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2014年9月15日 (月)

桃のかき氷!

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昨日はほんとに気持ちのいい夏日で、青空に白い雲がもくもく浮かんでる

下をお日さまに抱かれて歩いてるだけでもうしあわせいっぱいでハイにな

ってしまったほどだから、ほんとは昨日だったらもっとよかったのだけれど、

今日、やっと、ついに、たいやきやゆいさんのかき氷を食べてきました!

なんでこんなに大げさな書き方をするかというと、実はこれって去年のリベ

ンジなのでした。

何を隠そう、去年もちょうどいまごろの晩夏の時期、たいやきやゆいさん

に行こうとしてあろうことか最初に道を間違え、そこからは訊く人訊く人に

全然ちがう道を教えられて迷いに迷い、40分くらいも歩いたところで住宅

街の何もない1本道でザッパーーン!とバケツをひっくり返したような雨に

あい、全身びしょ濡れになってタクシー拾って国立まで帰ったという、実に

アホらしい顛末があったのでした。

今日は今日で、夕方からアルバイトだという娘にあわせて国立からバスに

乗れば、降りたい停留所がついに来ることなく変なところで降りることにな

り、またしても人に聞きながら歩くこと40分。もう私たちって、たいやきや

ゆいさんには縁がないのかも、といいつつ最後は近くまで行ってお店の人

に出てきてもらって案内していただいた始末。で、やっと着いてみればお店

の前にはずらっと長蛇の列ができてるじゃないですか。

何かを食べたり買ったりするのにおよそ並んで待ったことなどない私たちは

そこでもうげんなり。でも去年のこともあるし、今日もせっかくここまで来たん

だからと、それから待つこと50分。しかもその間ただの1人も店から出てこ

ないって ・・・。かき氷なんてどう見積ったって最長20分もあれば食べ終わ

ると思うのに、誰も出てこない。出てこないのに店主がずっと氷を掻く静か

な音だけが続いていて。つまり、どういうことかというと、山盛り富士山みた

いなかき氷を1人で何杯も食べる人がいるんです。もう、ありえない。

それがはっきりわかったのはもう日も傾きかけんとするころ、やっと順番が

回ってきて店の中で待っていたとき、ずーっとカウンターに陣取っていた三

人のうち1人がまとめてお会計をするのを見ていたら、なんと五千円以上

も払っていて、かき氷に五千円?! とびっくりしてしまったのでした。

つまり3人で7杯~8杯は食べたってことです。

メニューにはいろいろ魅力的なのがあるから気持ちとしてはわからないで

もないけど、それをほんとに食べるって・・・。だいじょうぶなんでしょうか。

並んで待ってたときに私たちの後ろにいた若い女の子も昨日は別のどこか

で2人で5杯じゃ足りなかった、といっていたし、どうやら世の中にはかき氷

マニア、かき氷フリークというのがいるらしい。

・・・・・・ と、いささか前置きが長くなってしまったけれど、やっとカウンターに

座って娘と私が頼んだのは、桃のかき氷。

いろいろ魅力的なのがあるなかで、やっぱり私たちはこれです!

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ふわっふわのかき氷の頂きにかけられているのは手作りで丁寧に作られた

桃のシロップ。やさしい甘さのシロップは氷と一緒に口に入れるともうとろけ

るようで、桃そのものの匂いと味がしました。こんなかき氷、食べたことない。

おいしかった! 延々待った甲斐がありました。

店主が氷を掻いて掻き氷を作るところをずっと見ていたのだけれど、小さな

器に氷を入れるにしても、シロップをかけるにしても、ひとつひとつの動作が

すごく落ち着いていて丁寧で、それを一皿一皿、何もはしょらずに同じように

やる。外で列をなして待っている人がいても、そのなかの子どもが待ちきれ

ずに騒ぎ出しても、まだかまだかと年じゅう店の中を覗く人がいても、そんな

外野には何も影響されることなく、淡々とつつがなくかき氷を作り続ける。

なんという平常心。

そんな店主と連動するように脇の女性2人も何も焦ることなくイライラするこ

となく他人を急かせることなく穏やかに静かに仕事をしている。

そんな働き手の発する気のせいか、店の中にはなんともいえないレトロで

懐かしい空気が流れていて、いままで店の外で待ちくたびれてげんなりし

ていた人も店の中に入ると穏やかな顔で自分の頼んだかき氷ができあが

るのを静かに待っている。・・・・・・ というか、中に入るとつまんない文句が

いえない感じになっちゃうんだよね。それはすごいと思う。

だからここはただおいしいかき氷を食べに来るというだけじゃなくて、ここで

働く人たちの雰囲気や店の雰囲気が好きで、この空間の中にいたくて来る

人が多いんじゃないかな、という気がした。

でも山盛りのかき氷を食べ終わるころには舌はしびれてるし、すっかりお腹

は冷えてるしで、やっぱりこれを何杯も食べるというのはどう考えてもありえ

ません! 

だいいち、いくら自然に作られてておいしくてもそんなに冷たいものを一気

にたくさん食べるのは身体に悪い。かき氷の横についてた温かいお茶を飲

んだら心底ほっとしました。娘いわく、氷食症じゃないのというけれど、そう

じゃなくても低体温の人が増えてるのにね。

家に帰って体温を計ったら36度なくて、こりゃいけないと、生姜とにんにくと

鷹の爪をたくさん入れた麻婆ラーメンを作って食べました。

なんのこっちゃです。

たいやきやゆいさん、お散歩がてら家から歩いて行ける近所だったら夏の

あいだ通ってみたいお店ではあるけど、来年はどうかなあ?

「今日これだけ待たされたことも来年になったらすっかり忘れてまた行きた

くなるかもよ」と娘にいってみたら「私はもう行かない」といわれてしまいま

した。

今日の分の桃のシロップは私たちで最後だった様子。

とりあえず今日、桃のかき氷が食べられてよかった。

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コメント

おいしそうなかき氷!
私は、多分何年もかき氷を食べていないかも。

こういうかき氷なら、並んでも
食べてみたいと思うけど、主人はきっと
無理っていうだろうなぁ。。。

投稿: ノブタ | 2014年9月16日 (火) 20:10

たいやきやゆいさんのかき氷にたどり着くまで、大変でしたね。私もゆいさんの仕事ぶりが好きです。
10月からはたいやきになりますね。ゆいさんのたいやきを食べるのが、今から楽しみです。

投稿: かの | 2014年9月16日 (火) 20:52

ノブタさん、

こういうのは女友達と行くに限る!
でも最初からこんなに並ばなくちゃいけないってわかってたら、
私たちも行かなかったと思う。

来年の夏になったらまた行くかもしれないけれど、
とりあえず一度行って食べたら満足しました。

私はこの夏スイカを食べなかったなあ・・・・・

投稿: soukichi | 2014年9月16日 (火) 23:19

かのさん、

ほんとにバッカみたいでしょう!
一度行って行き方がわかってしまったらなんてことないのにね。
まったく土地勘のないところで乗ったことないバスなんかに乗って変なところで降りたらもうお手上げです。
道訊いてるほうは土地勘が全然ないし、教えてくれる人は方向音痴だしで、白ヤギさんと黒ヤギさんみたいでした capricornus
おかげで娘は1時間も遅れてアルバイトに行ったのでした。

そうそう、10月からはたいやきなのね。
たまたま用でもあって国立行くことがあったら行ってみたいな。
願わくは今回みたいに混んでない日に。
たいやき食べるのに並びたくない。
それから帰りに国立まで歩いて帰る途中に『書簡集』って名前の
感じのよさそうな喫茶店を見つけました。
あそこも今度行ってみたい♪

投稿: soukichi | 2014年9月16日 (火) 23:26

たいやきは、今年は分かりませんが、前回は屋台での移動販売でした。
曜日によって、あひるの家、谷保の酒屋さん、名前は忘れましたがカフェの3ヶ所でした。
かき氷同様、人気で夕方遅くだと売り切れるようです。予約できるみたいですよ。
所詮たいやきと思ってましたが、食べたら病み付きになる美味しさでした。

投稿: かの | 2014年9月17日 (水) 14:02

かのさん、

所詮たいやき、と思っていたかのさんが病みつきになるってところが凄いね(^-^)
でも私は予約してまでは食べないかなあ。
なんたって電車乗り換えて行かなきゃならないとこだし、
そんなに食いしんぼじゃないし。
きっと忘れてしまう。
私はたまたま縁があってタイミングがあったらラッキー♪
ってことにしておきましょう。

投稿: soukichi | 2014年9月17日 (水) 23:01

確かに。私も電車を乗りついでまでわざわざ行こうとは思わないかも。

投稿: かの | 2014年9月18日 (木) 02:32

かのさん、

かのさんが10月からはたいやきになりますねと書いてくれたとき、
じゃあ、たいやきやゆいさんでかのさんと一緒にたいやきを食べよう♪
と思ったの(^-^)
そんなのがあると行く価値あるよね。
私はいつも食べることは二の次で人が1番。
この日も1人だったらわざわざかき氷食べには行ってないな。

投稿: soukichi | 2014年9月18日 (木) 12:42

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