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2014年7月20日 (日)

梅雨疲れ

14raiu

冴えない天気の日がつづく。

今日、ラジオを聴いていたらナビゲーターが『梅雨疲れ』という言葉をつかってい

たけれど、こうも雨ばかり降るとほんとにうんざりしてしまう。

低気圧のせいで頭はぜんぜん冴えないし、湿度のせいで肩関節も痛む。

ベランダではばらが数株枯れかけている。

ばらに真夏の暑さがこたえるといっても、基本的にはばらはお日さまが大好きな

植物で、枯れるのはむしろいまみたいな高温多湿の時期だ。いつまでも鉢の土が

じめじめして乾ききらずに根腐れしだす。

こんな天気の日は犬もイライラするのか、近所の犬が気違いみたいに吠える。

いいのはこの時期にしては電気代が安いことくらい。

世の中の景気は復調傾向にあるというけれど、自分の身近なところを見まわす限

りおよそそんな気配はないし、みんな苦労して地道に働いている人ばかりで、なん

とかミクスの差し金で無理やりメディアによって操作された虚像を見せられている

のはないかと疑ってしまう。メディアに映し出されていることが世の中の大半の人

の興味だったり考えだったりするとしたら、限りなく自分はそこから乖離しているよ

うにも思う。どこを見てもこの空同様冴えないことばかりだけれど、そんな日常から

も日々、小さな光をすくいとろうとしている人はたくさんいる。

それこそをポジティブというのじゃないだろうか?

昨日はビニール傘を持ってプールに行ったけれど帰りも降られることなく、家に帰

って水着とバスタオルを洗って干したころでザっときた。今日は父と川崎大師の風

鈴市に行く予定だったのを連日の予報で大雨になるおそれがあるというので明日

に持ち越したら、けっきょく一日降らなかった。ふぅ、やれやれ。

そしてこのまま今日は暮れるのかと思っていたら夕方、携帯のアラートが鳴って、

この地域に大雨・洪水・雷警報が発表されたという。雨が降り出す前に外に出た。

重く垂れこめた空の下、一日じゅう家にいると息が詰まるから。

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気温の割には部屋の中は蒸し暑かったけど、外に出ると涼しいくらいだ。

東から黒雲が空を覆ってきて、灰色の雲が幾層にもなって速いスピードで飛んで

ゆく。ざわざわと風が木立を揺らしはじめて、典型的な嵐の前の雰囲気だ。

・・・・・・ と、遊歩道を歩きはじめたら病院の厨房の前で猫にであった。

もう暗くてブレてしまったけど。

14nora

ソックスを履いたように足の先っぽが白い、まだ若い猫。

このあたりをうろうろしてるってことは、もしかしたら、ときどき厨房のやさしい人に

まかないごはんの余りものでももらってるのかもしれない。

そして夜目にも紅い、うるわしの夾竹桃。

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嵐の前っていうのは猫もじっとしてられないのかな?

また別の猫に会った。

なかなか美しい猫。

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首輪をしてないところを見ると、君も野良かい?

頭上では雷鳴が轟きはじめた。

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それで思い出すのは、一年のうちで雷の鳴るこの時期がもっとも迷い犬が多い

とTVのニュースでいっていたことだ。突然、大きな雷が鳴った瞬間に犬が驚いて

たとえ鎖で繋いでいても火事場の馬鹿力で引きちぎって逃げてしまうのだそう。

アナウンサーがそういった後に犬のお教室みたいなところが映って、犬の調教師

が「お宅の飼い犬がそうならないためには日ごろから犬に大きな音を聴かせて慣

れさせることが大事」、「大きな音を聴かせた後にオヤツをあげると、犬は大きな

音の後にはいいことがあるflair と思ってもう怖がらなくなる」などといって、まるで教

室で幼稚園の先生が子どもにお遊戯を教えるみたいに笑顔でたくさんの犬をいち

どきに訓練していた。それを見ながら、いやはや、犬を飼うのも大変だな。たかが

雷くらいで実にご苦労なこって、と思ったけれど、こちらはさすが野良。

頭上でどんなに雷鳴が轟いてたって身じろぎひとつせず悠々としたこの態度 ・・・

素晴らしきかな、野生の魂。

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ついに雨がパタパタと落ちはじめ、もう帰るかときびすを返すと目線の先に暗い

灰色が幾重にも滲んで重なる空のなか、微かにきれいなブルーが垣間見えて、

これってまるで我々の小さな希望みたいじゃないか。

14raiu_02

夜。

部屋の中から見える稲妻があまりに凄かったから窓にカメラをくっつけて撮ってみ

たけど、稲妻の一瞬のフラッシュであたりが真昼みたいに明るく撮れてしまって、

これじゃなんだかわからないね。

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