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2014年9月30日 (火)

赤いばらのある食卓

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今年は数日遅れでやってきた、赤いばらのある食卓。

秋の暗くなりかけた部屋にこの赤はとっても似合うし、気持ちをホットにして

くれる。濃くて深い、バーガンディー・レッド。

それに合わせてコトリさんが選んだ青銅色みたいなユーカリはなんていうか

すごくクラシカル。

Good choice!

また息子のあたらしい一年がはじまった。

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2014年9月29日 (月)

花とケーキ

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ほんとうはもう家にいないはずじゃなかったのかな。

と、いったわけじゃないのだけれど、今年は祝ってもらうつもりなかったと

いう息子。

でも蓋を開けてみたら、いつものように花とケーキ。

思えば私が人の誕生日を祝うのが好きなのは子どものときからだから、

そんなところも昔からちっとも変ってない。

本日、4日遅れの息子の誕生日を家族で祝う。

いまは明日何が起こるかわからない、明日何が起こってもおかしくない

時代だから、花を飾った食卓で、家族みんなでホールケーキを切り分け

て食べる、なんていうのも、小さいけれど確かなしあわせじゃないかな、

と思う。

できるかぎり続けよう。

そしていつか、自分がしてもらったように誰かにしてあげられるといいね。

君のしあわせを祈る。

こころから。

そして妹からはハンドメイドのバースデー・カード。

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天秤を持った王さま、とは、相変わらずシュールでうまいな。

息子は「なんで坂本龍一の顔が・・・」とかいってるけど、

これ、坂本龍一の顔じゃないと思うけどなあ。

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すごいもんもらっちゃったね!

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2014年9月28日 (日)

木工日和 *

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ぱちん、と切った爪が空に飛んでいったみたいな細い三日月。

今日は私は終日ベランダでバターナイフを削っていました。

心頭滅却するにはこれがいちばんなのです。

朝は涼しいと思ったけど、めっぽう堅いハードメープルを力を入れて

削っていたので、さすがに日中は汗をかきました。

おかげで左手の親指が腫れています。

じきにマメができて硬くなって最後にペロンと剥けるでしょう。

ベランダで木工ができるあいだに何本仕上げられるかなあ?

夕暮れ、気がつくとライラックローズの2輪めが咲いていました。

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ホリデイ・ブランチ

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このあいだアンジェで買ったアルミニウムフリーのパンケーキミックス。

これを使ったらもうほかのは使えない! っていうから送料無料をいい

ことに買ってみたんだけど、どうかな?

さっそく作ってみるとたしかに粉を混ぜてるときからすごくいい匂いだし、

焼き上がりはふわふわだけど、でも、これじゃなくちゃ! ってほどでも

なさそうだぞ。

ただ、ブランチに3人分のパンケーキをのんびり焼く、

なんてのはいかにも休日ならでは。

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今日は朝から素晴らしい秋晴れ。

朝、足りないものを買いに出て金木犀の匂いに包まれた。

思わずどこからかな、って探しちゃった。

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2014年9月27日 (土)

BAD DAY

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東京のよくない一面。

雑踏における虚しさ。

人は、頭(脳)でわかるより先に身体(筋肉)でわかっているそうだ。

このときすでにわかってたんだろうな。

土曜日にプールをやめて、持ってるなかで一番いいシャツにアイロンをか

けて靴を磨き、道に不案内なタクシーの運転手がきてもいいように地図を

プリントアウトして、スーツをぱしっと着て早めに家を出てきたのに、門前

払いされるとは。あーあ・・・・・・

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ウォーター・フロントの無駄にバブリーでキラキラした建物を背に、こんな

景色を前にして途方に暮れる私は、東京っ子の私でこれだから、見渡す

限りあたりいちめん田んぼ、なんてとこから出てきた人ならもっとだろうな、

と思う。やり場のない思いを胸に、ただただ休日に電話をとってくれた唯

一の同僚に感謝。

それから30分も待ってタクシーを拾うと、乗って落ち着くなり例によって

運転手が「お仕事ですか」と話しかけてくる。こんなときでさえ私はそんな

に話しかけやすいのか。

そうです、とこたえると運転手は「お疲れ様です!」と陽気にいった後に

「休日なのに。六本木や赤坂はいまごろ人で賑わってますよ~」と楽しそ

うにいう。「でも、そういう意味では運転手さんのほうが大変でしょ、週末

も祭日もなくて」というと、「お盆休みも暮れ正月もたしかにないですね」

といってから、「でもプラス思考で考えればこの仕事は2日働いたら休み

だから、けっこう休みは多いほうなんですよ」といい、「それに好きな仕事

だから、大変なんて思ったことないですねえ」という。

それは素晴らしい、と私がいうと運転手は、「8年企業に勤めた後、この

仕事がしたくて会社をやめて始めたんですよ。あんまり歳になってからだ

とキツイと思って、比較的若いうちに」といった。

これまでどちらかというとタクシーの運転手ってほかに仕事がなくてなる

人が多いのかと思っていたから、ふーん、そういう人もいるんだ、と思っ

て聞いていると、「やっぱり好きってことは強いですね。仕事だからいい

こと嫌なこといろいろあるけど、好きだからなんとか乗り越えられる。そう

いう意味では仕事を選ぶうえでそれって大事なポイントなんじゃないでし

ょうかねえー」というので、今日みたいな日にタクシー乗ってこういう話さ

れるとは、これって神の声か? と思いながら「私は今日がその嫌な日

でした」というと、彼はもういちど威勢よく「お疲れさまです!」といった。

駅のホームについてどうしようか迷った後、気分転換に新宿のタイ料理

屋でごはんを食べて帰ることにした。今日は夕飯を作ってこなかったから

家に帰っても何もないし。

いつも行くその店はいま耐震工事中とかで営業してないから初めて2号

店に行ったら、料理を運んできたのはいつも店にいるかわいい女の子だ

った。思わず「あら、こっちにいたの?」というと向こうは向こうで「あれ?

いつもスーツでしたっけ? 感じが違うから全然わかりませんでした」と

いう。ほんとにいつ会っても感じよくてかわいい女の子。

彼女の顔を見たらなんだか気持ちがほっとなごんだ。

今日よかったのは彼女にここの本店の2割引券をもらったことだけ。

私が男だったら彼女を好きになってたかもしれない。

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ばらと金木犀

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ライラックローズ満開。

春ばらのトップシーズンのころは毎朝たくさんのばらが咲くからそれがあた

りまえみたいになってしまうけど、ばらが花を咲かせるのにはとてもエネル

ギーがいる。こんな集合住宅の狭いベランダに置かれた鉢植えという環境

のなかでは特に。

毎シーズン、コンスタントにきれいな花を咲かせるばらはそう多くない。

それどころか、ばらの木の一生のなかで何十回となく美しい花を咲かせる

ばらもあれば、1回も咲けないまま枯れるばらもある。

それは人間とおなじ。

だから、ひとつの花も大切にする。

今日は夕方から仕事になってしまってプールに行くのはあきらめた。

無理して頑張れば行けないこともなかったかもしれないけれど、時間に追

われてあわてるとロクなことがないから。

それで、プールに行けないと思ったら今日は思いきり寝坊した。

起きたのは10時半で、それからベランダに出てハッとした。

あたりいちめん、金木犀の匂い。

またこの季節が来たんだ、と思った。

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2014年9月26日 (金)

輝く雲

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今日は朝から素晴らしく晴れた!

ベランダにいると暑いくらいだし、蝉もまた鳴きはじめた。

輝く雲。

湿度は少なく、気持ちよい秋晴れ。

近所の学校の校庭からは、運動会の演習をしているらしい笛の音。

秋の運動会シーズンのはじまり。

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2014年9月25日 (木)

Anniversary Rose

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ライブに行って午前様で帰って来た晩はたいていよく眠れないのだけれど、

昨夜はそれに風の音が拍車をかけた。夜半を過ぎて激しく降り出した雨に次

いで一晩じゅう風の唸り声でろくろく眠れないまま、朝起きてベランダに出ると

昨日より開花が進んだライラックローズに「おはよう」といわれた。

昨日、出かける前にこのばらを室外機の上から降ろしておいてよかった。

台風16号は温帯低気圧に変わったせいで直撃は免れたものの、その温帯

低気圧の影響か今日も風が強く、天気が悪い。

そんな風の吹くなか、新しいばらが届いた。

秋ばらシーズン前の送料込み価格というので、思わず買ってしまったばら。

配達日を今日にしていたわけじゃなかったけれど、今日届いたからこのばら

はアニバーサリー・ローズにしよう。

ウォラトン・オールド・ホール。

ミルラの香りの美しい白ばら。

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本日、息子の誕生日。

さすが雨男だけあって、こんな日に彼女とデートなんだか雨のなか出かけて

ゆく息子。ゆえに本人の希望で誕生日は数日遅れでやることになった。

誕生日のプレゼントは、息子が最近コンピュータの音楽制作ソフトで作曲す

るのにマウスでカチカチ細かい罫の間に一音一音、音を入力してるのを見

て、見てるこっちが神経衰弱になりそうになり「うわ、なんて面倒なことを! 

目がチカチカしないの? それでときどきイライラして人に八つ当たりしてる

んじゃないでしょうねえ? 打ち込み用のキーボード買うの手伝うからもう早

く買いなさいよ!」といったことから、どうやらそれになりそうだけど、とりあえ

ずなんかのときに買っておいたプチ・プレゼントはハンカチにノート3冊。

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小さいころは人の顔さえ見れば「ブーブ買って!」といっていたあの息子がい

つの間にか自分が結婚したのと同じ歳になったというのは驚きだけど、それ

以上に単純に、つくづく私も年をとりました。

で、最近の息子は人がどこかに出かけようとすると「ノート買ってきて」という。

ノートはいくら買っても足りない。独りでひたすら我慢強くコツコツ音楽理論を

勉強してノートにまとめ続ける緻密さは私とはぜんぜん性格似ていません。

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2014年9月23日 (火)

夕暮れのライラックローズ

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いつもにこにこ人あたりがよくて、すぐに誰とでも知り合いになってしまう

私はでもどこか人嫌いなところがあるのも確かだと思う。

くたくたになって帰り着いた私をベランダで迎えてくれたのは、ライラック

ローズの美しいつぼみ。

このばらは春にはうまく咲けなかった。

つぼみが開花するまでにとても時間がかかってしまうライラックローズは

不安定な春先よりも秋のほうが美しい花を咲かせる。

これから咲こうとしている健やかなばらのつぼみを見ているといつだって

しあわせな気持ちになる。ばらの波動に包まれてほっとする。

植物を育てている人はときどき人より植物のほうがいいと思ってる。

鉱物が好きな人はときどき人より石を見ているほうがいいと思ってる。

そして猫飼いはいつだって猫がいちばんだと思ってる。

私は文ちゃん(白文鳥)がほしい。

とりあえずばらだけはいつも私のそばにいる。

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お彼岸

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お彼岸の今日は父と妹と母のお墓詣りに行く。

昨日同様、朝から気持ちよく晴れて風がここちよい秋の日。

家を出るときはこんな薄いリネンのワンピースじゃ寒いかと思ったけれど

日中の陽射しの下でお墓の掃除をしていると暑いくらいだった。

一生懸命タワシでお墓をゴシゴシこすって水で洗い流しながら、私はやっ

ぱりお墓はいらないやと思う。

掃除をしたあと花をたむけお線香をあげてしばし墓前で拝んでから、あれ

から14年とは月日のたつのはなんて早い、でもいろんなことがあったね、

と父と話した。いろんなことがあった、と父は記憶を辿るような茫洋とした

目でただ私の言葉を繰り返すだけだったけれど、それだけで十分だった。

実に筆舌に尽くしがたい、いろいろなことがあったのだ。

お墓参りをすませて霊園のなかの東屋のようなところで一服して帰り際、

この時期の晴れ渡った穏やかな空って、なんて彼岸的なんだろうと思って

空を見上げたら近くの木で蝉が鳴きだした。うちのほうはすっかり蝉は鳴

かなくなったのにここにはまだいるんだ、といって木を見たら葉っぱにいく

つも蝉の抜け殻が付いていて、夏の盛りに生まれた蝉はまだいいけれど

秋になって生まれた蝉なんて切ないなあ、と思ったらますます彼岸的。

帰りは前回と同じように『利休』に寄って遅いお昼を食べようと思ったら、

祭日のせいか五穀米の御膳が売り切れていて残念だった。

それで今日は茶そばの御膳。

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最初に小さな器で出てきたおいしいお茶は『白露』という名前だったか。

茶所だけあってここはほんとにお茶がおいしい。

食べ終わった後はいつものように父がそそくさと支払いをすませ、私と

妹はカフェと併設のショップで知人にお土産を買って帰った。

今日の教訓は過去に人からいわれて腹が立ったりショックだったりした

言葉は早々に忘れてしまうこと。そして間違ってもそれをいった相手に

わざわざ思い出させて再び蒸し返したりしないことだ。

双方疲れて不快なだけ。

たまにしか会わない家族とこんなふうに会うときくらい、何事もなく穏や

かに過ごしたいと思う気持ちは私の我儘なのだろうか。

なかなか叶わない。

時間にしたらごくごくわずかな時間なのに、いつもくたくたになって家に

帰る。

こんどはお盆もお彼岸も関係なくひとりでお墓詣りに行こう。

花屋が教えてくれたオペラという菊を持って、年内に。

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2014年9月22日 (月)

秋のジュビリー・セレブレーション

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朝陽の強いコントラストのなかで咲く、秋のジュビリー・セレブレーション。

生きてる! って感じ!

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2014年9月21日 (日)

オーニソガラム

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真夏の海辺のビーチパラソルみたいなストライプのリネンのシャツに、この

夏買った帽子をかぶって、もうこのシャツを着るのもこの帽子をかぶるのも

今日で最後にする、といいながら息子に「おかしくない?」と訊いたら、

「おかしくない。海みたい」といわれた。

それで「海か。行きたいな」といってから「でも海行きはまだ諦めてない」

といったら、「ひとりで?」と訊かれたので、「たぶん」とこたえた。

今日は朝からひんやり。

爽やかに晴れて美しい秋の日。

ついに、とうとう、秋になったらしい。

世の中って実によくできてるよな、と思う。

夏が終わって元気のない私と、涼しくなって元気な花屋と。

まるでシーソーゲームのよう、Beatlesのハロー・グッバイみたいだ。

そして店に入って目に飛びこんできたのはオーニソガラムだ。

この風変わりで面白い花を見るたびいつも花屋みたいだな、と思う。

水瓶座のエキセントリックなところとまぬけな面白さと緑で野菜みたいなの

に花のかわいらしさもあるところなんかが彼女にぴったりだ。

そして秋のせいで私のからだは日に日に緊張度を増し感受性は鋭く研ぎ

澄まされてちょっとヤバイくらいだ。

そして、そうなるとどうしたって必要なのは花と音楽でしょう。

といっても花屋の好きな寒い国の寒そうな音楽じゃなくていまこそ熱い国

の音楽。

花屋のなかは薔薇の実の赤。

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したたるグレープのキャンドル。

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なんかですっかり秋の風情。

そして花屋の好きな冬に向けて、日に日にここは震えるような繊細さを増し

てゆくってわけだ。

冬の美しさは私も知ってる。

花屋とおなじ、厳寒生まれの水瓶座だから。

でも凍えるような冬が来る前に私はオルファのナイフから編み棒に道具を

持ち替えて、せっせと毛糸を編まなけりゃって思うんだ。

今日は花屋みたいにとぼけたオーニソガラムを連れて帰った。

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2014年9月20日 (土)

ヒノキのバターナイフ1本できた!

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実はもうとっくに(9日には)できあがっていたのだけれどなかなかアップ

できずにいたバターナイフ。

ヒノキ第1号ができあがった。

いつものように形が完全にできあがったところで番手の違う3種類の紙

やすりでこすって仕上げたのだけれど、最初に粗めの紙やすりでナイフ

の刃が深く入ってしまった傷が平らになるまでこすって、最後の仕上げ

に一番細かい紙やすりでこすった瞬間、木の内側からふわあっと上気

したようにピンクが上がってきて、美しさに思わず声を上げてしまった。

すぐ近くにいた息子に見せると「わあ、これはほんとにすごいね」という。

きれいな木目、滑らかな木肌、それにいい匂い。

ヒノキってほんとにいい木です。

やすりをかけ終わった後はくるみオイルで仕上げて。

オイルを縫っても木の色自体はほとんど変わらなかったけれど、きっと

これは使っていくうちにだんだん変わっていくんだろうな。

反対側。

こちらはこちらできれいな木目。

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そして中心。

まっすぐで、ブレてない。

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最初の1本めからかなりいいのができたと思うのだけど、どうでしょう。

インターネットショップで見ると木のカトラリーってすごく人気があって、

人気作家さんのものだとあっという間に売れてしまうようなのだけど、

私のブログではあんまり反応してくれる人がいなくて、やっぱり木工って

ニッチな趣味なのかな、と思う。

でも、いい。

楽しかったし、この仕上がりに満足してるから。

いつもいうように世の中に好きなものってピンポイントでしか存在しない

のです。カトラリーを作っている木工作家もたくさんいるけど私が好きな

のはわずか数人。でもこの形で作っている人はいないから自分で作る。

さて、いつものように持ったところ。

左手で持って右手で写真を撮るからちょっと持ち方が変ですけど。

左側。

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そして右側。

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背景に見える木のカップ&ソーサーとスプーンは、娘が小さかったときの

おままごとの道具。

母が娘に買ってくれたのだか自分が吉祥寺のニキティキで買ったのだか

もう忘れてしまったけれど、小さな木の4段チェストにフライパンや片手鍋

や両手鍋、お茶碗にお皿に湯のみにコーヒーカップにカトラリーなどが一

式揃って入っていて、いま見てもすごくよくできてる。

思えば私は昔っから木が好きだったし、子どもが生れて嬉しかったのは

そんな木のいいおもちゃを子どもに買ってあげられることでもあった。

何度かの引っ越しであげられるものはみんな人にあげてしまったけれど、

これだけは誰にもあげすに残しておいた。娘が使わなくなった

いまでも、ただ見ているだけでかわいいから。

ちなみに、けやき第1号を作り終わった後すぐにバターナイフの形に切っ

てもらったハードメープルを試しに削ってみようとやってみたら、ハードと

いうだけあっていつものオルファのナイフがまったく歯が立たなかった。

びっくりした。いままでで一番堅かったのはブナの木だけど、ブナの木な

んてもんじゃない。形に切ってもらってこれだから、板切れからナイフひと

つで形を切り出すなんてありえない。つまり、いくらカトラリーには堅い木

が向いてるからって堅けりゃいいってわけじゃないってことよね。

ああ、なんという、大いなる素人のミスチョイス!

切ってもらったハードメープルを仕上げるのだって、バターナイフができる

のが先か私の手が壊れるのが先かって感じだ。やーれやれ!

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2014年9月19日 (金)

おせっかい

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「いまの人はちょっとおせっかいくらいのほうがいいよ」

と息子がいった。

「おせっかいな人がいないとだめだよ」

先日、私がしばらく顔を見ていない友人の動向についてショックなことを聴い

てしまったと話したあと。

その友人には息子も一度会ったことがあって、そのときの印象を心にとめて

もいたから息子にとってもその話はかなりショックだったらしい。

たしかに事によったら最悪のことになりかねない深刻な話ではあったけれど

息子のシリアスな受けとめかたには私のほうが驚いたくらいだった。

息子が言うように私の旧い友人だからという以上に息子はちょっと感受性が

強すぎるのだ。

でも、いつも世話焼きの私のすることに水をさす息子がそんなふうにいうの

はちょっと意外でもあったし良い兆候には違いなかった。

それは息子の年齢なりに身近なところで人生の悲惨さを見てきたことにも起

因してるし、自分が生きる時代の暗さを読んでのことでもあったから。

いつも人は、取り返しのつかない事が起きてしまってから、あのときああすれ

ばよかったこうすればよかったという。でも肝心なときにはたいてい一歩踏み

ださないままでいる。あとからいくらでも言いわけできるような様々なことを理

由に。でも踏み出せないまま後悔するような苦い経験を一度でもしたことが

あるなら、次は何が何でも踏み出すべきだ。たとえそれが単なる杞憂に終わ

ったとしても人からバカだといわれても。

少なくとも私はそう思う。

だから私はやっぱりいつも踏み出さずにはいられない。

「でも、いつもお母さんにはもういい加減にしろというじゃないの」

息子の言葉の後をついでいったら「おせっかいする相手を間違うからだよ」

と厳しくやられた。

傍から見たらそう見えるんだろう。

あんな人に何をいっても何をしてあげても無駄なのに、と。

息子が私にそういうことをいうのも私がよかれと思って人に何かをいったり

したりしたあげくに傷ついたりダメージを受けるのを何度も見ているからだ。

自分でもこういうの、なんどやめようと思ったことか。

ときどき、理性と情のバランスが崩れてしまう。

情に流されるのがよくないことは自分でもよくわかってる。

でも私にとってはおせっかいに正しいも間違いもなくてただ心配なだけなの

だ。子どものころ、父になんどいわれても新宿のガード下で乞食をする傷痍

軍人の横を黙って通り過ぎることができなかった。あのころから私はちっとも

変わっていない。そのことに気づいてときどき自分でもびっくりする。もしか

すると私の心配性は母親になってからもっとひどくなったかもしれない。

そしてそれは女友達との共通点でもある。

いいかげんでちゃらんぽらんな若い女の子のためにお金を用意したという

M。私にそれほどの技量はないけれど。

いつも思うことだけど、母親になってしまった女というのはやさしい。

けれどホ・オポノポノでは相手を見て心配に思ってしまう自分のその気持ち

こそをクリーニングしなさい、という。

でもやっぱり心配なんだ私はあなたにはちゃんとごはんを食べてほしいんだ

病気をしないでほしいんだ幸せに暮らしてほしいんだこの先なにがあっても

元気で生き続けて欲しいんだずっとずっとずっと ・・・・・・

「お母さんのことをお人よしとは思わない。だって、お母さんはもともとそうい

う人だから」

これも以前、息子にいわれた言葉。

つまり私はこういうふうにしかやれないんだ。

私が人生最大の痛い思いをしてわかったのは自分はプライドより愛が大事

ってこと。

わかってよかった。

喪失のなかでの唯一の収穫。

晴れた秋の日にできるだけ早く荷物を詰めたらあのひとに送ろう。

そしてMも私ももっとタフにならなきゃ。

他人の不幸にも痛みにも。

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左の人形は、にしおゆきさんの豆チビ人形、『猫マフラー』の女の子。

これは前に友達の誕生日に贈った猫マフラーの男の人よりぜんぜん小さい。

ずっとほしいと思っていて、いつか娘とデフュイ展に行った帰りにふと思い立

って寄った円山町のirodoiya.さんで思いがけなく出会った。

そういえば、デフュイにもバルテュスにも行ったのにまだ何も書けてないな。

肝心なことはいつも何も書けないんだ。

猫マフラーの女の子、この写真を撮るので気づいたけど、16日の地震でか

なり揺れたときに倒れて傷がついちゃったみたいだ。大事にしてたのに。

これも子どものとき、飼ってた小鳥が死んで泣くたびに父にいわれたこと。

「この世にかたちあるものは全て壊れる」

自分の魂以外、今生の全てのものは借り物と思え、とはよくいったもんだね。

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2014年9月18日 (木)

今朝のアンブリッジローズ

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今日咲いたアンブリッジローズ。

まだ夏の疲れから回復していないこの時期のばらは巻きも浅く、香りも

弱いけど。

会社に行くお父さんと、学校に行く小学生の男の子が仲良く並んで歩き

ながら話す声が聞こえてきた静かな朝。

いつのまにか蝉の声はまったくしなくなった。

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2014年9月17日 (水)

松の実入り。

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最近、天候のせいで野菜の葉物が高騰しているうえに品薄で昨日は手に

入らなかったからまたしてもジェノベーゼ・ポテトサラダ。

写真じゃ違いがなんだかわからないと思うけど、3回めにしてやっと松の実

入り。入れる前にフライパンで軽くローストして。パルメザンチーズもプラス。

最初に思ったとおり、このポテトサラダにはやっぱり木の実があいます。

いままで作ったなかでこれがいちばんおいしいかも。

松の実以外だったらカシューナッツとかマカデミアナッツもあいそう。

アボカドが嫌いじゃなかったらアボカドを入れてもいいかもしれない。

中くらいのじゃがいも5個で3人でゆうに2回分。

ゆえに明日の朝もこれです。

パンに塗るはちみつはミエリツィアのオレンジはちみつ。

すっかりこれが定番。

こんどはテトシオで食べたかぼちゃサラダを作ってみよう。

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秋の最初のデュセス・ドゥ・ブラバン

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昨夜の天気予報によれば「今日は夏、明日は秋の気候」ということだった。

予報どおり、ここ数日晴れて暑かったのが今日は曇りで陽射しがないぶん

気温は下がっているけど、なんだか蒸し暑いような ・・・・・・

そんな中途半端な季節の変わりめに咲いたのはデュセス・ドゥ・ブラバン。

夏のあいだ、太陽のエネルギーを溜めこんだ秋のばら色は濃くて深い。

春も夏も秋も、季節の先頭切って咲く元気な女の子。

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2014年9月15日 (月)

桃のかき氷!

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昨日はほんとに気持ちのいい夏日で、青空に白い雲がもくもく浮かんでる

下をお日さまに抱かれて歩いてるだけでもうしあわせいっぱいでハイにな

ってしまったほどだから、ほんとは昨日だったらもっとよかったのだけれど、

今日、やっと、ついに、たいやきやゆいさんのかき氷を食べてきました!

なんでこんなに大げさな書き方をするかというと、実はこれって去年のリベ

ンジなのでした。

何を隠そう、去年もちょうどいまごろの晩夏の時期、たいやきやゆいさん

に行こうとしてあろうことか最初に道を間違え、そこからは訊く人訊く人に

全然ちがう道を教えられて迷いに迷い、40分くらいも歩いたところで住宅

街の何もない1本道でザッパーーン!とバケツをひっくり返したような雨に

あい、全身びしょ濡れになってタクシー拾って国立まで帰ったという、実に

アホらしい顛末があったのでした。

今日は今日で、夕方からアルバイトだという娘にあわせて国立からバスに

乗れば、降りたい停留所がついに来ることなく変なところで降りることにな

り、またしても人に聞きながら歩くこと40分。もう私たちって、たいやきや

ゆいさんには縁がないのかも、といいつつ最後は近くまで行ってお店の人

に出てきてもらって案内していただいた始末。で、やっと着いてみればお店

の前にはずらっと長蛇の列ができてるじゃないですか。

何かを食べたり買ったりするのにおよそ並んで待ったことなどない私たちは

そこでもうげんなり。でも去年のこともあるし、今日もせっかくここまで来たん

だからと、それから待つこと50分。しかもその間ただの1人も店から出てこ

ないって ・・・。かき氷なんてどう見積ったって最長20分もあれば食べ終わ

ると思うのに、誰も出てこない。出てこないのに店主がずっと氷を掻く静か

な音だけが続いていて。つまり、どういうことかというと、山盛り富士山みた

いなかき氷を1人で何杯も食べる人がいるんです。もう、ありえない。

それがはっきりわかったのはもう日も傾きかけんとするころ、やっと順番が

回ってきて店の中で待っていたとき、ずーっとカウンターに陣取っていた三

人のうち1人がまとめてお会計をするのを見ていたら、なんと五千円以上

も払っていて、かき氷に五千円?! とびっくりしてしまったのでした。

つまり3人で7杯~8杯は食べたってことです。

メニューにはいろいろ魅力的なのがあるから気持ちとしてはわからないで

もないけど、それをほんとに食べるって・・・。だいじょうぶなんでしょうか。

並んで待ってたときに私たちの後ろにいた若い女の子も昨日は別のどこか

で2人で5杯じゃ足りなかった、といっていたし、どうやら世の中にはかき氷

マニア、かき氷フリークというのがいるらしい。

・・・・・・ と、いささか前置きが長くなってしまったけれど、やっとカウンターに

座って娘と私が頼んだのは、桃のかき氷。

いろいろ魅力的なのがあるなかで、やっぱり私たちはこれです!

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ふわっふわのかき氷の頂きにかけられているのは手作りで丁寧に作られた

桃のシロップ。やさしい甘さのシロップは氷と一緒に口に入れるともうとろけ

るようで、桃そのものの匂いと味がしました。こんなかき氷、食べたことない。

おいしかった! 延々待った甲斐がありました。

店主が氷を掻いて掻き氷を作るところをずっと見ていたのだけれど、小さな

器に氷を入れるにしても、シロップをかけるにしても、ひとつひとつの動作が

すごく落ち着いていて丁寧で、それを一皿一皿、何もはしょらずに同じように

やる。外で列をなして待っている人がいても、そのなかの子どもが待ちきれ

ずに騒ぎ出しても、まだかまだかと年じゅう店の中を覗く人がいても、そんな

外野には何も影響されることなく、淡々とつつがなくかき氷を作り続ける。

なんという平常心。

そんな店主と連動するように脇の女性2人も何も焦ることなくイライラするこ

となく他人を急かせることなく穏やかに静かに仕事をしている。

そんな働き手の発する気のせいか、店の中にはなんともいえないレトロで

懐かしい空気が流れていて、いままで店の外で待ちくたびれてげんなりし

ていた人も店の中に入ると穏やかな顔で自分の頼んだかき氷ができあが

るのを静かに待っている。・・・・・・ というか、中に入るとつまんない文句が

いえない感じになっちゃうんだよね。それはすごいと思う。

だからここはただおいしいかき氷を食べに来るというだけじゃなくて、ここで

働く人たちの雰囲気や店の雰囲気が好きで、この空間の中にいたくて来る

人が多いんじゃないかな、という気がした。

でも山盛りのかき氷を食べ終わるころには舌はしびれてるし、すっかりお腹

は冷えてるしで、やっぱりこれを何杯も食べるというのはどう考えてもありえ

ません! 

だいいち、いくら自然に作られてておいしくてもそんなに冷たいものを一気

にたくさん食べるのは身体に悪い。かき氷の横についてた温かいお茶を飲

んだら心底ほっとしました。娘いわく、氷食症じゃないのというけれど、そう

じゃなくても低体温の人が増えてるのにね。

家に帰って体温を計ったら36度なくて、こりゃいけないと、生姜とにんにくと

鷹の爪をたくさん入れた麻婆ラーメンを作って食べました。

なんのこっちゃです。

たいやきやゆいさん、お散歩がてら家から歩いて行ける近所だったら夏の

あいだ通ってみたいお店ではあるけど、来年はどうかなあ?

「今日これだけ待たされたことも来年になったらすっかり忘れてまた行きた

くなるかもよ」と娘にいってみたら「私はもう行かない」といわれてしまいま

した。

今日の分の桃のシロップは私たちで最後だった様子。

とりあえず今日、桃のかき氷が食べられてよかった。

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2014年9月14日 (日)

3時のおやつとピナコラーダ

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レジュで友達を待つあいだに3時のおやつ。

珈琲はいつもはニレをオーダーするところを今日はレジュにした。

それと生クリームが添えられたガトーショコラ。

待ち合わせた相手よりも先に来て待つ、なんてこんな時間も、考えようによっ

ちゃ贅沢な時間かもしれないな、と思う。

喫茶店でぼんやりする時間もいまじゃ全然ないから。

そうやってぼんやりしながら、自分の性格だったらこの先も友達なんていくら

でもできそうな気もするけど、実際のところはどうなんだろうな? と考える。

基本的には年齢なんかに関係なく、率直で誠実でオープンで愛にあふれて

さえいれば新しい友達だって恋人だってまだできそうな気がするけれど ・・・

でも、いつ会ってもお互い言いたいことが言いあえて、ぜんぜん気を遣わず

にバクバクおいしくごはんが食べられて、ゴチしてもらってもすぐにお返しを

しなくちゃ! と私が思わずにいられる友達はそうはいない。

それってほんとうにありがたいことだよなあ、と思う。

旧い友達が待ち合わせの時間に遅れて「ごめんごめん」とにこにこしながら

やってくる。それから珈琲をおかわりして夕方まで話した。

今日出てくるときにはお天気というだけでハイな気分になってしまった私だけ

ど、思うところあって切り出した質問に返ってきた友達の話はあまりにショック

なものだった。例によって私は勘が良すぎるんだ。

しばらく次の話ができないほどショックだった。

夜はもうひとりの友人と落ちあって新大久保のタイ料理屋へ。

海を見ながらではないけれど、早々にかなったフローズン・ピナコラーダ。

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ここのはちゃんとパイナップルジュースとココナツミルクとラムが割ってあって

甘くておいしかった。生春巻きもタイ焼きそばもヤムウンセンも揚げ立ての魚

のさつまあげもピータンサラダもおいしくて、いつもこのメンバーで食べるとき

同様、今夜もお腹いっぱい!

入ったときはまだ空いてた店もいつの間にか満席。

タイ料理って若い人に人気なのか、やたらと若者が多かった。

もうここで死ぬほどお腹いっぱいだったし、ピナコラーダをぜんぶ飲みきらな

いうちに私はポワワンとしてしまったから今夜はこのままお開きかな、と思っ

ていたら、このあと近所のJAZZバーに行くことに。

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Boozy Muse。

酒飲みのミューズ、ってとこでしょうか。

とてもスタイリッシュで大人っぽい雰囲気のJAZZバー。

ピアノはグランドピアノが置いてあった。

なりゆきで行ったから出演者も知らずに入ったのだけど、今夜は『Cue』とい

う若いギタートリオ+ゲストにサックスプレイヤーという編成だった。

ニューヨークで活動されてるミュージシャンということでふつうに上手い。

ふつうに上手いんだけど、なんていったらいいのかな、いつも息子と話して

ること、JAZZのギターバンドで特別な個性を出すってすごく難しいことだと

思うんだよね。そういう意味で印象が淡かったかなあ ・・・・・・

とてもお行儀が良くて賢そうな音ではあったけど掴まれなかった。

特にスタンダードはつまらなくて、そんな中でこの曲は全然JAZZっぽくない

曲なんですけど・・・、という前振りでやったオリジナル曲の『Undo』が1番よ

かった。つまりJAZZというジャンルに全然こだわらずにやったほうがいいん

じゃないかと個人的には思った。あくまでリスナーの勝手な意見として。

おやつとディナーとライブとショックな話でお腹も頭もいっぱいの一日。

年内にまた会うことを約束して。

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カラフル・ブランチ

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昨日は久しぶりにプールで泳いでもお腹が痛くならなかった。

久しぶりにリラックスして泳げた。

それでやっと人並み。なんと情けなや。

あとは関節の痛みのせいで可動領域が狭くなった肩と肩甲骨の問題を

なんとかしなけりゃ。

このままじゃ水泳はいつまでたっても上達する以前だぞ。

昨日も晴れて暑かったけど、今日も晴れて暑い。

それで私は暑いの嫌い夏は苦手のおばさまたちを尻目に、まるで君が

踵を返して戻ってきてくれたみたいで嬉しい。

しばらくは君の服の端をつかんでいよう。

私はまだどこかでピナコラーダが飲みたい。

できれば夏の欠片がキラキラする海を眺めながら。

今日のブランチは昨日プールから帰ってから作ったチリビーンズと焼き

立てのソーセージをパンにはさんでチリドッグ。

カラフルなマリネを添えて。

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2014年9月12日 (金)

雨のち晴れ

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お天気の日は数日も続かなくて、天気の悪い日の間に飛び石的に晴れる。

今日は晴れた。

明け方は寒くて思わず布団をかけたけど、目覚めてみれば外は暑いし、

まだ蝉も鳴いてる。

ふたつの季節が共存する月。

君の姿はもう限りなく淡いけれど・・・・・・

今朝は起きてすぐに掃除をはじめたものの、途中でお腹がすいてしまって

朝ごはんにした。

カンパーニュに辛口チョリソーとトマトとピーマンをのせたピザトースト。

昨日買ったカンパーニュはいつもより痩せっぽちであんまり具がのらなか

ったけれど。

お腹がすくっていいことだ。ありがたきかな健康。

私は娘とたいやきやゆいさんに行く日をはかっている。

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2014年9月11日 (木)

シュールな洗濯バサミ

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昨日アルバイトに出かけた娘から家を出た直後にメールがきて「ポストに何

か届いてるよ~」というので見に行くと、会社の同僚から封書がきていた。

資料だけにしてはやけに分厚いし、何かゴツゴツしたものが入っているので

部屋に戻ってさっそく開封してみると、出てきたのはこれ!

入ってたショップバックも笑えるけれど、シュールな鳥の洗濯バサミ。

なんでもデンマークの雑貨屋さんでみつけたそう。

このあいだのM&Mといい、こんなものに目をつけるなんておかしい人だなー

と思わず笑ってしまった。

晴れても降ってもほとんど毎日コンピュータの前で仕事している我々だから

こういうちょっとの息抜きってありがたい。

さっそくパンツを干しましたとさ。

ではなくて、これは資料を挟んどくのにいいかもしれない。

持つべきものはユーモアのある同僚。

私はくちばしにミミズをはさんでるのが気に入りますた。

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2014年9月10日 (水)

白い朝

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昨日、麻酔をして歯の治療をした後遺症なのか、今朝は久しぶりに

ひどい頭痛で目覚めた。

頭に血が上って身体を動かすとズキンズキンと脈動するように痛み、

天気予報で昨日いってた寒冷前線の影響で外は涼しいくらいなのに

汗が出て、軽い吐き気まである。

これは熱があるかも、と思って体温を測ってみると熱があるどころか

ひどい低体温だ。つまり冷えのぼせってやつらしい。

朝起きたときはもうこの痛みは鎮痛剤を飲まないと我慢できない、と

思ったけれど、鎮痛剤には鎮痛作用のほかに解熱作用もあってます

ます体温が下がることは必至だから、薬を飲むのはやめて、ミントと

ラヴェンダーで芳香浴をしながら黒砂糖入りの生姜紅茶を飲み、肩に

電子レンジで温めたウィートヒートをのっけてこれを書いている。

予防医学を資とする会社にいるんだから、薬に頼らず自然治癒力を

高める生活を実践せねばならない。

・・・ というか、私の場合、単純に医者嫌い薬嫌いなだけなのだけれど、

昨日歯茎に注射されて麻酔薬が入ってきたときの身体の反応はもの

すごかった。過去に歯医者さんで何度か具合が悪くなった経験がある

私は、これはちょっとヤバイんじゃないかと思ったくらい。ふだん薬や

アルコールをまったくといっていいほど摂らないから、というのもある

だろうけど、漢方薬や市販の風邪薬、ときにはサプリメントや食べも

のでも摂った後すぐに上半身にバーッと発赤が出ることがあるから、

一度どこかでアレルギー検査をしたほうがいいのかもしれない。

一生、全身麻酔にもオペにも無縁だったらいいけど、そんな保証はど

こにもないから。

人間、朝起きたときがいちばん調子が悪いというけれど、身体が温ま

ってくるにつれてひどい頭痛もちょっとはマシになってきた。

今朝ひんやりした大気のなかで咲いていたのはグラミス・キャッスル。

わずかにピンクがかったこの白いばらを見るといつもほっとする。

やさしい波動。

予報では夜から雨ということだったのに、こっちはもう降ってきた。

今夜は遠出のライブを予定していたのにどうしようかな ・・・・・・

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2014年9月 9日 (火)

重陽のスーパームーン

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本日、一年で最も陽の気の多い日、重陽にして満月。

しかも今年最後のスーパームーン。

今日はそんな特別な日にふさわしい、めったにない美しい日でした。

夕方、月はまだ低いところでポッと紅い色をしていて、雲から出たり隠れ

たりしながら何やら妙にシャイな様子をしていたけれど、いまはここ。

しっかりまんまるに輝いてスーパービームを出してます。

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お月見団子でみたらし団子

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昨日、買ってきたお月見団子を家に帰って眺めて思ったのは、この大きさ。

でかい。

最初からお月見が終わったあとはみたらし団子にして食べようと思っていた

私は、ちょっと大きすぎるよ、と思った。

それにまんまるじゃなくてなんだか不格好なかたちをしている。

でも、それにもぜんぶ理由があって、十五夜にちなんで大きさは一寸五分

で約4.5センチ。まんまるだと死者の枕元に供える「枕だんご」に通じると

いうのでわざとつぶして楕円にするということです。なるほどねえ。

ほんとうはお月見をしたその夜に食べるのがいいそうだけれど、こんな大

きなお団子、夕飯のあとにはとても食べられません。

一晩たって硬くなると嫌だと思って昨夜のうちに竹串を濡らして挿しておい

たのだけど、そんな心配はいらなかったかも。今日になってもお餅みたい

に硬くなることはなかったです。

あいにく家には焼き網がなかったから、昨日100均で買っておいた焼き網

でさっそく焼いてみる。

・・・・・・ なかなかいい景色です。

みたらし餡なんていうのも今回初めて作ってみたけど簡単でした。

考えてみればそうですよね。お醤油とお砂糖とみりんと片栗粉をよく混ぜて

小鍋に入れて、たえずかき混ぜながらとろみがつくまで煮ればできちゃう。

お料理の甘酢餡を作るのとおなじ要領です。

(ちなみにこれは醤油大さじ2、砂糖大さじ5、みりん大さじ1、片栗粉大さじ

1、水半カップで作りました。)

できあがり!

三年番茶とともに並べた図はこれだけで何やら秋の気配。

食卓を満たす大気も、さみしいかな、秋のエネルギーになってます。

でもやっぱりこのお団子、大きすぎる!

もう、これだけでお腹いっぱい。

みたらし団子が本日のお昼ごはんとあいなりました。

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そして今朝の空。

雲中菩薩が乗ってたら似合いそうな雲がいっぱい!

今夜の満月はきれいに見られそうです。

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2014年9月 8日 (月)

中秋の名月

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今日、よく行くおにぎり屋さんでお昼のおにぎりを買ったついでにお月見団子

を買った。

ただのまんまるいお団子が15個パックされていて300円。

並んで待っているあいだにもカウンターに積んであったお団子はみるみる売

れていって、いまでもみんな十五夜にはちゃんとお供えをしてお月見するん

だなあ、とちょっと驚いた。

お団子を買ったら今度はススキを買わなくちゃならない。

おにぎり屋の向かいがちょうど花屋だからそのまま道路を渡って行くと、こち

らも店頭にススキの入ったお月見用の花束をたくさん作って売っている。

好きな組み合わせの花束がなかったので店の中に入ってみたけれど、あい

にくほしかったピンポンマムはなかった。

ススキと適当な花を選んで包んでもらっているあいだ、いつ会っても穏やか

で優しい雰囲気をした年配の店主が「今夜のお月さまはどうかしらねえ」と

ゆっくりした口調でいった。「いまにも降ってきそうな空だから、今夜は見え

ないかもしれないですね」と私がいうと、「きっと明日のほうがきれいに見え

るわよ」と彼女はいった。「明日は満月だし」と私もいった。

彼女のやわらかな波動は店を出てからもついてきて、こういう四季折々に

季節の風物詩がある日本はやっぱりいいなあ、としみじみ思った。風水が

そういう季節の行事を大事にするのも、それぞれ意味があって、それが人

の心にも身体にも、人を取り巻く環境にも理にかなったよいことだからなん

だろう。

子どもだったときには素直にお月さまにウサギがいると思ってた。

そう思って月をじっと見ているとなんだか月の影がほんとにウサギに見え

てきて、友達と「きっとあれがそうだよ」なんて無邪気にお喋りしたものだ。

いまでもそんな子どもはいるのかな?

家に帰って、さてお花とお団子を何にのせて飾ろうと考えてたら、下の子が

小さいころに使ってたおままごとの木のトレイがまだ押入れにあるのを思い

だした。それでさっそく、月が出てくるベランダの窓の前にトレイを置いて、

お花とお団子をお供えしてみたものの、今夜はいっこうに月は出てきそう

にない。

ちなみに今日の書画は、手漉き和紙に描かれた津森順さんの手描き。

もうかなり昔のことになるけど、某デパートのインショップで働いていたとき

プロモーションでやってきた津森順さん、素敵だったなあ。

自分でデザインした背中に蝙蝠の絵が描かれた生成りの麻の着物が長身

によく似合って、私は津森さんの手描きの桜の着物がほしかった。

ほしかったけれど着物は買えないから、陶芸ははじめたばかりでまだ上手く

ないけど、といいつつ売っていた酒器のひとつ、ススキが描かれた盃をふた

つ買ったら、気のいい奥さんがこの手描きのポストカードをくれたのだった。

以来ずっと大事にしている。

とってもいいご夫婦だったけれどいまはどうされていることだろう。

でも、どこにいようと同じ月の下にいることには変わりない。

明日は重陽の満月。

しかもスーパームーン。

明日はお団子のかわりにススキの盃にお酒を供える。

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木工の季節、到来。

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このあいだメープルのカットをお願いしたアキオさんからなかなか電話がこな

いなあ、木の裏に名前と電話番号を書いてきたけど、もしかして切ったらわか

らなくなっちゃったとか? とアホなことを考えていたら、昨日の夕方になって

電話が鳴った。ちょうど少し前に買い物ついでに作業場を覗いて帰ってきた

ところだったから、まるでそれを見てたかのようなタイミングに驚いた。

電話に出るとアキオさんは名前を名乗ったあと「メイプルできてるよー」と素っ

頓狂な声でいった。この人もどこかボスに似ている。

ちょっと前に覗いたときはシャッターが閉まったままだったから、「でも、今日

はお休みだったんじゃないんですか?」と訊くと、「いまゴミ捨てに来たところ

だからすぐだったらいいよ」という。それで冷蔵庫から珈琲豆を一袋だして急

いで行ってきた。

作業場に行くとシャッターが開いていて、日曜だというのに現場仕事だったら

しいアキオさんのトラックが作業場の中に入れられていた。

「ほい!」と渡されたメイプルの木を見ると2本分がつながったままになってい

て、「あれ? ここも切ってほしかったんだけど」というと「うちの若いのがこの

後どっか持ってって型を切りだすんだろうから、それなら長いままのほうが切

りやすいっていうから切らなかったんだけど、どっか持ってくんじゃないの?」

という。「いや、四角く切ってもらった後はナイフで型を切り出すつもりだったか

ら切ってあったほうがいいんだけど・・・」というとアキオさんは「こんな堅いの

を?」といいながら、「じゃ、切るよ!」といって近くにあったノコギリで手際よく

切ってくれた。それから「でも、これはやっぱり近くの児童館で糸鋸を貸しても

らえるか聞いて、そこで切ったほうがいいんじゃないの」といってから「う~ん

何かなかったかな」というと、トラックに積んであったハンドソーの折れた歯を

替え、ちょっとこれで切ってみるかといって安定感の良くない台の上でガーッ

と切り出した。かなり強引な力技で相手はプロとはいえ見ていて危なかった。

切り終わると「切れた!うまいじゃないか!」と自画自賛している。あわよくば

ぜんぶ切ってもらえるかもと一瞬期待した私だったけど、あいにく1本切った

ところでアキオさんの携帯が鳴った。家かららしい。「早く帰って来いって?」

と訊くと「笑点がはじまるって。毎週見てるから」とアキオさんがいうので、私

は「ふーん、家族で笑点か。一家団欒だねえ」と笑った。

けっきょく、アキオさんがあらかじめ切っておいてくれたらしい国産ひのきの

端材を安く分けてもらって、そのうち1本をさっき切り出したメイプルを型に

もうひとつ切ってもらって帰って来た。カット代と材料代としては安い代金を

払ってお礼に珈琲豆をさしあげて。

ありがたい。ただ切ってもらえるだけでもよかったのに、2本もバターナイフ

の形に切ってくれるなんて。しかも国産のいい木を分けてもらっちゃった!

アキオさんが分けてくれたのは、尾鷲のひのきと奈良吉野の伊勢神宮を作

るためのひのきだそうだ。素晴らしくいい匂いがする。しかも吉野の2本は

順目の木材だ。貴重な木材。

いそいそ家に帰ってPCに張りついている息子を横目に、今日はお昼が遅

かったからまだとうぶんお腹すかないよね、といいながら開け放したベラン

ダの窓の縁に座って、バケツの上でいま切ってもらったばかりのひのきを

ナイフで削りはじめた。まだ明るいからしばらくはやれる。

雨上がりで蚊が飛んできそうだったので蚊取り線香に火をつけ、暗くなりは

じめてからはキャンプ用の小さなランプを点けてやった。

けっきょく、1時間以上熱中してやった。

かなり長いことやってなかったからもう木工の手は駄目になってしまったか

と思っていたけど、手はちゃんと覚えていたようだ。国産ひのきは思いのほ

か削りやすく、難なくあるていどの形になった。

夕飯は昨日作ったカレーがまだ残っていたからそれを食べ、夜は食卓で続

きをはじめた。Bill Evans at Town Hall をオートリピートで聴きながら。

もう夏と違うのは夜がとても静かなことで、ビル・エヴァンスのピアノの音は

いつも以上にクリアに研ぎ澄まされ、めちゃめちゃ集中できた。

これまで文章書いているときが1番自由になれると思ってきた私だけど、

落ち着いて集中できるという点では木を削っているときのほうが上かも知

れない。水泳がそういう域に達するのはいつだろう?

娘がアルバイトから帰って来たので、昨日はほぼ8割方完成、というところ

で手をとめた。

これは昨日までのところでできたもの。

自分でいうのもなんだけど、悪くない。

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木目がきれいに出ていて、やわらかいフォルム。

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まだ切り出してないメープルと厚みをくらべたところ。

よく見るとわかるかもしれないけれど、すくうところをまるく削るのが大変な

スプーンとくらべてバターナイフは簡単なものの、うっかりすると木の中心

がねじれやすい。これもここからもっと薄くしていく過程できっちり中心から

シンメトリーになるように直さないと・・・・・・

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でも、とにかく尾鷲のひのきは香りが素晴らしくて、削っているあいだじゅう

天然のアロマセラピーだった。それも気持ちよく集中できた理由かもしれな

いし、ベランダでやっててもあまり蚊が寄ってこなかった理由かもしれない。

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上から順番にハードメープル、尾鷲のひのき、1番下は元の形となった私が

1番好きなメープルのバターナイフ。

作りかけのはこれからさらに形を整えて、紙やすりをかけて、最後にくるみの

オイルを浸みこませて磨いて仕上げる。

どんな仕上がりになるか楽しみだ。

ベランダで木工をやれる、短いけれど気持ちのよい季節のはじまり。

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2014年9月 7日 (日)

九月、雨の朝

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昨日プールから帰って遅い昼ご飯を食べた後に、ジェノベーゼ・ポテトサラダ

と、鶏ひき肉と野菜と豆のキーマカリーを作った。

近所のスーパーマーケットにはパンチェッタベーコンなんて洒落たものはな

かったから、ブラックペッパーのいっぱいついたパストラミハムとブラックオリ

ーブを入れてみた。こっちのほうがこのあいだ作ったのよりはあってるけど、

やっぱりこのサラダにはクルミかマツの実みたいな木の実がほしいかな。

冷たい雨の降る九月の朝。

窓の向こうの樹木がざわざわ揺れるのを見ながら『A DAY in new york』を

聴いている。まるで深呼吸するみたいなパウラ・モレレンバウムの歌声が

ここちよい。

今朝おきてすぐベランダに出たら肌寒いくらいだった。

今日はどこかで水泳記録会があって、同じレーンで泳ぐHさんの孫も出ると

いっていたのに、この気温じゃ屋外プールで泳ぐのは寒いだろうな。

昨日31度の真夏日で今日いきなりこれって極端すぎる。

だからどうしたって自律神経がおかしくなってくるわけで。

先週に引き続き、昨日もアップを泳いだらお腹が痛くなった。

昨日は早めに食事をすませていたにもかかわらず。

夏のあいだ人のからだは体温維持のためのエネルギー消費が最も少なくて

いいぶん基礎代謝が落ちて消化機能も悪くなっていて、そこに季節の変わり

めの急な冷えや浅い呼吸やストレスなんかが重なって、知らないうちに胃腸

がダメージを受けていたんだろうなあ。

胃の調子が良くなくて、食べたいものがなんにも浮かばなくても毎日ごはん

の支度をしなきゃならないのは一緒だから、夏の疲れた胃にやさしいレシピ

など考えている今日このごろ ・・・・・・

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2014年9月 5日 (金)

真夏日

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今日は予報以上に気温が上がって32度近くの真夏日になった。

先月24日以来12日ぶりのことだったそう。

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やったね!

そうこなくちゃ!

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つまりまだ晩夏だ。

まだ夏のうち。

秋じゃない。

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私はまだ夏の中にいることにする。

この月みたいに。

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だってまだ市民プールにも行きたいし、

富士山みたいに山盛りのカキ氷だって食べようと思ってるのよ。

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まだ夏は終わらない。

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ハチミツ

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おかしな夢を見てなんども目覚めて眠るたびに夢のつづきのなかにいた

フライデー。

サラダとバターとハチミツつきのトーストにコーヒー、はもはや我が家の

平均的な朝食で、こんなことくらいのことでももし明日かなわなくなったら

絶望的に焦がれるんだろうなあ、と今日もすごくおいしいコーヒーを飲み

ながら思う。たとえば豪雨で住んでるところを流されてしまったら。

それから、ハチミツ・ハチミツといいながら、とっても久しぶりにスピッツの

ハチミツを聴いた。

Hachimitsu

ハチミツ。涙がキラリ。ロビンソン。

Y、なんて、いま聴いてても泣いてしまいそうだ。

輝き。

蒸発する若さ、と田島貴男は『夜行性』* のなかで歌っていたけど、

たしかに若さって蒸発してゆくみたいだ。

でもいつか、細胞からすっかり青さが失われてしまってもこの感覚だけは

忘れないでいよう。

今週、涼しかったあいだに軽くばらの剪定をして、ブラシでカイガラムシを

ゴシゴシ落とし、まんべんなく全てのばらの木に薬剤散布した。

高温のとき薬剤散布をすると薬害が起きやすいから。

そして今朝は届いたばかりの肥料を中耕した土の上に撒いて水やり。

バイオゴールドの肥料は贅沢品だから、最近は滅多に買えなくて、久し

ぶりに買った。いまは人もばらも一年で最も疲労しているときだから。

ばらにとってもこれはハチミツみたいなものかもしれない。

( * そうそう、『夜行性』はかの松本隆の作詞でした。)

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2014年9月 2日 (火)

秋のエネルギー

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夕方ベランダに出たら、昨日雨の中でゆっくりほどけはじめていたばらが

咲いていた。写真だと大きく見えるかもしれないけれど、実際は直径4セ

ンチほどしかない小さなジェーン・オースティン。

今日は久しぶりに朝からよく晴れて気温が上がった。

お日さまの下に出てその温かさを感じると私は心底ほっとした。

夜見た天気予報によれば今日は日照時間が10時間以上あったそうで、

それは東京では11日ぶりだったそうだ。

いつもなら8月が終わっても残暑が続いて東京では10月の頭あたりまで

暑いから、てっきり今年もそうなんだろうとたかをくくっていたら、今年は思

いのほかスムースに秋めいてきて、なんだかちょっと戸惑っている。

もう少し好きな人の顔を眺めていられると思っていたら、いともあっさり目

の前から消えられた思い。

そして今日はいきなり日の暮れが早くなった。

6時半でもう真っ暗だ。

私はため息をつきながら自転車で買いものにゆく。

季節が変わるなら変わったでその季節にあった暮らしかたに変えればい

いだけだ。夜が長い季節にあったことをすればいい。そう思ってはみるも

のの、私は7時まで明るかった日のリラックスした気分が忘れられない。

家に帰って夕飯を作るあいだ音楽を聴こうとBOSEのアンプにCDを入れ

ると、スピーカーから流れてきた音は昨日とは全然ちがっている。

「音の聴こえかたが昨日と変わったね!」と息子にいうと、

「全然ちがう」と息子もいう。

昨日はどこか何かがざわついてクリーントーンに聴こえなかったのに、

今日はいきなり音の聴こえかたがクリアーになった。

「あたりを満たしてた気とか波動が変わったんだね」と私がいうと、

「早く夜になったからだよ。夜は音がきれいに聴こえるから」

といって息子は空中で手を掻きまわすように振り、

「このあたりにあったものが変わったみたい」というから、

「それこそ部屋の中の空気が秋のエネルギーになったってことだよ」

と私はいった。

その秋の最初のインプレッションをくれたのはこのCDだ。

竹内直さんのObsidian

Obsidian

竹内直さんが全編バス・クラリネットによる演奏に挑んだ意欲作。

しかもこのアルバムでは直さんはバス・クラリネットとフルートで多重録

音もやっていて、何気なく聴いていると2人の管楽器奏者がいるように

も思えるほどふたつの音は絶妙に絡まりあっている。

直さんの演奏を聴くまでバス・クラリネットってあまり馴染みがなくてクラ

シックのイメージが強かったけれど、直さんが吹くバスクラは優等生っぽ

くなく、ワルそうな音をしているのがいい。ともするとバスクラの太い低音

は地味でテナーにくらべて感情表現をするのが難しそうなところを、むし

ろ直さんは寡黙さのなかに深遠な味わいを出している。沈黙が内包する

複雑で豊かな感情。漆黒の闇の中から浮かび上がってくる様々な色・・・

そんなバスクラの音色で作られたこのアルバムを、オブシディアンという

自分の本質から隠された可能性を引き出すといわれるミステリアスな黒

い石の名前にしたのはさすが石好き、と思う。私がこのアルバムの中で

1番好きなのも直さんオリジナルによる2曲めのObsidianだ。

そして何より1曲めのはじまり、忘れられた古い記憶の小路にひきずりこ

まれるような気配はなんともいえない。

枯葉を踏む靴音が聞こえてきそうな、秋が深まるころに聴くのがもっとも

似合いそうなアルバム。

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2014年9月 1日 (月)

ケアの月

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9月は静かな雨ではじまった。

本日、二百十日。

立春から数えて210日めの今日は、かつて台風が次々にやってきて荒れた

天気になることが多かったことから、厄日として注意を促すために暦に載せ

るようになったとされる。

二百十日にして防災の日。実に理にかなっている。

いずれにしても季節の変わり目には違いない。

昨日、『9月は現実的な月』と書いたけれど、それは覚醒の月でもあって、

8月が終わって今年も残り4ヶ月だと思うと身が引き締まる思いがする。

夏の暑さから解放された頭は一気にクリアになってくるし、肉体的にも気温

が高くて副交感神経優位だったのが、気温が下がってくるにつれて交感神

経優位になってくる。リラックスから緊張へ。

これから先は一年の終わりに向けて、寒い冬に向けて身構えるときだ。

厳しい現実に立ち向かっていかなきゃならない最初の月。

にもかかわらず、身体にはまだ夏の疲れも残っているし紫外線のダメージ

もある。急な気温の変化についていかずに自律神経は乱れがちだし胃も

やられてる。

というわけで、今月9月はケアの月にした。

自分の心身のケアにとどまらず、自分の身のまわりのもの、全ての。

今年の長かった梅雨以来、この夏は3株のばらが枯れてしまったけれど、

ばらのケアもしないとならない。

このあいだ、涼しくなってから久しぶりにばらの手入れをしたら、あろうこと

かカイガラムシが蔓延してしまっていたから、まずは今年初めての薬剤散

布をしなければ。それに年末年始の石灰硫黄合剤の塗布は必須だ。

忙しくても忘れないようにしないと。

それで今日さっそくバイオゴールドの薔薇の肥料とバイタルを注文した。

自分と家族には初めてフラワーエッセンスを。

アンドルー・ワイルは『癒す心、治る力』を出版した当時から『治癒系を阻害

する八つの要因』のなかに心理的要因、精神的・霊的な問題を入れていた

けれど、WHO(世界保健機構)は健康の定義を『健康とは肉体的、精神的

霊的、そして社会的に完全な活動状態のことであり、単に疾病または病弱

の存在しないことではない』と書き換えることを検討しているという。

追加された言葉は青字の部分。

つまり、健康とは単に心身のことにとどまらず、とりあえず病気じゃないとい

うことでもない、ということだ。

それでもWHOの新しい定義は完全に審議が通って書き換えられたというわ

けではまだないみたいだからなんともいえないけれど、感覚的にはついに

というか、やっとここまできたか、という感じ。

でも日本はどうかというと、依然として遅れている感が強い。

高度資本主義社会の構造(つまりいまの医療ビジネスのあり方)を根底か

ら覆すことは無理でも、まずは一般人の『スピリチュアル』という言葉に対

する変なブロックをはずすことからはじめないとだめなんじゃないだろうか

と個人的には思う。

すでに終わったと思っていた過去の病気が次々と復活しているなか、つい

に自分の中に眠っている治癒系を目覚めさせなきゃならないときが来たよ

うな気がする。

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