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2014年3月 4日 (火)

TOMATO RICE SOUP

14tomato_rice_soup

日曜日の朝ごはん。

いつものトマトスープを作るとき、気まぐれに玄米をひとつかみ入れて作ったら、

できあがったスープはポタージュみたいにとろっとして、まろやかな口あたり。

花が咲いたようにやわらかく煮えた玄米もお腹にやさしそうだ。

これを食べてアンディ・ウォーホル展に行ったら、一連のキャンベルスープ缶の

絵の中に『TOMATO RICE OUP』と書かれた缶を発見!

はー、アメリカに、もともとそんなのがあったんだ、と思って面白かった。

ウォーホルが14歳だったときに父親が亡くなり、母子家庭になったウォーホルの

家は貧しく、年じゅうキャンベルスープが食卓に上っていたという。ふつう、貧しか

ったときにさんざん食べさせられたものって嫌になりそうなものなのに、ウォーホ

ルはそれを好んで描いた。もっともキャンベルスープの缶を絵にする、っていうの

は、友達から50ドルで買ったアイディアだったらしいけど。でも、それで見事に成

功したんだから、人生ってのはどこに宝物が隠れてるかわからない。

思うさま、面白いようにお金が入ってくるようになって、いくらでもおいしいものが食

べられるようになった後で食べるキャンベルスープの味って、ウォーホルにとって

いったいどんなものだったんだろう。

幼いころの切ない思い出の味?

それとも、そんな甘いものじゃなくて、浮かれ気分を冷まして彼を現実に引きずり

降ろす、目覚まし時計のようなもの?

そういえば、昔よんだサリンジャーの小説の中にもママのチキンスープの話が出

てきたっけ。いま突然、思い出したけど。

内向的で容貌コンプレックスの男の子は死ぬまでウォーホルの中で健在だったん

だろう。

ウォーホルは敬虔なクリスチャンだった。

彼が最後に手掛けていた宗教シリーズの続きが見たかったな。

ちなみに今朝の私のささやかなしあわせは、トラノイさんで買ったメープルバター。

14maple_butter

バターといってもメープルシロップをじっくり煮詰めただけで動物性脂肪はまったく

入っていない100%メープル。

自然な甘さで濃厚なメープルの味。

これを焼いたバゲットやカンパーニュにつけて食べたらすごくおいしかった!

メープルの国、カナダ産。

でもこのラベルのデザイン、「韓国製みたい」と息子はいい、私は「シリアとかイラン

とかので、文字もなんだかシリア語みたいに見えるよ」といった。

パッケージデザインっていうのも、つくづく大事。



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