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2014年10月31日 (金)

A LITTLE INNOCENCE ─ quelque chose de bleu ─

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10月は結婚の月。

だからというわけじゃないけれど、コトリ花店さんプロデュースのマリアージュ

のエキシビション『A LITTLE INNOCENCE』に行ってきた。

彼女の仕事ぶりを見るまであまり考えたこともなかったけれど、お花屋さんの

仕事ってすごいです。花屋にいてブーケを束ねたりアレンジメントを作ったり

するだけじゃなくて、花嫁さんのヘッドドレスやブートニア、ブライダル装花の

お仕事もする。つまり、場所ごとにその空間を見て、どうやったらその場を最

も美しく花で飾れるか、それを頭で想像して必要な花を揃え、限られた時間

内にバランスよく配置する。人の人生において最も、といっていいくらい記憶

に残るそんなシーンの花をつくるなんて、考えただけでも緊張しいの私には

とてもできそうもない仕事だけれど、それをあのふだんはどちらかというとか

弱くて頼りなそうな(失礼!)コトリさんが難なくやってのけているとはちょっと

驚きです。それどころか、コトリさんいわく「ブライダル装花の仕事はすごく楽

しい♪」というのだから、彼女はやっぱり花屋が天職なんでしょうね。

そしてコトリ花店さんにブライダルのお花を頼む人は女性であれ男性であれ

きっとすごくロマンティストなんだろうな、と思うのです。

3日間の展示のあいだには、先日結婚されたばかりのお知り合いのカップル

を招いての『マリアージュのお茶会』なんていうのもあって、盛り上がったみた

いです。最近は地味婚どころか、一緒に暮らししてて事実婚であってもお式

は何もしない、という人も増えていて、そういうことに関する考えも人それぞれ

自由でいいと思うけれど、個人的には正式じゃなくても、ほんのささやかでも

いいから何かしら記憶に残ることをしたらいいんじゃないかな、と思います。

そういう意味でいまパッと頭に浮かんだのは、絵本画家のいわさきちひろの

『ラブレター』という本の中にあった『花の結婚式』という文章で、家族の反対

を押し切って自分よりずっと年下の貧乏なコミュニストと結婚することに決め

た彼女は四面楚歌のなかで結婚式をすることにします。戦争で焼け残った古

いアパートの六畳一間の部屋を有り金はたいて花でいっぱいにして。

それはわずか7行の文章なのだけれど涙がでちゃいそうなほど感動的です。

innocenceって、私にとってはいわさきちひろみたいな人、彼女が描く絵みた

いなものです。いまの時代に限らず当時にあってもあんな人は稀有だったろ

うと思うけれど ・・・・・・

それで、私はなんでも自分でできるようになろうとは思わないタイプです。

それが自分よりずっとうまくできる人がいたら、その人のために場所をあけて

おくのが好き。私はコトリさんのつくる花が好きだから自分ではつくれなくても

いいと思っていて、だからこれまで彼女の花のワークショップには参加しない

できました。いつか、ここから引っ越しておいそれと彼女の花屋に花を買いに

行くことができなくなったら、そのときは教えてもらうね、といってあった。

けれど今回はじめて彼女のワークショップに参加しました。

だって人の人生なんて、いつどうなるかわからないもんね。

下の写真は、私がコトリさんに教えてもらいながらはじめて作った、

* 秋の実と秋色の花のリース *

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ワークショップが終わった後は、アトリエ・コナフェさんのおいしいクッキーと

熱々のアールグレーをいただいて。

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黙々と作って、あっというまの2時間。

サブタイトルの『quelque chose de bleu』は花嫁の幸福を祈るサムシング

ブルーのフランス語だそうです。

そういえばウェディングドレスを作ってくれたデザイナーの片山さんが、

最後にドレスの裏の裾のほうに、小さな水色のリボン結びを縫いとめて

くれたっけな、なんてことを懐かしく思い出しました。

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ラ・フランス

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Lisaのばらが咲いた。

寒い朝だけど大気はすっきりしてる。

いまにも咲きそうでなかなかひらかないセルリア。

予報通り今朝は雨で下の舗道は霧雨で濡れているけれど、雲間から

微かにお日さまの光も見える。

今日はこのあと晴れますように。

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2014年10月30日 (木)

適温は83度。

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毎月宅配で買っている土居珈琲さんの珈琲豆がついになくなっちゃって、

しかたがないので昨日の夕方、買い物ついでに娘と駅前の珈琲屋さんに

行って珈琲豆を200グラム買ってきた。

マスターが豆を量って袋に入れているあいだ、厨房の脇の棚に置いてあ

るものを見ていたら、そこに温度計がぶらさがっているのを発見。

思わず「温度計なんて売ってるんですね」というと、「ええ、珈琲豆って浅

煎り、深煎りいろいろあるけど、どれも大体お湯の温度が83度であれば

ほぼ間違いなくおいしくいれられるんですよ」という。

「へえ、83度。知らなかったなあ。それで毎回測ってるんですか?」と訊

くと、「測ってますよ」とマスターはいい、「でも温度計って下手すると割っ

ちゃうんですよ、ガラスでできてるから。でもこれはステンレスのケースが

付いてて、それに入れたまま測れるから便利なんです」とやってみせてく

れた。それで、ちょうど先月すみごんさんに会ったときに50度洗いの話

になって、すみごんさんが「温度計を買わなきゃ!」といってたことを思い

出して、私も買ってみることにした。これまでやっぱりすみごんさんと同じ

ように、ヤカンのお湯と水を適当に半分ずつくらいボウルに入れて、手を

突っ込んで「アチチ・・・」とかやって野菜の50度洗いをしてたのだけれど

これがあれば珈琲の適温だけじゃなくて、正確測った50度のお湯の熱さ

がどんなだかわかる。

それで今朝さっそくお湯の温度を測って珈琲をいれてみたら、たしかに豆

がよくふくらむ! 

で、実際にすごくおいしい珈琲になりました。

昨日、娘が名前の響きだけで選んだ珈琲豆もとてもよかった。

コロンビア・スプレモ。

中煎りなのに香り高く深く濃い味わいで、いつもだと土居珈琲さんやkusa

cofee さんの豆くらいにしか感じない複雑な味がする。

う~ん、あのマスター。やっぱり本物みたいです。

やったね!

・・・・・・ というわけで、本日もおいしい珈琲をいただきました。

しあわせ

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昨日のカブのスープをアレンジして

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昨日のカブのスープが1回で終わらなかったから、今朝は残ったスープ

にさらに皮を剥いて8つ割にしたカブ3個とバター10グラムを入れ、カブ

がやわらかく透き通るまで煮てからポテトマッシャーで大まかにつぶし、

ミルクを入れて温めてから最後に刻んだディルを入れて仕上げた。

このアレンジは、前にプレミアム7号の『花と朝食』に載っていたレシピ

からヒントを得たもの。

私にとって新しかったのは鍋の中で煮たカブを大まかにつぶして(記事

の中では泡立て器を使っていたけど私はポテトマッシャーを使いました)

ミルクを入れてディルを加える、というところ。

これね、やってみたらかなりおいしいです。

『大まかにつぶす』というのがポイントで、ポタージュみたいにまったりし

てなくて適度にカブの食感が残ってあっさりしているのが胃に重くなくて

いい感じ。それにこれならポタージュみたいにミキサーがなくてもできる。

雑誌のレシピのカブのスープの材料は、カブとバターとミルクとローリエ

とコンソメキューブと塩・黒コショウとディル、というシンプルなもので、私

のみたいにタマネギも厚切りベーコンも入ってないのけれど、私はこっち

のがおいしいんじゃないかな、と思う。もちろん、ベジタリアンなら雑誌の

レシピのとおりのほうがいいと思いますが。

白いスープにディルのしゃかしゃかした葉っぱの緑、という見た目もなん

だか私には新鮮で、カブのスープ、ちょっとハマっちゃいそうです。

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2014年10月29日 (水)

痩せっぽちの

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夕方、息子に頼まれて市役所に書類を持って行くも不備があって返された。

これだから出るとき不備はないかと訊いたのになあ~と思いながら自転車

を出そうとふと空を見上げると、麗しの三日月。

毎月月末に税金を納めると私は一気にプアになり、少々ブルーな気分で帰

りにそら屋さん に寄って日用品を買いもとめ、『秋深し、物価高く人細る秋』

と今月のポイント倍ワードをいってスタンプを押してもらいながら「収入は年

々下がる一方なのに税金は上がるし、物価はどんどん高騰するしで、なん

だかだよね」と私がいうと、店長は店長で「まったく。これでほんとうに消費税

は10%になるのかなあ? 自分としてはならないでほしいけど」という。

昔は税務課でいやらしくこってり絞られた後、市役所の窓見上げて「いつか

税金たっぷり払ってやる!」とか思っていたけど、最近はそれも思わない。

それよか貧乏でももっと楽天的で明るくハッピーに暮らしてる人たちがたくさ

んいる国で暮らしたい、とか思うわけで。

帰りはすっかり暗くなった空に痩せっぽちの月を見ながら帰る。

ほっぺたが冷気でチカチカするほど寒い冬の夜、群青色の空に刺さりそうな

ほど尖った白銀の三日月、ともなると、あれってまさに反骨。

すごくヴィヴィッドな気分で「ああ、生きてるって感じ!」と思うんだ。

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寒い朝のカブのスープ

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おとといのよる吹き荒れていた北風はやっぱりどうやら木枯らし1号だった

らしい。昨日も日中、日のあるうちはまだ暖かかったけれど、昨晩は朝に

次いでとても冷えた。それで、昨晩の我が家の夕飯は今季初鍋。

白菜にキノコにしらたきにネギに豆腐にタラ、後からカキを入れて。

鍋を作ってるときの匂いって酒飲みじゃない私でも1杯飲みたくなるけれど

ぜんぜん飲めないのがこれまたつまんないところ。よっぽど冷蔵庫に自分

で作った梅酒があったから飲んでやろうかと思ったけれど、昨日は食事の

後まだ仕事をするつもりだったからやめといた。

そして今朝は昨日一束88円で買ったカブでスープ。

例によって作り方はいたって簡単で、叩いて粗みじんに切ったニンニクを

オリーブオイルで熱し、香りが出はじめたら小さな角切りにしたタマネギ

(1個)と厚切りベーコン(80グラム)を入れて、しんなりするまで炒める。

そこへ皮をむいて8つ割りにしたカブ(3~4個)を入れて炒め、塩・ブラッ

クペパーをふってから鍋にあける。そこに水を700ccくらい入れ、半分に

ちぎったローレル1~2枚、コンソメ2個を入れ最初は中火で、煮立ったら

中火より弱火にしてカブが透き通るまで煮る。

最後に味をみて器に盛り、パセリをふってできあがり!

カブは火が通りやすくて比較的短時間でできるから朝食にはぴったり。

おいしくて胃にもやさしく、何よりあったまるので、これからの寒い季節に

はおすすめです♪

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2014年10月28日 (火)

深まる秋

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いちだんと冷えこんだ今朝。

深まる秋。

10月28日に咲いた薔薇を君に!

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フランボワーズ色の透けるようにシルキーな花びらと、何より素晴らしい

香りをした、とてもいいばら。ジュビリー・セレブレーション。

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2014年10月26日 (日)

哀愁の大学芋

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好きな木工もできず、しようと思っていた繕いものもできず、かといって

のんびりしたわけでもないのに暮れていく一日。

もう、おやつという時間でもないけど大学芋を作った。

できたて熱々の大学芋に、濃い珈琲をいれて。

いま、大学芋に珈琲? って思った人、大学芋に珈琲ってあうのよ。

なんならやってみてください。

それで、自分で作った大学芋を食べながら、いつか浅草で秋山さんに

お土産に買ってもらった大学芋はおいしかったなあ、とか思い出してる。

ラジオから『Água de beber』(おいしい水)が流れてきて、今日はじめて

この歌詞の意味を知った。

恋に臆病だった私は、おいしい水を飲んでオープンになった、みたいな

感じの歌詞で、無類のお酒好きのジョビンとビニシウス・ジ・モライスの

ことだから、この『おいしい水』とはお酒のことなのでは? とは滝川クリ

ステルの言葉。

なるほどね。

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2014年10月25日 (土)

菊ごはん

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いやあ~、うれしい。

今年もいただきました。菊ごはん。

スイミングクラブの同じレーンで泳ぐHさんから。

クラブに来る曜日の違う仲間のために今年は3日間も菊ごはんを作り

続けたというHさん。もう作らない! と宣言してたから、Hさんが作って

くれなくなったら自分で作るかな。

初冬の香り。

菊の花には古来から特別なパワーがあるといわれているそうだから、

そう思っていただく。今年もおいしいです。

Hさんの菊ごはんは材料の配合も味つけも何もかもほどよくて、主婦

の年輪を感じさせる味。

自分で作るとなかなかこうはいかないんだろうなあ。

今日はスウェットパーカ1枚でも暑いくらいだったけど、日が陰ってきた

とたんにしんしんと冷えてくる。

徐々に西から茜色の光に染まりながら飛んでゆく雲。

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実を割って出した種から育てたプロスペリティー。

最初に咲いた花は白に淡いピンクの覆輪の小さな一重の花だったけど

徐々に花びらの数も増え花色も濃くなって、いまはこんな。

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すでに完全にできあがってしまった花を育てるのと違って、実生の花を

育てる楽しみはこんな変化にもある。

私のカメラではこの程度だけど、実際はもっと赤に近い深い色。

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2014年10月24日 (金)

バーディー!

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朝、ゴミ出しに行ってくれた娘が帰りに「何か届いてたよ」と小さな封筒を

渡してくれた。封筒には、いつもの見覚えのある会社の同僚の文字。

さっそく開けてみると、21世紀美術館のミュージアムショップの袋。

添えられていた一筆箋には、先日の休日に友人と泊りがけで金沢に行

ったものの、楽しみにしていた21世紀美術館はメンテナンスをしていて

見られず、ミュージアムショップで買い物だけして帰って来た、とある。

中身はBirdie

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青い鳥のかたちのペーパーナイフですって。

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きれいな形。

木工をするようになってから、手で触って物のかたちを感じるのが好き

です。

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自分ではペーパーナイフを作ろうとはあまり思わないのだけれど、材木

屋さんの親子がペーパーナイフペーパーナイフというので、鳥の尾っぽ

を長ーくして作るのは? なんて最近考えたりしていたところだったから

こういうのは参考になります。

ちなみに、箱の裏にはこれをデザインした大木陽平さんというデザイナ

ーの言葉が印刷されていて、『Birdieは「小鳥さん」というニュアンスの

単語です。ペーパーナイフは手紙を切る道具ですが、最近手紙書いて

ますか? 手紙ってアナログなコミュニケーションツールです。でも、ア

ナログなひと手間って意外と楽しかったりします。Birdieをプレゼントす

ることで、そんなアナログなコミュニケーションを生むきっかけになれば

いいなと思います』、なーんて書いてあります。

昔は「あなたの手紙はまるで一編の短編小説を読むようだ」なんてよく

いわれたものですが、最近はちっとも手紙を書いてません。というか、

手紙を書く気持ちはあってもゆっくり手紙を書いてる時間がないの。

これってよくないよね。

でも、そうはいいつつ、昔は寝る時間削ってでも書いてたのだから、私

も年をとったのか、それとも情熱がなくなったのか ・・・・・・

あ、でも、情熱を傾けられる相手さえいればまた筆まめにも詩人にもな

りましょう、ってなところでしょうかしら、ね?

ま、いいや。

同僚のミニレターにもあったとおり、このコトリさん、しっぽでいいお仕事

をしてくれます。

こんな風に。

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レターオープナーもこれくらい小さいと机の引き出しにあっても邪魔に

ならないし、ペンケースに入れて持ち歩けるので便利ですね。

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2014年10月22日 (水)

昨日の上町63

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音楽って実に繊細で精妙なものだな、と思う。

ミュージシャンとリスナーのその日の体調や気分ばかりじゃなく、天気や

気温や湿度といった天候や季節、その日のエネルギーや場のエネルギ

ー等々、いつもと同じ場所、同じメンバーで同じ曲をやってもぜんぜん聴

こえ方が違う。プレイヤーは毎回、楽曲のどこかしらにあたらしいアプロ

ーチをしてくるけれど、それが意図したとおりいくとは限らないし、仮に意

図したとおりにうまくいったとしても、リスナーがいい反応をするとは限ら

ない。それこそ、人の好みはまちまちだから。

だから現存する名盤といわれるアルバム、特にライブアルバムは、その

日その場のマジックみたいなものがはたらいた、本当に奇跡的な録音

なのだと思う。そして奇しくもその場に居合わせてそれを聴くことのでき

た人はなんてラッキーなんだろう! と思う。

リスナーはいつだってその瞬間を待っている。(潜在意識の中で。)

昨日の上町63は清水翠(vo)×馬場孝喜(gt)。

楽器はもちろんのことだけど、ヴォーカリストが自分の声をコントロール

するのって難しいんだろうな。心身の調子がもろに出てしまうぶん。

私が昨日いいと思ったのは『Song is you』と『Aquelas Coisas Todas』。

どちらも翠さんの長年のレパートリー。

長いあいだ、それこそ何百回も何千回も歌ってきた歌を毎回新鮮な気持

ちで歌って手垢のついてないヴィヴィッドな歌にするっていうのも実はとっ

ても難しいことなんじゃないかと思う。そして、このあいだに続いて昨日も

『Come Together』をやっていたけど、前にも書いたことのあるとおり私は

ビートルズのカヴァーはあんまり好きじゃない。なぜかというと女子高時

代に私にこの変なニックネームをつけたビートルズ狂の親友のおかげ

で死ぬほど聴いてその音が頭に叩きこまれているから。(でも前にリッキ

ー・リーのアルバムに入ってた『For No One』は悪くなかった。ああいう小

さな何気ない曲をやるところがいかにも彼女っぽくて、さすがわかってる

って感じで。)

よく「清水翠さんが好き」というとジャズヴォーカルが好きなんじゃないか

と思われることがあるけれど、実は私はジャズヴォーカル(特に日本の

ジャズヴォーカル)にはぜんぜん興味がなくて、ただ翠さんの歌が好き、

というだけなのです。

「翠さんはJAZZヴォーカリストっていうより、もう『翠さん』だよね。ジャン

ルに関係なく」と昨日、渋谷まで同じ電車で帰った二胡奏者の女性がい

っていたけれど、まさにそのとおり。彼女自身も演奏者というだけあって

彼女と音楽の話をしながら帰るのは楽しかった。

ちなみに毎度変わり映えのしない上の写真ですけど、上町63に行こう

と思ったら馬車道の3番出口(博物館口)から外に出て、出口を背にし

て進行方向まっすぐに歩き、この『平安堂薬局』を目印に右に曲がって

少し行くと、いまは夜はやってないけど『浜や』というお蕎麦屋があって

その向かいのビル(トラストワンビル)の地下です。

昨日は前からどうやって手に入れたのか聴きたいと思っていたトイレに

飾ってあるあまりに有名な1964年の東京オリンピックのポスターの話

からはじまって、マスターのアンティーク趣味が炸裂。どうやら店の随

所にさりげなくお宝が飾ってあるらしいので、アンティーク好きはこんど

行ったらそんなところに目を凝らしてみるのも一興かも。

昨日、私は所沢経由で行ったのだけれど、途中、練馬で池袋線に乗り

換えたほかは座ったまま馬車道まで1本で行けたから、電車の中で思

いきり熟睡してしまいました。時間に多少余裕のあるときだったら、あの

渋谷の混雑にあわずに行けていいかもしれない。

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この次、上町63で二人の演奏が聴けるのは来月、11月7日。

アルトサックスの山本昌広さんを迎えて、というのは初めてなんじゃ

ないかな。

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2014年10月19日 (日)

秋の神代植物公園

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今年83の父は足腰が弱くなったせいでゆっくりしか歩けず、そう長くも

歩けないのだけれど天気さえよければいつでもどこかに行きたい人で、

それももとから旅好きなのと、いまは大好きだった車にも乗れず一緒に

どこかに行ける友達もみんないなくなってしまったから、しかたのないこ

となのだと思う。家にばかりいたら退屈なのはいくつの人だっておなじ

だから、それでたまにどこかに行こうと声をかけるのだけれど、父は父

でいろいろ難しくてなかなか都合が合わない。日に日に日が短くなって

日照時間も短くなり、寒くなり、また年も押し迫ってくれば父とのんびり

出かけるどころじゃなくなってくるから、今週あたりがいいんだけれどな

と思っていたら今回はタイミングよく父のほうから電話がかかってきた。

だんだん寒くなって出かけられる日も少なくなってきたから明日どうか

というので、いいよ、といった。

父が、たまに1人で行くという神代植物公園。

私が最後に行ったのはいつだろう。

今日は朝こそ肌寒かったけれど出かけるころには陽射しの下は暑い

くらいで、父と出かけるにはちょうどよいお出かけ日和になった。

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この時期の公園はダリアが満開で、ばら園では毎年恒例のばらフェスタ

をやっていてたくさん人が来ている。ここのばらはオールドローズはごく

わずかで春にしか咲かないし、それ以外はいわゆる剣弁高芯・大輪の

ハイブリットティーローズばかりだからぜんぜん私の好みではないのだ

けれど、これだけの広さの庭がばらでいっぱいになるのは見ごたえがあ

るし、なんたって空がひらけていて緑が多いからお散歩するには気持ち

いい。といって、父はすぐに疲れてしまってばら園にたどりつくなり休憩

したのに、ばらのあいだをちょっと歩いたらまた休みたいというので父を

休憩所の椅子に残して、ひとりでざっと回って歩いた。最近、ついに私

の相棒(カメラ)は寿命なのか写りに問題が出てきてあまりよく撮れては

いないのだけれど、しばしばら園のなかの風景を ・・・・・・

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青系の代表格、ブルームーン。

色はともかく、香りが素敵なばら。

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この下のばらがモナ・リザというのはなんとなくわかる。

曖昧でいて、子宮的な母性的なコーラルピンクと淡いイエローの微笑み。

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私がハイブリッドティーのなかでまだ好きだと思えるのは黄色いばらと

真紅のばらくらいかな。

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もうないかと思ったけどまだありました。

四季咲きのオールドローズ、レディ・ヒリンドン。

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その昔、このばら園で、まるで蠟引きのような独特な雰囲気をしたアプリ

コットイエローの蕾とティーの香りに魅了されて、後々、苗を買って数年

育てたけれど、鉢植えで育てるには弱すぎて枯らしてしまったばら。

これはやっぱり地植えでブッシュにならないと見ごたえがない。

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この赤いばらの色、形は好き。

でも名前はなんだか忘れてしまいました。

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そして、ばらと噴水。輝く秋のピースフルな風景。

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お昼を過ぎたばかりのばら園は陽射しをさえぎるものもなくて歩いている

と暑くて汗をかくくらい。今日はほんとにいいお天気で、青空の下、ばら

の香りに包まれた公園の中は平和でしあわせそのものな雰囲気なのだ

けれど、ばらを見る傍ら、ここでも見えてしまったのは様々な人間模様。

来るまでのバスの中でも呼吸器をつけ、大型の車椅子に乗ったひどく

我儘な障害者と、それを優しく介護する身内とおぼしき若い女性の悩め

る姿が目についたけれど、仲のよさそうな明るいご夫婦がばらを見てい

るあいだで車椅子に乗せられた白髪の大きな老婆は完全に病んでいる

というか幼児退行していて、数秒ごとにものすごい顔で「おかあさーん」

といいながら泣きべそをかいている。他人から見るとすごく異様な光景

なのだけれど夫婦はすっかり慣れた様子で、自分の母なのか義母なの

かが「おかあさーん」と泣くたびに奥さんが「ハイハイ」と返事をしてなだ

めている。きっと今日ここまで来るのも大変だったのだろうけど、日々の

生活はもっともっと大変なのだろう。そうかと思えば、美しいばらの間を

老いた老夫婦と娘と3人で歩きながら、妻が夫に「もう、あなたってどう

してそんなに我儘で勝手な人なの。そんなに人のいうことをきかないな

ら、もうあなたと一緒に出かけるのはこれが最後だわ!」と文句をいっ

ている。すると即座に娘も「そうよ! 今日が最後よ、お父さん!」と追

い打ちをかけるようにいう。実際、彼女たちのいうとおりなんだろうけど

父はぐうの音も出ずに黙って歩いている。それを耳の端で聴きながら、

やれやれ。こんなところで昼のさなかに言い合いとは。まるでバロットン

の絵みたいだな、と私は思っている。人間って、家族って、なんて厄介

なんだろう。その点、花はいい。何も(口では)いわないし、雨が降ろう

が風が吹こうが、なんど嵐に見舞われようが、何を恨むわけでもなく、

ただ咲くときがきたら美しく咲くだけだから。

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ばら園の中を一巡したら暑くて喉が渇き、お腹もすいてきたので、父のと

ころに戻ったら、これからここでコンサートを行うのでいったん椅子を全部

どけるというので、ばら園のベンチに移って、水筒に持って行った温かい

ほうじ茶を飲んで紫芋のたい焼きを食べた。

そして父はここまで歩くのもやっとだったのに、ここまで来たからにはせ

っかくだから深大寺をお参りしてから帰る、というので、それから雑木林

の中を抜けて深大寺に向かった。

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父に「神代植物園に行かないか」と誘ったとき、「もう今ごろはいろんな

木の実も落ちてると思うし」と子供みたいなことをいったのだけれど、父

はどこかに行くのが好きなだけで、特にばらを鑑賞するわけでも、のん

びり自然を観察するわけでもなくて、私がしゃがんで木の下を見ている

あいだにどんどん先に行ってしまう。

コナラの実だから写真に撮るまでもなく、ただのどんぐりですけど。

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私は神代植物園に来ると、ひととおり園の中をまわって最後に園芸店を

物色して帰るのだけど、父は植物園の中より深大寺周辺のほうが詳しい

らしい。私は初めて来たけど深大寺周辺はすっかり観光地化されていて

お土産物屋や蕎麦屋などの飲食店が軒を連ねていて、すごい人だかり。

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何はともあれ、まずは深大寺でお参りしてから、ということで誰にいわれる

ともなく、こんな急な階段をせっせと上る父・・・・・・

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人が多かったのは休日だからというだけじゃなく、七五三シーズンだった

のと秋祭りだったかららしく、お囃子が聞こえてくるなか、お参りして出て

くると威勢のいい掛け声とともにちょうど小さな子どもの山車が来るところ

でした。下町江戸っ子の父、大喜び。

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私は知らなかったけど、ここ昔から有名なんですって。

鬼太郎茶屋。

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父が深大寺に来たときにはいつも寄る、というこぎれいなお蕎麦屋さんは

順番待ちの人でいっぱいだったのであきらめてバス停近くの空いた店へ。

父がめずらしく外の席がいいというので、波板屋根の下の席に座って、

天ざると冷やしとろろ蕎麦を頼んだ。もう3時だったけれどそれくらい今日

は暖かかった。

深大寺では6年後の東京オリンピックまで生きられるようにと拝んでいた

父。よく「わしの目の黒いうちは」という言い方があるけれど、だいぶボケ

てきたとはいうものの、父の顔を見ている限りではまだ目も生き生きして

いるし肌の色つやもいいし、まだだいじょうぶなんじゃないの、とか思う。

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お蕎麦を食べてたら今度は大人の山車がやってきて、賑やかな外。

秋の光は現実的なようでいて幻想的でもあり、日陰ではもののかたちが

くっきりと見えてそれが懐かしく、ちょっとさみしくもあって、私はぼんやり

してしまった。こんな秋のいい日にここに来られたのはほんとによかった。

何よりここまでくる間に何度も父が「今日は最高によかった。天気もよくて

暖かかったし、緑のなかを歩いて気持ちよかった。お参りもできたし、お

祭りがあって賑やかなお囃子も聞けたし、御神輿も見られたし」といって

いたこと。そういってもらえたら私にとっても今日は佳い日です。

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帰りは人で混雑する吉祥寺からで心もとなかったので父を家まで送って

母の仏壇にお線香をあげてから帰った。

よく晴れた暖かい秋の吉日。

最後の一枚は深大寺のそばの花。

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今季初スープ

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前の冬からずっとキッチンに出しっぱなしだったのにぜんぜん使わなか

ったミキサー。今年は酵素ジュース、スムージー・ブームだったけれど、

私は常温どろどろのドリンクを飲むのは嫌だったし、野菜をジュースで飲

むよりサラダを噛んで食べたほうがいいと思っていたからやらなかった。

そして朝ごはんが野菜サラダでもまだ全然OKなのだけれど、ここのとこ

ろ朝晩急に冷えてきたので、昨晩寝る前に久しぶりにミキサーを使って

ほうれん草のポタージュを作ってみた。緑のスープ。

前にさんざん作ったから手慣れたもので、作り方はいたって簡単。

用意するものはタマネギ大1個にじゃがいも中1個にほうれん草が1束。

それに水2カップに牛乳1カップにバターひとかけ(10g)にコンソメ2個。

それにローレル1枚に、塩・ホワイトペパー少々。

作り方は、まずあらかじめほうれん草はゆでて水けを絞って3センチくら

いに切っておく。タマネギとジャガイモは小さめの薄切り。中火で熱した

フライパンにバターを溶かし、タマネギを入れてしんなりするくらい炒め

たら薄切りにして水にさらしたジャガイモを入れてさらに炒める。全体的

に火が通ったら水2カップにコンソメ1個、ローレルを半分にちぎって入

れて煮る。コンソメが溶けてジャガイモがやわらかくなったところでローレ

ルを取りだし、ほうれん草を入れて少し煮てから火を止める。粗熱がとれ

たらミキサーに入れて撹拌し、鍋にあける。火をつけて、温まってきたら

牛乳を入れてのばし、塩・ホワイトペパーで味をととのえてできあがり!

仕上げにパセリのみじん切りやクルトンをのせると見栄えがよくなる。

ポタージュの作り方は大体どの野菜を使ってもほぼ同じです。

ほうれん草のポタージュにジャガイモを入れるのは味にコクとなめらかさ

を出すため。かぼちゃ以外、葉ものやニンジンだったらジャガイモが少し

入ってたほうがおいしくなるんじゃないかと思う。

自分で作ったバターナイフの使い心地を試しがてら、カンパーニュと。

我が家で作る最強のデトックススープはかぼちゃのポタージュなのだけ

れど、ほうれん草はどうでしょうか。

今日、これから私は父と神代植物公園に行ってきます♪

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ベルベットみたいな

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ベルベットみたいなスカビオサ。

たった一輪なのに部屋中に香っているフェアビアンカ。

赤と白。

あの子がくれた10月の朝の食卓。

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2014年10月18日 (土)

10月の花屋

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心が汲々としているときに、行けるところ、話せる人がいるっていいよね。

1杯の珈琲でつながる。

それがファーストフードショップの安い珈琲でも。

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10月の花屋はばらがいっぱいで、今日市場で運命的なばらに出会った

と私を呼び出した人。

話しているうちに瞬く間に日は暮れて、陽射しのあるあいだはまだ暖か

かったけれど、日が落ちた瞬間に外は驚くほど寒くて暗い。

まだ6時前なのに。

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花屋のセルリアにたくさんついたつぼみが日に日にふくらんでますます

楽しみなこのごろ。今年もまた、帰り際にコトリさんがクラブアップルを

くれる季節がやってきた。

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2014年10月17日 (金)

秋のばら時間

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秋の光のなかで咲くデュシェス・ドゥ・ブラバンと、シャルロットと、

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アンブリッジローズと、フェアビアンカ。


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光も、風も、ばらの色も、そしてこの時間も、

ぜんぶが秋のエネルギー。

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才能とは自分にできることを信じること

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私は基本、根性なしだけど、反骨精神だけはあって逆境には強い。

いまでもときどき、誰にいうともなく「私は負けない」というと、めらめら炎

のような情熱が湧いてきて、私はまだ全然だいじょうぶだ、と思う。

これまでだって、ずっとそういうふうにやってきた。

ほんとうはそんなこと何も思わなくたって、平和に、穏やかに、しあわせ

に暮らしていけたらいいけれど、世の中そんなに甘くはないから。

でも、たとえ人から排除されるようなことがあったとしても自分に能力が

ないなんて思わない。自分が求めるものはいつも自分の中にあると思

っているから。

才能とは、(いつだって)自分にできることを信じること。

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チキンタツタサンド

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前に夕飯で残った竜田揚げを次の日のお昼にパンにはさんで食べたら

とってもおいしかったので、それ以来、竜田揚げをするときは多めに作る

ことにしました。

で、今日のお昼はチキンタツタサンド。

4枚切りの食パンに切れこみをいれて、そこにマヨネーズと粒マスタード

少々、レタスに皮をむいてスライスしたトマト、そこに温め直した竜田揚

げにブラックペッパーをふりかけてはさんだだけの簡単サンドだけど、

これがおいしくって、ほどよくボリューミー。私の竜田揚げの作り方は、

鶏の胸肉をひと口大に切って玄米元氣(これ、肉・魚・魚貝、何にかけ

ても臭みがとれて鮮度がよくなっておいしくなる。もはや必須!)をシュ

シュッとスプレーしたら塩麹、塩・黒コショウ少々をまぶして数分おく。

ボウルにすりおろした生姜とニンニク、酒・醤油を入れて混ぜたところに

鶏肉を入れてよく揉みこんでおく。10分~20分置いたら片栗粉をまぶ

して180度の油(サラダオイルにごま油を少々入れると芳ばしい)で揚

げ、クッキングペーパーにとる。これだけで驚くほどふわふわサックサク

の、冷めてもやわらかい竜田揚げのできあがり!

鶏肉はもも肉でもいいけれど、唐揚げならもも肉、竜田揚げにはこの

胸肉のほうがあってるんじゃないかと思う。何よりあっさりしていて筋

がないぶん、やわらかいので。イミダペプチドも入ってることだし smile

今日は風もなく穏やかなよい天気になりました。

ベランダに出ると陽射しがぽっかぽか。

生きてると日々いろいろあるけど、今日も一日がんばりましょう♪

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2014年10月16日 (木)

くも!

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最近の私はどうやらお日さま病です。

つまり、お日さまが出てないと元気がなくなる。

昨日みたいな暗くて冷たい雨の日が数日つづいたらもうアウトです。

そして晴れてさえいれば年じゅう空ばかり見てるなあ ・・・・・・

エレベーターのない4階のこの部屋のいいところは、空が見渡せるのと

公営住宅で家賃が安いことです。

今日の雲!

まるでフォーメーションを組んで飛んでいく飛行機みたいだ。

おー! 突撃~!

なんて勇猛果敢に飛んでいけそう。

でも息子にいわせたらカキフライだそうです。

人が連想することって、実にまちまちなのね。

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すみごんさんのしっぽ付きコースター

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昨日一日つづいた冷たい雨が上がって、今日は爽やかに晴れた。

家じゅうの窓を開け放してトイレに洗面台にキッチンの床の掃除、ふわ

ふわなのにで部屋の埃を落として掃除機をかけたらすっきり。

洗濯機を回しながら精油を焚いて、そうだ、と思い出した。

日曜日にすみごんさんからもらった手編みのしっぽ付きコースター。

カップを置いてみたらどんな感じかな、とやってみたら、こんな感じです。

かわいい(^-^)♪

いちおう色も考えて入れてみたんだけど・・・ とすみごんさんがいってた

とおり、なかなか絶妙な色合わせです。

きっとこれで合ってると思う。

娘の。

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息子の。

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それで、私の。

私のは水色。

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裏にひっくり返してみたところ。

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私も人からよく「マメだね」といわれるけれど、すみごんさんもとっても

マメな人。とくにこういう小さな手仕事がほんとにうまい。こんな小さな

ものでも細かく毛糸の色を変えてヒモの先に手作りのフェルトのポン

ポンをつけるあたり、なかなかできそうでできないでしょ。

きっといつも手を動かしてることが好きなんですね。

手作りってなんでもそうだと思うけど、素材を見ながら「どんな風に作

ろうかなあ?」と考えてる時間が楽しくて、ひたすら集中して無心に手

を動かしてる時間はある種の瞑想みたいで、うまくできあがったのを

しげしげと見ながら「私ってもしかして才能ある?」と馬鹿みたいに自

画自賛して悦に入る時間がまた楽しいという、これってやったことの

ない人にはわっかんないだろうなあ~~

というわけで、やっと起きてきた子供たちと一緒に朝ごはんを食べて、

今日もおいしい珈琲を一杯。

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すみごんさん、ありがとう。

息子が「季節が変わった、って感じだね」といってましたよ。

これから冬のあいだ、めいっぱい愛用させていただきます♪

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2014年10月15日 (水)

道具って大事

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今日、雨のなか買いものに行こうと下のポストを覗いたら、Amazonで買

ったあたらしい手袋とオルファのナイフが届いてた。これまでさんざん使

ってた手袋は左手の親指のラバーがすっかりはげちゃったから。

ナイフを右手で持って木に当てたナイフの刃を送り出すのに、いちばん

負荷がかかっている左手の親指。ほかにくらべて左手の親指だけこん

なに傷むってことは、素手だったらそれだけ指が傷んだってことだ。

ナイフで木を削っているとナイフの刃先が軽く手に当たるくらいのことは

しょっちゅうあるから、木工に手袋は必須です。特にただの布の軍手じゃ

なくて、手の平にラバーゴムが貼ってあるのがいい。

これだったらかなり安全に作業ができます。

そして価格の割にはよく切れて優秀なオルファのナイフ。

このあいだヒノキのバターナイフの2本めを作りはじめたとき、あれ?

なんだか変だぞ、と思って刃を替えてみたらいきなり切れ味が変わって

驚いた。まるで木の質が変わったみたいに軽快な切れ味で、削り痕も

なめらかで艶がある。考えたらオルファのナイフは2本持ってるものの、

これまで一度も刃を替えたことがなかったんだった。

つくづく道具って大事だと思った。

それに木工をはじめるまではナイフなんて使ったことなかったけれど、

ずっと木を削ってるうちに私はこのオルファのナイフが好きになった。

こんな安くて優秀なナイフ、一家の防災袋の中にひとつずつ入れてお

いたほうがいいかもしれない。

そして、こんな安いナイフくらいに愛着が湧くんだから、これが楽器だっ

たりしたらどれほどだろう、って思う。

日に日に気温が下がって嫌でも心は冬へと向かう。

家で木工ができるのもあとわずか。

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2014年10月14日 (火)

嵐のあと

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昨夜は深夜になって激しくなった風と雨が荒れ狂う音でなかなか寝つけ

なかった。風でベランダのフェンスにとりつけていたラティスがはずれた

らしく、それが風で煽られてフェンスにぶつかる音を聞きながら、ばらま

で叩きつけられるんじゃないかと気が気じゃなかった。最後に時計を見

たのは3時半。それからどれくらいで眠りに落ちたのか、気づけばあた

りは静かになっていて、カーテンの隙間から射す強烈な陽射しと、まるで

絵の具で塗ったみたいな濃い青空が見えて台風一過を思った。

今日は朝からベランダの掃除。

フェンスにとりつけていたラティスはもともと経年してボロボロになってい

たのが、昨夜の嵐でさらにボロボロになった。とりあえず応急処置的に

麻ひもでくくっておいたものの、早晩あたらしい伸縮ラティスを買って防

水のペンキを塗って付け直さなきゃならないだろう。年内、寒くならない

うちにできるかな。考えるとちょっと面倒くさい。

陽射しは夏みたいに暑くて昨日の寒さが嘘みたいだ。

昨日は思わず箪笥の引き出しからカシミアをひっぱり出すところだった。

これからまた夏になるならどんなにいいだろうね! 

といったら、大半の人からブーイングがくるんだろうけど、だいじょうぶ、

よくわかってます。これから日に日に寒くなって冬になるんだよね。

もうちょっとしたら私も冬支度をしなければ。家の中も、身も、心も。

それまで私は精いっぱいお日さまを身内に溜めておく。

ミーアキャットみたいに。

まだ部屋の北側では風の音がすごい。

今日は日が暮れたら痛んだばらにバイタルを散布する。

嵐にも負けず、ますますふくらんできたセルリアのつぼみ。

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2014年10月12日 (日)

横浜ジャズプロムナードで

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今日は横浜の街じゅう、どこに行ってもジャズジャズジャズ一色になる一年

に一度のジャズのお祭り、横浜ジャズプロムナードでした。数年ぶりに行く

私は今回は横浜在住のすみごんさんを誘って行ってきました。

フリーパスのチケットを買ったら140のライブが聴き放題! 

というと、なんだかわくわくしちゃうのだけれど実際のところはそんなに聴き

たいミュージシャンがたくさんいるわけじゃなし、お目当てのミュージシャン

は同じ時間帯にブッキングされてたりして、そうそううまくはいかない。

今日も初めて行くリトルジョンでMANIが聴けるかと思ったけれど、翠ちゃん

と完全ブッキングしてて行けなかった。

で、ここはいつもの上町63です。

ヴォーカルの清水翠とピアノの野力奏一さんとギターの馬場さんの3人。

ジャズプロってことで今日はテーブルを取り払ってぎっちり詰めた椅子だけ

の客席。カウンターと合わせていつもの倍は入るかな。それでもファースト

セットは立ち見が出るほどの盛況ぶりで、盛り上げ上手のリスナーもいて

なっかなかいい感じでした。

なんたってお祭りですからミュージシャンもいつもとは違うことをやる。

今日の目玉はビートルズ好きの翠ちゃんが『Come Together』をやったこ

とかな。ジャズ・ミュージシャンのなかにはロックやポップスをやるのが嫌

い(苦手?)な人もいるようだけど、もちろん今日の2人に限ってはそんな

ことはないわけで。翠さん、かなり弾けててヤバイ感じでしたよ。

もう今日はいちいちセットリストを書いたりはしないけど、オープニングで

野力さんと馬場さんで『Softly As a Morning Sunrise』をやった後、野力さ

んとやるときはこれ、といった感じの『I've Never Been In Love Before』

からはじまり、休憩はさんでセカンド、ラストの『Bye Bye Blackbird』まで。

今日は翠ちゃんがやけに弾けてると思ったら後半、野力さんもかなりお

かしくて、・・・ と思ったら野力さんが飲んでたコップの中身はどうやら水

じゃなくてウオッカソーダだったらしい。ライブが終わった後に飲みはじめ

た割にはできあがるの早すぎたもんね。野力さんは10日も禁酒した後

だからいきなり効いちゃって・・・ とかなんとかいってたけれど。

野力さん。日本に数少ない素晴らしいピアニストだから私がこんなことい

うのはなんなのですが、すごく愛すべきラブリーな人です。

そして、そんな野力さんをリスペクトし、野力さんからは息子のように可

愛がられている馬場さん、この二人の相性は抜群。そんな二人をバック

に歌える翠さんはじっつに幸せ者ですね。

で、それを聴けた私もとっても幸せな時間を過ごしました。

翠さんは歌う前にアナライズというか、いつになく女っぽく曲の紹介をす

るのがなんていうかかわいらしくて私は好きなんだけど、久しく聴けなか

ったそれを今日聴けたのもよかった

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今日、印象的だったのは、熟成したワインのように、あまりに深くて苦い大

人の歌だからいままで手をつけられずきけれど、ついに今日、満を持して

やる、といった感じのことを翠さんがいっていた『Send In The Clowns』。

私が翠さんの歌を聴きながら感じる感情のひとつに『時の変遷』というの

があるのだけれど、それがよく出た歌。そしてまるで語りかけるように歌

って切実で苦しいばかりの『How Do You Keep The Music Playing?』。

これはYouTubeでパティ・オースティンがクィンシー・ジョーンズの75歳

のバースデー・ライブで歌ってる映像が圧巻だけれど、翠ちゃんの歌は

パティ・オースティンよりずっと若いぶん、もうちょっと茶目っ気がある。

それからピアニストのケニー・カークランドが作曲してスティングが歌った

『Dienda』、いつ聴いてもゴキゲンな『Just The Two Of Us』、ポルトガル

語が魅力の『Coracao Vagabundo』『Eu Vim Da Bahia』、それに今日は

やらなかったけど『I Didon't Know What Time It Is』、『Kiss Of My Life』

『So In  Love』なんてところは、この次アルバムを出すとしたら絶対には

ずせないところじゃないかな。翠さんの歌の魅力のひとつに、このジャン

ルを超えたセンスのいい選曲、というのがあるけれど、いまでこそJAZZ

ヴォーカリストがブラジル音楽やロックやポップスを歌うのはふつうにな

ってしまった感があるけれど、翠さんがファーストアルバムを出したころ

はまだ新しかったんじゃないかと思う。大体においてティーンエイジャー

でなんのあてもなく東京に出てきて誰にも師事することなく独学でJAZZ

ヴォーカリストになり、ファーストアルバムがスイングジャーナルで取り上

げられて、これまでずっと一流のミュージシャンばかりとやってこられた、

というのはきっと、ひとえに翠さんの耳の良さ感覚の良さ運の良さ、努力

と才能の賜物なんでしょうねえ。

さて、ここでひとつ、どうでしょう? 

お金が余ってて税金対策にマイナー音楽(でもGood Music)の普及に

貢献しようじゃないかという太っ腹な方がいたらアルバム制作のスポン

サーになってくれませんか? なんなら私がマネージャーやりますよ。

私じゃ頼りないというなら強者の面々も揃ってますし smile

いつでもメールください。どうぞよろしくお願いします。

14kanmachi63_02

・・・・・・ というわけで(?)、翠さんたちが終わった後はそのままここに

いてもよかったのだけれど、翠ちゃんがごはんでも行こうよ、というので

この後はみんなで近くのおいしいイタ飯屋さんへ。

今夜は翠ちゃんのやったことでY氏が椅子から転げ落ちそうなほど馬鹿

笑いするところが見られてサイコーでした♪

笑う門には福来り。

ともあれ今日は台風の直撃を免れて良いお天気のなか開催できたのは

何よりでした。

ちなみに、いまアップしようとして上町のドアに『禁煙』という紙が貼って

あるのに気がついたけど、これはきっと今日に限ったことだろうな。

マスター、いつもカウンターの奥でタバコ吸ってるから。

(特にMANIのときは禁煙できないそうです。何故じゃ。)

マスターも二日間、ほんとにお疲れ様でした!

 

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2014年10月11日 (土)

ホタテとキノコのガーリックバター焼き

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このあいだサムタイムで、ライブが終わった直後にカウンター越しに直さん

と話してて、直さんが私の前にあった空っぽの貝のお皿を見て「それ、何が

入ってたの?」と訊いた。それで私は「えーと、ホタテとキノコのガーリック

バター焼き。おいしかったですよ。家でも作ってみようと思って」とこたえた。

JAZZバーってミュージシャンとそんな何気ない会話ができるのもいいよね。

この料理、作り方はとっても簡単。

まず私が用意したのは、ぶなしめじとえのきだけとボイルしたホタテ。それ

にニンニクとパセリとパン粉とパルメザンチーズにレモン。イタリアンハーブ

ソルトとブラックペパー、バターとオリーブオイル適宜。

フライパンにすりおろしたニンニクを2つ分入れてオリーブオイル大さじ2を

入れ弱火で温める。香りが出てきたら半分に切ったホタテを入れ中火にし

そこに石づきを切ってバラバラにしたしめじ、石づきを切って適当な長さに

切ったえのきだけを入れて炒める。全体に油がまわってしんなりしたらバタ

ー大さじ1、イタリアンハーブソルトとブラックペパーを入れてさらに炒め、

味を調えて火を止める。耐熱のお皿に盛って、パン粉とパルメザンチーズ

を振りかけ、オーブンでパン粉に焼き色がつくくらい焼く。オーブンから出し

たらパセリのみじん切りを散らし、カットしたレモンを添えて、できあがり!

サムタイムのはパン粉もパルメザンチーズもかかってなかったし、適当に

再現してみただけだけど、これおいしかったです(^-^)

典型的なアンティパスト。ワインに合いそう。

そして、いかにも休日のブランチ、って感じでした。

スライスしてカリッと焼いたバゲッドとともに ・・・・・・

心配された台風もスローダウンしたおかげで気持ちよく晴れた今日。

横浜ジャズプロムナード 、はじまりました!

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2014年10月10日 (金)

休日モード

Songbird

会社都合でとつぜん降ってわいた休日の今朝は起きるなり(といっても

もう遅かったけれど)トイレ掃除に洗面所掃除、それに窓を開け放って

部屋に掃除機をかけてすっきりしたところでこれを聴いた。

清水翠のSONGBIRD。

ギターのイントロからいきなり透明感あふれる水彩画の中に飛び込ん

だみたいな気分になる『I've Never Been In Love Before』ではじまる

SONGBIRDは、秋のあいだにかならず数回は聴くアルバム。前述した

曲のほかに私の好きなブルーゼットとヴェラ・クルスが入ってる。

いったい、このふたつの曲をこんな風に歌える日本人がほかにいるか

な、と思う。ブラジル音楽好きでこれを知らないなんてヒジョーにもった

いないと思う。

それにしても休日ともなるとどうしてこう気があちこち散漫になるかな。

つまり頭は休日モードで気づけば常にイレギュラーなことを求めてる

わけ。で、あまりに気が多すぎてなんだか無駄に右往左往してしまう

のだけれど、もう夕暮れのチャイムが鳴るころに思い立ってオレンジ

マフィンを焼いた。ずっと前に自分で作って冷蔵庫に保存してあった

オレンジピールを消費したかったのと、オレンジマフィンの試作をした

かったのとあって。

作りはじめたらキッチンの引き出しに入ってると思ってたココアパウダ

ーが実はココアパウダーじゃなくてシナモンだったりして足りないもの

が出てきたりしちゃったのだけれど、なんとかできあがったのがこれ。

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そして、できあがったのを半分にして息子と試食したらまあまあだった

から、これを急きょ材木屋さんのところに持って行くことにした。

すでに6時半だから仕事終わってもう誰もいないかもしれないけれど、

そのときは持って帰ってくればいいんだ。試作品を持ってくってどうよ、

ってのもあるけど、なんたって焼き立てアツアツだし、にんげん、お腹

すいてりゃ何でもおいしいでしょう。

というわけで、行ってきます!


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2014年10月 9日 (木)

手遅れといわれても

Le_petit_prince

手遅れってなんて嫌な言葉なんだろう。

経験したことがあるだけに、なおさら。

こどものとき、そんな言葉は知らなかったけれど、その感覚をリアルに感じた

のはサンテグジュペリの『星の王子さま』のなかでだ。


 「ぼくも、きょう、うちに帰るよ・・・・・・」

それから、かなしそうに ── 

  「でも、きみんとこより、もっともっと遠いところなんだ ・・・・・ もっともっと

 ほねがおれるんだ ・・・・・・」

王子さまがこういうのでは、その身の上に、なにか、なみたいていでない

ことが、もちあがっているにちがいないありません。でぼくは、赤んぼう

もだくように、しっかとだきしめていましたが、王子さまのからだは、どこか

の深い淵にまっさかさまにおちていって、ひきとめるにもひきとめられない

ような気がしました ・・・・・・

(岩波書店 『星の王子さま』 サン=テグジュペリ作 内藤 濯 訳 より )


そして、まさしくあのときがそれだった。

すごくこわかったな。

でも、もう、いいかげん、古いかなしみをトレースするのはやめよう。

人の気持ちには往々にしてそういうことがあるとして、でも少なくとも医者が

患者に向かって言うべき言葉ではないと思う。

たとえ、それ相当な状況であったとしても、最大限に想像力を働かせて、

医療における愛ってものを総動員して、ほかの言葉に置き換えて、そして

共に努力することを提示してほしい。

患者は患者で、この三次元空間における目に見えることだけで物事を決

めつけないでほしい。バイタルデータの数字なんて日々変わるし、たとえ

それが『骨』の問題だったとしても「何も変えられない」とどうしていえる?

この三次元空間では人の身体は物体のように思われているけど、この世

に存在する全てのものと同じように流動的なビット(素粒子)でできている

としたら、そこに可能性を見出そうとするのはただの幻想じゃないだろう。

むしろ簡単に「手遅れ」といってしまう側と、そういわれて納得していまの

状況をフィックスしたものと諦め、それ以上じぶんのポテンシャルに想像

力をはたらかせられなくなることのほうがよほど問題だと思う。

「手遅れ」といわれて、いったいどんな力が湧いてくるというの?

それで思わず私の口から出てきたのはサムデイだ。


 「手遅れ」と言われても

 口笛で答えていた あの頃

 誰にも従わず 

 傷の手当てもせず ただ

 時の流れに身をゆだねて


 いつかは誰でも 愛の謎が解けて

 ひとりきりじゃいられなくなる

 オー・ダーリン こんな気持ちに揺れてしまうのは

 君のせいかもしれないんだぜ

    ( 「SOMEDAY」より 作詞作曲 佐野元治 )


佐野元春はいまでもJ-POPで数少ない好きなミュージシャンの1人。

詩が書けて曲がつくれて歌えるって素敵だ。

そうだよ、信じる心をいつまでも、だよ。Mちゃん。


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2014年10月 8日 (水)

ハードメープルの切れっぱしで。

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このあいだ、すみごんさんが木の菓子切りがほしいといったのを聞いて

ある人のことばかり考えていたのだけれど、ふいに「そうだ!」と思って

木工材料が入ってる袋をがさがさやってみた。

いつかアキオさんが切ってくれたハードメープルの切れっぱし。

「木工職人はこんな切れっぱしからも箸置き作ったりするんだよ。これも

持ってきなよ」と渡してくれたものだ。

それで私は、そうか、木の貴重さ大事さをよく知ってる職人はこんな小さ

な切れっぱしでも無駄にしないんだな、と思ったのだった。数字は忘れ

ちゃったけど、なんでもメープルの木はとんでもなく高価なのだそうだ。

それで、出してみた切れっぱしは自分が持ってる菓子切りとくらべてみる

と少し長さと幅が足りないけれど、イメージ的には相似形。

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土曜日の午後にプールから帰って2回めの遅い食事をすませたあと、

いつものようにベランダのサッシのレールの上にクッションを置いて座り

ひたすら木を削ること数時間。

日の暮れくらいにやっとできあがって、丁寧に何度もやすりをかけて仕

上がったそれは、熟練の伝統工芸士にはぜんぜん及ばないとしてもけ

っこう筋は悪くないんじゃないかなあ。

いわゆるただの手慰み、ってやつですけれど。

こんなに薄くしても折れないのは堅い堅いハードメープルならでは。

今日、栗蒸し羊羹を切ってみたらよく切れましたよ。

モデルにしたのは敬愛してやまない東京の伝統工芸士、萩原末次郎

さんの煤竹の菓子切りです。

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2014年10月 6日 (月)

台風のちサムタイム

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台風はいともあっけなく過ぎて、昼から晴れて急に暑くなったと思ったら

夕方にはこんな美しい十三夜の月。

その月を見ながらいそいそ支度して出かける。

台風のおかげですっかり大気は一新されて清らかになり、リネンのワン

ピース一枚でも暑くも寒くもなく吹く風がここちよい。

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さすがに暴風雨だったら困るから予約こそしなかったけれど、実は昨日の

うちから今日は少々天気が悪くても行くって決めていたんだ。だから今日

は何の迷いもなく身体がさくさく動いた。そして、そんな日ってやっぱり行

って正解なんだと思う。

本日、台風のちサムタイム。

今夜は竹内直カルテット。

竹内 直(sax) 片倉 真由子(p) 井上 陽介(b) 江藤 良人(ds)

の、レギュラーメンバーで聴くのはなんと5月以来。

あのときは個人的にあることを期待、というか予想しながら行ったのだけ

ど、あまりに予想通りだったからびっくりした。つまりこのバンドはあの日

からまた変わったんだと思う。よりオープンな温かい絆で結ばれて。

141006sometime

今日は予約なしで行ったからファーストステージはカウンターには座れな

かったけれど、それはそれで悪くなかった。いい意味でちょっと離れたとこ

ろからバンド全体の音を聴くことができたし、すごくリラックスして楽しめた。

そしてオープニングの曲がはじまった瞬間からメンバーの調子の良さがう

かがえた。今夜の直さんの音は台風一過の風のようにソフトで軽やか。

片倉真由子さんのピアノは途切れめないグルーヴのなかでよどみなく歌

っていたし、陽介さんは相変わらず全身を使って曲ごとに陽介さんしかつ

くれない特別なニュアンスを加えていたし、江藤さんの放つシンバルの音

はめちゃめちゃ気持ちよかった!

セカンドステージはお店のスタッフのはからいでカウンターに移って聴くこ

とができて、ファースト以上に燃焼度の高いステージを間近で楽しんだ。

今夜とくに印象に残ったのは京都の池田町に古くから伝わる子守唄だと

いう『池田の子守唄』。直さんはこういう純和風のメロディーをかっこいい

JAZZにしてしまうのがほんとにうまい。めちゃめちゃかっこよかった。

いつもとは違うコキリコのイントロもよかったなあ・・・・・・

ぜんぶ終わって、つくづくこのバンドはバランスのいいバンドだなあ、と

感心してしまったのでした。(直さん自身、レギュラーメンバーは凄い、

といってしまうほど。)

このメンバーで最も充実したピークのときにいい状態で音源を残せたら

サイコーだろうな、とファンとしては思う。

以下、本日のセットリスト。

*************************************************************

 1st. 

 1.カーネリアン(直さんオリジナル)

 2.Like Someone in Love

 3.リトルダンサー

 4.池田の子守唄

 5.ダニー・ボーイ

 6.ペリドット(直さんオリジナル)

 2nd.

  1.Speak Low

 2.カントリー

 3.You are mine

 4.セラフィナイト(直さんオリジナル)

 5.All the Way

 6.コキリコ

************************************************************

それでいつもサムタイムの写真は暗いうえにみんなよく動くのでブレて

たいていよく撮れないのだけれど、それにくわえて最近、私の相棒の調

子がついに末期らしくて、帰ってブラウザにアップロードしてみたらあろう

ことか1枚もまともに撮れてなかった!

だからというわけじゃないけれど、深夜11時過ぎの吉祥寺の駅のホーム。

最近あたらしくなったらキラリナの前に立つ女性の服がこの時間になって

もまだ風に揺れているのがなんだかリアルに感じられたので。

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それにしても直さんのいいところは夜仕事のミュージシャンでありながら

自分の健康に対してすごくコンシャスなところ。

それもすべては音楽のために、なのだと思います。

私も少しは直さんを見習って、もう何十年も受けてない健康診断でも受

けてみますかね。

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台風の朝

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台風の朝にひときわぱっと明るく咲いたアンブリッジローズ。

房咲きでつぼみがついていてもったいなかったけれど、風でめちゃくちゃ

にされる前に切って食卓に活けた。

暗くて寒い朝に唯一ヴィヴィッドな色。

ミルラのいい香り。

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2014年10月 5日 (日)

セルリアのつぼみ

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このあいだから花屋が、まだ寒かったころに仕入れた大ぶりのセルリア・

ブラッシングブライドにつぼみが26個もついた! これが咲いたらみんな

でお花見しましょう! と騒いでいるのだけれど、彼女のところからきた私

のセルリアにもどうやらつぼみがついたみたいだよ。

いまのところ、見えているセルリアのつぼみは6個。

自分で買ったジョーイセルリア・カルメンにはまだひとつもついてない。

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なんたってまだ育て方がよくわかっていない植物だから枯らさないように

するだけでも気をつかうけど、花屋がいうとおり、このままちゃんと花が咲

いたら素敵だろうな。

あちこちくねくね曲がった赤っぽいワイルドな茎に、一年じゅう緑のわしゃ

わしゃした葉っぱ。これが大きくなったらいい感じに視界に緑の靄をかけ

てくれるだろう。雨の日も晴れの日も今日みたいなどんより曇り空の朝も。

そしてあの鳥の羽みたいなふわふわした不思議な花でシャビィなベランダ

を異次元にしてほしい。

ばらのつぼみもぽつぽつ上がってきて、いずれまた秋ばらの季節。

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2014年10月 3日 (金)

生れたてバターナイフ

14butter_knife

昨日、夜のダイニングテーブルで何度めかの仕上げのやすりをかけて、

やっとできあがったハードメープルのバターナイフ。

そうしたら前に作った2本のナイフの部分ももう少し薄くしたくなって、すで

にオイル仕上げしてあったものをふたたび削ってやすりをかけた。

できあがったのを娘に見せると「生まれたてだね」といわれた。

まさに生まれたて、オイル仕上げする前の無塗装のバターナイフ。

上から、ヒノキ1号、ヒノキ2号、ハードメープル1号。

同じ型で、同じ木で作っても毎回作るたびにちょっとずつ違う。

それを愉しんでやってるし、それが木の、自然の持ついいところ。

それから今日、やわらかい布に染ましたブッチャーブロックコンディショナ

ーでオイル仕上げした後。

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明らかに上2本のヒノキは木目が鮮やかになったけど、ハードメープルは

色にはそれほど変化なし。

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でも触った感じはしっとり、すべすべ。

14butter_knife_03

いつものように持ったところ。

これは2本めに作ったヒノキ2号。

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バターナイフの形に切ってあったハードメープルがあまりに堅いのとヒノ

キの木があまりにいい匂いなのでやみつきになったのとで自分でノコギ

リ使って切ったのだけれど、クランプで留められる作業台もなければノコ

ギリなんて生まれてこのかた初めて使ったものだからエライ目にあいま

した。最初はベランダのバケツの上で片手で押さえながら切りはじめた

ものの、安定が悪くて危うく手を切りそうになり、パインのスツールを持

ってきてその上で切ったら木材だけじゃなくて椅子まで削ってしまうし、

ちょっと切っただけなのに終わったら手から腕から肩までバンバンに筋

肉痛になるしで、ほんとにアホとしかいいようがない。

おまけに思うように切れなくて柄の長さが少し短くなってしまった。

いっときは「もうこれ駄目かも」と思ったけれど見事に修正し、娘曰くこの

3本のなかではこれが1番好きだといってくれました。

この写真でわかるかどうかわからないけれど、ヒノキ1号が曲線的なの

にくらべてこちらは少しエッジを効かせてみました。

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そして昨日やっとやっとやっとできあがったハードメープル1号。

ほんとにハードメープルの堅いのなんのって。

けやきの5倍くらい時間がかかりました。

木って当然のことながら順目の部分と逆目の部分があって、そのたびに

削る角度を変えないとならないから、それが非常に削りにくい部分だった

りするとほんとに苦労する。で、ナイフを持ってる右手よりも、力をこめて

歯を送り出してる左手の指が痛くなるのです。

まだあちこち痛いとこだらけ。

それでも木の面白いところは、ずっと握って削り続けているうちにまるで

こちらの気が伝わってそれに反応するようにだんだんということをきいて

くれるようになってくるところなんだよね。木は内側に行くほどやわらかく

なる、というのもある。そう、実は先週あの嫌なことがあった晩にベランダ

のサッシのレールの上に腰かけて猛然とひたすら削り続けていて、気が

ついたらなんと夜中の12時になっていたのでした。

おかげですごく落ち着いた。

つくづく身体を動かすことって、身体性って大事。

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自分でいうのもなんだけど、よくあの堅い木をここまでやわらかなフォルム

にできたと思う。

削ってるときの匂いはなんだか煙みたいで、けやきみたいにいい匂いはし

なかったけれど、ハードメープルの木肌は白くて緻密で、すごく滑らか。

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けやきとくらべて硬質なテクスチャーと重量感があります。

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どれだけ削ったかは元の木とくらべてみたら一目瞭然。

バターナイフにするにはもっと厚みのない木でよかったんだけれど・・・・・・

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そして型をとった元のバターナイフとくらべると、おなじメープルの仲間でも

こんなに色が違う。

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上のも買ったときはもっと薄い色をしてたのが、何年も使いこんだいまは

すっかりバターが滲みこんで濃い色になった。下のもだんだん色が濃く

なっていくんだろうなあ・・・・・・

でもいかんせんハードメープルは堅すぎて、いまある木材ぜんぶをバタ

ーナイフにするにはどれだけかかることやら。

以上3本を試作品として、これから人にあげるものを作ろうと思っていた

のだけれど、すでに「ほしい!」と手を挙げた人がいるので、この3本の

中から1本をお送りしようと思います。

どれが届くかはお楽しみ♪

あ、その前にアキオさんに見せに行かなくちゃ。

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2014年10月 2日 (木)

加藤良行さんの珈琲メジャースプーン

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母の日に息子から手挽きのコーヒーミルをプレゼントしてもらったときに

いつものコーヒータイムをちょっとばかりグレードアップしたくなって買った

加藤良行さんのメジャースプーン。

何かひとつ買うにしてもなかなか好きなものがない私だから、これを買

うときもネットのなかをさんざん探してやっと見つけたのだけれど、この

メジャスプーンは私が思う理想的なかたちをしている。

まず珈琲豆をすくうところがまるい。

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ここが四角かったりスコップみたいな形をしているのは嫌なんだよね。

それから何より持ち手が長い。これ、ポイント。

世の中の珈琲メジャースプーンってたいてい柄が短いのです。

でもそれだと深いキャニスターの底や珈琲豆の袋の下までは届かない。

これくらい長いと何も考えなくてもラクにすくえる。

そしてスプーン1杯で珈琲豆が約10グラムすくえる。

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前のは小さかったから、ひとさじ5グラムで4回すくわないとならなかった

けど、これなら軽く山盛り2杯で3人分。

そして私にとってのもうひとつの何よりは、くるみの木でできていること。

くるみの木とか栗の木って木目が面白くて味があって大好きです。

毎日2~3回使っていまはこの写真よりもスプーンの前のほうが珈琲豆

のオイルがしみて濃い色になってる。

使うほどに色や手触りが変化してくるのも木製品の味わい深いところ。

いつかこんな珈琲メジャースプーンも作ってみたいけど、何せ豆を10g

すくえるようにするにはかなり深さが必要なぶん厚い木を切らなければ

ならないし、これだけきれいにすくうところをまるく削るのは至難の業、

しかもスプーンに対してこんなに持ち手を細くするには相当削らなくては

ならないしで、何も工具を持ってない私には無理そうだな、と思う。

いつか珈琲メジャスプーンを作るワークショップでもあったらぜひ参加し

てみたい。

木のものって買うときはちょっと高いけど、作った人の手間を考えたら、

そして毎日欠かさず使う必需品で末永く使えることを考えたら、けして

高いだけの贅沢品ではないと思う。

何より木のものは使うたびに手にやさしくて、ここちよい。

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*この加藤良行さんのくるみの珈琲メジャースプーンは、器と暮らしの

ものをあつかう店hibiさんで買いました。

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2014年10月 1日 (水)

ハンドメイドの巾着袋

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ブロガー友達のすみごんさんからもらった手作りの巾着袋。

コピーライターのすみごんさんは文章も書けるし、写真を撮るのも、また

植物を育ててそれにぴったり合った素敵な器に植えて風情のある鉢もの

に仕立てるのもとても上手だけれど、私はすみごんさんが手仕事で作る

ものがいちばん好きだ。それは何度かお会いした彼女の服装や持ち物

の趣味なんかからするとずっとかわいらしくてガーリーだったりするのだ

けれど、実は最もすみごんさんらしさが出ているのが手芸や編みものな

んじゃないかって気がする。(もちろん、それはすみごんさん自身が思う

自分らしさとは違うかもしれないけれど。)

すみごんさんから手作り小物をもらっていっつも関心するのは、手仕事

の細かさ、丁寧さ。それにとても趣味がいい。

私が子どものころから嫌いなのは『これが手作りの味』とかいって雑だ

ったり趣味が悪かったりするヤツですね。あんな趣味の悪いマフラー、

もらってもきっと男の子はしないだろうなあ~、とか、あんな不味そうな

チョコレート、ぜったい食べない、とか、そういうの。キライ。

それで、できないながらも、子どものころから買ったみたいな完成品を

目指したものでした。

そして、さらに趣味という点では、なかなか人が作ったもので自分の趣

味にあうものってないもんです。大人になってから母に何か作ってもら

うのだって、自分で毛糸とボタン買って絵を描いて説明したりしたもの

でした。しまいには「あんたはうるさいから嫌」とかいわれちゃって。

そういう私に誰がした、って感じでしたけど。

そんなだから昔は手作りものをもらうのは苦手だったのだけれど、例外

的にといっていいほどすみごんさんが作るものは趣味がよくて、初めて

すみごんさんがやってらっしゃる手作りサイトを見たときには驚きました。

出品している作品の多くは私がやらない針仕事のものが多い、というの

もポイント高かった。それにこうやって手作り小物をくださるときにはさり

げなくこちらの好きな色とか趣味をおもんぱかってくださるようで。

・・・・・・ そんなわけで、この巾着もなかなか凝っているのです。

表と裏で生地が違ってたり。

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生地の上に刺繍がほどこしてあったり。

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紐だって毛糸で編んだ先に丸めたフェルトが色違いで付いているという

凝りかた。すみごんさんは「こんなのなんてことないのよ」というけれど、

できない私からしたらいちいちすごいわけです。こんな小さい巾着袋だっ

て自分で作ろうと思ったらけっこう大変です。生地の買い置きだってない

しね。

それで、これに何いれようかなあ、と思って近くにあった相棒(コンパクト

デジタルカメラ)を入れてみたらぴったりだったので、これはカメラ入れに

しました。いままで入れてた麻の巾着より厚みがあるぶん、いいような気

がする。何を隠そう、いままでだって巾着にカメラを入れてたのでした。

14kamawanu

左の刺し子からチェキの古いの、いまのコンデジ、それに右はチェキの新

しいの(ピアノブラック)用。ぜんぶ『かまわぬ』ので、かれこれ10年以上

前に買ったものだけど、しっかり縫ってあるからどこもなんともなってない。

布の巾着袋って、子どもが小さかった頃には大小いろいろ作ったけれど、

コップを入れたり下着を入れたり、けっこう便利なものです。

そしてね、巾着袋にはすみごんさんのいつものマスキングテープをコラー

ジュしたミニノートと、こんなマッチが付いていた。

『二月』の文字の上に、トリくん。

よくこんな私にマッチするものを見つけてくるもんですね。

(マッチだけに。)

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マッチは前にもすみごんさんにもらったことがあって、使えずにずっと引

き出しに入れてある。

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海猫堂。

花摘む黒猫。

この背景の色といい、猫の表情といい ・・・・・・ 泣けるね。

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海猫堂というのは南房総、千倉にあるギャラリーショップだそうだ。

房総といえば昨日ニュースで、過疎化が進む町をなんとかするため、都

心に住む人が移住して来やすいように市をあげて転職を支援しているそ

うで、担当者が「房総にも仕事はある」といっているのを見て、もし家が安

く借りられて仕事があるなら移住するのもいいかもなあ~、なんて思いな

がら聞いたのでした。もちろん、「仕事はある」といっても「選ばなければ」

の話だろうけど。

この歳になると否が応でも、この先どこで何をするか、どこに住んで何を

したいか、なんていうことに思いがいってしまうわけで。

私のまわりには様々なタイプのものづくりが好きな人、ものづくりができ

る人がいるから、パティオのある長屋みたいな大きな共同住宅に住んで

みんなでプロダクトを作りつつ、必要なものの多くを自給自足しながら暮

らせたらいいだろうなあ~、なんてことを夢想してみるけど、ただ夢想す

るだけじゃただの絵空事で終わってしまうだろうしね。

そしてマッチといえば、このあいだセブンイレブンに行ったらレジの前に

マッチがたくさん積んであって「また需要が増えてきたの?」となじみの

店員さんに訊いたら、「最近のライターは子どもが使えないようにカタク

してあるから逆にお年寄りが使えなくてマッチがないかとよく聞かれるん

です」ということだった。なるほど。

マッチを見てたらひっさびさにメンソール煙草が吸いたくなっちゃった。

昔はそう思うと夜中でも家を抜け出して買いに行ってたな。

暗闇のなかでぼっと赤くなる煙草の先。

ひとりぼっちの月の下。

秋だな。

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