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2014年12月30日 (火)

今年最後に見た海

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友達と海に行こうといっていたのがお互いの都合やお天気なんかでズレに

ずれて、もう11月の声を聞くころには私はすっかり諦めていたのだけれど、

それが12月も終わろうというころになって突然かなうとは思わなかった。

茅ヶ崎に住む友達と駅前で会ってランチして、それから彼女のクルマで鎌倉

逗子、葉山を抜けて佐島へ。

茅ヶ崎に着いたときにはいいお天気だったのに、ランチをして出てくるころに

は雲ゆきが怪しくなっていて、日が陰ったとたんに急に寒い。さあ、今日もつ

いに雨女登場か、と思ったけれど、途中ぱらぱらきてワイパーをちょっとまわ

したくらいで事なきを得た。クルマで走っている間じゅう、分厚い雲のあいだ

からずっとレンブラント光線が海に向かって降りていて、それを横目に見なが

ら佐島に着くころにはお天気も回復。

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佐島。

はじめて見る景色は、どこか懐かしいような日本的な海。

このときすでに夕方近い時刻だったけれど、吹きすさぶ海風もなく、思って

いたより暖かい。クルマを降りるなりわずかな枯草の上でくつろぐ猫発見。

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しばし二人で猫をかまったあと、市場で愛猫と自分のごはん(新鮮な魚!)を

買う友達をものめずらしく眺めた。(私は暖房の効いた電車にまた2時間揺ら

れて帰らなきゃならないから、お魚を買うのはやめといた。)

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買ったお魚はその場でさばいてもらってアイスボックスに入れ、印象派の絵

のような佐島の風景にお別れして、ふたたびクルマに乗って友達おすすめ

の絶景ポイントに向かう。

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秋谷海岸。

クルマを駐車して降りたら目の前に広がる空と海。

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まさに絶景。

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そして、この岩!

このなんともいえないかたちの石を、立石(たていし)というらしい。

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マジックアワーというべきか、刻々と光と色が変幻するなか、このオブジェみた

いな石が見せる不思議な表情に魅せられた。もうだいぶ風が出てきて気温が

下がり、思うさま髪を煽られたけど、ふたりで脇の階段から岩場、そしてビーチ

に降りてしばし無言でシャッターを切りつづけた。

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最後はこんなふうに、光がなくなりそうな瞬間まで。

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斜陽を浴びて黒くそびえたつ立石は近くで見るとすごく存在感があって、太陽

の光とともにこの石自体が強力なエネルギーを放っているようで神々しくさえ

あり、ずっと凝視めていたらただの石には見えなくなってきた。だいたい、海の

なかでこの石だけこんなかたちで残るなんていうのも考えたらとても不思議な

話だし、実際、岩の下のほうにはお札が貼ってあったから、ご神体として奉ら

れているのかもしれない。

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どれくらいの時間そうしていたのか、気づくとすっかり身体が冷えていて、ふ

たりとも髪が風でバアバアになり、それでもなんとなく名残惜しくて、最後の

光を見届けるようにしながらもと来た道を戻った。

寒くはあったけど、12月の終わりの夕方の海にこれだけいられるってのは

かなり稀なことなんじゃないかな、とふたりで話した。

帰りは「葉山マリーナで茶しようぜ」という友達と葉山へ。

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葉山マリーナなんて、来るのはハイティーン以来のこと。

あのときはたしか、親友の女友達と鎌倉に行って、そこで知りあった男の子

のクルマでここまで来たのだった。(つまりナンパってやつですね。)

月並みだけど、まさに光陰矢のごとし。

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海の見えるカフェの窓際で「なんにしようかな」とメニューを見るみろりちゃん。

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ここでもお茶しながらずっと落ちる日を見ていた私たち。

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なんだか不思議な一日だったなあ ・・・・・・

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雰囲気のあるとても素敵なカフェで、「あなたはこの次は彼氏と来なさいね」

とかいわれて、私もその手のことよく人にいうのだけれど、いっている人自身

は自分のことについてはそんなこと実はどうっでもよかったりするね、という

のを今回人にいわれて気づいた。私は彼女みたいに「私はもうめんどくさい

からいいい」なんて横着なことをいう気はさらさらないのだけれど、ないつもり

なのだけれど ・・・・・・・ あれ? やっぱりちょっとめんどくさかったりして coldsweats01

今日一日、友達といて私のこころに去来したいろいろなことは私以外の誰に

もわからないことだけれど、ただひとついえるのは、今年最後に彼女と見たこ

の海のことはずっと忘れない、ってことかな。いま、こうしているあいだも時は

刻々と流れつづけていて、止めようがないんだけれどね。

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そして今年も私にはサンタは来ないと思っていたのだけれど、来ました。

それは赤い服着たサンタじゃなくて緑の服着たSongbird。

なんとハンドウォーマー付きTシャツ。

やったね!heart

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