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2014年9月21日 (日)

オーニソガラム

14ornithogalum

真夏の海辺のビーチパラソルみたいなストライプのリネンのシャツに、この

夏買った帽子をかぶって、もうこのシャツを着るのもこの帽子をかぶるのも

今日で最後にする、といいながら息子に「おかしくない?」と訊いたら、

「おかしくない。海みたい」といわれた。

それで「海か。行きたいな」といってから「でも海行きはまだ諦めてない」

といったら、「ひとりで?」と訊かれたので、「たぶん」とこたえた。

今日は朝からひんやり。

爽やかに晴れて美しい秋の日。

ついに、とうとう、秋になったらしい。

世の中って実によくできてるよな、と思う。

夏が終わって元気のない私と、涼しくなって元気な花屋と。

まるでシーソーゲームのよう、Beatlesのハロー・グッバイみたいだ。

そして店に入って目に飛びこんできたのはオーニソガラムだ。

この風変わりで面白い花を見るたびいつも花屋みたいだな、と思う。

水瓶座のエキセントリックなところとまぬけな面白さと緑で野菜みたいなの

に花のかわいらしさもあるところなんかが彼女にぴったりだ。

そして秋のせいで私のからだは日に日に緊張度を増し感受性は鋭く研ぎ

澄まされてちょっとヤバイくらいだ。

そして、そうなるとどうしたって必要なのは花と音楽でしょう。

といっても花屋の好きな寒い国の寒そうな音楽じゃなくていまこそ熱い国

の音楽。

花屋のなかは薔薇の実の赤。

14rosehip

したたるグレープのキャンドル。

14grape

なんかですっかり秋の風情。

そして花屋の好きな冬に向けて、日に日にここは震えるような繊細さを増し

てゆくってわけだ。

冬の美しさは私も知ってる。

花屋とおなじ、厳寒生まれの水瓶座だから。

でも凍えるような冬が来る前に私はオルファのナイフから編み棒に道具を

持ち替えて、せっせと毛糸を編まなけりゃって思うんだ。

今日は花屋みたいにとぼけたオーニソガラムを連れて帰った。

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