鶏のフォー
赤坂の会社で働いていたころ『アオザイ』でよく食べたせいか、ときどき無性に
フォーが食べたくなる。
でも近所のスーパーマーケットではフォーは売ってないから、代わりにそうめ
んで作ったりするのだけれど、やっぱりなんか違う。
先日、カルディに行ったときに無国籍料理の棚を見ていたら、フォーの麺だけ
を売っているのをみつけて「おお、やった!」とばかりに買ってきました。
1人分、1玉ずつ個包装されたのが4つ入りの。
買いものに行く前にインターネットで検索したレシピをささっと見て、それをもと
に適当に作ってみたら、かなりソレっぽくなって、おいしくできましたよ。
いちいち調味料の分量をはかったりしないので大まかな作り方を書いてみると
まず香采(パクチー)を洗って葉を摘み、茎は適当な長さに切る。もやしはザル
に入れて熱湯をかけておく。青ネギ(分葱でも小葱でも)はみじん切り。たまねぎ
は薄切りにして水にさらしておく。そうしたら鍋に1人分のスープ500ミリリットル
×人数分のお湯を沸かして、そこに粉末の鶏がらスープを入れ、パクチーの茎
とたまねぎ、皮をとってつぶしたニンニクとショウガ、輪切りの鷹の爪を入れて香
りが出るまで煮る。そこへひと口大に切った鶏もも肉を入れ、あくを取りながら
鶏肉の色が変わったら酒と醤油、ナンプラーを少々、塩ひとつまみにコショウ少
々を入れ、味をみてOKだったら青ネギのみじん切りをくわえる。別の鍋に湯を
沸かしてフォーをゆで、ゆであがったらザルにあげて器に盛りスープをかけ、
もやしとパクチーをのせたらできあがり! お好みでレモンを絞って。
ポイントはパクチーの茎と生姜とニンニクを入れてスープを作ることで、ここに
レモンが入るともうまさにあのいつも食べてるフォーの匂い。
レモンとパクチーの香りって、鬱陶しい梅雨時の食欲のないときにもよさそう。
ぱっと目の覚めるような香り。
おととい、そら屋さんに行ったとき店長が「ロメインレタスと肉をオリーブオイル
で炒めたところにスープストックを入れて・・・」なんていうからさすが店長、自分
でスープストックなんか作るんだ、と思ったら、奥さんが作るということだったけ
れど、もちろんフォーのスープも鶏ガラで出汁をとるところから自分でやればも
っとおいしいにきまってる。でもまあ、日常的にパパッと食べたいと思ったらこれ
でもじゅうぶんだと思います。
おうちでフォーを食べたい人、お試しあれ!
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