかわからないじゃなくて、その絵なり立体なりインスタレーションなり、

作品の前に立ったときに、一瞬にして自分をここではないどこかに連れて行っ

てくれて、理由はわからないけど無性に楽しい、とか、なんだかわからないけ

どすごく惹かれる、とか思えたなら、その時点で自分と作品がチューンしたって

ことで、もうそれだけで今までとはちがう未知のドアの向こうに一歩行けた、と

いうことなんじゃないか。そして、そういう経験を(たとえば現代アートで)一度

でもしてしまったら、もうその人は「現代アートはわからない」なんていうつまら

ない言い方はしないと思う。それは理屈とか知識とか先入観とは別のところに

あって、自分の感覚とか本能の呼び寄せるところの話だから、まずは空っぽに

なって、その未知のドアの前で作品を穴があくほど凝視めるなり、わずかな音

にも集中して耳を傾けるなりしてみる必要はある。

そういったことを根気よくやってもみないで、簡単に「わからない」とかいってほ

しくない。それこそ、ただその作品なり音楽によって何が見えたかどう感じたか

ってだけのことだから。もっとも、アートや音楽が好きなら、の話だけれど。

それで、私にとっての『MANI』の音楽がまさしくそんな感じなのです。

これがJAZZなのか音楽のどのジャンルに属するのかとか、そういうことは私に

とってはどうでもよくて、聴いていると様々なイメージが立ち上がる、いろんな色

が見える、ここ(日常)ではないどこかに連れて行ってもらえる、そういう音楽。

見えてくるのはただきれいな風景だけじゃなくて、美しい悪夢みたいなものもあ

るかもしれない。ちょっと気持ち悪かったり、集中して聴くには体力のいる音楽

だったりするかもしれないけれど・・・・・・

私が思うには、持ってるエレメントがまったく違う3人だから、ときどき(とくに出

だしなんかは)音がとっ散らかって聴こえたりもするんだけど、徐々にピタッと

合ってきて、カチっと重なったときはすごい。音の奥ゆきの深さと微妙な揺らぎ。

昨日でいうとファーストの3曲め、『アンモナイト』。

これ市野さんのオリジナルで、すごく美しい曲なのです。

これを聴いてたら『awake』って言葉が頭に浮かんだ。なぜだかわからない。

そして、これを聴きながら思ったのは、アートスクールの学生をごそっと連れて

来てカウンターに座らせて、MANIの演奏を聴きながら思い思いに絵を描かせ

たら面白いだろうなあ、って。

もちろん、そのまま目の前にいるミュージシャンのデッサンはじめる人もいるだ

ろうけど、目に見えてるものじゃない、頭の中のイメージを描きだす人もいて、

それってどんなだか見てみたい。

どこかのアートスクールの皆さん、そういう夜のスケッチ遠足どうですか?

・・・・・・ って、まずは私がJAZZ好きの絵描きさんでも誘ってみますか。

ちなみに、今日のファーストで演ったのは、

 1.オケアノス(市野元彦オリジナル)

 2.ラ・パッショナリア(チャーリー・ヘイデン作曲)

 3.アンモナイト(市野元彦オリジナル)

 4.ペリドット(竹内直オリジナル)

1が長尺なのでワンステージでたった4曲。

セカンドは竹内直さんが曲名をぜんぜんいってくれなかったので、わからない

のがあるのでパス。

ここではないどこかにトリップさせてくれるMANIのライヴは、ここ上町63では

約3ヶ月おきのペースで行う予定だそうなので、次はもう7月かな。

アート好きの方、ぜひお聴き逃しなく!

15kanmachi63_10

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2015年4月13日 (月)

チョコホリックのためのチョコレートブラウニー

15choco_brownie

日曜日の午後遅くに焼いたチョコブラウニー。

昨日食べたときより、冷蔵庫に一晩入れて今日食べたほうがしっとり、濃厚に

なった。息子、絶賛。

いままでつくったお菓子のなかでこれが一番おいしいって。

なんだかお菓子をつくるたびにそういわれてるような気がするけれど、つまり

うちはみんなチョコ好きってことなのね。なんたってチョコレートは珈琲によくあ

うから。濃厚チョコレートにくるみたっぷり、ときたらもうおいしくないわけがない

んだけど、生地をキャビネサイズのバットに流すとき、これじゃちょっと小さいよ

うな気がするけれどでも半量で2回焼くには少ないし、と思ってぜんぶ入れたら

やっぱり多すぎた。味はとってもおいしいけれどブラウニーというにはちょっと

膨らみすぎました。次回はこれよりひとまわり大きなバットに流すか、あるいは

ベーキングパウダーを半量にするかして調整したほうがよさそうです。

お菓子に限らず料理って、何度か(あるいは何度も)つくってみてやっと加減が

わかってベストなかたちになる。で、ベストなかたちになるまでやろうと思うとけ

っこうな頻度でお菓子をつくることになって、そんなに甘いものばかり食べるの

はどうよ、って話なのだけれど、まあ、何事も経験ですからね。

自分でつくるとわかるけど、家でつくるお菓子って砂糖をぜんぜん使ってない

わけじゃないのに、できあがるとそんなに甘くない。つまり市販のお菓子って

あれだけ甘くするのにどれだけお砂糖使ってるの、って思う。

ほんとにそれはびっくりします。

理想はいつも書いてるように、ふと思い立ったとき気負わずささっと短時間で

つくれて、おいしい、ってこと。ホームメイドだからそんなにスペシャルじゃなく

ていい。素朴で添加物フリーでふつうにおいしくて、お茶の時間がちょっと豊

かになればそれでいいのです。

というわけで、また調整をくわえるとしてろりあえず今回のレシピ。

***************************************************************

くるみとチョコの濃厚ブラウニー

< 材料 >

 薄力粉           150グラム

 ベーキングパウダー   小さじ1

 ココアパウダー       大さじ1

 (以上はボウルにあわせてふるっておく)

 きび砂糖          100グラム

 卵               2個(室温にもどしておく)

 スイートチョコレート    100グラム

 無塩バター         150グラム

 くるみ             80グラム

 チョコチップ         適宜

 牛乳              大さじ1(室温にもどしておく)

 ブランデー           大さじ1

〈 作り方 〉

 1.バットにオーブンシートを敷いておく。

   くるみはオーブンの天板にオーブンシートを敷いて160度で5分ロースト

   してから粗く刻んでおく。

 2.ボウルか注ぎ口のついた片手鍋に刻んだチョコレートとバターを入れ、

   湯せんでなめらかに溶かす。

 3.大きめのボウルに卵を入れてほぐし、きび砂糖を数回に分けて入れて

   すり混ぜ、なめらかになったら2のチョコレートを流してよく混ぜる。

 4.3に、ココアとベーキングパウダーを入れてあわせてふるっておいた薄

   力粉を入れて、ゴムベラで底から持ち上げるようにしながら切るように

   混ぜる。粉っぽさが残っているうちに、くるみ、牛乳、ブランデーを入れて

   混ぜる。

 5.4をオーブンシートを敷いたバットに流し入れて表面を平らにならす。

   広げたふきんの上にトントンと落として生地の空気を抜く。

   最後にチョコチップを散らしたら、160度に予熱したオーブンで35分~

   40分焼く。(35分くらいのときに真ん中に竹串を刺してみて何も付いて

   こなければ焼き上がり完了。)

 6.あら熱がとれたらバットから出して網の上で冷まし、冷めたらラップなど

   で覆ってしっとりさせる。好みの大きさに切り分ける。

15choco_brownie_01

このあいだのいよかんショコラマフィンも焼いているあいだチョコレートのいい

匂いがしたけれど、このブラウニーはもうそんなもんじゃなく焼いてる間じゅう

部屋の中は濃厚なチョコレートの匂いでいっぱい!

ほんとにいい匂いで、焼き上がる前から珈琲いれて食べること考えてました。

けっこうボリューミーなのができあがったせいで、これでお茶の時間3回分。

1日に2回は珈琲を飲むといっても、甘いものを食べるのはせいぜい1日に

1回と決めていて、家でつくったお菓子があるときは市販のお菓子は買わな

いようにしています。3度の食事ごとにデザート、なんてありえない。

いったいフランス人やイタリア人のお腹はどうなってるんでしょうね?!

できれば甘いものぜんぶやめられたらそんなに(健康に)いいことないんで

しょうけど、それはちょっとうちは無理そうだから、いちおうできるだけ節度を

持ってということで。いろいろ研究しようと思います。

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2015年4月12日 (日)

パルムちゃん。

15bottle_palm

去年買ったボトルパームが、なんと冬を越えることなく一年足らずで枯れて

しまって、しばらく考えた末、3鉢めを迎えることにした。

「この三度めの正直でだめだったらもうボトルパームを育てるのはやめる、

東京の気候には合わない」という私に、まるでボトルパームが我が家の経

済情勢を担ってでもいるかのように思っているらしい息子が「えー!!」と

声を上げた。こうなると私はなんだかあの孤独なレオンのような気分だけど

「そうだ名前をつけよう、名前をつけて話しかけたら枯れないかも」といった

ら娘がつけたのが『パルムちゃん』だ。

最初に鹿児島の植物園から来たボトルパームは何年も生きてずいぶん大

きくなったけど、2本めはわずか一年足らず。育てられた環境による個体差

も大きいのだろうけど、過去2本のボトルパームから学んだことは、真夏は

直射日光に当てつづけないこと、気温が下がる冬は早めに室内に入れる

こと、そして要は水やりは少なめに乾き気味に管理して、とくに冬場の暖房

で乾燥する室内では葉面散布をすること、くらいかな。葉面散布のとき、バ

イオゴールドのバイタルを使ったらいいんじゃないかとか考えてる。

そして葉面散布といえば、先日ホームセンターで展着剤を買ったことは書い

たけれど、ふつうに売っているのは『ダイン』という茶褐色の液体で、前にバ

ラ友のルイさんに少し分けてもらったことのあるのは透明な液体だったため、

「あれってなんですか?」とメールで尋ねたら、「まだたくさん残ってますから

いるんだったら送ってあげますよ」といわれて、お願いしたらすぐに送ってくだ

さった。ありがたい。持つべきものはやっぱり友ですね。

久しぶりに穏やかに晴れた今日はタイミングよくネイティブの土が届いたので

セルリアとユーカリの植え替え。ボトルパームも陽に当てた。

こんどは枯れずにゆっくり育ってほしい。パルムちゃん。

アイスブルー!

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2015年4月11日 (土)

土曜日のケークサレ

15cake_sale_01

いっとき流行ってたケークサレ。フランス語で、塩味のケーキ。

前から甘いお菓子じゃなくて、朝のパンにかわるお食事マフィンを作ってみた

かったのだけれど、最近ちかくのスーパーマーケットで添加物フリーの全粒粉

のホットケーキミックスを売っていて、それでアメリカンドッグを作ってみたら甘

なくておいしかったので、それを使って休日の朝に短時間でできるケークサレ

を作ってみた。

ホットケーキミックスと玉子と牛乳は分量通りに溶いて混ぜて、中に入れたの

はオリーブオイルで炒めて塩・コショウした辛口チョリソーとタマネギとブラック

オリーブ。最後に冷蔵庫の中にあったスライスチーズもちぎって入れて。

180度のオーブンに入れて焼くこと35分。

できあがったマフィンは写真のとおり。アッツアツです。

さっそく食卓にのせて食べてみたら、焼き立ては紙が剥きにくい。

でもこれは間違いなく熱々がおいしい。(逆にいうと冷めてもおいしいかどうか

はわからない。)辛口チョリソーとブラックオリーブはすごく合ってておいしいけ

ど、でもタマネギは入れなくてもよかったかも。

・・・・・・ というわけで、これは中に入れるもの一考の余地ありですね。

というか、やってみてわかったのは、私にとってはやっぱりケーキはケーキ、

パンはパンのほうがよくて、別に塩味のケーキを作らなくてもいいかなあ、と

いうのがほんとのところかも。来客時のおもてなしにパウンド型でカラフルに

焼いたケークサレはお洒落で見栄えもいいかもしれないけれど、それなら私

はキッシュのほうがいいかな。

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2015年4月10日 (金)

Intimate live♡ @上町63

15basyamichi_02

たとえば、買ったばかりの新品ピカピカのドリップポットが自分のキッチンに

なじんで居場所をみつけるまでには、ちょっと時間がかかる。

でも、なじんでしまったらまるでずっと前からそこにあったみたいにキッチンの

いろいろなもののあいだにおさまって、ひっそり出番がくるのを待ってる。

場所も人もそれとほとんどおなじ、だと思う。

はじめて来たとき、ここは私の知らない街だった。

私にとっての銀座とおなじように、曲がる角をひとつ間違えたら迷子になって

しまいそうでドキドキした。

でも、いまはちがう。

改札を出て、何も考えなくても猫のようにたどりつける。

いつものビルに入って地下に降り、ドアをあけるとパッと顔なじみの人たちの

顔が目に飛び込んでくる。

もう何度となく、ここで会った人たち。

日常の緊張がほどける一瞬。

15kanmachi63_09

ここんとこいつも大入りだったのが昨日の月1での翠さんと馬場さんのライヴ

は超常連の4人しかいなくて、いつも以上にインティメートな雰囲気だった。

まるで誰かの(佐々木さんの)家のリスニングルームにいるみたいな。

大体においてマスターがぜんぜん商売っ気のない人なものだから、お客がた

くさん入るのがいいんだか悪いんだかわからない始末で。(少なくとも何しに

来たんだかわからない挙動不審なお客はいらないんだと思うけど。)

そんな温かな空間だからミュージシャンもいい感じにリラックスして、いい歌、

いい演奏を聴かせてくれました。

最近、若いころに戻ったみたいに(?)声の調子がいいという翠ちゃん。

昨日、意外であたらしかったのは、いつも私がマーク・マーフィーで聴いてる

『I Get Along Without You Very Well』。なぜ意外かというと、うまくいえないん

だけど、これってもろアメリカ的な感じの曲だから。そして久しぶりに聴いてと

てもよかったのは翠ちゃんのファーストアルバムに入ってる『Dindi』と、セカン

ドに入ってる『Try A Little Tendreness』。いつ聴いても翠ちゃんに似合ってて

好きだなと思うのは『Don't Let Me Be Lonely Tonight』。

『I Remember April』が聴けたのもよかった。

スティーヴィー・ワンダーの『Moon Blue』はまだまだ進化途中かな。

これはもっとダークなトーンで、声の音量も落として、ヴェルベットタッチでや

ってもらいたい。なんたって悩ましいブルー・ムーンですから。

(原曲ではスティーヴィーの息遣いがたいへん色っぽい。)

それから『Come Togther』の馬場さんのギターはすごくエッジがとんがってて

カッコよかった。ヴォーカルについてはビートルズの、とくにジョンの歌はあん

まり頑張らずにちょっとレイジーでシニックにクールにやってもらいたいと個人

的には思うのだけど、これだけ言葉の滑舌がはっきりしててビートが効いた曲

でそれを求めるのは無理なのかな。

いずれにしてもジャジーなのもブルージーなのもポップなのも、かなり趣の異

なる振り幅の大きい曲を演ってハマるのは、翠ちゃんの感受性の豊かさとセン

スによるところ。もちろん、それも感度抜群な馬場さんのギターあってこその煌

めきだと思う。

ラストは翠ちゃんの真骨頂ともいえる『Aquelas Coisas Todas』で、演奏が終わ

ったあとも翠ちゃんが発した歌詞の『Why?』が頭の中で蝶ちょみたいにふわ

ふわ舞ってました。

これはステージ前、カメラで遊ぶミロリーちゃん。

15mirotin

歌ってないときのこの人はどっから見てもマンガ。

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ファーストの後、カウンターでくつろぐ御三方。

15kanmachi63_08

そして、インティメートな夜はあっという間に更けてゆくのでした。

清水翠×馬場孝喜のスケジュールはここでCheck!→ 上町63

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今年最初の定期検診

15nishi_sinjyuku

いつものように駅の改札を出ると、少し先で帽子をかぶった小さな老人が私

に向かって手を上げた。どうやら父は私より1本早い電車だったらしい。

今日は今年最初の父の定期検診の結果を聞きに行く日。

雨なら駅前ですぐにタクシーを拾うつもりだったけれど、今日は雨にならなく

てよかった。それに先月、久しぶりに父に会ったときはあまりに足腰が衰え

ていたからどうなることかと思ったけれど、今日は思いのほか元気そうで、

このあいだにくらべたらずいぶんしっかりしているように見える。

年寄りの気分や体調というのは日によって激しく落差があって、ほんとうに

わからない。天気は薄曇りで今日も寒かったけれどでも風がないだけでもあ

りがたい。病院までの道をなんのかんのと話しかけては父を励ましながら父

のペースでゆっくりゆっくり歩く。

病院では、ここ半年くらいはそれほど待たされることもなくスムースに診察が

終わって短時間で帰れたのが、今日は久しぶりにずいぶん長く待たされた。

やっと電光掲示板に父の番号が載って診察室の前へ移動してふと目につい

たのは、去年の秋に電子カルテを導入したばかりなので何かとご不便をかけ

るかもしれない、という内容の張り紙だった。これだけ大きい病院だから電子

カルテなんてとっくに入っているかと思いきや、現状はそうでもないらしい。

仕事で電子カルテにも関わっているから、ふ~ん・・・と考えてしまった。

受付票に記載された医師の名前が見知らぬ人になっていたから、また担当

医が変わったことはわかったけれど、やっと名前を呼ばれて診察室に入って

いくと、こんどの先生は若くてきれいな女医だった。父が何かいうと、ちゃんと

父のほうを見てこたえてくれる。それだけでもだいぶ好印象を受ける。

先週やったCTとMRIの結果は、肝臓にがんの芽のようなものは点々と存在

するけれど、とくべつそれが悪さをしなければだいじょうぶでしょう。肝機能の

数値も良くはないけれど、これまでとさほど変化がないので、まあ正常値とい

っていいでしょう、という、これまでとほぼ変わりないものだった。現状維持。

父くらいの年齢になると、この現状維持がいちばんいいのだ。

それで機を見はからって、このあいだ実家に行ったときに妹からも相談してみ

てほしいといわれた定期検診の間隔をもうすこしあけてもらえないだろうかと

いう話をもちかけてみた。低線量被ばくということを横に置いておいたとしても

4ヵ月おきにCTとMRIと血液検査をするというのは84の父にとってはつらい

ことだからだ。先生は、う~ん・・・、としばらく考えていたけれど、いくつかエク

スキューズを入れてから、まあ、いいでしょう、といった。

診察室を出た我々は「やったね!」と喜んだ。

というわけで、次回は検査が9月末で結果を聞きに行くのが10月頭だ。

真夏の暑い時期に病院に2回も行かなくていいというだけでも、ほんとうにあ

りがたいことだ。父も痛い目にあわなくてすむ。

検査の結果もなんでもなかったし、次回は半年先だ、よかったね! 

ということで帰りは帰りで父の気分を盛り上げて、病院でさんざん待たされて

喉が渇いたからお茶でもしよう、と目の前のビルのロイヤルホストに入った。

朝が軽くてお腹がすいていた私は元気にもりもりランチを食べ、例によってま

だお腹がすいてない父は寒いというのにまたクリームあんみつを食べた。

父がここでクリームあんみつを食べるのはこれで2回めなのに、父はこんなの

初めて食べた、と前とおなじことをいった。でも私は父のペースで歩くのにすっ

かり慣れたし、父が元気でにこにこ機嫌がよければそれでいいのだ。

家に帰って、私はいいことがあった日のお礼として宇宙銀行(フィンランドのブ

タの貯金箱)に500円玉を投入した。

今日はいい日♪

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2015年4月 9日 (木)

いよかんショコラマフィン

15choco_muffin

去年、自分で作ったいよかんジャムがまだ二瓶冷蔵庫に残ってて、それを

使って前からオレンジとチョコの香りがするマフィンを作ってみたかったの

だけれど、今日は仕事が終わったら早めの夕飯を食べて出かける都合が

あるのでお昼を作るかわりにマフィンを焼くことにした。

これも作りはじめてから片づけまで約1時間ちょっとかな。

簡単にできます。

できあがったマフィンはご覧のとおり。

見た目にちょっと残念だったのは、数がたくさん必要だったので小さめの

マフィンカップを使ったらこれが紙にコシがなくて、生地がだれて大きさが

まちまちになってしまったこと。こういうときはマフィン型が必要でした。

さて、お味のほうはというと、世の中慢性的なバター不足なのか、今回はじ

めて製菓用マーガリンというのを使ったのだけれど、バターのようなしっとり

したコクはないものの、逆にあっさりしたふわっとした焼き上がりで、胃にも

たれる感じがなくて食べやすかった。

焼いているあいだはチョコのいい匂いしかなくて、てっきりオレンジの味はし

ないかと思ったけれど食べたらチョコのあいだからほわっとオレンジの香り

が立ちあがって、しっかりオレンジピールの味もしました。思いのほか甘さ

控えめで子供にもおいしいと大好評。

いよかんジャムはまだ残ってることだし、これはリピートありですね。

こんどは製菓用バターで、もっとしっかりしたマフィンカップで作ろう。

今回入れ忘れちゃったオレンジキュラソーかコアントローも入れて。

以下、覚え書きのためのレシピ。

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● いよかんショコラマフィン 

〈 材料 〉 (小さめのマフィンカップ20個分)

 無塩バターか製菓用マーガリン    100グラム

 卵                       2個

 薄力粉                                    200グラム

 きび砂糖                                   100グラム

 いよかんマーマレード                   120グラム

 牛乳                     80CC

 ミネラルフリーのベキングパウダー  小さじ2

 ココアパウダー              大さじ2

 トッピングのチョコチップ        お好みで適宜

〈 作り方 〉

1.薄力粉とココアとベーキングパウダーは量ってボウルに入れ、ふるって

  おく。バターと卵と牛乳は常温に戻しておく。

2.ボウルにバターを入れ、泡立て器でふわっとクリーム状になるまで混ぜ、

  きび砂糖を数回に分けて入れてすり混ぜ、ふわっとしたら溶き卵を少量

  づつ分けて入れ、その都度よく混ぜる。

3.2にマーマレードをくわえて軽く混ぜ、粉類をふるい入れてスパチュラで

  底から持ち上げるようにしてさっくりと混ぜ、牛乳をくわえてこねないよう

  に混ぜ合わせる。

4.3をスプーンを使ってマフィンカップの6分めくらいまで分け入れ、カップを

  トントンと数回落として中の空気を抜く。最後にチョコチップを散らす。

5.180度に温めたオーブンで25分くらい焼いたらできあがり!

  (焼く時間は途中、竹串を刺したりして焼け具合を見ながら調整。)

もちろん、これは手作りマーマレードじゃなくて市販のオレンジママレードでも

作れる。その際は使うジャムの甘さによっては砂糖の量を調整して。

オレンジとチョコってほんとに相性よくて大好きです。

本日はこれをお出かけ先のお土産にしました。

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2015年4月 8日 (水)

4月の雪

Snow_of_april

朝おきてカーテンを開けたら雪がガンガン降ってた!

もう4月なのに。

これで今日の父の誕生日会は延期しなけりゃならなくなった。

春はほんとにクレイジー。

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2015年4月 4日 (土)

春の嵐

15roses_in_april

今年は3月のライオンがそれほど暴れかったと思っていたら、昨日の暴風は

凄かった。それに私は去年の12月、2月、4月と2ヵ月おきの満月の日に限

って体調を崩していて、昨日の明け方は胃の鈍い痛みで目覚めたと思ったら

激しい吐き気に襲われた。子供のとき、さんざん経験したことではあったけど、

吐くのがこんなにつらいことだったというのを久しぶりに思いだした。

身を絞るようにして胃の中の物をみんな出してしまった後は急激に体温が下

がって身体の節々がひどく痛み、熱が上がった。もう立ってることすらできなく

て、午後から布団にもぐりこんで一日吹き荒れる風の音を聞いた。

昨日は初めて娘がおかゆを炊いて、息子がお風呂掃除をしてくれた。

ふだんあれだけいつもお腹を空かしてる自分なのに、食べれないとなったら

もうまったく食べられなくて、薬を飲むのにやっとのことでお茶碗に少しのおか

ゆを食べたら、夜にはまたもどしてしまった。私が苦しんでたら、いつのまにか

うしろにいた息子が背中をさすってくれていた。私は自分が気持ち悪くてゲー

ゲーやってるようなときに自分以外の人にまで気持ち悪い思いをさせたくない

から、ほんとはほっといてもらいたいタイプの人間なのだけれど、息子の手は

温かかった。病気をしてよかったのはそれくらいだ。

最近、ほんとにいやんなっちゃうな。

「もういままでみたいにはいかないのだ」と、どこかから再三いわれつづけてる

みたいで。こういうのって、ほんとに元気がなくなるよ。

生前、母は年じゅう私に「いつまでも若いと思っているんでしょう」といってたけ

れど、いまならはっきりいえる。「思っていません」。

それでも人間の免疫力は素晴らしい。

昨日の夜、くるしく嘔吐していた私が今日の午後には自転車に乗ってホームセ

ンターに行ける。自分が育てている植物の元気度と自分の体調はまぎれもなく

どこかでシンクロしていて、今日はどうしても気になっていることに着手しようと

思ったのだった。

ホームセンターの園芸売り場で薬剤を見ていたら、スーツを着た背の低い年配

の男の人が「何かお探しですか」と声をかけてきた。どうやら薬剤メーカーの人

らしい。「カイガラムシ退治の薬を。今年は石灰硫黄合剤を・・・」とまでいいかけ

たところで「忘れちゃったんですね」といって彼は微笑した。「いいえ、忘れたわけ

ではなかったんですけど、やろうやろうと思っているうちに時期を過ぎてしまって」

と私がいうと、「でも石灰硫黄合剤は2年前からバラには使えないことになりまし

た。だから我々ももうあれはバラには薦められないんです」と彼はいった。

そんなこと何も知らなかった私が「えっ、何故。あれは王道だったのに」というと、

彼も「王道でした。カイガラムシにはあれが1番です」といった。

なぜだかわからないけど石灰硫黄合剤はバラには向かないから使ってはいけ

ないという決まりになって、昔売っていた500mlボトルもいまは売られてなくて

いまは業務用の大容量ボトルしかないそうだ。それから彼は今年発売されたば

かりの新薬の説明をしてくれたけれど、その500mlボトルをまだ家に持ってる、

と私がいうと、彼はいまからでもそれを塗ればいい、といった。

「いまからですか? もう4月なのに。いまから塗ってもだいじょうぶ?」と私が

怪訝な顔で聞き返すと、彼は「筆塗りすればいいんですよ。でも絶対に新芽に

かけちゃだめですよ。一発でだめになるから」といった。

それで私は「その新薬のことも頭に入れておきます。ご親切にいろいろありが

とう」といって展着剤と細い筆だけ買って店を出てきたら、近くのバス停でバス

を待つその人の姿を見かけた。土曜日だというのに彼は終日仕事だったのだ。

もうずいぶんよいお年のようなのに。

筆塗りするといってももう葉っぱがこんなにわさわさしてるから無理があるけど

でもカイガラムシがいちばん潜んでいやすい株元に塗ることはできる。

そして筆塗りすることのよさは薬剤が塗れるというだけじゃなくて、苗の一本一

本をつぶさにチェックすることになって、むしろそれがいい。一見、元気に新芽

をいっぱい出してるように見える苗でも、その新芽のほとんどが行き止まりの

葉っぱ(ブラインド)だったりするから、この時期に取ってしまうか、切り戻すか

しないとならない。この、ちゃんと見る、って作業が必要なんだ。

ばらと持ち主の健康は連動してる。

ばらは手がかかるという人が多いけど、実際にやることはいろいろある。

でもいまよりずっとハードに働いてて睡眠時間がいつも3時間くらいしかなか

ったときでも、ばらだけは手離さないできた。それが私にもたらしてくれたもの

はとても多い。

桜が終われば、次はばらの季節だ。

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2015年4月 2日 (木)

八丈木五倍子

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新宿御苑で見た『今年の桜』の番外編。

この夕暮れの風に涼しげに揺れるビーズの房みたいな不思議な植物の

名前は八丈木五倍子(ハチジョウキブシ)。

八丈島などの伊豆諸島に生える植物で、葉っぱよりもこの花房のほうが

先につくのが特徴なのだとか。

よく見るといかにも南国っぽいです。

南国といえば、昔ボスが真夏に八丈島から極楽鳥花を送ってくれたことが

あって、でも私はあの花があんまり好きじゃなくて、悪いなあと思いながら

私よりずっと南国の花が似合う友達にあげてしまったことがあった。

シークワーサーのジュースも飲まなかった。

せっかく送ってくれたのに。ほんとに申し訳ない。

人間、何を見ても何かを思い出す、だけど、つまらない悔悟の情とか罪悪

感とか、さっさと捨てるべきですね、身体に悪いから。

ほんと、こんなときこそホ・オポノポノです。

アイスブルー!

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今年の桜

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仕事の用事をひとつつくって、せかされるように電車に乗った。

躊躇してる間にすべては過ぎ去ってしまうから。

着いたのは閉園まで1時間を切った午後遅く。

でも長くなった日のせいでなんとか間に合った。

今年の桜。

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濃いピンクの愛らしい陽光はもうとうに終わってしまったけれど、

一葉はまだ咲きはじめたばかり。

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まるで桜のルーフの下にいるような。

素敵な君の腕(かいな)。

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桜の下にて集い、しばし春に憩い、春を愛でる人々・・・・・・

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水際まであふれる。

はじける光。

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大島桜の純粋。

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稲妻みたいな枝した、お化けみたいな枝垂れ桜はもう終わり。

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いずれ新緑に席巻される。

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韓国、中国、ベトナム、、、、、、賑やかなアジアの観光客に混じって、

フォーマルなコスチュームに身をかためた異国の人よ、ひとり静かに何思う。

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晴れ晴れと、明日につづく今日のことなど ・・・・・・

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斜陽に照らされて暮れゆく一日。

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今年もまた私は思うひと(桜の精? 桜のミューズ?)には会えなかったのだ

けれど、もし会ってしまったら会ってしまったで、ちょっとこわい気もする。

ソメイヨシノが終われば、次は子どもみたいに無邪気で愛くるしい八重桜。

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東京の桜の季節はもうしばらくつづく ・・・・・・

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(上の桜の樹を見よ。なんとなまめかしいこと。筋骨隆々の枝と、それにまと

いつくような儚げな薄紅の花びら。桜のなまめかしさって、この両性具有なと

ころにあるんだと思う。)

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2015年4月 1日 (水)

春の猫、ひねもすのたりのたりかな。

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4月だ。

町じゅう、どこもかしこも桜の花だらけ。

うららかに晴れた午後、お昼ごはんを買いに出たら、にゃあ! と一声発して

パンダが現れた。

昼間っからめずらしい。

でも、そういう季節になったんだな。

パンダ、よっこらせ、と植え込みから出てきたと思ったら、ごろっ。

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ごろごろ ・・・

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「むむ、ありは・・・」

と起きあがってみたものの、

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うしー ・・・

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ごろごろ ・・・・・・

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チラ。

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しっかし、春は眠いにゃあ~

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むにゃむにゃ・・・

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ちょん、っと・・・

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お、

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おお、

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さてと、

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こうもばかりはしてられないから・・・

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とは思うんだけど、やっぱり。

ふにゃー

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よっと。腹筋、腹筋 ・・・

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右脚伸ばし ~

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首から肩のストレッチ~

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ふー ・・・

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それにしてもすっかりいい陽気になりましたにゃあ。

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マーベリック・クマならぬ、マーベリック・パンダくん。

私は君が今年もぶじ元気にに冬を越してくれてうれしい

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